JPH05263686A - 内燃機関の触媒劣化判別装置 - Google Patents

内燃機関の触媒劣化判別装置

Info

Publication number
JPH05263686A
JPH05263686A JP4064883A JP6488392A JPH05263686A JP H05263686 A JPH05263686 A JP H05263686A JP 4064883 A JP4064883 A JP 4064883A JP 6488392 A JP6488392 A JP 6488392A JP H05263686 A JPH05263686 A JP H05263686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel ratio
air
catalyst
sensor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4064883A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Suzuki
勝博 鈴木
Katsuhiko Hayashi
克彦 林
Toru Ito
亨 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4064883A priority Critical patent/JPH05263686A/ja
Priority to US08/025,640 priority patent/US5412941A/en
Publication of JPH05263686A publication Critical patent/JPH05263686A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N11/00Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus
    • F01N11/007Monitoring or diagnostic devices for exhaust-gas treatment apparatus the diagnostic devices measuring oxygen or air concentration downstream of the exhaust apparatus
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N2550/00Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
    • F01N2550/02Catalytic activity of catalytic converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 触媒下流側空燃比センサの出力に基づいて三
元触媒の劣化の有無を判定する際に、誤判定がなされる
ことを防止する。 【構成】 触媒上流側空燃比センサの出力を基に機関空
燃比を理論空燃比になるようにフィードバック制御する
際に、フィードバック周期T(図2(A))が短い場合
は触媒下流側空燃比センサ出力の反転周期は触媒非劣化
時(図2(C))には長く触媒劣化時(図2(D))に
は短くなるためVOSの反転周期を監視することにより
触媒劣化の有無を検出できる。しかしフィードバック周
期Tが長くなると(図2(E))、触媒が劣化していな
くても下流側空燃比センサ出力の反転周期は図2(C)
に較べて短くなり(図2(G))、触媒劣化の誤判定が
なされる。本発明はフィードバック周期T(図2
(A),(E))が所定値より長くなった場合には下流
側空燃比センサ出力に基づく触媒劣化判定を禁止し、誤
判定を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも触媒コンバ
ータの上流側の排気通路に設けられた空燃比センサ出力
に基づき機関の空燃比を理論空燃比に制御するととも
に、少なくとも触媒コンバータの下流側の排気通路に設
けられた空燃比センサ出力に基づき触媒コンバータの劣
化判別を行う内燃機関の触媒劣化判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より内燃機関の排気系に空燃比セン
サ(O2 センサ)を設け、このセンサ出力により空燃比
を理論空燃比にフィードバック制御することにより、排
気系に設けられた触媒コンバータの浄化能力を有効活用
してエミッション特性を改善する技術は良く知られてい
る。また、最近では、上流側のO2 センサの特性の経時
変化等を精度良く補償するために、触媒コンバータの下
流にもO2 センサを設けて、フィードバック制御に利用
する、所謂、ダブルO2 センサシステムも開発されてい
る(特開昭61−286550号公報参照)。
【0003】このような技術においても、触媒コンバー
タが劣化すると排気中のHC,CO,NOx 等の成分の
浄化能力が低下するので、触媒コンバータの劣化を検出
することが必要になり、種々の触媒劣化判別方法、装置
が提案されている。例えば、触媒が劣化してくると、空
燃比フィードバック中の下流側O2 センサ出力の反転周
期(理論空燃比相当値を上下する(または横切る)周
期)が短くなることが知られているが、これを利用し
て、機関が上流側O2 センサ出力に基づく空燃比フィー
ドバック制御中であり、かつ所定の運転条件で機関が所
定時間以上安定して運転されている場合に、下流側O2
センサの一定時間当りの反転回数を求め、この反転回数
が所定値以上のときに(すなわち反転周期が所定値より
短くなったとき)触媒が劣化したと判定する方法が提案
されている(特開昭63−97852号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術は触媒
劣化によるO2 ストレージ効果の低下を下流側O2 セン
サの出力反転回数を用いて判定し、触媒劣化を検出する
ようにしたものであり、空燃比制御のフィードバック周
期(機関空燃比が理論空燃比を中心としてリッチ側とリ
ーン側とに変動する周期)がある程度短い場合には触媒
劣化を正確に検出することができる。
【0005】しかし、何らかの原因で上記フィードバッ
ク周期が長くなった場合には下流側O2 センサ出力の反
転回数から触媒劣化を判断すると、実際には劣化が生じ
ていない触媒を劣化したと誤判定してしまう場合が生じ
る。この問題を図2(A)〜(G)を用いて説明する。
図2(A)はフィードバック制御中の触媒上流側での排
気空燃比の変化を示す。図に示すように空燃比は理論空
燃比を中心にリッチ側とリーン側とに交互に変化してお
りフィードバック周期(図2(A)にTで示す)は通
常、例えば0.5秒程度と比較的短い。図2(B)はこ
のときの触媒上流側O2 センサの出力VOMを示す。V
OMは図2(A)の空燃比と同じ周期でリッチ側とリー
ン側とに交互に反転している。
【0006】また、図2(C),(D)は触媒下流側O
2 センサの出力VOSを示し、図2(C)は触媒が劣化
していない場合、図2(D)は触媒が劣化している場合
の出力を示している。触媒が劣化していない場合は、触
媒のO2 ストレージ効果により触媒上流側の空燃比がリ
ーン側に振れているときには触媒が余剰酸素を吸着し、
空燃比がリッチ側に振れた場合には吸着した酸素を放出
するため触媒下流側の空燃比は理論空燃比に近い値にな
っている。
【0007】このため下流側O2 センサの出力は図2
(C)に示すように長い周期で反転する。一方触媒が劣
化してO2 ストレージ効果が低くなると触媒での酸素の
脱着量が減るため、触媒下流側の空燃比も上流側空燃比
と同様な変動を示すようになり下流側O2 センサ出力V
OSの反転周期は上流側O2 センサ出力VOMと同様短
くなる。このため下流側O2 センサ出力の反転周期を監
視することにより触媒劣化を容易に検出できる。
【0008】次に図2(E)は何らかの原因で空燃比制
御のフィードバック周期が長くなった場合の触媒上流側
の排気空燃比の変動を示している。フィードバック周期
が長くなると触媒上流側空燃比がリーン側又はリッチ側
にある時間も長くなる。しかし触媒が吸着できる酸素の
量には限界があるため、触媒が酸素を最大限に吸着した
後も上流側空燃比がリーン側に振れているともはや触媒
は余剰酸素を吸着できず、触媒下流側の空燃比もリーン
側に振れることになる。また、同様に触媒上流側空燃比
がリッチ側に振れている時間が長く、触媒が吸着した酸
素を全部放出した後も空燃比がリッチ側に振れた状態で
あると触媒下流側の空燃比もリッチ側に振れることにな
る。
【0009】従って図2(E)のようにフィードバック
周期が長くなると触媒が劣化していなくても触媒下流側
での排気空燃比は上流側空燃比に近い周期でリッチ側と
リーン側とに振れるようになるため、下流側O2 センサ
の出力VOS(図2(G)は上流側O2 センサ出力VO
M(図2(F))と同じ周期で反転を繰り返すことにな
り、図2(D)と同様に反転周期が短くなってしまう。
【0010】このため、このような場合には触媒が劣化
していなくても触媒が劣化したと誤判定がなされる問題
が生じる。空燃比制御のフィードバック周期が長くなる
のは、例えば空燃比制御機器の製造公差や経年変化によ
る応答性の低下、特に触媒上流側O2 センサの応答が悪
い場合に生じ易い。またO2 センサ自体の応答性が良好
であっても例えば、排気流量が少く、排気管内での排気
流速が低いような運転条件では、空燃比変更後の排気が
2 センサ位置に到達するまでの時間が長くかかるた
め、フィードバック周期もそれに応じて長くなる。
【0011】本発明は上記問題に鑑み、触媒劣化判定を
行うべき状況を正確に判断し、上記のような場合の誤判
定を防止可能な触媒劣化判別装置を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によれば図1の構成を有する触媒劣化判別
装置が提供される。すなわち、内燃機関の排気通路に設
けられた三元触媒CCR0の上流側と下流側の排気通路に
は、それぞれ機関排気の空燃比を検出する上流側空燃比
センサと下流側空燃比センサとが設けられる。
【0013】また、空燃比フィードバック制御手段は少
くとも上流側空燃比センサの出力に基づいて内燃機関の
空燃比を理論空燃比になるようにフィードバック制御す
る。触媒劣化判定手段は少くとも下流側空燃比センサ出
力に基づいて触媒劣化の有無を判定する。一方禁止手段
は空燃比フィードバック制御手段によるフィードバック
制御周期を検出し、フィードバック制御周期が、所定値
以上になるときに触媒劣化判定手段による触媒劣化判定
の実行を禁止する。
【0014】
【作用】禁止手段は、フィードバック周期が所定値以上
になり、触媒劣化誤判定が生じる条件下では、触媒劣化
判定の実行を禁止する。これにより触媒劣化の誤判定が
防止され触媒劣化検出の信頼性が向上する。
【0015】
【実施例】図3は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装
置の一実施例を示す全体概略図である。図3において、
機関本体1の吸気通路2にはエアフローメータ3が設け
られている。エアフローメータ3は吸入空気量を直接計
測するものであって、たとえばポテンショメータを内蔵
して吸入空気量に比例したアナログ電圧の出力信号を発
生する。この出力信号は制御回路10のマルチプレクサ
内蔵A/D変換器101に入力されている。ディストリ
ビュータ4には、たとえばクランク角CAに換算して7
20°毎に基準位置検出用パルス信号を発生するクラン
ク角センサ5およびクランク角CAに換算して30°毎
に基準位置検出用パルス信号を発生するクランク角セン
サ6が設けられている。これらクランク角センサ5,6
のパルス信号は制御回路10の入出力インターフェイス
102に供給され、このうちクランク角センサ6の出力
はCPU103の割込み端子に供給される。
【0016】さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供
給系から加圧燃料を吸気ポートへ供給するための燃料噴
射弁7が設けられている。また、機関本体1のシリンダ
ブロックのウォータジャケット8には、冷却水の温度を
検出するための水温センサ9が設けられている。水温セ
ンサ9は冷却水の温度THWに応じたアナログ電圧の電
気信号を発生する。この出力もA/D変換器101に供
給されている。
【0017】排気マニホールド11より下流の排気系に
は、排気ガス中の3つの有害成分HC,CO,NOx
同時に浄化するO2 ストレージ効果(過剰の酸素を保持
し未燃焼排気物の浄化に利用する機能)を有する三元触
媒を収容する触媒コンバータ12が設けられている。排
気マニホールド11は、すなわち触媒コンバータ12の
上流側には第1のO 2 センサ13が設けられ、触媒コン
バータ12の下流側の排気管14には第2のO2 センサ
15が設けられている。O2 センサ13,15は排気ガ
ス中の酸素成分濃度に応じた電気信号を発生する。すな
わち、O2 センサ13,15は空燃比が理論空燃比に対
してリーン側かリッチ側かに応じて、異なる出力電圧を
制御回路10のA/D変換器101に出力する。制御回
路10は、たとえばマイクロコンピュータとして構成さ
れ、A/D変換器101、入出力インターフェイス10
2、CPU103の外に、ROM104、RAM10
5、バックアップRAM106、クロック発生回路10
7等が設けられている。
【0018】また、吸気通路2のスロットル弁16に
は、スロットル弁16が全閉か否かを示す信号LLを発
生するアイドルスイッチ17が設けられている。このア
イドル状態出力信号LLは制御回路10の入出力インタ
ーフェイス102に供給される。18は2次空気導入吸
気弁であって、減速時あるいはアイドル時に2次空気を
排気管11に供給して、HC,COエミッションを低減
するためのものである。
【0019】また、19は触媒コンバータ12の三元触
媒が劣化した場合に付勢されるアラームである。さら
に、制御回路10において、ダウンカウンタ108、フ
リップフロップ109、および駆動回路110は燃料噴
射弁7を制御するためのものである。すなわち、後述の
ルーチンにおいて、燃料噴射量TAUが演算されると、
燃料噴射量TAUがダウンカウンタ108にプリセット
されると共にフリップフロップ109もセットされる。
この結果、駆動回路110が燃料噴射弁7の付勢を開始
する。他方、ダウンカウンタ108がクロック信号(図
示せず)を計数して最後にその出力端子が“1”レベル
となったときに、フリップフロップ109がセットされ
て駆動回路110は燃料噴射弁7の付勢を停止する。つ
まり、上述の燃料噴射量TAUだけ燃料噴射弁7は付勢
され、従って、燃料噴射量TAUに応じた量の燃料が機
関本体1の燃料室に送り込まれることになる。
【0020】なお、CPU103の割込み発生は、A/
D変換器101のA/D変換終了後、入出力インターフ
ェイス102がクランク角センサ6のパルス信号を受信
した時、等である。エアフローメータ3の吸入空気量デ
ータQおよび冷却水温データTHWは所定時間もしくは
所定クランク角毎に実行されるA/D変換ルーチンによ
って取込まれてRAM105の所定領域に格納される。
つまり、RAM105におけるデータQおよびTHWは
所定時間毎に更新されている。また、回転速度データN
eはクランク角センサ6の30°CA毎の割込みによっ
て演算されてRAM105の所定領域に格納される。
【0021】以下、図3の制御回路10の動作を説明す
る。図4,図5は上流側O2 センサ13の出力にもとづ
いて空燃比補正係数FAFを演算する空燃比フィードバ
ック制御ルーチンであって、所定時間たとえば4ms毎に
実行する。ステップ401では、上流側O2 センサ13
による空燃比の閉ループ(フィードバック)条件が成立
しているか否かを判別する。たとえば、冷却水温THW
が所定値以下の時、機関始動中、始動後増量中、暖機増
量中、パワー増量中、触媒過熱防止のための燃料噴射量
増量中、上流側O2 センサ13の出力信号が一度も反転
していない時、燃料カット中等はいずれも閉ループ条件
が不成立であり、その他の場合が閉ループ条件成立であ
る。閉ループ条件が不成立のときには、ステップ427
に進み、空燃比フィードバックフラグXMFBを“0”
とし、ステップ428に進む。なお、空燃比補正係数F
AFを1.0としてもよい。他方、閉ループ条件成立の
場合はステップ402に進む。
【0022】ステップ402では、上流側O2 センサ1
3の出力VOMをA/D変換して取込み、ステップ40
3にてVOMが比較電圧VR1以下か否かにより空燃比が
リッチかリーンかを判別する。比較電圧VR1は、通常O
2 センサ出力の振幅中心の電圧とされ、本実施例ではV
R1=0.45Vである。ステップ403で空燃比がリー
ン、すなわちVOM≦VR1であればステップ404にて
ディレイカウンタCDLYが正か否かを判別し、CDL
Y>0であればステップ405にてCDLYを0とし、
ステップ406に進む。ステップ406では、ディレイ
カウンタCDLYを1減算し、ステップ407、408
にてディレイカウンタCDLYを最小値TDLでガード
する。この場合、ディレイカウンタCDLYが最小値T
DLに到達したときにはステップ409にて空燃比フラ
グF1を“0”(リーン)とする。なお、最小値TDL
は上流側O2 センサ13の出力においてリッチからリー
ンへの変化があってもリッチ状態であるとの判断を保持
するためのリーン遅延状態であって、負の値で定義され
る。他方、リッチ(VOM>VR1)であれば、ステップ
410にてディレイカウンタCDLYが負か否かを判別
し、CDLY<0であればステップ411にてCDLY
を0とし、ステップ412に進む。ステップ412では
ディレイカウンタCDLYを1加算し、ステップ41
3,414にてディレイカウンタCDLYを最大値TD
Rでガードする。この場合、ディレイカウンタCDLY
が最大値TDRに到達したときにはステップ415にて
空燃比フラグF1を“1”(リッチ)とする。なお、最
大値TDRは上流側O2 センサ13の出力においてリー
ンからリッチへの変化があってもリーン状態であるとの
判断を保持するためのリッチ遅延状態であって、正の値
で定義される。
【0023】次にステップ415ではカウンタCTFを
+1カウントアップする。カウンタCTFは後述するよ
うにフィードバック制御周期TFを計測するためのもの
であり、ルーチン実行毎に1ずつ加算される。次に、ス
テップ416では、空燃比フラグF1の符号が反転した
か否かを判別する、すなわち遅延処理後の空燃比が反転
したか否かを判別する。空燃比が反転していれば、ステ
ップ417にて、空燃比フラグF1の値により、リッチ
からリーンへの反転か、リーンからリッチへの反転かを
判別する。リッチからリーンへの反転であれば、ステッ
プ418にて、FAF←FAF+RSRとスキップ的に
増大させ、逆に、リーンからリッチへの反転であれば、
ステップ419にて、FAF←FAF−RSLとスキッ
プ的に減少させる。つまり、スキップ処理を行う。ま
た、この場合にはステップ423でカウンタCTFの値
をTFとしてRAM105に格納し、ステップ424で
カウンタCTFをクリアする。これによりRAM105
にはフラグF1が前回0→1に反転してから今回0→1
に反転するまでの時間、すなわちフィードバック周期の
最新の値が常にTFとして格納されていることになる。
【0024】ステップ416にて空燃比フラグF1の符
号が反転していなければ、ステップ420,421,4
22にて積分処理を行う。つまり、ステップ420に
て、F1=“0”か否かを判別し、F1=“0”(リー
ン)であればステップ421にてFAF←FAF+KI
Rとし、他方、F1=“1”(リッチ)であればステッ
プ422にてFAF←FAF−KILとする。ここで、
積分定数KIR,KILはスキップ量RSR,RSLに
比して十分小さく設定してあり、つまり、KIR(KI
L)<RSR(RSL)である。従って、ステップ42
1はリーン状態(F1=“0”)で燃料噴射量を徐々に
増大させ、ステップ422はリッチ状態(F1=
“1”)で燃料噴射量を徐々に減少させる。
【0025】次に、ステップ425では、ステップ41
8,419,421,422にて演算された空燃比補正
係数FAFは最小値たとえば0.8にてガードされ、ま
た、最大値たとえば1.2にてガードされる。これによ
り、何らかの原因で空燃比補正係数FAFが大きくなり
過ぎ、もしくは小さくなり過ぎた場合に、その値で機関
の空燃比を制御してオーバリッチ、オーバリーンになる
のを防ぐ。
【0026】また、ステップ426では、空燃比フィー
ドバックフラグXMFBを“1”とし、上述のごとく演
算されたFAFをRAM105に格納して、ステップ4
28にてこのループは終了する。次に、本発明を上流側
2 センサ13の出力V1 及び下流側O2 センサ15の
出力V2 の両方を用いて空燃比フィードバック制御を行
うダブルO2 センサシステムに適用した場合について説
明する。
【0027】図6は図4,図5のフローチャートによる
動作を補足説明するタイミング図である。上流側O2
ンサ13の出力VOMにより図6(A)に示すごとくリ
ッチ、リーン判別の空燃比信号A/Fが得られると、デ
ィレイカウンタCDLYは、図6(B)に示すごとく、
リッチ状態でカウントアップされ、リーン状態でカウン
トダウンされる。この結果、図6(C)に示すごとく、
遅延処理された空燃比信号A/F′(フラグF1に相
当)が形成される。たとえば、時刻t1 にて空燃比信号
A/F′がリーンからリッチに変化しても、遅延処理さ
れた空燃比信号A/F′はリッチ遅延時間TDRだけリ
ーンに保持された後に時刻t2 にてリッチに変化する。
時刻t3 にて空燃比信号A/Fがリッチからリーンに変
化しても、遅延処理された空燃比信号A/F′はリーン
遅延時間(−TDL)相当だけリッチに保持された後に
時刻t4 にてリーンに変化する。しかし空燃比信号A/
Fが時刻t5 ,t6 ,t7 のごとくリッチ遅延時間TD
Rより短い期間で反転すると、ディレイカウンタCDL
Yが最大値TDRに到達するのに時間を要し、この結
果、時刻t8 にて遅延処理後の空燃比信号A/F′が反
転される。つまり、遅延処理後の空燃比信号A/F′は
遅延処理前の空燃比信号A/Fに比べて安定となる。こ
のように遅延処理後の安定した空燃比信号A/F′にも
とづいて図6(D)に示す空燃比補正係数FAFが得ら
れる。
【0028】なお前述のTF(フィードバック周期)
は、図6(D)に示すようにRSLスキップ処理が行わ
れる周期である。次に、下流側O2 センサ15による第
2の空燃比フィードバック制御について説明する。第2
の空燃比フィードバック制御としては、第1の空燃比フ
ィードバック制御定数としてのスキップ量RSR,RS
L、積分定数KIR,KIL、遅延時間TDR,TD
L、もしくは上流側O2 センサ13の出力VOMの比較
電圧VR1を可変にするシステムと、第2の空燃比補正係
数FAF2を導入するシステムとがある。
【0029】たとえば、リッチスキップ量RSRを大き
くすると、制御空燃比をリッチ側に移行でき、また、リ
ーンスキップ量RSLを小さくしても制御空燃比をリッ
チ側に移行でき、他方、リーンスキップ量RSLを大き
くすると、制御空燃比をリーン側に移行でき、また、リ
ッチスキップ量RSRを小さくしても制御空燃比をリー
ン側に移行できる。したがって、下流側O2 センサ15
の出力に応じてリッチスキップ量RSRを補正すること
により空燃比が制御できる。また、リッチ積分定数KI
Rを大きくすると、制御空燃比をリッチ側に移行でき、
また、リーン積分定数KILを小さくしても制御空燃比
をリッチ側に移行でき、他方、リーン積分定数KILを
大きくすると、制御空燃比をリーン側に移行でき、ま
た、リッチ積分定数KIRを小さくしても制御空燃比を
リーン側に移行できる。従って、下流側O2 センサ15
の出力に応じてリッチ積分定数KIRおよびリーン積分
定数KILを補正することにより空燃比を制御できる。
リッチ遅延時間TDRを大きくもしくはリーン遅延時間
(−TDL)を小さく設定すれば、制御空燃比はリッチ
側に移行でき、逆に、リーン遅延時間(−TDL)を大
きくもしくはリッチ遅延時間(TDR)を小さく設定す
れば、制御空燃比はリーン側に移行できる。つまり、下
流側O2 センサ15の出力VOSに応じて遅延時間TD
R,TDLを補正することにより空燃比が制御できる。
さらにまた、比較電圧VR1を大きくすると制御空燃比を
リッチ側に移行でき、また、比較電圧VR1を小さくする
と制御空燃比をリーン側に移行できる。従って、下流側
2 センサ15の出力VOSに応じて比較電圧VR1を補
正することにより空燃比を制御できる。
【0030】これらスキップ量、積分定数、遅延時間、
比較電圧を下流側O2 センサによって可変とすることは
それぞれに長所がある。たとえば、遅延時間を可変とす
れば非常に微妙な空燃比の調整が可能であり、また、ス
キップ量を可変とすれば遅延時間のように空燃比のフィ
ードバック周期を長くすることなくレスポンスの良い制
御が可能である。従って、これら可変量は当然2つ以上
組み合わされて用いられ得る。
【0031】逆に、空燃比フィードバック制御定数とし
てのスキップ量を可変にしたダブルO2 センサシステム
について説明する。図7,図8は下流側O2 センサ15
の出力VOSにもとづく第2の空燃比フィードバック制
御ルーチンであって、所定時間たとえば512ms毎に実
行される。ステップ701〜706では、下流側O2
ンサ15によって閉ループ条件か否かを判別する。たと
えば、上流側O2 センサ13による閉ループ条件の不成
立(ステップ701)に加えて、冷却水温THWが所定
値(たとえば70℃)以下のとき(ステップ702)、
スロットル弁16が全閉(LL=“1”)のとき(ステ
ップ703)、回転速度Ne、車速、アイドルスイッチ
17の信号LL、冷却水温THW等にもとづいて2次空
気が導入されているとき(ステップ704)、軽負荷の
とき(Q/Ne<X1 )(ステップ705)、下流側O
2 センサ15が活性化していないとき(ステップ70
6)、等が閉ループ条件が不成立であり、その他の場合
が閉ループ条件成立である。閉ループ条件不成立であれ
ば、ステップ719に進み、空燃比フィードバックフラ
グXSFBをリセットし(“0”)、閉ループ条件成立
であればステップ708に進み、空燃比フィードバック
フラグXSFBをセットする(“1”)。
【0032】ステップ709〜718のフローについて
説明する。ステップ709は、下流側O2 センサ15の
出力VOSをA/D変換して取り込み、ステップ710
にてVOSが比較電圧VR2(たとえばVR2=0.55
V)以下か否かを判別する、つまり、空燃比がリッチか
リーンかを判別する。なお、比較電圧VR2は触媒コンバ
ータ12の上流、下流で生ガスの影響による出力特性が
異なることおよび劣化速度が異なること等を考慮して上
流側O2 センサ13の出力の比較電圧VR1より高く設定
されているが、この設定は任意でもよい。(例えば、V
R1と同じ0.45V)この結果、VOS≦VR2(リー
ン)であればステップ711,712,713に進み、
VOS>VR2(リッチ)であればステップ714,71
5,716に進む。すなわち、ステップ711では、R
SR←RSR+ΔRS(一定値)とし、つまり、リッチ
スキップ量RSRを増大させて空燃比をリッチ側に移行
させ、ステップ712,713では、RSRを最大値M
AX(9%)にてガードし、他方、ステップ714にて
RSR←RSR−ΔRSとし、つまり、リッチスキップ
量RSRを減少させて空燃比をリーン側に移行させ、ス
テップ715,716にてRSRを最小値MIN(1
%)にてガードする。なお、最小値MINは過渡追従性
がそこなわれないレベルの値であり、また、最大値MA
Xは空燃比変動によりドライバビリティの悪化が発生し
ないレベルの値である。
【0033】ステップ717では、リーンスキップ量R
SLを、 RSL←10%−RSR とする。つまり、RSR+RSL=10%とする。ステ
ップ718では、スキップ量RSR,RSLをRAM1
05に格納する。そして、ステップ720に進む。
【0034】図9は噴射量演算ルーチンであって、所定
クランク角たとえば360°CAに実行される。ステッ
プ901では、RAM105より吸入空気量データQ及
び回転速度データNeを読出して基本噴射量TAUP
(理論空燃比を得る噴射時間)を演算する。たとえばT
AUP←α・Q/Ne(αは定数)とする。ステップ9
02では、最終噴射量TAUを、TAU←TAUP・F
AF・β+γにより演算する。なお、β,γは他の運転
状態パラメータによって定まる補正量である。次いで、
ステップ903にて、噴射量TAUをダウンカウンタ1
08にセットすると共にフリップフロップ109をセッ
トして燃料噴射を開始させる。そして、ステップ904
にてこのルーチンを終了する。
【0035】なお、上述のごとく、噴射量TAUに相当
する時間が経過すると、ダウンカウンタ108の出力信
号によってフリップフロップ109がリセットされて燃
料噴射は終了する。図10,図11は触媒劣化判別ルー
チンであって、所定時間たとえば4ms毎に実行される。
ステップ1001では、空燃比フィードバックフラグX
MFBにより上流側O2 センサ13の出力VOMによる
空燃比フィードバック制御中(XMFB=“1”)か否
かを判別し、ステップ1002では、リーンモニタによ
り上流側O2 センサ13の出力VOMがリーン側に所定
時間以上張り付いているか否かを判別し、ステップ10
03では、リッチモニタにより上流側O2 センサ13の
出力VOMがリッチ側に所定時間以上張り付いているか
否かを判別し、ステップ1004では、空燃比フィード
バックフラグXSFBにより下流側O2 センサ15の出
力VOSによる空燃比フィードバック制御中(XSFB
=“1”)か否かを判別する。
【0036】この結果、上流側O2 センサ13の出力V
OMによる空燃比フィードバック制御中(XMFB=
“1”)であって、該出力VOMがリーン側もしくはリ
ッチ側に張り付いてなく、かつ下流側O2 センサ15の
出力VOSによる空燃比フィードバック制御中(XSF
B=“1”)のときのみ、図11ステップ1010以降
を実行する。
【0037】ステップ1010は前述のフィードバック
周期TFによる触媒劣化判定の実行可否判定動作を示
す。前述のように空燃比制御のフィードバック周期TF
が長くなると触媒劣化の誤判定が生じる。本実施例では
RAM105に格納したTF(図5,図6参照)の値を
読み出して、FFが所定値TF0 以上か否かで判定実行
可否を判断している。所定値TF0 は本実施例では2秒
程度に相当する値にされるが、TF0 は車種等により異
なるため、予め実験等により誤判定が生じ易いTFの値
を決定することが好ましい。
【0038】ステップ1010でTF>TF0 、すなわ
ちフィードバック周期が所定値以上である場合には図1
0ステップ1001〜1004の条件が成立していた場
合でも触媒劣化判定は禁止され、ステップ1012で後
述する触媒劣化判定用のカウンタCT1 と他の劣化判定
用パラメータ(CS,VOMi ,VOSi 等)がクリア
され、ステップ1013でルーチンが終了する。またス
テップ1010でTF≦TF0 であった場合にはステッ
プ1011で触媒劣化判定サブルーチンが実行される。
これによりフィードバック周期が長く、誤判定を生じや
すい条件下での劣化判定が禁止される。
【0039】図12は下流側O2 センサ出力VOSの反
転回数を用いた場合の触媒劣化判定サブルーチンを示
す。図12においてサブルーチンがスタートするとステ
ップ1201ではカウンタCT1 が+1カウントアップ
され、ステップ1202では所定の判定期間T1 が経過
したか否かが判定され、CT1 <T1 の場合にはステッ
プ1203に進み下流側空燃比センサ15の出力VOS
が前回ルーチン実行時と較べてリッチ側(VOS≧
R2)からリーン側(VOS<VR2)に、又はリーン側
からリッチ側に反転したか否かが判別され、VOSが判
定している場合にはステップ1204でカウンタCSを
+1カウントアップする。カウンタCSは所定時間内の
VOS反転回数を計数するためのカウンタである。
【0040】ステップ1202で判定期間T1 が経過し
ていた場合はステップ1205に進み、カウンタCSの
値から触媒が劣化しているか否かを判定する。すなわ
ち、判定期間T1 内のVOS反転回数が所定値CS0
上である場合は、図2(C)に示す状態であると考えら
れるので触媒が劣化したと判定し、ステップ1206で
アラームフラグALMをセット(“1”)すると共に、
ステップ1207で触媒劣化アラーム19を付勢し、触
媒が劣化したことを報知する。またステップ1205で
CS<CS0 であった場合は図2(B)に示す状態であ
ると考えられるので触媒劣化なしと判定し、ステップ1
208でアラームフラグALMをリセット(“0”)、
ステップ1209でアラームを消勢する。
【0041】上記実行後ステップ1210では修理点検
のためフラグALMがバックアップラムRAM106に
格納され、ステップ1211でカウンタCT1 ,CSを
クリアした後サブルーチンを終了する。尚、上流側空燃
比センサ出力VOMの判定期間T1 内のVOM反転回数
も別のカウンタCMにてカウントし、(CS/CM)が
所定値以上のとき、触媒劣化と判定することもできる。
【0042】図13,14は触媒劣化判定の別の実施例
を示すフローチャートである。本実施例では、上流側O
2 センサ13の出力VOMの軌跡長LVOMと下流側O
2 センサ15の出力VOSの軌跡長LVOSとを用いて
触媒劣化判定を行っている。図2(C),(D)に示す
ように空燃比制御のフィードバック周期が短い場合に
は、下流側O2 センサ出力VOSは触媒が劣化するにつ
れて変動幅が大きく、又変動周期が短くなる。このため
触媒劣化後のVOSの波形の軌跡長(図2(D))は、
触媒が劣化していない場合(図2(C))より大きくな
る。従ってVOSの軌跡長を監視することにより触媒の
劣化を判定することができる。
【0043】本実施例では下流側O2 センサ出力VOS
の軌跡長LVOSと上流側O2 センサ出力VOMの軌跡
長LVOMとの比が所定値以上になった場合に触媒が劣
化したと判定する。図13においてサブルーチンがスタ
ートするとステップ1301では上流側O 2 センサ13
の出力VOMの軌跡長LVOMが近似的にLVOM←L
VOM+|VOM−VOMi-1 |により演算される。こ
こでVOMi-1 は前回ルーチン実行時の上流側O2 セン
サ出力である(図18参照)。次いでステップ1302
では次回のルーチン実行に備えVOMi-1 ←VOMの更
新が行われる。
【0044】ステップ1303,1304では上記と同
様に下流側O2 センサ出力VOSの軌跡長LVOSの演
算とVOSi-1 の更新が行われる。次いで図14、ステ
ップ1305ではカウンタCT1 の+1カウントアップ
が行われ、ステップ1306ではCT1 が所定の判定期
間T1 を越えたか否かが判定される。CT1 >T1 であ
る場合にはステップ1307でLVOSとLVOMとの
比が所定値K以上か否かを判定し、LVOS/LVOM
≧Kである場合には触媒劣化と判定し、ステップ130
8,1309にてアラームフラグALMのセットと触媒
劣化アラーム付勢が行われる。またLVOS/LVOM
<Kである場合はアラームフラグALMのリセット(ス
テップ1310)と触媒劣化アラームの消勢(ステップ
1311)とが行われる。
【0045】また上記動作終了後アラームフラグALM
のバックアップラムRAM106への格納(ステップ1
313)、パラメータのクリア(ステップ1314)が
行われるのは、図12の実施例と同様である。なお、本
実施例では、下流側O2 センサ出力VOSの軌跡長LV
OSと上流側O2 センサ出力VOMの軌跡長LVOMと
の比を用いて触媒劣化の判定を行っているが、下流側O
2 センサ出力VOSの軌跡長LVOSのみを用いて、L
VOSが所定値以上になったときに触媒が劣化したと判
定するようにしても良い。
【0046】次に図15,16に触媒劣化判定の更に別
の実施例を示す。本実施例では上述の軌跡長LVOS,
LVOMに加えて、VOS及びVOMとそれぞれ比較電
圧V R2,VR1とによって囲まれる面積AVOS,AVO
M(図2(B),(C),(D)の斜線部分)を用いる
ことにより更に精度の高い判定を可能としている。図2
(C)に示すように触媒が劣化していない場合は下流側
2 センサ出力VOSの軌跡長LVOSは比較的小さい
が、VOSと比較電圧とで囲まれる面積AVOSは比較
的大きくなる。
【0047】一方、図2(D)に示すように触媒が劣化
した場合は前述のように軌跡長LVOSは比較的大きく
なるのに対して、面積AVOSは比較的小さくなる。こ
のため、軌跡長LVOSと共に面積AVOSを監視する
ことにより触媒劣化の有無をより正確に判定することが
できる。尚、これらの詳細は本願出願人が先に出願した
特願平3−331810号に記載されている。
【0048】本実施例では上流側O2 センサ出力VOM
の軌跡長LVOMと面積AVOM及び下流側O2 センサ
出力VOSの軌跡長LVOSと面積AVOSとを用い
て、LVOS/LVOM,AVOS/AVOMを演算
し、図17(A)、または図17(B)に示すマップか
ら触媒劣化の有無を判定している。図15でルーチンが
スタートするとステップ1501,1502では上流側
2 センサ13の出力VOMの軌跡長LVOM、面積A
VOM及び下流側O2 センサ15の出力VOSの軌跡長
LVOS、面積AVOSが演算される。ここで軌跡長L
VOM,AVOSは図13と同じ式で演算され、面積A
VOM,AVOSは近似的に以下の式を用いて演算され
る(図18参照)。
【0049】AVOM←AVOM+|VOM−VR1| AVOS←AVOS+|VOS−VR2| VR1,VR2はそれぞれ上流側と下流側O2 センサ出力の
比較電圧である。次いでステップ1503では次回のル
ーチン実行に備えてVOMi-1 ←VOM,VOSi-1
VOSの更新が行われ、図16ステップ1504に進
む。
【0050】ステップ1504ではカウンタCT1 の+
1カウントアップが行われ、ステップ1505ではCT
1 が所定の判定時間T1 を越えたか否かが判定される。
CT 1 >T1 である場合にはステップ1506で軌跡長
比LVOS/LVOM及び面積比AVOS/AVOMを
演算し、ステップ1507でこの軌跡長比と面積比とに
基づいて図17(A)、または図17(B)のマップか
ら触媒劣化の有無を判定する。
【0051】ステップ1507で触媒劣化と判定された
場合にはアラームフラグALMのセット(ステップ15
08)、触媒劣化アラーム付勢(ステップ1509)
が、また触媒が劣化していないと判定された場合にはア
ラームフラグALMのリセット(ステップ1510)、
触媒劣化アラームの消勢(ステップ1511)が行われ
る。これらの動作終了後アラームフラグALMのバック
アップラムRAM106への格納(ステップ151
3)、パラメータのクリア(ステップ1514)が行わ
れるのは図12,13の実施例と同様である。
【0052】なお、図11の実施例では、フィードバッ
ク周期TFを基に誤判定が生じやすい状態か否かを判定
しているが、この判定は他の運転条件パラメータを用い
て行うこともできる。図19は、触媒劣化判定の可否を
判断するための運転条件パラメータとして機関吸入空気
量Qを用いた実施例を示す。前述のように空燃比制御の
フィードバック周期が長くなる要因としては機関が排気
流量の少い領域で運転されることがある。
【0053】ここで排気流量は機関の吸入空気量Qに対
応して増減することから、本実施例では吸入空気量Qが
所定値Q0 より小さい場合(ステップ1910)には、
運転条件が、フィードバック周期が長く誤判定を生じ易
い状態になっていると判断し、触媒劣化判定を実行しな
い(ステップ1912,1913)。判定を禁止する吸
入空気量の値Q0 は、例えばアイドルや低負荷運転に相
当する吸入空気量であり、機関型式や車種により異るた
め予め実験により決定することが好ましい。
【0054】
【発明の効果】本発明は上述のように、空燃比制御のフ
ィードバック周期が所定値より長くなる条件下で触媒劣
化の判定を中止するようにしたことにより、運転条件の
変化や上流側空燃比センサの応答性悪化等により触媒劣
化の誤判定が生じることを防止し、触媒劣化判定の信頼
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】触媒劣化による下流側空燃比センサ出力の変化
を説明する図である。
【図3】本発明に係る内燃機関の触媒劣化判別装置の一
実施例を示す全体概略図である。
【図4】図3の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートの一部である。
【図5】図3の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートの一部である。
【図6】図4,図5の制御動作を補足説明するタイミン
グ図である。
【図7】図3の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートの一部である。
【図8】図3の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートの一部である。
【図9】図3の制御回路の動作を説明するためのフロー
チャートの一部である。
【図10】図3の制御回路の触媒劣化判別動作を説明す
るためのフローチャートの一部である。
【図11】図3の制御回路の触媒劣化判別動作を説明す
るためのフローチャートの一部である。
【図12】図11の触媒劣化判定サブルーチンの実施例
を示すフローチャートの一部である。
【図13】図11の触媒劣化判定サブルーチンの別の実
施例を示すフローチャートの一部である。
【図14】図11の触媒劣化判定サブルーチンの別の実
施例を示すフローチャートの一部である。
【図15】図11の触媒劣化判定サブルーチンの、図1
2から図14とは別の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図16】図11の触媒劣化判定サブルーチンの、図1
2から図14とは別の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図17】図15,16の触媒劣化判定に用いるマップ
を示す図である。
【図18】空燃比センサ出力の軌跡長と面積の定義を示
す図である。
【図19】図3の制御回路の触媒劣化判別動作の他の実
施例を説明するための、図11に代わるフローチャート
である。
【符号の説明】
1…機関本体 2…エアフローメータ 4…ディストリビュータ 5,6…クランク角センサ 10…制御回路 12…触媒コンバータ 13…上流側O2 センサ 15…下流側O2 センサ 17…アイドルスイッチ 19…触媒劣化アラーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられた、O2
    ストレージ効果を有する三元触媒と、 該三元触媒の上流側の排気通路に設けられ、前記機関の
    空燃比を検出する上流側空燃比センサと、 前記三元触媒の下流側の排気通路に設けられ、前記機関
    の空燃比を検出する下流側空燃比センサと、 少くとも前記上流側空燃比センサの出力に基づいて前記
    機関の空燃比を理論空燃比にフィードバック制御する空
    燃比フィードバック制御手段と、 少くとも前記下流側空燃比センサの出力に基づいて前記
    三元触媒の劣化を判別する触媒劣化判定手段と、 前記空燃比フィードバック制御手段によるフィードバッ
    ク制御周期が所定値より大きくなる条件下で前記触媒劣
    化判定手段による触媒劣化判定を禁止する禁止手段とを
    備えたことを特徴とする内燃機関の触媒劣化判別装置。
JP4064883A 1992-03-23 1992-03-23 内燃機関の触媒劣化判別装置 Pending JPH05263686A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064883A JPH05263686A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 内燃機関の触媒劣化判別装置
US08/025,640 US5412941A (en) 1992-03-23 1993-03-02 Device for determining deterioration of a catalytic converter for an engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4064883A JPH05263686A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 内燃機関の触媒劣化判別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05263686A true JPH05263686A (ja) 1993-10-12

Family

ID=13270955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4064883A Pending JPH05263686A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 内燃機関の触媒劣化判別装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5412941A (ja)
JP (1) JPH05263686A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0828252A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置
US5875628A (en) * 1996-02-28 1999-03-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine
US5983629A (en) * 1996-08-09 1999-11-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for determining deterioration of a catalyst for an engine
JP2008106666A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化検出装置

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5732553A (en) * 1995-04-20 1998-03-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for determining deterioration of a catalytic converter for an engine
US5724809A (en) * 1995-06-12 1998-03-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for determining deterioration of a catalytic converter for an engine
SE505910C2 (sv) * 1995-10-25 1997-10-20 Forskarpatent I Linkoeping Ab Provning av katalysator i en förbränningsmotors avgassystem
DE69627100T2 (de) * 1995-10-26 2004-02-19 Toyota Jidosha K.K., Toyota Feststellungsvorrichtung der Katalysatorverschlechterung einer Brennkraftmaschine
JP3196606B2 (ja) * 1995-10-26 2001-08-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の触媒劣化判定装置
JP3307198B2 (ja) * 1995-11-21 2002-07-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の触媒劣化判定装置
JPH09158713A (ja) * 1995-12-07 1997-06-17 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化判定装置
US5857163A (en) * 1995-12-12 1999-01-05 General Motors Corporation Adaptive engine control responsive to catalyst deterioration estimation
JPH09236569A (ja) * 1996-03-01 1997-09-09 Hitachi Ltd 内燃機関の排気浄化装置の機能診断装置
US5887421A (en) * 1996-03-18 1999-03-30 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Apparatus for detecting the deterioration of a three-way catalytic converter for an internal combustion engine
JP3336854B2 (ja) * 1996-04-11 2002-10-21 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の触媒劣化判別装置
US5953905A (en) * 1997-01-17 1999-09-21 Ford Global Technologies, Inc. System and method for monitoring a catalytic converter
DE10017931A1 (de) * 2000-04-11 2001-12-06 Siemens Ag Verfahren zur Diagnose einer Abgasreinigungsanlage einer lambdageregelten Brennkraftmaschine
JP4042376B2 (ja) * 2001-10-11 2008-02-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の触媒劣化検出装置
US6922985B2 (en) * 2003-01-21 2005-08-02 Daimlerchrysler Corporation Exhaust catalyst monitoring arrangement
US7131891B2 (en) * 2003-04-28 2006-11-07 Micron Technology, Inc. Systems and methods for mechanical and/or chemical-mechanical polishing of microfeature workpieces
US20090256572A1 (en) * 2008-04-14 2009-10-15 Mcdowell Andrew F Tuning Low-Inductance Coils at Low Frequencies

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61286550A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置
JPH03281960A (ja) * 1990-03-29 1991-12-12 Fuji Heavy Ind Ltd 触媒の劣化検出装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3443649A1 (de) * 1984-11-30 1986-06-05 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Verfahren zur ueberpruefung der katalysatorfunktion bei einem mit (lambda)-sonden-regelung ausgeruesteten kraftfahrzeug-otto-motor
US4739614A (en) * 1985-02-22 1988-04-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Double air-fuel ratio sensor system in internal combustion engine
JPH0726578B2 (ja) * 1986-10-13 1995-03-29 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0291440A (ja) * 1988-09-29 1990-03-30 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化判別装置
DE3841685A1 (de) * 1988-12-10 1990-06-13 Daimler Benz Ag Verfahren zur erkennung des zustandes von katalysatoren
DE3916467A1 (de) * 1989-05-20 1990-11-22 Audi Ag Verfahren und vorrichtung zum anzeigen des schadstoffausstosses einer brennkraftmaschine
JPH0357862A (ja) * 1989-07-25 1991-03-13 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2679305B2 (ja) * 1989-10-19 1997-11-19 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0718368B2 (ja) * 1990-04-02 1995-03-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の触媒劣化検出装置
JP2600987B2 (ja) * 1990-07-09 1997-04-16 日産自動車株式会社 空燃比制御装置の診断装置
DE4112478C2 (de) * 1991-04-17 2001-03-08 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zum Beurteilen des Alterungszustandes eines Katalysators

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61286550A (ja) * 1985-06-13 1986-12-17 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置
JPH03281960A (ja) * 1990-03-29 1991-12-12 Fuji Heavy Ind Ltd 触媒の劣化検出装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0828252A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の排気浄化装置
US5875628A (en) * 1996-02-28 1999-03-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air-fuel ratio control apparatus for internal combustion engine
US5983629A (en) * 1996-08-09 1999-11-16 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Device for determining deterioration of a catalyst for an engine
JP2008106666A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の触媒劣化検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5412941A (en) 1995-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2626384B2 (ja) 触媒劣化判別装置
JP2626433B2 (ja) 触媒劣化検出装置
JPH05263686A (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2536611B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2570930B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JPH0726580B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判定装置
JP4161771B2 (ja) 酸素センサの異常検出装置
JPH09119308A (ja) 内燃機関の触媒劣化判定装置
JP2900890B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JPH0726578B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPH0598947A (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
EP0743433A1 (en) A device for determining deterioration of a catalytic converter for an engine
JPH0639932B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2841823B2 (ja) 触媒の浄化率検出装置
KR100204831B1 (ko) 내연기관의 공연비 제어방법 및 장치
JP4103379B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JPH0941948A (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2679305B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP3149714B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化診断装置
JP2814718B2 (ja) 酸素センサ劣化検出装置
JPH05171923A (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP3149732B2 (ja) 内燃機関の触媒劣化判別装置
JP2600719B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JP2671877B2 (ja) 触媒劣化判別装置
JP2780451B2 (ja) 触媒の劣化検出装置