JPH0525901Y2 - - Google Patents

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JPH0525901Y2
JPH0525901Y2 JP1989032710U JP3271089U JPH0525901Y2 JP H0525901 Y2 JPH0525901 Y2 JP H0525901Y2 JP 1989032710 U JP1989032710 U JP 1989032710U JP 3271089 U JP3271089 U JP 3271089U JP H0525901 Y2 JPH0525901 Y2 JP H0525901Y2
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ohp
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  • Duplication Or Marking (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はスクリーン上に文字や図形等を投影す
るオーバーヘツドプロジエクター(以下OHPと
略記する)に使用するOHP用シートに関するも
のである。
〈従来の技術〉 近年、会議や講演会等においてOHPが盛んに
使用されるようになつてきた。従来のOHP用シ
ートは、手書き、複写機による複写、ワープロ等
による感熱転写記録、インクジエツト記録等によ
つて画像を透明性基材上に形成し、OHPに使用
されるものである。
しかし最近OHP用シートの用途の多様化が望
まれており、例えばOHPで画像形成して会議等
で使用された後、書類としてそのまま保存した
り、一部を報告書等に添付したり掲示板に貼着し
て展示することが提案されている。しかしなが
ら、従来のOHP用シートは透明性が必要とされ
るので通常透明プラスチツクフイルムが用いられ
ているため、書類として見る際に透明で読みにく
く、従つて一旦画像形成したOHP用シートを他
の用途に転用することは困難であつた。また、
OHP用シートに画像形成する際にもプラスチツ
クフイルムのため、画像の定着が悪く、画像部を
こすると汚れたり画像がとれて消えてしまつたり
という問題を有するものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は上記の事情に鑑み、画像形成特性に優
れ、しかもOHP用シートとして使用した後に保
存したり、その一部を他の用途に転用する場合に
取扱い性の良好なOHP用シートを提供するもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、透明支持体上の一方の面にウレタン
系樹脂を含有する画像形成層を設け、他方の面に
粘着層を設け、更に該粘着層上に透明離型性シー
トが貼り合わされている構成よりなるOHP用シ
ートである。
本考案に使用される透明支持体としては、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、セルローストリアセテート等の透明
フイルムが挙げられるが、これらに限定されるこ
となく透明性を有し、実用上支障のない程度の強
度と柔軟性を有するシート状物であれば使用する
ことができる。
画像形成層は、上記透明支持体上の一方の面に
設けられるものであり、複写機、感熱転写、イン
クジエツト等の各種記録方式により透明支持体上
に直接記録すると記録画像の定着性が充分に得ら
れず、こすると汚れたり画像がとれてしまつたり
するという欠点を解消するために設けられるもの
で、画像の定着・保持という機能を有するもので
ある。画像形成層は、ウレタン系樹脂を含有する
ものであり、かかる樹脂と、必要に応じてシリコ
ーン樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル−酢
酸ビニル系樹脂等の各種樹脂と、透明性を損わな
い範囲でシリカ、クレー、タルク、カオリン、炭
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、酸化アルミ
ニウム、酸化亜鉛等の顔料とを水、アルコール、
トルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン
等の溶媒に分散または溶解した塗液をエアーナイ
フコーテイング法、ロールコーテイング法、ワイ
ヤバーコーテイング法、スプレーコーテイング
法、フアウンテンコーテイング法等の塗工方式に
よつて透明支持体上に塗布・乾燥して設けられ
る。
粘着層は、透明支持体の画像形成層とは反対側
の面上に設けられるもので、常温で粘着性を有す
る粘着剤よりなるものである。粘着剤としては、
例えばアクリル系、シリコン系、ゴム系等の粘着
剤が用いられ、これら粘着剤を水、アルコール、
トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル等の
溶媒に分散または溶解した塗液を、前記画像形成
層と同様にして設けられる。
透明離型性シートは、前記粘着層に貼り合わせ
て設けられるもので、本考案のOHP用シートが
OHPで使用された後、保存されたり、一部分を
カツトして他の用途に転用したりする際に粘着層
によつて容易に貼着されるべく剥離して取除かれ
るものである。従つて、少なくとも粘着層に貼り
合わされる面が離型性を有していることが必要で
ある。透明離型性シートとしては、前記透明支持
体の如きシート状物の少なくとも片面に離型剤を
塗布・乾燥して離型層を設けたシートや、離型層
を設けることなくシートそのものに離型性を有す
る材料よりなる透明シートを用いることができ
る。なお、離型剤としては、エマルジヨン型、溶
剤型、無溶剤型の各種シリコーン系、フツ素系等
の公知の離型剤を使用することができる。
以上述べたとおり、本考案のOHP用シートは
第1図および第2図に示す構成を有するものであ
る。すなわち、第1図は透明支持体1の一方の面
に画像形成層2が設けられ、他方の面に粘着層3
が設けられ、更に透明シート5に離型層4が設け
られた透明離型性シート6が粘着層に貼り合わせ
られたものである。また第2図は、第1図の離型
層が設けられた透明離型性シートの代わりに、シ
ート自体に離型性を有する材料よりなる透明離型
性シート6が粘着層に貼り合わされたものであ
る。
なお、本考案のOHP用シートは帯電防止処理
が施されていることが好ましい。帯電防止処理を
施すには、透明支持体や透明離型性シートにおい
てはシート自体に帯電防止剤を含有させたり、透
明支持体や透明離型性シートの表面に帯電防止剤
を塗工することによつて、また画像形成層や粘着
層においては、各層形成用塗液に帯電防止剤を配
合することによつてなされる。ここで帯電防止剤
としては、例えばリン酸エステル系、脂肪酸エス
テル系等が挙げられ、カチオン系、アニオン系、
ノニオン系の各種帯電防止剤を適宜選択して使用
することができる。
また、本考案のOHP用シートにおいては、全
体が透明体であるため、画像形成に際して画像形
成層側の面が容易に識別できる様に、例えば、記
号、文字、図形等によるマークをOHP用シート
の画像形成層、透明支持体、粘着層、透明離型シ
ートの一部に、画像に影響を及ぼさない様に印刷
したり、OHP用シートの一部に例えば切欠部の
如き形態上の目印を設けたりして画像形成面とそ
の反対側の面である離型性を有する透明シート面
との識別手段を施しておくことが実用上有効であ
る。
〈実施例〉 次に本考案を実施例により説明する。なお、配
合を示す部数は全て重量部を表わす。
実施例 1 透明支持体として厚さ100μmの熱処理済ポリエ
ステルフイルム(富士写真フイルム社製、PT−
100AG)を使用して、この一方の面に下記組成
よりなる塗液を塗布・乾燥して層厚2μmの画像形
成層を設けた。
ポリエステル系樹脂(東洋紡社製、バイロン
200、固形分40%) 20部 ポリウレタン系樹脂(日本ポリウレタン社製、
ニツポラン3124、固形分50%) 6部 硬化剤(日本ポリウレタン社製、コロネート
L、固形分75%) 1部 シリカ(ワツカー社製、HDK−H2F) 0.03部 帯電防止剤(ドデシルリン酸ナトリウム) 5部 トルエン 22部 メチルエチルケトン 14部 次に、透明支持体の他方の面に下記組成よりな
る塗液を塗布・乾燥して層厚2μmの粘着層を設け
た。
アクリル系共重合体粘着剤(昭和高分子社製、
OLX−1724、固形分75%) 20部 水 50部 一方、厚さ38μmのポリエステルフイルム(帝
人社製、S−38)を用いて、この片面に下記組成
よりなる塗液を塗布・乾燥して層厚1μmの離型層
を設けて透明離型製シートを得た。この透明離型
性シートの離型層面と前記粘着層面とを貼り合わ
せて、透明支持体と透明離型性シートとを一体化
して本発明のOHP用シートを作製した。
シリコーン系離型剤(信越化学工業社製、X−
62−2087、固形分30%) 100部 触媒(信越化学工業社製、CAT PL−8)
1部 ドデシルリン酸ナトリウム 2部 実施例 2 画像形成層用塗液として下記組成よりなる塗液
を使用した以外は、全て実施例1と同様にして本
発明のOHP用シートを作製した。
ポリウレタンエラストマー(日本ポリウレタン
社製、パラプレン84) 8部 ポリエステル系樹脂(東洋紡社製、バイロン
300) 2部 帯電防止剤(三菱油化社製、STH3000) 1部 フツ素系離型剤(三井フロロケミカル社製、
FC430) 0.1部 メチルエチルケトン 60部 トルエン 20部 シクロヘキサン 10部 上記実施例1および2で得たOHP用シートを
A4サイズにカツトした後、画像形成層面側から
見て「記録面」と読めるように、透明離型性シー
ト面側の右下コーナーに小さく逆文字で印刷を施
した。これらのOHP用シートの画像形成層面に、
市販の電子写真複写機にてトナー画像を形成して
市販のOHPにかけたところ良好な画像が得られ、
しかも指等によるこすれにも耐え、十分な耐摩耗
性が得られた。このOHPシートの透明離型性シ
ートを剥離して白紙を粘着層に貼着したところ、
一般の書類と同じように読みやすい書類が得られ
た。また、別のOHPシートの一部である図表を
切り取り透明離型性シートを剥離して白色のノー
トや掲示板に貼りつけることによつて容易に他の
書類としての用途に転用することができた。
〈考案の効果〉 本考案のOHP用シートは、ウレタン系樹脂を
含有する画像形成層を有する透明支持体と粘着層
および透明離型性シートとを一体化して設けた構
成のため、鮮明でかつ耐摩耗性を有する良好な画
像が得られるのみでなく、透明離型性シートを剥
離するだけで白色系の紙とか掲示板等に簡易に貼
着できるので、この画像形成したOHP用シート
を書類として保存したり他の書類へ転用したりす
る新規な用途に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のOHP用シート
の構成を示す断面図である。 1……透明支持体、2……画像形成層、3……
粘着層、4……離型層、5……透明シート、6…
…透明離型性シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 透明支持体上の一方の面にウレタン系樹脂を
    含有する画像形成層を設け、他方の面に粘着層
    を設け、更に該粘着層上に透明離型性シートが
    貼り合わされていることを特徴とするオーバー
    ヘツドプロジエクター用シート。 2 オーバーヘツドプロジエクター用シートの層
    構成の任意の個所に、記号、文字、図形等の識
    別手段が施されていることを特徴とする請求項
    1記載のオーバーヘツドプロジエクター用シー
    ト。
JP1989032710U 1989-03-24 1989-03-24 Expired - Lifetime JPH0525901Y2 (ja)

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