JPH0526367Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526367Y2 JPH0526367Y2 JP14935888U JP14935888U JPH0526367Y2 JP H0526367 Y2 JPH0526367 Y2 JP H0526367Y2 JP 14935888 U JP14935888 U JP 14935888U JP 14935888 U JP14935888 U JP 14935888U JP H0526367 Y2 JPH0526367 Y2 JP H0526367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- shaft
- cam
- driven
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、回転を無段階に変速する無段変速装
置に関し、特に、Vプーリからなる駆動及び従動
プーリ間に変速用の中間プーリを備えたプーリ式
のものの改良技術に関する。
置に関し、特に、Vプーリからなる駆動及び従動
プーリ間に変速用の中間プーリを備えたプーリ式
のものの改良技術に関する。
(従来の技術)
従来より、この種中間プーリを備えたプーリ式
の無段変速装置として、例えば実公昭45−3212号
公報に示されるものが知られている。すなわち、
このものは、駆動軸に支持されたVプーリからな
る駆動プーリと、駆動軸と平行な従動軸に支持さ
れたVプーリからなる従動プーリと、上記駆動及
び従動の両軸間において両軸と直交する面内で回
動可能なアームの中間部に中間軸を介して回転自
在に支持された中間プーリと、上記駆動及び従動
プーリと中間プーリとの間にそれぞれ巻き掛けら
れた1対のベルトとを備えている。そして、上記
中間プーリを、軸方向に対向する1対の固定シエ
イブと、該両固定シエイブ間の中間軸に摺動自在
にかつ回転自在に支持され、両固定シエイブとの
間に1対のプーリ部を形成する略算盤玉形状の可
動シエイブとで構成し、上記アームを回動させて
ベルトの張力により可動シエイブを軸方向に移動
させることにより、両プーリ部のプーリ径を相反
する方向に変化させて駆動及び従動プーリ間の回
転を変速するようになされている。
の無段変速装置として、例えば実公昭45−3212号
公報に示されるものが知られている。すなわち、
このものは、駆動軸に支持されたVプーリからな
る駆動プーリと、駆動軸と平行な従動軸に支持さ
れたVプーリからなる従動プーリと、上記駆動及
び従動の両軸間において両軸と直交する面内で回
動可能なアームの中間部に中間軸を介して回転自
在に支持された中間プーリと、上記駆動及び従動
プーリと中間プーリとの間にそれぞれ巻き掛けら
れた1対のベルトとを備えている。そして、上記
中間プーリを、軸方向に対向する1対の固定シエ
イブと、該両固定シエイブ間の中間軸に摺動自在
にかつ回転自在に支持され、両固定シエイブとの
間に1対のプーリ部を形成する略算盤玉形状の可
動シエイブとで構成し、上記アームを回動させて
ベルトの張力により可動シエイブを軸方向に移動
させることにより、両プーリ部のプーリ径を相反
する方向に変化させて駆動及び従動プーリ間の回
転を変速するようになされている。
しかし、このものでは、ベルトのスリツプが発
生するという問題がある。そこで、その改良技術
として、実公昭45−14572号公報に示されるもの
では、上記のプーリ式無段変速装置において、そ
の1対のベルトのいずれか一方の緩み側を押圧す
るテンシヨンプーリを設け、そのテンシヨンプー
リによりベルトに張力を付与して、そのスリツプ
を抑制するようになされている。
生するという問題がある。そこで、その改良技術
として、実公昭45−14572号公報に示されるもの
では、上記のプーリ式無段変速装置において、そ
の1対のベルトのいずれか一方の緩み側を押圧す
るテンシヨンプーリを設け、そのテンシヨンプー
リによりベルトに張力を付与して、そのスリツプ
を抑制するようになされている。
(考案が解決しようとする課題)
しかるに、この提案のものでは、反面、テンシ
ヨンプーリの押圧によりベルト張力が増大するた
め、変速操作時の操作力が増大するのは避けられ
得ない。
ヨンプーリの押圧によりベルト張力が増大するた
め、変速操作時の操作力が増大するのは避けられ
得ない。
本考案の本来の目的は、上記の如き中間プーリ
を有するプーリ式の無段変速装置において、その
中間プーリの変速構造を以下に説明する構成とす
ることにより、変速操作時の操作力を軽減するこ
とにある。
を有するプーリ式の無段変速装置において、その
中間プーリの変速構造を以下に説明する構成とす
ることにより、変速操作時の操作力を軽減するこ
とにある。
すなわち、中間プーリにおける一方の固定シエ
イブを軸方向に貫通して延び、かつ内端が中間プ
ーリの可動シエイブに固定された複数の連結部材
と、中間軸周りに配置され、螺旋状に延びるカム
溝を有する円筒状のカムと、中間軸周りに配置さ
れ、上記カムのカム溝に摺動可能に係合された円
筒状のカムフオロワとを備えた変速切換機構を設
け、上記カム又はカムフオロワの一方を上記連結
部材の外端にベアリングを介して連結する一方、
他方を固定体に取り付け、カム又はカムフオロワ
の一方を中間軸回りに回動させて、可動シエイブ
を軸方向に移動させることにより、駆動及び従動
軸間の変速比を切り換えるように構成する。
イブを軸方向に貫通して延び、かつ内端が中間プ
ーリの可動シエイブに固定された複数の連結部材
と、中間軸周りに配置され、螺旋状に延びるカム
溝を有する円筒状のカムと、中間軸周りに配置さ
れ、上記カムのカム溝に摺動可能に係合された円
筒状のカムフオロワとを備えた変速切換機構を設
け、上記カム又はカムフオロワの一方を上記連結
部材の外端にベアリングを介して連結する一方、
他方を固定体に取り付け、カム又はカムフオロワ
の一方を中間軸回りに回動させて、可動シエイブ
を軸方向に移動させることにより、駆動及び従動
軸間の変速比を切り換えるように構成する。
ところで、その場合、駆動及び従動軸間の変速
比を大きくするためには、駆動及び従動プーリと
中間プーリのプーリ部とに掛けられる2本のベル
トの長さを長くする必要がある。しかしながら、
このようにベルトが長くなると、変速時のベルト
の緩みを取るためにはアイドラプーリ、カウンタ
プーリ等を配設せねばならず、このため、ベルト
の屈曲疲労が大きくなつてその寿命低下を招く虞
れがあり、さらに改善の余地があつた。
比を大きくするためには、駆動及び従動プーリと
中間プーリのプーリ部とに掛けられる2本のベル
トの長さを長くする必要がある。しかしながら、
このようにベルトが長くなると、変速時のベルト
の緩みを取るためにはアイドラプーリ、カウンタ
プーリ等を配設せねばならず、このため、ベルト
の屈曲疲労が大きくなつてその寿命低下を招く虞
れがあり、さらに改善の余地があつた。
本考案は斯かる諸点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、上記の中間プーリの支持構造を
改良することにより、変速操作時の操作力を軽減
し、併せて、アイドラプーリやカウンタプーリ等
を用いることなくベルトの緩みを取り除き得るよ
うにして、ベルトの高寿命を維持しつつ、変速装
置の変速比を増大させるようにすることにある。
り、その目的は、上記の中間プーリの支持構造を
改良することにより、変速操作時の操作力を軽減
し、併せて、アイドラプーリやカウンタプーリ等
を用いることなくベルトの緩みを取り除き得るよ
うにして、ベルトの高寿命を維持しつつ、変速装
置の変速比を増大させるようにすることにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案の解決手段
は、中間プーリを駆動及び従動プーリに接離する
方向に移動可能とする。
は、中間プーリを駆動及び従動プーリに接離する
方向に移動可能とする。
すなわち、請求項(1)記載の考案は、駆動軸に支
持された駆動プーリと、上記駆動軸と平行な従動
軸に支持された従動プーリと、略上記駆動及び従
動軸間に位置しかつ両軸と平行な中間軸上に支持
され、第1及び第2のプーリ部を有する中間プー
リと、上記駆動プーリと中間プーリの第1のプー
リ部との間に巻き掛けられたVベルトからなる第
1のベルトと、上記従動プーリと中間プーリの第
2のプーリ部との間に巻き掛けられたVベルトか
らなる第2のベルトとを備え、上記中間プーリ
は、軸方向に対向する第1及び第2の1対の固定
シエイブと、該両固定シエイブ間の中間軸に摺動
自在にかつ回転自在に支持され、第1及び第2の
固定シエイブとの間にそれぞれ上記第1及び第2
のプーリ部を形成する略算盤玉形状の可動シエイ
ブとを有し、上記可動シエイブの軸方向の移動に
より、両プーリ部のプーリ径を互いに相反する方
向に可変として駆動及び従動プーリ間の回転を変
速するようにした無段変速装置が前提である。
持された駆動プーリと、上記駆動軸と平行な従動
軸に支持された従動プーリと、略上記駆動及び従
動軸間に位置しかつ両軸と平行な中間軸上に支持
され、第1及び第2のプーリ部を有する中間プー
リと、上記駆動プーリと中間プーリの第1のプー
リ部との間に巻き掛けられたVベルトからなる第
1のベルトと、上記従動プーリと中間プーリの第
2のプーリ部との間に巻き掛けられたVベルトか
らなる第2のベルトとを備え、上記中間プーリ
は、軸方向に対向する第1及び第2の1対の固定
シエイブと、該両固定シエイブ間の中間軸に摺動
自在にかつ回転自在に支持され、第1及び第2の
固定シエイブとの間にそれぞれ上記第1及び第2
のプーリ部を形成する略算盤玉形状の可動シエイ
ブとを有し、上記可動シエイブの軸方向の移動に
より、両プーリ部のプーリ径を互いに相反する方
向に可変として駆動及び従動プーリ間の回転を変
速するようにした無段変速装置が前提である。
そして、上記中間軸を、上記駆動軸及び従動軸
と直交する平面に沿つて両軸に接離する方向に移
動可能な移動部材に取り付ける。
と直交する平面に沿つて両軸に接離する方向に移
動可能な移動部材に取り付ける。
また、各々上記中間プーリの第1の固定シエイ
ブを軸方向に貫通して延び、かつ内端が上記可動
シエイブに固定された複数の連結部材と、中間軸
周りに配置され、螺旋状に延びるカム溝を有する
円筒状のカムと、中間軸周りに配置され、上記カ
ムのカム溝に摺動可能に係合された円筒状のカム
フオロワとを備え、上記カム又はカムフオロワの
一方は上記連結部材の外端にベアリングを介して
連結され、かつ操作レバーが取り付けられている
一方、他方が上記移動部材に一体的に固定され、
操作レバーの操作によりカム又はカムフオロワの
一方を中間軸回りに回動させて可動シエイブを軸
方向に移動させる変速切換機構を設ける。
ブを軸方向に貫通して延び、かつ内端が上記可動
シエイブに固定された複数の連結部材と、中間軸
周りに配置され、螺旋状に延びるカム溝を有する
円筒状のカムと、中間軸周りに配置され、上記カ
ムのカム溝に摺動可能に係合された円筒状のカム
フオロワとを備え、上記カム又はカムフオロワの
一方は上記連結部材の外端にベアリングを介して
連結され、かつ操作レバーが取り付けられている
一方、他方が上記移動部材に一体的に固定され、
操作レバーの操作によりカム又はカムフオロワの
一方を中間軸回りに回動させて可動シエイブを軸
方向に移動させる変速切換機構を設ける。
また、請求項(2)記載の考案では、具体的に、上
記移動部材は、駆動軸及び従動軸と平行な回転中
心回りに揺動可能なアームとし、その先端に中間
軸を固定する構成とする。
記移動部材は、駆動軸及び従動軸と平行な回転中
心回りに揺動可能なアームとし、その先端に中間
軸を固定する構成とする。
また、請求項(3)記載の考案では、変速時に上記
操作レバーの操作部が大きく変位しないようにす
るために、上記変速切換機構におけるカムのカム
溝を、操作レバーを操作してカム又はカムフオロ
ワの一方を中間軸回りに回動させたときに中間軸
が操作レバーの操作部の移動方向と逆方向に移動
するように傾斜させる。
操作レバーの操作部が大きく変位しないようにす
るために、上記変速切換機構におけるカムのカム
溝を、操作レバーを操作してカム又はカムフオロ
ワの一方を中間軸回りに回動させたときに中間軸
が操作レバーの操作部の移動方向と逆方向に移動
するように傾斜させる。
(作用)
上記の構成により、請求項(1)記載の考案では、
変速装置の変速比を切り換える場合、変速切換機
構の操作レバーを操作して、カム又はカムフオロ
ワの一方を中間軸回りに回動させると、この回動
に伴い、カム外周の螺旋状カム溝とカムフオロワ
との係合により該カム又はカムフオロワの一方が
軸方向に相対移動し、この部材にベアリング及び
連結部材を介して連結されている中間プーリの可
動シエイブが軸方向に移動する。この可動シエイ
ブの軸方向の移動により、第1及び第2のプーリ
部のプーリ径が互いに相反する方向に増減変化
し、このことにより駆動及び従動軸間の変速比が
相反する方向に可変調整される。例えば、可動シ
エイブを第1の固定シエイブ側に移動させたとき
には、第1のプーリ部のプーリ径が第2のプーリ
部よりも大きくなり、駆動プーリの回転が中間プ
ーリで減速されて従動プーリに伝達される低速状
態となる。
変速装置の変速比を切り換える場合、変速切換機
構の操作レバーを操作して、カム又はカムフオロ
ワの一方を中間軸回りに回動させると、この回動
に伴い、カム外周の螺旋状カム溝とカムフオロワ
との係合により該カム又はカムフオロワの一方が
軸方向に相対移動し、この部材にベアリング及び
連結部材を介して連結されている中間プーリの可
動シエイブが軸方向に移動する。この可動シエイ
ブの軸方向の移動により、第1及び第2のプーリ
部のプーリ径が互いに相反する方向に増減変化
し、このことにより駆動及び従動軸間の変速比が
相反する方向に可変調整される。例えば、可動シ
エイブを第1の固定シエイブ側に移動させたとき
には、第1のプーリ部のプーリ径が第2のプーリ
部よりも大きくなり、駆動プーリの回転が中間プ
ーリで減速されて従動プーリに伝達される低速状
態となる。
その場合、上記変速切換機構において、カムを
その外周カム溝とカムフオロワとの係合により軸
方向に移動させて可動シエイブを駆動し、第1及
び第2のプーリ部のプーリ径を増減変化させるた
め、可動シエイブを小さな力で駆動することがで
き、変速操作時の操作力を軽減できる。しかも、
上記可動シエイブとカム又はカムフオロワの一方
との間にベアリングが介在されているので、操作
レバー操作時の可動シエイブからの抵抗が小さ
く、操作力をより一層軽減することができる。
その外周カム溝とカムフオロワとの係合により軸
方向に移動させて可動シエイブを駆動し、第1及
び第2のプーリ部のプーリ径を増減変化させるた
め、可動シエイブを小さな力で駆動することがで
き、変速操作時の操作力を軽減できる。しかも、
上記可動シエイブとカム又はカムフオロワの一方
との間にベアリングが介在されているので、操作
レバー操作時の可動シエイブからの抵抗が小さ
く、操作力をより一層軽減することができる。
また、上記可動シエイブの移動により中間プー
リの両プーリ部のプーリ径が互いに逆方向に変化
するのに伴い、プーリ径が増大するプーリ部に掛
けられたVベルトは緊張しようとし、プーリ径の
小さくなるプーリ部に掛けられたベルトは逆に緩
もうとするが、中間プーリを支持している中間軸
が、駆動軸及び従動軸に接離する方向に移動可能
な移動部材に取り付けられているため、中間プー
リ(中間軸)は上記緊張側となるベルトにより引
つ張られて該ベルトの掛けられた駆動又は従動プ
ーリ側に接近し、この中間プーリの移動により上
記緩み側となるベルトが引つ張られて、各ベルト
は適正な張力に保たれることとなる。その結果、
ベルトの長さを長くして変速装置の変速比を大き
く設定しても、アイドラプーリやカウンタプーリ
等を要することなく変速時のベルトの緩みを抑え
ることができ、よつてベルトの高寿命化を維持す
ることができる。
リの両プーリ部のプーリ径が互いに逆方向に変化
するのに伴い、プーリ径が増大するプーリ部に掛
けられたVベルトは緊張しようとし、プーリ径の
小さくなるプーリ部に掛けられたベルトは逆に緩
もうとするが、中間プーリを支持している中間軸
が、駆動軸及び従動軸に接離する方向に移動可能
な移動部材に取り付けられているため、中間プー
リ(中間軸)は上記緊張側となるベルトにより引
つ張られて該ベルトの掛けられた駆動又は従動プ
ーリ側に接近し、この中間プーリの移動により上
記緩み側となるベルトが引つ張られて、各ベルト
は適正な張力に保たれることとなる。その結果、
ベルトの長さを長くして変速装置の変速比を大き
く設定しても、アイドラプーリやカウンタプーリ
等を要することなく変速時のベルトの緩みを抑え
ることができ、よつてベルトの高寿命化を維持す
ることができる。
そして、請求項(3)記載の考案では、上記変速切
換機構におけるカムのカム溝を、操作レバーを操
作してカム又はカムフオロワの一方を中間軸回り
に回動させたときに中間軸が操作レバーの操作部
の移動方向と逆方向に移動するように傾斜させる
と、変速時、上記中間プーリが移動しても、それ
とは逆方向に操作レバーの操作部が移動するの
で、該操作部は大きく移動しないこととなり、そ
の大きな変位を抑制することができて、操作レバ
ーの操作に有利となる。
換機構におけるカムのカム溝を、操作レバーを操
作してカム又はカムフオロワの一方を中間軸回り
に回動させたときに中間軸が操作レバーの操作部
の移動方向と逆方向に移動するように傾斜させる
と、変速時、上記中間プーリが移動しても、それ
とは逆方向に操作レバーの操作部が移動するの
で、該操作部は大きく移動しないこととなり、そ
の大きな変位を抑制することができて、操作レバ
ーの操作に有利となる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案を農業機械の1つで
あるコンバインに適用した無段変速装置Aの全体
構成を示し、1はコンバインに搭載されたエンジ
ンで、この出力軸2が本考案の駆動軸を構成して
おり、該出力軸2には断面略V字状のベルト溝3
aを有するVプーリからなる駆動プーリ3が回転
一体にかつ摺動不能に取り付けられている。4は
上記エンジン出力軸2と平行に配置された回転可
能な変速装置出力軸で、この出力軸4はコンバイ
ンの駆動機構(図示せず)に連結されている。そ
して、この出力軸4には上記駆動プーリ3からオ
フセツトした位置に断面略V字状のベルト溝5a
を有するVプーリからなる従動プーリ5が回転一
体にかつ摺動不能に取り付けられており、これら
両プーリ3,5のプーリ径は同じに設定されてい
る。
あるコンバインに適用した無段変速装置Aの全体
構成を示し、1はコンバインに搭載されたエンジ
ンで、この出力軸2が本考案の駆動軸を構成して
おり、該出力軸2には断面略V字状のベルト溝3
aを有するVプーリからなる駆動プーリ3が回転
一体にかつ摺動不能に取り付けられている。4は
上記エンジン出力軸2と平行に配置された回転可
能な変速装置出力軸で、この出力軸4はコンバイ
ンの駆動機構(図示せず)に連結されている。そ
して、この出力軸4には上記駆動プーリ3からオ
フセツトした位置に断面略V字状のベルト溝5a
を有するVプーリからなる従動プーリ5が回転一
体にかつ摺動不能に取り付けられており、これら
両プーリ3,5のプーリ径は同じに設定されてい
る。
6は上記エンジン出力軸2と変速装置出力軸4
との間に配置された支持アームで、その下端部が
固定体7(例えばコンバインのフレーム)にベア
リング8により両出力軸2,4と平行な揺動中心
をもつて揺動可能に支持されている。この支持ア
ーム6の上端(揺動端)はエンジン出力軸2と変
速装置出力軸4との間に位置し、その上端部には
両軸2,4と平行に延びる中間軸9が回転自在に
支承されている。よつて、上記支持アーム6は中
間軸9を、上記エンジン出力軸2及び変速装置出
力軸4と直交する平面に沿つて両軸2,4に接離
する方向に移動可能な移動部材を構成している。
との間に配置された支持アームで、その下端部が
固定体7(例えばコンバインのフレーム)にベア
リング8により両出力軸2,4と平行な揺動中心
をもつて揺動可能に支持されている。この支持ア
ーム6の上端(揺動端)はエンジン出力軸2と変
速装置出力軸4との間に位置し、その上端部には
両軸2,4と平行に延びる中間軸9が回転自在に
支承されている。よつて、上記支持アーム6は中
間軸9を、上記エンジン出力軸2及び変速装置出
力軸4と直交する平面に沿つて両軸2,4に接離
する方向に移動可能な移動部材を構成している。
上記中間軸9には中間プーリ10が支持されて
いる。この中間プーリ10は、第3図に拡大詳示
するように、軸方向に対向する第1及び第2の1
対の固定シエイブ11,12と、該両固定シエイ
ブ11,12間の中間軸9に摺動自在にかつ回転
自在に支持され、両固定シエイブ11,12との
間にそれぞれ第1及び第2の1対のプーリ部1
4,15を形成する略算盤玉形状の可動シエイブ
13とを有する(尚、第3図は第2図の−線
に沿つた断面の拡大図であるが、中間軸4の上下
部分で可動シエイブ13の位置を異ならせて示し
ている)。また、上記第1の固定シエイブ11に
はそのボス部11a近傍を貫通する例えば3つの
ロツド挿通孔16,16……(1つのみ図示す
る)が円周方向に等角度間隔をあけて形成されて
いる。そして、上記第1のプーリ部14と駆動プ
ーリ3のベルト溝3aとの間にはVベルトからな
る第1のベルト17が、第2のプーリ部15と従
動プーリ5のベルト溝5aとの間には同様にVベ
ルトからなる第2のベルト18がそれぞれ巻き掛
けられており、上記可動シエイブ13の軸方向の
移動により、第1及び第2の両プーリ部14,1
5のプーリ径を互いに相反する方向に増減変化さ
せて、駆動及び従動プーリ3,5間で回転を無段
階に変速するように構成されている。
いる。この中間プーリ10は、第3図に拡大詳示
するように、軸方向に対向する第1及び第2の1
対の固定シエイブ11,12と、該両固定シエイ
ブ11,12間の中間軸9に摺動自在にかつ回転
自在に支持され、両固定シエイブ11,12との
間にそれぞれ第1及び第2の1対のプーリ部1
4,15を形成する略算盤玉形状の可動シエイブ
13とを有する(尚、第3図は第2図の−線
に沿つた断面の拡大図であるが、中間軸4の上下
部分で可動シエイブ13の位置を異ならせて示し
ている)。また、上記第1の固定シエイブ11に
はそのボス部11a近傍を貫通する例えば3つの
ロツド挿通孔16,16……(1つのみ図示す
る)が円周方向に等角度間隔をあけて形成されて
いる。そして、上記第1のプーリ部14と駆動プ
ーリ3のベルト溝3aとの間にはVベルトからな
る第1のベルト17が、第2のプーリ部15と従
動プーリ5のベルト溝5aとの間には同様にVベ
ルトからなる第2のベルト18がそれぞれ巻き掛
けられており、上記可動シエイブ13の軸方向の
移動により、第1及び第2の両プーリ部14,1
5のプーリ径を互いに相反する方向に増減変化さ
せて、駆動及び従動プーリ3,5間で回転を無段
階に変速するように構成されている。
上記中間プーリ10の可動シエイブ13は、該
可動シエイブ13を軸方向に移動さて駆動及び従
動プーリ3,5間の回転を変速する変速切換機構
19に連結されている。該変速切換機構19は、
上記中間軸9を支持する支持アーム6の上端に中
間軸9を取り囲むように配置されて固定された略
半割り円筒状のカム20を備え、該カム20には
カム20内外を貫通して螺旋状に延びる1対のカ
ム溝21,21(1つのみ図示する)が水平方向
に対向して形成されている。
可動シエイブ13を軸方向に移動さて駆動及び従
動プーリ3,5間の回転を変速する変速切換機構
19に連結されている。該変速切換機構19は、
上記中間軸9を支持する支持アーム6の上端に中
間軸9を取り囲むように配置されて固定された略
半割り円筒状のカム20を備え、該カム20には
カム20内外を貫通して螺旋状に延びる1対のカ
ム溝21,21(1つのみ図示する)が水平方向
に対向して形成されている。
また、上記可動シエイブ13には、上記第1の
固定シエイブ11をそのロツド挿通孔16,1
6,……を通して軸方向に貫通する連結部材とし
ての例えば3本のロツド22,22,……が内端
にて一体に固定され、該ロツド22,22,……
の外端は一体化されてリング部22aとされ、該
リング部22a上にはカムフオロワ23がベアリ
ング24を介して相対回転可能にかつ摺動一体に
支持され、このカムフオロワ23の外周には上記
カム20の各カム溝21に嵌合して転動するロー
ラ25が軸26を介して回転自在に支持されてい
る。さらに、このカムフオロワ23の外周上部に
は上端に操作部27aを有する操作レバー27が
取り付けられており、この操作レバー27の操作
によりカムフオロワ23を中間軸9回りに回動さ
せることにより、そのローラ25をカム20のカ
ム溝21内で転動させながらカムフオロワ23を
軸方向に移動させて、カムフオロワ23にベアリ
ング24及びロツド22,22,……を介して連
結されている可動シエイブ13を軸方向に移動さ
せるようになされている。
固定シエイブ11をそのロツド挿通孔16,1
6,……を通して軸方向に貫通する連結部材とし
ての例えば3本のロツド22,22,……が内端
にて一体に固定され、該ロツド22,22,……
の外端は一体化されてリング部22aとされ、該
リング部22a上にはカムフオロワ23がベアリ
ング24を介して相対回転可能にかつ摺動一体に
支持され、このカムフオロワ23の外周には上記
カム20の各カム溝21に嵌合して転動するロー
ラ25が軸26を介して回転自在に支持されてい
る。さらに、このカムフオロワ23の外周上部に
は上端に操作部27aを有する操作レバー27が
取り付けられており、この操作レバー27の操作
によりカムフオロワ23を中間軸9回りに回動さ
せることにより、そのローラ25をカム20のカ
ム溝21内で転動させながらカムフオロワ23を
軸方向に移動させて、カムフオロワ23にベアリ
ング24及びロツド22,22,……を介して連
結されている可動シエイブ13を軸方向に移動さ
せるようになされている。
そして、上記カム20の各カム溝21は、操作
レバー27を操作してカムフオロワ23を中間軸
9回りに回動させたときに中間軸9が操作レバー
27上端の操作部27aの移動方向と逆方向に移
動するように傾斜している。すなわち、カム溝2
1の傾斜方向の設定により、第4図及び第5図に
示す如く、操作レバー27を従動プーリ5側の低
速位置(Lo)に回動操作したときには、第3図
で中間軸9の下側部分にて示すように、可動シエ
イブ13を第1の固定シエイブ11側に移動させ
て、第1のプーリ部14のプーリ径を第2のプー
リ部15よりも大きくすることにより、駆動プー
リ3の回転を中間プーリ10で減速して従動プー
リ5に伝達する低速状態とするとともに、上記第
1プーリ部14のプーリ径の増大に伴う第2のベ
ルト18の張力によつて中間プーリ10を駆動プ
ーリ3側に移動させる。一方、操作レバー27を
逆に駆動プーリ3側の高速位置(Hi)に回動操
作したときには、第3図で中間軸9の上側部分に
て示すように、可動シエイブ13を第2の固定シ
エイブ12側に移動させて、第2のプーリ部15
のプーリ径を第1のプーリ部14よりも大きくす
ることにより、駆動プーリ3の回転を中間プーリ
10で増速して従動プーリ5に伝達する高速状態
とするとともに、中間プーリ10を第1のベルト
17の張力によつて従動プーリ5側に移動させる
ように構成されている。
レバー27を操作してカムフオロワ23を中間軸
9回りに回動させたときに中間軸9が操作レバー
27上端の操作部27aの移動方向と逆方向に移
動するように傾斜している。すなわち、カム溝2
1の傾斜方向の設定により、第4図及び第5図に
示す如く、操作レバー27を従動プーリ5側の低
速位置(Lo)に回動操作したときには、第3図
で中間軸9の下側部分にて示すように、可動シエ
イブ13を第1の固定シエイブ11側に移動させ
て、第1のプーリ部14のプーリ径を第2のプー
リ部15よりも大きくすることにより、駆動プー
リ3の回転を中間プーリ10で減速して従動プー
リ5に伝達する低速状態とするとともに、上記第
1プーリ部14のプーリ径の増大に伴う第2のベ
ルト18の張力によつて中間プーリ10を駆動プ
ーリ3側に移動させる。一方、操作レバー27を
逆に駆動プーリ3側の高速位置(Hi)に回動操
作したときには、第3図で中間軸9の上側部分に
て示すように、可動シエイブ13を第2の固定シ
エイブ12側に移動させて、第2のプーリ部15
のプーリ径を第1のプーリ部14よりも大きくす
ることにより、駆動プーリ3の回転を中間プーリ
10で増速して従動プーリ5に伝達する高速状態
とするとともに、中間プーリ10を第1のベルト
17の張力によつて従動プーリ5側に移動させる
ように構成されている。
尚、第3図に示すように、上記中間プーリ10
における第2の固定シエイブ12のボス部12a
には、第2のプーリ部15のベルト溝底部に相当
する部分に第2のベルト18が乗上げ可能なベア
リング28が支持されており、上記操作レバー2
7を従動プーリ5側の端のニユートラル位置
(N)に切り換えたときに、可動シエイブ13が
第1の固定シエイブ11側のストロークエンドに
移動するのに伴い、第2のベルト18をベアリン
グ28に乗り上げさせ、中間軸9とベルト18な
いし従動プーリ5との間の動力伝達を遮断して、
変速装置Aをニユートラル状態とするようになさ
れている。
における第2の固定シエイブ12のボス部12a
には、第2のプーリ部15のベルト溝底部に相当
する部分に第2のベルト18が乗上げ可能なベア
リング28が支持されており、上記操作レバー2
7を従動プーリ5側の端のニユートラル位置
(N)に切り換えたときに、可動シエイブ13が
第1の固定シエイブ11側のストロークエンドに
移動するのに伴い、第2のベルト18をベアリン
グ28に乗り上げさせ、中間軸9とベルト18な
いし従動プーリ5との間の動力伝達を遮断して、
変速装置Aをニユートラル状態とするようになさ
れている。
また、第2図に示すように、上記従動プーリ5
と中間プーリ10との間には、スプリング30の
引張りばね力により第2のベルト18の緩み側背
面を押圧するテンシヨンプーリ29が配設されて
いる。
と中間プーリ10との間には、スプリング30の
引張りばね力により第2のベルト18の緩み側背
面を押圧するテンシヨンプーリ29が配設されて
いる。
次に上記実施例の作動を説明する。
変速装置Aを低速状態に切り換える場合、変速
切換機構19の操作レバー27を低速位置(Lo)
に位置付ける。この操作レバー27の切換操作に
より、該レバー27と一体のカムフオロワ23が
第2図で反時計回りに回動し、この回動により、
カムフオロワ23外周のローラ25がカム20の
カム溝21内を転動して、カムフオロワ23が軸
方向に沿つて第4図で右方向に移動する。このカ
ムフオロワ23の軸方向の移動により該カムフオ
ロワ23にベアリング24及びロツド22,2
2,……を介して連結されている中間プーリ10
の可動シエイブ13が第1の固定シエイブ11に
接近し、第1のプーリ部14のプーリ径が第2の
プーリ部15よりも大きくなる。その結果、駆動
プーリ3の回転が減速されて中間プーリ10に伝
達されるとともに、該中間プーリ10の回転が減
速されて従動プーリ5に伝達され、エンジン出力
軸2の回転が減速されて変速装置出力軸4に伝え
られ、変速装置Aが減速状態となる。
切換機構19の操作レバー27を低速位置(Lo)
に位置付ける。この操作レバー27の切換操作に
より、該レバー27と一体のカムフオロワ23が
第2図で反時計回りに回動し、この回動により、
カムフオロワ23外周のローラ25がカム20の
カム溝21内を転動して、カムフオロワ23が軸
方向に沿つて第4図で右方向に移動する。このカ
ムフオロワ23の軸方向の移動により該カムフオ
ロワ23にベアリング24及びロツド22,2
2,……を介して連結されている中間プーリ10
の可動シエイブ13が第1の固定シエイブ11に
接近し、第1のプーリ部14のプーリ径が第2の
プーリ部15よりも大きくなる。その結果、駆動
プーリ3の回転が減速されて中間プーリ10に伝
達されるとともに、該中間プーリ10の回転が減
速されて従動プーリ5に伝達され、エンジン出力
軸2の回転が減速されて変速装置出力軸4に伝え
られ、変速装置Aが減速状態となる。
その際、上記可動シエイブ13の第1の固定シ
エイブ11側への移動によつて第1のプーリ部1
4のプーリ径が第2のプーリ部15よりも大きく
なるのに伴い、そのプーリ径が増大する第1のプ
ーリ部14に掛けられた第1のベルト17は緊張
しようとし、プーリ径の小さくなる第2のプーリ
部15に掛けられた第2のベルト18は逆に緩も
うとするが、中間プーリ10を支持している中間
軸9が支持アーム6の上端に取り付けられてエン
ジン出力軸2及び変速装置出力軸4に接離可能で
あるため、中間プーリ10(中間軸9)は上記緊
張側となる第1のベルト17により引つ張られて
駆動プーリ3側に接近し、この中間プーリ10の
移動により上記緩み側となる第2のベルト18が
引つ張られて、該ベルト18は適正な張力に保た
れる。
エイブ11側への移動によつて第1のプーリ部1
4のプーリ径が第2のプーリ部15よりも大きく
なるのに伴い、そのプーリ径が増大する第1のプ
ーリ部14に掛けられた第1のベルト17は緊張
しようとし、プーリ径の小さくなる第2のプーリ
部15に掛けられた第2のベルト18は逆に緩も
うとするが、中間プーリ10を支持している中間
軸9が支持アーム6の上端に取り付けられてエン
ジン出力軸2及び変速装置出力軸4に接離可能で
あるため、中間プーリ10(中間軸9)は上記緊
張側となる第1のベルト17により引つ張られて
駆動プーリ3側に接近し、この中間プーリ10の
移動により上記緩み側となる第2のベルト18が
引つ張られて、該ベルト18は適正な張力に保た
れる。
一方、逆に、変速装置Aを高速状態に切り換え
るときには、上記操作レバー27を高速位置
(Hi)に位置付ける。この切換操作により、上記
カムフオロワ23が第2図で時計回り方向に回動
し、その各ローラ25とカム20外周の各カム溝
21内との係合により、カムフオロワ23が第4
図で左方向に移動する。この移動により、中間プ
ーリ10の可動シエイブ13が第2の固定シエイ
ブ12側に移動し、第1のプーリ部14のプーリ
径が第2のプーリ部15よりも小さくなる。その
結果、駆動プーリ3の回転が増速されて中間プー
リ10に伝達されるとともに、該中間プーリ10
の回転が増速されて従動プーリ5に伝達され、エ
ンジン出力軸2の回転が増速されて変速装置出力
軸4に伝えられ、変速装置Aが増速状態となる。
るときには、上記操作レバー27を高速位置
(Hi)に位置付ける。この切換操作により、上記
カムフオロワ23が第2図で時計回り方向に回動
し、その各ローラ25とカム20外周の各カム溝
21内との係合により、カムフオロワ23が第4
図で左方向に移動する。この移動により、中間プ
ーリ10の可動シエイブ13が第2の固定シエイ
ブ12側に移動し、第1のプーリ部14のプーリ
径が第2のプーリ部15よりも小さくなる。その
結果、駆動プーリ3の回転が増速されて中間プー
リ10に伝達されるとともに、該中間プーリ10
の回転が増速されて従動プーリ5に伝達され、エ
ンジン出力軸2の回転が増速されて変速装置出力
軸4に伝えられ、変速装置Aが増速状態となる。
その際、上記と同様に、上記中間プーリ10の
第2のプーリ部15のプーリ径が第1のプーリ部
14よりも大きくなるのに伴い、その第2のプー
リ部15に掛けられた第2のベルト18は緊張し
ようとし、プーリ径の小さくなる第1のプーリ部
14に掛けられた第1のベルト17は緩もうとす
るため、中間プーリ10は上記緊張側となる第2
のベルト18により引つ張られて従動プーリ5側
に接近し、この中間プーリ10の移動により上記
緩み側となる第1のベルト17が引つ張られて、
該ベルト17は適正な張力に保たれる。
第2のプーリ部15のプーリ径が第1のプーリ部
14よりも大きくなるのに伴い、その第2のプー
リ部15に掛けられた第2のベルト18は緊張し
ようとし、プーリ径の小さくなる第1のプーリ部
14に掛けられた第1のベルト17は緩もうとす
るため、中間プーリ10は上記緊張側となる第2
のベルト18により引つ張られて従動プーリ5側
に接近し、この中間プーリ10の移動により上記
緩み側となる第1のベルト17が引つ張られて、
該ベルト17は適正な張力に保たれる。
また、上記操作レバー27を上記低速位置
(Lo)を越えてニユートラル位置(N)に位置付
けると、上記カムフオロワ23がそのストローク
エンドに達し、第1のプーリ部14のプーリ径が
最大になり、第2のプーリ部15のプーリ径は最
小になる。この状態では、上記第2のプーリ部1
5の半径が最小になることに伴い、第2のベルト
18が第2のプーリ部15底部のベアリング28
に乗り上げ、このベルト18の乗上げにより中間
軸9の回転が第2のベルト18に伝わらなくな
り、その結果、駆動及び従動プーリ3,5間の動
力伝達が遮断されてニユートラル状態となる。
(Lo)を越えてニユートラル位置(N)に位置付
けると、上記カムフオロワ23がそのストローク
エンドに達し、第1のプーリ部14のプーリ径が
最大になり、第2のプーリ部15のプーリ径は最
小になる。この状態では、上記第2のプーリ部1
5の半径が最小になることに伴い、第2のベルト
18が第2のプーリ部15底部のベアリング28
に乗り上げ、このベルト18の乗上げにより中間
軸9の回転が第2のベルト18に伝わらなくな
り、その結果、駆動及び従動プーリ3,5間の動
力伝達が遮断されてニユートラル状態となる。
したがつて、この実施例では、変速装置Aの変
速時、中間プーリ10のプーリ部14,15が逆
方向に変化しても常に各ベルト17,18が適正
な張力に保たれるので、ベルト17,18の長さ
を長くして変速装置Aの変速比を大きく設定して
も、アイドラプーリやカウンタプーリ等を要する
ことなく変速時のベルトの緩みを抑えることがで
き、よつてベルト17,18の高寿命化を図りつ
つ変速装置Aの変速比の増大化を図ることができ
る。
速時、中間プーリ10のプーリ部14,15が逆
方向に変化しても常に各ベルト17,18が適正
な張力に保たれるので、ベルト17,18の長さ
を長くして変速装置Aの変速比を大きく設定して
も、アイドラプーリやカウンタプーリ等を要する
ことなく変速時のベルトの緩みを抑えることがで
き、よつてベルト17,18の高寿命化を図りつ
つ変速装置Aの変速比の増大化を図ることができ
る。
また、上記変速切換機構19におけるカム20
の各カム溝21とカムフオロワ23におけるロー
ラ25との係合により、可動シエイブ13を軸方
向に移動させて第1及び第2のプーリ部14,1
5のプーリ径を変化させるため、可動シエイブ1
3を小さな力で駆動することができ、変速操作時
の操作力を軽減できる。しかも、上記可動シエイ
ブ13とカムフオロワ23とはベアリング24を
介して連結されているので、カムフオロワ23回
動操作時の可動シエイブ13からの抵抗が小さ
く、操作力をより一層軽減することができる。
の各カム溝21とカムフオロワ23におけるロー
ラ25との係合により、可動シエイブ13を軸方
向に移動させて第1及び第2のプーリ部14,1
5のプーリ径を変化させるため、可動シエイブ1
3を小さな力で駆動することができ、変速操作時
の操作力を軽減できる。しかも、上記可動シエイ
ブ13とカムフオロワ23とはベアリング24を
介して連結されているので、カムフオロワ23回
動操作時の可動シエイブ13からの抵抗が小さ
く、操作力をより一層軽減することができる。
さらに、上記変速切換機構19におけるカム2
0のカム溝21は、操作レバー27を操作してカ
ムフオロワ23を中間軸9回りに回動させたとき
に中間軸9が操作レバー27の操作部27aの移
動方向と逆方向に移動するように傾斜しているの
で、変速時、上記操作部27aが移動してもそれ
とは逆方向に中間プーリ10が移動し、該操作レ
バー27の操作部27aは絶対的には移動しない
こととなり、その大きな変位を抑制することがで
きる。
0のカム溝21は、操作レバー27を操作してカ
ムフオロワ23を中間軸9回りに回動させたとき
に中間軸9が操作レバー27の操作部27aの移
動方向と逆方向に移動するように傾斜しているの
で、変速時、上記操作部27aが移動してもそれ
とは逆方向に中間プーリ10が移動し、該操作レ
バー27の操作部27aは絶対的には移動しない
こととなり、その大きな変位を抑制することがで
きる。
尚、上記実施例では、変速切換機構19におけ
るカム20を支持アーム6上端に固定し、該カム
20のカム溝21に係合するローラ25を有する
カムフオロワ23は中間プーリ10の可動シエイ
ブ13に連結したが、逆に、カムを可動シエイブ
13に連結し、カムフオロワを支持アーム6に固
定してもよく、上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
るカム20を支持アーム6上端に固定し、該カム
20のカム溝21に係合するローラ25を有する
カムフオロワ23は中間プーリ10の可動シエイ
ブ13に連結したが、逆に、カムを可動シエイブ
13に連結し、カムフオロワを支持アーム6に固
定してもよく、上記実施例と同様の作用効果を奏
することができる。
また、上記実施例では、中間プーリ10を支持
する中間軸9を該中間軸9と平行な回転中心回り
に揺動可能な支持アーム6の上端に設けたが、中
間軸9をエンジン出力軸2及び出力軸4に接離す
る方向にスライド移動可能な移動部材に設けて、
中間プーリ10を移動させるようにしてもよい。
する中間軸9を該中間軸9と平行な回転中心回り
に揺動可能な支持アーム6の上端に設けたが、中
間軸9をエンジン出力軸2及び出力軸4に接離す
る方向にスライド移動可能な移動部材に設けて、
中間プーリ10を移動させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例では、テンシヨンプーリ2
9を従動側に設けたが、駆動側に設けてもよい。
しかし、ニユートラル時の動力伝達を確実に遮断
していわゆるクラツチ切れを良くするために、上
記実施例の如く従動側に設けるのが好ましい。
9を従動側に設けたが、駆動側に設けてもよい。
しかし、ニユートラル時の動力伝達を確実に遮断
していわゆるクラツチ切れを良くするために、上
記実施例の如く従動側に設けるのが好ましい。
また、本考案は、上記実施例の如きコンバイン
のほか、ハーベスタ等の他の農業機械や、芝刈り
機、除雪機の変速装置等、比較的低負荷の伝動能
力を持つ変速装置にも適用できるのは言うまでも
ない。
のほか、ハーベスタ等の他の農業機械や、芝刈り
機、除雪機の変速装置等、比較的低負荷の伝動能
力を持つ変速装置にも適用できるのは言うまでも
ない。
(考案の効果)
以上説明したように、請求項(1)記載の考案によ
ると、駆動及び従動プーリと、両プーリ間に配置
される中間プーリと、駆動及び従動プーリと中間
プーリのプーリ部とに巻き掛けられる1対のベル
トとを備えたプーリ式変速装置において、中間プ
ーリの可動シエイブを、該可動シエイブに連結部
材及びベアリングを介して連結されたカム及びカ
ムフオロワからなる変速切換機構により軸方向に
移動させる構造とするとともに、上記中間プーリ
を上記駆動及び従動プーリに接離する方向に移動
可能な移動部材に支持したことにより、変速切換
時の操作力を軽減することができるとともに、変
速時に、中間プーリの一方のプーリ部に掛けられ
たベルトにより中間プーリを移動させて、他方プ
ーリ部に掛けられたベルトを引つ張り、各ベルト
を適正な張力に保つことができ、ベルトの長さを
長くして変速装置の変速比を大きく設定しても、
アイドラプーリや背面テンシヨンプーリ等を要す
ることなく変速時のベルトの緩みを抑えることが
でき、よつてベルト17,18の高寿命化と変速
装置Aの変速比の増大化とを両立させることがで
きる。
ると、駆動及び従動プーリと、両プーリ間に配置
される中間プーリと、駆動及び従動プーリと中間
プーリのプーリ部とに巻き掛けられる1対のベル
トとを備えたプーリ式変速装置において、中間プ
ーリの可動シエイブを、該可動シエイブに連結部
材及びベアリングを介して連結されたカム及びカ
ムフオロワからなる変速切換機構により軸方向に
移動させる構造とするとともに、上記中間プーリ
を上記駆動及び従動プーリに接離する方向に移動
可能な移動部材に支持したことにより、変速切換
時の操作力を軽減することができるとともに、変
速時に、中間プーリの一方のプーリ部に掛けられ
たベルトにより中間プーリを移動させて、他方プ
ーリ部に掛けられたベルトを引つ張り、各ベルト
を適正な張力に保つことができ、ベルトの長さを
長くして変速装置の変速比を大きく設定しても、
アイドラプーリや背面テンシヨンプーリ等を要す
ることなく変速時のベルトの緩みを抑えることが
でき、よつてベルト17,18の高寿命化と変速
装置Aの変速比の増大化とを両立させることがで
きる。
また、請求項(3)記載の考案によれば、上記変速
切換機構におけるカムのカム溝を、操作レバーを
操作してカム又はカムフオロワの一方を中間軸回
りに回動させたときに中間プーリが操作レバーの
操作部の移動方向と逆方向に移動するように傾斜
させると、変速時、上記中間プーリの移動と操作
レバーの操作部の移動が相殺されるので、その操
作レバー操作部の大きな変位を抑制することがで
き、操作レバーの操作に有利となる。
切換機構におけるカムのカム溝を、操作レバーを
操作してカム又はカムフオロワの一方を中間軸回
りに回動させたときに中間プーリが操作レバーの
操作部の移動方向と逆方向に移動するように傾斜
させると、変速時、上記中間プーリの移動と操作
レバーの操作部の移動が相殺されるので、その操
作レバー操作部の大きな変位を抑制することがで
き、操作レバーの操作に有利となる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は変速装
置の概略平面図、第2図は同概略正面図、第3図
は第2図の−線拡大断面図、第4図は第1図
の−線断面図、第5図は操作レバーの操作に
伴う中間プーリの動きを模式的に示す正面図であ
る。 A……変速装置、2……エンジン出力軸(駆動
軸)、3……駆動プーリ、4……変速装置出力軸
(従動軸)、5……従動プーリ、6……支持アーム
(移動部材)、9……中間軸、10……中間プー
リ、11……第1の固定シエイブ、12……第2
の固定シエイブ、13……可動シエイブ、14…
…第1のプーリ部、15……第2のプーリ部、1
7……第1のベルト、18……第2のベルト、1
9……変速切換機構、20……カム、21……カ
ム溝、22……ロツド(連結部材)、23……カ
ムフオロワ、24……ベアリング、25……ロー
ラ、27……操作レバー。
置の概略平面図、第2図は同概略正面図、第3図
は第2図の−線拡大断面図、第4図は第1図
の−線断面図、第5図は操作レバーの操作に
伴う中間プーリの動きを模式的に示す正面図であ
る。 A……変速装置、2……エンジン出力軸(駆動
軸)、3……駆動プーリ、4……変速装置出力軸
(従動軸)、5……従動プーリ、6……支持アーム
(移動部材)、9……中間軸、10……中間プー
リ、11……第1の固定シエイブ、12……第2
の固定シエイブ、13……可動シエイブ、14…
…第1のプーリ部、15……第2のプーリ部、1
7……第1のベルト、18……第2のベルト、1
9……変速切換機構、20……カム、21……カ
ム溝、22……ロツド(連結部材)、23……カ
ムフオロワ、24……ベアリング、25……ロー
ラ、27……操作レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動軸に支持された駆動プーリと、上記駆動
軸と平行な従動軸に支持された従動プーリと、
略上記駆動及び従動軸間に位置しかつ両軸と平
行な中間軸上に支持され、第1及び第2のプー
リ部を有する中間プーリと、上記駆動プーリと
中間プーリの第1のプーリ部との間に巻き掛け
られたVベルトからなる第1のベルトと、上記
従動プーリと中間プーリの第2のプーリ部との
間に巻き掛けられたVベルトからなる第2のベ
ルトとを備え、 上記中間プーリは、軸方向に対向する第1及
び第2の1対の固定シエイブと、該両固定シエ
イブ間の中間軸に摺動自在にかつ回転自在に支
持され、第1及び第2の固定シエイブとの間に
それぞれ上記第1及び第2のプーリ部を形成す
る略算盤玉形状の可動シエイブとを有し、上記
可動シエイブの軸方向の移動により、両プーリ
部のプーリ径を相反する方向に可変として駆動
及び従動プーリ間の回転を変速するようにした
無段変速装置において、 上記中間軸を、上記駆動軸及び従動軸と直交
する平面に沿つて両軸に接離する方向に移動可
能な移動部材に取り付けるとともに、 各々上記中間プーリの第1の固定シエイブを
軸方向に貫通して延び、かつ内端が上記可動シ
エイブに固定された複数の連結部材と、中間軸
周りに配置され、螺旋状に延びるカム溝を有す
る円筒状のカムと、中間軸周りに配置され、上
記カムのカム溝に摺動可能に係合された円筒状
のカムフオロワとを備え、上記カム又はカムフ
オロワの一方は上記連結部材の外端にベアリン
グを介して連結され、かつ操作レバーが取り付
けられている一方、他方が上記移動部材に一体
的に固定され、操作レバーの操作によりカム又
はカムフオロワの一方を中間軸回りに回動させ
て可動シエイブを軸方向に移動させる変速切換
機構を設けたことを特徴とする無段変速装置。 (2) 移動部材は、駆動軸及び従動軸と平行な回転
中心回りに揺動可能なアームであつて、その先
端に中間軸が固定されていることを特徴とする
請求項(1)記載の無段変速装置。 (3) カムのカム溝は、操作レバーを操作してカム
又はカムフオロワの一方を中間軸回りに回動さ
せたときに中間軸が操作レバーの操作部の移動
方向と逆方向に移動するように傾斜しているこ
とを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の無段変速
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14935888U JPH0526367Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14935888U JPH0526367Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0269169U JPH0269169U (ja) | 1990-05-25 |
| JPH0526367Y2 true JPH0526367Y2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=31421514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14935888U Expired - Lifetime JPH0526367Y2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526367Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP14935888U patent/JPH0526367Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0269169U (ja) | 1990-05-25 |
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