JPH05256496A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

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JPH05256496A
JPH05256496A JP4055036A JP5503692A JPH05256496A JP H05256496 A JPH05256496 A JP H05256496A JP 4055036 A JP4055036 A JP 4055036A JP 5503692 A JP5503692 A JP 5503692A JP H05256496 A JPH05256496 A JP H05256496A
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JP
Japan
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capacity
temperature
compressor
auxiliary heater
heater
Prior art date
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Application number
JP4055036A
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English (en)
Inventor
Masami Horiuchi
正美 堀内
Tsugunori Inoue
世紀 井上
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧縮機の低容量において補助ヒータの作動を防
止し、圧縮機の容量が暖房要求能力に対応して増大する
ようにする。 【構成】容量可変の圧縮機(1) と、室外熱交換器(3)
と、電動膨脹弁(5) と、室内熱交換器(6) とが順に接続
されてなる冷媒回路(9) を備えると共に、補助ヒータ(B
H)を備えている。上記補助ヒータ(BH)を所定の空調状態
になるとオンオフ制御するヒータ制御手段(11)が設けら
れている。更に、上記圧縮機(1) の容量が所定の第1容
量以上に上昇すると、上記補助ヒータ(BH)を制御可能に
するための制御許可信号を上記ヒータ制御手段(11)に出
力する制御許可手段(12)が設けられている。加えて、上
記圧縮機(1) の容量が上記第1容量より低い第2容量以
下に低下すると、上記補助ヒータ(BH)を強制停止させる
ための強制停止信号を上記ヒータ制御手段(11)に出力す
る強制停止手段(13)が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置の運転制
御装置に関し、特に、補助ヒータの制御対策に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、インバー
タにより容量制御される圧縮機と、四路切換弁と、室外
熱交換器と、電動膨脹弁と、室内熱交換器とが順に接続
され、冷房サイクルと暖房サイクルとに可逆運転可能に
構成されているものある。そして、上記空気調和装置に
は、実開平2−6913号公報に開示されているよう
に、上記室内熱交換器に近接して補助ヒータが取付けら
れているものがあり、暖房能力が不足している場合に
は、上記補助ヒータをオンして暖房能力不足を補うよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、補助ヒータを制御する際、従来、圧縮機の容
量を何ら考慮することなく行っていた。例えば、室内温
度と設定温度との差温が2℃以上になると、暖房能力が
不足しているとして、補助ヒータをオンさせる一方、上
記差温が1℃以下になると、上記補助ヒータをオフさせ
るようにしていた。 しかしながら、これでは、冷媒回
路に暖房能力があるにも拘らず補助ヒータがオンし続け
るという問題があった。つまり、図5に示すように、暖
房の要求能力に対応して圧縮機の容量が増大することに
なるが、この圧縮機の容量が小さいにも拘らず、差温が
大きいと、補助ヒータがオンすることになり、本来、圧
縮機の容量を増大して暖房能力を大きくすることができ
るにも拘らず、補助ヒータがオンし続けることになる。
【0004】特に、暖房要求能力が小さい状態から上昇
する際、本来、上記圧縮機の容量を増大させることにな
るが、補助ヒータがオンしているため、圧縮機の容量が
増大せず、成績係数(EER)が悪いという問題があっ
た。また、空調運転の発停域において、補助ヒータがオ
ンしていると、圧縮機の発停回数が多くなるという問題
があった。
【0005】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、圧縮機の低容量において補助ヒータの作動を防止
し、圧縮機の容量が暖房要求能力に対応して増大するよ
うにすると共に、圧縮機の発停回数を少なくすることを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、圧縮機の容量に対応して
補助ヒータを制御可能にするものである。
【0007】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、容量可変の圧縮機(1)
と、熱源側熱交換器(3) と、膨脹機構(5) と、利用側熱
交換器(6) とが順に接続されてなる冷媒回路(9) を備え
ると共に、補助ヒータ(BH)を備えた空気調和装置を前提
としている。
【0008】そして、上記補助ヒータ(BH)を所定の空調
状態になるとオンオフ制御するヒータ制御手段(11)が設
けられている。更に、上記圧縮機(1) の容量が所定の第
1容量以上に上昇すると、上記補助ヒータ(BH)を制御可
能にするための制御許可信号を上記ヒータ制御手段(11)
に出力する制御許可手段(12)が設けられている。加え
て、上記圧縮機(1) の容量が上記第1容量より低い第2
容量以下に低下すると、上記補助ヒータ(BH)を強制停止
させるための強制停止信号を上記ヒータ制御手段(11)に
出力する強制停止手段(13)が設けられた構成としてい
る。
【0009】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1の発明において、ヒータ制御手段(11)
は、空調領域の空気温度と設定温度との差温が第1温度
差以上になり、且つ凝縮圧力相当飽和温度が所定の第1
飽和温度より低下すると補助ヒータ(BH)をオンさせる一
方、上記差温が第1温度差より小さい第2温度差以下に
なるか、又は上記凝縮圧力相当飽和温度が第1飽和温度
より高い第2飽和温度より上昇すると補助ヒータ(BH)を
オフさせるように構成されている。
【0010】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、冷媒回路(9) においては、例えば、利用側熱交換
器(6) で凝縮して液化した液冷媒が膨脹機構(5) で減圧
された後、熱源側熱交換器(3) で蒸発して圧縮機(1) に
戻り、暖房運転を行うことになる。
【0011】この暖房運転時において、ヒータ制御手段
(11)は、補助ヒータ(BH)を運転状態に応じてオンオフ制
御しており、具体的に、請求項2に係る発明において
は、空調領域の空気温度と設定温度との差温が第1温度
差以上になり、且つ凝縮圧力相当飽和温度が所定の第1
飽和温度より低下すると補助ヒータ(BH)をオンさせる一
方、上記差温が第1温度差より小さい第2温度差以下に
なるか、又は上記凝縮圧力相当飽和温度が第1飽和温度
より高い第2飽和温度より上昇すると補助ヒータ(BH)を
オフさせることになる。
【0012】更に、制御許可手段(12)は、圧縮機(1) の
容量が所定の第1容量以上に上昇すると、例えば、定格
容量の1.1倍より上昇すると、上記ヒータ制御手段(1
1)に制御許可信号を出力することになり、該ヒータ制御
手段(11)は、上述したように補助ヒータ(BH)を運転状態
に応じてオンオフ制御する。
【0013】また、強制停止手段(13)は、圧縮機(1) の
容量が所定の第2容量以下に低下すると、例えば、定格
容量の0.8倍より低下すると、上記ヒータ制御手段(1
1)に強制停止信号を出力することになり、該ヒータ制御
手段(11)は、補助ヒータ(BH)をオンする運転状態であっ
ても該補助ヒータ(BH)をオフすることになる。
【0014】
【発明の効果】従って、請求項1及び2に係る発明によ
れば、圧縮機(1) の容量が第1容量以上に上昇すると、
補助ヒータ(BH)のオンオフ制御を可能にする一方、圧縮
機(1)の容量が第2容量以下に低下すると、補助ヒータ
(BH)の強制停止を可能にしたために、上記圧縮機(1) の
低容量では、補助ヒータ(BH)がオンすることを確実に防
止することができるので、該圧縮機(1) の容量を暖房要
求能力に対応して増大させることができる。この結果、
冷媒回路(9) の暖房能力を充分に発揮させることができ
ることから、成績係数の向上を図ることができる。
【0015】また、暖房要求能力が小さい場合において
は、圧縮機(1) の容量が低容量であるので、補助ヒータ
(BH)がオンすることがなく、圧縮機(1) の発停回数を低
減することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】図2は、本発明を適用した空気調和装置の
冷媒配管系統を示し、一台の室外ユニット(A) に対して
一台の室内ユニット(B) が接続されたいわゆるセパレー
トタイプのものである。
【0018】上記室外ユニット(A) には、インバータに
より運転周波数を可変に調節されるスクロールタイプの
圧縮機(1) と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房
運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁(2)
と、冷房運転時には凝縮器として、暖房運転時には蒸発
器として機能する熱源側熱交換器である室外熱交換器
(3) と、冷媒を減圧するための減圧部(20)と、圧縮機
(1) の吸入管に介設され、吸入冷媒中の液冷媒を除去す
るためのアキュムレータ(7) とが主要機器として配置さ
れている。また、室内ユニット(B) には、冷房運転時に
は蒸発器として、暖房運転時には凝縮器として機能する
利用側熱交換器である室内熱交換器(6) が配置されてい
る。そして、上記圧縮機(1) と四路切換弁(2) と室外側
熱交換器(3) と減圧部(20)と室内側熱交換器(6) とアキ
ュームレータ(7) とは、配管(8) により順次接続され、
冷媒の循環により熱移動を生ぜしめるようにした冷媒回
路(9) が構成されている。
【0019】ここで、上記減圧部(20)は、ブリッジ状の
整流回路(8a)と、該整流回路(8a)における一対の接続点
(P, Q)に接続された共通路(8a)とを備え、該共通路(8a)
には、液冷媒を貯溜するためのレシーバ(4) と、室外熱
交換器(3) の補助熱交換器(3a)と、液冷媒の減圧機能及
び流量調節機能を有する膨脹機構である電動膨張弁(5)
とが直列に配置されている。そして、上記整流回路(8a)
における他の一対の接続点(R, S)には、室外熱交換器
(3) 側の配管(8) と室内熱交換器(6) 側の配管(8) とが
接続されている。更に、上記整流回路(8a)は、上記共通
路(8a)の上流側接続点(P) と室外熱交換器(3) 側の接続
点(S) とを繋ぎ外熱交換器(3) からレシーバ(4) への冷
媒流通のみを許容する第1逆止弁(D1)を備えた第1流入
路(8b1) と、上記共通路(8a)の上流側接続点(P) と室内
熱交換器(6) 側の接続点(R) とを繋ぎ室内熱交換器(6)
からレシーバ(4) への冷媒流通のみを許容する第2逆止
弁(D2)を備えた第2流入路(8b2) と、上記共通路(8a)の
下流側接続点(Q) と室内熱交換器(6) 側の接続点(R) と
を繋ぎ電動膨張弁(5) から室内熱交換器(6) への冷媒流
通のみを許容する第3逆止弁(D3)を備えた第1流出路(8
c1) と、上記共通路(8a)の下流側接続点(Q) と、室外熱
交換器(3) 側の接続点(S) とを繋ぎ電動膨張弁(5) から
室外熱交換器(3) への冷媒流通のみを許容する第4逆止
弁(D4)を備えた第2流出路(8c2) とが設けられている。
【0020】また、上記整流回路(8a)における共通路(8
a)の両接続点(P, Q)の間には、キャピラリチューブ(C)
を介設してなる液封防止バイパス路(8f)が設けられて、
該液封防止バイパス路(8f)により、圧縮機(1) の停止時
における液封を防止する一方、上記レシーバ(4) の上部
と共通路(8a)の下流側との間には、開閉弁(SV)を備えた
ガス抜き路(4a)が接続されている。尚、上記キャピラリ
チューブ(C) の減圧度は電動膨張弁(5) よりも十分大き
くなるように設定されていて、通常運転時における電動
膨張弁(5) による冷媒流量調節機能を良好に維持しうる
ようになされている。
【0021】また、(F1 〜 F4)は、冷媒中の塵埃を除去
するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(1) の運転音を低
減させるための消音器である。
【0022】更に、上記空気調和装置にはセンサ類が設
けられていて、(Thd) は、圧縮機(1) の吐出管に配置さ
れて吐出管温度Tdを検出する吐出管センサ、(Tha) は、
室外ユニット(A) の空気吸込口に配置されて外気温度で
ある吸込空気温度Taを検出する室外吸込センサ、(Thc)
は、室外熱交換器(3) に配置されて、冷房運転時には凝
縮温度となり、暖房運転時には蒸発温度となる外熱交温
度Tcを検出する外熱交センサ、(Thr) は、室内ユニット
(B) の空気吸込口に配置されて室内温度である吸込空気
温度Trを検出する室内吸込センサ、(The) は、室内熱交
換器(6) に配置されて、冷房運転時には蒸発温度とな
り、暖房運転時には凝縮圧力相当飽和温度である凝縮温
度となる内熱交温度Teを検出する内熱交センサ、(HPS)
は、高圧冷媒圧力を検出して、該高圧冷媒圧力の過上昇
によりオンとなって高圧信号を出力する高圧圧力スイッ
チ、(LPS) は、低圧冷媒圧力を検出して、該低圧冷媒圧
力の過低下によりオンとなって低圧信号を出力する低圧
圧力スイッチである。
【0023】そして、上記各センサ(Thd, 〜 ,The)及び
各スイッチ(HPS, LPS)の出力信号は、コントローラ(10)
に入力されており、該コントローラ(10)は、入力信号に
基づいて空調運転を制御するように構成されている。
【0024】上述した冷媒回路(9) において、冷房運転
時には、室外熱交換器(3) で凝縮して液化した液冷媒が
第1流入路(8b1) から流入し、第1逆止弁(D1)を経てレ
シーバ(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された
後、第1流出路(8c1) を経て室内熱交換器(6) で蒸発し
て圧縮機(1) に戻る循環となる一方、暖房運転時には、
室内熱交換器(6) で凝縮して液化した液冷媒が第2流入
路(8b2) から流入し、第2逆止弁(D2)を経てレシーバ
(4) に貯溜され、電動膨張弁(5) で減圧された後、第2
流出路(8c2) を経て室外熱交換器(3) で蒸発して圧縮機
(1) に戻る循環となる。
【0025】また、上記室内ユニット(B) には、補助ヒ
ータ(BH)が内蔵されており、該補助ヒータ(BH)は、暖房
運転時において、暖房能力が不足している際にオンして
該暖房能力を補うようになっている。
【0026】一方、上記コントローラ(10)には、本発明
の特徴として、上記補助ヒータ(BH)を制御するためのヒ
ータ制御手段(11)と制御許可手段(12)と強制停止手段(1
3)とが設けられている。該ヒータ制御手段(11)は、上記
補助ヒータ(BH)を所定の空調状態になるとオンオフ制御
しており、具体的に、空調領域の空気温度である吸込空
気温度Trと設定温度Tsとの差温ΔTrが第1温度差以上に
なり、且つ凝縮圧力相当飽和温度である内熱交温度Teが
所定の第1飽和温度より低下すると補助ヒータ(BH)をオ
ンさせ、つまり、差温ΔTrが2℃以上になり且つ内熱交
温度Teが43℃を越えると補助ヒータ(BH)をオンさせ、
一方、上記差温ΔTrが第1温度差より小さい第2温度差
以下になるか、又は上記内熱交温度Teが第1飽和温度よ
り高い第2飽和温度より上昇すると補助ヒータ(BH)をオ
フさせ、つまり、差温ΔTrが1℃以下になるか、又は、
内熱交温度Teが50℃を越えると補助ヒータ(BH)をオフ
させるように構成されている。
【0027】また、上記制御許可手段(12)は、上記圧縮
機(1) の容量が所定の第1容量以上に上昇すると、上記
補助ヒータ(BH)を制御可能にするための制御許可信号を
上記ヒータ制御手段(11)に出力するように構成されてい
る。つまり、上記コントローラ(10)には、圧縮機(1) の
容量制御手段(14)が設けられ、該容量制御手段(14)は、
圧縮機(1) のインバータの運転周波数を零から最大周波
数まで20ステップNに区分して、各ステップNを吐出
管温度Tdに基いて設定して圧縮機(1) の容量を制御する
ように構成され、予め設定された定格容量である定格容
量ステップNt、例えば、定格容量ステップNtを7とし、
7の1.1倍を第1容量に設定して該第1容量を越える
と、上記制御許可手段(12)は、ヒータ制御手段(11)に制
御許可信号を出力するように構成されている。
【0028】また、上記強制停止手段(13)は、上記圧縮
機(1) の容量が、上記第1容量より低い第2容量以下に
低下すると、例えば、定格容量ステップNtの0.8倍を
第2容量に設定して該第2容量より低下すると、上記補
助ヒータ(BH)を強制停止させるための強制停止信号を上
記ヒータ制御手段(11)に出力するように構成されてい
る。
【0029】次に、上記補助ヒータ(BH)の制御動作につ
いて、図3の制御フローに基づき説明する。
【0030】先ず、暖房運転時にステップST1におい
て、制御許可手段(12)は、圧縮機(1)の容量が第1容量
である定格容量ステップNtの1.1倍を越えているか否
かを判定し、該圧縮機(1) の容量が越えている場合、ヒ
ータ制御手段(11)に補助ヒータ(BH)の制御許可信号を出
力してステップST1の判定がYESとなる。
【0031】続いて、ステップST2に移り、上記ヒータ
制御手段(11)は、吸込空気温度Trと設定温度Tsとの差温
ΔTrが2℃以上か否かを判定し、該差温ΔTrが2℃以上
であると、ステップST2の判定がYESとなり、ステッ
プST3に移り、内熱交温度Teが第1飽和温度である43
℃−XH1℃より低下したか否かを判定する。尚、この
XH1℃は、配管長さなどにより判断基準である第1飽
和温度を補正するためのものであって、通常は零に設定
されており、以下、第1飽和温度を43℃として説明す
る。
【0032】そして、上記内熱交温度Teが43℃より低
下していると、上記ステップST3の判定がYESとな
り、ステップST4に移り、ヒータ制御手段(11)が制御H
P低下信号を出力し、具体的に、高圧冷媒圧力の低下信
号を出力して補助ヒータ(BH)をオンしてリターンするこ
とになり、上述の動作を繰返すことになる。
【0033】つまり、図4に示すように、上記圧縮機
(1) の容量が大きい場合において、差温ΔTrが大きく且
つ内熱交温度Teが低い場合は、所定の暖房能力を発揮し
ているにも拘らず、暖房要求能力に達していないので、
能力不足と判定し、補助ヒータ(BH)をオンすることな
る。
【0034】一方、上記ステップST1において、制御許
可手段(12)が、圧縮機(1) の容量を定格容量ステップNt
の1.1倍以下と判定すると、判定がNOとなり、ステ
ップST5に移り、強制停止手段(13)は、圧縮機(1) の容
量が第2容量である定格容量ステップNtの0.8倍より
低下しているか否かを判定し、該圧縮機(1) の容量が低
下している場合、該ステップST5の判定がYESとな
る。そして、ステップST6に移り、ヒータフラグFHがセ
ットされているか否かを判定する。該ヒータフラグFH
は、暖房運転時の早朝1回目の運転時にセットされ、サ
ーモオフでリセットされるものであって、最初の1回目
の暖房運転時以外の場合、上記ステップST6の判定がN
Oとなり、ステップST7に移り、上記ヒータフラグFHを
リセットし、現在リセットされているので、そのままス
テップST8に移ることになる。
【0035】そして、該ステップST8において、上記強
制停止手段(13)が制御HP上昇信号を出力し、具体的
に、高圧冷媒圧力の上昇信号を出力して補助ヒータ(BH)
の強制停止信号をヒータ制御手段(11)に出力し、該ヒー
タ制御手段(11)が補助ヒータ(BH)をオフしてリターンす
ることなり、上述の動作を繰返すことになる。つまり、
図4に示すように、上記圧縮機(1) の容量が小さい場合
においては、差温ΔTrが大きく且つ内熱交温度Teが低く
補助ヒータ(BH)がオンしている状態であっても、圧縮機
(1) の容量を増大して所定の暖房能力を発揮することが
できるので、補助ヒータ(BH)をオフすることになる。
【0036】また、上記ステップST2及びステップST3
において、制御許可手段(12)が補助ヒータ(BH)の制御許
可信号を出力している状態であっても、上記差温ΔTrが
2℃より低い場合、又は、上記内熱交温度Teが43℃以
上である場合は、それぞれ判定がNOとなり、ヒータ制
御手段(11)は、補助ヒータ(BH)をONすることなくステ
ップST5に移ることになる.また、上記圧縮機(1) の容
量が、定格容量ステップNtの1.1倍以下で、且つ定格
容量ステップNtの0.8倍以上である場合には、上記ス
テップST5の判定がNOとなり、また、早朝の1回目の
暖房運転時である場合には、上記ヒータフラグFHがセッ
トされているので、上記ステップST6の判定がYESと
なり、該各ステップST5及びステップST6からステップ
ST9に移ることになる。そして、上記ヒータ制御手段(1
1)は、吸込空気温度Trと設定温度Tsとの差温ΔTrが1℃
以下か否かを判定し、該差温ΔTrが1℃より大きいと、
ステップST9の判定がNOとなり、ステップST10に移
り、内熱交温度Teが50℃−XH1℃より上昇したか否
かを判定する。尚、このXH1℃は、上記ステップST3
と同じ意味であって、通常は零に設定されており、以
下、第2飽和温度を50℃として説明する。
【0037】そして、上記内熱交温度Teが50℃以下の
場合は、上記ステップST10の判定がNOとなり、ステッ
プST11に移り、上記ヒータフラグFHがセットされている
か否かを判定し、該ヒータフラグFHがセットされている
場合には、上記ステップST4に移り、上記補助ヒータ(B
H)をオンする一方、上記ヒータフラグFHがリセットされ
ている場合には、現在の状態を維持してリターンするこ
とになり、上述の動作を繰返すことになる。
【0038】つまり、上記差温ΔTrが1℃より大きく、
且つ内熱交温度Teが50℃以下の場合、上記補助ヒータ
(BH)がオンしている状態ではオンし続ける一方、該補助
ヒータ(BH)がオフしている状態では該オフ状態を維持す
ることになる。また、早朝の1回目の運転時の場合、差
温ΔTrが1℃より大きく、且つ内熱交温度Teが50℃以
下では、上述したステップST2及びステップST3におけ
る補助ヒータ(BH)をオンする条件(差温ΔTrが2℃以上
で且つ内熱交温度Teが43℃より低下)を充足していな
いくとも補助ヒータ(BH)をオンすることになる。
【0039】また、上記ステップST9及びステップST11
において、上記差温ΔTrが1℃以下であるか、或いは、
上記内熱交温度Teが50℃より上昇していると、判定が
YESとなり、上記ステップST7に移り、上述した動作
を行い、補助ヒータ(BH)がオンしている場合にはオフす
ることになる。
【0040】従って、本実施例によれば、上記圧縮機
(1) の容量が第1容量以上に上昇すると、補助ヒータ(B
H)のオンオフ制御を可能にする一方、圧縮機(1) の容量
が第2容量以下に低下すると、補助ヒータ(BH)の強制停
止を可能にしたために、上記圧縮機(1) の低容量では、
補助ヒータ(BH)がオンすることを確実に防止することが
できるので、該圧縮機(1) の容量を暖房要求能力に対応
して増大させることができる。この結果、冷媒回路(9)
の暖房能力を充分に発揮させることができることから、
成績係数の向上を図ることができる。
【0041】また、暖房要求能力が小さい場合において
は、圧縮機(1) の容量が低容量であるので、補助ヒータ
(BH)がオンすることがなく、圧縮機(1) の発停回数を低
減することができる。
【0042】尚、本実施例においては、セパレートタイ
プの空気調和装置について説明したが、本発明は、各種
の空気調和装置に適用できることは勿論である。
【0043】また、本実施例においては、凝縮圧力相当
飽和温度の検出手段として内熱交センサ(The) を設けた
が、圧力センサなどであってもよいことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】空気調和装置の冷媒配管系統を示す冷媒回路図
である。
【図3】圧縮機容量の低下制御を示す制御フロー図であ
る。
【図4】暖房能力と差温との関係を示す特定図である。
【図5】従来の暖房能力と差温との関係を示す特定図で
ある。
【符号の説明】
1 圧縮機 3 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 5 電動膨脹弁(膨脹機構) 6 室内熱交換器(利用側熱交換器) 9 冷媒回路 10 コントローラ 11 ヒータ制御手段 12 制御許可手段 13 強制停止手段 14 容量制御手段 BH 補助ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量可変の圧縮機(1) と、熱源側熱交換
    器(3) と、膨脹機構(5) と、利用側熱交換器(6) とが順
    に接続されてなる冷媒回路(9) を備えると共に、補助ヒ
    ータ(BH)を備えた空気調和装置において、 上記補助ヒータ(BH)を所定の空調状態になるとオンオフ
    制御するヒータ制御手段(11)と、 上記圧縮機(1) の容量が所定の第1容量以上に上昇する
    と、上記補助ヒータ(BH)を制御可能にするための制御許
    可信号を上記ヒータ制御手段(11)に出力する制御許可手
    段(12)と、 上記圧縮機(1) の容量が上記第1容量より低い第2容量
    以下に低下すると、上記補助ヒータ(BH)を強制停止させ
    るための強制停止信号を上記ヒータ制御手段(11)に出力
    する強制停止手段(13)とを備えていることを特徴とする
    空気調和装置の運転制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置の運転制御
    装置において、ヒータ制御手段(11)は、空調領域の空気
    温度と設定温度との差温が第1温度差以上になり、且つ
    凝縮圧力相当飽和温度が所定の第1飽和温度より低下す
    ると補助ヒータ(BH)をオンさせる一方、上記差温が第1
    温度差より小さい第2温度差以下になるか、又は上記凝
    縮圧力相当飽和温度が第1飽和温度より高い第2飽和温
    度より上昇すると補助ヒータ(BH)をオフさせるように構
    成されていることを特徴とする空気調和装置の運転制御
    装置。
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