JPH0525607A - デイスクロ−タ - Google Patents

デイスクロ−タ

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JPH0525607A
JPH0525607A JP20488791A JP20488791A JPH0525607A JP H0525607 A JPH0525607 A JP H0525607A JP 20488791 A JP20488791 A JP 20488791A JP 20488791 A JP20488791 A JP 20488791A JP H0525607 A JPH0525607 A JP H0525607A
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JP
Japan
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thermal spray
solid lubricant
sliding surface
coating
graphite
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Pending
Application number
JP20488791A
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English (en)
Inventor
Kenji Shimoda
健二 下田
Takahiro Satou
高浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin Takaoka Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ディスクロ−タ摺動面とブレ−キパ
ッドの圧接面との温度が異常に高くなる条件下でのブレ
−キング操作時に、形成されつつある樹脂被膜を、効き
(摩擦係数)が低下に至る前段階で除去し、かつ効き
(摩擦係数)の低下を防ぎ、良好なブレ−キ性能を保持
できるディスクロ−タを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、少なくとも摺動面30、30の一部
に、溶射材が溶射されて形成された溶射被膜3をもつデ
ィスクロ−タ1において、前記溶射被膜3は、Fe−C
r系合金粉末と、Cu粉末あるいはCu合金粉末と、硬
質材料の粉末と、固体潤滑材と、よりなる溶射材で形成
されるとともに、前記溶射被膜3中に前記固体潤滑材3
2が5〜20wt%分散されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のディスクブ
レ−キ装置に組み込まれ使用されるディスクロ−タに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクブレ−キ装置のブレ−キ
パッドが圧接するディスクロ−タの摺動面に、その耐摩
耗性、耐食性を向上させるため、Fe−Cr,ステンレ
ス,Cu等を溶射して溶射被膜を形成することが知られ
ている。また、例えば特開平1−116326号公報に
は、ブレ−キ性能の基本特性である効き(摩擦係数)を
高めるため、ディスクロ−タの摺動面に形成される溶射
被膜中にAl2 3 等の硬質の粒子を分散させ、アブレ
ッシブ摩擦(接触面上の凹凸や、摩擦面間に介在する硬
粒子の切削効果が大きく現れる摩耗)を発生させるよう
にした技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような溶射被
膜を摺動面に形成したディスクロ−タは、例えば自動車
のディスクブレ−キ装置に組み込まれ使用されたとき、
自動車が通常の速度で市街地を走行するような制動条件
下でブレ−キング操作する場合(例えば50Km/h〜
20Km/hでの走行速度より0Km/hに減速する場
合)では、良好なブレ−キ性能を得ることができる。し
かし、自動車が前記走行速度より高速で走行する条件下
でブレ−キング操作する場合や、自動車が山道および長
い坂道を下り走行する条件下で頻繁にブレ−キング操作
する場合などでは、ディスクロ−タの摺動面およびこの
摺動面に当接するブレ−キパッドの圧接面の温度が異常
に高くなる(約250℃以上)。すると、ブレ−キパッ
ドを構成しているパッド材中の樹脂が溶融してその圧接
面より回転しているディスクロ−タの摺動面側に付着
し、樹脂被膜として形成される。この状態でさらにブレ
−キング操作が繰り返されると、前記ディスクロ−タの
摺動面側に形成された樹脂被膜は、次第に成長し、厚さ
を増す。そしてある厚さ以上になると樹脂被膜の一部が
逆にブレ−キパッドの圧接面側に転移し、かつその圧接
面に樹脂被膜が形成される。
【0004】このように溶融した樹脂によって、ディス
クロ−タの摺動面とブレ−キパッドの圧接面との圧接摺
動領域で、そのいずれか一方あるいは両方に樹脂被膜が
形成されると、ブレ−キング操作時に効き(摩擦係数)
が低下し実用上問題はないが、良好なブレ−キ性能が得
られない。本発明は、前記問題を解決するため、ディス
クロ−タ摺動面とブレ−キパッドの圧接面との温度が異
常に高くなる条件下でのブレ−キング操作時に、形成さ
れつつある前記樹脂被膜を、効き(摩擦係数)が低下に
至る前段階で除去し、かつ効き(摩擦係数)の低下を防
ぎ、良好なブレ−キ性能を保持できるディスクロ−タを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクロ−タ
は、少なくとも摺動面の一部に、溶射材が溶射されて形
成された溶射被膜をもつディスクロ−タにおいて、前記
溶射被膜は、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末あるい
はCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑材と、
よりなる溶射材で形成されるとともに、前記溶射被膜中
に前記固体潤滑材が5〜20wt%分散されていること
を特徴とする。
【0006】ディスクロ−タの摺動面の一部に溶射され
て形成された溶射被膜中に分散されている固体潤滑材の
量を5〜20wt%の範囲とした理由は、前記温度が異
常に高くなる条件下でのブレーキ操作時にブレ−キパッ
ドに含まれる樹脂が、高温のため溶融してディスクロ−
タの摺動面に付着し形成され樹脂被膜の剥離材として効
力を発揮し得るからである。すなわち、前記固体潤滑材
は層状構造をもつため、前記範囲内であると、前記溶射
被膜中より前記樹脂被膜とともに脱落する。このため、
樹脂被膜が摺動面に形成されることを起因とした摺動面
の摩擦係数の低下を防止できる。また、前記固体潤滑材
が樹脂被膜とともに脱落したとき、溶射被膜の表面に凹
部が形成され、この凹部のエッジ部分でパッドの圧接面
に形成された樹脂被膜を削り落とす効果がある。従っ
て、実用上、前記条件下で必要とする摩擦係数を保持で
きるとともに、耐摩耗性を保持できる。
【0007】溶射被膜中に分散される固体潤滑材が5w
t%に満たない場合には、前記溶射被膜中に含まれる他
の成分と、固体潤滑材との結合度が必要以上に強くなる
ため、固体潤滑材が脱落しにくくなって摺動面に形成さ
れつつある樹脂被膜を除去させ得る効果が少なく、効き
(摩擦係数)の低下を防止する効果や、良好なブレーキ
性能を保持する効果が得られない。
【0008】固体潤滑材が20wt%を超過した場合に
は、前記溶射被膜中に含まれる他の成分と、固体潤滑材
との結合度が弱くなるため、各粉末が脱落し易くなって
溶射被膜の耐摩耗性が低下して摩耗量が急激に増加し実
用に耐えないものとなる。また、溶射被膜中で20wt
%を超過した固体潤滑材が連続して存在するため、その
固体潤滑材が脱落したとき溶射被膜中に、パッドの圧接
面に形成された樹脂被膜を削り落とすことができる大き
さの凹部の形成がなされず、従来のような固体潤滑材の
本来の潤滑効果が支配的となり摩擦係数が低下する傾向
を呈す。
【0009】従って固体潤滑材の分散量は、5〜20w
t%の範囲が好ましい。固体潤滑材としては、黒鉛、マ
イカ、2硫化モリブデン(MoS2 )、BN等を用いる
ことができる。
【0010】
【作用】本発明のディスクロ−タは、その摺動面に形成
された溶射被膜が、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末
あるいはCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑
材とが半溶融状態で結合した層となっているとともに、
前記層内は、溶射被膜の厚さ方向(ディスクロ−タの厚
さ方向)および溶射被膜の平面方向(ディスクロ−タの
摺動面の円周平面領域方向)に固体潤滑材が5〜20w
t%分散して存在している。このため、前記固体潤滑材
は、溶射被膜の表面に形成されつつある樹脂被膜が固体
潤滑材に接着した段階で、剥がれることが可能な状態と
なっている。 ここにおいて、ブレーキ操作が頻繁に行
われ、ディスクロ−タの摺動面およびパッドの圧接面の
温度が異常に高くなる条件下で、パッドに含まれる樹脂
成分が溶融して前記摺動面に樹脂被膜が形成されるよう
な場合であっても、本発明のディスクロ−タでは、固体
潤滑材が分散して存在しているため、形成されつつある
前記樹脂被膜は、次々に固体潤滑材とともに剥がれて外
部に排除される。そして固体潤滑材が脱落した部分は、
凹部となる。またこの段階でパッドの当接面側に樹脂被
膜が形成されるような場合には、この樹脂被膜は前記凹
部のエッジに当接し削り取られて外部に排除される。す
ると、パッドの当接面に硬質粒子が露出し、この硬質粒
子によりディスクロ−タの摺動面に残っている樹脂被膜
が削り取られる。
【0011】
【効果】従って、本発明のディスクロ−タは、前記ディ
スクロ−タの摺動面となる領域に形成された溶射被膜に
固体潤滑材が5〜20wt%分散しているため、ディス
クロ−タの摺動面およびパッドの圧接面に形成される前
記樹脂被膜を除去することができる。このため、形成さ
れる樹脂被膜を起因とした摩擦係数の低下現象がなく、
良好なブレーキ効果が得られる。
【0012】
【実施例】本実施例のディスクロ−タ1は、断面して示
す図1のようにロータ本体2と、溶射被膜3とよりな
る。ロータ本体2は、母材として鋳鉄(JIS FC2
0)製で、中心軸Pを中心とする回転時にブレーキパッ
ド4、4が両垂直面側で摺接するリング状摺動部20を
備えている。そしてこのリング状摺動部20の両垂直面
側が機械加工により研削された2つの加工面21、21
にそれぞれ溶射被膜3、3が形成される。
【0013】次いで前記溶射被膜3、3を形成する場合
の具体的実施内容を述べる。まず、予め溶射被膜3、3
を形成する溶射材が準備された。この溶射材は、耐摩耗
性に優れたFeーCr合金+Cu合金+硬質粒子よりな
る材料としての(90% {50(Feー65Crー3
C)+50(Cuー9Alー1Fe)}+10% Cr3
2 )と、この材料に黒鉛を所定量添加して得たもので
ある。黒鉛の添加量は、以下に示す実施例1〜3に対応
するテストサンプルNo.1〜No.3のように設定さ
れる。すなわち、黒鉛の添加量は、実施例1では5wt
%、実施例2では10wt%、実施例3では20wt
%、とした3種類の溶射材を用いてそれぞれ前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21に下記
の溶射条件でプラズマ溶射を行った。なお、黒鉛の粒子
の大きさとしてはあまり小さすぎると、溶射中に昇華し
て溶射被膜3、3中に存在しなくなるため、平均粒径と
して約100〜200μmが望ましい。
【0014】 また、溶射条件は、電流 :500A 電圧 :70V ガス流量 :N2 150l/min /H2 20l/min 溶射距離 :130mm である。
【0015】そして各実施例1、2、3のディスクロ−
タ1のリング状摺動部20の両垂直面側の2つの加工面
21、21に、前記溶射材が図1の矢印のように溶射さ
れて図2に示されるようにFe−Cr合金粉末とCu合
金粉末と硬質材料の粉末とよりなる混合体31と、前記
添加量の黒鉛32の粉末とが半溶融状態で結合した厚さ
約300μmの溶射被膜3、3が形成された。この溶射
被膜3、3内は、その厚さ方向(ディスクロ−タの厚さ
方向)および溶射被膜3、3の平面方向(ディスクロ−
タの摺動面の円周平面領域方向)に黒鉛32が分散して
存在している(図2参照)。溶射被膜3の代表的な金属
組織写真を図9に示す。黒い部分が黒鉛32である。
【0016】このため、前記溶射被膜3、3中の黒鉛3
2に樹脂被膜42が接着し、所定の外力が作用した場
合、剥がれることが可能な状態となっている。ここにお
いて、各実施例1、2、3のディスクロ−タ1では、ブ
レーキ操作が頻繁に行われ、パッド4の圧接面40、4
0が圧接する摺動面30、30の温度が異常に高くなる
条件下であって、パッド4に含まれる樹脂41が溶融し
てディスクロ−タ1の摺動面30、30に、樹脂被膜4
2が形成されるような場合(図3参照)には、樹脂被膜
42の下の層に剥がれやすい材料として、黒鉛32が分
散して存在しているため、前記樹脂被膜42が形成され
次第、次々に黒鉛32ごとに剥がれて(図4参照)外部
に排除される。このため、摺動面30の樹脂被膜40の
成長が絶たれる。又、排除された部分は、凹部33とな
る(図5参照)。そしてパッド4の圧接面40、40側
に形成された樹脂被膜43が形成されつつある場合に
は、この樹脂被膜43は、前記凹部33のエッジ330
に当接し削り取られて外部に排除される。このため、前
記パッド4の圧接面40、40の樹脂被膜43の成長が
絶たれる。。また前記パッド4の圧接面40、40の樹
脂被膜43が削り取られたとき、硬質粒子44が露出
し、この硬質粒子44がディスクロ−タ1の摺動面3
0、30に残っている樹脂被膜42に当接する(図6参
照)ことによって前記樹脂被膜42が削り取られる。
【0017】従って、前記実施例1、実施例2、実施例
3のディスクロ−タ1を用いた場合には、ブレーキ操作
が頻繁に行われ、摺動面30、30およびパッド4の圧
接面40、40の温度が異常に高くなった場合であって
も、温度上昇に伴いパッド4より溶融した樹脂41によ
って摺動面30、30およびパッド4の圧接面40、4
0面に樹脂被膜42および43が形成されたことを起因
とした摩擦係数の低下が解消され、良好なブレーキ効果
が得られる。
【0018】なお、前記ディスクロ−タ1の摺動面3
0、30となる領域に形成された溶射被膜3、3には、
前記範囲の適量の黒鉛32が添加されていることによ
り、ブレーキ時の鳴き現象の改善も見られる。すなわち
鳴き現象は、ブレーキ時にディスクロ−タ1とパッド
4、4との共振で発生するため、ディスクロ−タ1の減
衰能が高い程、鳴きに対して有利であり、溶射被膜3、
3に分散させた適量の黒鉛32が減衰能を高めているも
のと考えられる。 (比較例)次いで本実施例のディスクロ−タ1の効果を
確認するため、前記実施例1、2、3のテストサンプル
No.1、No.2、No.3および比較例1、比較例
2、比較例3、比較例4のテストサンプルNo.4、N
o.5、No.6、No.7が準備された。
【0019】なお、前記比較例1〜4のテストサンプル
No.4〜No.7は、摺動面30、30に下記のよう
に黒鉛の添加量を4通り変化させた溶射材を用いて、そ
れぞれ形成した溶射被膜をもつディスクロ−タである。
すなわち、前記黒鉛の添加量を、比較例1では0、比較
例2では1wt%、比較例3では30wt%、比較例4
では40wt%としたこと以外は、実施例と同一のもの
を用いて前記実施例と同じ溶射条件により、前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21にプラ
ズマ溶射を行った。
【0020】そして前記テストサンプルNo.1〜N
o.7を用いて下記の条件により試験を行い摩擦係数
(μ)および耐摩耗性〔摩耗量(μm)〕を評価した。
試験条件としては、 パッド:セミメタ系 車速:100kw/h 油圧:60kg/cm2 制動回数:100回 である。
【0021】(評価)前記試験の結果、図8に示すよう
に黒鉛の添加量wt%に対する摩擦係数(μ)は、0w
t%で約0.23、1wt%で約0.27、5wt%で
約0.37、10wt%で約0.4、20wt%で約
0.39、30wt%で約0.3、40wt%で約0.
23と推移した(黒丸印参照)。
【0022】また前記試験の結果、図8に示すように黒
鉛の添加量wt%に対する摩耗量は、0wt%で5μ
m、1wt%で6μm、5wt%で8μm、10wt%
で9μm、20wt%で10μm、30wt%で20μ
m、40wt%で30μmと推移した(黒三角印参
照)。そして実施例1、2、3のテストサンプルNo.
1、No.2、No.3と比較例1、2、3、4のテス
トサンプルNo.4、No.5、No.6、No.7と
を比較検討した結果、摺動面の摩擦係数については、黒
鉛を5%以上添加した場合には、無添加および1%添加
した場合と比べ、高い摩擦係数が確保される。黒鉛を1
%添加した場合、低い摩擦数となる理由としては、摺動
面より露出する黒鉛の割合いが少なく樹脂被膜を剥がす
効果が表われなかったものと推定される。
【0023】一方、摺動面の摩耗量(μm)について
は、黒鉛の添加量が20%を越えた所から急激に増加し
ている。このことは、多量の黒鉛が溶射被膜中に存在す
るため、他の粒子同志の結合度が低下して脱落し易くな
り、摺動面の摩耗量が増えるものと推定される。従って
比較例1、2のテストサンプルNo.4、5は、摩擦係
数が実用に適さず、比較例3のテストサンプルNo.6
は、摩耗量が実用に適さず、比較例4のテストサンプル
No.7は、摩擦係数および摩耗量のいずれも実用に適
さない。
【0024】これに対し、実施例1、2、3のテストサ
ンプルNo.1、2、3は、摩擦係数および摩耗量のい
ずれもが実用に適すものであることが判明した。よっ
て、耐摩耗性を下げずに摩擦係数を確保するためには、
黒鉛の添加量を5〜20%とすることが有効であること
が確認された。なお、本実施例では、固体潤滑材として
黒鉛を用いたが、黒鉛の代わりにマイカを用いても、図
7の白丸印および、図8の白三角印で示されるように、
黒鉛を用いた場合とほぼ同様な結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるディスクロ−タおよび
ブレーキパッドの一部を示す縦断面図。
【図2】図1におけるディスクロ−タの摺動面とブレー
キパッドの圧接面に樹脂被膜が形成されていない状態を
示す部分拡大図。
【図3】図2において前記摺動面に樹脂被膜が形成され
た状態を示す部分拡大図。
【図4】図3において前記摺動面より樹脂被膜の一部が
剥離した状態を示す部分拡大図。
【図5】ディスクロ−タの摺動面を形成する溶射被膜中
の黒鉛が剥離した凹部のエッジ部分と、ブレーキパッド
の当接面に形成された樹脂被膜との当接状態を示す部分
拡大図。
【図6】図5における樹脂被膜が除去されて硬質材料の
粒子が当接面に露出し、ディスクロ−タの摺動面の溶射
被膜に残された樹脂被膜に当接し削り取る状態を示す拡
大図。
【図7】横軸に黒鉛、マイカの添加量(wt%)を示
し、縦軸に摩擦係数(μ)を示す説明図。
【図8】横軸に黒鉛、マイカの添加量(wt%)を示
し、縦軸に摩耗量(μm)を示す説明図。
【図9】溶射被膜の金属組織の一例を100倍にて示す
写真である。
【符号の説明】
1…ディスクロ−タ 2…ロータ本体 3…溶射被膜
32…黒鉛 30…摺動面 4…ブレ−キパッド 40
…圧接面 42、43…樹脂被膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも摺動面の一部に、溶射材が
    溶射されて形成された溶射被膜をもつディスクロ−タに
    おいて、 前記溶射被膜は、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末あ
    るいはCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑材
    と、よりなる溶射材で形成されるとともに、前記溶射被
    膜中に前記固体潤滑材が5〜20wt%分散されている
    ことを特徴とするディスクロ−タ。
JP20488791A 1991-07-19 1991-07-19 デイスクロ−タ Pending JPH0525607A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2765244A1 (fr) * 1997-06-27 1998-12-31 Aisin Seiki Materiau de frottement
DE102004052673A1 (de) * 2004-10-29 2006-05-11 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Verschleißarme Bremsscheibe oder Bremstrommel und Verfahren zu deren Herstellung
JP2010091080A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Toyota Motor Corp 摩擦対

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