JPH0525607A - デイスクロ−タ - Google Patents
デイスクロ−タInfo
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- JPH0525607A JPH0525607A JP20488791A JP20488791A JPH0525607A JP H0525607 A JPH0525607 A JP H0525607A JP 20488791 A JP20488791 A JP 20488791A JP 20488791 A JP20488791 A JP 20488791A JP H0525607 A JPH0525607 A JP H0525607A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、ディスクロ−タ摺動面とブレ−キパ
ッドの圧接面との温度が異常に高くなる条件下でのブレ
−キング操作時に、形成されつつある樹脂被膜を、効き
(摩擦係数)が低下に至る前段階で除去し、かつ効き
(摩擦係数)の低下を防ぎ、良好なブレ−キ性能を保持
できるディスクロ−タを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、少なくとも摺動面30、30の一部
に、溶射材が溶射されて形成された溶射被膜3をもつデ
ィスクロ−タ1において、前記溶射被膜3は、Fe−C
r系合金粉末と、Cu粉末あるいはCu合金粉末と、硬
質材料の粉末と、固体潤滑材と、よりなる溶射材で形成
されるとともに、前記溶射被膜3中に前記固体潤滑材3
2が5〜20wt%分散されていることを特徴とする。
ッドの圧接面との温度が異常に高くなる条件下でのブレ
−キング操作時に、形成されつつある樹脂被膜を、効き
(摩擦係数)が低下に至る前段階で除去し、かつ効き
(摩擦係数)の低下を防ぎ、良好なブレ−キ性能を保持
できるディスクロ−タを提供することを目的とする。 【構成】本発明は、少なくとも摺動面30、30の一部
に、溶射材が溶射されて形成された溶射被膜3をもつデ
ィスクロ−タ1において、前記溶射被膜3は、Fe−C
r系合金粉末と、Cu粉末あるいはCu合金粉末と、硬
質材料の粉末と、固体潤滑材と、よりなる溶射材で形成
されるとともに、前記溶射被膜3中に前記固体潤滑材3
2が5〜20wt%分散されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のディスクブ
レ−キ装置に組み込まれ使用されるディスクロ−タに関
する。
レ−キ装置に組み込まれ使用されるディスクロ−タに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスクブレ−キ装置のブレ−キ
パッドが圧接するディスクロ−タの摺動面に、その耐摩
耗性、耐食性を向上させるため、Fe−Cr,ステンレ
ス,Cu等を溶射して溶射被膜を形成することが知られ
ている。また、例えば特開平1−116326号公報に
は、ブレ−キ性能の基本特性である効き(摩擦係数)を
高めるため、ディスクロ−タの摺動面に形成される溶射
被膜中にAl2 O3 等の硬質の粒子を分散させ、アブレ
ッシブ摩擦(接触面上の凹凸や、摩擦面間に介在する硬
粒子の切削効果が大きく現れる摩耗)を発生させるよう
にした技術が開示されている。
パッドが圧接するディスクロ−タの摺動面に、その耐摩
耗性、耐食性を向上させるため、Fe−Cr,ステンレ
ス,Cu等を溶射して溶射被膜を形成することが知られ
ている。また、例えば特開平1−116326号公報に
は、ブレ−キ性能の基本特性である効き(摩擦係数)を
高めるため、ディスクロ−タの摺動面に形成される溶射
被膜中にAl2 O3 等の硬質の粒子を分散させ、アブレ
ッシブ摩擦(接触面上の凹凸や、摩擦面間に介在する硬
粒子の切削効果が大きく現れる摩耗)を発生させるよう
にした技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記したような溶射被
膜を摺動面に形成したディスクロ−タは、例えば自動車
のディスクブレ−キ装置に組み込まれ使用されたとき、
自動車が通常の速度で市街地を走行するような制動条件
下でブレ−キング操作する場合(例えば50Km/h〜
20Km/hでの走行速度より0Km/hに減速する場
合)では、良好なブレ−キ性能を得ることができる。し
かし、自動車が前記走行速度より高速で走行する条件下
でブレ−キング操作する場合や、自動車が山道および長
い坂道を下り走行する条件下で頻繁にブレ−キング操作
する場合などでは、ディスクロ−タの摺動面およびこの
摺動面に当接するブレ−キパッドの圧接面の温度が異常
に高くなる(約250℃以上)。すると、ブレ−キパッ
ドを構成しているパッド材中の樹脂が溶融してその圧接
面より回転しているディスクロ−タの摺動面側に付着
し、樹脂被膜として形成される。この状態でさらにブレ
−キング操作が繰り返されると、前記ディスクロ−タの
摺動面側に形成された樹脂被膜は、次第に成長し、厚さ
を増す。そしてある厚さ以上になると樹脂被膜の一部が
逆にブレ−キパッドの圧接面側に転移し、かつその圧接
面に樹脂被膜が形成される。
膜を摺動面に形成したディスクロ−タは、例えば自動車
のディスクブレ−キ装置に組み込まれ使用されたとき、
自動車が通常の速度で市街地を走行するような制動条件
下でブレ−キング操作する場合(例えば50Km/h〜
20Km/hでの走行速度より0Km/hに減速する場
合)では、良好なブレ−キ性能を得ることができる。し
かし、自動車が前記走行速度より高速で走行する条件下
でブレ−キング操作する場合や、自動車が山道および長
い坂道を下り走行する条件下で頻繁にブレ−キング操作
する場合などでは、ディスクロ−タの摺動面およびこの
摺動面に当接するブレ−キパッドの圧接面の温度が異常
に高くなる(約250℃以上)。すると、ブレ−キパッ
ドを構成しているパッド材中の樹脂が溶融してその圧接
面より回転しているディスクロ−タの摺動面側に付着
し、樹脂被膜として形成される。この状態でさらにブレ
−キング操作が繰り返されると、前記ディスクロ−タの
摺動面側に形成された樹脂被膜は、次第に成長し、厚さ
を増す。そしてある厚さ以上になると樹脂被膜の一部が
逆にブレ−キパッドの圧接面側に転移し、かつその圧接
面に樹脂被膜が形成される。
【0004】このように溶融した樹脂によって、ディス
クロ−タの摺動面とブレ−キパッドの圧接面との圧接摺
動領域で、そのいずれか一方あるいは両方に樹脂被膜が
形成されると、ブレ−キング操作時に効き(摩擦係数)
が低下し実用上問題はないが、良好なブレ−キ性能が得
られない。本発明は、前記問題を解決するため、ディス
クロ−タ摺動面とブレ−キパッドの圧接面との温度が異
常に高くなる条件下でのブレ−キング操作時に、形成さ
れつつある前記樹脂被膜を、効き(摩擦係数)が低下に
至る前段階で除去し、かつ効き(摩擦係数)の低下を防
ぎ、良好なブレ−キ性能を保持できるディスクロ−タを
提供することを目的とする。
クロ−タの摺動面とブレ−キパッドの圧接面との圧接摺
動領域で、そのいずれか一方あるいは両方に樹脂被膜が
形成されると、ブレ−キング操作時に効き(摩擦係数)
が低下し実用上問題はないが、良好なブレ−キ性能が得
られない。本発明は、前記問題を解決するため、ディス
クロ−タ摺動面とブレ−キパッドの圧接面との温度が異
常に高くなる条件下でのブレ−キング操作時に、形成さ
れつつある前記樹脂被膜を、効き(摩擦係数)が低下に
至る前段階で除去し、かつ効き(摩擦係数)の低下を防
ぎ、良好なブレ−キ性能を保持できるディスクロ−タを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクロ−タ
は、少なくとも摺動面の一部に、溶射材が溶射されて形
成された溶射被膜をもつディスクロ−タにおいて、前記
溶射被膜は、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末あるい
はCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑材と、
よりなる溶射材で形成されるとともに、前記溶射被膜中
に前記固体潤滑材が5〜20wt%分散されていること
を特徴とする。
は、少なくとも摺動面の一部に、溶射材が溶射されて形
成された溶射被膜をもつディスクロ−タにおいて、前記
溶射被膜は、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末あるい
はCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑材と、
よりなる溶射材で形成されるとともに、前記溶射被膜中
に前記固体潤滑材が5〜20wt%分散されていること
を特徴とする。
【0006】ディスクロ−タの摺動面の一部に溶射され
て形成された溶射被膜中に分散されている固体潤滑材の
量を5〜20wt%の範囲とした理由は、前記温度が異
常に高くなる条件下でのブレーキ操作時にブレ−キパッ
ドに含まれる樹脂が、高温のため溶融してディスクロ−
タの摺動面に付着し形成され樹脂被膜の剥離材として効
力を発揮し得るからである。すなわち、前記固体潤滑材
は層状構造をもつため、前記範囲内であると、前記溶射
被膜中より前記樹脂被膜とともに脱落する。このため、
樹脂被膜が摺動面に形成されることを起因とした摺動面
の摩擦係数の低下を防止できる。また、前記固体潤滑材
が樹脂被膜とともに脱落したとき、溶射被膜の表面に凹
部が形成され、この凹部のエッジ部分でパッドの圧接面
に形成された樹脂被膜を削り落とす効果がある。従っ
て、実用上、前記条件下で必要とする摩擦係数を保持で
きるとともに、耐摩耗性を保持できる。
て形成された溶射被膜中に分散されている固体潤滑材の
量を5〜20wt%の範囲とした理由は、前記温度が異
常に高くなる条件下でのブレーキ操作時にブレ−キパッ
ドに含まれる樹脂が、高温のため溶融してディスクロ−
タの摺動面に付着し形成され樹脂被膜の剥離材として効
力を発揮し得るからである。すなわち、前記固体潤滑材
は層状構造をもつため、前記範囲内であると、前記溶射
被膜中より前記樹脂被膜とともに脱落する。このため、
樹脂被膜が摺動面に形成されることを起因とした摺動面
の摩擦係数の低下を防止できる。また、前記固体潤滑材
が樹脂被膜とともに脱落したとき、溶射被膜の表面に凹
部が形成され、この凹部のエッジ部分でパッドの圧接面
に形成された樹脂被膜を削り落とす効果がある。従っ
て、実用上、前記条件下で必要とする摩擦係数を保持で
きるとともに、耐摩耗性を保持できる。
【0007】溶射被膜中に分散される固体潤滑材が5w
t%に満たない場合には、前記溶射被膜中に含まれる他
の成分と、固体潤滑材との結合度が必要以上に強くなる
ため、固体潤滑材が脱落しにくくなって摺動面に形成さ
れつつある樹脂被膜を除去させ得る効果が少なく、効き
(摩擦係数)の低下を防止する効果や、良好なブレーキ
性能を保持する効果が得られない。
t%に満たない場合には、前記溶射被膜中に含まれる他
の成分と、固体潤滑材との結合度が必要以上に強くなる
ため、固体潤滑材が脱落しにくくなって摺動面に形成さ
れつつある樹脂被膜を除去させ得る効果が少なく、効き
(摩擦係数)の低下を防止する効果や、良好なブレーキ
性能を保持する効果が得られない。
【0008】固体潤滑材が20wt%を超過した場合に
は、前記溶射被膜中に含まれる他の成分と、固体潤滑材
との結合度が弱くなるため、各粉末が脱落し易くなって
溶射被膜の耐摩耗性が低下して摩耗量が急激に増加し実
用に耐えないものとなる。また、溶射被膜中で20wt
%を超過した固体潤滑材が連続して存在するため、その
固体潤滑材が脱落したとき溶射被膜中に、パッドの圧接
面に形成された樹脂被膜を削り落とすことができる大き
さの凹部の形成がなされず、従来のような固体潤滑材の
本来の潤滑効果が支配的となり摩擦係数が低下する傾向
を呈す。
は、前記溶射被膜中に含まれる他の成分と、固体潤滑材
との結合度が弱くなるため、各粉末が脱落し易くなって
溶射被膜の耐摩耗性が低下して摩耗量が急激に増加し実
用に耐えないものとなる。また、溶射被膜中で20wt
%を超過した固体潤滑材が連続して存在するため、その
固体潤滑材が脱落したとき溶射被膜中に、パッドの圧接
面に形成された樹脂被膜を削り落とすことができる大き
さの凹部の形成がなされず、従来のような固体潤滑材の
本来の潤滑効果が支配的となり摩擦係数が低下する傾向
を呈す。
【0009】従って固体潤滑材の分散量は、5〜20w
t%の範囲が好ましい。固体潤滑材としては、黒鉛、マ
イカ、2硫化モリブデン(MoS2 )、BN等を用いる
ことができる。
t%の範囲が好ましい。固体潤滑材としては、黒鉛、マ
イカ、2硫化モリブデン(MoS2 )、BN等を用いる
ことができる。
【0010】
【作用】本発明のディスクロ−タは、その摺動面に形成
された溶射被膜が、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末
あるいはCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑
材とが半溶融状態で結合した層となっているとともに、
前記層内は、溶射被膜の厚さ方向(ディスクロ−タの厚
さ方向)および溶射被膜の平面方向(ディスクロ−タの
摺動面の円周平面領域方向)に固体潤滑材が5〜20w
t%分散して存在している。このため、前記固体潤滑材
は、溶射被膜の表面に形成されつつある樹脂被膜が固体
潤滑材に接着した段階で、剥がれることが可能な状態と
なっている。 ここにおいて、ブレーキ操作が頻繁に行
われ、ディスクロ−タの摺動面およびパッドの圧接面の
温度が異常に高くなる条件下で、パッドに含まれる樹脂
成分が溶融して前記摺動面に樹脂被膜が形成されるよう
な場合であっても、本発明のディスクロ−タでは、固体
潤滑材が分散して存在しているため、形成されつつある
前記樹脂被膜は、次々に固体潤滑材とともに剥がれて外
部に排除される。そして固体潤滑材が脱落した部分は、
凹部となる。またこの段階でパッドの当接面側に樹脂被
膜が形成されるような場合には、この樹脂被膜は前記凹
部のエッジに当接し削り取られて外部に排除される。す
ると、パッドの当接面に硬質粒子が露出し、この硬質粒
子によりディスクロ−タの摺動面に残っている樹脂被膜
が削り取られる。
された溶射被膜が、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末
あるいはCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑
材とが半溶融状態で結合した層となっているとともに、
前記層内は、溶射被膜の厚さ方向(ディスクロ−タの厚
さ方向)および溶射被膜の平面方向(ディスクロ−タの
摺動面の円周平面領域方向)に固体潤滑材が5〜20w
t%分散して存在している。このため、前記固体潤滑材
は、溶射被膜の表面に形成されつつある樹脂被膜が固体
潤滑材に接着した段階で、剥がれることが可能な状態と
なっている。 ここにおいて、ブレーキ操作が頻繁に行
われ、ディスクロ−タの摺動面およびパッドの圧接面の
温度が異常に高くなる条件下で、パッドに含まれる樹脂
成分が溶融して前記摺動面に樹脂被膜が形成されるよう
な場合であっても、本発明のディスクロ−タでは、固体
潤滑材が分散して存在しているため、形成されつつある
前記樹脂被膜は、次々に固体潤滑材とともに剥がれて外
部に排除される。そして固体潤滑材が脱落した部分は、
凹部となる。またこの段階でパッドの当接面側に樹脂被
膜が形成されるような場合には、この樹脂被膜は前記凹
部のエッジに当接し削り取られて外部に排除される。す
ると、パッドの当接面に硬質粒子が露出し、この硬質粒
子によりディスクロ−タの摺動面に残っている樹脂被膜
が削り取られる。
【0011】
【効果】従って、本発明のディスクロ−タは、前記ディ
スクロ−タの摺動面となる領域に形成された溶射被膜に
固体潤滑材が5〜20wt%分散しているため、ディス
クロ−タの摺動面およびパッドの圧接面に形成される前
記樹脂被膜を除去することができる。このため、形成さ
れる樹脂被膜を起因とした摩擦係数の低下現象がなく、
良好なブレーキ効果が得られる。
スクロ−タの摺動面となる領域に形成された溶射被膜に
固体潤滑材が5〜20wt%分散しているため、ディス
クロ−タの摺動面およびパッドの圧接面に形成される前
記樹脂被膜を除去することができる。このため、形成さ
れる樹脂被膜を起因とした摩擦係数の低下現象がなく、
良好なブレーキ効果が得られる。
【0012】
【実施例】本実施例のディスクロ−タ1は、断面して示
す図1のようにロータ本体2と、溶射被膜3とよりな
る。ロータ本体2は、母材として鋳鉄(JIS FC2
0)製で、中心軸Pを中心とする回転時にブレーキパッ
ド4、4が両垂直面側で摺接するリング状摺動部20を
備えている。そしてこのリング状摺動部20の両垂直面
側が機械加工により研削された2つの加工面21、21
にそれぞれ溶射被膜3、3が形成される。
す図1のようにロータ本体2と、溶射被膜3とよりな
る。ロータ本体2は、母材として鋳鉄(JIS FC2
0)製で、中心軸Pを中心とする回転時にブレーキパッ
ド4、4が両垂直面側で摺接するリング状摺動部20を
備えている。そしてこのリング状摺動部20の両垂直面
側が機械加工により研削された2つの加工面21、21
にそれぞれ溶射被膜3、3が形成される。
【0013】次いで前記溶射被膜3、3を形成する場合
の具体的実施内容を述べる。まず、予め溶射被膜3、3
を形成する溶射材が準備された。この溶射材は、耐摩耗
性に優れたFeーCr合金+Cu合金+硬質粒子よりな
る材料としての(90% {50(Feー65Crー3
C)+50(Cuー9Alー1Fe)}+10% Cr3
C2 )と、この材料に黒鉛を所定量添加して得たもので
ある。黒鉛の添加量は、以下に示す実施例1〜3に対応
するテストサンプルNo.1〜No.3のように設定さ
れる。すなわち、黒鉛の添加量は、実施例1では5wt
%、実施例2では10wt%、実施例3では20wt
%、とした3種類の溶射材を用いてそれぞれ前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21に下記
の溶射条件でプラズマ溶射を行った。なお、黒鉛の粒子
の大きさとしてはあまり小さすぎると、溶射中に昇華し
て溶射被膜3、3中に存在しなくなるため、平均粒径と
して約100〜200μmが望ましい。
の具体的実施内容を述べる。まず、予め溶射被膜3、3
を形成する溶射材が準備された。この溶射材は、耐摩耗
性に優れたFeーCr合金+Cu合金+硬質粒子よりな
る材料としての(90% {50(Feー65Crー3
C)+50(Cuー9Alー1Fe)}+10% Cr3
C2 )と、この材料に黒鉛を所定量添加して得たもので
ある。黒鉛の添加量は、以下に示す実施例1〜3に対応
するテストサンプルNo.1〜No.3のように設定さ
れる。すなわち、黒鉛の添加量は、実施例1では5wt
%、実施例2では10wt%、実施例3では20wt
%、とした3種類の溶射材を用いてそれぞれ前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21に下記
の溶射条件でプラズマ溶射を行った。なお、黒鉛の粒子
の大きさとしてはあまり小さすぎると、溶射中に昇華し
て溶射被膜3、3中に存在しなくなるため、平均粒径と
して約100〜200μmが望ましい。
【0014】 また、溶射条件は、電流 :500A 電圧 :70V ガス流量 :N2 150l/min /H2 20l/min 溶射距離 :130mm である。
【0015】そして各実施例1、2、3のディスクロ−
タ1のリング状摺動部20の両垂直面側の2つの加工面
21、21に、前記溶射材が図1の矢印のように溶射さ
れて図2に示されるようにFe−Cr合金粉末とCu合
金粉末と硬質材料の粉末とよりなる混合体31と、前記
添加量の黒鉛32の粉末とが半溶融状態で結合した厚さ
約300μmの溶射被膜3、3が形成された。この溶射
被膜3、3内は、その厚さ方向(ディスクロ−タの厚さ
方向)および溶射被膜3、3の平面方向(ディスクロ−
タの摺動面の円周平面領域方向)に黒鉛32が分散して
存在している(図2参照)。溶射被膜3の代表的な金属
組織写真を図9に示す。黒い部分が黒鉛32である。
タ1のリング状摺動部20の両垂直面側の2つの加工面
21、21に、前記溶射材が図1の矢印のように溶射さ
れて図2に示されるようにFe−Cr合金粉末とCu合
金粉末と硬質材料の粉末とよりなる混合体31と、前記
添加量の黒鉛32の粉末とが半溶融状態で結合した厚さ
約300μmの溶射被膜3、3が形成された。この溶射
被膜3、3内は、その厚さ方向(ディスクロ−タの厚さ
方向)および溶射被膜3、3の平面方向(ディスクロ−
タの摺動面の円周平面領域方向)に黒鉛32が分散して
存在している(図2参照)。溶射被膜3の代表的な金属
組織写真を図9に示す。黒い部分が黒鉛32である。
【0016】このため、前記溶射被膜3、3中の黒鉛3
2に樹脂被膜42が接着し、所定の外力が作用した場
合、剥がれることが可能な状態となっている。ここにお
いて、各実施例1、2、3のディスクロ−タ1では、ブ
レーキ操作が頻繁に行われ、パッド4の圧接面40、4
0が圧接する摺動面30、30の温度が異常に高くなる
条件下であって、パッド4に含まれる樹脂41が溶融し
てディスクロ−タ1の摺動面30、30に、樹脂被膜4
2が形成されるような場合(図3参照)には、樹脂被膜
42の下の層に剥がれやすい材料として、黒鉛32が分
散して存在しているため、前記樹脂被膜42が形成され
次第、次々に黒鉛32ごとに剥がれて(図4参照)外部
に排除される。このため、摺動面30の樹脂被膜40の
成長が絶たれる。又、排除された部分は、凹部33とな
る(図5参照)。そしてパッド4の圧接面40、40側
に形成された樹脂被膜43が形成されつつある場合に
は、この樹脂被膜43は、前記凹部33のエッジ330
に当接し削り取られて外部に排除される。このため、前
記パッド4の圧接面40、40の樹脂被膜43の成長が
絶たれる。。また前記パッド4の圧接面40、40の樹
脂被膜43が削り取られたとき、硬質粒子44が露出
し、この硬質粒子44がディスクロ−タ1の摺動面3
0、30に残っている樹脂被膜42に当接する(図6参
照)ことによって前記樹脂被膜42が削り取られる。
2に樹脂被膜42が接着し、所定の外力が作用した場
合、剥がれることが可能な状態となっている。ここにお
いて、各実施例1、2、3のディスクロ−タ1では、ブ
レーキ操作が頻繁に行われ、パッド4の圧接面40、4
0が圧接する摺動面30、30の温度が異常に高くなる
条件下であって、パッド4に含まれる樹脂41が溶融し
てディスクロ−タ1の摺動面30、30に、樹脂被膜4
2が形成されるような場合(図3参照)には、樹脂被膜
42の下の層に剥がれやすい材料として、黒鉛32が分
散して存在しているため、前記樹脂被膜42が形成され
次第、次々に黒鉛32ごとに剥がれて(図4参照)外部
に排除される。このため、摺動面30の樹脂被膜40の
成長が絶たれる。又、排除された部分は、凹部33とな
る(図5参照)。そしてパッド4の圧接面40、40側
に形成された樹脂被膜43が形成されつつある場合に
は、この樹脂被膜43は、前記凹部33のエッジ330
に当接し削り取られて外部に排除される。このため、前
記パッド4の圧接面40、40の樹脂被膜43の成長が
絶たれる。。また前記パッド4の圧接面40、40の樹
脂被膜43が削り取られたとき、硬質粒子44が露出
し、この硬質粒子44がディスクロ−タ1の摺動面3
0、30に残っている樹脂被膜42に当接する(図6参
照)ことによって前記樹脂被膜42が削り取られる。
【0017】従って、前記実施例1、実施例2、実施例
3のディスクロ−タ1を用いた場合には、ブレーキ操作
が頻繁に行われ、摺動面30、30およびパッド4の圧
接面40、40の温度が異常に高くなった場合であって
も、温度上昇に伴いパッド4より溶融した樹脂41によ
って摺動面30、30およびパッド4の圧接面40、4
0面に樹脂被膜42および43が形成されたことを起因
とした摩擦係数の低下が解消され、良好なブレーキ効果
が得られる。
3のディスクロ−タ1を用いた場合には、ブレーキ操作
が頻繁に行われ、摺動面30、30およびパッド4の圧
接面40、40の温度が異常に高くなった場合であって
も、温度上昇に伴いパッド4より溶融した樹脂41によ
って摺動面30、30およびパッド4の圧接面40、4
0面に樹脂被膜42および43が形成されたことを起因
とした摩擦係数の低下が解消され、良好なブレーキ効果
が得られる。
【0018】なお、前記ディスクロ−タ1の摺動面3
0、30となる領域に形成された溶射被膜3、3には、
前記範囲の適量の黒鉛32が添加されていることによ
り、ブレーキ時の鳴き現象の改善も見られる。すなわち
鳴き現象は、ブレーキ時にディスクロ−タ1とパッド
4、4との共振で発生するため、ディスクロ−タ1の減
衰能が高い程、鳴きに対して有利であり、溶射被膜3、
3に分散させた適量の黒鉛32が減衰能を高めているも
のと考えられる。 (比較例)次いで本実施例のディスクロ−タ1の効果を
確認するため、前記実施例1、2、3のテストサンプル
No.1、No.2、No.3および比較例1、比較例
2、比較例3、比較例4のテストサンプルNo.4、N
o.5、No.6、No.7が準備された。
0、30となる領域に形成された溶射被膜3、3には、
前記範囲の適量の黒鉛32が添加されていることによ
り、ブレーキ時の鳴き現象の改善も見られる。すなわち
鳴き現象は、ブレーキ時にディスクロ−タ1とパッド
4、4との共振で発生するため、ディスクロ−タ1の減
衰能が高い程、鳴きに対して有利であり、溶射被膜3、
3に分散させた適量の黒鉛32が減衰能を高めているも
のと考えられる。 (比較例)次いで本実施例のディスクロ−タ1の効果を
確認するため、前記実施例1、2、3のテストサンプル
No.1、No.2、No.3および比較例1、比較例
2、比較例3、比較例4のテストサンプルNo.4、N
o.5、No.6、No.7が準備された。
【0019】なお、前記比較例1〜4のテストサンプル
No.4〜No.7は、摺動面30、30に下記のよう
に黒鉛の添加量を4通り変化させた溶射材を用いて、そ
れぞれ形成した溶射被膜をもつディスクロ−タである。
すなわち、前記黒鉛の添加量を、比較例1では0、比較
例2では1wt%、比較例3では30wt%、比較例4
では40wt%としたこと以外は、実施例と同一のもの
を用いて前記実施例と同じ溶射条件により、前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21にプラ
ズマ溶射を行った。
No.4〜No.7は、摺動面30、30に下記のよう
に黒鉛の添加量を4通り変化させた溶射材を用いて、そ
れぞれ形成した溶射被膜をもつディスクロ−タである。
すなわち、前記黒鉛の添加量を、比較例1では0、比較
例2では1wt%、比較例3では30wt%、比較例4
では40wt%としたこと以外は、実施例と同一のもの
を用いて前記実施例と同じ溶射条件により、前記ロータ
本体2のリング状摺動部20の加工面21、21にプラ
ズマ溶射を行った。
【0020】そして前記テストサンプルNo.1〜N
o.7を用いて下記の条件により試験を行い摩擦係数
(μ)および耐摩耗性〔摩耗量(μm)〕を評価した。
試験条件としては、 パッド:セミメタ系 車速:100kw/h 油圧:60kg/cm2 制動回数:100回 である。
o.7を用いて下記の条件により試験を行い摩擦係数
(μ)および耐摩耗性〔摩耗量(μm)〕を評価した。
試験条件としては、 パッド:セミメタ系 車速:100kw/h 油圧:60kg/cm2 制動回数:100回 である。
【0021】(評価)前記試験の結果、図8に示すよう
に黒鉛の添加量wt%に対する摩擦係数(μ)は、0w
t%で約0.23、1wt%で約0.27、5wt%で
約0.37、10wt%で約0.4、20wt%で約
0.39、30wt%で約0.3、40wt%で約0.
23と推移した(黒丸印参照)。
に黒鉛の添加量wt%に対する摩擦係数(μ)は、0w
t%で約0.23、1wt%で約0.27、5wt%で
約0.37、10wt%で約0.4、20wt%で約
0.39、30wt%で約0.3、40wt%で約0.
23と推移した(黒丸印参照)。
【0022】また前記試験の結果、図8に示すように黒
鉛の添加量wt%に対する摩耗量は、0wt%で5μ
m、1wt%で6μm、5wt%で8μm、10wt%
で9μm、20wt%で10μm、30wt%で20μ
m、40wt%で30μmと推移した(黒三角印参
照)。そして実施例1、2、3のテストサンプルNo.
1、No.2、No.3と比較例1、2、3、4のテス
トサンプルNo.4、No.5、No.6、No.7と
を比較検討した結果、摺動面の摩擦係数については、黒
鉛を5%以上添加した場合には、無添加および1%添加
した場合と比べ、高い摩擦係数が確保される。黒鉛を1
%添加した場合、低い摩擦数となる理由としては、摺動
面より露出する黒鉛の割合いが少なく樹脂被膜を剥がす
効果が表われなかったものと推定される。
鉛の添加量wt%に対する摩耗量は、0wt%で5μ
m、1wt%で6μm、5wt%で8μm、10wt%
で9μm、20wt%で10μm、30wt%で20μ
m、40wt%で30μmと推移した(黒三角印参
照)。そして実施例1、2、3のテストサンプルNo.
1、No.2、No.3と比較例1、2、3、4のテス
トサンプルNo.4、No.5、No.6、No.7と
を比較検討した結果、摺動面の摩擦係数については、黒
鉛を5%以上添加した場合には、無添加および1%添加
した場合と比べ、高い摩擦係数が確保される。黒鉛を1
%添加した場合、低い摩擦数となる理由としては、摺動
面より露出する黒鉛の割合いが少なく樹脂被膜を剥がす
効果が表われなかったものと推定される。
【0023】一方、摺動面の摩耗量(μm)について
は、黒鉛の添加量が20%を越えた所から急激に増加し
ている。このことは、多量の黒鉛が溶射被膜中に存在す
るため、他の粒子同志の結合度が低下して脱落し易くな
り、摺動面の摩耗量が増えるものと推定される。従って
比較例1、2のテストサンプルNo.4、5は、摩擦係
数が実用に適さず、比較例3のテストサンプルNo.6
は、摩耗量が実用に適さず、比較例4のテストサンプル
No.7は、摩擦係数および摩耗量のいずれも実用に適
さない。
は、黒鉛の添加量が20%を越えた所から急激に増加し
ている。このことは、多量の黒鉛が溶射被膜中に存在す
るため、他の粒子同志の結合度が低下して脱落し易くな
り、摺動面の摩耗量が増えるものと推定される。従って
比較例1、2のテストサンプルNo.4、5は、摩擦係
数が実用に適さず、比較例3のテストサンプルNo.6
は、摩耗量が実用に適さず、比較例4のテストサンプル
No.7は、摩擦係数および摩耗量のいずれも実用に適
さない。
【0024】これに対し、実施例1、2、3のテストサ
ンプルNo.1、2、3は、摩擦係数および摩耗量のい
ずれもが実用に適すものであることが判明した。よっ
て、耐摩耗性を下げずに摩擦係数を確保するためには、
黒鉛の添加量を5〜20%とすることが有効であること
が確認された。なお、本実施例では、固体潤滑材として
黒鉛を用いたが、黒鉛の代わりにマイカを用いても、図
7の白丸印および、図8の白三角印で示されるように、
黒鉛を用いた場合とほぼ同様な結果が得られた。
ンプルNo.1、2、3は、摩擦係数および摩耗量のい
ずれもが実用に適すものであることが判明した。よっ
て、耐摩耗性を下げずに摩擦係数を確保するためには、
黒鉛の添加量を5〜20%とすることが有効であること
が確認された。なお、本実施例では、固体潤滑材として
黒鉛を用いたが、黒鉛の代わりにマイカを用いても、図
7の白丸印および、図8の白三角印で示されるように、
黒鉛を用いた場合とほぼ同様な結果が得られた。
【図1】本発明の実施例におけるディスクロ−タおよび
ブレーキパッドの一部を示す縦断面図。
ブレーキパッドの一部を示す縦断面図。
【図2】図1におけるディスクロ−タの摺動面とブレー
キパッドの圧接面に樹脂被膜が形成されていない状態を
示す部分拡大図。
キパッドの圧接面に樹脂被膜が形成されていない状態を
示す部分拡大図。
【図3】図2において前記摺動面に樹脂被膜が形成され
た状態を示す部分拡大図。
た状態を示す部分拡大図。
【図4】図3において前記摺動面より樹脂被膜の一部が
剥離した状態を示す部分拡大図。
剥離した状態を示す部分拡大図。
【図5】ディスクロ−タの摺動面を形成する溶射被膜中
の黒鉛が剥離した凹部のエッジ部分と、ブレーキパッド
の当接面に形成された樹脂被膜との当接状態を示す部分
拡大図。
の黒鉛が剥離した凹部のエッジ部分と、ブレーキパッド
の当接面に形成された樹脂被膜との当接状態を示す部分
拡大図。
【図6】図5における樹脂被膜が除去されて硬質材料の
粒子が当接面に露出し、ディスクロ−タの摺動面の溶射
被膜に残された樹脂被膜に当接し削り取る状態を示す拡
大図。
粒子が当接面に露出し、ディスクロ−タの摺動面の溶射
被膜に残された樹脂被膜に当接し削り取る状態を示す拡
大図。
【図7】横軸に黒鉛、マイカの添加量(wt%)を示
し、縦軸に摩擦係数(μ)を示す説明図。
し、縦軸に摩擦係数(μ)を示す説明図。
【図8】横軸に黒鉛、マイカの添加量(wt%)を示
し、縦軸に摩耗量(μm)を示す説明図。
し、縦軸に摩耗量(μm)を示す説明図。
【図9】溶射被膜の金属組織の一例を100倍にて示す
写真である。
写真である。
1…ディスクロ−タ 2…ロータ本体 3…溶射被膜
32…黒鉛 30…摺動面 4…ブレ−キパッド 40
…圧接面 42、43…樹脂被膜
32…黒鉛 30…摺動面 4…ブレ−キパッド 40
…圧接面 42、43…樹脂被膜
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも摺動面の一部に、溶射材が
溶射されて形成された溶射被膜をもつディスクロ−タに
おいて、 前記溶射被膜は、Fe−Cr系合金粉末と、Cu粉末あ
るいはCu合金粉末と、硬質材料の粉末と、固体潤滑材
と、よりなる溶射材で形成されるとともに、前記溶射被
膜中に前記固体潤滑材が5〜20wt%分散されている
ことを特徴とするディスクロ−タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20488791A JPH0525607A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | デイスクロ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20488791A JPH0525607A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | デイスクロ−タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525607A true JPH0525607A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16498044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20488791A Pending JPH0525607A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | デイスクロ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525607A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2765244A1 (fr) * | 1997-06-27 | 1998-12-31 | Aisin Seiki | Materiau de frottement |
| DE102004052673A1 (de) * | 2004-10-29 | 2006-05-11 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Verschleißarme Bremsscheibe oder Bremstrommel und Verfahren zu deren Herstellung |
| JP2010091080A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | 摩擦対 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20488791A patent/JPH0525607A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2765244A1 (fr) * | 1997-06-27 | 1998-12-31 | Aisin Seiki | Materiau de frottement |
| DE102004052673A1 (de) * | 2004-10-29 | 2006-05-11 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Verschleißarme Bremsscheibe oder Bremstrommel und Verfahren zu deren Herstellung |
| DE102004052673B4 (de) * | 2004-10-29 | 2016-07-07 | Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH | Verschleißarme Bremsscheibe oder Bremstrommel und Verfahren zu deren Herstellung |
| JP2010091080A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Toyota Motor Corp | 摩擦対 |
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