JPH0525751A - 織機の運動機構制御装置 - Google Patents
織機の運動機構制御装置Info
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- JPH0525751A JPH0525751A JP3332229A JP33222991A JPH0525751A JP H0525751 A JPH0525751 A JP H0525751A JP 3332229 A JP3332229 A JP 3332229A JP 33222991 A JP33222991 A JP 33222991A JP H0525751 A JPH0525751 A JP H0525751A
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Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 織機の開口運動機構などの駆動モータMを織
機主軸Aに同期させて回転制御するとき、制御系全体の
良好な制御性を実現する。 【構成】 位置指令部10は、織機主軸Aの回転角度θ
に応じて、駆動モータMの目標回転量Po を出力する。
位置制御部20は、駆動モータMの回転量Pf をフィー
ドバックして偏差dを検出し、偏差dを解消するよう
に、駆動モータMを回転制御する。ゲイン補正部30
は、偏差dに追従させて、位置制御ループ20cのルー
プゲインGを調整する。
機主軸Aに同期させて回転制御するとき、制御系全体の
良好な制御性を実現する。 【構成】 位置指令部10は、織機主軸Aの回転角度θ
に応じて、駆動モータMの目標回転量Po を出力する。
位置制御部20は、駆動モータMの回転量Pf をフィー
ドバックして偏差dを検出し、偏差dを解消するよう
に、駆動モータMを回転制御する。ゲイン補正部30
は、偏差dに追従させて、位置制御ループ20cのルー
プゲインGを調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、織機の開口、レピ
ア、筬打ちの各運動機構を、織機の主軸を駆動源としな
いで専用の駆動モータにより駆動し、織機主軸に同期さ
せて駆動モータの回転量を位置制御するための織機の運
動機構制御装置に関する。
ア、筬打ちの各運動機構を、織機の主軸を駆動源としな
いで専用の駆動モータにより駆動し、織機主軸に同期さ
せて駆動モータの回転量を位置制御するための織機の運
動機構制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】織機において、開口、レピア、筬打ち等
の各運動機構は、織機の主軸を駆動源としないで、専用
の駆動モータにより駆動することがあり、その方法ある
いは装置が既に開示されている(たとえば、特公昭63
−58940号公報、特開昭53−106865号公
報、特開昭59−199841号公報)。
の各運動機構は、織機の主軸を駆動源としないで、専用
の駆動モータにより駆動することがあり、その方法ある
いは装置が既に開示されている(たとえば、特公昭63
−58940号公報、特開昭53−106865号公
報、特開昭59−199841号公報)。
【0003】これらの各運動機構は、織機主軸の回転角
度に対し、厳密に同期して動作する必要がある。しか
し、各運動機構を専用の駆動モータにより駆動すると、
織機主軸との同期ずれが問題となり、この同期ずれを防
止するために、駆動モータの制御は位置制御を採用する
ことが好ましい。そこで、これらの従来技術において
は、適切な位置制御系を介し、駆動モータを織機主軸に
追従するように制御するのが普通である。
度に対し、厳密に同期して動作する必要がある。しか
し、各運動機構を専用の駆動モータにより駆動すると、
織機主軸との同期ずれが問題となり、この同期ずれを防
止するために、駆動モータの制御は位置制御を採用する
ことが好ましい。そこで、これらの従来技術において
は、適切な位置制御系を介し、駆動モータを織機主軸に
追従するように制御するのが普通である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によれ
ば、各運動機構の駆動モータを位置制御系を介して制御
するとき、制御系の伝達関数に係わるゲイン(以下、単
に、ループゲインという)が、偏差の大小に拘らず一定
であったため、制御系は、速応性または安定性の点で問
題があった。
ば、各運動機構の駆動モータを位置制御系を介して制御
するとき、制御系の伝達関数に係わるゲイン(以下、単
に、ループゲインという)が、偏差の大小に拘らず一定
であったため、制御系は、速応性または安定性の点で問
題があった。
【0005】すなわち、開口、レピア、筬打ちの各運動
機構は、一般に、織機を運転するとき、停止状態、定速
駆動状態、急加減速状態の運動を繰り返すが、この前2
者の状態では、制御量の時間的変化が小さいために偏差
が小さく、急加減速状態では、偏差が大きくなる。この
とき、制御系は、小さな偏差に対しては、ハンチングが
発生しないように小さなループゲインが要求され、大き
な偏差に対しては、それを速やかに解消するために、大
きなループゲインが要求される。しかし、従来の制御系
では、ループゲインが偏差の大小に拘らず一定であった
ため、ループゲインを小さく設定すると、ハンチングが
発生することなく制御が安定するが、急加減速状態にお
ける速応性が不足し、また、逆に、ループゲインを大き
くすると、速応性を上げることができるが、停止状態、
定速駆動状態においてハンチングが発生して制御が安定
せず、したがって、所定のすべての運動状態に対して良
好な制御性を実現することが困難であった。
機構は、一般に、織機を運転するとき、停止状態、定速
駆動状態、急加減速状態の運動を繰り返すが、この前2
者の状態では、制御量の時間的変化が小さいために偏差
が小さく、急加減速状態では、偏差が大きくなる。この
とき、制御系は、小さな偏差に対しては、ハンチングが
発生しないように小さなループゲインが要求され、大き
な偏差に対しては、それを速やかに解消するために、大
きなループゲインが要求される。しかし、従来の制御系
では、ループゲインが偏差の大小に拘らず一定であった
ため、ループゲインを小さく設定すると、ハンチングが
発生することなく制御が安定するが、急加減速状態にお
ける速応性が不足し、また、逆に、ループゲインを大き
くすると、速応性を上げることができるが、停止状態、
定速駆動状態においてハンチングが発生して制御が安定
せず、したがって、所定のすべての運動状態に対して良
好な制御性を実現することが困難であった。
【0006】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、位置指令部と位置制御部とを備えて駆
動モータを位置制御するとき、ループゲインを偏差に追
従させて調整するゲイン補正部を設けることにより、制
御系全体の速応性や安定性を損うことなく、すべての運
動状態に対して良好な制御性を実現することができる織
機の運動機構制御装置を提供することにある。
術の問題に鑑み、位置指令部と位置制御部とを備えて駆
動モータを位置制御するとき、ループゲインを偏差に追
従させて調整するゲイン補正部を設けることにより、制
御系全体の速応性や安定性を損うことなく、すべての運
動状態に対して良好な制御性を実現することができる織
機の運動機構制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、専用の駆動モータを介して織機
の運動機構を駆動する場合において、織機主軸の回転角
度に応じて駆動モータの目標回転量を出力する位置指令
部と、位置指令部からの目標回転量と駆動モータの回転
量との偏差を解消するように駆動モータの回転を制御す
る位置制御部と、位置制御部の偏差に追従させて、位置
制御部の位置制御ループ、速度制御ループ、電流制御ル
ープの少なくとも1のループゲインを調整するゲイン補
正部とを備えることをその要旨とする。
めのこの発明の構成は、専用の駆動モータを介して織機
の運動機構を駆動する場合において、織機主軸の回転角
度に応じて駆動モータの目標回転量を出力する位置指令
部と、位置指令部からの目標回転量と駆動モータの回転
量との偏差を解消するように駆動モータの回転を制御す
る位置制御部と、位置制御部の偏差に追従させて、位置
制御部の位置制御ループ、速度制御ループ、電流制御ル
ープの少なくとも1のループゲインを調整するゲイン補
正部とを備えることをその要旨とする。
【0008】なお、ゲイン補正部は、連続関数に基づい
てループゲインを決定することができ、また、少なくと
も小偏差用と大偏差用との異なる関数に基づいて、ルー
プゲインを決定してもよい。
てループゲインを決定することができ、また、少なくと
も小偏差用と大偏差用との異なる関数に基づいて、ルー
プゲインを決定してもよい。
【0009】さらに、ゲイン補正部は、位置制御部の偏
差を記憶するメモリ手段を備え、メモリ手段に記憶され
た偏差に基づいてループゲインを決定することができ、
このとき、ゲイン補正部は、ループゲインの修正機能を
有するようにしてもよい。
差を記憶するメモリ手段を備え、メモリ手段に記憶され
た偏差に基づいてループゲインを決定することができ、
このとき、ゲイン補正部は、ループゲインの修正機能を
有するようにしてもよい。
【0010】なお、ゲイン補正部は、以上の各場合にお
いて、織機停止時用と織機運転時用との異なる関数に基
づいて、ループゲインを決定することができる。
いて、織機停止時用と織機運転時用との異なる関数に基
づいて、ループゲインを決定することができる。
【0011】
【作用】この発明の構成によるときは、位置制御部は、
位置指令部から出力される目標回転量に従って、目標回
転量と駆動モータの回転量との偏差を解消するように駆
動モータの回転量を位置制御し、織機主軸の回転角度に
追従させることができる。一方、ゲイン補正部は、位置
制御部の位置制御ループ、速度制御ループ、電流制御ル
ープの少なくとも1のループゲインを、位置制御部の偏
差に追従させて調整することができるから、偏差が大の
ときには、ループゲインを増大することにより制御系全
体の速応性を上げることができ、また、偏差が小のとき
には、ループゲインを小さく調整して、制御系全体の安
定性を高めることができる。
位置指令部から出力される目標回転量に従って、目標回
転量と駆動モータの回転量との偏差を解消するように駆
動モータの回転量を位置制御し、織機主軸の回転角度に
追従させることができる。一方、ゲイン補正部は、位置
制御部の位置制御ループ、速度制御ループ、電流制御ル
ープの少なくとも1のループゲインを、位置制御部の偏
差に追従させて調整することができるから、偏差が大の
ときには、ループゲインを増大することにより制御系全
体の速応性を上げることができ、また、偏差が小のとき
には、ループゲインを小さく調整して、制御系全体の安
定性を高めることができる。
【0012】ゲイン補正部が、ループゲインを連続関数
に基づいて決定するときは、偏差の大きさに対応するル
ープゲインを容易に計算することができる。また、ゲイ
ン補正部は、小偏差用と大偏差用との異なる関数に基づ
いてループゲインを求めるときは、それぞれの関数を単
純な関数にすることができ、偏差の大小を判別し、その
判別結果に対応するいずれかの関数に基づいてループゲ
インを決定することができる。
に基づいて決定するときは、偏差の大きさに対応するル
ープゲインを容易に計算することができる。また、ゲイ
ン補正部は、小偏差用と大偏差用との異なる関数に基づ
いてループゲインを求めるときは、それぞれの関数を単
純な関数にすることができ、偏差の大小を判別し、その
判別結果に対応するいずれかの関数に基づいてループゲ
インを決定することができる。
【0013】ゲイン補正部がメモリ手段を備えるとき
は、メモリ手段に記憶される偏差の大小により、ループ
ゲインを自動決定することができ、このとき、ループゲ
インの修正機能を設ければ、設定したループゲインを再
修正することができるから、一層良好な制御性を実現す
ることが可能である。
は、メモリ手段に記憶される偏差の大小により、ループ
ゲインを自動決定することができ、このとき、ループゲ
インの修正機能を設ければ、設定したループゲインを再
修正することができるから、一層良好な制御性を実現す
ることが可能である。
【0014】ゲイン補正部が、織機停止時用と織機運転
時用との異なる関数を使用するときは、織機の停止中に
インチング動作などを行なうときにも、特に小さなルー
プゲインによる安定な制御動作を実現することができ
る。
時用との異なる関数を使用するときは、織機の停止中に
インチング動作などを行なうときにも、特に小さなルー
プゲインによる安定な制御動作を実現することができ
る。
【0015】なお、このような織機の運動機構制御装置
は、開口運動機構、レピア運動機構、筬打ち運動機構の
いずれの駆動モータに対しても、有効に適用することが
できる。
は、開口運動機構、レピア運動機構、筬打ち運動機構の
いずれの駆動モータに対しても、有効に適用することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0017】織機の運動機構制御装置(以下、単に、制
御装置という)は、位置指令部10と、位置制御部20
と、ゲイン補正部30とを備えてなる(図1)。ただ
し、ここでは、制御装置は、専用の駆動モータMによる
開口運動機構を制御対象とするものとする。
御装置という)は、位置指令部10と、位置制御部20
と、ゲイン補正部30とを備えてなる(図1)。ただ
し、ここでは、制御装置は、専用の駆動モータMによる
開口運動機構を制御対象とするものとする。
【0018】位置指令部10には、織機主軸Aの回転角
度θがエンコーダE1を介して入力されており、位置指
令部10からは、駆動モータMの目標回転量Po を指示
する指令回転信号So と、ベーススピード信号Sb とが
出力されている。
度θがエンコーダE1を介して入力されており、位置指
令部10からは、駆動モータMの目標回転量Po を指示
する指令回転信号So と、ベーススピード信号Sb とが
出力されている。
【0019】位置指令部10は、ステップカウンタ1
1、パルスパターン発生器12、速度検出器13、ベー
ススピード計算器14を備えてなり(図2)、エンコー
ダE1からの回転角度θは、ステップカウンタ11、パ
ルスパターン発生器12、速度検出器13に分岐入力さ
れている。ステップカウンタ11の出力は、パルスパタ
ーン発生器12に接続されており、パルスパターン発生
器12の出力は、指令回転信号So となっている。ま
た、速度検出器13の出力は、ベーススピード計算器1
4、D/A変換器15を介し、ベーススピード信号Sb
となっている。なお、ステップカウンタ11と、パルス
パターン発生器12、ベーススピード計算器14とに
は、それぞれ、開口パターン設定器16からの規定ステ
ップ数Nr 、開口パターンSKが併せ入力されている。
1、パルスパターン発生器12、速度検出器13、ベー
ススピード計算器14を備えてなり(図2)、エンコー
ダE1からの回転角度θは、ステップカウンタ11、パ
ルスパターン発生器12、速度検出器13に分岐入力さ
れている。ステップカウンタ11の出力は、パルスパタ
ーン発生器12に接続されており、パルスパターン発生
器12の出力は、指令回転信号So となっている。ま
た、速度検出器13の出力は、ベーススピード計算器1
4、D/A変換器15を介し、ベーススピード信号Sb
となっている。なお、ステップカウンタ11と、パルス
パターン発生器12、ベーススピード計算器14とに
は、それぞれ、開口パターン設定器16からの規定ステ
ップ数Nr 、開口パターンSKが併せ入力されている。
【0020】位置制御部20は、極性判断器21、偏差
カウンタ22、D/A変換器23、位置増幅器24から
なる位置制御ループ20cと、速度制御ループ20a
と、電流制御ループ20bとを縦続してなる(図1)。
カウンタ22、D/A変換器23、位置増幅器24から
なる位置制御ループ20cと、速度制御ループ20a
と、電流制御ループ20bとを縦続してなる(図1)。
【0021】極性判断器21には、位置指令部10から
の指令回転信号So と、駆動モータMの回転量Pf を示
すエンコーダE2 からの位置フィードバック信号Sf と
が入力されており、その出力は、偏差カウンタ22の加
算端子、減算端子に個別に接続されている。偏差カウン
タ22からは、偏差d=Po −Pf を指示する偏差信号
Sd が出力され、偏差信号Sd は、D/A変換器23を
介して位置増幅器24に導かれている。位置増幅器24
からは、速度指令信号Sv が出力されている。
の指令回転信号So と、駆動モータMの回転量Pf を示
すエンコーダE2 からの位置フィードバック信号Sf と
が入力されており、その出力は、偏差カウンタ22の加
算端子、減算端子に個別に接続されている。偏差カウン
タ22からは、偏差d=Po −Pf を指示する偏差信号
Sd が出力され、偏差信号Sd は、D/A変換器23を
介して位置増幅器24に導かれている。位置増幅器24
からは、速度指令信号Sv が出力されている。
【0022】速度指令信号Sv は、速度制御ループ20
aの加算点25aにおいて、位置指令部10からのベー
ススピード信号Sb 、F/V変換器28を経由した位置
フィードバック信号Sf と合成されて、速度増幅器25
に導かれている。速度増幅器25の出力は、電流制御ル
ープ20bの加算点26aを介して電流増幅器26に接
続され、電流増幅器26の出力は、駆動モータMに接続
されている。なお、電流増幅器26の出力には、電流検
出器CTが介装され、その出力は、加算点26aに負帰
還されている。
aの加算点25aにおいて、位置指令部10からのベー
ススピード信号Sb 、F/V変換器28を経由した位置
フィードバック信号Sf と合成されて、速度増幅器25
に導かれている。速度増幅器25の出力は、電流制御ル
ープ20bの加算点26aを介して電流増幅器26に接
続され、電流増幅器26の出力は、駆動モータMに接続
されている。なお、電流増幅器26の出力には、電流検
出器CTが介装され、その出力は、加算点26aに負帰
還されている。
【0023】ゲイン補正部30は、ゲイン計算器31と
増幅率設定器32とからなり、ゲイン計算器31には、
偏差カウンタ22からの偏差信号Sd が分岐入力されて
いる。ゲイン計算器31の出力は、増幅率設定器32に
接続され、増幅率設定器32から出力される増幅率g
は、位置増幅器24に入力されている。
増幅率設定器32とからなり、ゲイン計算器31には、
偏差カウンタ22からの偏差信号Sd が分岐入力されて
いる。ゲイン計算器31の出力は、増幅率設定器32に
接続され、増幅率設定器32から出力される増幅率g
は、位置増幅器24に入力されている。
【0024】なお、駆動モータMは、図示しない綜絖枠
駆動用のカム機構に連結されているものとする。ただ
し、綜絖枠は、一般に、複数枚を組み合わせて使用する
が、ここでは、その1枚分のみが図示されている。
駆動用のカム機構に連結されているものとする。ただ
し、綜絖枠は、一般に、複数枚を組み合わせて使用する
が、ここでは、その1枚分のみが図示されている。
【0025】いま、織機を起動し、織機主軸Aが回転す
ると、エンコーダE1は、織機主軸Aの回転角度θを出
力する。そこで、位置指令部10のステップカウンタ1
1は、開口パターン設定器16からの規定ステップ数N
r を参照し、織機主軸Aの1回転ごとに、綜絖枠の運動
パターン、すなわち開口パターンSKの1リピート内の
ステップ数Nを更新し、出力することができる。ただ
し、ここで、規定ステップ数Nr とは、開口パターンS
Kが一巡する織機主軸Aの回転数をいうものとし、図3
の例では、Nr =6である。
ると、エンコーダE1は、織機主軸Aの回転角度θを出
力する。そこで、位置指令部10のステップカウンタ1
1は、開口パターン設定器16からの規定ステップ数N
r を参照し、織機主軸Aの1回転ごとに、綜絖枠の運動
パターン、すなわち開口パターンSKの1リピート内の
ステップ数Nを更新し、出力することができる。ただ
し、ここで、規定ステップ数Nr とは、開口パターンS
Kが一巡する織機主軸Aの回転数をいうものとし、図3
の例では、Nr =6である。
【0026】パルスパターン発生器12は、開口パター
ン設定器16からの開口パターンSK、ステップカウン
タ11からのステップ数Nを参照し、エンコーダE1 か
らの織機主軸Aの回転角度θに追従して駆動モータMを
回転駆動するための目標回転量Po を算出する。ただ
し、目標回転量Po は、エンコーダE2 からの駆動モー
タMの回転量Pf と同一分解能の疎密のパルス列として
表わすものとし、このような目標回転量Po は、指令回
転信号So として外部に出力されている。なお、パルス
パターン発生器12は、たとえば、エンコーダE1 の出
力信号を2相パルス列信号とすることにより、織機主軸
Aの回転方向を検出することができ、その結果を利用し
て、駆動モータMの回転方向を決定することができる。
そこで、パルスパターン発生器12は、たとえば、指令
回転信号So におけるパルス列の極性を選択することに
より、駆動モータMの回転方向を併せ指示することがで
きる。
ン設定器16からの開口パターンSK、ステップカウン
タ11からのステップ数Nを参照し、エンコーダE1 か
らの織機主軸Aの回転角度θに追従して駆動モータMを
回転駆動するための目標回転量Po を算出する。ただ
し、目標回転量Po は、エンコーダE2 からの駆動モー
タMの回転量Pf と同一分解能の疎密のパルス列として
表わすものとし、このような目標回転量Po は、指令回
転信号So として外部に出力されている。なお、パルス
パターン発生器12は、たとえば、エンコーダE1 の出
力信号を2相パルス列信号とすることにより、織機主軸
Aの回転方向を検出することができ、その結果を利用し
て、駆動モータMの回転方向を決定することができる。
そこで、パルスパターン発生器12は、たとえば、指令
回転信号So におけるパルス列の極性を選択することに
より、駆動モータMの回転方向を併せ指示することがで
きる。
【0027】一方、速度検出器13は、エンコーダE1
からの回転角度θを入力して織機主軸Aの回転速度を検
出する。そこで、ベーススピード計算器14は、開口パ
ターンSKを参照して、駆動モータMの所要のベースス
ピードを算出することができ、その結果は、D/A変換
器15を介し、ベーススピード信号Sb として外部に出
力されている(図3)。
からの回転角度θを入力して織機主軸Aの回転速度を検
出する。そこで、ベーススピード計算器14は、開口パ
ターンSKを参照して、駆動モータMの所要のベースス
ピードを算出することができ、その結果は、D/A変換
器15を介し、ベーススピード信号Sb として外部に出
力されている(図3)。
【0028】このようにして、位置指令部10が、織機
主軸Aの回転角度θに応じて、駆動モータMの目標回転
量Po を指令回転信号So として出力すれば(図1)、
極性判断器21は、この指令回転信号So を構成するパ
ルス列の極性から、駆動モータMの回転方向を判断し、
正回転なら偏差カウンタ22の加算端子に、また、負回
転なら減算端子に、それぞれ、目標回転量Po を入力す
る。極性判断器21は、駆動モータMの回転量Pf を示
す位置フィードバック信号Sf に対しても、たとえば、
それを構成する2相パルス列信号から駆動モータMの回
転方向を判断し、正回転なら偏差カウンタ22の減算端
子に、また、負回転なら加算端子に、回転量Pf を入力
する。そこで、偏差カウンタ22は、その出力側に、駆
動モータMに対する目標回転量Po と実際の回転量Pf
との偏差d=Po −Pf を偏差信号Sd として発生する
ことができる。
主軸Aの回転角度θに応じて、駆動モータMの目標回転
量Po を指令回転信号So として出力すれば(図1)、
極性判断器21は、この指令回転信号So を構成するパ
ルス列の極性から、駆動モータMの回転方向を判断し、
正回転なら偏差カウンタ22の加算端子に、また、負回
転なら減算端子に、それぞれ、目標回転量Po を入力す
る。極性判断器21は、駆動モータMの回転量Pf を示
す位置フィードバック信号Sf に対しても、たとえば、
それを構成する2相パルス列信号から駆動モータMの回
転方向を判断し、正回転なら偏差カウンタ22の減算端
子に、また、負回転なら加算端子に、回転量Pf を入力
する。そこで、偏差カウンタ22は、その出力側に、駆
動モータMに対する目標回転量Po と実際の回転量Pf
との偏差d=Po −Pf を偏差信号Sd として発生する
ことができる。
【0029】偏差dは、D/A変換器23によりディジ
タル量からアナログ量に変換され、位置増幅器24にお
いて、この偏差dを解消するための速度指令信号Sv に
変換される。なお、このとき、ゲイン補正部30におい
て、ゲイン計算器31は、偏差dの大きさに追従させて
位置制御ループ20cの最適なループゲインGを計算
し、増幅率設定器32は、そのループゲインGに対応す
る位置増幅器24の増幅率gを設定して、位置増幅器2
4に出力する。また、速度指令信号Sv は、速度制御ル
ープ20a、電流制御ループ20bを介して、駆動モー
タMに出力され、駆動モータMは、偏差カウンタ22の
偏差dが消滅するまで、所定の速度で回転する。ただ
し、このときの駆動モータMの回転速度は、基本的に、
位置指令部10からのベーススピード信号Sb に従う。
タル量からアナログ量に変換され、位置増幅器24にお
いて、この偏差dを解消するための速度指令信号Sv に
変換される。なお、このとき、ゲイン補正部30におい
て、ゲイン計算器31は、偏差dの大きさに追従させて
位置制御ループ20cの最適なループゲインGを計算
し、増幅率設定器32は、そのループゲインGに対応す
る位置増幅器24の増幅率gを設定して、位置増幅器2
4に出力する。また、速度指令信号Sv は、速度制御ル
ープ20a、電流制御ループ20bを介して、駆動モー
タMに出力され、駆動モータMは、偏差カウンタ22の
偏差dが消滅するまで、所定の速度で回転する。ただ
し、このときの駆動モータMの回転速度は、基本的に、
位置指令部10からのベーススピード信号Sb に従う。
【0030】ここで、織機運転中に、駆動モータMが同
期ずれを起こすと、偏差カウンタ22の出力側に偏差d
が発生する。このとき、ゲイン発生部30のゲイン計算
器31は、たとえば図4に示すような連続関数に基づい
て、偏差dの大きさに応じたループゲインGを求め、増
幅率設定器32は、そのループゲインGを実現するよう
に、位置増幅器24の増幅率gを定め、それを位置増幅
器24に出力することができる。
期ずれを起こすと、偏差カウンタ22の出力側に偏差d
が発生する。このとき、ゲイン発生部30のゲイン計算
器31は、たとえば図4に示すような連続関数に基づい
て、偏差dの大きさに応じたループゲインGを求め、増
幅率設定器32は、そのループゲインGを実現するよう
に、位置増幅器24の増幅率gを定め、それを位置増幅
器24に出力することができる。
【0031】このときの関数は、偏差dが|d|<d1
、d1 ≦|d|<d2 、d2 ≦|d|<d3 (ただ
し、0<d1 <d2 <d3 )の各領域の順に急勾配とな
り、|d|>d3 において一定値となっているから、ゲ
イン計算器31は、偏差dの大きさに応じて、たとえ
ば、偏差d=da <d1 のときには、小さいループゲイ
ンG=Ga を得ることができ、偏差d=db >d3 のと
きには、大きいループゲインG=Gb を得ることができ
る。なお、この関数において、偏差dが小さい領域、す
なわち|d|<d1 におけるループゲインGは、位置制
御部20の安定性が十分に維持できる値であり、偏差d
が大きい領域、すなわち|d|>d3 におけるループゲ
インGは、偏差dを速やかに解消し速応性を高めること
ができる値に設定してあるものとする。
、d1 ≦|d|<d2 、d2 ≦|d|<d3 (ただ
し、0<d1 <d2 <d3 )の各領域の順に急勾配とな
り、|d|>d3 において一定値となっているから、ゲ
イン計算器31は、偏差dの大きさに応じて、たとえ
ば、偏差d=da <d1 のときには、小さいループゲイ
ンG=Ga を得ることができ、偏差d=db >d3 のと
きには、大きいループゲインG=Gb を得ることができ
る。なお、この関数において、偏差dが小さい領域、す
なわち|d|<d1 におけるループゲインGは、位置制
御部20の安定性が十分に維持できる値であり、偏差d
が大きい領域、すなわち|d|>d3 におけるループゲ
インGは、偏差dを速やかに解消し速応性を高めること
ができる値に設定してあるものとする。
【0032】増幅率設定器32は、ゲイン計算器31に
より求められたループゲインGを実現するための位置増
幅器24の増幅率gを求め、それを位置増幅器24に出
力する。位置増幅器24は、増幅率gに従って速度指令
信号Sv を作成するから、これにより、位置制御ループ
20cのループゲインGを適正に設定することができ
る。なお、図4に示す偏差dとループゲインGとの関数
は、原点に対して点対称なパターンとしたが、これは非
対称であってもよい。
より求められたループゲインGを実現するための位置増
幅器24の増幅率gを求め、それを位置増幅器24に出
力する。位置増幅器24は、増幅率gに従って速度指令
信号Sv を作成するから、これにより、位置制御ループ
20cのループゲインGを適正に設定することができ
る。なお、図4に示す偏差dとループゲインGとの関数
は、原点に対して点対称なパターンとしたが、これは非
対称であってもよい。
【0033】
【他の実施例】ゲイン補正部30のゲイン計算器31
は、切換器31dを介し、偏差dの大きさにより、複数
の関数発生器31a、31b…を選択するようにしても
よい(図5)。
は、切換器31dを介し、偏差dの大きさにより、複数
の関数発生器31a、31b…を選択するようにしても
よい(図5)。
【0034】関数発生器31a、31b…は、それぞ
れ、大偏差用、中偏差用、小偏差用に分けて、それぞれ
の場合の偏差dとループゲインGとの関数を定義するも
のとし、切換器31dは、偏差dの大きさを判別する判
別器31eの出力により、関数発生器31a、31b…
を選択することができる。なお、関数発生器31a、3
1b、31cは、それぞれ、偏差dに応じ、ループゲイ
ンG1 、G2 、G3 (ただし、G1 >G2 >G3 )を出
力するものとする。ここで、中偏差用の関数発生器31
bは、これを省略してもよく、また、必要に応じて、2
以上を設けてもよい。少なくとも小偏差用と大偏差用と
の異なる関数に基づいてループゲインGを決定すること
ができるから、各関数発生器31a、31b…における
関数形を著るしく単純化することができる。
れ、大偏差用、中偏差用、小偏差用に分けて、それぞれ
の場合の偏差dとループゲインGとの関数を定義するも
のとし、切換器31dは、偏差dの大きさを判別する判
別器31eの出力により、関数発生器31a、31b…
を選択することができる。なお、関数発生器31a、3
1b、31cは、それぞれ、偏差dに応じ、ループゲイ
ンG1 、G2 、G3 (ただし、G1 >G2 >G3 )を出
力するものとする。ここで、中偏差用の関数発生器31
bは、これを省略してもよく、また、必要に応じて、2
以上を設けてもよい。少なくとも小偏差用と大偏差用と
の異なる関数に基づいてループゲインGを決定すること
ができるから、各関数発生器31a、31b…における
関数形を著るしく単純化することができる。
【0035】ゲイン計算器31は、織機停止時用と織機
運転時用とに分けて関数発生器31a、31bを設け
(図6)、それぞれの出力として得られるループゲイン
G1 、G2 (ただし、G1 <G2 )を切換器31dによ
って選択し、ループゲインGを求めるようにしてもよ
い。切換器31dは、たとえば、織機が運転中であるこ
とを示す運転信号Sa を入力し、運転信号Sa がないと
きは、小さいループゲインG1 を出力する織機停止時用
の関数発生器31aを選択し、運転信号Sa があるとき
は、大きいループゲインG2 を出力する織機運転時用の
関数発生器31bを選択する。織機の停止中にインチン
グ動作などを行なう際、ループゲインGを織機運転時よ
り小さく設定することにより、有害なハンチングを生じ
ることなく、駆動モータMを安定に追従させることがで
きる。なお、切換器31dは、織機を起動して運転信号
Sa が発生した後、さらに低速の過渡的回転期間を除く
ための所定期間が経過したときに織機運転時用の関数発
生器31bを選択するように、織機主軸Aの回転量を計
数するカウンタ、または適当なタイマと組み合わせても
よい。
運転時用とに分けて関数発生器31a、31bを設け
(図6)、それぞれの出力として得られるループゲイン
G1 、G2 (ただし、G1 <G2 )を切換器31dによ
って選択し、ループゲインGを求めるようにしてもよ
い。切換器31dは、たとえば、織機が運転中であるこ
とを示す運転信号Sa を入力し、運転信号Sa がないと
きは、小さいループゲインG1 を出力する織機停止時用
の関数発生器31aを選択し、運転信号Sa があるとき
は、大きいループゲインG2 を出力する織機運転時用の
関数発生器31bを選択する。織機の停止中にインチン
グ動作などを行なう際、ループゲインGを織機運転時よ
り小さく設定することにより、有害なハンチングを生じ
ることなく、駆動モータMを安定に追従させることがで
きる。なお、切換器31dは、織機を起動して運転信号
Sa が発生した後、さらに低速の過渡的回転期間を除く
ための所定期間が経過したときに織機運転時用の関数発
生器31bを選択するように、織機主軸Aの回転量を計
数するカウンタ、または適当なタイマと組み合わせても
よい。
【0036】ゲイン計算器31は、メモリ手段31fを
備えることができる(図7)。
備えることができる(図7)。
【0037】メモリ手段31fには、偏差dが入力さ
れ、メモリ手段31fの出力は、ゲインパターン発生器
31gを介し、ループゲインGとして外部に引き出され
ている。なお、メモリ手段31f、ゲインパターン発生
器31gには、織機主軸Aの回転角度θ、ステップ数N
が分岐入力されている。そこで、メモリ手段31fは、
織機を運転しているとき、たとえば、開口パターンSK
の1リピート分の偏差d=f1 (N、θ)を記憶するも
のとし(図8)、ゲインパターン発生器31gは、この
ようにして記憶された偏差dに対応して、ループゲイン
G=f2 (N、θ)を発生するものとする。
れ、メモリ手段31fの出力は、ゲインパターン発生器
31gを介し、ループゲインGとして外部に引き出され
ている。なお、メモリ手段31f、ゲインパターン発生
器31gには、織機主軸Aの回転角度θ、ステップ数N
が分岐入力されている。そこで、メモリ手段31fは、
織機を運転しているとき、たとえば、開口パターンSK
の1リピート分の偏差d=f1 (N、θ)を記憶するも
のとし(図8)、ゲインパターン発生器31gは、この
ようにして記憶された偏差dに対応して、ループゲイン
G=f2 (N、θ)を発生するものとする。
【0038】たとえば、図8において、ループゲインG
が一定であるときには、開口パターンSKが上行から下
行に転ずる際(θ=θ11)、下行から停止状態に移行す
る際(θ=θ21)、停止状態から上行に移行する際(θ
=θ61)には、駆動モータMの動作に遅れやオーバシュ
ートが発生するから(同図の二点鎖線)、それに対応し
て大きな偏差dが発生し易い。また、開口パターンSK
が上行または下行の定速状態では、ハンチングに基づく
微少な偏差dが発生し易いが、停止状態では、一般に、
持続的なハンチングがない限り、偏差dは生じない。そ
こで、ゲインパターン発生器31gは、このような偏差
dのパターンがステップ数N、回転角度θの関数として
メモリ手段31fに記憶されているときは、ステップ数
N、回転角度θの進行に応じて、メモリ手段31fに記
憶されている偏差dを読み出し、偏差dの大小に対応す
るようなループゲインG=f2 (N、θ)を発生するこ
とができ(同図)、開口パターンSKの全域に亘り、良
好な制御性を実現することができる。
が一定であるときには、開口パターンSKが上行から下
行に転ずる際(θ=θ11)、下行から停止状態に移行す
る際(θ=θ21)、停止状態から上行に移行する際(θ
=θ61)には、駆動モータMの動作に遅れやオーバシュ
ートが発生するから(同図の二点鎖線)、それに対応し
て大きな偏差dが発生し易い。また、開口パターンSK
が上行または下行の定速状態では、ハンチングに基づく
微少な偏差dが発生し易いが、停止状態では、一般に、
持続的なハンチングがない限り、偏差dは生じない。そ
こで、ゲインパターン発生器31gは、このような偏差
dのパターンがステップ数N、回転角度θの関数として
メモリ手段31fに記憶されているときは、ステップ数
N、回転角度θの進行に応じて、メモリ手段31fに記
憶されている偏差dを読み出し、偏差dの大小に対応す
るようなループゲインG=f2 (N、θ)を発生するこ
とができ(同図)、開口パターンSKの全域に亘り、良
好な制御性を実現することができる。
【0039】前実施例のメモリ手段31fは、たとえば
開口パターンSKの1リピートを最短周期とする適当な
周期ごとに、偏差dを更新記憶するようにしてもよい
(図9)。
開口パターンSKの1リピートを最短周期とする適当な
周期ごとに、偏差dを更新記憶するようにしてもよい
(図9)。
【0040】メモリ手段31fには、適当な更新指令信
号Sc を入力するとともに、ゲインパターン発生器31
gとの間に、許容偏差設定器31j付きの比較器31h
を介装する。メモリ手段31fは、更新指令信号Sc が
入力される都度、1リピート分の偏差d=f1 (N、
θ)を更新記憶することができるから、比較器31h
は、更新された偏差dと、許容偏差設定器31jからの
上限値d1 、下限値d2 とを比較し、d>d1 の区間
(N、θ)については、ゲインパターン発生器31gか
ら出力されるループゲインGを大きくし、d<d2 の区
間(N、θ)については、ループゲインGを小さくする
ように修正することができる。すなわち、このときのゲ
イン計算器31、ゲイン補正部30は、ループゲインG
の修正機能を有するから、一層良好な制御性を実現する
ことが可能である。
号Sc を入力するとともに、ゲインパターン発生器31
gとの間に、許容偏差設定器31j付きの比較器31h
を介装する。メモリ手段31fは、更新指令信号Sc が
入力される都度、1リピート分の偏差d=f1 (N、
θ)を更新記憶することができるから、比較器31h
は、更新された偏差dと、許容偏差設定器31jからの
上限値d1 、下限値d2 とを比較し、d>d1 の区間
(N、θ)については、ゲインパターン発生器31gか
ら出力されるループゲインGを大きくし、d<d2 の区
間(N、θ)については、ループゲインGを小さくする
ように修正することができる。すなわち、このときのゲ
イン計算器31、ゲイン補正部30は、ループゲインG
の修正機能を有するから、一層良好な制御性を実現する
ことが可能である。
【0041】なお、図6の実施例は、他の任意の実施例
と組み合わせることができる。たとえば、図5の関数発
生器31a、31b…は、それぞれ、織機停止時用と織
機運転時用とに重複して設け、運転信号Sa の有無等に
より、それらの一方を選択すればよい。また、図9の実
施例において、許容偏差設定器31jに設定される上限
値d1 、下限値d2 は、織機停止時用と織機運転時用と
で異なる値にしてもよい。
と組み合わせることができる。たとえば、図5の関数発
生器31a、31b…は、それぞれ、織機停止時用と織
機運転時用とに重複して設け、運転信号Sa の有無等に
より、それらの一方を選択すればよい。また、図9の実
施例において、許容偏差設定器31jに設定される上限
値d1 、下限値d2 は、織機停止時用と織機運転時用と
で異なる値にしてもよい。
【0042】ゲイン補正部30において調整対象とする
ループゲインGは、位置制御ループ20cのループゲイ
ンに代えて、速度制御ループ20aや電流制御ループ2
0bのループゲインを調整対象とすることもできる。こ
のときは、偏差dとループゲインGとの関数は、それぞ
れの制御系に合わせて設定し、ゲイン補正部30からの
増幅率gは、速度増幅器25または電流増幅器26に対
して出力すればよい。また、このときは、位置制御ルー
プ20cにおける偏差dに代えて、調整対象とする制御
系の偏差を使用して、または、その他の制御系の偏差を
使用して、調整対象となる制御系に適合したループゲイ
ンG、増幅率gを算出するようにしてもよい。
ループゲインGは、位置制御ループ20cのループゲイ
ンに代えて、速度制御ループ20aや電流制御ループ2
0bのループゲインを調整対象とすることもできる。こ
のときは、偏差dとループゲインGとの関数は、それぞ
れの制御系に合わせて設定し、ゲイン補正部30からの
増幅率gは、速度増幅器25または電流増幅器26に対
して出力すればよい。また、このときは、位置制御ルー
プ20cにおける偏差dに代えて、調整対象とする制御
系の偏差を使用して、または、その他の制御系の偏差を
使用して、調整対象となる制御系に適合したループゲイ
ンG、増幅率gを算出するようにしてもよい。
【0043】なお、ゲイン補正部30からのループゲイ
ンは、同様の手法により、位置制御ループ20c、速度
制御ループ20a、電流制御ループ20bの2以上に対
して同時に与えるようにしてもよい。すなわち、ゲイン
補正部30は、これらの制御ループの少なくとも1のル
ープゲインを調整対象とすることができる。
ンは、同様の手法により、位置制御ループ20c、速度
制御ループ20a、電流制御ループ20bの2以上に対
して同時に与えるようにしてもよい。すなわち、ゲイン
補正部30は、これらの制御ループの少なくとも1のル
ープゲインを調整対象とすることができる。
【0044】また、ゲイン補正部30は、各制御系のル
ープゲインを調整するために、それぞれの増幅器の増幅
率gを変更することができる限り、任意の構成にするこ
とができる。たとえば、増幅率設定器32の機能を、そ
れぞれの増幅器に付加してもよい。
ープゲインを調整するために、それぞれの増幅器の増幅
率gを変更することができる限り、任意の構成にするこ
とができる。たとえば、増幅率設定器32の機能を、そ
れぞれの増幅器に付加してもよい。
【0045】さらに、このような制御装置は、綜絖枠の
開口運動機構に代えて、レピア運動機構や筬打ち運動機
構に対しても、全く同様に適用することができる。すな
わち、レピア運動機構を制御対象にするときは、駆動モ
ータMをキャリヤ用またはインサート用のレピアの駆動
機構に連結すればよく、筬打ち運動機構を制御対象にす
るときは、駆動モータMを筬駆動用のカム機構に連結す
ればよい。
開口運動機構に代えて、レピア運動機構や筬打ち運動機
構に対しても、全く同様に適用することができる。すな
わち、レピア運動機構を制御対象にするときは、駆動モ
ータMをキャリヤ用またはインサート用のレピアの駆動
機構に連結すればよく、筬打ち運動機構を制御対象にす
るときは、駆動モータMを筬駆動用のカム機構に連結す
ればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、開口運動機構などの駆動モータの回転を織機主軸の
回転に同期させて位置制御する位置指令部と位置制御部
とに対してゲイン補正部を付設し、位置制御部の位置制
御ループ、速度制御ループまたは電流制御ループの少な
くとも1のループゲインを偏差に追従させて調整するこ
とにより、偏差が大のときには、ループゲインを増大さ
せて制御系全体の速応性を上げることができ、また、偏
差が小のときには、ループゲインを減少させて制御系全
体の安定性を高めることができるから、制御系の速応性
と安定性とを兼ね備え、制御対象のすべての運動状態に
おいて、十分良好な制御性を実現することができるとい
う優れた効果がある。
ば、開口運動機構などの駆動モータの回転を織機主軸の
回転に同期させて位置制御する位置指令部と位置制御部
とに対してゲイン補正部を付設し、位置制御部の位置制
御ループ、速度制御ループまたは電流制御ループの少な
くとも1のループゲインを偏差に追従させて調整するこ
とにより、偏差が大のときには、ループゲインを増大さ
せて制御系全体の速応性を上げることができ、また、偏
差が小のときには、ループゲインを減少させて制御系全
体の安定性を高めることができるから、制御系の速応性
と安定性とを兼ね備え、制御対象のすべての運動状態に
おいて、十分良好な制御性を実現することができるとい
う優れた効果がある。
【図1】 全体ブロック系統図
【図2】 要部ブロック系統図
【図3】 動作説明図(1)
【図4】 動作説明図(2)
【図5】 他の実施例を示す要部ブロック系統図
【図6】 別の実施例を示す図5相当図
【図7】 他の実施例を示す図5相当図
【図8】 動作説明図(3)
【図9】 他の実施例を示す図5相当図
A…織機主軸
M…駆動モータ
θ…回転角度
Po …目標回転量
Pf …回転量
d…偏差
G…ループゲイン
10…位置指令部
20…位置制御部
20a…速度制御ループ
20b…電流制御ループ
20c…位置制御ループ
30…ゲイン補正部
31f…メモリ手段
Claims (6)
- 【請求項1】 専用の駆動モータを介して織機の運動機
構を駆動する織機の運動機構制御装置において、織機主
軸の回転角度に応じて駆動モータの目標回転量を出力す
る位置指令部と、該位置指令部からの目標回転量と駆動
モータの回転量との偏差を解消するように駆動モータの
回転を制御する位置制御部と、該位置制御部の偏差に追
従させて、該位置制御部の位置制御ループ、速度制御ル
ープ、電流制御ループの少なくとも1のループゲインを
調整するゲイン補正部とを備えてなる織機の運動機構制
御装置。 - 【請求項2】 前記ゲイン補正部は、連続関数に基づい
てループゲインを決定することを特徴とする請求項1記
載の織機の運動機構制御装置。 - 【請求項3】 前記ゲイン補正部は、少なくとも小偏差
用と大偏差用との異なる関数に基づいてループゲインを
決定することを特徴とする請求項1記載の織機の運動機
構制御装置。 - 【請求項4】 前記ゲイン補正部は、前記位置制御部の
偏差を記憶するメモリ手段を備え、該メモリ手段に記憶
された偏差に基づいてループゲインを決定することを特
徴とする請求項1記載の織機の運動機構制御装置。 - 【請求項5】 前記ゲイン補正部は、ループゲインの修
正機能を有することを特徴とする請求項4記載の織機の
運動機構制御装置。 - 【請求項6】 前記ゲイン補正部は、織機停止時用と織
機運転時用との異なる関数に基づいてループゲインを決
定することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいず
れか記載の織機の運動機構制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40599690 | 1990-12-25 | ||
| JP2-405996 | 1990-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0525751A true JPH0525751A (ja) | 1993-02-02 |
| JP3089070B2 JP3089070B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=18515622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03332229A Expired - Lifetime JP3089070B2 (ja) | 1990-12-25 | 1991-12-16 | 織機の運動機構制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3089070B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761856A3 (en) * | 1995-09-04 | 1998-11-25 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Shedding control method and apparatus for a loom |
| EP0893525A1 (de) * | 1997-07-24 | 1999-01-27 | Sulzer Rüti Ag | Antriebsanordnung für eine Webmaschine und Webmaschine mit Antriebsanordnung |
| JP2015022295A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-02 | カシオ計算機株式会社 | 速度制御装置、投影装置、速度制御方法及びプログラム |
| US9579921B2 (en) | 2005-08-19 | 2017-02-28 | Giesecke & Devrient Gmbh | Card-shaped data carrier |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP03332229A patent/JP3089070B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0761856A3 (en) * | 1995-09-04 | 1998-11-25 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Shedding control method and apparatus for a loom |
| EP0893525A1 (de) * | 1997-07-24 | 1999-01-27 | Sulzer Rüti Ag | Antriebsanordnung für eine Webmaschine und Webmaschine mit Antriebsanordnung |
| US9579921B2 (en) | 2005-08-19 | 2017-02-28 | Giesecke & Devrient Gmbh | Card-shaped data carrier |
| JP2015022295A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-02 | カシオ計算機株式会社 | 速度制御装置、投影装置、速度制御方法及びプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089070B2 (ja) | 2000-09-18 |
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