JPH0525595Y2 - - Google Patents

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JPH0525595Y2
JPH0525595Y2 JP3462688U JP3462688U JPH0525595Y2 JP H0525595 Y2 JPH0525595 Y2 JP H0525595Y2 JP 3462688 U JP3462688 U JP 3462688U JP 3462688 U JP3462688 U JP 3462688U JP H0525595 Y2 JPH0525595 Y2 JP H0525595Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、二槽式洗濯機において脱水すすぎを
行なうために洗濯槽側から脱水槽側に給水を切換
えるための給水切換装置に関する。
〔従来の技術〕
かかる洗たく機の給水切換装置としては、従来
種々のものがあるが、一例として実開昭59−
178988号公報に示すように、給水用のホース端を
取付けるホース継手の先に接続する給水切換管の
接続部を自在継手機構に形成し、別途操作パネル
上に顕出する摘みで動くスライド板で前記給水切
換管の吐出方向を切換えるものがある。その給水
管の下方には水受けが置かれ、洗たく機使用者が
洗たく槽側で洗いをするために洗たく槽側に給水
したい時は、摘みを左にスライドさせるとスライ
ド板が動いて給水切換管が回転し、その吐出口が
水受けの洗たく槽側へ向いて洗たく槽側に給水さ
れる。また、脱水槽側ですすぎをしたい時は、摘
みを逆方向にスライドすると、給水管の吐出口が
水受けの脱水槽側に向いて脱水槽側に給水され
る。
しかし、このように自在継手を介して給水管を
回転させる構成では、水圧が高い場合にホース継
手と給水切換管の接続部からの水洩れを防止する
ために機械的シール(例えばOリング等)を施し
ているので、部品点数が多く、構造が複雑になり
組立作業性や悪いばかりでなく、コスト高となつ
ている。
このような欠点を解消するものとして、実公昭
57−42390号公報に示されるように、前記給水切
換管の代わりに途中を蛇腹状の可撓管に形成した
給水切換ホースを使用し、この給水切換ホースを
鉤形の切換レバーで曲げることにより水受けへの
吐出方向を変更する装置は、本考案の出願人等が
提案した。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記実公昭57−42390号公報の給水切換装置で
は、切換レバーは先端が軸着されてテコ作用を行
なうものであるため、先端を中心に円弧を描くだ
けであつて、横方向へのスライド幅は小さくしか
確保できないものである。また、操作パネルの表
側に切換レバーを突出させるために操作パネルに
開口部を必要とし、しかもこの開口部は該レバー
が動く分だけの面積の大きなものである。従つて
この開口部から操作パネルにかかつた水等が内部
に入つてしまうなどの欠点があつた。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
開口部を少なくして水漏れを発生せず、部品点数
が少なく、安価で組立作業性に優れるだけでな
く、大きい幅の切換作動が確保でき、また切換レ
バー等にかかる荷重を軽減して操作性を向上させ
ることができる給水切換装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、パネルベー
スに該パネルベースの下に備えられる水受けの上
方に位置して膨出形成した下面開口の箱に、この
箱体上面板を貫通する円筒体を一体に設け、該円
筒体の箱体内の部分に可撓給水切換管を接続する
とともに、円筒体の箱体から突出した部分に給水
ホースを接続し、前記箱体外でパネルベース上に
取付けたスライド板に突設され前記円筒体と水受
けとの間に位置して箱体内に挿入されたリング
に、前記可撓給水切換管先端を遊嵌し、一方パネ
ルベースと組合わさつてパネルボツクスを構成す
る操作パネルに取付けたスライド摘み部に突起を
設け、この突起を前記スライド板に並設した突片
に連係させ、前記スライド板の移動により前記可
撓給水切換管を箱体と水受けとの空間内で変位さ
せるようにしたことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、円筒体をホース継手として給
水ホースを接続し、該ホースから給水する。
スライド摘み部を左右いずれかに動かせば、そ
の下面の突起がスライド板の突片に係合してこの
スライド板がスライド摘み部と同方向に同じ距離
だけ横移動し、このスライド板のリングを介して
可撓給水切換管が箱体と水受けとの空間内で曲が
り、給水ホースから円筒体を経て可撓給水切換管
端の吐出口から水受けに吐出される水の給水方向
も変化する。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案の洗濯機の給水切換装置の1実
施例を示す縦断側面図、第2図は同上一部切欠い
た分解斜視図で、図中2は第3図にも示すように
外箱4の上面長手方向に載置するパネルベースで
ある。
該パネルベース2は後端を立上げた断面略L字
形のベースパネルで、水平部の中央を上方に矩形
に膨出させて下面が開口しかつ前方に低い段部2
eを形成した箱体2aを一体に図示の如く後記水
受け7の上方に位置して形成する。該箱体2aの
上面板を貫通するように円筒体2bを一体成形
し、この円筒体2bの箱体2aの内部に突出する
下半部分に先端を吐出口5bとし中間を蛇腹の可
撓部5aとした可撓給水切換管5を嵌合接続す
る。
また、前記箱体2aの上面板で、円筒体2bが
上方へ突出する部分の外周にこの円筒体2bを囲
むリング状のリブ2fを突設した。
箱体2aの前面で段部2eが形成される部分の
直上に横方向への長穴2cをあけ、この段部2e
の前縁に、矢尻状の爪を背面に向けた弾性爪片2
dを2列適宜間隔で並べて上向きに突設する。
図中6は断面横コ字形の横長なスライド板で、
その中央側面にリング6aを水平に突設し、また
中央上面に突片6bを多少間隔を存して並べて立
上げた。
このスライド板6を前記段部2e上に載せ、か
つその上面前端に弾性爪片2dの上端の爪を係合
させて横方向にのみスライド可能に組合せ、かつ
リング6aは長穴2cを介して図示の如く円筒体
2bと水受け7との間に位置して箱体2a内へ差
入れ、このリング6aの中に前記可撓給水切換管
5の下端を差入れる。
図中1はパネルベース2と組合つてパネルボツ
クスを形成する操作パネルで、前方の横長四角形
の窓孔1bとその後方の正方形に近い窓孔1cと
を形成し、このうち窓孔1bの長手方向の縁にL
字断面形状の係止片1aを下方に向け、かつその
先端折曲げ部が対向するように一体的に突設す
る。さらに、これら窓孔1b,1cの外側にパネ
ル1の長手方向に延びる係止溝1dを設けた。
図中8は横長四角形のスライド板8aの中央上
面に突片状の摘み8bを立上げ、また中央下面に
突起8cを突出させたスライド摘み部で、操作パ
ネル1の前面より窓孔1b内へスライド板8aを
入れ、該スライド板8aを係止片1aで前後から
挟み込むようにして操作パネル1にスライド摘み
部8を横移動可能に取付ける。
かかるスライド摘み部8を取付けた操作パネル
1をパネルベース2の上面に組合せて操作ボツク
スを組立てる際に、スライド摘み部8の突起8c
を前記スライド板6の突片6b,6b間に差入れ
てこれらスライド摘み部8とスライド板6を連結
する。
図中3は両端縁に下向きに突設した係合突条3
aを係止溝1dに嵌入して操作パネル1の上面に
取付ける補助パネルで、下方に膨出する凹部3b
と横長四角形の窓孔3dとを前後に並べて形成し
た。この凹部3bは窓孔1cと同じ大きさで底部
に円孔3cを形成している。また、窓孔3dは摘
み8bと同幅で、かつ窓孔1bよりも小さなもの
である。
補助パネル3を操作パネル1の上面に取付ける
と、凹部3bは窓孔1c内へ挿入され円孔3cを
介して円筒体2bが上向きに突出する。また、窓
孔3dがある部分が窓孔1bの上面に位置してス
ライド板8aを抜け出なくし、摘み8bはこの窓
孔3aかた上向きに突出する。
図中7は、洗たく槽側と脱水槽側とに区画され
る左右の水路7a,7bを形成する樋状水受け
で、パネルベース2の下に取付けられる。
次に使用法及び動作について説明すると、円筒
体2bの箱体2aから突出する上半部はホース継
手として使用し、ここに給水ホース10の先端を
嵌め込む。
洗濯機使用者が洗濯槽9側で洗い、すすぎを行
なう場合は、スライド摘み部8の摘み8bを例え
ば左にスライドすると、係止片1bに長手方向の
両端を保持されながらスライド板8aが横移動す
る。これにより突起8cも動くわけであるが、該
突起8cは突片6b,6b間に挟み込まれている
のでスライド板6も段部2e上を横移動する。
そして、該スライド板6のリング6aに差し込
まれた可撓給水切換管5も、可撓部5aから屈曲
しその先端の吐出口5bは左に向きが変わる。
その結果、水受け7の脱水槽側水路7b上にあ
つた可撓給水切換管5の吐出口5bは洗濯槽側水
路7aに向きがかわつて給水ホース10を通つて
くる水は洗濯槽側に供給される。
また、脱水槽側ですすぎを行なう場合には、ス
ライド摘み部8の摘み8bを右にスライドするこ
とにより、可撓給水切換管5の吐出口5bが水受
け7の脱水槽側水路7bに向きがかわつて水は脱
水槽側に供給される。
この場合、給水ホース10と円筒体2bとの間
からの水漏れは両者が深く嵌合していることから
ほとんど考えられないが、わずかにあつた場合で
もリブ2fで堰止められる。
また、円筒体2bは可撓給水切換管5との結合
も深い嵌合ができるので水漏れはほとんど考えら
れない。
なお、前記実施例ではスライド摘み部8のスラ
イド板8aに1つの突起8cを設け、スライド板
6に2つの突片6bを設けて係合させたが、逆に
スライド板8aに2つの突起を、スライド板6に
1つの突片を設けて係合させるようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の洗濯機の給水切換装
置は、給水路についてはホース継手となる円筒体
とこれを接続する可撓給水切換管の2部品からな
り、Oリング等の機械的シールを使用する必要も
なく、従つて少数部品ですみ、また円筒体はパネ
ルベースに膨出形成した箱体と一体のものなので
漏れ防止も確実であり、構造が単純となることか
ら組立作業性も優れ、安価に製作できるという経
済性も有する。
また、この可撓給水切換管を屈曲させる側はパ
ネルベース上のスライド板と操作パネル側のスラ
イド摘みという2スライド部材により大きな横移
動を可撓給水管に伝えることができ、吐出口を水
受けの上を左右に大きく移動可能であるから給水
切換えが確実に行なえるものとなる。
しかも、前記スライド摘みとパネルベース上の
スライド板と操作パネル側のスライド摘みとは突
片と突起の係合をもつて連係させるものであるか
ら組立の際の接続が容易であるとともに摘みにか
かる荷重を軽減して操作性を向上させることがで
きるものである。更に、可撓給水切換管の先端を
リングに遊嵌させ変位させる構造にしているの
で、水圧の変化に対しての逃げができ可撓給水切
換管の可撓部に無理な力がかからず、可撓給水切
換管の寿命を向上できる。また、可撓給水切換管
のリングによる変位を箱体と水受けとの空間内で
行うようにしたので、仮にリングが破損したり、
可撓給水切換管に亀裂を生ずるようなことがあつ
ても可撓給水切換管に導かれた水は電装品のある
操作パネル内に入ることなく水受けに吐出され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の洗濯機の給水切換装置の1実
施例を示す縦断側面図、第2図は同上一部切欠い
た分解斜視図、第3図は洗濯機全体の外観斜視図
である。 1……操作パネル、1a……係止片、1b,1
c……窓孔、2……パネルベース、2a……箱
体、2b……円筒体、2c……長穴、2d……弾
性爪片、2e……段部、2f……リブ、3……補
助パネル、3a……係合突条、3b……凹部、3
c……円孔、3d……窓孔、4……外箱、5……
可撓給水切換管、6……スライド板、6a……リ
ング、6b……突片、7……水受け、7a,7b
……水路、8……スライド摘み部、8a……スラ
イド板、8b……摘み、8c……突片、9……洗
濯槽、10……給水ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルベースに該パネルベースの下に備えられ
    る水受けの上方に位置して膨出形成した下面開口
    の箱に、この箱体上面板を貫通する円筒体を一体
    に設け、該円筒体の箱体内の部分に可撓給水切換
    管を接続するとともに、円筒体の箱体から突出し
    た部分に給水ホースを接続し、前記箱体外でパネ
    ルベース上に取付けたスライド板に突設され前記
    円筒体と水受けとの間に位置して箱体内に挿入さ
    れたリングに、前記可撓給水切換管先端を遊嵌
    し、一方パネルベースと組合わさつてパネルボツ
    クスを構成する操作パネルに取付けたスライド摘
    み部に突起を設け、この突起を前記スライド板に
    並設した突片に連係させ、前記スライド板の移動
    により前記可撓給水切換管を箱体と水受けとの空
    間内で変位させるようにしたことを特徴とする洗
    濯機の給水切換装置。
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