JPH0526225A - ボールジヨイントおよびその製造方法 - Google Patents

ボールジヨイントおよびその製造方法

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JPH0526225A
JPH0526225A JP3176472A JP17647291A JPH0526225A JP H0526225 A JPH0526225 A JP H0526225A JP 3176472 A JP3176472 A JP 3176472A JP 17647291 A JP17647291 A JP 17647291A JP H0526225 A JPH0526225 A JP H0526225A
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JP
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ball
housing
ball seat
synthetic resin
seat
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JP3176472A
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Toru Kobayashi
徹 小林
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Yorozu Corp
Original Assignee
Yorozu Corp
Yorozu Jidosha Kogyo KK
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/416Ball or spherical joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/44Centering or positioning means
    • B60G2204/4404Retainers for holding a fixing element, e.g. bushing, nut, bolt etc., until it is tightly fixed in position

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ボールシートとハウジングとの接合強度を高
め、ボールシートの摩耗促進を抑制する。 【構成】一端に球頭部3を有するボールスタッド2と、
前記球頭部3の外周を包含して当該球頭部3と摺動可能
な合成樹脂からなるボールシート4と、当該ボールシー
ト4の外周面に対応した形状の内室5を有し前記ボール
シート4を固定する合成樹脂からなるハウジング1とを
備えたボールジョイントにおいて、前記ハウジング1を
構成する合成樹脂の融点を、前記ボールシート4を構成
する合成樹脂の融点以上とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングを合成樹脂
により一体的に成形したボールジョイントおよびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なボールジョイントはボールスタ
ッドとハウジングとから構成され、ハウジングに形成さ
れた球状の内室にボールスタッドの球頭部を収納しハウ
ジングの開口部からボールスタッドの軸部を揺動自在に
突出させたものであり、自動車用サスペンション、ある
いは他の用途に広く用いられている。
【0003】ここで、ハウジングの開口部の内径はボー
ルスタッドの球頭部の外径より小さくする必要があるた
め、これら両者の寸法関係を精度良く管理して製造しな
いとボールスタッドが挿入できなかったり、あるいはボ
ールスタッドが脱落してしまうという問題がある。ま
た、金属製のハウジングは重量、防錆の面で不利である
ので、近年ではハウジングの樹脂化が進められている。
【0004】例えば、特公平2−21,445号公報に
は、図8に示すように、ボールスタッド50の球頭部5
1に適合する内室52を有する樹脂製ボールシート53
を予め成形し、これをボールスタッド50の球頭部51
に被せた後に、ボールシート53を構成する樹脂の融点
より低い融点の強化プラスチックにてハウジング54を
成形し、ボールシート53とハウジング54とを被着形
成したボールジョイントが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このボールジョイント
においては、ハウジング54を構成する強化プラスチッ
クの成形温度、すなわち溶融温度でボールシート53を
構成する合成樹脂が溶融してしまう虞れがあるため、ハ
ウジング54を構成する強化プラスチックはボールシー
ト53を構成する合成樹脂の融点より低い融点の材料を
使用している。
【0006】しかしながら、このボールジョイントにあ
っては、ハウジング54により被着されたボールシート
53の外周面53a でハウジング54とボールシート5
3は接合していないため、ハウジング部における強度の
点で問題があった。したがって、所望の強度を確保する
ためにはハウジング54の肉厚を厚くしなければなら
ず、しかも、ボールシート53に回転防止用の突起等5
3bを設ける必要があった。このように肉厚を厚くする
と重量増加につながり、また、ボールシートに突起を形
成することはボールシートの成形性の低下につながるこ
とになる。
【0007】ところで、このボールジョイントにあって
は、ハウジング注湯前にボールシート53の内周面52
にグリースを塗布しても、ハウジング54を成形する際
の熱によってグリースの石ケン基が破壊されてオイル保
持ができず潤滑機能が著しく低下するという観点から、
ハウジング注湯後のダストブーツ装着時に、グリースG
をダストブーツ55内に封入し、ボールスタッド50の
揺動運動にともなうダストブーツ55内の空間容積の変
動(呼吸作用)のみによって、ボールシート53内にグ
リースGを供給している。
【0008】しかしながら、本発明者が探求したところ
によれば、ダストブーツ55内に封入したグリースGを
ボールジョイントの耐久試験後に確認してみると、グリ
ースGの基色に変化が観察されなかった。したがって、
ダストブーツ55内に封入したグリースGはボールシー
ト53の内周溝(不図示)を伝わって循環するとは考え
難い。これは、グリースが有するチキソトロピーに起因
するものと考えられる。すなわち、チキソトロピーを有
するグリースは、外力を受けない状態では半固体あるい
は固体状であり、一方、潤滑面で剪断作用を受けると粘
度が低下して液体状に近付く性質を有しているが、ダス
トブーツ55内においては剪断作用が生じないためグリ
ースの粘度が高くなっており、呼吸作用だけではボール
シート53へのグリースGの供給は不可能である。しか
も、ボールスタッド50の球頭部51をボールシート5
3にて被覆した後にハウジング54を二重成形すると、
ハウジング材によってボールシート内周面52のグリー
ス供給溝の入口が塞がれる虞れもある。このように、ボ
ールシートの内周面にグリースが供給されないとボール
シートの摩耗が促進され寿命が短くなってしまう虞れが
ある。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ボールシートとハウジング
との接合強度を高め、かつ、ボールシートの摩耗促進を
抑制することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、一端に球頭部(3)を有するボールスタッ
ド(2)と、前記球頭部(3)の外周を包含して当該球
頭部(3)と摺動可能な合成樹脂からなるボールシート
(4)と、当該ボールシート(4)の外周面に対応した
形状の内室(5)を有し前記ボールシート(4)を固定
する合成樹脂からなるハウジング(1)とを備えたボー
ルジョイントにおいて、前記ハウジング(1)を構成す
る合成樹脂の融点は、前記ボールシート(4)を構成す
る合成樹脂の融点以上であることを特徴とするボールジ
ョイントである。また、ボールスタッド(2)の一端に
形成された球頭部(3)に合成樹脂からなるボールシー
ト(4)を遊嵌すると共に当該球頭部(3)とボールシ
ート(4)との間に潤滑油を塗布し、ついで、前記ボー
ルスタッド(2)の他端に形成された軸部(6)が揺動
し得る開口部(7)を有するハウジング(1)を前記ボ
ールシート(4)を構成する合成樹脂の融点以上である
合成樹脂により一体成形したことを特徴とするボールジ
ョイントの製造方法によっても上記目的を達成すること
ができる。このとき、前記潤滑油の滴点は、前記ハウジ
ング(1)を構成する合成樹脂の融点以上であることが
好ましい。
【0011】
【作用】このように構成した本発明にあっては、まず、
予めボールシート(4)を射出成形などによって成形し
ておき、このボールシートの内周面(9)にグリースを
塗布しておく。これをボールスタッド(2)の球頭部
(3)に嵌入して組み付ける。このとき、ボールシート
の開口径(d)はボールスタッドの球頭部の外径(R)
に対して小さく形成されているが、ボールシートの開口
部(10)に形成した切欠き(12)によって容易に球
頭部への組み付けを行うことができる。ついで、このボ
ールシートを組み付けたボールスタッドを射出成形金型
の所定位置に設置した後に、金型を型締めし、型締めす
ることにより形成された空間内にハウジング(1)を構
成する合成樹脂を射出する。このときの成形温度はハウ
ジングを構成する合成樹脂の融点以上となっており、こ
の温度でかかる溶融樹脂が金型内に射出されてボールシ
ートの外周面(11)に接触することから、このボール
シートも自己の融点以上に加熱されて軟化し、ボールシ
ートの外周面(11)とハウジング(1)とが溶融接合
することになる。これにより、当該ボールジョイントは
ハウジングのみの肉厚でなく、ハウジングにボールシー
トを加えた肉厚となるので、機械的強度が向上する。し
かも、成形後もボールシートのハウジング内における揺
動および回転が拘束されることから、従来設けられてい
たボールシートの回転防止用突起なども不要となり、ボ
ールシートの成形性が著しく向上する。また、本発明に
係るグリースは、滴点がハウジング(1)を構成する合
成樹脂の融点よりも高いから、ハウジングの成形時にボ
ールシートと球頭部との間に塗布したグリースが滴点ま
で加熱されることはなく、したがってグリースの潤滑機
能が低下することはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図、図2は
同実施例のボールシートを示す平面図、図3は同実施例
のボールシートを示す側面図、図4は図2のA−A線に
沿う断面図、図5は図2のB−B線に沿う半断面図、図
6は図3のC−C線に沿う断面図、図7は図3のD−D
線に沿う断面図である。
【0013】図1に示すように、本実施例のボールジョ
イントは、ボールスタッド2と、当該ボールスタッド2
を収容するハウジング1と、これらボールスタッド2と
ハウジング1との間に介装されるボールシート4から構
成されており、さらにボールスタッド2とハウジング1
との間にはダストカバー8(一部のみを図示)が取り付
けられている。
【0014】ボールスタッド2は金属材料からなり、軸
部6の一端に球面状の球頭部3が形成され、他端には他
の部材に固定するための雄ねじ6a が形成されている。
なお、本考案のボールジョイントは雄ねじ6a に限定さ
れることなく他の締結手段であっても良い。この金属製
ボールスタッド2は合成樹脂により構成されたボールシ
ート4に囲繞された状態で後述するハウジング1内に収
容される。
【0015】本実施例のボールシート4は、後述する合
成樹脂により成形され、ボールスタッド2の球頭部3を
嵌入する内周面9と、この内周面9に球頭部3が収容さ
れた状態で軸部6が所定の角度揺動し得るように開設さ
れた開口部10とを有し、ボールシート4の外周面11
はハウジング5の収容部に対応した形状に成形されてい
る。
【0016】具体的には、図2〜図7に示すように、開
口部10に複数(本実施例では4つ)の切欠き12を形
成している。この切欠き12は、成形金型を抜く場合お
よびボールスタッド2を圧入する場合に機能するもので
ある。すなわち、当該ボールシート4の構成材料を射出
した後にボールシート4の内周面9に位置する金型を抜
く場合、ボールシート4の開口部径dは内周面9の最大
径Dより小さいため、金型によってボールシート4が破
壊する虞れがある。この破損を防止するためにボールシ
ート4の開口部10に切欠き12を形成している。ま
た、この切欠き10は、ボールシート4を成形した後に
ボールスタッド2の球頭部3を当該ボールシート4に圧
入する場合、上述した金型抜きと同様に、開口部10の
可撓性を高めて球頭部3を容易に圧入するためのもので
ある。したがって、選択されるボールシート4の材料や
板厚によってこの切欠き12の数や切り込み深さhを適
宜変更することができる。さらに、ボールシート4の内
周面9には、当該ボールシート4の底部に形成したグリ
ース貯溜部13のグリースをボールスタッド2の球頭部
3のほぼ全面に導くためのグリース溝14が形成されて
いる。このグリース溝14は、グリース貯溜部13から
開口部10の近傍まで穿設されており、本実施例にあっ
ては4つのグリース溝14が形成されているが、本発明
はこの実施例にのみ限定されるものではなくボールジョ
イントの用途に応じて適宜変更すれば良い。また、ボー
ルシート4の内周面9に形成した空気抜き溝15は、ボ
ールスタッド2を圧入する場合に機能するものであり、
球頭部3を圧入して行く途中で球頭部3とボールシート
4との間に溜った空気を抜くことにより球頭部3の圧入
を容易にしている。したがって、この空気抜き溝15は
ボールシート4の底部から開口部10にまで至るように
穿設されている。なお、ボールジョイントを組立てた後
にダストブーツ8内にグリースを供給し、ここから当該
空気抜き溝15を介して球頭部3とボールシート4の間
にグリースを導くようにしても良い。
【0017】一方、本実施例のハウジング5は後述する
合成樹脂により構成され、ボールスタッド2およびボー
ルシート4を収容する内室5を有し、この内室5に連続
してボールスタッド2の軸部6が揺動し得るように開口
部7が形成されている。
【0018】ハウジング1の外周面にはダストカバー8
を保持するための環状凹部12が穿設されており、ダス
トカバー8の下端がリング13等によって固定されるよ
うになっている。このダストカバー8は、ハウジング1
に形成された開口部7からボールシート4とボールスタ
ッド2との摺動部分へ水あるいは塵埃等が侵入するのを
防止するためのものであり、上端はボールスタッド2の
軸部6に嵌入されている。なお、本発明にあってはリン
グ13を省略することもでき、またダストカバー8その
ものを省略しても良い。
【0019】上述したハウジング1を構成する合成樹脂
は、その融点がボールシート4を構成する合成樹脂の融
点以上であって、かつ互いに相溶性がある樹脂を用いて
いる。これはハウジング1を成形する際に、ボールシー
ト4の外周面11とハウジング1の内室5とを溶融接合
させるためであって、これによりボールシート4はハウ
ジング1に一体的に固着されるのである。このようなボ
ールシート4とハウジング1とをそれぞれ構成する合成
樹脂としては、表1に示す組み合わせが好ましい。すな
わち、ボールシートを高密度ポリエチレン(融点 13
7℃)とした場合はハウジングを高密度ポリエチレン
(融点 137℃)、ボールシートを低密度ポリエチレ
ン(融点 110〜115℃)とした場合はハウジング
を高密度ポリエチレン(融点 137℃)あるいは低密
度ポリエチレン(融点 110〜115℃)、ボールシ
ートをポリプロピレン(融点 176℃(i) 183℃
(s))とした場合はハウジングをポリプロピレン(融
点 176℃(i) 183℃(s) )、ボールシート
をポリスチレン(融点240℃)とした場合はハウジン
グをポリスチレン(融点 240℃)、ボールシートを
アクリロニトリルスチレンとした場合はハウジングをア
クリロニトリルスチレンあるいはポリカーボネイト(融
点 220℃)、ボールシートをアクリロニトリルブタ
ジエンスチレンとした場合はハウジングをアクリロニト
リルブタジエンスチレン、ボールシートをメタクリル樹
脂(融点 200℃(i) 160℃(s) )とした場合はハ
ウジングをポリスチレン(融点 240℃)あるいはメ
タクリル樹脂(融点 200℃(i)160℃(s) )とす
ることが好ましい。このような組み合わせのうち、特
に、ボールシートとして5〜20wt%で油を混入した
ポリプロピレンを、ハウジングとして10〜60wt%
でガラス繊維を混入したポリプロピレンを用いることが
好ましい。この組み合わせによれば、ボールシートとし
て摩擦係数が小さくなり、摩耗量を著しく低減すること
ができる一方、ハウジングとして十分な強度を確保する
ことができる。
【0020】
【表1】
【0021】本実施例に係るグリースは、滴点(グリー
スが半固体状態から液体状態に変わる温度)がハウジン
グ1を構成する合成樹脂の融点(成形温度)より高いも
のを用いている。一般に、グリースの基油は鉱油あるい
は合成油であり、その基油に石ケン基が混合されている
ため、グリースの耐熱温度は石ケン基が分解する温度、
すなわち滴点により決定され、したがってグリースに含
まれる粘調特質を付与する増ちょう剤の石ケン基種を選
択すれば潤滑機能の低下は認められない。このような滴
点がハウジング1を構成する合成樹脂の融点(成形温
度)より高いグリースとしては、金属石ケン基としてリ
チウムを二重反応させた複合リチウム(滴点 260
℃)や、複合アルミ(滴点 240℃)、非金属石ケン
基としてシリカゲル(滴点 300℃以上)、ベンナイ
ト(滴点なし)、ウレア(滴点 280℃)などを例示
することができる。
【0022】次に上述したボールジョイントの製造方法
について説明する。まず、予めボールシート4を射出成
形などによって成形しておき、このボールシート4の内
周面9にグリースを塗布しておく。これをボールスタッ
ド2の球頭部3に嵌入して組み付ける。このとき、ボー
ルシート4の開口径dはボールスタッド2の球頭部3の
外径Rに対して、 (R−d)/R≧0.15 の関係を有しているが、ボールシート4の開口部10に
形成した切欠き12によって、容易に球頭部3への組み
付けを行うことができる。
【0023】ついで、このボールシート4を組み付けた
ボールスタッド2を射出成形金型の所定位置に設置した
後に、金型を型締めし、型締めすることにより形成され
た空間内にハウジング1を構成する合成樹脂を射出す
る。このときの成形温度はハウジング1を構成する合成
樹脂の融点以上となっており、この温度でかかる溶融樹
脂が金型内に射出されてボールシート4の外周面11に
接触することから、このボールシート4も自己の融点以
上に加熱されて軟化し、ボールシート4の外周面11と
ハウジング1とが溶融接合することになる。これによ
り、当該ボールジョイントはハウジング1のみの肉厚で
なく、ハウジング1にボールシート4を加えた肉厚とな
るので、機械的強度が向上する。しかも、ボールシート
4のハウジング1内における揺動および回転が拘束され
ることから、従来設けられていたボールシート4の回転
防止用突起(図8の従来例でいえば環状突起53b )な
ども不要となり、ボールシート4の成形性が著しく向上
する。
【0024】また、本実施例にて用いているグリース
は、滴点がハウジング1を構成する合成樹脂の融点より
も高いから、ハウジング1の成形時にボールシート4と
球頭部3との間に塗布したグリースが滴点まで加熱され
ることはなく、したがってグリースの潤滑機能が低下す
ることはない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ハウ
ジングを構成する合成樹脂の融点をボールシートを構成
する合成樹脂の融点以上としたため、ハウジング成形時
にボールシートが溶融してハウジングに一体成形され、
これによってボールジョイントの機械的強度が向上す
る。また、ボールスタッドの球頭部にボールシートを遊
嵌する際に、滴点がハウジングを構成する合成樹脂の融
点以上である潤滑油を塗布し、ついで、ハウジングを一
体成形したため、ハウジング成形時に潤滑油が破壊され
ることなく潤滑機能を維持することができ、ボールシー
トの摩耗促進が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】は同実施例のボールシートを示す平面図であ
る。
【図3】は同実施例のボールシートを示す側面図であ
る。
【図4】は図2のA−A線に沿う断面図である。
【図5】は図2のB−B線に沿う半断面図である。
【図6】は図3のC−C線に沿う断面図である。
【図7】は図3のD−D線に沿う断面図である。
【図8】は従来のボールジョイントを示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ハウジング、 2…ボールスタッド、 3…球頭部、 4…ボールシート、 5…内室、 6…軸部、 7…開口部、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に球頭部(3)を有するボールスタッ
    ド(2)と、前記球頭部(3)の外周を包含して当該球
    頭部(3)と摺動可能な合成樹脂からなるボールシート
    (4)と、当該ボールシート(4)の外周面に対応した
    形状の内室(5)を有し前記ボールシート(4)を固定
    する合成樹脂からなるハウジング(1)とを備えたボー
    ルジョイントにおいて、前記ハウジング(1)を構成す
    る合成樹脂の融点は、前記ボールシート(4)を構成す
    る合成樹脂の融点以上であることを特徴とするボールジ
    ョイント。
  2. 【請求項2】ボールスタッド(2)の一端に形成された
    球頭部(3)に合成樹脂からなるボールシート(4)を
    遊嵌すると共に当該球頭部(3)とボールシート(4)
    との間に潤滑油を塗布し、ついで、前記ボールスタッド
    (2)の他端に形成された軸部(6)が揺動し得る開口
    部(7)を有するハウジング(1)を前記ボールシート
    (4)を構成する合成樹脂の融点以上である合成樹脂に
    より一体成形したことを特徴とするボールジョイントの
    製造方法。
  3. 【請求項3】前記潤滑油の滴点は、前記ハウジング
    (1)を構成する合成樹脂の融点以上であることを特徴
    とする請求項2に記載のボールジョイントの製造方法。
JP3176472A 1991-07-17 1991-07-17 ボールジヨイントおよびその製造方法 Pending JPH0526225A (ja)

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