JPH05262256A - トラツク等の後輪操舵装置 - Google Patents
トラツク等の後輪操舵装置Info
- Publication number
- JPH05262256A JPH05262256A JP10834592A JP10834592A JPH05262256A JP H05262256 A JPH05262256 A JP H05262256A JP 10834592 A JP10834592 A JP 10834592A JP 10834592 A JP10834592 A JP 10834592A JP H05262256 A JPH05262256 A JP H05262256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axle housing
- rear axle
- vehicle
- wheel steering
- leaf spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 剛性のリヤアクスルハウジングを重ね板ばね
装置を介して車台フレームに装架したトラツク等におい
て、構造簡単かつ小型軽量で製造コストが安く、しかも
耐久性が優れた後輪操舵装置を提供する。 【構成】 リヤアクスルハウジング16と車台フレーム
10に枢着された上方ラジアスロツド54、一端をリヤ
アクスルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジア
スロツド66、ロツド66他端に夫々連結され高速走行
時に車両の操舵に応動して左右のロツドを前後反対方向
に駆動し転舵させる後輪操舵アクチユエータ76を具
え、重ね板ばね装置20が、前後方向の中間部分を、第
1シート部材44a,44bと第2のシート部材46
a,46bとを介しリヤアクスルハウジングに連結さ
れ、更に両シート部材が球面突起と球面凹所を係合させ
てリヤアクスルハウジングの転舵時に車体前後方向及び
車巾方向に相対変位可能に当接連結されている。
装置を介して車台フレームに装架したトラツク等におい
て、構造簡単かつ小型軽量で製造コストが安く、しかも
耐久性が優れた後輪操舵装置を提供する。 【構成】 リヤアクスルハウジング16と車台フレーム
10に枢着された上方ラジアスロツド54、一端をリヤ
アクスルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジア
スロツド66、ロツド66他端に夫々連結され高速走行
時に車両の操舵に応動して左右のロツドを前後反対方向
に駆動し転舵させる後輪操舵アクチユエータ76を具
え、重ね板ばね装置20が、前後方向の中間部分を、第
1シート部材44a,44bと第2のシート部材46
a,46bとを介しリヤアクスルハウジングに連結さ
れ、更に両シート部材が球面突起と球面凹所を係合させ
てリヤアクスルハウジングの転舵時に車体前後方向及び
車巾方向に相対変位可能に当接連結されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラツク等における後
輪操舵装置に関するものである。
輪操舵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、高速走行時の操縦安定性を向上す
るために、前輪の操舵に連動して後輪を操舵するように
した種々の四輪操舵システム及び装置が提案されてい
る。従来、後輪が剛性の車軸管又はリヤアクスルハウジ
ングの車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクス
ルハウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに
懸架されているトラツクにおいて、上記リヤアクスルハ
ウジングそれ自体を、車体前後方向中心線上に配置され
た回転中心の周りに廻動させるようにした後輪操舵装置
が、実開平2−120284号公報に開示されている。
るために、前輪の操舵に連動して後輪を操舵するように
した種々の四輪操舵システム及び装置が提案されてい
る。従来、後輪が剛性の車軸管又はリヤアクスルハウジ
ングの車巾方向両端部分に支持され、かつ同リヤアクス
ルハウジングが重ね板ばね装置を介して車台フレームに
懸架されているトラツクにおいて、上記リヤアクスルハ
ウジングそれ自体を、車体前後方向中心線上に配置され
た回転中心の周りに廻動させるようにした後輪操舵装置
が、実開平2−120284号公報に開示されている。
【0003】上記既提案の後輪操舵装置は、転舵に際し
て車台フレーム側に支持されている重ね板ばね装置とリ
ヤアクスルハウジングとの間の相対変位を許容するため
に、左右の重ね板ばね装置に夫々タイボルトによつて緊
締された枠形のスプリングシート内に円筒面からなるガ
イド溝を設けると共に、同ガイド溝内にリヤアクスルハ
ウジングの左右両端付近に夫々装着され上記円筒面に適
合する円筒摺動面を具えたスライダを摺動自在に嵌装し
た構造を採用しており、また上記リヤアクスルハウジン
グを、車体前後方向中心線上の回転中心の周りに廻動さ
せるために、上記左右のスプリングシートに夫々廻動自
在に支持された左右一対のベルクランクの一端を上記リ
ヤアクスルハウジングのスライダに枢着すると共に、同
ベルクランクの他端を、リヤアクスルハウジングの車巾
方向中央部分に設けられているデイフアレンシヤルケー
スに固着された油圧シリンダ装置のピストン軸の両端に
枢着した構造が採用されている。
て車台フレーム側に支持されている重ね板ばね装置とリ
ヤアクスルハウジングとの間の相対変位を許容するため
に、左右の重ね板ばね装置に夫々タイボルトによつて緊
締された枠形のスプリングシート内に円筒面からなるガ
イド溝を設けると共に、同ガイド溝内にリヤアクスルハ
ウジングの左右両端付近に夫々装着され上記円筒面に適
合する円筒摺動面を具えたスライダを摺動自在に嵌装し
た構造を採用しており、また上記リヤアクスルハウジン
グを、車体前後方向中心線上の回転中心の周りに廻動さ
せるために、上記左右のスプリングシートに夫々廻動自
在に支持された左右一対のベルクランクの一端を上記リ
ヤアクスルハウジングのスライダに枢着すると共に、同
ベルクランクの他端を、リヤアクスルハウジングの車巾
方向中央部分に設けられているデイフアレンシヤルケー
スに固着された油圧シリンダ装置のピストン軸の両端に
枢着した構造が採用されている。
【0004】しかしながら、上記従前の後輪操舵装置に
は、後輪操舵アクチユエータ即ち油圧シリンダ装置が、
走行中頻繁に、特に上下方向に衝撃的な変位を行なうリ
ヤアクスルハウジングに支持されているために、衝撃に
よつて早期に破損し易く耐久性及び信頼性に欠ける不具
合がある。
は、後輪操舵アクチユエータ即ち油圧シリンダ装置が、
走行中頻繁に、特に上下方向に衝撃的な変位を行なうリ
ヤアクスルハウジングに支持されているために、衝撃に
よつて早期に破損し易く耐久性及び信頼性に欠ける不具
合がある。
【0005】更に、上記従来の後輪操舵装置は、操舵時
に、車台フレーム側に連結されている重ね板ばね装置に
対するリヤアクスルハウジングの相対変位を許容するた
めに、枠形のスプリングシートに形成された円筒面から
なるガイド溝内に、適合する円筒面を具えたスライダを
摺動自在に嵌装した複雑な構造を採用しているので、製
造コストが高くなる欠点があり、また上記円筒面からな
る広い摺動面に走行中泥や砂利等が不可避的に侵入する
ために摩擦が大きく、大容量の後輪操舵用油圧シリンダ
装置を必要とする不具合がある。
に、車台フレーム側に連結されている重ね板ばね装置に
対するリヤアクスルハウジングの相対変位を許容するた
めに、枠形のスプリングシートに形成された円筒面から
なるガイド溝内に、適合する円筒面を具えたスライダを
摺動自在に嵌装した複雑な構造を採用しているので、製
造コストが高くなる欠点があり、また上記円筒面からな
る広い摺動面に走行中泥や砂利等が不可避的に侵入する
ために摩擦が大きく、大容量の後輪操舵用油圧シリンダ
装置を必要とする不具合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、後輪がリヤ
アクスルハウジングの車巾方向両端部分に支持されたト
ラツク等における高速走行時の操縦安定性を向上するこ
とができる構造簡単かつ安価で耐久性が優れた後輪操舵
装置を提供することを目的とするものである。
アクスルハウジングの車巾方向両端部分に支持されたト
ラツク等における高速走行時の操縦安定性を向上するこ
とができる構造簡単かつ安価で耐久性が優れた後輪操舵
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車台フレーム、車巾方向の両端部に後輪
を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスルハ
ウジングと上記車台フレームとの間に介装された重ね板
ばね装置、車体前後方向中心線に沿つて配設されその一
端部を上記リヤアクスルハウジングの車巾方向中央部分
に枢着されると共に他端部を上記車台フレームに夫々枢
着された上方ラジアスロツド、車体の前後方向中心線の
両側に略対称的に配設され夫々の一端を上記リヤアクス
ルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジアスロツ
ド、及び同下方ラジアスロツドの他端に夫々連結され、
高速走行時における車両の操舵に応動して左右の下方ラ
ジアスロツドを前後反対方向に駆動し上記リヤアクスル
ハウジングを上記上方ラジアスロツドの一端部枢着点の
周りに廻動させ転舵させる後輪操舵アクチユエータを具
えてなり、上記重ね板ばね装置が、その車体前後方向の
中間部分を、上記リヤアクスルハウジングの上側面及び
下側面に夫々当接する第1のシート部材と、Uボルト等
の緊締部材により上記重ね板ばね装置にけつろ締結され
て上記第1シート部材に当接される第2のシート部材と
を介し上記リヤアクスルハウジングに連結され、更に上
記第1及び第2シート部材が、何れか一方のシート部材
に形成された球面からなる突起を、他方のシート部材に
形成され上記球面の半径より大きい半径の球面からなる
凹所内に係合させることによつて、上記リヤアクスルハ
ウジングの転舵時に車体前後方向及び車巾方向に相対変
位可能に当接連結されていることを特徴とするトラツク
等の後輪操舵装置を提案するものである。
め、本発明は、車台フレーム、車巾方向の両端部に後輪
を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスルハ
ウジングと上記車台フレームとの間に介装された重ね板
ばね装置、車体前後方向中心線に沿つて配設されその一
端部を上記リヤアクスルハウジングの車巾方向中央部分
に枢着されると共に他端部を上記車台フレームに夫々枢
着された上方ラジアスロツド、車体の前後方向中心線の
両側に略対称的に配設され夫々の一端を上記リヤアクス
ルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジアスロツ
ド、及び同下方ラジアスロツドの他端に夫々連結され、
高速走行時における車両の操舵に応動して左右の下方ラ
ジアスロツドを前後反対方向に駆動し上記リヤアクスル
ハウジングを上記上方ラジアスロツドの一端部枢着点の
周りに廻動させ転舵させる後輪操舵アクチユエータを具
えてなり、上記重ね板ばね装置が、その車体前後方向の
中間部分を、上記リヤアクスルハウジングの上側面及び
下側面に夫々当接する第1のシート部材と、Uボルト等
の緊締部材により上記重ね板ばね装置にけつろ締結され
て上記第1シート部材に当接される第2のシート部材と
を介し上記リヤアクスルハウジングに連結され、更に上
記第1及び第2シート部材が、何れか一方のシート部材
に形成された球面からなる突起を、他方のシート部材に
形成され上記球面の半径より大きい半径の球面からなる
凹所内に係合させることによつて、上記リヤアクスルハ
ウジングの転舵時に車体前後方向及び車巾方向に相対変
位可能に当接連結されていることを特徴とするトラツク
等の後輪操舵装置を提案するものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面について具体
的に説明する。図中符号10はトラツク等車両の車台フ
レームであつて、車体前後方向に延在する左右一対のサ
イドレール12と、車巾方向に延在し両端を上記左右の
サイドレール12に固着された複数個のクロスメンバ1
4とから構成されている。16は車巾方向両端部分にダ
ブルタイヤ18を支持したリヤアクスルハウジング、2
0はその前端部を第1のシヤツクルリンク22の上端に
ピン24によつて枢着されると共に、後端部を第2のシ
ヤツクルリンク26の下端にピン28によつて枢着され
たメーンリーフスプリング(重ね板ばね装置)である。
的に説明する。図中符号10はトラツク等車両の車台フ
レームであつて、車体前後方向に延在する左右一対のサ
イドレール12と、車巾方向に延在し両端を上記左右の
サイドレール12に固着された複数個のクロスメンバ1
4とから構成されている。16は車巾方向両端部分にダ
ブルタイヤ18を支持したリヤアクスルハウジング、2
0はその前端部を第1のシヤツクルリンク22の上端に
ピン24によつて枢着されると共に、後端部を第2のシ
ヤツクルリンク26の下端にピン28によつて枢着され
たメーンリーフスプリング(重ね板ばね装置)である。
【0009】上記第1シヤツクルリンク22はその下端
をピン30により前部シヤツクルブラケツト32に枢着
され、同ブラケツト32は車台フレーム10のサイドレ
ール12に固着されている。また、上記第2シヤツクル
リンク26は、その上端をピン34により後部シヤツク
ルブラケツト36に枢着され、同ブラケツト36は車台
フレーム10のサイドレール12に固着されている。従
つて、メーンリーフスプリング20の前端部には、第1
シヤツクルリンク22を介して、車体のばね上荷重が吊
下げ方向に作用し、一方メーンリーフスプリング20の
後端部には、第2シヤツクルリンク26を介して、ばね
上荷重が下支えされるような態様で作用することとな
る。38は上記メーンリーフスプリング20の上方に配
設され、車両の荷重が設定荷重以上のときに、その前後
両端部分をサイドレール12に装着されたヘルパストツ
パ40に摺接されるヘルパリーフスプリングである。
をピン30により前部シヤツクルブラケツト32に枢着
され、同ブラケツト32は車台フレーム10のサイドレ
ール12に固着されている。また、上記第2シヤツクル
リンク26は、その上端をピン34により後部シヤツク
ルブラケツト36に枢着され、同ブラケツト36は車台
フレーム10のサイドレール12に固着されている。従
つて、メーンリーフスプリング20の前端部には、第1
シヤツクルリンク22を介して、車体のばね上荷重が吊
下げ方向に作用し、一方メーンリーフスプリング20の
後端部には、第2シヤツクルリンク26を介して、ばね
上荷重が下支えされるような態様で作用することとな
る。38は上記メーンリーフスプリング20の上方に配
設され、車両の荷重が設定荷重以上のときに、その前後
両端部分をサイドレール12に装着されたヘルパストツ
パ40に摺接されるヘルパリーフスプリングである。
【0010】上記リヤアクスルハウジング16の車巾方
向両端付近における上側面及び下側面に、図3の要部拡
大側面に良く示されているように、夫々の中央部分に半
径R1及びR1′の球面からなる突起42a及び42b
を具えた第1のシート部材44a及び44bが当接され
ている。上方の第1シート部材44a上に、側面形状が
逆U字状をなす上方の第2シート部材46aが装架さ
れ、同第2シート部材46aには、上記突起42aに当
接する半径R2の球面からなる凹所48aが設けられて
いる。また、下方の第1シート部材44bは、側面形状
がU字状をなす下方の第2シート部材46b上に装架さ
れ、同第2シート部材46bには、上記突起42b当接
する半径R2′の球面からなる凹所48bが設けられて
いる。上記突起42a及び42bを形成する球面の半径
R1及びR1′は、加工上の便宜から等しいことが望ま
しいが、勿論設計上の都合で異なる寸度としてもよい。
同様に、上記凹所48a及び48bを形成する球面の半
径R2及びR2′は、加工上等しいことが望ましいが、
設計上の都合で異なる寸度とすることができる。
向両端付近における上側面及び下側面に、図3の要部拡
大側面に良く示されているように、夫々の中央部分に半
径R1及びR1′の球面からなる突起42a及び42b
を具えた第1のシート部材44a及び44bが当接され
ている。上方の第1シート部材44a上に、側面形状が
逆U字状をなす上方の第2シート部材46aが装架さ
れ、同第2シート部材46aには、上記突起42aに当
接する半径R2の球面からなる凹所48aが設けられて
いる。また、下方の第1シート部材44bは、側面形状
がU字状をなす下方の第2シート部材46b上に装架さ
れ、同第2シート部材46bには、上記突起42b当接
する半径R2′の球面からなる凹所48bが設けられて
いる。上記突起42a及び42bを形成する球面の半径
R1及びR1′は、加工上の便宜から等しいことが望ま
しいが、勿論設計上の都合で異なる寸度としてもよい。
同様に、上記凹所48a及び48bを形成する球面の半
径R2及びR2′は、加工上等しいことが望ましいが、
設計上の都合で異なる寸度とすることができる。
【0011】図示のように、上記第1シート部材44a
及び44bの突起42a及び42bの半径R1及び
R1′は、夫々対応する第2シート部材46a及び46
bの凹所48a及び48bの半径R2及びR2′よリ十
分小さく形成されているので、突起42a及び42bは
凹所48a及び48b内で、幾何学的には点接触、実際
には点接触に近い小さい面積で接触しながら、比較的円
滑に相対変位することができる。また、第1シート部材
44a及び44b、第2シート部材46a及び46b
は、高マンガン鋼等耐摩耗性が優れた材料で作られるこ
とが好ましい。
及び44bの突起42a及び42bの半径R1及び
R1′は、夫々対応する第2シート部材46a及び46
bの凹所48a及び48bの半径R2及びR2′よリ十
分小さく形成されているので、突起42a及び42bは
凹所48a及び48b内で、幾何学的には点接触、実際
には点接触に近い小さい面積で接触しながら、比較的円
滑に相対変位することができる。また、第1シート部材
44a及び44b、第2シート部材46a及び46b
は、高マンガン鋼等耐摩耗性が優れた材料で作られるこ
とが好ましい。
【0012】上記第2シート部材46a及び46bの互
に略平行な前後両脚部に、上記メーンリーフスプリング
20及びヘルパリーフスプリング38の前後方向中間部
分に配設された前後一対のUボルト50を挿通させてナ
ツト52を締付けることにより、第1シート部材44a
の突起42aと、対応する第2シート部材46aの凹所
48aとの間、及び第1シート部材44bの突起42b
と、対応する第2シート部材46bの凹所48bとの間
に、夫々がたが生じないように適宜の予圧縮力が負荷さ
れる。(なお、図示の実施例では、後輪懸架用の重ね板
ばね装置が、メーンリーフスプリング20とヘルパリー
フスプリング38とから構成されているが、ヘルパリー
フスプリング38は省略されることもある。)
に略平行な前後両脚部に、上記メーンリーフスプリング
20及びヘルパリーフスプリング38の前後方向中間部
分に配設された前後一対のUボルト50を挿通させてナ
ツト52を締付けることにより、第1シート部材44a
の突起42aと、対応する第2シート部材46aの凹所
48aとの間、及び第1シート部材44bの突起42b
と、対応する第2シート部材46bの凹所48bとの間
に、夫々がたが生じないように適宜の予圧縮力が負荷さ
れる。(なお、図示の実施例では、後輪懸架用の重ね板
ばね装置が、メーンリーフスプリング20とヘルパリー
フスプリング38とから構成されているが、ヘルパリー
フスプリング38は省略されることもある。)
【0013】上記車台フレーム10のサイドレール12
間に、車体前後方向の中心線に沿つて平面形状がV字状
をなす上方ラジアスロツド54が配設され、同ラジアス
ロツドの頂点部はボールジヨイント装置56(又は同効
のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して上記リヤア
クスルハウジング16の中央部分に設けられたデイフア
レンシヤルケース58の上側に枢着され、また同ロツド
の両脚の自由端部は夫々ボールジヨイント装置60(又
は同効のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して上記
車台フレーム10のサイドレール12(又はクロスメン
バ14)に枢着されている。
間に、車体前後方向の中心線に沿つて平面形状がV字状
をなす上方ラジアスロツド54が配設され、同ラジアス
ロツドの頂点部はボールジヨイント装置56(又は同効
のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して上記リヤア
クスルハウジング16の中央部分に設けられたデイフア
レンシヤルケース58の上側に枢着され、また同ロツド
の両脚の自由端部は夫々ボールジヨイント装置60(又
は同効のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して上記
車台フレーム10のサイドレール12(又はクロスメン
バ14)に枢着されている。
【0014】図2の側面図に良く示されているように、
上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向両端付近の
後方側面にブラケツト62が溶接等によつて固定され、
同ブラケツト62にはボールジヨイント装置64(又は
同効のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して左右一
対の下方ラジアスロツド66の一端が枢着されている。
各下方ラジアスロツド66の他端は、上記サイドレール
12のウエブ又は側壁に固着されたブラケツト68にピ
ン70によつて枢支された作動レバー72の下端に夫々
ボールジヨイント装置74(又は同効のゴムブツシユ式
ジヨイント装置)を介し枢着されている。更に、上記作
動レバー72の上端には、左右一対の後輪操舵アクチユ
エータを形成する油圧シリンダ装置76のピストン軸7
8がピン80によつて枢着され、また同油圧シリンダ装
置76のシリンダ82はピン84によつて上記サイドレ
ール12のウエブ又は側壁に固着されたブラケツト86
に枢支されている。
上記リヤアクスルハウジング16の車巾方向両端付近の
後方側面にブラケツト62が溶接等によつて固定され、
同ブラケツト62にはボールジヨイント装置64(又は
同効のゴムブツシユ式ジヨイント装置)を介して左右一
対の下方ラジアスロツド66の一端が枢着されている。
各下方ラジアスロツド66の他端は、上記サイドレール
12のウエブ又は側壁に固着されたブラケツト68にピ
ン70によつて枢支された作動レバー72の下端に夫々
ボールジヨイント装置74(又は同効のゴムブツシユ式
ジヨイント装置)を介し枢着されている。更に、上記作
動レバー72の上端には、左右一対の後輪操舵アクチユ
エータを形成する油圧シリンダ装置76のピストン軸7
8がピン80によつて枢着され、また同油圧シリンダ装
置76のシリンダ82はピン84によつて上記サイドレ
ール12のウエブ又は側壁に固着されたブラケツト86
に枢支されている。
【0015】上記ボールジヨイント装置56、60、6
4及び74の具体的構成の一例が図4に例示されてい
る。図中符号88は相対廻動変位を生起する一方の部材
即ち上記上方ラジアスロツド54、下方ラジアスロツド
66、ブラケツト62又は作動レバー72に形成された
軸支持部を示し、90は協働する他方の部材即ち車台フ
レーム10、リヤアクスルハウジング16又は下方ラジ
アスロツド66の球面シート支持部である。上記一方の
部材88に球面部材92を具えた軸94が支持され、ま
た他方の部材90には、球面部材92に当接する球面シ
ート96が支持されている。この構成によつて、一方の
部材88は他方の部材90に対して軸94の軸線に直交
する平面内及び同軸線を含む平面内で夫々自在に廻動す
ることができる。
4及び74の具体的構成の一例が図4に例示されてい
る。図中符号88は相対廻動変位を生起する一方の部材
即ち上記上方ラジアスロツド54、下方ラジアスロツド
66、ブラケツト62又は作動レバー72に形成された
軸支持部を示し、90は協働する他方の部材即ち車台フ
レーム10、リヤアクスルハウジング16又は下方ラジ
アスロツド66の球面シート支持部である。上記一方の
部材88に球面部材92を具えた軸94が支持され、ま
た他方の部材90には、球面部材92に当接する球面シ
ート96が支持されている。この構成によつて、一方の
部材88は他方の部材90に対して軸94の軸線に直交
する平面内及び同軸線を含む平面内で夫々自在に廻動す
ることができる。
【0016】最後に、図5は前記後輪操舵アクチユエー
タ76の作動を制御する装置の概念的構成図である。図
中符号98はステアリングシヤフト100に介装されて
操舵角を検出する例えば光パルス非接触型の操舵角セン
サ、102は車速センサ、104はヨーレートセンサ、
106は操舵角センサ98の操舵角信号と車速センサ1
02の車速信号とヨーレートセンサ104の回頭信号と
を受容して後輪操舵アクチユエータ76を作動させる制
御弁108を制御するコントローラ、110は油圧ポン
プである。車両が高速走行しているときに、ステアリン
グホイール112が操作され前輪114が操向される
と、操舵角センサ98の操舵角信号と車速センサ102
の車速信号とヨーレートセンサ104の回頭信号とを受
容したコントローラ106が制御弁108に駆動信号を
発して同制御弁が作動される。制御弁108の作動によ
り油圧ポンプ110から吐出された高圧の作動油が一対
の後輪操舵アクチユエータ76に供給され、同アクチユ
エータ76が左右反対方向即ち左右何れか一方のアクチ
ユエータが伸長すると他方のアクチユエータが収縮する
ように作動する。
タ76の作動を制御する装置の概念的構成図である。図
中符号98はステアリングシヤフト100に介装されて
操舵角を検出する例えば光パルス非接触型の操舵角セン
サ、102は車速センサ、104はヨーレートセンサ、
106は操舵角センサ98の操舵角信号と車速センサ1
02の車速信号とヨーレートセンサ104の回頭信号と
を受容して後輪操舵アクチユエータ76を作動させる制
御弁108を制御するコントローラ、110は油圧ポン
プである。車両が高速走行しているときに、ステアリン
グホイール112が操作され前輪114が操向される
と、操舵角センサ98の操舵角信号と車速センサ102
の車速信号とヨーレートセンサ104の回頭信号とを受
容したコントローラ106が制御弁108に駆動信号を
発して同制御弁が作動される。制御弁108の作動によ
り油圧ポンプ110から吐出された高圧の作動油が一対
の後輪操舵アクチユエータ76に供給され、同アクチユ
エータ76が左右反対方向即ち左右何れか一方のアクチ
ユエータが伸長すると他方のアクチユエータが収縮する
ように作動する。
【0017】車両の高速走行時の操縦安定性を向上する
ことを目的として後輪を操舵する場合、通常は前輪11
4の操舵方向と同方向に後輪18が僅少舵角例えば1〜
5度程度操舵される。しかし、前輪114の操舵に関連
して、最初前輪114の操舵方向と逆方向に後輪18を
僅かな角度操舵し、瞬時ののち、後輪18を前輪114
の操舵方向と同方向に僅少角度操舵する、等他の後輪操
舵システムを採用することも可能である。
ことを目的として後輪を操舵する場合、通常は前輪11
4の操舵方向と同方向に後輪18が僅少舵角例えば1〜
5度程度操舵される。しかし、前輪114の操舵に関連
して、最初前輪114の操舵方向と逆方向に後輪18を
僅かな角度操舵し、瞬時ののち、後輪18を前輪114
の操舵方向と同方向に僅少角度操舵する、等他の後輪操
舵システムを採用することも可能である。
【0018】車両の高速走行中に前輪114が操舵され
ると、前述したようにコントローラ106の指令により
制御弁108が作動して、一対の後輪操舵アクチユエー
タ76が互いに反対方向に作動する。各アクチユエータ
のピストン軸78に夫々の一端を連結された作動レバー
72が互いに反対方向に廻動し、一方の作動レバー72
の他端に連結された下方ラジアスロツド66は車体前方
に駆動され、他方の作動レバー72の他端に連結された
下方ラジアスロツド66は車体後方に駆動される。この
結果、リヤアクスルハウジング16はV字状をなす上方
ラジアスロツド54の頂点の周りに設定舵角例えば1度
だけ左右何れかの方向に廻動し操舵されることとなり、
技術上良く知られた態様で高速走行時の操縦安定性が改
善される。
ると、前述したようにコントローラ106の指令により
制御弁108が作動して、一対の後輪操舵アクチユエー
タ76が互いに反対方向に作動する。各アクチユエータ
のピストン軸78に夫々の一端を連結された作動レバー
72が互いに反対方向に廻動し、一方の作動レバー72
の他端に連結された下方ラジアスロツド66は車体前方
に駆動され、他方の作動レバー72の他端に連結された
下方ラジアスロツド66は車体後方に駆動される。この
結果、リヤアクスルハウジング16はV字状をなす上方
ラジアスロツド54の頂点の周りに設定舵角例えば1度
だけ左右何れかの方向に廻動し操舵されることとなり、
技術上良く知られた態様で高速走行時の操縦安定性が改
善される。
【0019】上記リヤアクスルハウジング16の転舵に
際して、同リヤアクスルハウジングの車巾方向両端付近
と重ね板ばね装置20及び38との間に介装された上方
の第1シート部材44aと第2シート部材46aとの
間、及び下方の第1シート部材44bと第2シート部材
46bとの間で、夫々球面R1、R1′からなる突起4
2a、42bと、同突起の球面の半径より大きい球面R
2、R2′からなる凹所48a、48bとの間で、車体
前後方向及び車巾方向の円滑な相対変位が生起される。
際して、同リヤアクスルハウジングの車巾方向両端付近
と重ね板ばね装置20及び38との間に介装された上方
の第1シート部材44aと第2シート部材46aとの
間、及び下方の第1シート部材44bと第2シート部材
46bとの間で、夫々球面R1、R1′からなる突起4
2a、42bと、同突起の球面の半径より大きい球面R
2、R2′からなる凹所48a、48bとの間で、車体
前後方向及び車巾方向の円滑な相対変位が生起される。
【0020】上記本発明の構成によれば、後輪操舵アク
チユエータ76が、前記既提案の装置のように、走行中
の衝撃的変位が激しいリヤアクスルハウジング16に装
着されず、遥かに振動が少ない車台フレーム10に支持
されているので、衝撃によるアクチユエータ76の早期
破損が防止され、耐久性及び信頼性が改善される。
チユエータ76が、前記既提案の装置のように、走行中
の衝撃的変位が激しいリヤアクスルハウジング16に装
着されず、遥かに振動が少ない車台フレーム10に支持
されているので、衝撃によるアクチユエータ76の早期
破損が防止され、耐久性及び信頼性が改善される。
【0021】また、上記後輪操舵時における重ね板ばね
装置20及び38とリヤアクスルハウジング16との間
の相対回転変位が、第1シート部材44a、44bの突
起42a、42bと第2シート部材46a、46bの凹
所48a、48bとの点接触又はこれに近い小さい接触
面を介して行なわれるので、前記既提案の装置のよう
に、後輪操舵に際し広い面積の円筒面において相対摺動
が行なわれる装置と較べて、構造極めて簡単で製造コス
トが安い利点があり、更に走行中に侵入する砂や泥によ
る摩擦抵抗の増大が少なく、従つて後輪操舵アクチユエ
ータ76及び関連する油圧制御弁及び油圧源の容量を低
減し、これらの重量及び価格を低減し得る利点がある。
装置20及び38とリヤアクスルハウジング16との間
の相対回転変位が、第1シート部材44a、44bの突
起42a、42bと第2シート部材46a、46bの凹
所48a、48bとの点接触又はこれに近い小さい接触
面を介して行なわれるので、前記既提案の装置のよう
に、後輪操舵に際し広い面積の円筒面において相対摺動
が行なわれる装置と較べて、構造極めて簡単で製造コス
トが安い利点があり、更に走行中に侵入する砂や泥によ
る摩擦抵抗の増大が少なく、従つて後輪操舵アクチユエ
ータ76及び関連する油圧制御弁及び油圧源の容量を低
減し、これらの重量及び価格を低減し得る利点がある。
【0022】また、車両の直進中及び操舵時の旋回走行
中の車台フレーム10に対するリヤアクスルハウジング
16の上下運動は、勿論重ね板ばね装置20及び38が
荷重を受ける形で行なわれ、このときリヤアクスルハウ
ジング16は上方ラジアスロツド54及び下方ラジアス
ロツド66により上下に平行リンク運動を行なう。更
に、上方ラジアスロツド54がボールジヨイント装置5
6及び60(又は同効のゴムブツシユ式ジヨイント装
置)によつてリヤアクスルハウジング16及び車台フレ
ーム10に枢着され、また下方ラジアスロツド66が同
様のボールジヨイント装置64及び74(又は同効のゴ
ムブツシユ式ジヨイント装置)によつてリヤアクスルハ
ウジング16に枢着されているので、凹凸路の走行又は
旋回走行時にリヤアクスルハウジング16が左右に傾動
し又はロール変位を生起しても、その変位が妨げられる
ことはない。
中の車台フレーム10に対するリヤアクスルハウジング
16の上下運動は、勿論重ね板ばね装置20及び38が
荷重を受ける形で行なわれ、このときリヤアクスルハウ
ジング16は上方ラジアスロツド54及び下方ラジアス
ロツド66により上下に平行リンク運動を行なう。更
に、上方ラジアスロツド54がボールジヨイント装置5
6及び60(又は同効のゴムブツシユ式ジヨイント装
置)によつてリヤアクスルハウジング16及び車台フレ
ーム10に枢着され、また下方ラジアスロツド66が同
様のボールジヨイント装置64及び74(又は同効のゴ
ムブツシユ式ジヨイント装置)によつてリヤアクスルハ
ウジング16に枢着されているので、凹凸路の走行又は
旋回走行時にリヤアクスルハウジング16が左右に傾動
し又はロール変位を生起しても、その変位が妨げられる
ことはない。
【0023】更に、この実施例の場合、車両のばね上荷
重が、メーンリーフスプリング20の前端部では、第1
シヤツクルリンク22を介して吊下げ方向に作用し、後
端部では、第2シヤツクルリンク26を介して下支え方
向に作用するように配設されているので、上記操舵に際
して、ばね上荷重がリヤアクスルハウジング16を中立
位置に戻すように働くこととなり、舵角の保持が容易に
なる付随的な利点がある。
重が、メーンリーフスプリング20の前端部では、第1
シヤツクルリンク22を介して吊下げ方向に作用し、後
端部では、第2シヤツクルリンク26を介して下支え方
向に作用するように配設されているので、上記操舵に際
して、ばね上荷重がリヤアクスルハウジング16を中立
位置に戻すように働くこととなり、舵角の保持が容易に
なる付随的な利点がある。
【0024】なお、上記実施例では、後車軸が1軸の車
両が例示されているが、後2軸の車両の場合、後前軸及
び後後軸の双方に上記と全く同様の後輪操舵装置が設け
られる。また、後2軸車では、しばしば後軸の一方は駆
動力を伝達しないデツドアクスルとして構成されるが、
操舵装置それ自体は例示した駆動輪の場合と実質的に同
等である。
両が例示されているが、後2軸の車両の場合、後前軸及
び後後軸の双方に上記と全く同様の後輪操舵装置が設け
られる。また、後2軸車では、しばしば後軸の一方は駆
動力を伝達しないデツドアクスルとして構成されるが、
操舵装置それ自体は例示した駆動輪の場合と実質的に同
等である。
【0025】なおまた、上記実施例では、後輪操舵アク
チユエータ76として油圧シリンダ装置が例示されてい
るが、ラツク・ピニオン式アクチユエータ、ねじ・ナツ
ト式アクチユエータ等適宜のアクチユエータを採用する
ことができる。更に、上記実施例では、後輪操舵アクチ
ユエータ76によつてリヤアクスルハウジング16にボ
ールジヨイント装置56の周りに廻動変位を生起させる
ように構成されているが、後輪操舵アクチユエータ76
によつて左右の重ね板ばね装置を前後逆方向に駆動し、
同重ね板ばね装置を介してリヤアクスルハウジング16
をボールジヨイント装置56の周りに廻動させるように
変更することができる。
チユエータ76として油圧シリンダ装置が例示されてい
るが、ラツク・ピニオン式アクチユエータ、ねじ・ナツ
ト式アクチユエータ等適宜のアクチユエータを採用する
ことができる。更に、上記実施例では、後輪操舵アクチ
ユエータ76によつてリヤアクスルハウジング16にボ
ールジヨイント装置56の周りに廻動変位を生起させる
ように構成されているが、後輪操舵アクチユエータ76
によつて左右の重ね板ばね装置を前後逆方向に駆動し、
同重ね板ばね装置を介してリヤアクスルハウジング16
をボールジヨイント装置56の周りに廻動させるように
変更することができる。
【0026】更に、上記実施例において、下方の第1シ
ート部材44bに半径R2′の球面からなる凹所48b
を設けると共に、協働する第2シート部材46bに上記
凹所48b内に係合される半径R1′の球面からなる突
起42bを設ける変更を加えることによつて、砂利や泥
による突起42bと凹所48bとの接触面の摩擦抵抗を
一層低減し、かつ摩耗を防止することができる利点があ
る。
ート部材44bに半径R2′の球面からなる凹所48b
を設けると共に、協働する第2シート部材46bに上記
凹所48b内に係合される半径R1′の球面からなる突
起42bを設ける変更を加えることによつて、砂利や泥
による突起42bと凹所48bとの接触面の摩擦抵抗を
一層低減し、かつ摩耗を防止することができる利点があ
る。
【0027】叙上のように、本発明に係るトラツク等の
後輪操舵装置は、車台フレーム、車巾方向の両端部に後
輪を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスル
ハウジングと上記車台フレームとの間に介装された重ね
板ばね装置、車体前後方向中心線に沿つて配設されその
一端部を上記リヤアクスルハウジングの車巾方向中央部
分に枢着されると共に他端部を上記車台フレームに夫々
枢着された上方ラジアスロツド、車体の前後方向中心線
の両側に略対称的に配設され夫々の一端を上記リヤアク
スルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジアスロ
ツド、及び同下方ラジアスロツドの他端に夫々連結さ
れ、高速走行時における車両の操舵に応動して左右の下
方ラジアスロツドを前後反対方向に駆動し上記リヤアク
スルハウジングを上記上方ラジアスロツドの一端部枢着
点の周りに廻動させ転舵させる後輪操舵アクチユエータ
を具えてなり、上記重ね板ばね装置が、その車体前後方
向の中間部分を、上記リヤアクスルハウジングの上側面
及び下側面に夫々当接する第1のシート部材と、Uボル
ト等の緊締部材により上記重ね板ばね装置に締結されて
上記第1シート部材に当接される第2のシート部材とを
介し上記リヤアクスルハウジングに連結され、更に上記
第1及び第2シート部材が、何れか一方のシート部材に
形成された球面からなる突起を、他方のシート部材に形
成され上記突起の半径より大きい半径の球面からなる凹
所内に係合させることによつて、上記リヤアクスルハウ
ジングの転舵時に車体前後方向及び車巾方向に相対変位
可能に当接連結されていることを特徴とし、剛性のリヤ
アクスルハウジングを具えたトラツク等の高速走行時に
おける操縦安定性を向上し得る構造簡単かつ小型軽量
で、製造コストが安く、しかも耐久性が優れた構成を提
供することができるので、産業上有益である。
後輪操舵装置は、車台フレーム、車巾方向の両端部に後
輪を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスル
ハウジングと上記車台フレームとの間に介装された重ね
板ばね装置、車体前後方向中心線に沿つて配設されその
一端部を上記リヤアクスルハウジングの車巾方向中央部
分に枢着されると共に他端部を上記車台フレームに夫々
枢着された上方ラジアスロツド、車体の前後方向中心線
の両側に略対称的に配設され夫々の一端を上記リヤアク
スルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジアスロ
ツド、及び同下方ラジアスロツドの他端に夫々連結さ
れ、高速走行時における車両の操舵に応動して左右の下
方ラジアスロツドを前後反対方向に駆動し上記リヤアク
スルハウジングを上記上方ラジアスロツドの一端部枢着
点の周りに廻動させ転舵させる後輪操舵アクチユエータ
を具えてなり、上記重ね板ばね装置が、その車体前後方
向の中間部分を、上記リヤアクスルハウジングの上側面
及び下側面に夫々当接する第1のシート部材と、Uボル
ト等の緊締部材により上記重ね板ばね装置に締結されて
上記第1シート部材に当接される第2のシート部材とを
介し上記リヤアクスルハウジングに連結され、更に上記
第1及び第2シート部材が、何れか一方のシート部材に
形成された球面からなる突起を、他方のシート部材に形
成され上記突起の半径より大きい半径の球面からなる凹
所内に係合させることによつて、上記リヤアクスルハウ
ジングの転舵時に車体前後方向及び車巾方向に相対変位
可能に当接連結されていることを特徴とし、剛性のリヤ
アクスルハウジングを具えたトラツク等の高速走行時に
おける操縦安定性を向上し得る構造簡単かつ小型軽量
で、製造コストが安く、しかも耐久性が優れた構成を提
供することができるので、産業上有益である。
【図1】本発明の一実施例を示す要部平面図である。
【図2】図1に示した後輪操舵装置の側面図である。
【図3】図2におけるメーンリーフスプリングとリヤア
クスルハウジングとの連結部分を拡大して一部を切載し
て示した要部拡大側面図である。
クスルハウジングとの連結部分を拡大して一部を切載し
て示した要部拡大側面図である。
【図4】図1及び図2におけるボールジヨイント装置の
具体的構造を示した断面図である。
具体的構造を示した断面図である。
【図5】図1における後輪操舵アクチユエータの作動制
御装置の概略構成図である。
御装置の概略構成図である。
10…車台フレーム、12…サイドレール、16…リヤ
アクスルハウジング、20…メーンリーフスプリング
(重ね板ばね装置)、44a及び44b…第1シート部
材、46a及び46b…第2シート部材、54…上方ラ
ジアスロツド、66…下方ラジアスロツド、76…後輪
操舵アクチユエータ。
アクスルハウジング、20…メーンリーフスプリング
(重ね板ばね装置)、44a及び44b…第1シート部
材、46a及び46b…第2シート部材、54…上方ラ
ジアスロツド、66…下方ラジアスロツド、76…後輪
操舵アクチユエータ。
Claims (1)
- 【請求項1】 車台フレーム、車巾方向の両端部に後輪
を支持したリヤアクスルハウジング、同リヤアクスルハ
ウジングと上記車台フレームとの間に介装された重ね板
ばね装置、車体前後方向中心線に沿つて配設されその一
端部を上記リヤアクスルハウジングの車巾方向中央部分
に枢着されると共に他端部を上記車台フレームに夫々枢
着された上方ラジアスロツド、車体の前後方向中心線の
両側に略対称的に配設され夫々の一端を上記リヤアクス
ルハウジングに枢着された左右一対の下方ラジアスロツ
ド、及び同下方ラジアスロツドの他端に夫々連結され、
高速走行時における車両の操舵に応動して左右の下方ラ
ジアスロツドを前後反対方向に駆動し上記リヤアクスル
ハウジングを上記上方ラジアスロツドの一端部枢着点の
周りに廻動させ転舵させる後輪操舵アクチユエータを具
えてなり、上記重ね板ばね装置が、その車体前後方向の
中間部分を、上記リヤアクスルハウジングの上側面及び
下側面に夫々当接する第1のシート部材と、Uボルト等
の緊締部材により上記重ね板ばね装置に締結されて上記
第1シート部材に当接される第2のシート部材とを介し
上記リヤアクスルハウジングに連結され、更に上記第1
及び第2シート部材が、何れか一方のシート部材に形成
された球面からなる突起を、他方のシート部材に形成さ
れ上記突起の半径より大きい半径の球面からなる凹所内
に係合させることによつて、上記リヤアクスルハウジン
グの転舵時に車体前後方向及び車巾方向に相対変位可能
に当接連結されていることを特徴とするトラツク等の後
輪操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10834592A JPH05262256A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | トラツク等の後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10834592A JPH05262256A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | トラツク等の後輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262256A true JPH05262256A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14482347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10834592A Withdrawn JPH05262256A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | トラツク等の後輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05262256A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009113692A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両の後車軸調整機構 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP10834592A patent/JPH05262256A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009113692A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両の後車軸調整機構 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5366035A (en) | Rear wheel steering device and method for rear wheel steering | |
| EP0554723B1 (en) | Rear wheel steering device | |
| US5088570A (en) | Steerable rear dual axle system for large trucks | |
| JP2569933B2 (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
| JP2569935B2 (ja) | トラック等における後輪操舵装置 | |
| JPH05262256A (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2522456B2 (ja) | 車両における後輪操舵装置 | |
| JPH05105108A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
| JP2917710B2 (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JPH03193516A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
| JP2578826Y2 (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2578827Y2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JP2737581B2 (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2800546B2 (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2534009Y2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JP2943540B2 (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JPH0575063U (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2569934B2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JPH06206573A (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JP2836433B2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JP2552248Y2 (ja) | トラック等の後輪操舵装置 | |
| JPH0564061U (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JPH0537652U (ja) | トラツク等の後輪操舵装置 | |
| JPH0710029A (ja) | トラック等の後軸転舵機構 | |
| JPH0535546U (ja) | トラツクの後輪操舵装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |