JPH05258501A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

Info

Publication number
JPH05258501A
JPH05258501A JP8495992A JP8495992A JPH05258501A JP H05258501 A JPH05258501 A JP H05258501A JP 8495992 A JP8495992 A JP 8495992A JP 8495992 A JP8495992 A JP 8495992A JP H05258501 A JPH05258501 A JP H05258501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
cassette
closing lid
cassette housing
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8495992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Okada
英生 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP8495992A priority Critical patent/JPH05258501A/ja
Publication of JPH05258501A publication Critical patent/JPH05258501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 未使用時には磁気テープがカセット匣体内に
密封され、且つ開閉蓋の開閉時にデッドスペースを極力
少なくし、さらに使用時においてはテープカセットの開
口部を極力広くとること。 【構成】 前面に開口部2を有するカセット匣体1と、
このカセット匣体1に対して回動可能な回動軸24が設
けられたアーム部22,23と板部21とで略コ字状に
形成し開口部2を覆う大きさの開閉蓋20と、この開閉
蓋20がカセット匣体1の上部を越えて回動するのを阻
止するストッパー27と、開閉蓋20をカセット匣体1
に対して常時閉じる方向に付勢する付勢手段34とを備
え、開閉蓋20の回動に伴って付勢手段34が付勢力を
受けるとともに、開口部2が開閉されるようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばPCM信号等のデ
ジタル信号の記録・再生が可能であって持ち運び等の携
帯性に優れた小型・軽量磁気記録再生装置に好適なテー
プカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、オーディオ用として最も一般的に
用いられているテープカセットはコンパクトカセットで
あって、その外観を図5に示す。同図において、カセッ
ト匣体101は上ハーフ102と下ハーフ103とをね
じ止めにより合体して構成されている。カセット匣体1
01内の一対のリールハブ105,106には磁気テー
プ104が巻装されている。カセット匣体101内の前
面部の中央位置には中央開口部107が形成され、この
中央開口部107に磁気テープ104が露出され、記録
または再生時にこの中央開口部107に磁気ヘッド(図
示せず)が挿入されるようになっている。
【0003】また、カセット匣体101の前面部におけ
る中央開口部107の左右には、第1開口部108,1
08が形成され、この第1開口部108,108には定
速走行時においてピンチローラ(図示せず)が挿入さ
れ、このピンチローラとキャプスタン孔109から挿入
され一定回転で回転するキャプスタン軸(図示せず)と
で磁気テープ104を挾持することにより、磁気テープ
104は定速走行される。そして、カセット匣体101
の前面部における中央開口部107と第1開口部10
8,108との間には、一対の第2開口部110,11
0が形成され、この第2開口部110,110は中央開
口部107の補助的に設けられ、例えば消去ヘッド(図
示せず)、テープガイド等が挿入可能になっている。
【0004】近年、磁気記録再生装置にあっては高音質
の要求が高まり、デジタル記録再生が可能な磁気記録再
生装置が望まれるようになってきている。また、デジタ
ル記録再生可能な磁気記録装置は既に開発が進んでお
り、高密度の記録再生の場合その最短記録波長はサブミ
クロンオーダーとなっている。このように高密度化が進
んだ場合、カセットハーフに対して望まれることはノン
ダスト構造、フィンガープリント防止対策、つまりテー
プカセットの未使用時にリッド等の開閉機構により磁気
テープが露出されない構造である。
【0005】コンパクトカセットは前述した通り常時磁
気テープが露出された状態となっており、ほこり等が磁
気テープに付着し易く、且つ操作中不用意に磁気テープ
に指紋が付着してしまうことがある。こうした場合に
は、再生時にドロップアウトを引き起こす原因となり、
デジタル記録の場合、検出エラーが発生してしまうこと
になる。
【0006】ところで、以上のことによりデジタル記録
の有無に拘らず、近年の磁気記録再生装置に採用されて
いるテープカセットの構造は、リッド等の開閉可能な蓋
を備えた構造になっており、現時点においても相当数の
テープカセットが開閉蓋付である。その代表的な開閉蓋
付のテープカセットを図6〜図11に示す。
【0007】図6(A),(B)は8mmVTRに採用さ
れているテープカセットである。同図(A)は未使用時
(ここで、未使用時とはテープカセットが磁気記録再生
装置に装填されていない時を言う。)、すなわち開閉蓋
が閉じている状態である。同図(B)は使用時(ここ
で、使用時とはテープカセットが磁気記録再生装置に装
填されている時を言う。)、すなわち開閉蓋が開いてい
る状態を示す。図中、120は8mmVTR用のテープカ
セット匣体、121は開閉蓋、122はテープカセット
匣体120の内部に巻装されている磁気テープを示して
いる。
【0008】図7は上記8mmVTR用テープカセットの
開口部を示しており、同図(A)は未使用時、同図
(B)は使用時を示し、それぞれ図6(A),(B)に
対応している。図6および図7に示すように、未使用時
には磁気テープ122はカセット匣体120と開閉蓋1
21によって密封されているため、ほこり等の付着が起
こらないようになっている。また、使用時には開閉蓋1
21がカセット匣体120の上部に開き、磁気テープ1
22が露出されて磁気テープ122が引き出し可能とな
る。
【0009】図8はDATに採用されているテープカセ
ットであって、未使用時、すなわち磁気テープがテープ
カセット内部に密封されている状態を示している。同図
において、130はカセット匣体、131はスライダ
ー、132は開閉蓋を示している。使用時には、先ずス
ライダー131がカセット匣体130の後方にスライド
され、開閉蓋132のロックを解除する。次に、開閉蓋
132がカセット匣体130の上部に開き、磁気テープ
(図示せず)が露出され、磁気テープが引出し可能とな
る。
【0010】図9は上記DAT用のテープカセットの開
口部を示しており、開閉蓋132が開き使用可能な状
態、すなわち磁気テープ133がカセット匣体130の
前面部より露出されて引き出し可能な状態である。
【0011】図10はDAT用テープカセットと同様に
デジタル記録再生装置用に開発されたテープカセットを
示し、同図(A)は未使用時、すなわち開閉蓋141が
閉止され、磁気テープ142はカセット匣体140と開
閉蓋141により密封されている状態を示している。同
図(B)は使用時、すなわち開閉蓋141がカセット匣
体140の上部に開き、磁気テープ142がカセット匣
体140の前面部の開口部143より露出されている状
態を示す。また、本テープカセットはカセット匣体14
0を裏返しても使用できるように上下対称構造になって
いる。
【0012】図11は上記テープカセットの開口部近傍
を示し、開閉動作を詳細に示す。同図(A)は未使用時
であり、開閉蓋141は蓋部144と蓋部144の両端
に設けられたアーム部145によって略コ字状に形成さ
れ、カセット匣体140の前面に上下に回動可能なよう
に軸支され、未使用時にはカセット匣体140の開口部
を塞ぐようになっている。カセット匣体140の位置決
め孔146には図示しない磁気記録再生装置に設けられ
た位置決めピン147が挿入され、テープカセットが位
置決めされる。148aおよび148bはカセット匣体
140に設けられた上下の突起部であり、この上下の突
起部148a,148bの間隔は蓋部144の幅よりも
若干幅広となっているため、未使用時には蓋部144が
突起部148a,148bに嵌り込むようになってい
る。
【0013】同図(B)は開閉蓋141の開閉時の状態
を示しており、先ず位置決めピン147が挿入されカセ
ット匣体140が位置決めされると同時に、アーム部1
45の曲部に干渉し、開閉蓋141をカセット匣体14
0の前面部の前方へ押し、蓋部144を突起部148
a,148bより突出する形態とする。一方、図示しな
い磁気記録再生装置よりキックピン149がカセット匣
体140の前面部に蓋部144を押し上げるように上昇
し、これにより開閉蓋141がカセット匣体上部に開か
れる。同図(C)は開閉蓋141が完全に開かれた状
態、つまり図10(B)で示す状態を示し、本状態によ
り磁気テープ142はカセット匣体140の開口部14
3に露出される。
【0014】以上説明したように、前記いずれのテープ
カセットにおいてもテープカセットの未使用時において
はテープカセットの前面部に設けられる開閉蓋によりテ
ープカセットの前面部の開口部が塞がれた状態となって
いるため、磁気テープはカセット匣体内部に密封され、
外部からダスト等の付着が起こらなく、また当然指紋の
付着も防止可能になっている。
【0015】ところで、上記テープカセットの開閉蓋の
開閉動作時において開閉蓋の回動の軌跡はいずれのテー
プカセットもカセット匣体の前部または上部を通るため
開閉蓋を開閉させるためにデッドスペースが発生するこ
とになる。したがって、これらのテープカセットを使用
した場合の磁気記録再生装置の小型化には限界があっ
た。
【0016】そのため、上記デッドスペースを発生しな
いテープカセットとしてスライダー付テープカセットが
開発されている。このテープカセットを図12および図
13に示す。図12は未使用時、つまり磁気テープが密
封されている状態、図13は使用時、つまり磁気テープ
が露出している状態を示している。これらの図におい
て、160はカセット匣体、161はスライダー、16
2は磁気テープを示している。スライダー161はカセ
ット匣体160に矢印方向に摺動可能に組み込まれ、常
時カセット匣体160内部のばね(図示せず)によって
矢印R方向に付勢されており、この状態で磁気テープ1
62はカセット匣体160とスライダー161により密
封された状態となっている。163はスライダー161
に設けられた切欠部である。スライダー161は外部か
らこの切欠部163を用いて図中矢印方向に摺動され
る。
【0017】図13はスライダー161がL方向に摺動
された時の状態を示す。この時、カセット匣体160の
前面部では、スライダー161の前面に設けられた窓部
164,165およびスライダー161の移動に伴う空
間部169がカセット匣体160の開口部166,16
7,168と一致して磁気テープ162が露出され、磁
気ヘッド等の挿入が可能となる。
【0018】上述したようにスライダー付テープカセッ
トの場合、スライダー161の摺動により磁気テープ1
62の密封、露出を行なうため、前述したようなデッド
スペースが発生することなく、磁気記録再生装置の小型
化が図れる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たスライダー付テープカセットの開口部の長さ、図12
および図13に示すカセット匣体160の開口部16
6,167,168のテープ走行方向長さの総和(S1
+S2 +S3 )は、高々カセット匣体160の長さSの
1/2である。これはスライダー付テープカセットの構
造上回避できないものであって、磁気ヘッドおよびピン
チローラ等の挿入部面積の大きさは、これによって影響
される。
【0020】したがって、磁気ヘッドおよびピンチロー
ラの大きさはほぼ一定であるため、さらに小型の磁気記
録再生装置を開発するため、テープカセットのサイズを
小型化した場合、これに伴ってテープカセットの開口部
の面積が小さくなってしまい、磁気ヘッドおよびピンチ
ローラーの挿入サイズがとれなくなるため、スライダー
付テープカセットの小型化は困難であるという問題点が
あった。
【0021】そこで、本発明は上記事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、未使用時には磁
気テープがカセット匣体内に密封され、且つ開閉蓋の開
閉時にデッドスペースを極力少なくし、さらに使用時に
おいてはテープカセットの開口部を極力広くとることの
できるテープカセットを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るテープカセットにあっては、前面部
に開口部を有するカセット匣体と、このカセット匣体に
対して回動可能な回動軸が設けられたアーム部と板部と
で略コ字状に形成し上記開口部を覆う大きさの開閉蓋
と、この開閉蓋が上記カセット匣体の上部を越えて回動
するのを阻止するストッパーと、上記開閉蓋を上記カセ
ット匣体に対して常時閉じる方向に付勢する付勢手段と
を備え、上記開閉蓋の回動に伴って上記付勢手段が付勢
力を受けるとともに、上記開口部が開閉されるものであ
る。また、上記アーム部のいずれか一方は略円弧状に形
成され、上記カセット匣体の下部より挿入される第1キ
ックピンとの干渉にて上記開閉蓋をわずかに回動させて
もよい。さらに、上記カセット匣体はその後方から挿入
される第2キックピンと連動し、上記円弧状のアーム部
と干渉し上記開閉蓋をわずかに回動させる連接レバーを
設けてもよい。
【0023】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、カセッ
ト匣体の開口部を覆う大きさの開閉蓋を備えたから、使
用時には開口部を極力広くとることのでき、しかも不使
用時にはカセット匣体内にダスト等の侵入および不用意
な取扱いによる指紋の付着等を防止することができる。
また、開閉蓋がカセット匣体の上部を越えて回動するの
を阻止するためのストッパーを設けたので、開閉蓋の開
閉動作時に発生するデッドスペースを極力抑え、磁気記
録再生装置の小型化が図れる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明に係るテープカセットの一実施例を
示す斜視図である。図2はカセット匣体内部を詳細に説
明するため開閉蓋を取り除き、且つカセット匣体の一部
を透視して示す図である。図1および図2において、カ
セット匣体1の前面部には磁気ヘッド、ピンチローラま
たはテープガイド等が挿入される左右開口部2a,2c
および中央開口部2bからなる開口部2が形成されてい
る。また、カセット匣体1の開口部2下面にはカセット
位置決め孔3a,3bおよびキャプスタン挿入孔4a,
4bが穿設され、カセット匣体1が磁気記録再生装置に
装填される時に磁気記録再生装置のカセット位置決めピ
ン、キャプスタン軸がそれぞれの孔に挿入される。
【0025】磁気テープ5はカセット匣体1内のローラ
ピン6、固定ピン7を通って1対のリールハブ8a,8
bに巻装されている。固定ピン7およびプライマリーガ
イドピン9はそれぞれカセット匣体1と一対に形成さ
れ、カセット匣体1内の磁気テープ5を案内している。
プレッシャーパッド10は磁気ヘッドが開口部2bから
カセット匣体1内に挿入された時、磁気ヘッドと磁気テ
ープ5に所定の押圧力を与え良好なヘッドタッチが得ら
れるようにしている。
【0026】プレッシャーパッド10の支持台11はプ
レッシャーパッド10が磁気ヘッドに正確に押圧される
位置にプレッシャーパッド10を支持するようにカセッ
ト匣体1内に設置されている。グリップホール12はカ
セット匣体1を保持するためのものであって、本実施例
におけるテープカセットが磁気記録再生装置内へ挿入さ
れる時に磁気記録再生装置内のカセットホルダーまたは
ローディングホルダーに正しくグリップされるように、
カセット匣体1の両側面に凹んだ状態で設けられてい
る。
【0027】検出部13は誤消去防止用に設けられ、磁
気記録再生装置はこの検出部13の孔の有無によって誤
消去防止の判断を行なうことができる。桟14はカセッ
ト匣体1の開口部2の前面にカセット匣体1と一対に形
成されている。桟14は主に磁気テープ5の緩みによる
不用意な引き出しを防止するとともに、開閉蓋20の当
りになっている。また、桟14はカセット匣体1の最前
面よりもわずかに奥まった位置に設けられており、開閉
蓋20が閉じられた時に開閉蓋20の最前面とカセット
匣体1の最前面がほぼ一致するようになっており、不用
意に開閉蓋20が開かれないようになっている。
【0028】開閉蓋20は板部21と板部21の両端に
設けられた第1、第2アーム部22,23によって略コ
字状に形成されている。板部21は開閉蓋20が閉めら
れた状態ではカセット匣体1の開口部2をほぼ覆う大き
さに設定されている。回動軸24は第1アーム22およ
び第2アーム23に設けられ、カセット匣体1の回動孔
25に係合される。したがって、開閉蓋20は回動軸2
4を中心に回動自在に軸支されることになる。
【0029】ところで、板部21の上部26は円筒状に
形成されている。一方、第2アーム部23には干渉部2
7が形成されており、この干渉部27は開閉蓋20が開
口部2を閉じた状態から約90゜開いた状態で図2にお
ける左側の桟14の裏側と干渉することになり、開閉蓋
20の回動のストッパーとなる。したがって、開閉蓋2
0は回動動作によってカセット匣体1の上部を越えるこ
とがない。第1アーム部22には略円弧状の曲面部28
が形成され、この曲面部28に本テープカセットの下部
よりカセット匣体1に設けられた第1開閉孔29を通し
て挿入されるキックピン(図示せず)が当接し、開閉蓋
20の回動が開始される。
【0030】連接レバー30はL字状に形成され、連接
レバー30に設けられた長孔31,32がカセット匣体
1の側面に設けられた2本の連接レバー保持ピン50,
51(図4)と係合され、図4の矢印方向に摺動可能な
ように保持されている。また、連接レバー30の先端曲
面部30aは連接レバー30の摺動に伴って第1アーム
部22の曲面部28と当接するようになっている。第2
開閉孔33はカセット匣体1に設けられ、図示しないキ
ックピンが第2開閉孔33を通して連接レバー30を押
し当てることが可能である。
【0031】付勢手段としてのコイルばね34は第1ア
ーム22の側面裏側に軸支され、コイルばね34の一方
の腕部35は開閉蓋20の板部21に固定される。ま
た、コイルばね34の他方の腕部36はカセット匣体1
に一対に形成されたばね支持台37(図3)の間に挿入
されている。したがってコイルばね34の付勢力は常に
開閉蓋20の閉方向、つまり開閉蓋20がカセット匣体
1の開口部2を閉止する方向に作用し、常時開閉蓋20
は閉止している状態になっている。
【0032】次に、上記実施例の開閉蓋回動動作につい
て図面を参照して説明する。なお、本発明によるテープ
カセットの開閉蓋の開閉方法は2方式採用することが可
能な構造となっており、先ず第1の方式について説明す
る。
【0033】図3は第1の開閉方式の開閉動作を示して
いる。同図(A)は本実施例によるテープカセットが磁
気記録再生装置内に装填される直前の状態を示す。この
状態は既にテープカセットがカセットホルダーに装填さ
れている。40は磁気記録再生装置内に設けられた第1
キックピンである。41は開閉レバーで、同じく磁気記
録再生装置内に設けられている。この状態において、テ
ープカセットに対して外力(手動または自動)が加わり
カセットホルダが閉じられテープカセットが降下を開始
すると、第1キックピン40の先端部が第1開閉孔29
を通り第1アーム部22の曲面部28と当接し、開閉蓋
20を図3(B)に示すようにコイルばね34の付勢力
に抗して押し上げる状態となる。
【0034】さらに、外力が加わりテープカセットの下
降が続くと、第1キックピン40が曲面部28と摺接し
ながら開閉蓋20を押し上げ、最終的には同図(C)に
示すように第1キックピン40と曲面部28との当接が
なくなる状態になる。この状態よりさらにテープカセッ
トの下降が続くと次に開閉レバー41と開閉蓋20の板
部21が干渉を開始し、開閉蓋20の回動がさらに続
き、同図(D)に示すようにテープカセットが所定の位
置となった状態では、開閉蓋20は約90゜回動し、カ
セット匣体1の開口部2は全開状態となり、磁気テープ
5が露出され磁気記録再生可能な状態となる。
【0035】次に、テープカセットの排出時について説
明する。この場合、前述と逆の動作が行なわれる。つま
り、テープカセットの排出時は図3(D)の状態におい
てテープカセットに対して外力が加わりテープカセット
が上昇を開始する。次いで、開閉レバー41および第1
キックピン40がカセット匣体1より引き抜かれ、開閉
蓋20はコイルばね34の付勢力により開口部2を閉じ
るように回動し、同図(B),(C)のように開閉レバ
ー41および第1キックピン40が完全にカセット匣体
1から出された状態を示す同図(A)では開閉蓋20は
開口部2を完全に密封することになる。
【0036】なお、本実施例において開閉蓋20の開閉
に際してテープカセットは昇降動作を行なうような説明
をしたが、本テープカセットは昇降動作に限らず回動動
作、例えばカセット匣体1の後部曲部52近傍に回転中
心を有する回動であってもよい。
【0037】次に、第2の開閉方式の開閉動作を図4に
基づいて説明する。図4(A)は本実施例によるテープ
カセットが図示しない磁気記録装置内のカセットホルダ
ー60に装填され、装填が完了する直前の状態を示す。
61はカセット押えばねで、カセットホルダー60内の
テープカセットのガタを押えている。62はカセットホ
ルダー60に設けられた第2キックピンであり、本テー
プカセットがカセットホルダー60に装填される時にカ
セット匣体1の後部に穿設された第2開閉孔33を通し
て連接レバー30に当接する。
【0038】同図(B)は本テープカセットがカセット
ホルダー60内に完全に装填された状態を示す。この図
においては、カセット匣体1の側面に設けられたグリッ
プホール12をカセットホルダー60に設けられたグリ
ップレバー(図示せず)で保持し、本テープカセットの
前後のガタを防止している。この状態において連接レバ
ー30は、第2キックピン62に押されてカセット匣体
1前部に移動し、連接レバー30の先端曲面部30aが
開閉蓋20の第1アーム部22の曲面部28と当接し、
開閉蓋20をわずかに回動させ、開閉蓋20の板部21
がカセット匣体1の前面より突出することになる。
【0039】この後は前述した第1方式の図3(C),
(D)に示すように、テープカセットの下降に従って開
閉レバー41が開閉蓋20を押し上げ開閉蓋20が開け
られる。なお、本テープカセット排出時の動作は前記第
1の開閉方式で説明した動作とほぼ同じであるのでその
説明を省略する。
【0040】このように本実施例によれば、開閉蓋20
の開閉方法として2方式の開け方を有しているため、磁
気記録再生装置のメカニズムの設計の融通性が向上する
ことになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るテー
プカセットによれば、ダスト等のほこりの侵入を防ぐた
めの開閉蓋を有し、本テープカセットの開閉蓋の開閉動
作中に開閉蓋がカセット匣体上部を越えない構成となっ
ているため、カセット匣体に余分なデッドスペースを生
じることがなく磁気記録再生装置の小型化が図れる。
【0042】また、本テープカセット開口部の幅はカセ
ット匣体の幅近くまでに広げることが可能で、開口部に
挿入する磁気ヘッドやピンチローラの設計に大きな制約
を設けないで済むため、磁気記録再生装置の小型化のみ
ならず、安価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットの一実施例を示す
斜視図である。
【図2】同実施例において開閉蓋を取り除きカセット匣
体の一部を透視して示す分解斜視図である。
【図3】(A),(B),(C),(D)は図1におけ
る開閉蓋の第1の開閉方式の開閉順序を示す説明図であ
る。
【図4】(A),(B)は図1における開閉蓋の第2の
開閉方式の開閉順序を示す説明図である。
【図5】従来のテープカセットを示す斜視図である。
【図6】(A),(B)は従来の8mmVTRに採用され
ているテープカセットを示す斜視図である。
【図7】(A),(B)は図6に示す8mmVTR用テー
プカセットの開口部を示す断面図である。
【図8】従来のDATに採用されているテープカセット
を示す斜視図である。
【図9】図8に示すDAT用のテープカセットの開口部
を示す説明図である。
【図10】(A),(B)は従来のデジタル記録再生装
置用のテープカセットを示す斜視図である。
【図11】(A),(B),(C)は図10のテープカ
セットの開口部近傍を示す説明図である。
【図12】(A),(B)は従来のスライダー付テープ
カセットの未使用時の状態を示す平面図,正面図であ
る。
【図13】(A),(B)は従来のスライダー付テープ
カセットの使用時の状態を示す平面図,正面図である。
【符号の説明】
1 カセット匣体 2 開口部 5 磁気テープ 20 開閉蓋 21 板部 22 第1アーム部 23 第2アーム部 24 回動軸 25 回動孔 27 干渉部(ストッパー) 28 曲面部 29 第1開閉孔 30 連接レバー 33 第2開閉孔 34 コイルばね(付勢手段) 40 第1キックピン 41 開閉レバー 60 カセットホルダー 62 第2キックピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有するカセット匣体と、
    このカセット匣体に対して回動可能な回動軸が設けられ
    たアーム部と板部とで略コ字状に形成し上記開口部を覆
    う大きさの開閉蓋と、この開閉蓋が上記カセット匣体の
    上部を越えて回動するのを阻止するストッパーと、上記
    開閉蓋を上記カセット匣体に対して常時閉じる方向に付
    勢する付勢手段とを備え、上記開閉蓋の回動に伴って上
    記付勢手段が付勢力を受けるとともに、上記開口部が開
    閉されることを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 上記アーム部のいずれか一方は略円弧状
    に形成され、上記カセット匣体の下部より挿入される第
    1キックピンとの干渉にて上記開閉蓋をわずかに回動さ
    せる請求項1記載のテープカセット。
  3. 【請求項3】 上記カセット匣体はその後方から挿入さ
    れる第2キックピンと連動し、上記円弧状のアーム部と
    干渉し上記開閉蓋をわずかに回動させる連接レバーを備
    えた請求項1または2記載のテープカセット。
JP8495992A 1992-03-09 1992-03-09 テープカセット Pending JPH05258501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8495992A JPH05258501A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8495992A JPH05258501A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 テープカセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05258501A true JPH05258501A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13845174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8495992A Pending JPH05258501A (ja) 1992-03-09 1992-03-09 テープカセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05258501A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4494161A (en) Tape cassette
JP2630004B2 (ja) テープカセット装着装置
US5225954A (en) Tape cassette that can be played with the lid closed
JPS6037543B2 (ja) テ−プレコ−ダ
EP0450882B1 (en) Tape cassette
JPH05258501A (ja) テープカセット
US5224004A (en) Tape cassette having reels displaceable towards the rear corners
US6191922B1 (en) Tape or disc player having a lid with a lock mechanism
JPH0950660A (ja) カートリッジ磁気テープ駆動装置
JP2876855B2 (ja) テープレコーダ
JPH06295556A (ja) テープカセット
JP2836657B2 (ja) カセットのリッド開放装置
JPH0521737Y2 (ja)
JP3493740B2 (ja) 再生装置
JP2900694B2 (ja) テープカセット
JP3240754B2 (ja) 記録及び/又は再生装置
JPS6317054Y2 (ja)
JPH0447822Y2 (ja)
JP2595157B2 (ja) 記録再生装置
JP2506778B2 (ja) テ−プカセツト
JPH05166263A (ja) 記録再生装置
JPH05250861A (ja) 電子機器の蓋体開閉装置
JPH0765459A (ja) 磁気記録再生装置
JPH06282975A (ja) 蓋体開閉装置
JPH0515146U (ja) カセツト装着装置