JPH0526378Y2 - - Google Patents

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JPH0526378Y2
JPH0526378Y2 JP1987099516U JP9951687U JPH0526378Y2 JP H0526378 Y2 JPH0526378 Y2 JP H0526378Y2 JP 1987099516 U JP1987099516 U JP 1987099516U JP 9951687 U JP9951687 U JP 9951687U JP H0526378 Y2 JPH0526378 Y2 JP H0526378Y2
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gasket
bead
cylinder head
sealing material
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関のシリンダヘツドとシリン
ダブロツクとの接合面等をシールするシリンダヘ
ツドガスケツトに関し、特に弾性金属板の所要個
所にビードを形成したシリンダヘツドガスケツト
に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、弾性を有する金属板を用い、シリンダ用
穴、水穴、油穴等を形成し、これらの開口部の周
縁に断面凸状又は階段状のビードを形成し、この
ビードによつて、内燃機関の例えば、シリンダヘ
ツドとシリンダブロツクとの接合面を効率よくシ
ールする金属製シリンダヘツドガスケツトが提案
されている。
上記の型のシリンダヘツドガスケツトにおい
て、接合面のシール性を確保するため、第8図に
示すように、ビード部3の裏側に形成されている
空隙部に石綿、ゴム、合成樹脂等の柔軟物質11
を充填したもの(実公昭37−5920号公報参照)
や、鉄板からなるガスケツトの両面に水穴などの
開口部を取巻く環状溝を形成し、この環状溝にシ
リコン樹脂等のシール材を塗布したもの(実開昭
60−18247号公報参照)がある。
また本出願人は、この種のシリンダヘツドガス
ケツトの改良として、金属板の両面のうち少なく
とも一方の面に無機又は有機繊維をゴムに混練し
たコート材を塗布するとともに、金属板両面のう
ちの特定個所にゴム材を前記コート材より薄く塗
布したシリンダヘツドガスケツトを提案している
(実願昭62−35928号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
金属製ガスケツトを用いる場合、これを施すべ
き相手面との間にシール性を確保するために、金
属板表面にゴム等をコーテイングするのが普通で
あるが、このコーテイング層があまり厚くなると
へたりが大きくなるため、その厚さは一般に10μ
〜30μが限度とされている。しかい相手面の面精
度が悪い場合やシール幅が十分にとれない場合な
どは、部分的にさらにシール材を塗布するなどし
て補つている。例えばシリンダヘツドがアルミ材
でシリンダブロツクが鋳鉄の場合は面の粗いシリ
ンダブロツク側のガスケツトの片面にシール材を
塗布すればよい。
しかしシリンダヘツドもシリンダブロツクも共
に鋳鉄で形成され、接合すべき両面が粗い場合に
はここに介在させるガスケツトにはその両面にシ
ール材を塗布する必要がある。ところが、ガスケ
ツトの両面にシール材を塗布した場合、その取扱
い、管理面において複雑となるという問題があ
る。
本考案は金属製ガスケツトの両面にシール材を
塗布することを要しないで、所要個所に十分のシ
ール性が得られるシリンダヘツドガスケツトを提
供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、上記の問題点は、金属製シリ
ンダヘツドガスケツトにおいてシール性を確保す
べき部位に一方の面から他方の面に貫通する小穴
を設け、この小穴を設けた個所に流動性のシール
材を充填することによつて解決される。すなわ
ち、上記問題点を解決するための本考案の構成
は、弾性金属板からなり、シリンダ用穴、水穴、
油穴等の開口部の周縁にビードを形成したシリン
ダヘツドガスケツトにおいて、前記ビード形成部
又はその近傍に、一方の面から他方の面に貫通す
る小穴を形成し、この小穴形成部分に流動性シー
ル材を充填したことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記のような構成の本考案は、これをシリンダ
ヘツドとシリンダブロツクとの間に挿入し、シリ
ンダヘツド取付ボルトの締付けによりシリンダヘ
ツドとシリンダブロツクとの間で圧縮させると、
ビード部は潰されてこの中又はこの近傍に充填さ
れていたシール材が小穴を通つて反対側の面上に
流れ出し、ガスケツトの両面にシール部が形成さ
れる。
〔実施例〕
本考案の実施例について図面を参照して以下に
説明する。
第1図は本考案の実施例の全体平面図であり、
シリンダヘツドガスケツト1は弾性の薄い金属
板、例えばステンレスばね鋼板からなつている。
ガスケツト1は全体として横長の矩形状を呈
し、その中央部には各気筒のシリンダ用穴2が4
個(4気筒機関の場合)整列して配設され、これ
らシリンダ用穴2の周囲にはシリンダ穴ビード3
がそれぞれ形成されている。これらビード3は第
2図から第5図に示すように、その断面が半円形
となるよう下面から上面に向けて凸出するよう形
成される。
ガスケツト1にはその長手方向両側縁部に近
く、長円形の水穴4が、各シリンダ用穴2に対応
する位置に設けられ、また右側端縁近くには円形
の油穴5が設けられている。これらの水穴4及び
油穴5の周縁にも、第2図から第5図に示す形状
と同一断面形状の水穴ビード6,油穴ビード7が
設けられる。
さらにガスケツト1の周縁には外周ビード8が
設けられ、また周縁の適所にガスケツト取付用の
ボルト穴9が設けられている。
第2図を参照すると、前記シリンダ穴ビード
3、水穴ビード6及び油穴ビード7には、その頂
端部に、下面から上面へと貫通する小穴10が設
けられ、この小穴10は第1図に示すようにビー
ド3,6,7の全周にわたつて、ほぼ等間隔で多
数配設されている(但し、ビード6,7について
は、図面上簡略化のため図示されていない)。そ
してこられビード3,6,7内には、流動性のシ
ール材11が充填されている。この流動性シール
材11は常温加硫型シリコンゴムシール剤からな
る現場成形ガスケツトであつて、紙、コルク、ゴ
ム等の成形ガスケツトに対して液状ガスケツトの
分類に属するシール材である。
なお前記小穴10は、第3図に示すようにビー
ドの頂端付近に2個設け、各ビードの全周にわた
り2列に配設するようにしてもよい。
上記のように構成されたシリンダヘツドガスケ
ツト1をエンジン内に組付けるに当り、第4図に
示すように、ガスケツト1をシリンダヘツド20
とシリンダブロツク30との間に挿入し、図示し
ないシリンダヘツド取付ボルトの締付けにより、
ガスケツト1を圧縮させる。この取付ボルトの締
付け圧力により、ビード3は潰されて偏平状に変
形し、それに伴い、ビード3内に充填されていた
シール材11が小穴10を通つて押し出され、ビ
ード3の下面側15から上面側16へと流れ出し
上面側をも被覆するようになり、かくしてビード
3周辺は両面にシールが形成されるものとなる。
第5図と第6図は本考案のさらに他の実施例の
要部を示すもので、第5図に示すものは、ビード
3の周辺の近接位置に小穴10を設け、この小穴
10を設けた個所に前記と同様のシール材11を
充填したものである。
また第6図に示すものは、第5図の実施例にお
いてシール材11を充填する個所にさらに溝12
を設け、この溝12の中にシール材11を収容保
持するようにしている。
第7図は本考案の他の使用例を示す。
このガスケツトは通常のガスケツトの外周など
に配置して用いるガスケツトであつて、段差ビー
ド13を有している。この段差ビード13にも、
その下面から上面へと貫通する小穴10を設け、
この段差ビード13に前記と同様のシール材11
を充填しておくものである。
上記第5図ないし第7図に示すガスケツトもエ
ンジンへの組付け時に充填したシール材11が小
穴10を通つて他の面上に流出してガスケツトの
両面にシール部を形成することはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成、作用を有している
から、金属ガスケツトの片面のみにシール材を充
填しておくだけで、使用に当つて両面にシール部
を形成することができる。
そのためガスケツトとしてのシール性能は向上
し、コストの低減につながる。またガスケツトの
両面にシール材を塗布したもののような取扱上、
保管上の複雑さがなく、その管理が容易となる。
またガスケツトを介在するシリンダヘツドのシリ
ンダブロツクへの締め付け力は一定となるため、
シール材充填面から他面へのシール材の流れ出る
量も常に一定であり、そのため穴の大きさを適切
に設定することによりシール材を各片面に常に適
正量施すことができる。これにより従来の両面に
シール材を塗布したものに比べて付与するシール
材のバラツキ許容量を大きくすることができ、シ
ール性の向上が実現できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の全体平面図、第2図
は、第1図の−線に沿う本考案の第1実施例
の要部拡大断面図、第3図は、同上第2実施例の
要部拡大断面図、第4図は同上第2実施例のエン
ジン装着時の作用を示す断面図、第5図は同上第
3実施例の要部拡大断面図、第6図は同上第4実
施例の要部拡大断面図、第7図は本考案の他の使
用例を示す要部拡大断面図、第8図は従来の金属
製ガスケツトの一例を示す要部拡大断面図であ
る。 1……シリンダヘツドガスケツト、2……シリ
ンダ用穴、3……シリンダ穴ビード、4……水
穴、5……油穴、6……水穴ビード、7……油穴
ビード、10……小穴、11……シール材、12
……溝、13……段差ビード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 弾性金属薄板からなり、シリンダ用穴、水
    穴、油穴等の開口部の周縁にビードを形成した
    シリンダヘツドガスケツトにおいて、前記ビー
    ド形成部又はその近傍に、一方の面から他方の
    面へと貫通する小穴を形成し、この小穴形成部
    分に流動性のシール材を充填したことを特徴と
    するシリンダヘツドガスケツト。 2 ビード形成部近傍に溝を設け、この溝内に前
    記シール材を充填した実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のシリンダヘツドガスケツト。
JP1987099516U 1987-06-30 1987-06-30 Expired - Lifetime JPH0526378Y2 (ja)

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