JPH0526202U - ビルトインモータ - Google Patents
ビルトインモータInfo
- Publication number
- JPH0526202U JPH0526202U JP7407691U JP7407691U JPH0526202U JP H0526202 U JPH0526202 U JP H0526202U JP 7407691 U JP7407691 U JP 7407691U JP 7407691 U JP7407691 U JP 7407691U JP H0526202 U JPH0526202 U JP H0526202U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- main shaft
- fixed
- rotary
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビルトインモータのロータの取り外しを容易
化しつつ、回転主軸の固有振動数を高く維持する。 【構成】 回転主軸11外周にスリーブ12を介してロ
ータ13が固定されている。ステータ14は、ハウジン
グ15内面に固定されている。スリーブ12の両端内周
及び中間部内周に、径方向に突出する凸部16〜18が
形成されており、凸部16〜18内周面が回転主軸11
外周に焼き嵌めにより固着している。 【効果】 スリーブ12は、凸部16〜18により回転
主軸11に固着しているため、スリーブ12の回転主軸
11への取付け強度が大きくなり、回転主軸11の剛性
が高くなる。これにより、回転主軸11の固有振動数が
高くなり、回転主軸11の高速回転時にも共振すること
が無く、安定した回転が得られる。また、スリーブの全
内面を焼き嵌めする場合に比して、スリーブ12の抜き
取りが容易に行える。
化しつつ、回転主軸の固有振動数を高く維持する。 【構成】 回転主軸11外周にスリーブ12を介してロ
ータ13が固定されている。ステータ14は、ハウジン
グ15内面に固定されている。スリーブ12の両端内周
及び中間部内周に、径方向に突出する凸部16〜18が
形成されており、凸部16〜18内周面が回転主軸11
外周に焼き嵌めにより固着している。 【効果】 スリーブ12は、凸部16〜18により回転
主軸11に固着しているため、スリーブ12の回転主軸
11への取付け強度が大きくなり、回転主軸11の剛性
が高くなる。これにより、回転主軸11の固有振動数が
高くなり、回転主軸11の高速回転時にも共振すること
が無く、安定した回転が得られる。また、スリーブの全
内面を焼き嵌めする場合に比して、スリーブ12の抜き
取りが容易に行える。
Description
【0001】
この考案は、工作機械に組み込まれるビルトインモータに係り、特に、ロータ の取付け構造の改良に関するものである。
【0002】
従来、電動モータの出力軸を工作機械の回転主軸に置換して直接回転主軸を駆 動させるようにしたビルトインモータを適用した工作機械が提供されている。 図2は、従来のビルトインモータの一例の構造を示す断面図である。工作機械 の回転主軸1の外周には、円筒状のステップドスリーブ2が焼き嵌めにより固定 されており、このステップドスリーブ2の外周にロータ3が固定されている。ス テータ4は、ロータ3外周面に対向して配置され、かつモータハウジング5内面 に固定されている。モータハウジング5は、回転主軸1外周を囲うように中空に 形成されており、図示しない基体上に固定されている。
【0003】 そして、前記ステップドスリーブ2は、焼き嵌め作業が容易に行えるように、 両端内周に径方向に突出する円環状の凸部6,7を形成して、この凸部6,7の 内周面が回転主軸1外周に固着するようにしたものである。 すなわち、凸部6,7を有しない円筒状のスリーブを使用した場合には、この スリーブを回転主軸1に焼き嵌めすると、このスリーブの内面全体が回転主軸1 外周に固着する。このため、例えば、回転主軸1の破損のため、回転主軸1を交 換したい場合に、スリーブを回転主軸1から取り外すことは容易ではない。
【0004】 そこで、ステップドスリーブ2を用いて、その両端の凸部6,7のみが回転主 軸1外周に固着する構造とすることにより、回転主軸1を容易に取り外すことが 可能となる。また、ステップドスリーブ2を使用する場合には、回転主軸1外周 に段部8を設けて、回転主軸1の径を異ならせてある。そして、ステップドスリ ーブ2を取り外す場合には、油路9Aを介してステップドスリーブ2と回転主軸 1との間に形成されている空間9内へ油圧を供給し、ステップドスリーブ2を径 方向に拡張させる。これにより、両凸部6,7の回転主軸1への固着力が弱まる ため、ステップドスリーブ2の抜き取りが容易になる。この状態で、回転主軸1 の小径部(図中の段部8より左側部分)1A側へステップドスリーブ2を移動さ せることにより、ステップドスリーブ2の抜き取り作業が容易に行える。
【0005】
しかしながら、前記従来のビルトインモータにあっては、ステップドスリーブ 2の両端においてのみ回転主軸1に固着する構造であったため、全内面を回転主 軸1外周に固着させるスリーブに比して、回転主軸1の固有振動数も低くなると いう不具合があった。
【0006】 このため、回転主軸1の回転数が高速になると、回転主軸1の振動が固有振動 数に達し易くなり、回転主軸1が共振する問題があった。
【0007】
前記課題を解決するために、本考案は、工作機械の回転主軸外周に焼き嵌めさ れたスリーブを介してロータが固定されており、かつ該ロータ外周面に対向して 配置されるステータが前記回転主軸外周を囲うハウジング内面に固定されてなる ビルトインモータにおいて、前記スリーブは、両端内周及び中間部内周に径方向 に突出する円環状の凸部が形成されており、該凸部内周面が前記回転主軸外周に 焼き嵌めにより固着していることを特徴とするものである。
【0008】 前記スリーブ中間部内周に形成する凸部は、1つであっても良いし、複数であ っても良い。 また、回転主軸は、図2に示した回転主軸1のように、各凸部毎に段階的に径 が小さくなるように形成し、これに対応して、スリーブを、回転主軸の各段毎に 凸部が固着するにしたステップドスリーブとすることも可能である。これによっ て、スリーブの抜き取り作業を一層容易にすることができる。
【0009】
スリーブを加熱して半径方向に膨張させ、この状態でスリーブを回転主軸に嵌 め込む。前記スリーブを冷やすとスリーブは回転主軸に焼き嵌め固定される。こ のとき、前記スリーブには、両端内周のみならず中間部内周にも径方向に突出す る円環状の凸部が形成され、これら凸部が回転主軸に当接しているため、図2に 示した従来例に比してスリーブの回転主軸への取付け強度が増加し、回転主軸の 固有振動数も高くなる。従って、回転主軸の回転数が高くなっても固有振動数は それ以上に高いため、回転主軸が共振する恐れがない。
【0010】
図1は、本考案に係るビルトインモータの構成を示す断面図である。このビル トインモータは、旋盤等の工作機械に設けられたものである。回転主軸11の外 周には、円筒状のステップドスリーブ12が焼き嵌めにより固定されており、こ のステップドスリーブ12の外周にロータ13が固定されている。ステータ14 は、ロータ13外周面に対向して配置され、かつモータハウジング15内面に固 定されている。モータハウジング15は、回転主軸11外周を囲うように中空に 形成されており、図示しない基体上に固定されている。
【0011】 ステップドスリーブ12は、両端内面及び中間部内周に径方向に突出する円環 状の凸部16〜18が形成されている。中間の凸部17は、両端の凸部16,1 8の間を2等分する位置にある。 また、回転主軸11の外周に2箇所の段部19,20を設けて、回転主軸11 の径を3段階に異ならせてある。回転主軸11の小径部(図中の段部19より左 側の部分)11Aには、ステップドスリーブ12の一端の凸部16が固着してお り、中径部(図中の両段部19,20に挟まれた部分)11Bには、中間部の凸 部18が固着している。そして、大径部(図中の段部20より右側の部分)11 Cには、ステップドスリーブ12の他端の凸部17が固着している。また、凸部 18と17は、ステップドスリーブ12の抜き取り時に少量の移動で段部19, 20を越えるようにするため、段部19,20に近い位置に固着されている。
【0012】 また、ステップドスリーブ12内面と回転主軸11外面との間には、各凸部1 6〜18によって区切られた空間21,22が形成されている。そして、ステッ プドスリーブ12の一端から両空間21,22に通じる油路23が形成されてい る。油路23の入口には、油圧パイプ(図示略)を接続するためのネジ孔24が 形成されている。
【0013】 そして、ステータ14のコイルに交流電流を流し回転磁界を発生させると、電 磁誘導によりロータ13が回転する。ロータ13は、ステップドスリーブ12を 介して回転主軸11に固定されているため、ロータ13と回転主軸11は一体に 回転する。 前記ステップドスリーブ12の回転主軸11への焼き嵌めについて説明する。 ステップドスリーブ12を加熱して半径方向に膨張させ、かかる状態で回転主軸 11にステップドスリーブ12を嵌め込む。ステップドスリーブ12を冷やすと 、ステップドスリーブ12は回転主軸11に焼き嵌め固着される。
【0014】 このように構成されたビルトインモータにおいては、ステップドスリーブ12 が、3つの凸部16〜18によって回転主軸11外周に固着し、凸部16〜18 間の距離が短いため、回転主軸11への取付け強度が図2のものよりも大きい。 このため、回転主軸11の剛性が高くなり、固有振動数も高くなる。従って、回 転主軸11を高速回転させた場合でも、回転主軸11の振動が固有振動数に達す ることが無く、固有振動数で共振を生じて大きな振動を発生することが無い。
【0015】 ここで、ステップドスリーブ12の回転主軸11への取付け強度を増加させる 手段として、中間部の凸部18を設ける代わりに、ステップドスリーブ12の両 端の凸部16,17の幅を増加させることにより焼き嵌め面積を増加させること も考えられる。しかし、このように両端の凸部16,17の幅を増加させた場合 には、回転主軸11の固有振動数を大幅に高くすることができない。これは、回 転主軸11を径方向に挟持する部位、すなわち、凸部16,17の間隔が長いた め、この間で回転主軸11が振動し易く、回転主軸11の剛性を大きくできない からである。これに対し、本実施例のビルトインモータにおいては、中間部に凸 部18を形成することにより回転主軸11は短い間隔で径方向に挟持されるため 、回転主軸11の剛性が高くなり、従って、固有振動数も高くなる。
【0016】 また、本実施例のビルトインモータにおいては、ステップドスリーブ12を用 いているため、回転主軸11の交換時に、回転主軸11からステップドスリーブ 12を容易に取り外すことができる。このステップドスリーブ12の取り外し作 業の手順を以下に説明する。 前記油路23のネジ孔24に、図示しない油圧装置の吐出口を接続する。この 吐出口には螺合可能なネジ孔24が形成されている。そして、油圧装置から油路 23内へ油圧を供給する。油圧は、油路23を通って2つの空間21,22内に 流入する。これにより空間21,22の内圧が増加して、ステップドスリーブ1 2を径方向に押し広げる。このため、凸部16〜18の回転主軸11への固着力 が弱まり、ステップドスリーブ12を軸方向へ移動させ易くなる。この状態で空 間21、22を形成する端面の面積差により、回転主軸11の小径部11A側へ ステップドスリーブ12が移動し、大径部11Cに固着していた凸部17が中径 部11B側に抜け、中径部11Bに固着していた凸部18が小径部11A側に抜 ける。この後は、凸部16が回転主軸1の小径部11Aに圧接しているのみであ るから、以後のステップドスリーブ2は、回転主軸11から容易に抜き取ること ができる。
【0017】
以上詳細に説明したように、本考案に係るビルトインモータは、ロータを回転 主軸に固定するためのスリーブに、その両端内周のみならず中間部内周にも径方 向に突出する円環状の凸部を形成し、この凸部において回転主軸に焼き嵌めを行 う構成としたことにより、図2に示した従来例に比してスリーブの回転主軸への 取付け強度が増加し、回転主軸の剛性が大きくなる。従って、回転主軸の固有振 動数も高くなり、このため、回転主軸の回転数が高くなっても固有振動数はそれ 以上に高いため、回転主軸が共振して大きな振動が生じることが無く、安定した 回転が得られる。
【0018】 また、スリーブの全内面を焼き嵌めした場合に比して、焼き嵌めの面積が少な いため、スリーブを回転主軸から抜き取る作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るビルトインモータの一実施例の構
成を示す断面図である。
成を示す断面図である。
【図2】従来のビルトインモータの構成を示す断面図で
ある。
ある。
11…回転主軸 12…ステップドスリーブ 13
…ロータ 14…ステータ 15…モータハウジング 16,
17,18…凸部 19,20…段部 21,22…空間 23…油路
…ロータ 14…ステータ 15…モータハウジング 16,
17,18…凸部 19,20…段部 21,22…空間 23…油路
Claims (1)
- 【請求項1】 工作機械の回転主軸外周に焼き嵌めされ
たスリーブを介してロータが固定されており、かつ該ロ
ータ外周面に対向して配置されるステータが前記回転主
軸外周を囲うハウジング内面に固定されてなるビルトイ
ンモータにおいて、 前記スリーブは、両端内周及び中間部内周に径方向に突
出する円環状の凸部が形成されており、 該凸部内周面が前記回転主軸外周に焼き嵌めにより固着
していることを特徴とするビルトインモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7407691U JPH0526202U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ビルトインモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7407691U JPH0526202U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ビルトインモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526202U true JPH0526202U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=13536723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7407691U Pending JPH0526202U (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ビルトインモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526202U (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003127009A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-08 | Okuma Corp | 工作機械の主軸装置 |
| US8096126B2 (en) | 2006-06-02 | 2012-01-17 | Ihi Corporation | Motor-driven supercharger |
| JP2017169373A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 三菱電機株式会社 | 回転子部材及び回転電機 |
| CN109742897A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-05-10 | 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶重工集团公司第七一二研究所) | 一种一体化电机驱动旋转机械及其安装工装 |
| WO2024084548A1 (ja) * | 2022-10-17 | 2024-04-25 | ファナック株式会社 | ロータ用スリーブおよびロータ |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP7407691U patent/JPH0526202U/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003127009A (ja) * | 2001-10-23 | 2003-05-08 | Okuma Corp | 工作機械の主軸装置 |
| US8096126B2 (en) | 2006-06-02 | 2012-01-17 | Ihi Corporation | Motor-driven supercharger |
| JP2017169373A (ja) * | 2016-03-16 | 2017-09-21 | 三菱電機株式会社 | 回転子部材及び回転電機 |
| CN109742897A (zh) * | 2018-12-19 | 2019-05-10 | 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶重工集团公司第七一二研究所) | 一种一体化电机驱动旋转机械及其安装工装 |
| WO2024084548A1 (ja) * | 2022-10-17 | 2024-04-25 | ファナック株式会社 | ロータ用スリーブおよびロータ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2911315B2 (ja) | 高速誘導電動機の籠形回転子 | |
| JP2598107B2 (ja) | 電動機の軸受保持部構造 | |
| JP3718541B2 (ja) | 籠形回転子 | |
| JP2006238682A (ja) | ステータとこれを有する電気モーター | |
| JP3411617B2 (ja) | 回転電機における永久磁石型回転子 | |
| JP2010114994A (ja) | 中空型ブラシレスdcモータ | |
| JPH0526202U (ja) | ビルトインモータ | |
| JP2002281698A (ja) | 回転電機の固定子およびそれを用いた回転電機 | |
| JP4368643B2 (ja) | 回転電機 | |
| RU2140702C1 (ru) | Машина электрическая и способ изготовления ротора к ней | |
| JP2585711Y2 (ja) | 高速誘導電動機の回転子 | |
| JP4028183B2 (ja) | 回転電機の固定子およびそれを用いた回転電機 | |
| JP5250211B2 (ja) | 電動機 | |
| JPH06738Y2 (ja) | トルク検出装置 | |
| CN224097581U (zh) | 一种电机转子及无刷电机 | |
| JP4739700B2 (ja) | モータのロータ | |
| JP3688475B2 (ja) | 永久磁石式同期機およびその製造方法 | |
| JP2003111327A (ja) | モータの回転子構造および回転子固定方法ならびに鉄心保持具 | |
| JP7135786B2 (ja) | 固定子、磁気軸受、回転機械 | |
| CN209516770U (zh) | 一种马达 | |
| JP3046409U (ja) | 回転電機 | |
| KR19980084245A (ko) | 모터의 회전자 | |
| JPS5825751Y2 (ja) | 高速回転形コアレスモ−タ | |
| JP2002204560A (ja) | ブラシレスモータ | |
| JPH07222420A (ja) | アウターロータ型ブラシレスdcモータ |