JPH052590U - 高圧発生器 - Google Patents
高圧発生器Info
- Publication number
- JPH052590U JPH052590U JP7826591U JP7826591U JPH052590U JP H052590 U JPH052590 U JP H052590U JP 7826591 U JP7826591 U JP 7826591U JP 7826591 U JP7826591 U JP 7826591U JP H052590 U JPH052590 U JP H052590U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は直流または交流電圧を入力とするト
ランジスタを使用した自励式発振回路を有する高圧発生
器において、前記トランジスタの起動回路の性能改善に
関するものである。 【構成】 直流たは交流電圧を入力電源とし、トラン
ジスタを使用した自励式発振回路を有し、パルストラン
スにて一次側の電圧をその二次側に昇圧して、その出力
端子間に高電圧を発生させる高圧発生器において、前記
トランジスタを起動させるための起動回路に電源投入時
のみ起動をかけるようにして、該トランジスタの保護を
計ったものである。
ランジスタを使用した自励式発振回路を有する高圧発生
器において、前記トランジスタの起動回路の性能改善に
関するものである。 【構成】 直流たは交流電圧を入力電源とし、トラン
ジスタを使用した自励式発振回路を有し、パルストラン
スにて一次側の電圧をその二次側に昇圧して、その出力
端子間に高電圧を発生させる高圧発生器において、前記
トランジスタを起動させるための起動回路に電源投入時
のみ起動をかけるようにして、該トランジスタの保護を
計ったものである。
Description
【0001】
本考案は、直流または交流電圧を入力電源とするトランジスタを使用した自励
式発振回路を有する高圧発生器の性能改善に関するものである。
【0002】
従来のオゾン脱臭装置および空気清浄器等に使用されている高圧発生器は、直
流または交流電圧を入力電源とするトランジスタを使用した自励式発振回路を利
用したものが用いられている。
この種の高圧発生器に使用されている従来の自励式発振回路の起動回路は、図
3に示すように起動抵抗1本で構成しているものがあるが次のような不都合があ
る。
以下、利用機器として、オゾン脱臭器用と空気清浄用の二つの場合に分けて説
明する。
【0003】
(オゾン脱臭器用高圧発生器の場合)
図3において、なんらかの原因でパルストランスPTの二次側出力(5番−6
番間)短絡した状態で長い間トランジスタTrの起動回路に通電すると、トラン
ジスタTrが異常発熱もしくは熱暴走を起こし破損する。この要因はパルストラ
ンスPTの二次側が短絡されることにより通常は発振機能が停止し、トランジス
タTrはOFF状態を維持するが起動抵抗R2において、外気温が低温時および
直流増幅率(HFe)の変動等を考慮し、確実にトリガーさせるために起動抵抗
R2の値を小さく選定すると、電源Eより起動抵抗R2を介して直流i1がトラ
ンジスタTrのべースへ向かって流れてしまう不都合がある。
SW→R2→Trのベース→エミッタ→E→SWの回路
【0004】
このため、HFe×IbだけトランジスタTrのコレクタには電流i2が流れ
、トランジスタTrの発振は停止状態にある。この状態が維持することにより、
トランジスタTrは徐々に発熱もしくは熱暴走を起こし、異常発熱に至るか、破
損に至る。従って、起動抵抗R2の値はこの問題のみを考慮すれば大きい方が望
ましい。しかし、電源投入時にトランジスタTrをONさせるためには上述した
如く最低必要とする起動電源i1が要求されるため、起動抵抗R2はあまり大き
くとることはできない。
【0005】
この二つの条件を同時に満足するように設計することは非常に困難であるため
、パルストランスPTの二次側出力短絡状態におけるトランジスタTrの破損は
犠牲にし、起動抵抗R2の値は小さめに設定しているのが現状である。
【0006】
(空気清浄器用高圧発生器の場合)
空気清浄器の集塵量が増加し、出力電流の増加に対して(集塵量が増すと出力
電流Isも増加する。)安全機能として付与するフの字特性(図5参照)を利用
した高圧発生器回路において、図5のA点以降に高圧出力特性が移行中もしくは
移行した時、電源Eから起動抵抗R2を介して電流i1がトランジスタTrのベ
ースへ流れてしまい、トランジスタTrは活性領域でスイッチング動作をし発振
を継続する。この状態で電流i1を長く通電すると、前記同様にトランジスタT
rは異常発熱もしくは熱暴走を起こし破損する。
【0007】
以下、従来の起動回路を図3に基づき詳細に説明すると、スイッチSWをON
にして直流電源Eにより直流電源i0が印加されると、起動抵抗R2を介してト
ランジスタTrのベースに起動電流i1が流れる。これによりトランジスタTr
はONし、Nc巻線に入力電圧Eが印加され、電流i2が流れ始めることにより
Nb巻線にもドット・マーク側を正とする電圧が発生し、ベース抵抗R1および
コンデンサC1を介してトランジスタTrのベースへ電流がさらに流れ、動作点
をより深くしON状態になる。この時、No巻線にはドット・マーク側を正とす
る高電圧が発生する。(図4の下側)
【0008】
その後、トランジスタTrはIc=HFe×Ibの点でベース電流不足となり
、飽和領域から活動領域を経てトランジスタTrはOFF状態に至る。トランジ
スタTrがOFFすると、各巻線には今までとは反対にドット・マーク側が負と
なるような極性で逆起電力が発生する。コンデンサC1の電荷はトランジスタT
rのベース側がマイナス(−)になるよう充電されていたが、今度はベース側が
プラス(+)になるようにコンデンサC1の電荷はベース抵抗R1を介してNb
巻線およびダイオードD1を介して逆充電される。この時、No巻線にはドット
・マーク側を負とする高電圧が発生する。(図4の上側)
【0009】
その瞬間、パルストランスPTのNo巻線内に残った残留エネルギーがNb巻
線にバックスイングし、再度トランジスタTrはONし、連続的な発振を持続す
る。逆にパルストランスPTの二次側を短絡した状態では残留エネルギーが零と
なってしまい連続的な発振は起こらなくなる。
【0010】
次に、トランジスタTrの起動回路について説明すると、従来の起動回路は図
3に示すように起動抵抗R2の1本で構成され、電源投入時にトランジスタTr
に起動をかけていた。また、電源投入時以外の時も常時起動電流i1はトランジ
スタTrのベースに流れていた。この場合、周囲温度や部品のハラツキ等を考慮
し、かつ保障する入力電圧範囲の下限においてもトランジスタTrは起動がかか
らねばならず、これを考慮すると起動抵抗R2の値はかなり小さく設定し、それ
なりの起動電源を流さなければならない。こうした場合、動作上、次のような不
都合が発生する。
【0011】
まず、オゾン発生器用の高圧発生器について述べると、パルストランスPTの
二次側が短絡し、かつ電源電圧Eが印加された場合には、時間と共にトランジス
タTrが異常発熱もしくは熱暴走を起こし、やがて破損する。パルストランスP
Tの二次側を短絡すると前述した理由により各巻線に電圧が発生しなくなりトラ
ンジスタTrがスイッチング動作をしなくなり、起動抵抗R2から流れる直流電
流i1のみがトランジスタTrのベースに流れ込み、それに伴いコレクタ電流が
流れ出すため異常発熱する。
【0012】
次に、空気清浄器用の高圧発生器について述べると、パルストランスPTの二
次出力特性が図5に示すようにフの字特性を持つ形で使用する場合があり、これ
はパルストランスPTの二次側の負荷電流が大きくなると、それに伴い二次出力
電圧は低くなっていき、ある時点(図5のA点)を過ぎると、急激に出力が零に
なるような特性を示すものである。なお、オゾン発生器用高圧発生器の場合には
負荷電流および二次出力電圧を一定にして使用するのが普通である。
【0013】
回路動作としては、前述したとおりであって、異なる点はパルストランスPT
の出力特性が図5のA点に近づくにつれて、各巻線内で発生する電力が下がって
いき、これによりトランジスタTrのベース電流も減少し(A点以降に至った時
)、やがてはOFFし、発振を停止する動作をする。しかし、従来における起動
回路の場合は常時直流電源Eより起動抵抗R2を介してトランジスタTrのベー
スへ起動電流i1が流れてしまうので、各巻線内の電圧が減少し、Nb巻線の3
番からベース抵抗R1およびコンデンサC1を介して流れてくるベース電流が少
なくなっても、これと起動抵抗R2より流れてくる電流i1の和で図5のA点以
降でもトランジスタTrは発振してしまう不都合がある。
【0014】
本考案は、前記の課題を解決するためにトランジスタTrを起動する起動回路
への通電は、電源投入時のみ起動をかけることを特徴とし、その目的はオゾン発
生器用高圧発生器の場合はパルストランスPTの二次側短絡状態での使用におい
ても、トランジスタTrの異常発熱および熱暴走による破損防止にある。また、
空気清浄器用高圧発生器の場合はフの字特性(図5)のA点以降に高圧出力特性
が至った時、即座にトランジスタTrのスイッチング動作を停止させることを可
能とすることにある。
【0015】
図7は本考案の実施例を示す高圧発生器の回路であって、図中Eは直流電源、
Trはトランジスタ、D1,D2はダイオード、PTはパルストランス、、C1
,C2はコンデンサ、R1はブース抵抗、R3は放電抵抗およびR4は保護抵抗
である。直流電源Eのプラス(+)側はパリストランスPTのNc巻線を介して
トランジスタTrのコレクタに接続されている。トランジスタTrのベースはコ
ンデンサC1およびベース抵抗R1を介してNb巻線の3番に、Nb巻線の4番
とエミッタは直流電源Eのマイナス(−)側に接続されている。ダイオードD1
はそのカソードをトランジスタTrのベースに、アノードをエミッタに接続され
ている。また、放電抵抗R3とコンデンサC2は並列に接続され、一方は直流電
源Eのプラス側へ、他方はダイオードD2のアノードに、カソードは保護抵抗R
4を介してトランジスタTrのベースに接続されている。
【0016】
次に、本考案のトランジスタTrの起動回路の動作について説明すると、今、
直流電源Eが印加されると、プラス側よりコンデンサC2およびダイオードD2
、保護抵抗R4を介してトランジスタTrのベースへ微分波で(図2参照)起動
電流i1が流れる。この電流i1はコンデンサC2の充電が完了してしまうとそ
れ以降は流れなくなる。その後の動作は従来回路と同じであるので説明を省略す
る。ここで、放電抵抗R3はコンデンサC2の放電用のものであり、その値は初
回動作時に充電された電荷を電源再投入時迄に放電可能な限り、出来るだけ大き
い方がよい。ダイオードD2はトランジスタTrがOFFし、ベース・エミッタ
間に逆バイアスがかかった際、コンデンサC2に流入するのを防止するためのも
のである。また、保護抵抗R4は電源投入時におけるトランジスタTrのベース
電流制限用抵抗である。
【0017】
このような動作をすることにより、パルストランスPTの二次側が短絡状態に
なり、かつ電源Eが印加された場合でも起動回路からは電源投入時以外は起動電
流i1(トランジスタTrのベース電流)が流れないため、(厳密には放電抵抗
R4を介して従来回路と比して1/10程度の微小電流は流れるが)トランジス
タTrは完全なOFF状態を持続し破損にまでは至らない。従って、このような
動作を利用してフの字特性を利用した空気清浄器用高圧発生器にも応用できる。
空気清浄器用の場合でも起動回路からは電流が流れないため、パルストランスP
Tの二次出力特性が図5のA点以降に至った際、即座にトランジスタTrをOF
Fさせ、発振を停止させることができる。
【0018】
なお、本考案の起動回路の理想的な構成について説明したが、それを起動する
頻度の回数に応じて放電抵抗R3を不要とすることができ、また、保護抵抗R4
もコンデンサC2とダイオードD2の設定値により必要に応じて省略することが
可能であることはいうまでもない。
【0019】
以上説明したように、高圧発生器の起動回路を改良したことによりトランジス
タTrに起動をかけるだけの目的で電源投入時のみ起動用コンデンサC2および
ダイオードD2、保護抵抗R3を介して起動電流を流し、それ以降起動回路から
は電流を流さないようにすることが可能となったので、オゾン脱臭用高圧発生器
については、パルストランスPTの二次側が短絡した場合、パルストランスPT
の二次側残留エネルギーが零になるため発振機能を失い、かつ直流電源Eが印加
されていてもトランジスタTrは完全にOFF状態を維持させることができるの
で、トランジスタTrを破損させることがないと共に電源投入時にトランジスタ
Trの起動も問題なくかけられることができる。
【0020】
また、空気清浄器用の高圧発生器については、パルストランスTrの二次側出
力特性が図5のA点以降に至った際、即座にトランジスタTrのスイッチング動
作を停止させることができるので、トランジスタTrの破損を防止することがで
きると共に電源突入時も問題なくトランジスタTrに起動をかけられるようにな
った。かつ、別用途でトランジスタTrが発振停止したという信号を利用し、他
機能を付加し使用する場合も誤動作なく簡単に設計できるにようになった利点が
ある。
【0021】
【図1】本考案の一実施例を示す高圧発生器の回路図で
ある。
ある。
【図2】本考案の一実施例に係る起動回路に流れる電流
波形である。
波形である。
【図3】従来における高圧発生器の回路図である。
【図4】パルストランスPTの二次側出力電圧波形であ
る。
る。
【図5】フの字特性を示すものである。
【図6】本考案の他の実施例に係る高圧発生器の回路図
である。
である。
【図7】本考案の他の実施例に係る高圧発生器の回路図
である。
である。
【0022】
SW・・スイッチ
E・・・直流電源
Tr・・トランジスタ
C1,C2・・・コンデンサ
D1,D2・・・ダイオード
R1・・・ ブース抵抗
R2・・・ 起動抵抗
R3・・・ 放電抵抗
R4・・・ 保護抵抗
PT・・パルストランス
Nc・・一次巻線
Nb・・一次巻線
No・・二次巻線
Claims (4)
- 【請求項1】 直流または交流電圧を入力電源とし、ト
ランジスタを使用した自励式発振回路を有し、パルスト
ランスにて一次側の電圧をその二次側に昇圧して、その
出力端子間に高電圧を発生させる高圧発生器において、
前記トランジスタを起動させるための起動回路に電源投
入時のみ起動をかけることを特徴とする高圧発生器。 - 【請求項2】 請求項1記載の高圧発生器において、前
記トランジスタを起動させるための起動回路は、少なく
ともコンデンサとダイオードの直列回路にて構成した高
圧発生器。 - 【請求項3】 請求項1記載の高圧発生器において、前
記トランジスタを起動させるための起動回路は、コンデ
ンサと抵抗からなる並列回路とダイオードの直列回路に
て構成した高圧発生器。 - 【請求項4】 請求項1記載の高圧発生器において、前
記トランジスタを起動させるための起動回路は、コンデ
ンサと抵抗からなる並列回路とダイオードおよび保護抵
抗との直列回路にて構成した高圧発生器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7826591U JPH052590U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 高圧発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7826591U JPH052590U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 高圧発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052590U true JPH052590U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=13657155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7826591U Pending JPH052590U (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 高圧発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052590U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53149318U (ja) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5791669A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Toshiba Corp | Switching regulator |
| JPS6110087B2 (ja) * | 1983-07-25 | 1986-03-28 | Ryoichi Furukata | |
| JPH02131366A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | スイツチングレギユレータ |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP7826591U patent/JPH052590U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5791669A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-07 | Toshiba Corp | Switching regulator |
| JPS6110087B2 (ja) * | 1983-07-25 | 1986-03-28 | Ryoichi Furukata | |
| JPH02131366A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-21 | Mitsubishi Electric Corp | スイツチングレギユレータ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53149318U (ja) * | 1977-04-28 | 1978-11-24 |
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