JPH05265237A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH05265237A
JPH05265237A JP6369792A JP6369792A JPH05265237A JP H05265237 A JPH05265237 A JP H05265237A JP 6369792 A JP6369792 A JP 6369792A JP 6369792 A JP6369792 A JP 6369792A JP H05265237 A JPH05265237 A JP H05265237A
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oxytitanium phthalocyanine
ray diffraction
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diffraction peak
diffraction spectrum
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Kazuhiko Shima
和彦 島
Atsushi Iwanami
厚志 岩波
Kenichi Fujimori
研一 藤森
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定方法により形成される特定結晶性オキシ
チタニウムフタロシアニン感光層を備えた電子写真用感
光体の提供。 【構成】 電子写真用感光体におけるオキシチタニウム
フタロシアニン感光層が、CuKαのX線回折スペクト
ルにおけるブラック角(2θ±0.2°)26.2°に
主たる回折ピークを示す粉末オキシチタニウムフタロシ
アニンを一旦非結晶にし、バインダーを含有するアルコ
ール系溶媒でミリングを行い、X線回折スペクトルのブ
ラック角(2θ±0.2°)27.3°に主たる回折ピ
ークを示す結晶オキシチタニウムフタロシアニンに変化
させ、結晶系を変えないケトン系溶媒に分散させた溶液
を、導電性支持体上に塗布して形成されたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用感光体にお
いて、その電荷発生層に特定の結晶性オキシチタニウム
フタロシアニン膜を用いたものに関し、特にその膜の新
規な形成方法に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】近年、主として用いられている半導体レ
ーザーは、その発振波長が790±20nmと近赤外波
長のため、これらの長波長の光に十分な感光を有する電
子写真用感光体の開発が進められてきた。
【0003】この要求を満たす材料としては、フタロシ
アニン顔料、ポリアゾ顔料、ベリリウム系顔料、ナフト
キメチン系顔料などがある。フタロシアニン系顔料のう
ち、金属フタロシアニン化合物について研究が多くされ
ている。中でも各々結晶系の異なるオキシチタニウムフ
タロシアニンが報告されている。各々の結晶系におい
て、CuKα X線回折スペクトルにおけるブラック角
度27.3°に強いピークを有するオキシチタニウムフ
タロシアニンが高感度を示し、粉体の状態でこの結晶性
をもたせ、結晶系を変えない溶媒で分散させているもの
が報告されている。また非結晶性の状態からシクロヘキ
サノンにより上記結晶系にするものも特開平2−309
362に報告されている。
【0004】しかしながら、これらの方法で感光層を形
成させたものは、GaAlAs半導体レーザー790±
20nm光源において半減露光量E1/2 は0.2μJ/
cm2が限界とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、レーザープリン
ターは高速化、低コスト化の開発が進められており、そ
れに設けられる電子写真感光体の高感度化も以前にもま
して重要視されている中、本発明は、これらの高速プリ
ンター、低コストレーザーに対応させるべき、特定の製
造方法において高感度を実現させるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、X線回折
スペクトルにおいて、ブラック角(2θ±0.2°)2
7.3°に主たる回折ピークをもつ結晶系の有効な電荷
発生層の作製方法を検討した結果、電荷発生材料として
X線回折ブラック角(2θ±0.2°)26.2°に主
たる回折ピークをもつ粉末オキシチタニウムフタロシア
ニンを用い、一旦非結晶に処理したのち、バインダーを
含んだアルコール系の溶媒で湿式ミリングを用い、X線
回折ピーク27.3°付近に主たる回折ピークをもつ結
晶系に変えたのち分散性の良いケトン系の溶剤を加え分
散し、塗布形成する方法により、半減露光量E1/2
0.15μJ/cm2 以下の感度を示す電子写真感光体を
実現させ本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は、導電性支持体上に、
オキシチタニウムフタロシアニン結晶を含有する電荷発
生層と電荷移動層から成る電子写真用感光体において、
該オキシチタニウムフタロシアニン感光層が、CuKα
X線回折スペクトルにおけるブラック角(2θ±0.
2°)26.2°に主たる明瞭な回折ピークを示す粉末
オキシチタニウムフタロシアニンを真空蒸着、アシッド
ペースティング或いは機械的に非結晶にし、バインダー
を含有するアルコール系の溶媒でミリングを行い、X線
回折スペクトルのブラック角(2θ±0.2°)27.
3°に主たる明瞭な回折ピークを示す結晶性オキシチタ
ニウムフタロシアニンに変化させ、この結晶系を変えな
いケトン系の溶剤を添加した分散溶液を、塗布して形成
させたものであることを特徴とするものである。
【0008】以下本発明を詳細に説明すると、後記する
図1に示すように導電性支持体(1)上に電荷発生層
(2)を形成し、更にその層上に電荷移動層3を形成し
た有機電子写真用感光体において、まず導電性支持体
(3)としては、アルミニウム、ステンレスなどの金
属、或いは導電層を設けたプラスチック、紙などもあげ
られ、形状としては円筒状又はフィルム状等があげられ
る。
【0009】電荷発生層を形成するための最適な方法を
以下に説明する。まず、CuKαのX線回折スペクトル
におけるブラック角(2θ±0.2°)26.2°に主
たる回折ピークを示すパーマケム・アジア製の粉末材料
を非結晶にするには、ボールミル、サンドミル、ペイン
トシェーカーなどにより乾式粉砕する方法、アシッドペ
ースティング、真空蒸着回収等があげられる。
【0010】こうして得られた無定型粉末に例えばメタ
ノールに代表されるアルコール系の溶媒にバインダーと
して積水化学(エスレックBL−1、BM−1、BH−
3等)のポリビニールブチラール樹脂を含有した溶液を
加え、ボールミル、ペイントシェーカー等により湿式ミ
リングし、X線回折スペクトルのブラック角(2θ±
0.2°)27.3°に主たるピークを示す結晶系に変
化させる。この湿式ミリング後、ペレット状に形成させ
たもののCuKα X線回折スペクトルを後記の図2に
示す。
【0011】次にシクロヘキサノン、メチルエチルケト
ン等のケトン系の溶剤を加え、やはりボールミル、ペイ
ントシェーカー等により分散する。このようにして得ら
れた塗布液を塗布乾燥して電荷発生層(2)を形成す
る。オキシチタニウムフタロシアニンとバインダーポリ
マーとの割合は特に制限はないが、オキシチタニウムフ
タロシアニン100重量部に対し20〜300重量部の
バインダーポリマーが好ましい。電荷発生層の膜厚は
0.1〜3μm程度が好ましい。
【0012】電荷移動層3は、高いキャリア移動媒体を
示す材料からなるが、移動剤としてはヒドラゾン化合
物、ブタジエン化合物あるいはその混合物が好ましく、
又電気絶縁性のバインダーとしては、ポリエステル、ポ
リカーボネート、アクリル、ポリアミド等の熱可塑性樹
脂、エポキシ、ウレタン、シリコーン等の熱硬化性樹
脂、或いは、ポリ−N−ビニルカルバゾール等の光硬化
性樹脂を単独或いは混合して使用できる。又、塗布液調
整用の溶剤としてはテトラヒドロフラン、1,4ジオキ
サン等のエーテル系、ジクロルエタン、クロロホルム等
の塩素化炭化水素、トルエン、キシレン等の芳香族炭水
化水素が利用できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定さ
れるものでない。
【0014】
【実施例1】図3に示すX線回折スペクトルを示すパー
マケム・アジア製オキシチタニウムフタロシアニン5g
をガラスビーズ50mlと共にペイントシェイカーで1
00時間の乾式粉砕する。この粉末は図4に示すX線回
折スペクトルのようにほとんどピークを示さない非結晶
性である。次にn−ブタノール50mlとポリビニルブ
チラール5gを加え5時間湿式ミリングする。さらにシ
クロヘキサノン15mlを加え30時間分散する。な
お、このとき得られた溶液をろ過し、ペレット状に加工
し、X線回折を行うと図2に示すスペクトルを得る。
【0015】分散し得られた溶液をアルミニウム支持体
上に塗布し乾燥して0.5μmの厚みの電荷発生層
(2)を形成する。この上に2−メチル−4−ジベンジ
ル・アミノベンゾ−1−1−ジフェニルヒドラゾン1重
量部に対し、ポリカーボネート1重量部から成る電荷移
動層(3)を20μmになるように塗布し、100℃で
30分間乾燥して、電子写真感光体を得た。
【0016】
【実施例2】実施例1と同様にして得られた非結晶性オ
キシチタニウムフタロシアニンにメタノール100ml
とポリビニルブチラール10gを加え、5時間湿式ミリ
ングする。さらにメチルエチルケトン100ml加え2
0時間分散する。
【0017】分散し得られた溶液をアルミニウム支持体
上に塗布乾燥して0.5μmの電荷発生層(2)を形成
する。この上にP−ジエチルアミノアルデヒド−ジフェ
ニルヒドラゾン1重量部に対し、ポリカーボネート1重
量部からなる電荷移動層(3)を20μmになるように
塗布し80℃で1時間乾燥して電子写真感光体を得た。
【0018】
【比較例1】X線回折スペクトルCuKαのブラック角
(2θ±0.2°)27.3°に主たる回折ピークをも
つオキシチタニウムフタロアニン5gとガラスビーズ5
0ml及びシクロヘキサノン200ml、ポリビニルブ
チラール5gを加え、ペイントシェイカーにて30時間
分散する。この分散液をアルミニウム支持体上に塗布乾
燥して0.5μmの電荷発生層を形成する。この上に実
施例1と同様の電荷移動層を設け、電子写真用感光体を
得た。
【0019】
【比較例2】実施例1と同様にして得られた非結晶性オ
キシチタニウムフタロシアニン5gとガラスビーズ50
ml及びシクロヘキサノン100ml、ポリビニルブチ
ラール5gを加えペイントシェイカーにて2時間分散
し、これに100mlのメチルエチルケトンを加え、3
0時間分散する。この分散液をアルミニウム支持体上に
塗布乾燥して0.5μmの電荷発生層を形成する。この
上に実施例2と同様の電荷移動層を設け電子写真用感光
体を得た。
【0020】以上のように形成された本発明実施例1、
2と比較例1、2との電子写真特性を比較したところ、
波長に対する感度分布として図5の結果を得た。また1
万枚のサイクルコピーテストにおける帯電電位(Vo)
と残留電位(Vr)(いずれも負帯電の場合)の変化に
ついて比較したところ図6の結果を得た。なお、図5、
図6中の1、2は実施例1、2の、また3、4は比較例
1、2の結果であって図5から明らかなように本発明の
感光体の場合には、比較例に対して600〜800nm
の領域の光に非常に高感度となっていることがわかる。
また図6の帯電、残留電位の安定性についても実施例
1、2のものは比較例のものに比べて非常に安定である
ことがわかる。
【0021】
【発明の効果】以上から明らかなように電荷発生層とし
てX線回折スペクトルにおけるブラック角(2θ±0.
2°)27.3°に主たる回折ピークを示す電荷発生層
の中でも、特定の製造方法においてより高感度が実現で
き、これにより高速プリンター、低コストレーザーにも
十分適応できる感度を示し、しかも帯電電位等の安定性
を備えた電子写真用感光体を提供でき極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電子写真用感光体の断面図で
ある。
【図2】図2は、本発明の結晶性オキシチタニウムフタ
ロシアニンのCuKα線回折スペクトルを示す図であ
る。
【図3】図3はパーマケム・アジア製のオキシタチニウ
ムフタロシアニン粉末のX線回折スペクトル図である。
【図4】図4は、機械的に粉砕処理した非結晶性オキシ
チタニウムフタロシアニン粉末のX線回折スペクトル図
である。
【図5】図5は、本発明の実施例1、2及び比較例1、
2の波長に対する感度分布図である。
【図6】図6は、1万枚のサイクルコピーテストにおけ
る帯電電位、残留電位の変化を比較した図である。
【符号の説明】
(1) 導電性基体 (2) 電荷発生層 (3) 電荷移動層 1 実施例1 2 実施例2 3 比較例1 4 比較例2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に、オキシチタニウムフ
    タロシアニン結晶を含有する電荷発生層と電荷移動層と
    を備えた電子写真用感光体において、該オキシチタニウ
    ムフタロシアニン感光層が、CuKα X線回折スペク
    トルにおけるブラック角(2θ±0.2°)26.2°
    に主たる明瞭な回折ピークを示す粉末オキシチタニウム
    フタロシアニンを真空蒸着、アシッドペースティング或
    いは機械的方法によって非結晶にし、バインダーを含有
    するアルコール系の溶媒でミリングを行い、X線回折ス
    ペクトルのブラック角(2θ±0.2°)27.3°に
    主たる明瞭な回折ピークを示す結晶性オキシチタニウム
    フタロシアニンに変化させ、この結晶系を変えないケト
    ン系の溶剤に分散させた溶液を、塗布して形成されるも
    のである電子写真用感光体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1376246A3 (en) * 2002-06-21 2005-06-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Photoconductor materials based on new phase of titanyl phthalocyanine
CN100458572C (zh) * 2006-08-23 2009-02-04 邯郸光导重工高技术有限公司 一种正充电性有机光导鼓的制备方法

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