JPH05262154A - 車両用左右駆動力制御装置 - Google Patents

車両用左右駆動力制御装置

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JPH05262154A
JPH05262154A JP6423092A JP6423092A JPH05262154A JP H05262154 A JPH05262154 A JP H05262154A JP 6423092 A JP6423092 A JP 6423092A JP 6423092 A JP6423092 A JP 6423092A JP H05262154 A JPH05262154 A JP H05262154A
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wheel
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vehicle
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車に用いて好適の、車両用左
右駆動力制御装置に関し、車両の旋回性能を確実に向上
させることを目的とする。 【構成】 エンジン2の回転駆動力を左右輪に伝達する
駆動力伝達系1と、駆動力配分を連続的に調整できる駆
動力配分調整手段30,40,50と、制御手段16と
をそなえるとともに、操舵角検出手段18と左右輪の各
車輪速を検出する車輪速検出手段17とをそなえ、制御
手段16が、操舵角情報に基づき目標車輪速比を算出す
る目標車輪速比算出手段22と、車輪速情報に基づき左
右輪の実車輪速比を算出する実車輪速比算出手段21と
をそなえ、実車輪速比を目標車輪速比に近接させるよう
にフィードバックを行ないながら駆動力配分調整手段3
0,40,50の作動を制御するように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両におい
て、左右輪の回転速度比に着目して駆動状態を制御す
る、車両用左右駆動力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、4つの車輪の全てを駆動する四輪
駆動式自動車(以下、四輪駆動車という)の生産が盛ん
に行なわれているが、かかる四輪駆動車では、前輪と後
輪とへの駆動力配分を制御して、各輪を通じて駆動力を
確実に路面へ伝達できるようにすることが考えられてい
る。
【0003】一方、旋回時等に左右輪の間の駆動力配分
を積極的に制御することで、旋回性能を向上させること
が考えられる。具体的には、車両外輪側に内輪側よりも
駆動力を多く配分することで車両の旋回性を向上させる
ことができる。また、旋回時の限界付近での車両コント
ロール性の向上等の効果があり、旋回時に限らず、ステ
アリングを操作して車両に操舵角を与えた時のヨー応答
性を向上させることができ、車両の走行性能そのものを
向上させることができる。
【0004】しかしながら、このような左右輪間の駆動
力配分の積極的な制御は、まだ十分とは言えず、前後輪
間の駆動力配分制御手段に比べて、開発が遅れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、左右輪間の
駆動力配分制御も行なえる四輪駆動車の構成として、次
のようなものも考えられる。つまり、エンジンからの各
輪(4輪)へ通じる駆動力伝達系の各輪に分岐した各部
分に、例えばCVT(無段変速機)や油圧多板クラッチ
などの駆動力伝達状態を調整できる手段を介装して、こ
れらの各手段の駆動力伝達状態をそれぞれ独立して調整
できるようにする。こうすることで、前後輪間の駆動力
配分制御の他に、左右輪間の駆動力配分制御も行なえ
る。
【0006】しかしながら、このような左右輪へ伝達す
る駆動力を相互に関連せずに独立して調整する駆動力配
分制御手段では、旋回時において、左右輪ロックの影響
によるブレーキング現象が発生するおそれがある。ま
た、車両の旋回性能を向上させるためには、これに適す
るとともに検出または算出し易い制御パラメータを選ぶ
ことや、さらに、この制御パラメータに基づいてどのよ
うに制御を行なうかが問題になる。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、旋回時のブレーキング現象の発生を回避する
など、車両の旋回性能を確実に向上させることができる
ようにした、車両用左右駆動力制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の車両用左右駆動力制御装置では、エンジンの
回転駆動力を左右輪に伝達する駆動力伝達系と、上記駆
動力伝達系に設けられ上記左右輪への駆動力配分を連続
的に調整できる駆動力配分調整手段と、上記駆動力配分
調整手段を制御する制御手段とをそなえるとともに、上
記車両の操舵角を検出する操舵角検出手段と、上記左右
輪の各車輪速を検出する車輪速検出手段とをそなえ、上
記制御手段が、上記操舵角検出手段により検出された操
舵角情報に基づき左側車輪の車輪速と右側車輪の車輪速
との目標車輪速比を算出する目標車輪速比算出手段と、
上記車輪速検出手段で検出された車輪速情報に基づき左
右輪の実車輪速比を算出する実車輪速比算出手段とをそ
なえ、上記実車輪速比を上記目標車輪速比に近接させる
ようにフィードバックを行ないながら上記駆動力配分調
整手段の作動を制御するように構成されていることを特
徴としている。
【0009】また、請求項2記載の本発明の車両用左右
駆動力制御装置では、上記駆動力配分調整手段が、エン
ジンの回転駆動力を左右輪に差動を許容しつつ配分する
差動機構と、該差動機構に並設された無断変速機(CV
T)とから構成されていることを特徴としている。
【0010】
【作用】上述の請求項1に記載の車両用左右駆動力制御
装置では、目標車輪速比算出手段が、操舵角検出手段に
より検出された操舵角情報に基づき目標車輪速比を算出
して、実車輪速比算出手段が実車輪速比を算出し、駆動
力配分調整手段が、上記実車輪速比を上記目標車輪速比
に近接させるようにフィードバックを行ないながら駆動
力配分調整手段を制御する。これにより、左右輪へのエ
ンジンの駆動力配分が調整されて、車両の旋回が滑らか
に行なわれる。
【0011】また、請求項2記載の本発明の車両用左右
駆動力制御装置では、上述の駆動力配分調整手段の制御
が、無断変速機の変速比の調整というかたちで行なわれ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明すると、図1〜図5は本発明の第1実施例としての
自動車用左右駆動力制御装置を示すもので、図1は本装
置をそなえた自動車の駆動力伝達系の概略構成を示す摸
式図、図2はその要部の作動を示すフローチャート、図
3はその制御特性を示すグラフ、図4はその計算手法を
示す模式図、図5はその制御特性の変形例を示すグラフ
であり、図6〜7は本発明の第2実施例としての自動車
用左右駆動力制御装置を示すもので、図6は本装置をそ
なえた自動車の駆動力伝達系の概略構成を示す摸式図,
図7はその要部構成を示す摸式図である。
【0013】まず、本発明の第1実施例について説明す
ると、この自動車用左右駆動力制御装置をそなえた自動
車の駆動力伝達系1は図1に示すように構成されてい
る。つまり、図1に示すように、エンジン2から図示し
ない変速機等を介して出力された回転駆動力(以下、駆
動力又はトルクという)は、センタデファレンシャル
(以下、センタデフと略す)3に伝達されるようになっ
ている。このセンタデフ3は、前輪4,5と後輪6,7
の回転速度差を吸収するために設けられている。
【0014】そして、センタデフ3には前輪側出力軸8
と後輪側出力軸9とが結合されている。前輪側出力軸8
は、フロントデファレンシャル(以下、フロントデフと
略す)10への入力軸に相当し、後輪側出力軸9は、リ
アデファレンシャル(以下、リアデフと略す)11への
入力軸に相当している。そして、フロントデフ10の出
力軸である左前輪側駆動軸12,右前輪側駆動軸13に
より左前輪4,右前輪5が駆動され、リアデフ11の出
力軸である左後輪側駆動軸14,右後輪側駆動軸15に
より左後輪6,右後輪7が駆動されるようになってい
る。
【0015】上記センタデフ3には、駆動力配分調整手
段としてのベルト式の無段変速機(CVT=Conti
nuosly Variable Transmiss
ion)30が組み合わされており、このCVT30の
構造について説明すると以下のようになる。つまり、セ
ンタデフ3の出力軸である前輪側出力軸8には駆動ギア
8Aが設けられ、後輪側出力軸9には駆動ギア9Aが設
けられている。そして、CVT30の2つのプーリ3
3,34の各回転軸には、これらの駆動ギア8A,9A
と噛合する従動ギア31,32が設けられており、各出
力軸8,9と連動して、CVT30の各プーリ33,3
4が回転するようになっている。そして、これらのプー
リ33,34には、幅を自由に変化できるV字型断面を
有する溝部33A,34Aがそれぞれ設けられている。
これらの溝部33A,34Aには、例えば、特殊な形状
をしたコマを間断なく連ねたスチールベルト35が掛け
渡されており、2つのプーリ33,34間で回転駆動力
が伝達されるようになっている。
【0016】そして、このCVT30では、例えば油圧
制御等によって両方のプーリの溝部33A,34Aの幅
を変化させて、この2つのプーリ33,34の回転速度
比を連続的に、且つ、無段階に変化できるようになって
いる。一方、上記フロントデフ10にも、駆動力配分調
整手段としてのCVT40が設けられている。このCV
T40も、前述のCVT30と同様に構成されている。
つまり、フロントデフ10の出力軸である前輪側駆動軸
12,13に駆動ギア12A,13Aが設けられ、これ
らの駆動ギア12A,13Aにより、これらの駆動ギア
12A,13Aと噛合する従動ギア41,42を回転さ
せて、CVT40に設けられたプーリ43,44を回転
させるようになっている。また、これらのプーリ43,
44には幅を自由に変化できるV字型断面を有する溝部
43A,44Aがそれぞれ設けられ、これらの溝部43
A,44Aに特殊な形状をしたコマを間断なく連ねたス
チールベルト45が掛けられており、2つのプーリ4
3,44間で回転駆動力が伝達されるようになってい
る。
【0017】そして、油圧制御等により両方のプーリの
溝部43A,44Aの幅を変化させて、この2つのプー
リ43,44の回転速度比を連続的に、且つ、無段階に
変化させるようになっている。さらに、上記リアデフ1
1も、CVT30,40と同様に、駆動力配分調整手段
としてのCVT50が設けられている。このCVT50
も上述のCVT30,40と同様に構成されている。つ
まり、リアデフ11の出力軸である後輪側駆動軸14,
15に駆動ギア14A,15Aが設けられ、これらの駆
動ギア14A,15Aにより、これらの駆動ギア14
A,15Aと噛合する従動ギア51,52を回転させ
て、CVT50に設けられたプーリ53,54を回転さ
せるようになっている。また、これらのプーリ53,5
4には幅を自由に変化できるV字型断面を有する溝部5
3A,54Aがそれぞれ設けられ、これらの溝部53
A,54Aに特殊な形状をしたコマを間断なく連ねたス
チールベルト55が掛けられており、2つのプーリ5
3,54間で回転駆動力が伝達されるようになってい
る。
【0018】そして、油圧制御等により両方のプーリの
溝部53A,54Aの幅を変化させて、この2つのプー
リ53,54の回転速度比を連続的に、且つ、無段階に
変化させるようになっている。このように、センタデフ
3,フロントデフ10,リアデフ11には、それぞれC
VT30,40,50が組み合わされているので、エン
ジン2から出力された回転駆動力は、CVT30によっ
て無段階連続的に回転差を調整されて前輪側出力軸8と
後輪側出力軸9とに所要の比率で配分されて、この際、
これら2つの軸8,9の回転差は、センタデフ3により
吸収されるようになっている。
【0019】また、前輪側出力軸8からフロントデフ1
0に入力された回転駆動力は、CVT40によって無段
階連続的に回転差を調整されて左前輪側駆動軸12と右
前輪側駆動軸13とに配分される。そして、左前輪4と
右前輪5とが所要の比率で配分された駆動力で駆動され
て、この際、これら2つの軸12,13の回転差、すな
わち左前輪4と右前輪5との回転差は、フロントデフ1
0により吸収されるようになっている。
【0020】同様に、後輪側出力軸9からリアデフ11
に入力された回転駆動力は、CVT50によって無段階
連続的に回転差を調整されて左後輪側駆動軸14と右後
輪側駆動軸15とに配分される。そして、左後輪6と右
後輪7とが所要の比率で配分された駆動力で駆動され
て、この際、これら2つの軸14,15の回転差、すな
わち左後輪6と右後輪7との回転差は、リアデフ11に
より吸収されるようになっている。
【0021】これらのCVT30,40,50は、制御
手段としてのコントローラ16により制御されるように
なっている。図1に示すように、この車両には、車輪速
検出手段としての車輪速センサ17と、ハンドルの切れ
角を検出する操舵角検出手段としての操舵角センサ18
とが設けられており、上記各センサの検出した情報は、
コントローラ16に入力された後、各検出信号に基づい
て、コントローラ16内において所要の演算を行なっ
て、各CVT30,40,50の制御量が求められて、
各CVT30,40,50へ出力されるようになってい
る。
【0022】なお、車輪速センサ17は、各駆動軸1
2,13,14,15の近傍にそれぞれ設けられてお
り、駆動軸12,13,14,15の回転状態、すなわ
ち、各車輪4,5,6,7の車輪速を検出することがで
きるようになっている。そして、このコントローラ16
の一部には、操舵角情報に基づき目標車輪速比を算出す
る目標車輪速比算出手段22と実車輪速比算出手段21
と制御量を設定する処理装置23とがそなえられてい
る。
【0023】この実車輪速比算出手段21は、車輪速セ
ンサ17によって検出された各車輪4,5,6,7の車
輪速から左輪側と右輪側との実車輪速比を算出できるよ
うになっている。そして、処理装置23は、実車輪速比
算出手段21と目標車輪速比算出手段22とで算出され
た各車輪速比により、左右輪の車輪速比を制御する制御
信号を出力するようになっている。
【0024】ここで、駆動力配分の制御方法について具
体的に説明すると、まず、操舵角センサ18によって検
出されたハンドル角(実操舵角)δh,車輪速センサ1
7によって検出された後輪側左右輪6,7の車輪速
L ,VR のそれぞれがコントローラ16に入力され
る。そして、目標車輪速比算出手段22が左右輪の目標
車輪速比α* (左右輪の理論上の速度比=V* L /V*
R )を下式(1)にしたがって計算するようになってい
る。 α* =V* L /V* R =RL /RR =1−(W/L)・tan(δh/ρ)・・・・(1) ここで、図4に示すように、Wは車両の後輪側トレッ
ド,Lは車両のホイールベース,δhは操舵角,ρはス
テアリングギアレシオである。(したがって、δh/ρ
はタイヤ切れ角である。)そして、目標車輪速比α*
実際の車輪速比αとの偏差である車輪速比偏差Δαが式
(2),(3)により算出されるようになっている。 Δα=α* −α・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) α=VL /VR ・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) そして、処理装置23が、例えば、図3に示すようなマ
ップを用いて、車輪速比偏差Δαより制御信号の指令値
EL,ERを設定するようになっている。
【0025】なお、指令値ELは、左輪側に送られる制
御信号であり、左輪側へ移動する駆動力の大きさを示す
信号である。また、指令値ERは、右輪側に送られる制
御信号であり、右輪側へ移動する駆動力の大きさを示す
信号である。そして、処理装置23から上記の指令値E
L,ERの制御信号が各CVT40,50に出力され、
このような制御動作が所定の周期で繰り返されるように
なっている。
【0026】この結果、指令値EL,ERの制御信号が
コントローラ16から各CVT40,50へ出力され、
左輪側および右輪側へ伝達される駆動力が所要の状態に
調整される。つまり、車両の運転状態に対応した駆動力
配分が行なわれて、左輪側の車輪速と右輪側の車輪速と
が所定の比率で回転するようになっている。本発明の第
1実施例としての自動車用左右駆動力制御装置は、上述
のように構成されているので、次のように作動する。
【0027】すなわち、前後左右の各車輪4,5,6,
7は、エンジン2の出力を伝達されて回転駆動される
が、各車輪4,5,6,7へ入力される駆動力は、無段
変速機(CVT)30,40,50のそれぞれの状態に
より調整される。コントローラ16では、車両の走行状
態(車速や加減速や操舵角等の状態)に応じて、CVT
30を制御して駆動力の前後配分を調整する。そして、
さらにCVT40,50を、車両の走行状態に応じて出
力される車輪速センサ17,操舵角センサ18の各セン
サの出力値に基づいて、コントローラ16により制御す
る。これにより、左輪側と右輪側との回転差が制御さ
れ、左右トルク配分が調整されるものである。
【0028】コントローラ16における左右輪への駆動
力配分の制御については、例えば図2に示すフローチャ
ートのようにして、実車輪速比と目標車輪速比とからフ
ィードバックを行ないつつ制御信号が出力される。ここ
で、図2に示すフローチャートについて説明すると、ま
ずステップS1において、操舵角センサ18によって検
出されたハンドル角(実操舵角)δh,車輪速センサ1
7によって検出された後輪側左右輪6,7の車輪速
L ,VR のそれぞれがコントローラ16に入力され
る。
【0029】つぎに、ステップS2で、目標車輪速比算
出手段22により左右輪の目標車輪速比α* が上述の式
(1)にしたがって計算される。そして、ステップS3
において、目標車輪速比α* と実際の車輪速比αとの偏
差である車輪速比偏差Δαが式(2),(3)により算
出される。次に、ステップS4において、処理装置23
が、図3に示すようなマップを用いて、車輪速比偏差Δ
αから制御信号の指令値EL,ERが設定される。
【0030】最後に、ステップS5において、処理装置
23から上記の指令値EL,ERの制御信号が各CVT
40,50に出力される。そして、このような制御動作
が所定の周期で繰り返される。この結果、指令値EL,
ERの制御信号がコントローラ16から各CVT40,
50へ出力され、左輪側および右輪側へ伝達される駆動
力が所要の状態に調整される。つまり、車両の運転状態
に対応した駆動力配分が行なわれて、左輪側の車輪速と
右輪側の車輪速とが所定の比率で回転する。
【0031】そして、車両旋回時には、車両の車輪速比
が目標車輪速比に近づくようにフィードバックしなが
ら、車両の操舵状態に応じて内輪側の車輪を遅く回転さ
せて、外輪側の車輪を早く回転させるので、車体に旋回
しようとする方向への旋回モーメントが与えられる。こ
のようにして、車体に旋回しようとする方向への旋回モ
ーメントが与えられるので、車両の旋回性が向上する。
そして、目標車輪速比を適切に設定することで、車両の
旋回特性を例えばNS(ニュートラルステア)等の理想
とするステア状態に近付けることができる。
【0032】また、車両旋回時の左右の車輪の回転速度
を目標の状態に制御するので、左右輪の差動が許容され
て旋回時のブレーキング現象が解消される。しかも、目
標車輪速比と実車輪速比とをフィードバックして制御す
るため、旋回特性を加減速等によらず一定とすることが
できるようになる。また、駆動トルクや回転数のフィー
ドバックを行なうことなく、車輪速比偏差のみで十分な
旋回特性の向上を図ることができる。
【0033】さらに、車輪速比フィードバック制御と舵
角制御を同時に行なった場合には、両制御の干渉の可能
性が考えられるが、車輪速比フィードバック制御のみで
制御を行なうことにより、シンプルで確実な制御が行な
われる。なお、図3に示すマップにより制御信号の指令
値EL,ERを設定しているがかかるマップはこれに限
定されるものではなく、これ以外にも例えば、図5
(a),(b),(c)に示すようなマップを用いて制
御信号の指令値EL,ERを設定してもよい。
【0034】ここで、図5の各マップについて説明する
と、図5(a)のマップには、中立不感帯が設けられて
いる。この中立不感帯は、Δαが0近傍の領域に設けら
れており、車両の走行時に各センサ17,18に入力さ
れる信号に対して、路面からの外乱等によりノイズが混
入したときに、このノイズによって出力される微小な制
御信号に対しての過度な制御を抑制して制御を安定させ
るために設けられている。
【0035】したがって、Δαが0近傍にあるような小
さい値のときは、制御信号の指令値EL,ERが0に設
定されて左右輪間の駆動力配分を変化させないようにな
っている。また、図5(b)のマップは、非線型タイプ
のグラフの1例である。これは、出力される制御信号の
指令値EL,ERが車輪速比偏差Δαに対して非線型に
立ち上がっているものである。なお、この場合の曲線特
性もこれに限らない。
【0036】次に、図5(c)のマップについて説明す
ると、このマップは速度感応タイプのグラフの1例であ
る。これは、車両の速度も加味して車輪速比偏差Δαを
出力するもので、車両速度も1つのパラメータになって
いる。なお、この実施例では、目標車輪速の設定を車輪
が静的に旋回している条件下で行なっているが、車速が
ある程度高くなるとタイヤのスリップアングルを加味し
て目標車輪速比を設定することが考えられる。
【0037】次に、本発明の第2実施例について説明す
ると、この車両用左右駆動力制御装置をそなえた自動車
の駆動力伝達系1では、第1実施例に対して駆動力配分
調整手段の構成が異なっている。まず、この装置をそな
えた自動車の駆動力伝達系1は、エンジン2からの駆動
力をトランスミッション等を介して遊星歯車で構成され
たセンタデフ3で受けて、センタデフ3から、前輪側と
後輪側とに伝達するようになっている。
【0038】特に、このセンタデフ3には、前後輪の差
動を適当に制限しうるセンタデフ差動制限機構24が設
けられている。この差動制限機構24は、ここでは油圧
式の多板クラッチにより構成され、供給油圧に応じて前
後輪の差動を制限しながら、前後輪への駆動力配分を制
御できるようになっており、前後輪間の駆動力配分を制
御する装置となっている。
【0039】このようにして、センタデフ3から配分さ
れた駆動力の一方は、フロントデフ10を通じて左右の
前輪4,5に伝達されるようになっている。一方、セン
タデフ3から配分された駆動力の他方は、プロペラシャ
フト62を介してリヤデフ11に伝達され、このリヤデ
フ11を通じて左右の後輪6,7に伝達されるようにな
っている。
【0040】リヤデフ11部分には、変速機構26と多
板クラッチ機構27とからなる駆動力配分調整手段とし
ての駆動力伝達制御機構60が設けられ、リヤデフ11
及び駆動力伝達制御機構60から車両用左右駆動力制御
装置が構成される。なお、この多板クラッチ機構27は
油圧式のもので、油圧を調整されることで左右輪への駆
動力配分を調整できるようになっている。
【0041】そして、この駆動力伝達制御機構60の多
板クラッチ機構27の油圧系は、前述の前後駆動力制御
装置の多板クラッチ機構24の油圧系とともに、コント
ローラ16によって制御されるようになっている。つま
り、多板クラッチ機構27の油圧系及び多板クラッチ機
構24の油圧系は、各クラッチ機構にそれぞれ付設され
た図示しない油圧室と、油圧源を構成する電動ポンプ2
8及びアキュムレータ29と、この油圧を上記の油圧室
に所要量だけ供給させるクラッチ油圧制御バルブ61と
からなっている。そして、クラッチ油圧制御バルブ61
の開度がコントローラ16によって制御されるようにな
っている。
【0042】なお、コントローラ16では、車輪速セン
サ17,操舵角センサ18からの情報に基づいて、クラ
ッチ油圧制御バルブ61の開度を制御する。ここで、こ
の車両用左右駆動力制御装置の要部を説明すると、図
6,7に示すように、プロペラシャフト62の後端に設
けられて回転駆動力を入力される入力軸62Aと、入力
軸62Aから入力された駆動力を出力する左輪回転軸
(左後輪6の駆動軸)14と右輪回転軸(右後輪7の駆
動軸)15とが設けられており、左輪回転軸14と右輪
回転軸15と入力軸62Aとの間に車両用左右駆動力制
御装.が介装されている。
【0043】そして、この車両用左右駆動力制御装置の
駆動力伝達制御機構60は、次のような構成により、左
輪回転軸14と右輪回転軸15との差動を許容しなが
ら、左輪回転軸14と右輪回転軸15とに伝達される駆
動力を所要の比率に配分できるようになっている。すな
わち、左輪回転軸14と入力軸62Aとの間及び右輪回
転軸15と入力軸62Aとの間に、それぞれ変速機構2
6と多板クラッチ機構27とが介装されており、左輪回
転軸14又は右輪回転軸15の回転速度が、変速機構2
6により増速されて駆動力伝達補助部材としての中空軸
63に伝えられる。
【0044】そして、多板クラッチ機構27は、この中
空軸63と入力軸62A側のデファレンシャルケース
(以下、デフケースと略す)11Aとの間に介装されて
おり、この多板クラッチ機構27を係合させることで、
高速側のデフケース11Aから低速側の中空軸63へ駆
動力が送給されるようになっている。これは、対向して
配設されたクラッチ板における一般的な特性として、ト
ルクの伝達が、速度の速い方から遅い方へ行なわれるた
めである。
【0045】したがって、例えば、右輪回転軸15と入
力軸62Aとの間の多板クラッチ機構27が係合される
と、右輪回転軸15へ配分される駆動力は入力軸62A
側からのルートで増加又は減少されて、この分だけ、左
輪回転軸14へ配分される駆動力が減少又は増加する。
上述の変速機構26は、2つのプラネタリギヤ機構を直
列的に結合してなるいわゆるダブルプラネタリギヤ機構
で構成されており、右輪回転軸15に設けられた変速機
構26を例に説明すると次のようになる。
【0046】すなわち、右輪回転軸15には第1のサン
ギヤ26Aが固着されており、この第1のサンギヤ26
Aは、その外周において第1のプラネタリギヤ(プラネ
タリピニオン)26Bに噛合している。また、第1のプ
ラネタリギヤ26Bは、第2のプラネタリギヤ26Dと
一体に固着され、共にキャリヤに設けられたピニオンシ
ャフト26Cを通じて、ケーシング(固定部)に固着さ
れて回転しないキャリア26Fに枢支されている。これ
により、第1のプラネタリギヤ26Bと第2のプラネタ
リギヤ26Dとが、ピニオンシャフト26Cを中心とし
て同一の回転を行なうようになっている。
【0047】さらに、第2のプラネタリギヤ26Dは、
右輪回転軸15に枢支された第2のサンギヤ26Eに噛
合しており、第2のサンギヤ26Eは、中空軸63を介
して多板クラッチ機構27のクラッチ板27Aに連結さ
れている。また、多板クラッチ機構27の他方のクラッ
チ板27Bは、入力軸62Aにより駆動されるデフケー
ス11Aに連結されている。
【0048】そして、この実施例の構造では、第2のサ
ンギヤ26Eが第1のサンギヤ26Aよりも小さい径に
形成されているので、プラネタリギヤ26B,26Dを
通じて、第2のサンギヤ26Eの回転速度は第1のサン
ギヤ26Aよりも大きくなり、この変速機構26は増速
機構としてはたらくようになっている。したがって、ク
ラッチ板27Aの回転速度がクラッチ板27Bよりも大
きく、多板クラッチ機構27を係合させた場合には、こ
の係合状態に応じた量のトルクが、右輪回転軸15側か
ら入力軸62A側へ送給されるようになっている。この
ため、入力軸62Aからの駆動トルクが左輪回転軸14
の方により多く配分されるようになる。
【0049】一方、左輪回転軸14にそなえられる変速
機構26及び多板クラッチ機構27も、同様に構成され
ている。このため、入力軸62Aからの駆動トルクを右
輪回転軸15により多く配分したい場合には、その配分
したい程度(配分比)に応じて左輪回転軸14側の多板
クラッチ機構27を適当に係合し、左輪回転軸14によ
り多く配分したい場合には、その配分比に応じて右輪回
転軸15側の多板クラッチ機構27を適当に係合する。
【0050】このとき、多板クラッチ機構27が油圧駆
動式であるから、油圧の大きさを調整することで多板ク
ラッチ機構27の係合状態を制御でき、入力軸62Aか
ら左輪回転軸14又は右輪回転軸15への駆動力の送給
量(つまりは駆動力の左右配分比)を適当な精度で調整
することができるようになっている。なお、左右の多板
クラッチ機構27が共に完全係合することのないように
設定されており、左右の多板クラッチ機構27のうち一
方が完全係合したら他方の多板クラッチ機構27は滑り
を生じるようになっている。
【0051】ところで、この車両用左右駆動力制御装置
には、コントローラ16によって、車輪速センサ17,
操舵角センサ18からの情報に基づいて、クラッチ油圧
制御バルブ61の開度を制御する制御信号が設定される
ようになっている。ここで、コントローラ16の構成に
ついて説明すると、第1実施例と同様に、このコントロ
ーラ16の一部に操舵角情報に基づき目標車輪速比を算
出する目標車輪速比算出手段22と実車輪速比算出手段
21と制御量を設定する処理装置23とがそなえられ、
処理装置23から左右輪の車輪速比を制御する制御信号
を出力するようになっている。この時、上記の制御信号
の設定手段については、第1実施例と同様であるので、
ここでは説明を省略する。
【0052】そして、上記コントローラ16によって設
定された制御信号がクラッチ油圧制御バルブ61に送ら
れて、所定量の作動油圧がセンタデフ差動制限機構と多
板クラッチ機構27に供給されるようになっている。本
発明の第2実施例としての車両用左右駆動力制御装置
は、上述のように構成されているので、車両旋回時に
は、内輪側のクラッチ27を外輪側のクラッチ27より
も強く係合させて、外輪のトルク配分を増加させて、例
えば、内輪側への駆動力を少なくして、外輪側への駆動
力を増大させるようにする。この時、車両の車輪速比が
目標車輪速比に近づくようにフィードバックしながら行
なう。
【0053】本装置は上述のように作用するので、車両
旋回時には、車両の車輪速比が目標車輪速比に近づくよ
うにフィードバックしながら車両の操舵状態に応じて内
輪側の車輪を遅く回転させ外輪側の車輪を早く回転させ
るので、車体に旋回しようとする方向への旋回モーメン
トが与えられる。このようにして与えられる、車体に旋
回しようとする方向への旋回モーメントによって、第1
実施例同様に車両の旋回性が向上する。
【0054】また、車両の旋回特性を、例えばNS(ニ
ュートラルステア)等の理想とするステア特性に近付け
ることができる。また、目標車輪速比と実車輪速比とを
フィードバックして制御するため、旋回特性を加減速等
によらず一定とすることができ、駆動トルクや回転数の
フィードバックを行なうことなく、車輪速比偏差のみで
十分な旋回特性の向上を図ることができる。さらに、車
輪速比フィードバック制御と舵角制御を同時に行なった
場合には、両制御の干渉の可能性が考えられるが、車輪
速比フィードバック制御のみで制御を行なうことによ
り、シンプルで確実な制御が行なわれる。
【0055】なお、この実施例では、駆動力配分調整手
段として油圧式の多板クラッチ機構12が設けられてい
るが、駆動力配分調整手段としては、多板クラッチ機構
の他に、摩擦クラッチや、VCU(ビスカスカップリン
グユニット)や、HCU(ハイドーリックカップリング
ユニット)等の他のカップリングを用いることもでき
る。
【0056】摩擦クラッチの場合、多板クラッチ機構と
同様に油圧等で係合力を調整するものが考えられ、特
に、この摩擦クラッチでは、トルク伝達方向が一方向の
ものを所要の方向(それぞれのトルク伝達方向)向けて
設置することが考えられる。また、このVCUやHCU
には、従来型の動力伝達特性が一定のものも考えられる
が、油圧や電磁力等により、係合力調整や動力伝達特性
の調整が可能なものものが適している。
【0057】なお、この第2実施例の駆動力伝達系1に
おいて、フロントデフ10部分に駆動力伝達制御機構6
0を追加して設けることも考えられる。そして、フロン
ト側とリア側との2つの駆動力伝達制御機構60,60
を同時に制御して、左右輪間の駆動力配分を調整するよ
うに構成する。このような構成により、左輪側と右輪側
とへの駆動力配分を制御することにより、車両の旋回性
能をさらに向上させることが可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車両用左
右駆動力制御装置(請求項1)によれば、エンジンの回
転駆動力を左右輪に伝達する駆動力伝達系と、上記駆動
力伝達系に設けられ上記左右輪への駆動力配分を連続的
に調整できる駆動力配分調整手段と、上記駆動力配分調
整手段を制御する制御手段とをそなえるとともに、上記
車両の操舵角を検出する操舵角検出手段と、上記左右輪
の各車輪速を検出する車輪速検出手段とをそなえ、上記
制御手段が、上記操舵角検出手段により検出された操舵
角情報に基づき左側車輪の車輪速と右側車輪の車輪速と
の目標車輪速比を算出する目標車輪速比算出手段と、上
記車輪速検出手段で検出された車輪速情報に基づき左右
輪の実車輪速比を算出する実車輪速比算出手段とをそな
え、上記実車輪速比を上記目標車輪速比に近接させるよ
うにフィードバックを行ないながら上記駆動力配分調整
手段の作動を制御するという構成により、例えば、車両
外輪側に内輪側よりも駆動力を多く配分することで、旋
回時に左右輪の間の駆動力配分を積極的に制御して、旋
回性能を向上させることができるようになる。
【0059】また、旋回時の限界付近での車両コントロ
ール性の向上させることができる。さらに、旋回時に限
らず、ステアリングを操作して車両に操舵角を与えた時
のヨー応答性を向上させることができ、車両の走行性能
そのものを向上させることができる。また、本発明の車
両用左右駆動力制御装置(請求項2)によれば、上記駆
動力配分調整手段が、エンジンの回転駆動力を左右輪に
差動を許容しつつ配分する差動機構と、該差動機構に並
設された無断変速機(CVT)とから構成されているの
で、旋回時には左右輪の差動が許容されて旋回時のブレ
ーキング現象が解消される。
【0060】また、ブレーキ等のエネルギーロスを用い
てトルク配分を調整するのでなく、一方のトルクの所要
量を他方に転送することによりトルク配分が調整される
ため、大きなトルクロスやエネルギロスを招来すること
なく、所望のトルク配分を得ることができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例としての車両用左右駆動力
制御装置をそなえた自動車における駆動力伝達系の概略
構成を示す車両の模式図である。
【図2】本発明の第1実施例としての車両用左右駆動力
制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1実施例としての車両用左右駆動力
制御装置における制御量設定に関するマップ(制御特性
を示すグラフ)である。
【図4】本発明の第1実施例としての車両用左右駆動力
制御装置における目標車輪速比の算出に関して説明する
ための車両の模式図である。
【図5】本発明の第1実施例としての車両用左右駆動力
制御装置における制御量設定に関するマップ(制御特性
の変形例を示すグラフ)である。
【図6】本発明の第2実施例としての車両用左右駆動力
制御装置をそなえた自動車における駆動力伝達系の概略
構成を示す車両の模式図である。
【図7】本発明の第2実施例としての車両用左右駆動力
制御装置の要部構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 駆動力伝達系 2 エンジン 3 センタデファレンシャル 4,5 前輪 6,7 後輪 8 前輪側出力軸 8A 前輪側駆動ギア 9 後輪側出力軸 9A 後輪側駆動ギア 10 フロントデファレンシャル 11 リアデファレンシャル 11A リアデフケース 12,13 前輪側駆動軸 14,15 後輪側駆動軸 16 制御手段 17 車輪速センサ 18 操舵角センサ 21 実車輪速比算出手段 22 目標車輪速比算出手段 23 処理装置 24 センタデフ差動制限機構 25 ベベルギヤ機構 26 変速機構 26A 第1のサンギヤ 26B 第1のプラネタリギヤ 26C ピニオンシャフト 26D 第2のプラネタリギヤ 26E 第2のサンギヤ 26F キャリア 27 多板クラッチ機構 27A,27B クラッチ板 28 電動ポンプ 29 アキュムレータ 30,40,50 駆動力配分調整手段としての無段変
速機(CVT) 31,32,41,42,51,52 従動ギア 33,34,43,44,53,54 プーリ 33A,34A,43A,44A,53A,54A プ
ーリ溝部 35,45,55 スチールベルト 60 駆動力配分調整手段としての駆動力伝達制御機構 61 クラッチ油圧制御バルブ 62 プロペラシャフト 62A 入力軸 63 中空軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの回転駆動力を左右輪に伝達す
    る駆動力伝達系と、上記駆動力伝達系に設けられ上記左
    右輪への駆動力配分を連続的に調整できる駆動力配分調
    整手段と、上記駆動力配分調整手段を制御する制御手段
    とをそなえるとともに、上記車両の操舵角を検出する操
    舵角検出手段と、上記左右輪の各車輪速を検出する車輪
    速検出手段とをそなえ、上記制御手段が、上記操舵角検
    出手段により検出された操舵角情報に基づき左側車輪の
    車輪速と右側車輪の車輪速との目標車輪速比を算出する
    目標車輪速比算出手段と、上記車輪速検出手段で検出さ
    れた車輪速情報に基づき左右輪の実車輪速比を算出する
    実車輪速比算出手段とをそなえ、上記実車輪速比を上記
    目標車輪速比に近接させるようにフィードバックを行な
    いながら上記駆動力配分調整手段の作動を制御するよう
    に構成されていることを特徴とする、車両用左右駆動力
    制御装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動力配分調整手段が、エンジンの
    回転駆動力を左右輪に差動を許容しつつ配分する差動機
    構と、該差動機構に並設された無断変速機(CVT)と
    から構成されていることを特徴とする、請求項1記載の
    車両用左右駆動力制御装置。
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