JPH05258849A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
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- JPH05258849A JPH05258849A JP5113192A JP5113192A JPH05258849A JP H05258849 A JPH05258849 A JP H05258849A JP 5113192 A JP5113192 A JP 5113192A JP 5113192 A JP5113192 A JP 5113192A JP H05258849 A JPH05258849 A JP H05258849A
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- heating
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- coil
- induction heating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一般家庭において使用される誘導加熱調理器
において、複数個のコイルを用いてその各々のコイルの
加熱する鍋の範囲の温度により各コイルへ電力を配分し
て加熱むらをなくし、総電力量を制限して安全に使用で
き、また複数のコイルのうち所定のコイルだけで加熱で
きるようにして高い温度と早い熱応答性により高い調理
性能を得られるようにする。 【構成】 複数の加熱コイル2,4と、複数の高周波電
源3,5と温度差測定手段9を設け、温度差がなくなる
ように制御手段11で電力を配分する。電力制限手段1
2を設けて、総電力量が所定電力量を越えないように制
御する。コイル切換手段13を設けて所定のコイルだけ
で加熱できるようにする。これにより、鍋6の加熱む
ら、使用の安全性、早い熱応答性を満たすことができ
る。
において、複数個のコイルを用いてその各々のコイルの
加熱する鍋の範囲の温度により各コイルへ電力を配分し
て加熱むらをなくし、総電力量を制限して安全に使用で
き、また複数のコイルのうち所定のコイルだけで加熱で
きるようにして高い温度と早い熱応答性により高い調理
性能を得られるようにする。 【構成】 複数の加熱コイル2,4と、複数の高周波電
源3,5と温度差測定手段9を設け、温度差がなくなる
ように制御手段11で電力を配分する。電力制限手段1
2を設けて、総電力量が所定電力量を越えないように制
御する。コイル切換手段13を設けて所定のコイルだけ
で加熱できるようにする。これにより、鍋6の加熱む
ら、使用の安全性、早い熱応答性を満たすことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭において使用
される誘導加熱調理器に関する。
される誘導加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の誘導加熱調理器のブロック
構成図を示す。すなわち図において、21は商用交流電
源、22は商用交流電源21から高周波電圧を発生させ
る高周波電源、23は高周波電源22により発生した高
周波電圧を印加させることにより磁力線を発生させて鍋
24の誘導加熱を行う加熱コイルである。25はこの鍋
24の温度を測定する温度検知手段、26は使用者が任
意の温度を設定できる温度設定手段である。27は制御
手段で、温度検知手段25で測定した温度入力により鍋
24が温度設定手段26で設定した温度となるように高
周波電源22の出力を制御するものである。
構成図を示す。すなわち図において、21は商用交流電
源、22は商用交流電源21から高周波電圧を発生させ
る高周波電源、23は高周波電源22により発生した高
周波電圧を印加させることにより磁力線を発生させて鍋
24の誘導加熱を行う加熱コイルである。25はこの鍋
24の温度を測定する温度検知手段、26は使用者が任
意の温度を設定できる温度設定手段である。27は制御
手段で、温度検知手段25で測定した温度入力により鍋
24が温度設定手段26で設定した温度となるように高
周波電源22の出力を制御するものである。
【0003】図7に、この誘導加熱調理器により鍋24
を加熱した場合の温度分布を示す。図に示すように加熱
コイル23の径に対して鍋24の径が大きい場合は鍋2
4の周辺部分においては温度が低くなっており、鍋24
の中央部分と周辺部分の温度差が大きくなっている。特
に近年は、一般家庭の団らんの場で大きな鍋もしくは大
きな焼き物プレートを用いた調理を行う機会が増加して
いる。
を加熱した場合の温度分布を示す。図に示すように加熱
コイル23の径に対して鍋24の径が大きい場合は鍋2
4の周辺部分においては温度が低くなっており、鍋24
の中央部分と周辺部分の温度差が大きくなっている。特
に近年は、一般家庭の団らんの場で大きな鍋もしくは大
きな焼き物プレートを用いた調理を行う機会が増加して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の誘導加熱調理器の構成では、そのような団らんの場合
に必要な大きな鍋24を使用した際には、大きな電力を
与えて加熱を行い調理性能を向上させようとしても鍋2
4の中央部分と鍋24の周辺部分の温度差はさらに大き
くなり、その一方で、鍋24が大きくなればなるほど大
きな熱量を与えても鍋24の温度が上昇しにくく調理性
能はますます低下することになる。また、加熱コイル2
3が中央に1つ配置されているだけであるため鍋24の
周辺部はあまり加熱されず、その一方で中央部分が集中
して加熱されるため、調理材料を投入した際に、中央部
分だけが調理され周辺部分の材料は調理されない、とい
う不具合を有していた。
の誘導加熱調理器の構成では、そのような団らんの場合
に必要な大きな鍋24を使用した際には、大きな電力を
与えて加熱を行い調理性能を向上させようとしても鍋2
4の中央部分と鍋24の周辺部分の温度差はさらに大き
くなり、その一方で、鍋24が大きくなればなるほど大
きな熱量を与えても鍋24の温度が上昇しにくく調理性
能はますます低下することになる。また、加熱コイル2
3が中央に1つ配置されているだけであるため鍋24の
周辺部はあまり加熱されず、その一方で中央部分が集中
して加熱されるため、調理材料を投入した際に、中央部
分だけが調理され周辺部分の材料は調理されない、とい
う不具合を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、誘導
加熱によって加熱される鍋の温度を全面でほぼ均一に
し、焼きむらのない調理性能の良い誘導加熱調理器を提
供することを第1の目的とする。
加熱によって加熱される鍋の温度を全面でほぼ均一に
し、焼きむらのない調理性能の良い誘導加熱調理器を提
供することを第1の目的とする。
【0006】本発明の第2の目的は、複数の加熱コイル
で鍋全体を加熱する際に、電力の総量を所定電力以下と
するように各加熱コイルに電力配分することにより、安
全に使用できる誘導加熱調理器を提供することである。
で鍋全体を加熱する際に、電力の総量を所定電力以下と
するように各加熱コイルに電力配分することにより、安
全に使用できる誘導加熱調理器を提供することである。
【0007】本発明の第3の目的は、大きな鍋を用いて
調理を行う際にも鍋の狭い範囲を集中的に加熱できる調
理性能の良い誘導加熱調理器を提供することである。
調理を行う際にも鍋の狭い範囲を集中的に加熱できる調
理性能の良い誘導加熱調理器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の課題解決手段は、調理を行うための誘
導加熱方式に適した所定の鍋と、この鍋の下部に水平方
向に配置された2つ以上の複数の加熱コイルと、前記複
数の加熱コイルに高周波電流を通電して誘導加熱により
前記鍋を加熱する高周波電源と、前記複数の加熱コイル
のそれぞれによって加熱される範囲の鍋の温度を測定す
るように配置された複数の温度検知手段と、前記複数の
温度検知手段により測定された各々の温度の差を測定す
る温度差測定手段と、使用者が任意に設定する温度設定
手段と、前記複数の温度検知手段と前記温度差測定手段
の入力を受けて、前記高周波電源に供給する電力を制御
して温度の低い範囲に配置された加熱コイルに多くの電
力を供給することにより、前記複数の温度検知手段によ
り測定された前記鍋の複数の点の温度が温度差なく前記
温度設定手段によって任意に設定された温度になるよう
に制御する制御手段とを備えたものである。
に本発明の第1の課題解決手段は、調理を行うための誘
導加熱方式に適した所定の鍋と、この鍋の下部に水平方
向に配置された2つ以上の複数の加熱コイルと、前記複
数の加熱コイルに高周波電流を通電して誘導加熱により
前記鍋を加熱する高周波電源と、前記複数の加熱コイル
のそれぞれによって加熱される範囲の鍋の温度を測定す
るように配置された複数の温度検知手段と、前記複数の
温度検知手段により測定された各々の温度の差を測定す
る温度差測定手段と、使用者が任意に設定する温度設定
手段と、前記複数の温度検知手段と前記温度差測定手段
の入力を受けて、前記高周波電源に供給する電力を制御
して温度の低い範囲に配置された加熱コイルに多くの電
力を供給することにより、前記複数の温度検知手段によ
り測定された前記鍋の複数の点の温度が温度差なく前記
温度設定手段によって任意に設定された温度になるよう
に制御する制御手段とを備えたものである。
【0009】また第2の課題解決手段は、第1の課題解
決手段で示した誘導加熱調理器において、複数の加熱コ
イルに供給される電力の総量が所定電力量を越えないよ
うに各々の加熱コイルに電力を配分するよう制御手段に
出力を行う電力制限手段を設けたものである。
決手段で示した誘導加熱調理器において、複数の加熱コ
イルに供給される電力の総量が所定電力量を越えないよ
うに各々の加熱コイルに電力を配分するよう制御手段に
出力を行う電力制限手段を設けたものである。
【0010】さらに第3の課題解決手段は、第1の課題
解決手段で示した誘導加熱調理器において、複数の加熱
コイルのうちいずれかの任意の加熱コイルを選択して鍋
の加熱を行い、選択した加熱コイルの加熱する鍋の範囲
の温度を測定する温度検知手段のみの測定温度により、
前記鍋の温度が温度設定手段で任意に設定された温度と
なるように制御手段に出力を行うコイル切換手段を設け
たものである。
解決手段で示した誘導加熱調理器において、複数の加熱
コイルのうちいずれかの任意の加熱コイルを選択して鍋
の加熱を行い、選択した加熱コイルの加熱する鍋の範囲
の温度を測定する温度検知手段のみの測定温度により、
前記鍋の温度が温度設定手段で任意に設定された温度と
なるように制御手段に出力を行うコイル切換手段を設け
たものである。
【0011】
【作用】上記第1の課題解決手段によれば、複数の加熱
コイルと複数の温度検知手段と温度差測定手段を設ける
ことにより、温度の低い部分の加熱コイルに集中して通
電を行い加熱することにより鍋全体の温度を一定にする
ことができる。
コイルと複数の温度検知手段と温度差測定手段を設ける
ことにより、温度の低い部分の加熱コイルに集中して通
電を行い加熱することにより鍋全体の温度を一定にする
ことができる。
【0012】また第2の課題解決手段では、第1の課題
解決手段に電力制限手段を設けることにより、複数の前
記温度検知手段により測定した温度に応じて、より温度
の低い部分を加熱する加熱コイルに優先して多くの電力
を供給し、前記温度設定手段によって任意に設定した設
定温度に達した部分を加熱する加熱コイルには通電を停
止することにより、前記複数の加熱コイルに与える電力
の総量を所定電力以下にすることができる。
解決手段に電力制限手段を設けることにより、複数の前
記温度検知手段により測定した温度に応じて、より温度
の低い部分を加熱する加熱コイルに優先して多くの電力
を供給し、前記温度設定手段によって任意に設定した設
定温度に達した部分を加熱する加熱コイルには通電を停
止することにより、前記複数の加熱コイルに与える電力
の総量を所定電力以下にすることができる。
【0013】さらに第3の課題解決手段では、第1の課
題解決手段にコイル切換手段を設けることにより、前記
複数の加熱コイルのうちいずれかの任意の加熱コイルを
選択して鍋の加熱を行い、選択した加熱コイルの加熱す
る鍋の範囲の温度を測定する温度検知手段のみの測定温
度により、鍋の任意の範囲が温度設定手段で任意に設定
された温度となるようにすることができる。
題解決手段にコイル切換手段を設けることにより、前記
複数の加熱コイルのうちいずれかの任意の加熱コイルを
選択して鍋の加熱を行い、選択した加熱コイルの加熱す
る鍋の範囲の温度を測定する温度検知手段のみの測定温
度により、鍋の任意の範囲が温度設定手段で任意に設定
された温度となるようにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、その実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は、本発明の第1,第2,第3の実施
例の構成を合わせて示すブロック構成図で、図2は、そ
の第1の実施例と第2の実施例の動作を説明するための
温度差−電力の関係図である。
例の構成を合わせて示すブロック構成図で、図2は、そ
の第1の実施例と第2の実施例の動作を説明するための
温度差−電力の関係図である。
【0016】まず、本発明の第1の実施例の構成とその
動作を図1〜図3に基づいて説明する。なお、本実施例
においては加熱コイルの数を2個としている。
動作を図1〜図3に基づいて説明する。なお、本実施例
においては加熱コイルの数を2個としている。
【0017】図1において、1は商用交流電源であり、
第1の加熱コイル2に高周波の電流を通電するための第
1の高周波電源3と、第2の加熱コイル4に高周波の電
流を通電するための第2の高周波電源5に通電される。
鍋6はこれらの加熱コイル2,4の誘導加熱によって調
理を行うもので、この実施例では、第1の加熱コイル2
と第2の加熱コイル4をこの鍋6の中心に対して左右対
称に配置している。第1の温度検知手段7は第1の温度
検知素子7aと第1の温度検知回路7bによって構成さ
れ、第1の温度検知素子7aは第1の加熱コイル2によ
って加熱される鍋6の範囲の中心の温度を測定するよう
に第1の加熱コイル2の中心部に配置される。また第2
の温度検知手段8は第2の温度検知素子8aと第2の温
度検知回路8bによって構成され、第2の温度検知素子
8aは第2の加熱コイル4によって加熱される鍋6の範
囲の中心の温度を測定するように第2の加熱コイルの中
心部に配置される。ここで第1の温度検知素子7aと第
2の温度検知素子8aはサーミスタを用いている。
第1の加熱コイル2に高周波の電流を通電するための第
1の高周波電源3と、第2の加熱コイル4に高周波の電
流を通電するための第2の高周波電源5に通電される。
鍋6はこれらの加熱コイル2,4の誘導加熱によって調
理を行うもので、この実施例では、第1の加熱コイル2
と第2の加熱コイル4をこの鍋6の中心に対して左右対
称に配置している。第1の温度検知手段7は第1の温度
検知素子7aと第1の温度検知回路7bによって構成さ
れ、第1の温度検知素子7aは第1の加熱コイル2によ
って加熱される鍋6の範囲の中心の温度を測定するよう
に第1の加熱コイル2の中心部に配置される。また第2
の温度検知手段8は第2の温度検知素子8aと第2の温
度検知回路8bによって構成され、第2の温度検知素子
8aは第2の加熱コイル4によって加熱される鍋6の範
囲の中心の温度を測定するように第2の加熱コイルの中
心部に配置される。ここで第1の温度検知素子7aと第
2の温度検知素子8aはサーミスタを用いている。
【0018】温度差測定手段9は第1の温度検知手段7
と第2の温度検知手段8で測定された鍋6の底面の2点
の温度差を測定するものである。温度設定手段10はこ
の本実施例の誘導加熱調理器の使用者が調理に適した温
度を任意に設定できるものである。制御手段11は第1
の温度検知手段7と第2の温度検知手段8と温度差測定
手段9の入力を受けて、鍋6の温度が温度設定手段10
で設定された温度となるように第1の高周波電源3と第
2の高周波電源5を制御して第1の加熱コイル2と第2
の加熱コイル4に与える電力量を決定するものである。
そのときの動作を図2で説明する。
と第2の温度検知手段8で測定された鍋6の底面の2点
の温度差を測定するものである。温度設定手段10はこ
の本実施例の誘導加熱調理器の使用者が調理に適した温
度を任意に設定できるものである。制御手段11は第1
の温度検知手段7と第2の温度検知手段8と温度差測定
手段9の入力を受けて、鍋6の温度が温度設定手段10
で設定された温度となるように第1の高周波電源3と第
2の高周波電源5を制御して第1の加熱コイル2と第2
の加熱コイル4に与える電力量を決定するものである。
そのときの動作を図2で説明する。
【0019】図2は、第1の温度検知手段7の測定した
温度も第2の温度検知手段8の測定した温度も温度検知
手段10で設定した温度に達していないときの電力の配
分の仕方を示したもので、2つの温度検知手段7,8の
温度が等しいとき、すなわち温度差が0の場合には、第
1,第2の加熱コイル2,4に与える電力を等しくして
いる。そして、温度差がある場合には温度が低い方の加
熱コイルに集中して電力を配分し、温度差が大きいほど
配分する電力の比を大きくしている。また、温度差が所
定の温度差θ以上であると、温度の低い方の加熱コイル
にのみ電力を供給するようにしている。
温度も第2の温度検知手段8の測定した温度も温度検知
手段10で設定した温度に達していないときの電力の配
分の仕方を示したもので、2つの温度検知手段7,8の
温度が等しいとき、すなわち温度差が0の場合には、第
1,第2の加熱コイル2,4に与える電力を等しくして
いる。そして、温度差がある場合には温度が低い方の加
熱コイルに集中して電力を配分し、温度差が大きいほど
配分する電力の比を大きくしている。また、温度差が所
定の温度差θ以上であると、温度の低い方の加熱コイル
にのみ電力を供給するようにしている。
【0020】また、第1,第2の温度検知手段7,8に
よる測定温度が温度設定手段10で設定した温度に達し
た後も同様に、温度の低い方の加熱コイルに電力を配分
して2つの温度検知手段7,8による測定温度が等しく
なるようにしながら設定温度を保つように制御を行って
いる。
よる測定温度が温度設定手段10で設定した温度に達し
た後も同様に、温度の低い方の加熱コイルに電力を配分
して2つの温度検知手段7,8による測定温度が等しく
なるようにしながら設定温度を保つように制御を行って
いる。
【0021】この制御手段11の働きにより、図3に示
すように鍋6全体でほぼ均一な温度を保ちながら、温度
設定手段10で設定した温度を維持しているのである。
そしてこの状態で、たとえば図3の鍋6の右半分に調理
物が入れられると、鍋6の右半分の温度が下がり鍋6の
右半分を集中して加熱するために第1の加熱コイル2に
電力を多く供給するよう制御手段11によって第1の高
周波電源3に信号を出力するのである。
すように鍋6全体でほぼ均一な温度を保ちながら、温度
設定手段10で設定した温度を維持しているのである。
そしてこの状態で、たとえば図3の鍋6の右半分に調理
物が入れられると、鍋6の右半分の温度が下がり鍋6の
右半分を集中して加熱するために第1の加熱コイル2に
電力を多く供給するよう制御手段11によって第1の高
周波電源3に信号を出力するのである。
【0022】次に、本発明の第2の実施例を図2〜図4
に基づいて説明する。第1の実施例と異なる点は電力制
限手段を設けた点である。すなわち図1において、12
は電力制限手段で、第1の加熱コイル2と第2の加熱コ
イル4に供給される電力が所定の電力量を越えないよう
に制御手段11に働きかけるものである。この実施例の
場合は図3に示すように2つの加熱コイル2,4を合わ
せて1350W以下としている。このときの電力配分の
仕方を図2に示す。すなわち温度差測定手段9によって
測定された第1の温度検知手段7と第2の温度検知手段
8との温度差が−θと+θの範囲にある場合には、第1
の加熱コイル2と第2の加熱コイル4の電力量の合計が
100%となるように設定されている。たとえば温度差
が+θ1の場合には、図2に示すように、第1の加熱コ
イル2に、1350W×25%=337.5Wの電力を
供給し、第2の加熱コイル4に、1350W×75%=
1012.5Wの電力を供給することになる。
に基づいて説明する。第1の実施例と異なる点は電力制
限手段を設けた点である。すなわち図1において、12
は電力制限手段で、第1の加熱コイル2と第2の加熱コ
イル4に供給される電力が所定の電力量を越えないよう
に制御手段11に働きかけるものである。この実施例の
場合は図3に示すように2つの加熱コイル2,4を合わ
せて1350W以下としている。このときの電力配分の
仕方を図2に示す。すなわち温度差測定手段9によって
測定された第1の温度検知手段7と第2の温度検知手段
8との温度差が−θと+θの範囲にある場合には、第1
の加熱コイル2と第2の加熱コイル4の電力量の合計が
100%となるように設定されている。たとえば温度差
が+θ1の場合には、図2に示すように、第1の加熱コ
イル2に、1350W×25%=337.5Wの電力を
供給し、第2の加熱コイル4に、1350W×75%=
1012.5Wの電力を供給することになる。
【0023】温度差測定手段9によって測定された第1
の温度検知手段7と第2の温度検知手段8の温度差が−
θ以下もしくは+θ以上である場合は、2つの加熱コイ
ル2,4のどちらかの片方に100%の電力が供給され
る。
の温度検知手段7と第2の温度検知手段8の温度差が−
θ以下もしくは+θ以上である場合は、2つの加熱コイ
ル2,4のどちらかの片方に100%の電力が供給され
る。
【0024】また、電力配分の仕方として図4に示すよ
うに通電時間を変化させることも可能であり、この場合
は第1の加熱コイル2への通電時間T1と第2の加熱コ
イルへの通電時間T2の合計時間を一定に保ちながらT
1とT2の比を変える方法が一般的である。
うに通電時間を変化させることも可能であり、この場合
は第1の加熱コイル2への通電時間T1と第2の加熱コ
イルへの通電時間T2の合計時間を一定に保ちながらT
1とT2の比を変える方法が一般的である。
【0025】次に本発明の第3の実施例を図1,図5に
基づいて説明する。第1の実施例と異なる点はコイル切
換手段を設けた点である。すなわち図1において、13
はコイル切換手段で、第1の加熱コイル2のみ、もしく
は第2の加熱コイル4のみ、あるいは両方の加熱コイル
を使用した鍋6の加熱を行うことを選択するものであ
る。図5に第2の加熱コイル4のみを選択して加熱を行
った場合の鍋6の温度分布を示す。すなわち鍋6の狭い
範囲のみを1つの加熱コイルのみでたとえば1350W
で加熱するため、鍋全体を1350Wで加熱している場
合よりも高い温度と、速い熱応答性が得られるものであ
る。
基づいて説明する。第1の実施例と異なる点はコイル切
換手段を設けた点である。すなわち図1において、13
はコイル切換手段で、第1の加熱コイル2のみ、もしく
は第2の加熱コイル4のみ、あるいは両方の加熱コイル
を使用した鍋6の加熱を行うことを選択するものであ
る。図5に第2の加熱コイル4のみを選択して加熱を行
った場合の鍋6の温度分布を示す。すなわち鍋6の狭い
範囲のみを1つの加熱コイルのみでたとえば1350W
で加熱するため、鍋全体を1350Wで加熱している場
合よりも高い温度と、速い熱応答性が得られるものであ
る。
【0026】なお本発明の第1,第2,第3の実施例は
加熱コイルが2個の場合を示しているが、3個以上の場
合も同様である。
加熱コイルが2個の場合を示しているが、3個以上の場
合も同様である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように第1の発
明によれば、複数の加熱コイルと複数の温度検知手段と
温度差測定手段を設けることにより、温度の低い部分の
加熱コイルに集中して通電を行い加熱することにより鍋
全体の温度を一定にして鍋全体で均一な加熱を行って調
理物への加熱むらをなくすることができる。
明によれば、複数の加熱コイルと複数の温度検知手段と
温度差測定手段を設けることにより、温度の低い部分の
加熱コイルに集中して通電を行い加熱することにより鍋
全体の温度を一定にして鍋全体で均一な加熱を行って調
理物への加熱むらをなくすることができる。
【0028】また第2の発明では、電力制限手段を設け
ることにより複数の加熱コイルに供給される電力の総量
が所定電力量を越えないように各々の加熱コイルに電力
を配分することによって誘導加熱調理器全体での消費電
力を抑えて、誘導加熱調理器自身が発熱により破壊する
ことのないように安全に使用できるようになる。
ることにより複数の加熱コイルに供給される電力の総量
が所定電力量を越えないように各々の加熱コイルに電力
を配分することによって誘導加熱調理器全体での消費電
力を抑えて、誘導加熱調理器自身が発熱により破壊する
ことのないように安全に使用できるようになる。
【0029】さらに第3の発明では、コイル切換手段を
設けることにより調理に必要な部分のみを集中して加熱
することができ、大きな鍋の狭い範囲を高い火力で加熱
するため高い温度と素早い熱応答性を得ることができ、
高い調理性能を得ることができる。
設けることにより調理に必要な部分のみを集中して加熱
することができ、大きな鍋の狭い範囲を高い火力で加熱
するため高い温度と素早い熱応答性を得ることができ、
高い調理性能を得ることができる。
【図1】本発明の第1,第2,第3の実施例を合わせて
示した誘導加熱調理器のブロック構成図
示した誘導加熱調理器のブロック構成図
【図2】同第1,第2の実施例の動作を説明するための
温度差−電力の関係図
温度差−電力の関係図
【図3】(a)同第2の実施例の鍋の温度分布を示す図 (b)同第2の実施例の鍋の加熱状態を説明するための
図
図
【図4】(a),(b)は同第1,第2の実施例の他の
電力配分の仕方を示すタイミングチャート
電力配分の仕方を示すタイミングチャート
【図5】(a)同第3の実施例の鍋の温度分布を示す図 (b)同第3の実施例の鍋の加熱状態を説明するための
図
図
【図6】従来の誘導加熱調理器のブロック構成図
【図7】(a)同鍋の温度分布を示す図 (b)同鍋の加熱状態を説明するための図
2 第1の加熱コイル(加熱コイル) 3 第1の高周波電源(高周波電源) 4 第2の加熱コイル(加熱コイル) 5 第2の高周波電源(高周波電源) 6 鍋 7 第1の温度検知手段(温度検知手段) 8 第2の温度検知手段(温度検知手段) 9 温度差測定手段 10 温度設定手段 11 制御手段 12 電力制限手段 13 コイル切換手段
Claims (3)
- 【請求項1】調理を行うための誘導加熱方式に適した所
定の鍋と、この鍋の下部に水平方向に配置された2つ以
上の複数の加熱コイルと、この複数の加熱コイルに高周
波電流を通電して誘導加熱により前記鍋を加熱する高周
波電源と、前記複数の加熱コイルのそれぞれによって加
熱される範囲の鍋の温度を測定するように配置された複
数の温度検知手段と、この複数の温度検知手段により測
定された各々の温度の差を測定する温度差測定手段と、
使用者が任意に設定する温度設定手段と、前記複数の温
度検知手段と前記温度差測定手段の入力を受けて、前記
高周波電源に供給する電力を制御して温度の低い範囲に
配置された加熱コイルに多くの電力を供給することによ
り、前記複数の温度検知手段により測定された前記鍋の
複数の点の温度が温度差なく前記温度設定手段によって
任意に設定された温度になるように制御する制御手段と
を備えた誘導加熱調理器。 - 【請求項2】請求項1記載の誘導加熱調理器において、
複数の加熱コイルに供給される電力の総量が所定電力量
を越えないように各々の加熱コイルに電力を配分するよ
う制御手段に出力を行う電力制限手段を設けた誘導加熱
調理器。 - 【請求項3】請求項1記載の誘導加熱調理器において、
複数の加熱コイルのうちいずれかの任意の加熱コイルを
選択して鍋の加熱を行い、選択した加熱コイルの加熱す
る鍋の範囲の温度を測定する温度検知手段のみの測定温
度により、前記鍋の温度が温度設定手段で任意に設定さ
れた温度となるように制御手段に出力を行うコイル切換
手段を設けた誘導加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113192A JPH05258849A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5113192A JPH05258849A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 誘導加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05258849A true JPH05258849A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12878264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5113192A Pending JPH05258849A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05258849A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-03-10 JP JP5113192A patent/JPH05258849A/ja active Pending
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