JPH0526122Y2 - - Google Patents

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JPH0526122Y2
JPH0526122Y2 JP1987126408U JP12640887U JPH0526122Y2 JP H0526122 Y2 JPH0526122 Y2 JP H0526122Y2 JP 1987126408 U JP1987126408 U JP 1987126408U JP 12640887 U JP12640887 U JP 12640887U JP H0526122 Y2 JPH0526122 Y2 JP H0526122Y2
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existing
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は既設建築物を跨ぐ形でその上に建物
を構築する場合のその建物の基部構造に関する。
《従来技術とその問題点》 第2図に示す如く既設建築物2を跨ぐ形でその
上に建物4を構築する場合、既設建築物2の上に
は柱は建てられないため、既設建築物2の両側の
地中3に杭10al−10ar,10bl−10br,1
0cl−10crを設置し、その上に基礎12al−1
2ar,12bl−12br,12cl−12crを構築し、
その基礎の上に柱8al−8ar,8bl−8br,8cl−
8crを建てる(第1図上、第1図aにおける左側
基部に関するものをサフイツクスlで、右側基部
に関するものをサフイツクスrで表す)。そして
既設建築物2の上側を横断する梁6a,6b,6
cを柱8al−8ar,8bl−8br,8cl−8cr間に渡
して剛接合し、梁6a,6b,6cの上に建物4
を構築していた。従つて梁6a,6b,6cは、
スパンが長くなり、大きな曲げモーメントが作用
し、梁6a,6b,6cと剛に接合する柱8al−
8ar,8bl−8br,8cl−8crにも大きな曲げモー
メントが作用し、柱8al−8ar,8bl−8br,8cl
−8crの脚部9al−9ar,9bl−9br,9cl−9cr
や基礎12al−12ar,12bl−12br,12cl−
12crには建物4が既設建築物2を跨ぐ方向の鉛
直面内における回転やその面内における水平方向
の移動が生じ、建物に歪や亀裂が発生する。
これを防ぐため、従来、第3図に示す如く、既
設建築物2の下側に横孔を堀り、建物4の基部同
士、例えば柱8al−8ar,8bl−8br,8cl−8cr
の脚部9al−9ar,9bl−9br,9cl−9cr又は基
礎12al−12ar,12bl−12br,12cl−12
cr同士を結ぶ地中梁14a,14b,14cを設
け柱8の脚部9や基礎12の回転や水平方向の移
動を防止する場合があつた。
また、柱8al−8ar,8bl−8br,8cl−8crや
梁6a,6b,6cの断面積を大きくし剛性を高
めてこれらに対処する場合もあつた。
しかしこれらはいずれも構造コストを大幅に高
めるという問題点が生じる。
この考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たものであつて、その目的とするところは、地中
梁を設けたり柱や梁の断面積を大きくすることな
く、構造コストをさほど高めずに済む既設建築物
を跨ぐ建物を支持するに十分なその基部構造を提
供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案に係る既
設建築物を跨ぐ建物の基部構造は、既設建築物を
跨ぐ形でその上に建物を構築する場合の該建物の
基部構造において、該既設建築物をはさんで両側
に立脚する該建物の柱脚部分又は該柱脚の下に築
かれた基礎部分から、該建物が該既設建築物を跨
ぐ方向の地中の斜め下方に向けてアースアンカー
を打込んだ。
《作用》 柱脚部分又は柱脚の下に築かれた基礎部分か
ら、地中の斜め下方に向けてアースアンカーを打
込んだため、柱脚部分又は柱脚の下に築かれた基
礎部分が、アースアンカー方向に拘束される。
《実施例》 以下、本考案の好適な一実施例を第1図に基づ
いて説明する。
地中3には、既設建築物2の両側の、建物4が
既設建築物2を跨ぐ方向の鉛直面内、所定位置に
杭10al−10ar,10bl−10br,10cl−10
crが鉛直に所定深さまで計6本打込まれている。
そして、杭10al−10ar,10bl−10br,
10cl−10crの上に基礎12al−12ar,12bl
−12br,12cl−12crが構築されるが、本実
施例では基礎12al−12ar,12bl−12br,
12cl−12crの上面端部から端部側とは反対側
の地中の斜め下方に向けて、アースアンカー16
al−16ar,16bl−16br,16cl−16crが打
込み設置してある。打込み方向は建物4が既設建
築物2を跨ぐ方向であり、その方向についてはい
ずれの向きにも打込まれている(第1図上、第1
図aにおける左斜め下方に打込まれたアースアン
カーをサフイツクス……1、右斜め下方に打込ま
れたアースアンカーをサフイツクス……2で表わ
している)。1つの基礎から1つの向きに3本の
アースアンカーが打込まれている。なお、第1図
bは、手前側に打込まれたアースアンカーのみを
示している。
アースアンカー16は、例えば、高杭張力鋼1
8と固結性薬剤等の注入によりその先端に形成し
た塊状物20とにより形成され、高杭張力鋼18
の上端は、例えば、打込み角度に応じて製作され
た台座およびボルト等を介して基礎12に緊締固
定される。
アースアンカー16の打込み角度は、基礎12
に生じる回転や水平方向の移動を最も効率よく防
ぎ得る角度に適宜、設計される。
基礎12の上には柱8が建てられ、柱8には既
設建築物2の上側を横断する梁6が渡設され、梁
6の上に建物4が構築される。
基礎12の上面の建物4が既設建築物2を跨ぐ
方向の端部から端部側とは反対側の地中の斜め下
方に向けて打込まれたアースアンカー16によ
り、基礎12がアースアンカー16方向に拘束さ
れ、一方基礎12は杭10により鉛直上方向に拘
束されているため、従来のように地中梁を設けた
り柱や梁の断面積を大きくすることなく、柱8の
脚部や基礎12は拘束面内における回転や水平方
向の移動が防止される。
従つて、既設建築物を跨ぐ建物を構築する際に
地中梁を設ける場合は、建物の近傍に縦穴を掘
り、この縦穴内から横穴を掘るといつた極めて面
倒な作業を行う必要があつたものを省略すること
ができる。
本考案では、基礎12にアースアンカー16を
配設したが、アースアンカー16は柱8の脚部に
配設してもよく、また杭10の上部に配設しても
よい。
また本実施例では杭10の上に基礎12を設け
たが、地盤が強固である場合等に、杭を設けず直
接基礎を設けその上に柱を建てる場合、杭や基礎
を設けず直接柱脚がピン状に形成された柱を設け
る場合等にも、本考案は適用される。
また本実施例では1つの基礎から1つの向きに
3本のアースアンカーを打込んだが、打込個数は
何ら制約されるものではなく、また各基礎ごとに
打込個数を変えても差し支えない。
《考案の効果》 既設建築物をはさんで両側に立脚する建物の柱
脚部分又は柱脚の下に築かれた基礎部分から、建
物が既設建築物を跨ぐ方向の地中の斜め下方に向
けて打込まれたアースアンカーにより、柱脚部分
又は柱脚の下に築かれた基礎部分の回転や移動が
防止され、建物の歪や亀裂の発生を防止すること
ができ、アースアンカーの打込みという安価な手
段により、既設建築物を跨ぐ建物を支持するに十
分な建物の基部構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る既設建築物を跨ぐ建物の
基部構造を第2図に示す建物に適用した場合の一
実施例を示す説明図であり、同図aは正面図、同
図bは右側面図、第2図は既設建築物を跨ぐ形で
その上に建物を構築する場合の両者の関係を示す
説明図であり、同図aは正面図、同図bは右側面
図、第3図は第2図に示す建物の基礎部分に地中
梁を渡した状態を示す正面図である。 2……既設建築物、3……地中、4……建物、
6……梁、8……柱、9……柱の脚部、10……
杭、12……基礎、16……アースアンカー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設建築物を跨ぐ形でその上に建物を構築する
    場合の該建物の基部構造において、該既設建築物
    をはさんで両側に立脚する該建物の柱脚部分又は
    該柱脚の下に築かれた基礎部分から、該建物が該
    既設建築物を跨ぐ方向の地中の斜め下方に向けて
    アースアンカーを打込んだことを特徴とする既設
    建築物を跨ぐ建物の基部構造。
JP1987126408U 1987-08-21 1987-08-21 Expired - Lifetime JPH0526122Y2 (ja)

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JP1987126408U JPH0526122Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21

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JPS6431140U JPS6431140U (ja) 1989-02-27
JPH0526122Y2 true JPH0526122Y2 (ja) 1993-07-01

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JPS6290479A (ja) * 1985-10-16 1987-04-24 鹿島建設株式会社 建築物の免震,耐震構造

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JPS6431140U (ja) 1989-02-27

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