JPH05265101A - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JPH05265101A
JPH05265101A JP4065037A JP6503792A JPH05265101A JP H05265101 A JPH05265101 A JP H05265101A JP 4065037 A JP4065037 A JP 4065037A JP 6503792 A JP6503792 A JP 6503792A JP H05265101 A JPH05265101 A JP H05265101A
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JP
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JP4065037A
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English (en)
Inventor
Tatsuro Watanabe
達郎 渡辺
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、スキャナを駆動するためのモ
ータへの負荷を軽減してコストアップを未然に防止し、
さらには、必要なときにのみ平衡作用が得られるように
して異常画像の発生を防止することのできる構造を備え
た原稿走査装置を得ることにある。 【構成】本発明は、固定された原稿載置台上の原稿を走
査する方向に往復動可能なスキャナ2、3と、このスキ
ャナ2、3の移動方向と逆方向に移動可能な錘ブロック
11とを備えてスキャナの移動方向切り換え時に生じる
慣性力を打ち消すための平衡構造を備えた原稿走査装置
において、上記スキャナの駆動部と上記錘ブロックの駆
動部とを個別に設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿走査装置に関し、
特に、固定された原稿載置台上の原稿を往復動可能なス
キャナにより露光走査する際の振動防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を用いる複写機や
プリンタあるいはファクシミリにおいては原稿画像を走
査するための装置が設けられており、この装置のひとつ
として、複写機等の装置本体に固定されている原稿載置
台上の原稿に対し、露光光学系を移動させるものがある
(例えば、実開平2ー21857号公報)。これによる
と、原稿走査装置は、図3に示すように、原稿の走査方
向に延長された一対のロッドA上で摺動可能に取り付け
られているスキャナBを備えている。そして、このスキ
ャナBは、走査方向両端に配置されている一対のプーリ
C1、C2に掛け回されたワイヤDの一部に固定されて
おり、このワイヤDが一方のプーリC1に連結されてい
る駆動モータEの回転に連動して牽引されることによ
り、走査方向に移動するようになっている。
【0003】ところで、図3に示した構造においては、
スキャナBが往復方向で移動を開始する場合に慣性力が
生じ、この慣性力がスキャナBの移動を司るワイヤプー
リの支持部に作用することにより、この支持部を介して
慣性力が装置本体に伝わり、本体側での振動を誘起する
原因となる場合があった。このような慣性力による装置
本体側への振動は、走査系が設けられているユニット部
に対して逆に伝達されると、スキャナの走査へ悪影響を
及ぼし、走査初期等において振動すると、画像にボケが
生じたりするジッターの原因となることがある。このよ
うな現象は、図4に示すスキャナの動作タイミングを基
に説明すると明らかである。図4は、縦軸をスキャナの
速度、横軸を移動距離とし、横軸より上方を往動時、下
方を復動時として表したものであり、スキャナを等倍複
写時と変倍複写のうちの縮小複写時とで比較した場合、
往動時から復動時に切り替わる際の距離に対する速度の
変化を示す勾配が緩やかなほど、慣性力の影響が大きい
ことを示している。つまり、スキャナの移動速度が大き
いほど、移動方向を切り換えられた際の慣性力の影響が
大きくなり、この状態で走査系に対する振動の発生も大
きくなる。
【0004】そこで、従来では、図3に示すように、ワ
イヤDの展張部におけるスキャナBと対向する位置に質
量マスを構成する錘ブロックFを配置し、この錘ブロッ
クFをワイヤCにより牽引することにより、スキャナB
と反対方向に移動させてスキャナBからの装置本体に加
わる慣性力を打ち消すように平衡させる構造が採用され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな錘ブロックFを設けた場合、そのブロックFを単一
の駆動モータEにより駆動する構造であると、そのモー
タに対する負荷が大きくなるので、安定したスキャナB
および錘ブロックFの移動を行わせるには、かなり大き
な駆動出力を持つモータを選択しなければならず、消費
電力増加によるランニングコストのアップや走査系での
構造が大型化する原因になる。また、仮りに、大出力の
駆動モータを選択したとしても、例えば、原稿の大きさ
を自動的に検出するために、画像走査とは別に、予めス
キャナBを一方向に移動させるだけの場合や速度が等倍
時に比べて遅くなる拡大複写を行う場合等、慣性力の発
生にさほど影響されない場合には、慣性力の却って錘ブ
ラックFの存在による負荷増加によって無駄な電力の消
費を行う結果となる。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
スキャナの移動に対する平衡構造を備えた走査装置にお
ける問題に鑑み、スキャナを駆動するためのモータへの
負荷を軽減してコストアップを未然に防止し、さらに
は、必要なときにのみ平衡作用が得られるようにして異
常画像の発生を防止することのできる構造を備えた原稿
走査装置を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、固定された原稿載置台上の原稿を走査す
る方向に往復動可能なスキャナと、このスキャナの移動
方向と逆方向に移動可能な錘ブロックとを備えたスキャ
ナの移動方向切り換え時に生じる慣性力を打ち消すため
の平衡構造を備えた原稿走査装置において、上記スキャ
ナの駆動部と上記錘ブロックの駆動部とを個別に設けた
ことを特徴としている。
【0008】また本発明は、錘ブロックの駆動部が、縮
小複写時に、スキャナの駆動部における駆動方向と逆方
向に動作されることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、駆動部の出力がスキャナある
いは錘ブロックのひとつを駆動する出力で足りるので、
駆動部が小型化され、構造の大型化を防ぐことができ
る。また、本発明によれば、錘ブロックが原稿走査にお
ける縮小複写時にのみスキャナの移動に対する平衡動作
を行うようにされていることにより、駆動部での電力消
費を低減することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1および図2において、本発明の実
施例の詳細を説明する。図1は、本発明の実施例による
原稿走査装置1の要部構造を示す斜視図であり、同図に
おいて、原稿走査装置1は、スキャナの走査駆動部と錘
ブロックの駆動部とを分割して設けられている。スキャ
ナの走査駆動部は、原稿の照明および原稿からの反射光
を受けるための第1のスキャナ2と、感光体に向けて原
稿からの露光光を導入するための第2のスキャナ3とを
同一方向に移動させる構成とされており、本実施例の場
合、各スキャナ2、3は、ワイヤ4の牽引によって往復
動作を行えるようになっている。このため、ワイヤ4
は、牽引方向と繰り出し方向との2系統に分割して設け
られており、分割された各ワイヤは、スキャナ2、3の
走査方向の両端でしかもスキャナ2、3の長手方向両端
に相当する位置に配置されているワイヤプーリ5、6、
7、8に掛け回されている。このワイヤプーリ5、6、
7、8は、図示しない走査系の構造体によって回転自在
に支持されている。
【0011】一方、分割されたワイヤは、牽引方向およ
び繰り出し方向でさらに分割されており(いま、仮りに
牽引方向でのワイヤを4A1、4A2とし、繰り出し方
向でのワイヤを4B1、4B2とする)、これら分割さ
れたワイヤは、各スキャナの長手方向両端に移動力を伝
達するようになっている。本実施例の場合、牽引方向を
矢印Xで示す方向とし、繰り出し方向を矢印Yで示す方
向とすると、牽引方向はスキャナが原稿を走査するため
に往動する方向に相当し、そして、繰り出し方向は上述
した場合とは逆に、スキャナを走査開始位置に復帰させ
るための復動方向に相当している。そして、牽引方向に
位置するワイヤの一方4A1は、展張方向の一端を駆動
モータ9の出力軸に固定されている駆動プーリ10に固
定され、他端がワイヤプーリ5、6に掛けられた後、第
2のスキャナ3の長手方向一端に取り付けられている回
転自在のプーリ3Aに掛け回されて上述した走査系の構
造体に掛け止められている。このワイヤ4A1の展張部
分において第1のスキャナ2の長手方向一端に対向する
位置が第1のスキャナ2と一体化されることによって第
1のスキャナ2がワイヤ4A1と連動でき、そして、第
2のスキャナ3とはその長手方向一端に位置しているプ
ーリ3Aを介して駆動プーリ10がワイヤ4A1を巻き
取ると牽引方向への連動ができるようになっている。
【0012】また、牽引方向に位置するワイヤの他方4
A2は、展張方向の一端を上述した駆動プーリ10に固
定され、他端がワイヤプーリの一方5に掛けられた後、
第2のスキャナ3の長手方向他端に取り付けられている
回転自在のプーリ3Bに掛け回されて、上述した構造体
に固定されている駆動モータ9に掛け止められている。
この駆動モータ9は、スキャナ2、3の移動のみを司る
ので、これらスキャナ2、3の重量のみを対象とした負
荷から割り出される出力を設定されている。
【0013】一方、繰り出し方向に位置するワイヤの一
方4B1は、展張方向の一端を上述した駆動プーリ10
に固定され、他端がワイヤプーリ7、8に掛けられた
後、第2のスキャナ3の長手方向一端に取り付けられて
いるプーリ3Aに掛け回されて後述するワイヤの他方4
B2の他端と連結されている。このワイヤ4B1の展張
部分において第1のスキャナ2の長手方向他端に対向す
る位置が第1のスキャナ2と一体化されることによって
第1のスキャナ2がワイヤ4B1と連動でき、そして、
第2のスキャナ3とはその長手方向他端に位置している
プーリ3Bを介してワイヤ4B1が駆動プーリ10に巻
き取られると牽引方向への連動ができるようになってい
る。また、繰り出し方向に位置するワイヤの他方4B2
は、展張方向の一端を上述した駆動プーリ10に固定さ
れ、他端がワイヤプーリの一方7に掛けられた後、第2
のスキャナ3の長手方向他端に位置するプーリ3Bに掛
け回されて、上述した一方のワイヤ4B1の他端と連結
されている。
【0014】そして、スキャナ2、3の平衡用の錘ブロ
ック11は、スキャナの長手方向一端でスキャナ2、3
の走査方向に沿って延長されているロッド12上で摺動
可能に支持されており、この移動は、上述したワイヤプ
ーリ5、6、7、8と同等な配置関係を設定されたワイ
ヤプーリ13、14、15、16に掛け回されているワ
イヤ17によって行われるようになっている。ワイヤ1
7は、展張方向における牽引方向および繰り出し方向で
の一端部をスキャナ駆動用とは別に設けられている駆動
モータ18の出力軸に取り付けられている駆動プーリ1
9に固定され、この他端部に至る途中を各ワイヤプーリ
に掛けられると共に、他端部を錘ブロック11にそれぞ
れ固定されている。
【0015】上述した駆動モータ18は、錘ブロック1
1のみの移動を司るので、錘ブロック11の重量を対象
とした負荷から割り出される出力を設定されているもの
であり、図2に示す動作タイミングによって動作態位を
設定されている。すなわち、図2は、縦軸がスキャナ
2、3および錘ブロック11の移動速度を、横軸が移動
距離を示し、一点鎖線で示す領域がスキャナ2、3側で
の状態、破線で示す領域が錘ブロック11側での状態を
示しており、錘ブロック11側の駆動モータ18は、ス
キャナ2、3側の移動速度と同じ速度でしかも移動方向
をスキャナ2、3側と逆方向とされて逆位相が得られる
回転方向を設定されている。従って、スキャナ2、3側
での移動方向切り換えに原因する慣性力は、錘ブロック
11により打ち消されることができ、常にスキャナの移
動と平衡させることができる。また、駆動モータ18
は、スキャナ2、3が実際の原稿走査のために移動する
場合に限って上述した動作タイミングにより作動される
ようになっているが、原稿走査とは別に、原稿サイズの
検出のためにスキャナが移動する場合、および、慣性力
の発生が小さい場合に相当するスキャナの移動速度が等
倍時よりも低い拡大複写の際には、作動しないようにさ
れて錘ブロック11を不動の状態に維持させるようにな
っている。このため、駆動モータ18の駆動制御部20
には、上述した各態様に応じられるように、動作切り換
えモードが選択できるようになっており、オペレータか
らの指令によって、原稿サイズが入力されていないと判
断した場合には、原稿ザイス検出のためのタイミングが
設定されたときに駆動モータ18の作動を停止させ、ま
た、オペレータの指令によって変倍複写のうちの拡大複
写である場合には、上述した場合と同様に、駆動モータ
18を作動させないモードを選択するようになってい
る。
【0016】本実施例は以上のような構成であるから、
錘ブロック11側の駆動モータ18は、駆動制御部20
に対してオペレータからの指令が入力されると、その態
様に応じて動作態位を設定される。すなわち、自動原稿
サイズ検出モードである場合には、駆動モータ18が停
止状態を維持され、スキャナ2、3の移動のみによって
原稿の走査が行われる。また、複写開始指令が入力され
た場合において、原稿サイズの入力あるいは原稿サイズ
の検出が終了している場合には、等倍複写および変倍複
写に応じて駆動モータ18の動作態位が設定され、等倍
複写および変倍複写のうちの慣性力が大きくなる縮小複
写の場合には、駆動モータ18が、図2に示した動作タ
イミングにより作動される。このときには、スキャナ
2、3側で発生する慣性力がこのスキャナ2、3側での
ワイヤプーリの支持部を介して走査系に伝わるのを錘ブ
ロック11の移動によって相殺することができ、スキャ
ナ側での移動方向切り換え時に生じる振動を抑えて移動
速度の立上りが悪くなるのを解消される。また、変倍複
写のうち、拡大複写の場合には、駆動モータ18が停止
状態を維持され、スキャナ2、3のみが移動して原稿の
走査が行われる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スキャ
ナの駆動部とこのスキャナの移動切り換え時に発生する
慣性力を打ち消して装置本体での振動誘起を抑えるすた
めの平衡用錘ブロックの駆動部とを分割して設けたの
で、各駆動モータの出力に影響する負荷を軽減すること
ができる。従って、駆動モータの大型化を防止して電力
消費を低減することによりコストアップを未然に抑える
ことができる。また、本発明によれば、分割した駆動モ
ータの一方を錘ブロックのみを駆動するために用いるよ
うにしたので、必要に応じて動作態位を選択することが
できる。従って、スキャナ側での慣性力の大きさに応じ
て錘ブロックを動作させることができるので、駆動モー
タの負荷を軽減しながら、異常画像の発生を未然に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による原稿走査装置の要部構成
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した要部構成に用いられる錘ブロック
側の駆動モータの動作タイミングを説明するための線図
である。
【図3】原稿走査装置の従来構成を示す斜視図である。
【図4】従来構成における不具合を説明するための線図
である。
【符号の説明】
1 原稿走査装置 2 第1のスキャナ 3 第2のスキャナ 3A、3B プーリ 4 ワイヤ 4A 牽引方向のワイヤ 4B 繰り出し方向のワイヤ 5、6、7、8 ワイヤプーリ 9 スキャナ側の駆動モータ 11 錘ブロック 12 ロッド 13、14、15、16 ワイヤプーリ 17 ワイヤ 18 駆動プーリ 19 錘ブロック側の駆動モータ 20 駆動モータの駆動制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定された原稿載置台上の原稿を走査する
    方向に往復動可能なスキャナと、このスキャナの移動方
    向と逆方向に移動可能な錘ブロックとを備えてスキャナ
    の移動方向切り換え時に生じる慣性力を打ち消すための
    平衡構造を備えた原稿走査装置において、 上記スキャナの駆動部と上記錘ブロックの駆動部とを個
    別に設けたことを特徴とする原稿走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の原稿走査装置において、錘
    ブロックの駆動部は、縮小複写時に、スキャナの駆動部
    における駆動方向と逆方向に動作される原稿走査装置。
JP4065037A 1992-03-23 1992-03-23 原稿走査装置 Pending JPH05265101A (ja)

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JP4065037A JPH05265101A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 原稿走査装置

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JP4065037A JPH05265101A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 原稿走査装置

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JPH05265101A true JPH05265101A (ja) 1993-10-15

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ID=13275370

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JP4065037A Pending JPH05265101A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 原稿走査装置

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