JPH05262327A - 熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法 - Google Patents
熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法Info
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- JPH05262327A JPH05262327A JP30817891A JP30817891A JPH05262327A JP H05262327 A JPH05262327 A JP H05262327A JP 30817891 A JP30817891 A JP 30817891A JP 30817891 A JP30817891 A JP 30817891A JP H05262327 A JPH05262327 A JP H05262327A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被貼着物への熱収縮プラスチックフィルムの
貼り付け速度を高める。綺麗に貼り付けをおこなうよう
にする。有機溶剤による問題をなくす。 【構成】 熱収縮プラスチックフィルム1に感熱性接着
剤2を塗布する。容器等の被貼着物3の外周に熱収縮プ
ラスチックフィルム1を巻くと共に加熱活性化した感熱
性接着剤2を被貼着物に接着させる。この後に熱収縮プ
ラスチックフィルム1の熱収縮温度以上に加熱する。常
温では粘着性を示さない感熱性接着剤2を使用するため
に離型紙を用いるような必要がない。また感熱性接着剤
2の活性化温度は熱収縮プラスチックフィルム1の熱収
縮温度よりも低く、感熱性接着剤2を活性化させる際に
熱収縮プラスチックフィルム1に変形等が生じることが
ない。さらに、感熱性接着剤2を用いるために有機溶剤
を使用するような必要はない。
貼り付け速度を高める。綺麗に貼り付けをおこなうよう
にする。有機溶剤による問題をなくす。 【構成】 熱収縮プラスチックフィルム1に感熱性接着
剤2を塗布する。容器等の被貼着物3の外周に熱収縮プ
ラスチックフィルム1を巻くと共に加熱活性化した感熱
性接着剤2を被貼着物に接着させる。この後に熱収縮プ
ラスチックフィルム1の熱収縮温度以上に加熱する。常
温では粘着性を示さない感熱性接着剤2を使用するため
に離型紙を用いるような必要がない。また感熱性接着剤
2の活性化温度は熱収縮プラスチックフィルム1の熱収
縮温度よりも低く、感熱性接着剤2を活性化させる際に
熱収縮プラスチックフィルム1に変形等が生じることが
ない。さらに、感熱性接着剤2を用いるために有機溶剤
を使用するような必要はない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器の外周などへの熱
収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法に関するもの
である。
収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ガラス容器やプラスチック容器、金属容
器など被貼着物の外周にプラスチックフィルムを巻き付
けて貼るにあたって、被貼着物の外周面に凹凸等がある
とプラスチックフィルムを密着させて貼ることができな
い。このために、加熱することによって熱収縮する熱収
縮プラスチックフィルムを用い、被貼着物の外周に熱収
縮プラスチックフィルムを巻き着けて貼った後に熱収縮
温度以上の温度に加熱して熱収縮プラスチックフィルム
を収縮させることによって、被貼着物の外周に密着させ
るようにして貼り付けることがおこなわれている。
器など被貼着物の外周にプラスチックフィルムを巻き付
けて貼るにあたって、被貼着物の外周面に凹凸等がある
とプラスチックフィルムを密着させて貼ることができな
い。このために、加熱することによって熱収縮する熱収
縮プラスチックフィルムを用い、被貼着物の外周に熱収
縮プラスチックフィルムを巻き着けて貼った後に熱収縮
温度以上の温度に加熱して熱収縮プラスチックフィルム
を収縮させることによって、被貼着物の外周に密着させ
るようにして貼り付けることがおこなわれている。
【0003】そしてこのような熱収縮プラスチックフィ
ルムを被貼着物の外周に貼り付けるにあたっては、熱収
縮プラスチックフィルムを筒状に成形したり、あるいは
有機溶剤等を用いて両端を接着して継ぎ合わせることに
よって熱収縮プラスチックフィルムを円筒状に作成した
りし、この円筒状の熱収縮プラスチックフィルムを被貼
着物の上から落とし込んで被せ、これをトンネル状加熱
ヒーター等に通して熱収縮温度以上の温度で加熱するこ
とによって、被貼着物の外周に熱収縮プラスチックフィ
ルムを密着させるようにするのが一般的である。
ルムを被貼着物の外周に貼り付けるにあたっては、熱収
縮プラスチックフィルムを筒状に成形したり、あるいは
有機溶剤等を用いて両端を接着して継ぎ合わせることに
よって熱収縮プラスチックフィルムを円筒状に作成した
りし、この円筒状の熱収縮プラスチックフィルムを被貼
着物の上から落とし込んで被せ、これをトンネル状加熱
ヒーター等に通して熱収縮温度以上の温度で加熱するこ
とによって、被貼着物の外周に熱収縮プラスチックフィ
ルムを密着させるようにするのが一般的である。
【0004】しかし、このように円筒状の熱収縮プラス
チックフィルムを被貼着物の上から落とし込んで被せる
ようにする場合、熱収縮プラスチックフィルムと被貼着
物との間の摩擦や引っ掛かりによって、熱収縮プラスチ
ックフィルムを被貼着物の外周の正規の位置に被せるこ
とができず、正確な位置で貼り付けることができないお
それがあるという問題があった。
チックフィルムを被貼着物の上から落とし込んで被せる
ようにする場合、熱収縮プラスチックフィルムと被貼着
物との間の摩擦や引っ掛かりによって、熱収縮プラスチ
ックフィルムを被貼着物の外周の正規の位置に被せるこ
とができず、正確な位置で貼り付けることができないお
それがあるという問題があった。
【0005】また、熱収縮プラスチックフィルムの背面
の両端に粘着剤、ホットメルトタイプ接着剤、有機溶剤
などを塗布し、被貼着物の外周に熱収縮プラスチックフ
ィルムを巻くと共に熱収縮プラスチックフィルムを被貼
着物の一部分に接着させ、この後に熱収縮プラスチック
フィルムの熱収縮温度以上に加熱することによって、被
貼着物の外周の正確な位置に熱収縮プラスチックフィル
ムを収縮させて密着させるようにする方法も一部使用さ
れている。
の両端に粘着剤、ホットメルトタイプ接着剤、有機溶剤
などを塗布し、被貼着物の外周に熱収縮プラスチックフ
ィルムを巻くと共に熱収縮プラスチックフィルムを被貼
着物の一部分に接着させ、この後に熱収縮プラスチック
フィルムの熱収縮温度以上に加熱することによって、被
貼着物の外周の正確な位置に熱収縮プラスチックフィル
ムを収縮させて密着させるようにする方法も一部使用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように熱収
縮プラスチックフィルムを被貼着物の外周に巻き付けて
粘着剤、ホットメルトタイプ接着剤、有機溶剤によって
接着する場合にも、次のような問題がある。まず、熱収
縮プラスチックフィルムに粘着剤を塗布しておいてこの
粘着剤で被貼着物に貼り付ける場合、粘着剤の表面には
離型紙を貼って粘着面が露出しないようにしておく必要
があり、熱収縮プラスチックフィルムを被貼着物に貼り
付ける際にこの離型紙を剥がすという工程が必要になっ
て、被貼着物への熱収縮プラスチックフィルムの貼り付
け速度が遅くなり、また離型紙を用いる分コストアップ
にもなるという問題がある。
縮プラスチックフィルムを被貼着物の外周に巻き付けて
粘着剤、ホットメルトタイプ接着剤、有機溶剤によって
接着する場合にも、次のような問題がある。まず、熱収
縮プラスチックフィルムに粘着剤を塗布しておいてこの
粘着剤で被貼着物に貼り付ける場合、粘着剤の表面には
離型紙を貼って粘着面が露出しないようにしておく必要
があり、熱収縮プラスチックフィルムを被貼着物に貼り
付ける際にこの離型紙を剥がすという工程が必要になっ
て、被貼着物への熱収縮プラスチックフィルムの貼り付
け速度が遅くなり、また離型紙を用いる分コストアップ
にもなるという問題がある。
【0007】次に、熱収縮プラスチックフィルムを被貼
着物に貼り付ける直前に熱収縮プラスチックフィルムに
ホットメルトタイプ接着剤を塗布して貼り付けをおこな
う場合、ホットメルトタイプ接着剤は通常150℃以上
に加熱して溶融した状態で熱収縮プラスチックフィルム
に噴射装置や塗布装置などで塗布されるものであり、ホ
ットメルトタイプ接着剤を塗布した部分において熱収縮
プラスチックフィルムがその熱で収縮し、部分的な変形
が発生して被貼着物に熱収縮プラスチックフィルムを綺
麗に貼ることができなくなるという問題がある。
着物に貼り付ける直前に熱収縮プラスチックフィルムに
ホットメルトタイプ接着剤を塗布して貼り付けをおこな
う場合、ホットメルトタイプ接着剤は通常150℃以上
に加熱して溶融した状態で熱収縮プラスチックフィルム
に噴射装置や塗布装置などで塗布されるものであり、ホ
ットメルトタイプ接着剤を塗布した部分において熱収縮
プラスチックフィルムがその熱で収縮し、部分的な変形
が発生して被貼着物に熱収縮プラスチックフィルムを綺
麗に貼ることができなくなるという問題がある。
【0008】さらに、このようなホットメルトタイプ接
着剤の他に、被貼着物の外周に巻き付けた熱収縮プラス
チックフィルムの両端の貼り合わせに有機溶剤を用いて
溶着させる場合、有機溶剤による火災や作業環境の悪化
の問題がある。本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、被貼着物への熱収縮プラスチックフィルムの貼
り付け速度を高めることができると共に綺麗に貼り付け
をおこなうことができ、加えて有機溶剤による問題もな
い熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法を提供す
ることを目的とするものである。
着剤の他に、被貼着物の外周に巻き付けた熱収縮プラス
チックフィルムの両端の貼り合わせに有機溶剤を用いて
溶着させる場合、有機溶剤による火災や作業環境の悪化
の問題がある。本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、被貼着物への熱収縮プラスチックフィルムの貼
り付け速度を高めることができると共に綺麗に貼り付け
をおこなうことができ、加えて有機溶剤による問題もな
い熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱収縮プラ
スチックフィルムの貼り付け方法は、熱収縮プラスチッ
クフィルム1に感熱性接着剤2を塗布し、被貼着物3の
外周に熱収縮プラスチックフィルム1を巻くと共に加熱
活性化した感熱性接着剤2を被貼着物3に接着させ、こ
の後に熱収縮プラスチックフィルム1の熱収縮温度以上
に加熱することを特徴とするものである。
スチックフィルムの貼り付け方法は、熱収縮プラスチッ
クフィルム1に感熱性接着剤2を塗布し、被貼着物3の
外周に熱収縮プラスチックフィルム1を巻くと共に加熱
活性化した感熱性接着剤2を被貼着物3に接着させ、こ
の後に熱収縮プラスチックフィルム1の熱収縮温度以上
に加熱することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】熱収縮プラスチックフィルム1に感熱性接着剤
2を塗布して用いるようにしているために、常温では粘
着性を示さない感熱性接着剤2を使用するにあたって離
型紙を用いるような必要がなく、また感熱性接着剤2の
活性化温度は熱収縮プラスチックフィルム1の熱収縮温
度よりも低く、感熱性接着剤2を活性化させる際に熱収
縮プラスチックフィルム1に変形等が生じることがな
い。さらに、感熱性接着剤2を用いるにあたって有機溶
剤を使用するような必要はない。
2を塗布して用いるようにしているために、常温では粘
着性を示さない感熱性接着剤2を使用するにあたって離
型紙を用いるような必要がなく、また感熱性接着剤2の
活性化温度は熱収縮プラスチックフィルム1の熱収縮温
度よりも低く、感熱性接着剤2を活性化させる際に熱収
縮プラスチックフィルム1に変形等が生じることがな
い。さらに、感熱性接着剤2を用いるにあたって有機溶
剤を使用するような必要はない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。熱
収縮プラスチックフィルム1としては、シュリンクフィ
ルムとも称される一般に市販されているものをそのまま
使用することができるものであり、例えばポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのフィルムを用いることができる。この
熱収縮プラスチックフィルム1にはグラビア印刷等で各
種の印刷を施しておくことができる。
収縮プラスチックフィルム1としては、シュリンクフィ
ルムとも称される一般に市販されているものをそのまま
使用することができるものであり、例えばポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンなどのフィルムを用いることができる。この
熱収縮プラスチックフィルム1にはグラビア印刷等で各
種の印刷を施しておくことができる。
【0012】また感熱性接着剤2はジシクロヘキシルフ
タレート(DCHP)等の結晶性可塑剤と、スチレン系
樹脂、スチレンブタジエン系樹脂、アクリル系樹脂、ロ
ジン系樹脂等の粘着付与剤とを主成分とし、滑剤や安定
剤等を添加して調製されるものであり、特公昭62−2
1835号公報や特開平1−96274号公報等で提供
されているものを用いることができる。この感熱性接着
剤2(ディレイドタック接着剤とも呼ばれる)は、常温
では粘着性を示さないが結晶性可塑剤の溶融温度(活性
化温度)以上に加熱することによって、瞬時に活性化さ
れて粘着性が現れるものである。従ってこの感熱性接着
剤2を熱収縮プラスチックフィルム1に塗布しておいて
も、常温で保管するときには粘着性がないために離型紙
などを用いる必要がなくなると共に、加熱するだけで感
熱性接着剤2に粘着性を生じさせることができるために
被貼着物3への熱収縮プラスチックフィルム1の貼り付
けを容易におこなうことができるものである。
タレート(DCHP)等の結晶性可塑剤と、スチレン系
樹脂、スチレンブタジエン系樹脂、アクリル系樹脂、ロ
ジン系樹脂等の粘着付与剤とを主成分とし、滑剤や安定
剤等を添加して調製されるものであり、特公昭62−2
1835号公報や特開平1−96274号公報等で提供
されているものを用いることができる。この感熱性接着
剤2(ディレイドタック接着剤とも呼ばれる)は、常温
では粘着性を示さないが結晶性可塑剤の溶融温度(活性
化温度)以上に加熱することによって、瞬時に活性化さ
れて粘着性が現れるものである。従ってこの感熱性接着
剤2を熱収縮プラスチックフィルム1に塗布しておいて
も、常温で保管するときには粘着性がないために離型紙
などを用いる必要がなくなると共に、加熱するだけで感
熱性接着剤2に粘着性を生じさせることができるために
被貼着物3への熱収縮プラスチックフィルム1の貼り付
けを容易におこなうことができるものである。
【0013】この感熱性接着剤2を熱収縮プラスチック
フィルム1の背面の前端と後端に部分的に塗布する。塗
布は感熱性接着剤の塗布に従来から一般に使用されてい
るグラビア印刷機やロールコーター、ナイフコーター等
の任意の塗工機でおこなうことができる。熱収縮プラス
チックフィルム1の背面に部分的に感熱性接着剤2を塗
布する場合は、図2(a)のように熱収縮プラスチック
フィルム1の両側端部に塗布するようにするのがよい。
この場合、図2(b)のようにロール5に巻いた長尺帯
状の熱収縮プラスチックフィルム1の両端縁に感熱性接
着剤2を塗布し、これをラベラー等を用いて鎖線で示す
ように切り離して用いるようにするのがよい(図2
(b)において切離し線を鎖線で示す)。
フィルム1の背面の前端と後端に部分的に塗布する。塗
布は感熱性接着剤の塗布に従来から一般に使用されてい
るグラビア印刷機やロールコーター、ナイフコーター等
の任意の塗工機でおこなうことができる。熱収縮プラス
チックフィルム1の背面に部分的に感熱性接着剤2を塗
布する場合は、図2(a)のように熱収縮プラスチック
フィルム1の両側端部に塗布するようにするのがよい。
この場合、図2(b)のようにロール5に巻いた長尺帯
状の熱収縮プラスチックフィルム1の両端縁に感熱性接
着剤2を塗布し、これをラベラー等を用いて鎖線で示す
ように切り離して用いるようにするのがよい(図2
(b)において切離し線を鎖線で示す)。
【0014】しかして上記のように感熱性接着剤2を塗
布した熱収縮プラスチックフィルム1をガラス容器やプ
ラスチック容器、金属容器などの被貼着物3の外周に巻
いて貼り付けるにあたっては、まず図2(a)のように
熱収縮プラスチックフィルム1を切り離した後にヒータ
ー等で感熱性接着剤2を加熱して活性化させる。感熱性
接着剤2を活性化させるに必要な温度は通常は60〜8
0℃以下であり、この温度は熱収縮プラスチックフィル
ム1の収縮温度(一般に100℃以上)よりも低いため
に、熱収縮プラスチックフィルム1が熱収縮されて変形
する等のおそれはない。このように感熱性接着剤2を活
性化させた後、図1(a)に示すように被貼着物3の外
周に熱収縮プラスチックフィルム1を巻き付けて、熱収
縮プラスチックフィルム1を感熱性接着剤2で被貼着物
3の表面に貼ると共に熱収縮プラスチックフィルム1の
端部同士を重ね合わせて感熱性接着剤2で貼り合わせ
る。熱収縮プラスチックフィルム1を被貼着物3に巻き
付けるようにして貼り付けをおこなうことができるため
に、熱収縮プラスチックフィルム1を筒状にして被貼着
物3の上から落とし込んで被せるようにする場合のよう
に、熱収縮プラスチックフィルム1と被貼着物3との間
の摩擦や引っ掛かりなどのおそれなく正確な位置で貼り
付けることができるものである。また、上記のように熱
収縮プラスチックフィルム1に塗布した感熱性接着剤2
を活性化するにあたっては、感熱性接着剤2をブロアー
型ヒーターや加熱ドラム等で直接加熱する他に、被貼着
物3自体が熱を有する場合には被貼着物3の熱で感熱性
接着剤2が加熱されて活性化されるようにしてもよい。
布した熱収縮プラスチックフィルム1をガラス容器やプ
ラスチック容器、金属容器などの被貼着物3の外周に巻
いて貼り付けるにあたっては、まず図2(a)のように
熱収縮プラスチックフィルム1を切り離した後にヒータ
ー等で感熱性接着剤2を加熱して活性化させる。感熱性
接着剤2を活性化させるに必要な温度は通常は60〜8
0℃以下であり、この温度は熱収縮プラスチックフィル
ム1の収縮温度(一般に100℃以上)よりも低いため
に、熱収縮プラスチックフィルム1が熱収縮されて変形
する等のおそれはない。このように感熱性接着剤2を活
性化させた後、図1(a)に示すように被貼着物3の外
周に熱収縮プラスチックフィルム1を巻き付けて、熱収
縮プラスチックフィルム1を感熱性接着剤2で被貼着物
3の表面に貼ると共に熱収縮プラスチックフィルム1の
端部同士を重ね合わせて感熱性接着剤2で貼り合わせ
る。熱収縮プラスチックフィルム1を被貼着物3に巻き
付けるようにして貼り付けをおこなうことができるため
に、熱収縮プラスチックフィルム1を筒状にして被貼着
物3の上から落とし込んで被せるようにする場合のよう
に、熱収縮プラスチックフィルム1と被貼着物3との間
の摩擦や引っ掛かりなどのおそれなく正確な位置で貼り
付けることができるものである。また、上記のように熱
収縮プラスチックフィルム1に塗布した感熱性接着剤2
を活性化するにあたっては、感熱性接着剤2をブロアー
型ヒーターや加熱ドラム等で直接加熱する他に、被貼着
物3自体が熱を有する場合には被貼着物3の熱で感熱性
接着剤2が加熱されて活性化されるようにしてもよい。
【0015】そしてこの後に、トンネル型加熱装置等に
通して熱収縮プラスチックフィルム1を収縮温度以上の
温度に加熱し、熱収縮プラスチックフィルム1を収縮さ
せることによって、図1(b)に示すように熱収縮プラ
スチックフィルム1を被貼着物3の外周にその凹凸に沿
わせて密着させることができ、表面に密着させた状態で
被貼着物3に熱収縮プラスチックフィルム1を巻いて貼
り付けることができるものである。ここで、熱収縮プラ
スチックフィルム1の収縮に伴って熱収縮プラスチック
フィルム1の端部同士を貼り合わせた部分に引張力が作
用するが、感熱性接着剤2は活性化されても粘度が高い
ために、5秒程度の短時間の加熱では貼り合わせが剥が
れるおそれはない。従って熱収縮プラスチックフィルム
1の加熱時間は5秒以下程度に設定するのが好ましい。
通して熱収縮プラスチックフィルム1を収縮温度以上の
温度に加熱し、熱収縮プラスチックフィルム1を収縮さ
せることによって、図1(b)に示すように熱収縮プラ
スチックフィルム1を被貼着物3の外周にその凹凸に沿
わせて密着させることができ、表面に密着させた状態で
被貼着物3に熱収縮プラスチックフィルム1を巻いて貼
り付けることができるものである。ここで、熱収縮プラ
スチックフィルム1の収縮に伴って熱収縮プラスチック
フィルム1の端部同士を貼り合わせた部分に引張力が作
用するが、感熱性接着剤2は活性化されても粘度が高い
ために、5秒程度の短時間の加熱では貼り合わせが剥が
れるおそれはない。従って熱収縮プラスチックフィルム
1の加熱時間は5秒以下程度に設定するのが好ましい。
【0016】次に、本発明の具体例を示す。ポリ塩化ビ
ニル製の厚さ30μmの熱収縮プラスチックフィルム1
の裏面にグラビア印刷を施し、その下層の両端部に感熱
接着剤2として大日本インキ化学工業株式会社製「DL
A−1」を印刷塗工機を用いて塗布した。また、被貼着
物3として上部程直径が小さくなる略円錐形で且つ上下
の中央部にリブ状の凹凸を全周に亘るように設けたもの
を用いた。そして、ラベラーを用いてブロアー型ヒータ
ーで感熱性接着剤2を65℃に加熱して活性化させると
共に毎分1000本供給される被貼着物3の外周に熱収
縮プラスチックフィルム1を巻いて貼った。この後に1
60℃に設定したトンネル型加熱装置内を通過させて熱
収縮プラスチックフィルム1を加熱することによって、
熱収縮プラスチックフィルム1を収縮させた。この結
果、熱収縮プラスチックフィルム1は全て所定の位置に
ゆるみなく綺麗に貼り付けられた。また、被貼着物3を
構成する容器内に90℃の熱湯を入れて熱を持つ被貼着
物3を用い、感熱性接着剤2を加熱しないで被貼着物3
の外周に巻き付けるようにした他は、上記と同様にし
た。このものも熱収縮プラスチックフィルム1は全て所
定の位置にゆるみなく綺麗に貼り付けられた。
ニル製の厚さ30μmの熱収縮プラスチックフィルム1
の裏面にグラビア印刷を施し、その下層の両端部に感熱
接着剤2として大日本インキ化学工業株式会社製「DL
A−1」を印刷塗工機を用いて塗布した。また、被貼着
物3として上部程直径が小さくなる略円錐形で且つ上下
の中央部にリブ状の凹凸を全周に亘るように設けたもの
を用いた。そして、ラベラーを用いてブロアー型ヒータ
ーで感熱性接着剤2を65℃に加熱して活性化させると
共に毎分1000本供給される被貼着物3の外周に熱収
縮プラスチックフィルム1を巻いて貼った。この後に1
60℃に設定したトンネル型加熱装置内を通過させて熱
収縮プラスチックフィルム1を加熱することによって、
熱収縮プラスチックフィルム1を収縮させた。この結
果、熱収縮プラスチックフィルム1は全て所定の位置に
ゆるみなく綺麗に貼り付けられた。また、被貼着物3を
構成する容器内に90℃の熱湯を入れて熱を持つ被貼着
物3を用い、感熱性接着剤2を加熱しないで被貼着物3
の外周に巻き付けるようにした他は、上記と同様にし
た。このものも熱収縮プラスチックフィルム1は全て所
定の位置にゆるみなく綺麗に貼り付けられた。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明は、熱収縮プラスチ
ックフィルムに感熱性接着剤を塗布し、容器等の被貼着
物の外周に熱収縮プラスチックフィルムを巻くと共に加
熱活性化した感熱性接着剤を被貼着物に接着させ、この
後に熱収縮プラスチックフィルムの熱収縮温度以上に加
熱するようにしたので、熱収縮プラスチックフィルムに
感熱性接着剤を塗布して用いる本発明では、常温では粘
着性を示さない感熱性接着剤を使用するために離型紙を
用いるような必要がなくなって、離型紙を剥がす工程が
不要になって貼り付け速度を高めることができると共に
コストも安価になり、また感熱性接着剤の活性化温度は
熱収縮プラスチックフィルムの熱収縮温度よりも低く、
感熱性接着剤を活性化させる際に熱収縮プラスチックフ
ィルムに変形等が生じることがないものであって、綺麗
に熱収縮プラスチックフィルムの貼り付けをおこなうこ
とができるものである。さらに、感熱性接着剤を用いる
ために有機溶剤を使用するような必要はないものであ
り、火災や作業環境の悪化の問題がなくなるものであ
る。
ックフィルムに感熱性接着剤を塗布し、容器等の被貼着
物の外周に熱収縮プラスチックフィルムを巻くと共に加
熱活性化した感熱性接着剤を被貼着物に接着させ、この
後に熱収縮プラスチックフィルムの熱収縮温度以上に加
熱するようにしたので、熱収縮プラスチックフィルムに
感熱性接着剤を塗布して用いる本発明では、常温では粘
着性を示さない感熱性接着剤を使用するために離型紙を
用いるような必要がなくなって、離型紙を剥がす工程が
不要になって貼り付け速度を高めることができると共に
コストも安価になり、また感熱性接着剤の活性化温度は
熱収縮プラスチックフィルムの熱収縮温度よりも低く、
感熱性接着剤を活性化させる際に熱収縮プラスチックフ
ィルムに変形等が生じることがないものであって、綺麗
に熱収縮プラスチックフィルムの貼り付けをおこなうこ
とができるものである。さらに、感熱性接着剤を用いる
ために有機溶剤を使用するような必要はないものであ
り、火災や作業環境の悪化の問題がなくなるものであ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、(a),
(b)はそれぞれ斜視図である。
(b)はそれぞれ斜視図である。
【図2】同上の熱収縮プラスチックフィルムを示すもの
であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
1 熱収縮プラスチックフィルム 2 感熱性接着剤 3 被貼着物
Claims (1)
- 【請求項1】 熱収縮プラスチックフィルムに感熱性接
着剤を塗布し、被貼着物の外周に熱収縮プラスチックフ
ィルムを巻くと共に加熱活性化した感熱性接着剤を被貼
着物に接着させ、この後に熱収縮プラスチックフィルム
の熱収縮温度以上に加熱することを特徴とする熱収縮プ
ラスチックフィルムの貼り付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30817891A JPH05262327A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30817891A JPH05262327A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262327A true JPH05262327A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=17977852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30817891A Pending JPH05262327A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 熱収縮プラスチックフィルムの貼り付け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05262327A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520740A (ja) * | 2000-01-31 | 2003-07-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 包装用熱収縮性ヒートシール性ポリマーフィルム |
| JP2004279470A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 装着ラベル |
| JP2006160796A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fuji Seal International Inc | コーティング剤、シュリンクラベル及びラベル付き容器 |
| JP2007308164A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Asai Bussan Kk | 熱収縮性フィルムおよびフィルム付き物品 |
| WO2012147951A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505908U (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-22 | ||
| JPS60158028A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-19 | 冨士シ−ル工業株式会社 | ラベルの装着方法および装着装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP30817891A patent/JPH05262327A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS505908U (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-22 | ||
| JPS60158028A (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-19 | 冨士シ−ル工業株式会社 | ラベルの装着方法および装着装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003520740A (ja) * | 2000-01-31 | 2003-07-08 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 包装用熱収縮性ヒートシール性ポリマーフィルム |
| JP2004279470A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Osaka Sealing Printing Co Ltd | 装着ラベル |
| JP2006160796A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fuji Seal International Inc | コーティング剤、シュリンクラベル及びラベル付き容器 |
| JP2007308164A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Asai Bussan Kk | 熱収縮性フィルムおよびフィルム付き物品 |
| WO2012147951A1 (ja) * | 2011-04-27 | 2012-11-01 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | ホットメルト粘着剤、粘着フィルム、被覆物品および被覆物品の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19941122 |