JPH0526061U - カツター - Google Patents
カツターInfo
- Publication number
- JPH0526061U JPH0526061U JP8138491U JP8138491U JPH0526061U JP H0526061 U JPH0526061 U JP H0526061U JP 8138491 U JP8138491 U JP 8138491U JP 8138491 U JP8138491 U JP 8138491U JP H0526061 U JPH0526061 U JP H0526061U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- cutter
- magnet
- shaft body
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Knives (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸体の進行方向(切断方向)に刃部が常に追
動し、あたかも一筆書き状に切断、切抜き作業を行うこ
とができるカッターを安価で提供することを目的とす
る。 【構成】 軸体2内に磁石8を取付け、該磁石8に細管
部4に挿置したカッター刃7の当接部7bを当接させ
て、磁石8に前記カッター刃7を吸着させている。そし
て軸体2の段差部2aに回転可能に取り付けられた刃先
調節部6を回転させると、その回転力が刃先調節部6の
カム溝6aを介してスライドピン8aに往復運動として
伝達され、磁石8が軸方向にスライドし、カッター刃7
の刃出し量を調節できるようになっている。このように
構成されたカッター1はカッター刃7の当接部7bが磁
石8に吸着されているのでカッター刃7の追動性が高い
ものとなっている。
動し、あたかも一筆書き状に切断、切抜き作業を行うこ
とができるカッターを安価で提供することを目的とす
る。 【構成】 軸体2内に磁石8を取付け、該磁石8に細管
部4に挿置したカッター刃7の当接部7bを当接させ
て、磁石8に前記カッター刃7を吸着させている。そし
て軸体2の段差部2aに回転可能に取り付けられた刃先
調節部6を回転させると、その回転力が刃先調節部6の
カム溝6aを介してスライドピン8aに往復運動として
伝達され、磁石8が軸方向にスライドし、カッター刃7
の刃出し量を調節できるようになっている。このように
構成されたカッター1はカッター刃7の当接部7bが磁
石8に吸着されているのでカッター刃7の追動性が高い
ものとなっている。
Description
【0001】
この考案はカッターに関し、より詳しくは切断方向に刃先が追動して一筆書き 状に被加工物を切抜くことができる新規なカッターに関するものである。
【0002】
絵柄や文字の切抜きに使用される従来のカッター50を図9に示す。 この従来のカッター50は、針状の柄部51aの一端に刃部51bを設け、他 端にストッパー51cを設けたカッター刃51を用いている。 前記ストッパー51cは柄部51aに接する部分がその柄部51aの直径より も大きい直径を有する円柱形状で作られており、その円柱の平面部には円錐形状 の先端部51dが設けられている。 このように構成されたカッター刃51は柄部51aにスプリング52を突き通 してその柄部51aを口金53に設けられたスリーブ54内にその開口端54a から挿入され、前記ストッパー51cの円柱側面部をくり出し部55の内壁に当 接させ、前記ストッパー51cの円錐形状の先端部51dをくり出し部55内に 固着されている押え部56に当接させている。 そして前記スリーブ54の開口端部54aと前記ストッパー51cとの間で係 止されているスプリング52の復元力を利用して、前記カッター刃51は前記く り出し部55を軸方向に回転移動させることにより出没可能に取り付けられてい る。 このようにカッター50の先軸部に取り付けられているカッター刃51は、カ ッター刃51自体が先軸部で固着されていないため、刃部51bがカッター50 (軸体)の動く方向(切断方向)に追動可能な状態になっている。
【0003】
しかし、このような従来のカッター50では前記スプリング52の復元力によ って前記ストッパー51cが前記押え部56に圧着されていること、また前記ス トッパー51cの円柱側面部がくり出し部55の内壁に接しているため摩擦が生 じてしまっていることにより、スムーズにカッター刃51の刃部51bをカッタ ー50の進行方向に追動させることができなかった。 このため、刃部51bが常に切断方向に向くように、即ち刃部51bのエッジ が切断線をなぞることができるように、カッター50の軸体を切断方向に向けて 回動させねばならず、また充分に軸体を回動させなかった場合には被加工物を傷 つけることにもなった。 さらに従来のカッター50は構造が複雑であって製造コストが高いものとなっ ていた。 そこで本考案は軸体の進行方向(切断方向)に刃部が常に追動し、あたかも一 筆書き状に切断、切抜き作業を行うことができるカッターを安価で提供すること を目的とする。
【0004】
上記目的を達成させるため、本考案のカッターは軸体の先軸部に設けられた細 管部にカッター刃を挿入し、該カッター刃を吸着する吸着手段を前記本体の内部 に取付け、該吸着手段により前記カッター刃を吸着させるように構成した。
【0005】
カッター刃が吸着手段に吸着して取り付けられているので、カッター刃をカッ ター刃のわずかな接触面で吸着手段に取り付けることができる。
【0006】
本考案に係る第1の実施例のカッター1を図面を参照しつつ詳細に説明する。 図1は第1の実施例に係るカッター1の平面図であり、図2は第1の実施例に 係るカッター1の軸方向中央縦断面図であり、図3は第1の実施例に係るカッタ ー1の先軸部分の切欠き透視斜視図である。
【0007】 図1に示すように第1の実施例に係るカッター1はその外観上、軸体2と、該 軸体2の先端部に取り付けられている口金3と、該軸体2の後端部に取り付けら れている蓋部5と、カッター刃7を挿通した細管部4と、カッター刃7の刃出し 量を調節する刃先調節部6とから構成されている。
【0008】 図2に示すように前記軸体2は中空状に作られており、軸体2の後端部は開口 され、軸体2の前半部分には前記刃先調節部6を取り付けるための段差部2aが 設けられており、また軸体2の先端部には前記口金3を取り付ける、ネジやまを 切った口金取付部2bが設けられている。 該口金取付部2bには前記細管部4に挿通されたカッター刃7を軸体内に導き 入れる孔2cが設けられている。
【0009】 前記軸体2の内部には吸着手段としての磁石8が取り付けられている。 そして該磁石8を軸方向にスライドさせるスライドピン8aが前記磁石8を貫 通するように取り付けられており、該スライドピン8aの先端を軸体2の外側へ 突出させる開口孔2dが軸体2の段差部2aの周面に設けられている。 該開口孔2dは、スライドピン8aを軸体の軸方向に交差する方向にスライド させた場合に前記磁石8を軸体2内で軸方向にスライドさせることができるよう に、軸方向に交差する方向に所定の長さを有し、且つ左右いずれかの方向に僅か に傾いた孔によって作られている。
【0010】 前記細管部4はカッター刃7を挿通させるもので、一方の開口端4aが前記口 金取付部2bの孔2cを介して前記磁石8を臨むように、また他方の開口端4b が口金3から外側へ突出するように、該口金3に埋め込まれている。 前記口金3は前記細管部4を固定するもので、螺着手段3aを介して口金取付 部2bに取付られている。
【0011】 前記刃先調節部6は筒状に作られており、その内壁に軸方向にそってカム溝6 aが設けられている。 該刃先調節部6はそのカム溝6aに前記スライドピン8aの先端部が係合され るように前記軸体2の段差部2aに回転可能に取付られている。そして刃先調節 部6の回転運動がカム溝6aを介して前記スライドピン8aに伝達され、前記磁 石8を軸方向にスライドさせるようになっている。
【0012】 前記蓋部5の裏面には替刃用の狭着部5aが設けられている。 該狭着部5aの中央部には替え刃を狭着する狭着穴5bが設けられており、カ ッター刃7を確実に狭着保持できるようになっている。 また前記蓋部5を抜き、直立した替え刃の頂点をピンセットのかわりに用い、 カッティングした小切れを台紙から剥ぎ取る時などに使用することができるよう になっている。
【0013】 前記カッター刃7は直径が前記細管部4の内径と略同一か、またはわずかに小 さい、横断面が円の棒状体で作られており、前記細管部4の内径内で回動できる ように構成されている。 そして前記カッター刃7は磁性体により作られており、その一端に所望の刃先 角度を有する刃部7aが、また他端に前記磁石8に当接する当接部7bが設けら れている。 該当接部7bは円錐形状に作られており、その当接部7bの頂点が前記磁石8 に当接するようになっているので、カッター刃7と磁石8との当接面を最小にす ることができるように構成されている。
【0014】 前記刃部7aはこの実施例の場合カッター刃7の半径に比例する所定の刃先角 度を有している。 考案者の実験の結果、軸体2の進行方向に対して追動性のよいカッター刃7の 刃先角度θは図4に示すように、所定の切り込み深さDにおける刃先の食い込み 幅Wが、カッター刃の半径の1/2前後になるような角度であることが判明した 。 またカッター刃7の刃先角度θが大きくなって刃先の食い込み幅がカッター刃 7の回転軸を越えるとカッター刃7の追動性が阻害されることが判明した。 上記所定の刃先角度によればカッター刃7の刃先の食い込み幅Wが規制され、 優れた追動性を備えたカッター刃7を得ることができる。 またこのような所定の刃先角度θによれば型定規等を用いて切抜きをする場合 、刃部が型定規等に当たるようなことがなくなり型定規等を傷めることがない。
【0015】 所定の刃先角度を算定するの算定式を示すと、 tanθ=(r/2)/0.3mm,θ=arctan(r/0.6) となり、ここにrはカッター刃7の半径を意味し、0.3mmは切り込み深さD を意味する。 この式により使用頻度が高い直径0.5mmのカッター刃7の固有角度は22 .6度となった。 前記切り込み深さD=0.3mmはカッテング対称を厚さ0.2mmのフイル ムとした場合であるが、異なる厚さのカッテング対称に対する刃先角度は前記式 に切り込み深さDとrの値を代入して求めることができる。
【0016】 前記磁石8は前記細管部4を介して軸体2内に挿入された前記カッター刃7を その磁力によって吸着するもので、前記軸体2の段差部2aの内径と略同一の直 径を有する円筒状のフェライト磁石により作られている。 該磁石8のカッター刃7を吸着させる平面部8bには磁力を高めるための凹部 8cがリング状に設けられている。 なお前記平面部8bはフラットなものでもよいし、また球面でえぐるような形 状でもよい。
【0017】 つぎに上述の如く構成された第1実施例に係るカッター1の使用方法を説明す る。 まず被加工物(カッティング対象シート)の厚さに対応させて、スライドピン 8aにより刃部7aの刃先出し量を調整する。そして軸体2を垂直に保持して細 管部4をカッティング対象シートに押圧しながら水平かつ形状に応じて移動すれ ば良い。切りはじめは軽く切る方向にカッターを動かし刃先がカッティング方向 に向いてからカッティングを開始する。 この場合、磁石8にわずかにカッター刃7の当接部7b頂点のみが接触してい るので軽く切る方向に軸体2を動かすだけで、刃先を切断方向に回動させること ができる。
【0018】 型定規を用いるカッティングの場合には、細管部4を型定規の端面に当て垂直 に保持しながら摺動してカッティングする。細管部4の側面がカッター刃7と定 規端面との接触を妨げ、細管部4の先端部がシートの浮き上がりを押さえ鋭敏な 刃先の方向転換を助けてカットする。従来至難であった最小直径0.5mmの小円 や四角形でも手軽にきれいに切り抜くことが出来る。
【0019】 装飾用の図形型定規、文字形定規などを使用する場合、反復して複数個の図形 文字などカッティングできるので、色違いシートの複数カッティングを組み合わ せて、ウィンドウ装飾用にも使用できる。該カッターは型定規の表裏の使い分け も影響なく使用できるため、ウィンドウの内貼り用裏文字、外貼り用正文字も環 境に合わせ自由にカッティングすることができる。 また、小型のデザインシール用の型定規を用い、カッティングされた図形の色 面表現の差し替えも、必然的に毛抜き合わせになる。このカッティングシールの 作品例を図5に示す。 なお、替刃の交換は、スライドピン8aにより使用済のカッター刃7の刃部7 aを指先でつまめる程度まで引き出し、刃部7aを軸方向に引き出した後、新た なカッター刃7を前記細管部4に挿入すればよい。 このように本考案では吸着手段によりカッター刃を吸着しているので替刃の交 換を極めて簡単に行うことができる。
【0020】 図6は本考案に係るカッターの第2の実施例を示す。 この第2の実施例に係るカッター10が第1の実施例のカッター1と異なる点 は前記磁石をフェライト磁石から希土類磁石に代えたことである。 そして希土類磁石の特性を利用して比較的寸法が小さな磁石11とすることが できる。該磁石11は合成樹脂等の臼状の成形品12に埋め込まれている。 この磁石の小型化に対応させて刃先調節部13も小さくすることができ、また 前記成形品12を口金14の取付部14a内に収容することができるようになり 、全体的に先軸部分をコンパクトにすることができる。 したがって軸体15の形状が複雑にならず、また既存の軸体を利用することが できる。
【0021】 図7及び図8は本考案に係るカッターの第3の実施例を示す。 この第3の実施例に係るカッター20が第1の実施例のカッター1と異なる点 は、前記蓋部5の代わり軸体21の後端部に筆記取付部22を設けた点である。 該筆記取付部22にボールペンの芯を取り付ければ切断、切抜き作業がより効 率的になる。
【0022】 上記各実施例では吸着手段として磁石を用いたが、カッター刃を吸着すること ができる技術的手段であればいずれのものでもよい。
【0023】
この考案に係るカッターでは吸着手段によってカッター刃を吸着保持している ので、カッター刃が軸体側に接する面を少なくすることができる。 したがって、軸体の進行方向に沿ってカッター刃の刃先が追動し、一筆書き状 にカッティングすることができる。
【図1】本考案の第1実施例に係るカッターの平面図で
ある。
ある。
【図2】本考案の第1実施例に係るカッターの軸方向中
央断面図である。
央断面図である。
【図3】本考案の第1実施例に係るカッターの先軸部の
切欠き斜視図である。
切欠き斜視図である。
【図4】本考案に係るカッターの刃部の刃先角度を説明
する説明図である。
する説明図である。
【図5】本考案に係るカッターを使用したカッティング
シールの作品例図である。
シールの作品例図である。
【図6】本考案に係る第2実施例のカッターを示す要部
断面図である。
断面図である。
【図7】本考案に係る第3実施例のカッターを示す平面
図である。
図である。
【図8】本考案に係る第3実施例のカッターの要部断面
図である。
図である。
【図9】従来のカッターを示す要部断面図である。
1 カッター 2 軸体 3 口金 4 細管部 8 吸着手段としての磁石 7 カッター刃
Claims (1)
- 【請求項1】 軸体の内部に挿入されたカッター刃を吸
着する吸着手段を前記軸体の内部に取り付けて、前記吸
着手段により前記カッター刃を吸着させたことを特徴と
するカッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991081384U JPH0713643Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | カッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991081384U JPH0713643Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | カッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526061U true JPH0526061U (ja) | 1993-04-06 |
| JPH0713643Y2 JPH0713643Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13744811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991081384U Expired - Lifetime JPH0713643Y2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | カッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713643Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0278171U (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-15 |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP1991081384U patent/JPH0713643Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0278171U (ja) * | 1988-12-01 | 1990-06-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0713643Y2 (ja) | 1995-04-05 |
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