JPH05259038A - X線転写用マスク - Google Patents
X線転写用マスクInfo
- Publication number
- JPH05259038A JPH05259038A JP8610892A JP8610892A JPH05259038A JP H05259038 A JPH05259038 A JP H05259038A JP 8610892 A JP8610892 A JP 8610892A JP 8610892 A JP8610892 A JP 8610892A JP H05259038 A JPH05259038 A JP H05259038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- thin film
- substrate
- silicon
- silicon carbide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、マスク基板に歪がなく、耐熱性、
耐久性に優れたX線転写用マスクを提供する。 【構成】 炭化硅素または窒化硅素薄膜から成るマスク
基板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠
とが接合された構造のX線転写用マスクにおいて、マス
ク基板と支持枠の各々の接合面にアルミニュームを蒸着
した後、荷重下で拡散接合することにより低温での接合
が可能となり、マスク基板に歪を生ずることなく、耐熱
性、耐久性に優れたX線転写用マスクが得られる。
耐久性に優れたX線転写用マスクを提供する。 【構成】 炭化硅素または窒化硅素薄膜から成るマスク
基板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠
とが接合された構造のX線転写用マスクにおいて、マス
ク基板と支持枠の各々の接合面にアルミニュームを蒸着
した後、荷重下で拡散接合することにより低温での接合
が可能となり、マスク基板に歪を生ずることなく、耐熱
性、耐久性に優れたX線転写用マスクが得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭化硅素薄膜または窒化
硅素薄膜をマスク基板とするX線転写用マスク、特に基
板に歪がなく耐熱性、耐久性に優れたX線転写用マスク
に関する。
硅素薄膜をマスク基板とするX線転写用マスク、特に基
板に歪がなく耐熱性、耐久性に優れたX線転写用マスク
に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI製造においてはX線露光転写技術
が次世代リソグラフィとされ、積極的な開発が進められ
ている。
が次世代リソグラフィとされ、積極的な開発が進められ
ている。
【0003】X線転写用マスクはX線露光の中核部品で
あり、マスク基板として炭化硅素薄膜または窒化硅素薄
膜を用いたX線転写用マスクがよく知られている。
あり、マスク基板として炭化硅素薄膜または窒化硅素薄
膜を用いたX線転写用マスクがよく知られている。
【0004】このX線転写用マスクの断面概要図を図1
に示す。1はマスク基板、2は炭化硅素薄膜または窒化
硅素薄膜、3はシリコン基板、4はマスク窓面、5は接
合部、6は炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミッ
クス製支持枠を示す。
に示す。1はマスク基板、2は炭化硅素薄膜または窒化
硅素薄膜、3はシリコン基板、4はマスク窓面、5は接
合部、6は炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミッ
クス製支持枠を示す。
【0005】マスク基板1はシリコン基板3と炭化硅素
薄膜または窒化硅素薄膜2から構成され、接合部5で炭
化硅素支持枠または窒化硅素支持枠6に接合されてい
る。
薄膜または窒化硅素薄膜2から構成され、接合部5で炭
化硅素支持枠または窒化硅素支持枠6に接合されてい
る。
【0006】マスク基板1のうち実際にマスクとして機
能する窓状の薄膜部分をマスク窓面4と称する。
能する窓状の薄膜部分をマスク窓面4と称する。
【0007】マスク基板1はシリコン基板に炭化硅素薄
膜または窒化硅素薄膜をCVDなどの方法により蒸着し
た後、炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミックス
製支持枠6に接合する。
膜または窒化硅素薄膜をCVDなどの方法により蒸着し
た後、炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミックス
製支持枠6に接合する。
【0008】さらにマスク窓面4の下面の薄膜部分を物
理的に除去し、次いでシリコン基板部分を強アルカリ溶
液にてエッチング除去することにより炭化硅素薄膜また
は窒化硅素薄膜から成るマスク窓面を残して作成する。
理的に除去し、次いでシリコン基板部分を強アルカリ溶
液にてエッチング除去することにより炭化硅素薄膜また
は窒化硅素薄膜から成るマスク窓面を残して作成する。
【0009】マスク基板の支持枠の材質は熱膨張率の整
合性上、マスク窓面と同じ材質であることが望ましい。
合性上、マスク窓面と同じ材質であることが望ましい。
【0010】これは材質が異なる、つまり熱膨張率に差
があると接合時あるいはマスクパターン形成時にマスク
窓面に歪とか反りが生ずるからである。
があると接合時あるいはマスクパターン形成時にマスク
窓面に歪とか反りが生ずるからである。
【0011】したがってマスク窓面が炭化硅素薄膜の場
合には支持枠の材質は炭化硅素とし、窒化硅素の場合に
は窒化硅素またはほぼ同質のセラミックスであるサイア
ロンとすることが適当である。
合には支持枠の材質は炭化硅素とし、窒化硅素の場合に
は窒化硅素またはほぼ同質のセラミックスであるサイア
ロンとすることが適当である。
【0012】なおここでは窒化硅素とサイアロンを窒化
硅素質セラミックスと総称する。
硅素質セラミックスと総称する。
【0013】炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を蒸着し
たシリコン基板(以降薄膜蒸着基板と称する)と支持枠
の接合方法としてはエポキシ系有機接着剤による接合方
法とアノーディック接合法が一般的である。
たシリコン基板(以降薄膜蒸着基板と称する)と支持枠
の接合方法としてはエポキシ系有機接着剤による接合方
法とアノーディック接合法が一般的である。
【0014】エポキシ系有機接着剤による接合は簡便安
価な方法であるが、接着剤の経時劣化によるマスク窓面
の反りなどが発生し易く耐久性に難点がある。
価な方法であるが、接着剤の経時劣化によるマスク窓面
の反りなどが発生し易く耐久性に難点がある。
【0015】さらに有機接着剤は耐熱温度が低いためマ
スクパターン処理時に温度制約が生ずるなどの問題があ
る。
スクパターン処理時に温度制約が生ずるなどの問題があ
る。
【0016】アノーディック接合法はイオン導電性固体
に電圧を印加して接合する方法である。
に電圧を印加して接合する方法である。
【0017】X線転写用マスクの製作に用いられる方法
は支持枠をナトリュームを含むガラスとし、薄膜蒸着基
板側の接合面はシリコンとしてガラス製支持枠と薄膜蒸
着基板間に電圧を印加し、数100℃の温度下で接合す
る方法である。
は支持枠をナトリュームを含むガラスとし、薄膜蒸着基
板側の接合面はシリコンとしてガラス製支持枠と薄膜蒸
着基板間に電圧を印加し、数100℃の温度下で接合す
る方法である。
【0018】この方法は比較的低温で強固な接合が得ら
れるが、支持枠の材質がナトリュームを含むガラスとい
う制約があるため、マスク窓との熱膨張率の整合性を完
全にとることは難しく、マスク窓に歪が入るという問題
がある。
れるが、支持枠の材質がナトリュームを含むガラスとい
う制約があるため、マスク窓との熱膨張率の整合性を完
全にとることは難しく、マスク窓に歪が入るという問題
がある。
【0019】さらにガラスは炭化硅素や窒化硅素質セラ
ミックスなどのセラミックスと比較すると剛性が低いと
いう材料上の問題もある。
ミックスなどのセラミックスと比較すると剛性が低いと
いう材料上の問題もある。
【0020】一般的に炭化硅素や窒化硅素質セラミック
スなどのセラミックスの接合法としては銀―銅―チタン
系合金ろうなどの活性金属ろうやアルミニューム合金ろ
うなどによるろう付け法、溶融ガラスによる酸化物接合
法、アルミニューム、ニッケル、チタンなどの金属箔を
インサート材とする荷重下での拡散接合法などがよく知
られている。
スなどのセラミックスの接合法としては銀―銅―チタン
系合金ろうなどの活性金属ろうやアルミニューム合金ろ
うなどによるろう付け法、溶融ガラスによる酸化物接合
法、アルミニューム、ニッケル、チタンなどの金属箔を
インサート材とする荷重下での拡散接合法などがよく知
られている。
【0021】これらの方法を薄膜蒸着基板と炭化硅素製
または窒化硅素質セラミックス製支持枠の接合に適用す
る場合次のような問題点があり、そのままの適用は難し
い。
または窒化硅素質セラミックス製支持枠の接合に適用す
る場合次のような問題点があり、そのままの適用は難し
い。
【0022】ろう付け法と酸化物接合法においては、ろ
うあるいはガラスに対するセラミックスの濡れ性のバラ
ツキが大きいため通常20〜30μmあるろう層あるい
はガラス層の厚みが一定せず、X線転写用マスクの厚み
精度を維持することが難しい。
うあるいはガラスに対するセラミックスの濡れ性のバラ
ツキが大きいため通常20〜30μmあるろう層あるい
はガラス層の厚みが一定せず、X線転写用マスクの厚み
精度を維持することが難しい。
【0023】また金属箔をインサート材とするセラミッ
クス同士の拡散接合とはセラミックスと金属との拡散接
合に外ならないから、塑性変形する金属同士の拡散接合
に比べて接合面がより密着した状態で接合を行わねばな
らない。
クス同士の拡散接合とはセラミックスと金属との拡散接
合に外ならないから、塑性変形する金属同士の拡散接合
に比べて接合面がより密着した状態で接合を行わねばな
らない。
【0024】したがってX線転写用マスクを再現性よく
接合するには、薄膜蒸着基板および支持枠の各々の接合
面とインサート金属箔が密着するよう薄膜蒸着基板と支
持枠の各々の接合面の平滑度、平面度、薄膜蒸着基板上
面と支持枠下面との平行度などに極めて高い精度が要求
される。
接合するには、薄膜蒸着基板および支持枠の各々の接合
面とインサート金属箔が密着するよう薄膜蒸着基板と支
持枠の各々の接合面の平滑度、平面度、薄膜蒸着基板上
面と支持枠下面との平行度などに極めて高い精度が要求
される。
【0025】しかしX線転写用マスクの巾寸法は通常1
0cm以上と大きく、これらの精度を実現することは困
難であるため接合の再現性が維持できない。
0cm以上と大きく、これらの精度を実現することは困
難であるため接合の再現性が維持できない。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】本発明はマスク基板と
支持枠が接合された構造のX線転写用マスクにおける従
来技術の持つ問題点を解決するものである。
支持枠が接合された構造のX線転写用マスクにおける従
来技術の持つ問題点を解決するものである。
【0027】すなわち有機接着剤によって接合されたX
線転写用マスクが持つ耐久性と耐熱性が低いという問題
点、アノーディック接合法によって接合されたX線転写
用マスクが持つマスク窓面と支持枠の材質の差異に起因
してマスク窓面に歪が生ずるという問題点を解決し、マ
スク窓面に歪がなく耐熱、耐久性に優れたX線転写用マ
スクを提供することを課題とするものである。
線転写用マスクが持つ耐久性と耐熱性が低いという問題
点、アノーディック接合法によって接合されたX線転写
用マスクが持つマスク窓面と支持枠の材質の差異に起因
してマスク窓面に歪が生ずるという問題点を解決し、マ
スク窓面に歪がなく耐熱、耐久性に優れたX線転写用マ
スクを提供することを課題とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】マスク窓面に歪がなく耐
熱、耐久性に優れたX線転写用マスクを提供するため本
発明は、炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を表面に蒸着
したシリコン基板を炭化硅素製または窒化硅素質セラミ
ックス製支持枠に接合した後、前記薄膜の一部および前
記シリコン基板の一部を除去して作成した窓状の薄膜部
分を有するシリコン基板をマスク基板とするX線転写用
マスクにおいて、前記シリコン基板と前記支持枠とが、
予め各接合面に形成されたアルミニューム蒸着層を介し
て設定荷重下で拡散接合されてなることを構成要件とす
る。
熱、耐久性に優れたX線転写用マスクを提供するため本
発明は、炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を表面に蒸着
したシリコン基板を炭化硅素製または窒化硅素質セラミ
ックス製支持枠に接合した後、前記薄膜の一部および前
記シリコン基板の一部を除去して作成した窓状の薄膜部
分を有するシリコン基板をマスク基板とするX線転写用
マスクにおいて、前記シリコン基板と前記支持枠とが、
予め各接合面に形成されたアルミニューム蒸着層を介し
て設定荷重下で拡散接合されてなることを構成要件とす
る。
【0029】以下、本発明を詳細に説明する。図2は図
1の接合部5に対する本発明の適用を示す接合構造断面
図であり、3はシリコン基板、2はシリコン基板3上に
蒸着した炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜、6は炭化硅
素製支持枠または窒化硅素質セラミックス製支持枠、7
は薄膜蒸着基板の炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜上に
生成したアルミニューム蒸着層、8は炭化硅素製支持枠
または窒化硅素質セラミックス製支持枠上に生成したア
ルミニューム蒸着層である。
1の接合部5に対する本発明の適用を示す接合構造断面
図であり、3はシリコン基板、2はシリコン基板3上に
蒸着した炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜、6は炭化硅
素製支持枠または窒化硅素質セラミックス製支持枠、7
は薄膜蒸着基板の炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜上に
生成したアルミニューム蒸着層、8は炭化硅素製支持枠
または窒化硅素質セラミックス製支持枠上に生成したア
ルミニューム蒸着層である。
【0030】炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜から成る
薄膜蒸着基板の接合面および炭化硅素製または窒化硅素
質セラミックス製支持枠の接合面へのアルミニューム層
の蒸着はイオンプレーティング、真空蒸着、スパッタリ
ングなどの物理蒸着法によって行う。アルミニューム蒸
着処理を行った薄膜蒸着基板と支持枠の接合は真空中ま
たは不活性雰囲気中において荷重下での拡散接合によっ
て行う。
薄膜蒸着基板の接合面および炭化硅素製または窒化硅素
質セラミックス製支持枠の接合面へのアルミニューム層
の蒸着はイオンプレーティング、真空蒸着、スパッタリ
ングなどの物理蒸着法によって行う。アルミニューム蒸
着処理を行った薄膜蒸着基板と支持枠の接合は真空中ま
たは不活性雰囲気中において荷重下での拡散接合によっ
て行う。
【0031】アルミニューム蒸着層の厚みには最適な範
囲が存在する。すなわち薄すぎると拡散接合時の密着性
が悪くなり、安定した接合が得にくい反面、厚すぎると
炭化硅素または窒化硅素に比べて大きいアルミニューム
の熱膨張率の影響が現れマスク窓面に歪が入る。
囲が存在する。すなわち薄すぎると拡散接合時の密着性
が悪くなり、安定した接合が得にくい反面、厚すぎると
炭化硅素または窒化硅素に比べて大きいアルミニューム
の熱膨張率の影響が現れマスク窓面に歪が入る。
【0032】実験による検討の結果、最適厚みは1〜5
μmであることを見いだした。
μmであることを見いだした。
【0033】また物理蒸着法の種類によってアルミニュ
ーム蒸着層の付着強度は変わるが、この付着強度は拡散
接合後の接合強度にほとんど影響しない。これは拡散接
合後の接合強度は拡散接合条件によって決まるためであ
る。
ーム蒸着層の付着強度は変わるが、この付着強度は拡散
接合後の接合強度にほとんど影響しない。これは拡散接
合後の接合強度は拡散接合条件によって決まるためであ
る。
【0034】したがってアルミニュームの物理蒸着は他
のコーティング法によって代替しうるものである。
のコーティング法によって代替しうるものである。
【0035】薄膜蒸着基板と支持枠の拡散接合における
適当な温度条件は350〜500℃であるが、なかでも
400〜470℃が特に好ましい。
適当な温度条件は350〜500℃であるが、なかでも
400〜470℃が特に好ましい。
【0036】荷重条件については1〜10MPaが適当
な条件である。勿論この範囲外でも接合は可能である
が、例えば温度が低いと時間がかかるとか、温度が高い
とマスク基板に歪が入りやすいなどの問題がある。
な条件である。勿論この範囲外でも接合は可能である
が、例えば温度が低いと時間がかかるとか、温度が高い
とマスク基板に歪が入りやすいなどの問題がある。
【0037】X線転写用マスクはマスクパターン処理時
に約400℃の温度に短時間ではあるが曝される場合が
あるので、マスク基板と支持枠の接合部の耐熱性は40
0℃程度が望ましい。
に約400℃の温度に短時間ではあるが曝される場合が
あるので、マスク基板と支持枠の接合部の耐熱性は40
0℃程度が望ましい。
【0038】耐熱性をあげるには接合温度を高くするこ
とが有効であるが、マスク窓面には歪が入りやすくな
る。
とが有効であるが、マスク窓面には歪が入りやすくな
る。
【0039】したがってマスク窓面に歪がなく耐熱、耐
久性に優れたX線転写用マスクを製作するための技術ポ
イントは極力低温で接合するとともに必要な耐熱性を確
保することにある。
久性に優れたX線転写用マスクを製作するための技術ポ
イントは極力低温で接合するとともに必要な耐熱性を確
保することにある。
【0040】本発明はアルミニューム蒸着と拡散接合と
によりこの技術ポイントを達成するに至ったのである。
によりこの技術ポイントを達成するに至ったのである。
【0041】
【作用】本発明は、炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を
マスク窓面とするマスク基板と炭化硅素製または窒化硅
素質セラミックス製支持枠とが接合された構造のX線転
写用マスクにおいて、予め各接合面に形成されたアルミ
ニューム蒸着層を介して設定荷重下で拡散接合すること
により、従来のX線転写用マスクに比べて耐熱、耐久性
に優れ、しかもマスク窓面の歪がないX線転写用マスク
を提供するものである。
マスク窓面とするマスク基板と炭化硅素製または窒化硅
素質セラミックス製支持枠とが接合された構造のX線転
写用マスクにおいて、予め各接合面に形成されたアルミ
ニューム蒸着層を介して設定荷重下で拡散接合すること
により、従来のX線転写用マスクに比べて耐熱、耐久性
に優れ、しかもマスク窓面の歪がないX線転写用マスク
を提供するものである。
【0042】
【0043】
【実施例1】本発明のX線転写用マスクを図1の形状に
て製作した。
て製作した。
【0044】シリコン基板の上下面にCVD法により2
μm厚の炭化硅素薄膜を蒸着した後、この蒸着シリコン
基板と炭化硅素製支持枠の両方の接合面にイオンプレー
ティングによりアルミニュームを3μm厚さに蒸着し、
次いで荷重3MPa、温度450℃、時間30分、真空
度10-4torrの条件の下でシリコン基板と支持枠を
拡散接合した。
μm厚の炭化硅素薄膜を蒸着した後、この蒸着シリコン
基板と炭化硅素製支持枠の両方の接合面にイオンプレー
ティングによりアルミニュームを3μm厚さに蒸着し、
次いで荷重3MPa、温度450℃、時間30分、真空
度10-4torrの条件の下でシリコン基板と支持枠を
拡散接合した。
【0045】この後炭化硅素薄膜の機械的除去とシリコ
ン基板のアルカリエッチングにより図1の形状のX線転
写用マスクに仕上げた。なおアルカリエッチングに際し
ては接合部のアルミニュームの腐食を防ぐためレジスト
を塗布した。
ン基板のアルカリエッチングにより図1の形状のX線転
写用マスクに仕上げた。なおアルカリエッチングに際し
ては接合部のアルミニュームの腐食を防ぐためレジスト
を塗布した。
【0046】接合部を超音波探傷装置によって検査した
が接合不良部はほとんど検出されなかった。
が接合不良部はほとんど検出されなかった。
【0047】このX線転写用マスクはマスクパターン処
理に対する耐熱性と長期使用の耐久性は十分あり、しか
もマスク基板には歪はなくマスクとして十分な実用性を
示し、本発明の有効性が確認できた。
理に対する耐熱性と長期使用の耐久性は十分あり、しか
もマスク基板には歪はなくマスクとして十分な実用性を
示し、本発明の有効性が確認できた。
【0048】
【実施例2】窒化硅素薄膜をマスク窓面材料とし、サイ
アロン製支持枠を使用するX線転写用マスクを実施例1
とほぼ同様の方法で製作した。
アロン製支持枠を使用するX線転写用マスクを実施例1
とほぼ同様の方法で製作した。
【0049】このX線転写用マスクは実施例1と同様に
接合不良部はほとんど検出されず、マスクとして十分な
実用性を示した。
接合不良部はほとんど検出されず、マスクとして十分な
実用性を示した。
【0050】
【比較例】アルミニューム箔をインサート材とする拡散
接合法により図1の形状のX線転写用マスクを製作し
た。
接合法により図1の形状のX線転写用マスクを製作し
た。
【0051】シリコン基板の上下面にCVD法により2
μm厚の炭化硅素薄膜を蒸着した後、この蒸着シリコン
基板と炭化硅素製支持枠の間に厚さ5μmのアルミニュ
ーム箔をはさみ、荷重10MPa、温度610℃、時間
60分、真空度10-4torrの条件の下で拡散接合し
た。
μm厚の炭化硅素薄膜を蒸着した後、この蒸着シリコン
基板と炭化硅素製支持枠の間に厚さ5μmのアルミニュ
ーム箔をはさみ、荷重10MPa、温度610℃、時間
60分、真空度10-4torrの条件の下で拡散接合し
た。
【0052】この後炭化硅素薄膜の機械的除去とシリコ
ン基板のアルカリエッチング(接合部のアルミニューム
の溶解を防ぐためレジストを塗布)により図1の形状の
X線転写用マスクに仕上げた。
ン基板のアルカリエッチング(接合部のアルミニューム
の溶解を防ぐためレジストを塗布)により図1の形状の
X線転写用マスクに仕上げた。
【0053】接合部を超音波探傷装置によって検査した
ところ部分的にしか接合していないことが判明した。
ところ部分的にしか接合していないことが判明した。
【0054】しかもこの不均一接合の影響のせいかマス
ク基板の歪が大きく、使用に耐えるX線転写用マスクは
製作できなかった。
ク基板の歪が大きく、使用に耐えるX線転写用マスクは
製作できなかった。
【0055】
【発明の効果】本発明によると、優れた耐熱性、耐久性
を有し、マスク窓面に歪のないX線転写用マスクが得ら
れ、次世代LSIのX線リソグラフィへの途を拓くとい
う効果がある。
を有し、マスク窓面に歪のないX線転写用マスクが得ら
れ、次世代LSIのX線リソグラフィへの途を拓くとい
う効果がある。
【図1】炭化硅素または窒化硅素薄膜から成るマスク基
板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠を
接合してなるX線転写用マスクの断面を示す概要図。
板と炭化硅素または窒化硅素質セラミックス製支持枠を
接合してなるX線転写用マスクの断面を示す概要図。
【図2】図1のマスク基板と支持枠の接合部に対する本
発明の適用を示す接合構造図。
発明の適用を示す接合構造図。
1 マスク基板 2 炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜 3 シリコン基板 4 マスク窓面 5 接合部 6 炭化硅素製支持枠または窒化硅素質セラミックス製
支持枠 7、8 アルミニューム蒸着層
支持枠 7、8 アルミニューム蒸着層
Claims (1)
- 【請求項1】 炭化硅素薄膜または窒化硅素薄膜を表面
に蒸着したシリコン基板を炭化硅素製または窒化硅素質
セラミックス製支持枠に接合した後、前記薄膜の一部お
よび前記シリコン基板の一部を除去して作成した窓状の
薄膜部分を有するシリコン基板をマスク基板とするX線
転写用マスクにおいて、前記シリコン基板と前記支持枠
とが、予め各接合面に形成されたアルミニューム蒸着層
を介して設定荷重下で拡散接合されてなることを特徴と
するX線転写用マスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8610892A JPH05259038A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | X線転写用マスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8610892A JPH05259038A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | X線転写用マスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05259038A true JPH05259038A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13877512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8610892A Withdrawn JPH05259038A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | X線転写用マスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05259038A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004060793A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Sony Corporation | 多層構造体およびその製造方法ならびに機能構造体およびその製造方法ならびに電子線露光用マスクおよびその製造方法 |
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1992
- 1992-03-10 JP JP8610892A patent/JPH05259038A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004060793A1 (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Sony Corporation | 多層構造体およびその製造方法ならびに機能構造体およびその製造方法ならびに電子線露光用マスクおよびその製造方法 |
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