JPH052593Y2 - - Google Patents

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JPH052593Y2
JPH052593Y2 JP6799987U JP6799987U JPH052593Y2 JP H052593 Y2 JPH052593 Y2 JP H052593Y2 JP 6799987 U JP6799987 U JP 6799987U JP 6799987 U JP6799987 U JP 6799987U JP H052593 Y2 JPH052593 Y2 JP H052593Y2
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skid
steel strip
furnace
graphite sleeve
outer tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、加熱炉内で連続鋼帯を支持するス
キツド装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に加熱炉のスキツド機構としては固定スキ
ツドと回転スキツドが用いられている。固定スキ
ツドとは、例えば特開昭55−30379号公報に記載
され、第5図に示す様な、炉壁2内部に内管4と
外管6を有する二重管式冷却機構を備え、この外
管6上を鋼帯8をすべらせながら搬送するもので
ある。なお、10は給水口、12は排水口であ
る。
固定スキツドには回転部分が無いので、構造が
簡単であり設備費用も安く、又、軽量なため操業
中でもスキツドの取り替えが容易であるという利
点があり、小規模なため冷却水量が少なくてもよ
く、冷却水による加熱炉熱損失が比較的小さい。
一方、回転スキツドとは、例えば実公昭56−
55231号公報等に記載され、第6図に示すような
両端に給水口10、排水口12を備えたスキツド
本体14を軸受16で受け、このスキツド本体1
4にスプロケツト20を固設し、そのスプロケツ
ト20と、モータ24のスプロケツト20をチエ
ーン22で連結し、モータ24でスキツド本体1
4を駆動して回転させ、スキツド本体14上に鋼
帯8を載置して搬送するものである。この回転ス
キツドでは、鋼帯移動速度とスキツド周速を完全
に同調させれば、鋼帯とスキツド表面の間で相対
的なすべりがおこらず、鋼帯表面に疵がでないの
で良い製品ができるという利点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
固定スキツドにおいては、鋼帯がスキツド上を
すべるので鋼帯表面にスジ疵がつき製品の品質が
低下し、また鋼帯表面に発生するスケールがスキ
ツド部で剥離し下方に溜まるため、これを定期的
に除去する必要がある。更に、スキツド自体の摩
耗が激しく寿命が短いため、定期的な取り替えが
必要であり、場合によつては摩耗による孔明きに
より、スキツド内の冷却水が炉内に溢れる事故が
発生するという問題があつた。
一方、回転スキツドにおいては、モータ、軸受
け、給脂装置及び鋼帯移動速度とスキツドの周速
度を同調させるための制御装置等が必要で構造が
複雑になり設備費が高く、構造的にもスキツド故
障時の取り替えが極めて困難である。更に、鋼帯
停止時においてもスキツドの曲がりを防止するた
めに定速度で回転させる必要があり、このとき鋼
帯表面とスキツド表面の相対すべりがおき、鋼帯
表面の局部的な疵発生が避けられず、長時間停止
時等には鋼帯破断の原因となるという問題があつ
た。また、スキツドの曲がりを防止するには、充
分な強度を持たせるためにロール径を大きくしな
ければならず、表面積が増大するので多量の水で
冷却する必要があり、冷却水使用量が大きくな
り、冷却水による加熱炉の熱損失が大きいという
問題があつた。
本考案は、上記の固定スキツドおよび回転スキ
ツドの両者の欠点を排除したスキツド装置であつ
て、鋼帯に疵を発生させず、構造が簡単で設備費
が安く、スキツド損傷時の取り替えが極めて簡単
な加熱炉内スキツド装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は『炉を貫通して支承され、内部冷却さ
れた固定軸と、該固定軸外周に回動自在に緩嵌さ
れた炉内幅方向に複数個に分割された黒鉛質スリ
ーブとを有することを特徴とする加熱炉内スキツ
ド装置』を要旨とする。
上記の本考案のスキツド装置では、黒鉛質スリ
ーブの外周に更に保護管を配置することもでき
る。
〔作用〕
後にくわしく説明する第1図、第3図および第
4図に示すように、本考案のスキツド装置では、
荷重を受け持つ軸部分が、例えば水で冷却された
固定軸であるから外部駆動装置が必要無く、同期
制御装置も不要なため構造が簡単で設備費が安
く、又、曲がりが多少あつても問題がないので軸
径が小さくでき、冷却水による加熱炉の熱損失も
小さくでき、さらにスキツドの故障発生時には軽
量であるから鋼帯の支持さえできれば操業中でも
取り替え可能である。また、固定軸外周には炉内
幅方向に複数個に分割された黒鉛スリーブが回動
自在に緩嵌されており、鋼帯の動きに追従して黒
鉛スリーブが回転するので、従来の固定スキツド
で問題となつていた鋼帯のスジ疵の発生が防止で
き、スキツドの局部摩耗による取り替え頻度も小
さくなり、鋼帯表面に発生するスケールの剥離、
掻落としも防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例に基いて説明する。
第1図は本考案のスキツド装置を備えた鋼帯連
続加熱炉の断面図、第2図は同加熱炉の側面を示
す概略図である。
第2図において、26はスキツドであり、該ス
キツド26の上には鋼帯8があつて、図示しない
駆動装置によつて搬送されている。なお、28は
バーナヘツドである。
第1図において、炉体1は炉壁2より形成され
ており、炉壁2の側壁部には、内管4と外管6の
二重管からなり外管6の端部の一方が塞がれ、内
管4から外管6に冷却水を流す冷却構造の固定軸
32が、炉体1を貫通して設けられている。炉外
に突出した内管4の他端部には冷却水を給水する
給水口10が設けられ、外管6の他端部には冷却
水を排水する排水口12が設けられている。
外管6の炉内に位置する部分の外周には自己潤
滑性のある円筒形状の黒鉛質スリーブ34が炉内
幅方向に2分割されて緩嵌(即ち、スリーブ内径
を外管の外径よりもやや大きくして緩く嵌合させ
る)される。さらに、黒鉛質スリーブ34の両炉
壁2側には、このスリーブ34が幅方向にずれな
いように止める鍔36が外管6に固定されてい
る。そして、前記黒鉛質スリーブ34上に鋼帯8
が載置され搬送される。
以上のように構成されているから、鋼帯8が図
示しない駆動装置により搬送されると黒鉛質スリ
ーブ34は外管6上で滑らかに従動回転する。即
ち、外管6を鋼管等で構成し、その外側を滑らか
に仕上げておけば、黒鉛質スリーブ34には自己
潤滑性があるから、黒鉛質スリーブ34と外管6
の間の摩擦(接触抵抗)はごく小さい。そして、
鋼帯8が黒鉛質スリーブ34との接触抵抗によつ
てこれを回転させようとする回転モーメントは、
黒鉛質スリーブ34を介して外管6を回転させよ
うとする回転モーメントに較べてはるかに大き
い。従つて、黒鉛質スリーブ34は外管6の回り
で鋼帯8の動きに追従して回転する。
外管6は内部が水冷されているので、強度的に
も充分であり、又高温で起こる浸炭等の劣化も無
く、折損等の突発的な事故の心配もない。又、固
定軸32は回転しないので、給排水配管の接続が
容易であり、支持構造や炉壁2の密閉化も簡単で
ある。このスキツド装置は軽量なものにできるた
め、炉稼働中においてもその交換が可能である。
本考案のスキツド装置を用いれば、固定軸32
と鋼帯8間に黒鉛質スリーブ34が介装されるこ
とになるので、従来の単純な固定スキツドに比べ
ると熱伝導が小さく、炉の熱効率が良くなる。
第3図および第4図は、本考案の他の実施例を
示すスリーブ装置の断面図である。
第3図に示すように、黒鉛質スリーブ34の外
側に保護管(この例では金属製の保護管)38を
緩嵌させて設けると、黒鉛質スリーブ34表面の
酸化損耗を防止することができ、さらに、第4図
に示すように黒鉛質スリーブ34の両端部にもシ
ーリング40を入れると両端部の酸化をも防止で
き、黒鉛質スリーブ34の寿命延長ができる。な
お、保護管38、鍔36、シールリング40は、
例えばステンレス鋼やセラミツク等の耐熱性、耐
酸化性及び耐腐食性の強いもので作製するのが望
ましい。
保護管38を設けた場合でも、その外表面と鋼
帯表面との摩擦は、保護管内面と黒鉛質スリーブ
との摩擦、および黒鉛質スリーブと外管6外面と
の摩擦、のいずれよりも大きい。黒鉛質スリーブ
には自己潤滑性があり、また、鋼帯が保護管38
または/および黒鉛質スリーブ34を回転させよ
うとする回転モーメントは、前記のように外管6
を回転させようとする回転モーメントよりもはる
かに大きい。従つて、鋼帯の移動に伴つて、金属
保護管38、又はこれと黒鉛質スリーブ34とが
回転し、鋼帯と金属保護管との間の相対すべりは
発生しない。
第1図、第3図および第4図に示した実施例の
黒鉛質スリーブ34は、炉内幅方向に分割したも
のであるが、これは取扱いや、加工を容易にする
と共に、外管6が多少曲がつても、黒鉛質スリー
ブ34が回転できるようにするためであるから2
分割に限定されるものではなく、3、4、5分割
等任意の個数に分割できる。分割個数は、製作性
及び外管6の曲がり量の限界(取り替え限界)か
ら決めればよい。
鍛接管製造用の帯鋼を加熱する炉において、第
4図に示した本考案のスキツド装置を用いて行つ
た実操業例では、1300〜1400℃の炉内雰囲気温度
域においては約10日、800℃の温度域においては
30日以上の連続使用ができ、帯鋼表面の疵発生も
皆無であつた。
〔発明の効果〕
上述した如く本考案の加熱炉内スキツド装置で
あれば、従来の固定スキツドの問題点であつた鋼
帯がスキツド上をすべることによつて発生する鋼
帯のスジ疵やスキツドの摩耗、鋼帯表面に発生す
るスケールの掻落としが、防止される。
また、回転スキツドの問題点であつた構造が複
雑で設備費が高く、スキツド故障時の取り替えが
困難であるという問題は、主軸を固定式とするこ
とによつて解決され、更に冷却軸と鋼帯間に黒鉛
質のスリーブが介装されているため、従来の固定
スキツドと比べて熱伝導が小さくなり、加熱炉の
熱効率が良くなるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のスキツド装置を備えた鋼帯
連続加熱炉の断面図である。第2図は、第1図の
加熱炉の概略側面図である。第3図および第4図
は、本考案のスキツド装置の他の実施例を示す断
面図である。第5図は、従来の固定スキツドを示
す断面図である。第6図は、従来の回転スキツド
を示す断面図である。 2……炉壁、4……内管、6……外管、8……
鋼帯、10……給水口、12……排水口、14…
…スキツド本体、16……軸受、20……スプロ
ケツト、22……チエーン、24……モータ、2
6……スキツド、28……バーナヘツド、32…
…固定軸、34……黒鉛質スリーブ、36……
鍔、38……金属保護管、40……シールリン
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉を貫通して支承され、内部冷却された固定軸
    と、該固定軸外周に回動自在に緩嵌された炉内幅
    方向に複数個に分割された黒鉛質スリーブとを有
    することを特徴とする加熱炉内スキツド装置。
JP6799987U 1987-05-06 1987-05-06 Expired - Lifetime JPH052593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6799987U JPH052593Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6799987U JPH052593Y2 (ja) 1987-05-06 1987-05-06

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Publication Number Publication Date
JPS63177950U JPS63177950U (ja) 1988-11-17
JPH052593Y2 true JPH052593Y2 (ja) 1993-01-22

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ID=30907414

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