JPH05256526A - 電動膨張弁の開度制御装置 - Google Patents

電動膨張弁の開度制御装置

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JPH05256526A
JPH05256526A JP5154692A JP5154692A JPH05256526A JP H05256526 A JPH05256526 A JP H05256526A JP 5154692 A JP5154692 A JP 5154692A JP 5154692 A JP5154692 A JP 5154692A JP H05256526 A JPH05256526 A JP H05256526A
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JP
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electric expansion
valve
expansion valve
power failure
opening
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JP5154692A
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English (en)
Inventor
Hideji Genda
秀司 玄田
Shinichi Nakaishi
伸一 中石
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動膨張弁を基準開度に設定するよう閉じる
際に、瞬間的停電に起因する設定不良を防止する。 【構成】 電動膨張弁8を冷媒回路14に配置し、第1
電源Tr1に接続される制御部130と、第2電源Tr2に
接続される駆動部120とを設ける。閉弁指令手段20
1による電動膨張弁8の閉弁中に瞬間的停電が検出され
ると、補正手段201により、停電時間に応じ、或いは
一定量だけ、閉弁パルス数を増大補正する。これによ
り、各電源Tr1,Tr2の停電に対する応答性の相違等に
起因する制御信号と閉弁駆動量との誤差を修正して、電
動膨張弁8の基準開度への設定不良を防止する。サーモ
オン運転中に停電があった場合に、弁開度を基準開度に
設定するときにも同様の補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒回路に配置される
電動膨張弁の開度制御装置に係り、特に開度制御部と駆
動部とを別電源に接続したものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭59−1705
78号公報に開示される如く、冷媒回路に配置される電
動膨張弁の制御装置は、電動膨張弁の弁体をパルスモー
タにより駆動するとともに、制御部からパルスモータに
開弁パルス信号,閉弁パルス信号を出力して、電動膨張
弁の開度を調節するように構成されている。その際、開
弁パルス信号や閉弁パルス信号による実際の弁体の駆動
量には、機械的摩擦力に起因するヒステリシスの影響で
パルス信号数と誤差が生じることがあり、特に前回の駆
動方向と逆方向に弁体を駆動する時には、ヒステリシス
に相当する分だけ逆方向に駆動させるよう補正パルスを
出力するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のような電動
膨張弁の開度制御装置においては、制御の開始時に電動
膨張弁の開度を全閉状態までイニシャライズする際、制
御部から駆動部であるパルスモータに、全閉前の開度に
相当するパルス量よりも所定パルス量だけ加算した閉弁
パルス数を出力して、弁体を駆動するいわゆる増し締め
を行うことになる。かかる増し締めを行っても、実際に
弁体が全閉状態まで駆動された後は、パルスモータは磁
界のみ回転してロータは回転しないが、過度の閉弁パル
ス数を出力すると、弁体が弁座に着座した状態からさら
に強く弁座に押圧されて、その後の電動膨張弁の開作動
に不具合をきたす虞れがあるため、通常増し締め量は所
定パルス数に設定されている。
【0004】ところで、例えば空気調和装置の室外ユニ
ットに多数の室外電動膨張弁を配置したような場合等、
電動膨張弁の駆動部の電源容量を十分確保するために、
制御部とは変圧器等を介して別電源にすることがある。
このように別電源にした場合、下記のような問題があっ
た。
【0005】すなわち、電動膨張弁の制御部からの閉弁
パルス信号に応じて、駆動部で弁体を閉駆動している間
に、その電源が瞬間的に停電することがある。そのと
き、駆動部の電源と制御部の電源とが異なるために、或
いは元の電源が共通でも途中の接続関係によって停電に
対する応答特性が異なるために、制御部から出力される
閉弁パルス数と駆動部の弁体駆動量とにずれが生じるこ
とがあり、このため電動膨張弁の開度が基準開度に設定
されていないことがある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、電動膨張弁の開度を基準開度まで戻
すように閉駆動している間に駆動部側の電源が停電した
ときには、閉弁パルス数を増大補正することにより、電
動膨張弁の開度を適正な基準開度に設定し、もって、制
御精度の悪化を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の講じた手段は、図1に示すように
(破線部分を含まず)、冷媒回路(14)に配置された
電動膨張弁(8)と、第1電源(Tr1)に接続され、上
記電動膨張弁(8)の開度を制御する信号を出力する制
御部(130)と、第2電源(Tr2)に接続され、上記
制御部(130)の指令を受けて、上記電動膨張弁
(8)の弁体を駆動する駆動部(120)とを備えた電
動膨張弁の開度制御装置を対象とする。
【0008】そして、運転状態に応じて、上記電動膨張
弁(8)の開度を基準開度にするための閉弁パルス信号
を上記制御部(130)から上記駆動部(120)に出
力するよう指令する閉弁指令手段(201A)と、上記
第2電源(Tr2)の瞬間的停電を検出する停電検出手段
と、上記駆動部(120)により電動膨張弁(8)の弁
体を閉駆動中に上記停電検出手段の出力を受けたとき、
第2電源(Tr2)の停電時間に応じて、上記閉弁指令手
段(201A)の閉弁パルス信号を増大補正する補正手
段(201B)とを設ける構成としたものである。
【0009】請求項2の発明の講じた手段は、冷媒回路
(14)に配置された電動膨張弁(8)と、第1電源
(Tr1)に接続され、上記電動膨張弁(8)の開度を制
御する信号を出力する制御部(130)と、第2電源
(Tr2)に接続され、上記制御部(130)の指令を受
けて上記電動膨張弁(8)の弁体を駆動する駆動部(1
20)とを備えた電動膨張弁の開度制御装置を対象とす
る。
【0010】そして、図1に示すように(破線部分を含
む)、上記第2電源(Tr2)の瞬間的停電を検出する停
電検出手段と、空気調和装置のサーモオン運転中に上記
停電検出手段の出力を受けたとき、電動膨張弁(8)の
開度を基準開度にするための閉弁パルス信号を上記制御
部(130)から駆動部(120)に出力するよう指令
する閉弁指令手段(201B)と、該閉弁指令手段(2
01B)の出力を受けたとき、第2電源(Tr2)の停電
時間に応じて、上記閉弁指令手段(201B)の閉弁パ
ルス信号を増大補正する補正手段(202B)とを設け
る構成としたものである。
【0011】請求項3の発明の講じた手段は、上記請求
項1又は2の発明において、補正手段(202)の補正
量を一定量としたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、閉弁指令手段(201
A)の指令に応じて、制御部(130)から閉弁パルス
信号が出力されると、駆動部(120)により、室外電
動膨張弁(8a1)〜(8b2)の弁体が基準位置になるよ
う駆動される。
【0013】そのとき、この閉動作中に第2電源(Tr
2)で瞬間的停電があると、第1電源(Tr2)との応答
特性の相違等により、実際に電動膨張弁(8)の弁体が
駆動される閉弁量が制御部(130)から出力される閉
弁パルス数よりも少ないことがある。したがって、条件
によっては、電動膨張弁(8)の開度が基準開度に設定
されず、その後の制御の悪化を招く虞れがあるが、本発
明では、閉弁指令手段(201A)の指令による電動膨
張弁(8)の駆動中に瞬間的停電があると、補正手段
(202A)により、閉弁パルス数が停電時間に応じて
増大するよう補正されるので、電動膨張弁(8)の基準
開度への設定不良が未然に防止されることになる。
【0014】請求項2の発明では、サーモオン運転中に
瞬間的停電が検出された場合、閉弁指令手段(201
B)により、電動膨張弁(8)の開度を基準開度に戻す
よう指令されるが、上記請求項1の発明と同様の作用に
より、電動膨張弁(8)の開度が基準開度に戻らないこ
とがある。ここで、補正手段(202B)により、制御
部(130)から出力される閉弁パルス数が増大補正さ
れるので、電動膨張弁(8)の基準開度への設定不良が
防止されることになる。
【0015】請求項3の発明では、上記請求項1又は2
の作用において、補正手段(202)による閉弁パルス
数の補正量が一定量とされるが、この一定量を最大のず
れを考慮した値にすることにより、現実に弁開度の制御
性能の悪化を招くことなく、制御の構成が簡素化される
ことになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図2以下の
図面に基づき説明する。
【0017】図2は本発明の実施例に係るマルチ型空気
調和装置の冷媒配管系統を示し、(X)は室外ユニッ
ト、(Y1),(Y2),…は該室外ユニット(X)に
並列に接続された室内ユニットである。上記室外ユニッ
ト(X)の内部には、2つの三方切換弁(SV1),(S
V2)の切換えにより、運転容量が100%,67%,3
3%の3段階に調節される圧縮機(1)と、上記圧縮機
(1)から吐出されるガス冷媒中の油を分離する第1,
第2油分離器(4a),(4b)と、冷房運転時には図
中実線の如く切換わり暖房運転時には図中破線の如く切
換わる四路切換弁(5)と、冷房運転時に凝縮器、暖房
運転時に蒸発器となる一対の室外熱交換器(6a),
(6b)及び該室外熱交換器(6a),(6b)に付設
された2台の室外ファン(F1),(F2)とが配設さ
れている。上記各室外熱交換器(6a),(6b)は、
回路中で並列に配置されており、各室外熱交換器(6
a),(6b)に対して、冷房運転時には冷媒流量を調
節し、暖房運転時には冷媒の絞り作用を行う一対の室外
電動膨張弁(8a1),(8a2)及び(8b1),(8b2)
が配設されている。さらに室外ユニット(X)には、液
化した冷媒を貯蔵するためのレシ―バ(9)と、一対の
第1,第2アキュムレータ(10a),(10b)とが
配設されていて、該各機器(1)〜(10b)は、順次
冷媒配管(11)により冷媒の流通可能に接続されてい
る。また上記室内ユニット(Y1),(Y2),…は同
一構成であり、各々、冷房運転時には蒸発器、暖房運転
時には凝縮器となる室内熱交換器(12)およびそのフ
ァン(12a)と、暖房運転時に冷媒流量を調節し、冷
房運転時に冷媒の絞り作用を行う室内電動膨張弁(1
3)とがそれぞれ配設され、合流後液側手動閉鎖弁(1
7)及びガス側手動閉鎖弁(18)を介し連絡配管(1
1b)によって室外ユニット(X)との間を接続されて
いる。すなわち、以上の各機器は冷媒配管(11)によ
り、冷媒の流通可能に接続されていて、室外空気との熱
交換により得た熱を室内空気に放出するようにした主冷
媒回路(14)が構成されている。
【0018】次に、上記各主要機器以外に補助用の諸機
器が設けられている。(21)は吐出管と吸入管とを接
続する均圧ホットガスバイパス路(11d)に介設され
て、サ―モオフ状態等による圧縮機(1)の停止時、再
起動前に一定時間開作動する均圧用電磁弁、(33)は
キャピラリチュ―ブ(32)を介して上記第1,第2油
分離器(4a),(4b)から圧縮機(1)に油を戻す
ための油戻し管、(GP)はゲ―ジポ―トである。
【0019】また、装置には多くのセンサ類が配置され
ていて、(Th1a),(Th1b)は各室外熱交換器(6a),
(6b)のガス管温度を検出するガス管センサ、(Th2
b),(Th2b)は各室外熱交換器(6a),(6b)の液管
温度を検出する液管センサ、(Thd)は圧縮機(1)の
吐出管温度を検出する吐出管センサ、(LP)は吸入圧
力(低圧側圧力)を検出する低圧センサ、(OL)は油
圧を検出する油圧センサ、(HP)は吐出圧力(高圧側
圧力)を検出する高圧センサ、(HPS)は圧縮機保護用
の高圧圧力開閉器であって、これらのセンサ類の信号
は、空気調和装置のコントローラ(図示せず)に入力可
能になされている。
【0020】図2において、空気調和装置の冷房運転
時、四路切換弁(5)が図中実線側に切換わり、圧縮機
(1)で圧縮された冷媒が各室外熱交換器(6a),
(6b)で凝縮され、レシーバ(9)に貯溜された後、
連絡配管(11b)を経て各室内ユニット(Y1),
(Y2),…に分岐して送られる。各室内ユニット(Y
1),(Y2),…では、冷媒が各室内電動膨張弁(1
3)で減圧され、各室内熱交換器(12)で蒸発した後
合流して、室外ユニット(X)に戻り、アキュムレータ
(10a),(10b)で混入している液冷媒が除去さ
れ、ガス冷媒となって圧縮機(1)に吸入されるように
循環する。
【0021】また、暖房運転時には、四路切換弁(5)
が図中破線側に切換わり、冷媒の流れは上記冷房運転時
と逆となって、圧縮機(1)で圧縮された冷媒が各室内
熱交換器(12),(12),…で凝縮され、合流して
液状態で室外ユニット(X)に流れ、レシーバ(9)に
貯溜される。そして、各室外電動膨張弁(8a1)〜(8
b2)により減圧され、各室外熱交換器(6a),(6
b)で蒸発した後圧縮機(1)に戻るように循環する。
【0022】次に、空気調和装置の電気回路について、
図3に基づき説明する。図3において、三相交流電源
(TeS)には、外部機器回路(100)が接続されてい
るとともに、三相交流電源中の二相配線に、メイン機器
駆動用基板(110)と、本発明でいう駆動部である弁
駆動用基板(120)とが接続されている。さらに、上
記メイン機器駆動用基板(110)に対し、第1変圧器
(Tr1)を介して、本発明でいう制御部である制御用基
板(130)が接続されている。
【0023】上記外部機器回路(100)において、
(MC)は圧縮機(1)を駆動するための圧縮機モー
タ、(MF1),(MF2)はそれぞれ二台の室外ファン
(F1),(F2)を駆動するためのファンモータであ
って、上記圧縮機モータ(MC)には、後述の起動,停
止用の電磁リレー(52C)の常開接点(52C-1)と、後
述の過電流保護スイッチ(51C)を開作動させるための
ヒューズ(51C-f)とが直列に接続され、さらに、起動
時制御用の電磁リレー(42C),(6C)の常開接点
(42C-1),(6C-1)が付設されている。また、各フ
ァンモータ(MF1),(MF2)には、後述の起動,停止
用の電磁リレー(52F1),(52F2)の常開接点(52F1-
1),(52F2-1)と、家電流保護スイッチ(51F1),(51
F2)を開作動させるためのヒューズ(51F1-f),(51F2
-f)とが直列に接続されている。
【0024】また、メイン機器駆動用基板(110)に
は、高圧保護用スイッチ(63H),圧縮機(1)の過電
流保護スイッチ(51C),圧縮機(1)の温度上昇保護
スイッチ(49C)及びファン過電流保護スイッチ(51F
1),(51F2)とを配置してなる保護回路(111)
と、各々常開のリレー接点(RY2),(RY4),(RY
6),(RY7)及び(RY8)に直列に接続されたファン
駆動用電磁リレー(52F1),(52F2),圧縮機駆動用電
磁リレー(52C)及び圧縮機起動制御用電磁リレー(42
C),(6C)を配設してなる第1アクチュエータ駆動
回路(112)と、各々常開のリレー接点((RY9),
(RY10 ),(RY11 ),(RY13 ),(RY14 )に直
列に接続された異常表示用電磁リレー(WL),四路切
換弁(2)を切換えるための電磁リレー(20S),上記
圧縮機(1)のアンローダ用三方切換弁(SV1),(S
V2)を切換えるための電磁リレー(20RS1),(20RS2),
及び上記ホットガス開閉弁(21)を開閉するための電
磁リレー(20R1)を配設してなる第2アクチュエータ駆
動回路(113)とが主要回路として設けられている。
【0025】なお、(CH)はクランクケースヒータ、
(52C-2)は上記圧縮機駆動用電磁リレー(52C)の常
開接点であって、上記クランクケースヒータ(CH)を
オン.オフするもの、(Q1)は電源生成用パワートラ
ンジスタである。
【0026】一方、上記弁駆動用基板(120)には、
第2変圧器(Tr2)を介して、4個の室外電動膨張弁
(8a1)〜(8b2)のパルスモータ(20E1) 〜(20E4)が
配設されている。
【0027】さらに、上記制御用基板(130)には、
設定回路(DS1),(SS1),(SS2),…が設けられ
ているとともに、上記油圧センサ(OL)、各ガス管セ
ンサ(Th1a),(Th1b)、吐出管センサ(Thd)、各液管
センサ(Th2b),(Th2b)、高圧センサ(HP)及び低圧
センサ(LP)が信号線を介して接続されている。
【0028】次に、コントローラによる上記各室外電動
膨張弁(8a1)〜(8b2)の開度制御の内容について説
明する。
【0029】図4及び図5は、請求項1の発明に係る開
度制御のフロ―チャ―ト及びタイムチャートを示し、ス
テップST1で、空気調和装置の運転状態に応じて、室
外電動膨張弁(8a1)〜(8b2)の弁体を基準位置つま
り全閉位置にするよう2050パルスの閉弁パルス信号
が出力されると、弁駆動用基板(120)により、室外
電動膨張弁(8a1)〜(8b2)の弁体が全閉位置になる
よう駆動される(図5の(a)の時刻to から)。ただ
し、弁体が全閉位置まで駆動された後はパルスモータ
(20E1) 〜(20E4)は磁界のみ回転してロータは回転しな
いことから、現在の弁開度を最大と仮定して全開閉量に
相当する2000パルスの閉弁パルスとするとともに、
ヒステリシスの影響を考慮して50パルスの増し締め量
を加算し、結局2050パルスの閉弁パルス信号を出力
するようにしている。
【0030】そして、ステップST2で、弁体の駆動が
完了したか否かを判別し、弁体の駆動が完了するまで
は、ステップST3で、100msec以上の瞬間的停電が
検出されたか否かを判別し、100msec以上の瞬間停電
が検出されると(図5の(b)の時刻t1 〜t2 の
間)、ステップST4で増し締め量をさらに50パルス
だけ加算する増大補正をした後、100msec以上の瞬間
的停電が検出されなければ増し締め量の補正をすること
なくそのままで、それぞれステップST2の制御に戻っ
て、上述の制御を繰り返す。そして、弁体の駆動が終了
すると、次に制御に進む。つまり、100msec以上の瞬
間的停電が検出されると、その都度増し締め量を50パ
ルスずつ増大補正を行うようにしている。図5のタイム
チャートでは、1回だけ100msec以上の瞬間的停電が
検出されたので、閉弁パルス数を50パルスだけ増大補
正するようにしている(図5(b)の時刻t3 参照)。
【0031】ただし、詳細は省略するが、瞬間的停電の
検出はパルス信号の欠除から行うようになされており、
この検出動作により、本発明にいう停電検出手段が構成
されている。
【0032】また、上記フローにおいて、ステップST
1の制御により、請求項1の発明にいう閉弁指令手段
(201A)が構成され、ステップST4の制御によ
り、請求項1の発明にいう補正手段(202B)が構成
されている。
【0033】すなわち、空気調和装置の運転状態に応じ
て、閉弁指令手段(201A)により、制御部である制
御用基板(130)に閉弁指令が出力されると、この閉
弁指令に応じて制御用基板(130)から室外電動膨張
弁(8a1)〜(8b2)の開度を基準開度にするための2
050パルスの閉弁パルス信号が出力され、駆動部であ
る弁駆動用基板(130)により、各室外電動膨張弁
(8a1)〜(8b2)の各パルスモータ(20E1) 〜(20E4)
を介して室外電動膨張弁(8a1)〜(8b2)の弁体が基
準位置「0」になるよう駆動される。
【0034】そのとき、この全閉動作中にメイン電源
(TeS) で瞬間的停電があると、弁駆動用基板(12
0)と制御用基板(130)とでは応答特性が異なる。
すなわち、弁駆動用基板(120)はメイン電源(Te
S)に第1変圧器(Tr1)のみを介して接続されている
ので、瞬間的停電に対する応答が早くすぐに低出力にな
るが、制御用基板(130)は、パワートランジスタ
(Q1)により電源が生成されるメイン機器駆動用基板
(110)及び第2変圧器(Tr2)を介して、メイン電
源(TeS)に接続されているので、低出力になるのが遅
いなど、実際にパルスモータ(20E1) 〜(20E4)に加わる
閉弁パルス数は、制御信号の閉弁パルス数よりも少な
い。したがって、条件によっては、室外電動膨張弁(8
a1)〜(8b2)の開度が基準開度に設定されず、その後
の制御の悪化を招く虞れがある。
【0035】ここで、上記フローでは、閉弁指令手段
(201A)の指令による室外電動膨張弁(8a1)〜
(8b2)の全閉駆動中に、100msec以上の瞬間的停電
があると、補正手段(202A)により、弁開度の増し
締め量をさらに50パルスだけ増大させるよう補正され
るので、基準開度「0」への設定不良を有効に防止する
ことができる。
【0036】次に、サーモオン運転中に瞬間的停電が生
じた場合の制御について、図6のフロ―チャ―ト及び図
7のタイムチャートに基づき説明する。ステップSS1
で、サーモオン運転を行っている間に、ステップSS2
で、瞬間的停電が検知されると(図7(b)の時刻t10
〜t11参照)、ステップSS3に進んで、サーモオフ指
令を出力する(図7(a)の時刻t11参照)。同時に、
このサーモオフ指令に応じて、ステップSS4で、室外
電動膨張弁(8a1)〜(8b2)のを全閉にするよう20
50パルスの閉弁パルス信号を出力し(図7(c)の時
刻t11参照)、さらに、ステップSS5で、弁開度の増
し締め量を50パルスだけ加算する増大補正を行って
(図7(c)の時刻T12参照)、次の制御に進む。
【0037】上記フローにおいて、ステップSS3及び
SS4の制御により、請求項2の発明にいう閉弁指令手
段(201B)が構成され、ステップSS5の制御によ
り、補正手段(202B)が構成されている。
【0038】上記フローで説明したように、サーモオン
運転中に瞬間的停電が検出された場合、閉弁指令手段
(201B)により、いったんサーモオフに切換え、室
外電動膨張弁(8a1)〜(8b2)の開度を基準開度
「0」に戻すよう指令されるが、上述のように、実際に
パルスモータ(20E1) 〜(20E4)に加わる閉弁パルス数
は、制御信号の閉弁パルス数よりも少ない。したがっ
て、条件によっては、室外電動膨張弁(8a1)〜(8b
2)の開度が基準開度に設定されず、その後の制御の悪
化を招く虞れがあるが、そのとき、補正手段(202
B)により閉弁パルス信号を増大補正することで、電動
膨張弁(8a1)〜(8b2)の基準開度「0」への設定不
良を有効に防止することができる。
【0039】なお、上記実施例では、補正量を50パル
スと一定量にしたが、瞬間的停電の長さに応じて、補正
量を可変に調節するようにしてもよい。ただし、瞬間的
停電の場合、実際にはパルスモータ(20E1) 〜(20E4)に
加わる閉弁パルス数と制御信号の閉弁パルス数との差
は、それほど大きな変化はないので、補正手段(20
2)の補正量を最大のずれを考慮した一定量とすること
により、現実に制御性能の悪化を招くことなく、制御の
簡素化を図ることができる。
【0040】なお、上記実施例では、4個の室外電動膨
張弁(8a1)〜(8b2)を冷媒回路(14)に配置した
空気調和装置について説明したが、本発明はかかる実施
例に限定されるものではなく、1個の電動膨張弁を配置
したものについても適用しうることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電動膨張弁の開度を制御する制御部と電動膨張
弁の弁体を駆動する駆動部とを別電源に配置してなる電
動膨張弁の開度制御装置として、運転状態に応じて、電
動膨張弁開度を基準開度にするための閉弁パルス信号を
出力するよう制御部に指令する一方、その指令に応じて
弁体を駆動している間に電源の瞬間的停電が検出される
と、停電時間に応じて、閉弁パルス信号を増大補正する
ようにしたので、電源の応答性の相違等に起因する閉弁
パルス信号数よりも弁体の駆動量が低減するのを保償す
ることができ、よって、電動膨張弁の基準開度への設定
不良を未然に防止することができる。
【0042】請求項の発明によれば、電動膨張弁の開度
を制御する制御部と電動膨張弁の弁体を駆動する駆動部
とを別電源に配置してなる電動膨張弁の開度制御装置と
して、サーモオン運転中に瞬間的停電が検出された場
合、電動膨張弁の開度を基準開度に戻すための閉弁パル
ス信号を出力するよう制御部に指令するとともに、停電
時間に応じて閉弁パルス数を増大補正するようにしたの
で、上記請求項1の発明と同様の効果を発揮することが
できる。
【0043】請求項3の発明によれば、上記請求項1又
は2において、閉弁パルス数の補正量を一定量としたの
で、制御の構成の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例に係る空気調和装置の冷媒配管系統図で
ある。
【図3】空気調和装置の電気配線図である。
【図4】電動膨張弁の全閉制御のフロ―チャ―ト図であ
る。
【図5】電動膨張弁の全閉制御のタイムチャート図であ
る。
【図6】サーモオン中における停電時の異常処理制御の
フロ―チャ―ト図である。
【図7】サーモオン中における停電時の異常処理制御の
タイムチャートである。
【符号の説明】
8a1〜8b2 室外電動膨張弁 14 冷媒回路 120 弁駆動用基板(駆動部) 130 制御用基板(制御部) 201 閉弁指令手段 202 補正手段 Tr1 第1変圧器(第1電源) Tr2 第2変圧器(第2電源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒回路(14)に配置された電動膨張
    弁(8)と、第1電源(Tr1)に接続され、上記電動膨
    張弁(8)の開度を制御する信号を出力する制御部(1
    30)と、第2電源(Tr2)に接続され、上記制御部
    (130)の指令を受けて、上記電動膨張弁(8)の弁
    体を駆動する駆動部(120)とを備えた電動膨張弁の
    開度制御装置であって、 運転状態に応じて、上記電動膨張弁(8)の開度を基準
    開度にするための閉弁パルス信号を上記制御部(13
    0)から上記駆動部(120)に出力するよう指令する
    閉弁指令手段(201A)と、 上記第2電源(Tr2)の瞬間的停電を検出する停電検出
    手段と、 上記駆動部(120)により電動膨張弁(8)の弁体を
    閉駆動中に上記停電検出手段の出力を受けたとき、第2
    電源(Tr2)の停電時間に応じて、上記閉弁指令手段
    (201A)の閉弁パルス信号を増大補正する補正手段
    (201B)とを備えたことを特徴とする電動膨張弁の
    開度制御装置。
  2. 【請求項2】 冷媒回路(14)に配置された電動膨張
    弁(8)と、第1電源(Tr1)に接続され、上記電動膨
    張弁(8)の開度を制御する信号を出力する制御部(1
    30)と、第2電源(Tr2)に接続され、上記制御部
    (130)の指令を受けて上記電動膨張弁(8)の弁体
    を駆動する駆動部(120)とを備えた電動膨張弁の開
    度制御装置であって、 上記第2電源(Tr2)の瞬間的停電を検出する停電検出
    手段と、 空気調和装置のサーモオン運転中に上記停電検出手段の
    出力を受けたとき、電動膨張弁(8)の開度を基準開度
    にするための閉弁パルス信号を上記制御部(130)か
    ら駆動部(120)に出力するよう指令する閉弁指令手
    段(201B)と、 該閉弁指令手段(201B)の出力を受けたとき、第2
    電源(Tr2)の停電時間に応じて、上記閉弁指令手段
    (201B)の閉弁パルス信号を増大補正する補正手段
    (202B)とを備えたことを特徴とする電動膨張弁の
    開度制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電動膨張弁の開度
    制御装置において、 補正手段(202)の補正量は一定量であることを特徴
    とする冷凍装置の運転制御装置。
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