JPH05266274A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
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- JPH05266274A JPH05266274A JP4063519A JP6351992A JPH05266274A JP H05266274 A JPH05266274 A JP H05266274A JP 4063519 A JP4063519 A JP 4063519A JP 6351992 A JP6351992 A JP 6351992A JP H05266274 A JPH05266274 A JP H05266274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information recording
- diffraction grating
- information
- recording medium
- recording section
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Abstract
(57)【要約】
【目的】発行者、発行年等の識別情報を記録しても、情
報記録媒体の真偽判定が可能な情報記録媒体を提供す
る。 【構成】回折格子からなる情報記録部2を有する情報記
録媒体1であって、前記回折格子からなる情報記録部の
一部が破壊もしくは隠蔽されており、かつ破壊もしくは
隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録す
る第2情報記録部とを有することを特徴とする。なお、
第2情報記録部は例えば磁気記録4、エンボス記録3で
なされている。
報記録媒体の真偽判定が可能な情報記録媒体を提供す
る。 【構成】回折格子からなる情報記録部2を有する情報記
録媒体1であって、前記回折格子からなる情報記録部の
一部が破壊もしくは隠蔽されており、かつ破壊もしくは
隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録す
る第2情報記録部とを有することを特徴とする。なお、
第2情報記録部は例えば磁気記録4、エンボス記録3で
なされている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的読み取りが可能
で、識別情報を記録可能な情報記録媒体に関する。
で、識別情報を記録可能な情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般的な光学的に読み取る情
報記録媒体としてバーコードがあるが、バーコードの情
報は、印刷等の手段によりバーを形成し、バーとその間
に生じるスペースとの光の反射率の差をデジタル信号に
変換して読み取る方法が一般的である。
報記録媒体としてバーコードがあるが、バーコードの情
報は、印刷等の手段によりバーを形成し、バーとその間
に生じるスペースとの光の反射率の差をデジタル信号に
変換して読み取る方法が一般的である。
【0003】しかしながら、従来のバーコードは印刷等
により、紙、プラスチック等に形成され、放射光に対し
て反射率の差を生じさせるために、印刷色を黒と白とし
ていたが、光学的機械読み取り装置においては認識し易
くなった反面、コピー等の方法により、複製は極めて容
易であるという問題があり、物品の値段、識別コード
等、機密性の低い情報のみが記録されていた。
により、紙、プラスチック等に形成され、放射光に対し
て反射率の差を生じさせるために、印刷色を黒と白とし
ていたが、光学的機械読み取り装置においては認識し易
くなった反面、コピー等の方法により、複製は極めて容
易であるという問題があり、物品の値段、識別コード
等、機密性の低い情報のみが記録されていた。
【0004】一方、新規な光学的情報記録媒体として、
回折格子を情報パターンとして用いるものが提案されて
いる(例えば特開平3−211096号公報参照)。前
記情報記録媒体は、回折格子の空間周波数を変化させる
か、または、回折格子の方向を変化させるか、または、
その両方を組み合わせた形で固定データを持つ転写箔も
しくは転写シールを大量作製し、紙やプラスチック等に
転写もしくは貼り付け、情報記録部としたものであり、
その情報の再生は情報記録部に所定の角度からレーザ光
を入射させ、レーザ光がどこに反射するかを検知するこ
とによりなされるものである。
回折格子を情報パターンとして用いるものが提案されて
いる(例えば特開平3−211096号公報参照)。前
記情報記録媒体は、回折格子の空間周波数を変化させる
か、または、回折格子の方向を変化させるか、または、
その両方を組み合わせた形で固定データを持つ転写箔も
しくは転写シールを大量作製し、紙やプラスチック等に
転写もしくは貼り付け、情報記録部としたものであり、
その情報の再生は情報記録部に所定の角度からレーザ光
を入射させ、レーザ光がどこに反射するかを検知するこ
とによりなされるものである。
【0005】なお、この技術は情報記録部の複製(偽
造)が困難で、機械で情報の再生が可能となることか
ら、クレジットカードの分野で行なわれていたカード表
面に貼着された絵や文字が形成されたホログラムの目視
による真偽判定に代わる新規な真偽判定として、実用に
供せられようとしている。
造)が困難で、機械で情報の再生が可能となることか
ら、クレジットカードの分野で行なわれていたカード表
面に貼着された絵や文字が形成されたホログラムの目視
による真偽判定に代わる新規な真偽判定として、実用に
供せられようとしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらのように、上記
の情報記録媒体は各分野で利用が期待されており、近年
ではこれらに要求される機能も高くなってきているのが
現状である。
の情報記録媒体は各分野で利用が期待されており、近年
ではこれらに要求される機能も高くなってきているのが
現状である。
【0007】その1つに機械で情報の再生が可能な情報
記録部(回折格子)に、発行者、発行年等の識別情報を
記録したいというものがある。しかし、回折格子からな
る情報記録部の製造は、通常回折格子が形成されたプレ
ス版を作成し、プレス版を樹脂に加熱押圧することによ
りエンボスを形成し、光反射層を設けるエンボス法を用
いた複製法、もしくは原版の画像をレーザ光を用いて感
光材料に記録するリップマンホログラム法を用いた複製
法によるので、大量生産が可能であり、それを用いた情
報記録媒体1枚当たりのコストは安価であるが、逆に少
量生産をする場合には、プレス版作成費用、原版作成費
用が高額であるため、それを用いた情報記録媒体1枚当
たりのコストは非常に高価となってしまう。
記録部(回折格子)に、発行者、発行年等の識別情報を
記録したいというものがある。しかし、回折格子からな
る情報記録部の製造は、通常回折格子が形成されたプレ
ス版を作成し、プレス版を樹脂に加熱押圧することによ
りエンボスを形成し、光反射層を設けるエンボス法を用
いた複製法、もしくは原版の画像をレーザ光を用いて感
光材料に記録するリップマンホログラム法を用いた複製
法によるので、大量生産が可能であり、それを用いた情
報記録媒体1枚当たりのコストは安価であるが、逆に少
量生産をする場合には、プレス版作成費用、原版作成費
用が高額であるため、それを用いた情報記録媒体1枚当
たりのコストは非常に高価となってしまう。
【0008】また、情報記録媒体ごとに異なる情報を記
録してしまうと、今度はその情報記録媒体の真偽判定が
難しくなるという問題を生じることとなる。
録してしまうと、今度はその情報記録媒体の真偽判定が
難しくなるという問題を生じることとなる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回折格子からなる情報記録部を有する情報
記録媒体であって、前記回折格子からなる情報記録部の
一部が破壊もしくは隠蔽されており、かつ破壊もしくは
隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録す
る第2情報記録部を有する情報記録媒体を提供する。
するために、回折格子からなる情報記録部を有する情報
記録媒体であって、前記回折格子からなる情報記録部の
一部が破壊もしくは隠蔽されており、かつ破壊もしくは
隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録す
る第2情報記録部を有する情報記録媒体を提供する。
【0010】なお、回折格子からなる情報記録部が熱に
より破壊されていること、回折格子からなる情報記録部
が赤外線を吸収するパターンで隠蔽されていること、第
2情報記録部が磁気記録によりなされていること、第2
情報記録部がエンボス記録によりなされていることも含
まれる。
より破壊されていること、回折格子からなる情報記録部
が赤外線を吸収するパターンで隠蔽されていること、第
2情報記録部が磁気記録によりなされていること、第2
情報記録部がエンボス記録によりなされていることも含
まれる。
【0011】
【作用】本発明に係わる情報記録媒体は、回折格子から
なる情報記録部の一部を破壊もしくは隠蔽することによ
り、識別情報を記録することができる。なお、情報記録
媒体ごとに回折格子からなる情報記録部の情報が異なる
と真偽判定が困難となるが、破壊もしくは隠蔽された情
報記録部に関する情報を少なくとも記録する第2情報記
録部を有しているので、2つの情報記録部に記録されて
いる情報を比較することにより、情報記録部(回折格
子)に、発行者、発行年等の識別情報を記録しても、真
偽判定が可能となる。
なる情報記録部の一部を破壊もしくは隠蔽することによ
り、識別情報を記録することができる。なお、情報記録
媒体ごとに回折格子からなる情報記録部の情報が異なる
と真偽判定が困難となるが、破壊もしくは隠蔽された情
報記録部に関する情報を少なくとも記録する第2情報記
録部を有しているので、2つの情報記録部に記録されて
いる情報を比較することにより、情報記録部(回折格
子)に、発行者、発行年等の識別情報を記録しても、真
偽判定が可能となる。
【0012】なお、第2情報記録部に記録する、破壊も
しくは隠蔽された回折格子からなる情報記録部に関する
情報とは、本発明において特に限定されるものではない
が、例えば、回折格子からの回折光をデジタル変換した
際に、どのような波形が得られるか、情報記録部のどの
部分を破壊もしくは隠蔽したか、情報記録部を何箇所破
壊もしくは隠蔽したか、と言う情報であっても良い。さ
らに、セキュリテー性の付与のため、破壊もしくは隠蔽
された情報記録部に関する情報を、暗号化して第2情報
記録部に記録してもよい。
しくは隠蔽された回折格子からなる情報記録部に関する
情報とは、本発明において特に限定されるものではない
が、例えば、回折格子からの回折光をデジタル変換した
際に、どのような波形が得られるか、情報記録部のどの
部分を破壊もしくは隠蔽したか、情報記録部を何箇所破
壊もしくは隠蔽したか、と言う情報であっても良い。さ
らに、セキュリテー性の付与のため、破壊もしくは隠蔽
された情報記録部に関する情報を、暗号化して第2情報
記録部に記録してもよい。
【0013】以下、本発明を実施例に基づき図面によっ
て詳細に説明する。図1は本発明の情報記録媒体(1)
であり、0.76mmの厚みを有する塩化ビニルからな
るカードを想定したものである。
て詳細に説明する。図1は本発明の情報記録媒体(1)
であり、0.76mmの厚みを有する塩化ビニルからな
るカードを想定したものである。
【0014】(2)は回折格子からなる情報記録部であ
り、その大きさは幅1mm、長さ10mm程度である。
なお回折格子の空間周波数は数百〜千数百line/mm のも
のが用いられる。
り、その大きさは幅1mm、長さ10mm程度である。
なお回折格子の空間周波数は数百〜千数百line/mm のも
のが用いられる。
【0015】回折格子からなる情報記録部(2)は、図
2に示す回折格子からなる転写箔を用いてホットスタン
プ転写機で塩化ビニルからなるカードに一定の大きさに
回折格子のあるエリアを設け、しかる後に後述する手段
にて形成したものである。
2に示す回折格子からなる転写箔を用いてホットスタン
プ転写機で塩化ビニルからなるカードに一定の大きさに
回折格子のあるエリアを設け、しかる後に後述する手段
にて形成したものである。
【0016】(3)はエンボス文字であり、通常、顧客
番号、氏名等を刻印し、インプリンタにて伝票上にプリ
ントする。通常OCR(Optical Character Recognitio
n )文字を用い、光学的に読み取り、売上げおよび顧客
の情報管理に用いる。請求項5に係わる発明では、破壊
もしくは隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくと
も記録する。
番号、氏名等を刻印し、インプリンタにて伝票上にプリ
ントする。通常OCR(Optical Character Recognitio
n )文字を用い、光学的に読み取り、売上げおよび顧客
の情報管理に用いる。請求項5に係わる発明では、破壊
もしくは隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくと
も記録する。
【0017】(4)は磁気ストライプであり、発行元、
顧客のID等を記録するものである。請求項4に係わる
発明では、破壊もしくは隠蔽された情報記録部に関する
情報を少なくとも記録する。
顧客のID等を記録するものである。請求項4に係わる
発明では、破壊もしくは隠蔽された情報記録部に関する
情報を少なくとも記録する。
【0018】図2は本発明の情報記録媒体を製造するた
めに用いる転写箔(10)の断面図である。基材である
支持体フィルム(11)上に、剥離性保護層(12)、
エンボスによる回折格子形成層(13)、光反射層(1
4)、接着剤層(15)を順次積層して構成したもので
ある。
めに用いる転写箔(10)の断面図である。基材である
支持体フィルム(11)上に、剥離性保護層(12)、
エンボスによる回折格子形成層(13)、光反射層(1
4)、接着剤層(15)を順次積層して構成したもので
ある。
【0019】支持体フィルム(11)としては、例えば
ポリエステル、ポリカーボネート等の樹脂フィルムが使
用できる。次に剥離性保護層(12)を形成するが樹脂
としては、例えば、アクリル系樹脂、アクリル系樹脂ビ
ニール系樹脂の混合物等を塗料化し、バーコート、ブレ
ードコート、エアナイフコート、グラビアコート、ロー
ルコート等のソルベントコート法、或いはスクリーン印
刷方法等の既知の塗布方法による塗布をして乾燥するこ
とにより、厚さ1〜2μm程度の樹脂層を形成する。
ポリエステル、ポリカーボネート等の樹脂フィルムが使
用できる。次に剥離性保護層(12)を形成するが樹脂
としては、例えば、アクリル系樹脂、アクリル系樹脂ビ
ニール系樹脂の混合物等を塗料化し、バーコート、ブレ
ードコート、エアナイフコート、グラビアコート、ロー
ルコート等のソルベントコート法、或いはスクリーン印
刷方法等の既知の塗布方法による塗布をして乾燥するこ
とにより、厚さ1〜2μm程度の樹脂層を形成する。
【0020】次にエンボスによる回折格子形成層(1
3)を形成するが、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系
樹脂、セルロースアセテート系樹脂、ニトロセルロース
系樹脂等を塗料化し、上記と同様のコート法により樹脂
層を形成する。その厚さは0.5〜2μmがよく、回折
格子が形成されたニッケル製のプレス版をこの樹脂層に
対して加熱押圧することにより回折格子形成層を形成す
る。
3)を形成するが、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系
樹脂、セルロースアセテート系樹脂、ニトロセルロース
系樹脂等を塗料化し、上記と同様のコート法により樹脂
層を形成する。その厚さは0.5〜2μmがよく、回折
格子が形成されたニッケル製のプレス版をこの樹脂層に
対して加熱押圧することにより回折格子形成層を形成す
る。
【0021】次に回折格子形成層(13)上に光反射層
(14)を形成するが、この光反射層は光学読み取り用
の入射光線を反射する層でAl、Sn等の金属もしくは
光ディスク、光カードに用いられているTe系、Se系
無機化合物やシアニン系、フタロシアニン系、ナフタロ
シアニン系有機化合物を用い、真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンプレーティング法等により形成すること
ができる。その厚みは300〜1000Åがよい。
(14)を形成するが、この光反射層は光学読み取り用
の入射光線を反射する層でAl、Sn等の金属もしくは
光ディスク、光カードに用いられているTe系、Se系
無機化合物やシアニン系、フタロシアニン系、ナフタロ
シアニン系有機化合物を用い、真空蒸着法、スパッタリ
ング法、イオンプレーティング法等により形成すること
ができる。その厚みは300〜1000Åがよい。
【0022】また、接着剤層(15)はアクリル系樹
脂、ビニール系樹脂等を主成分とし、前述したコート法
で厚さは0.5〜2μmとする。
脂、ビニール系樹脂等を主成分とし、前述したコート法
で厚さは0.5〜2μmとする。
【0023】なお、情報記録媒体上に回折格子からなる
情報記録部を形成する他の方法として、感光材料を用い
て回折格子を形成したリップマンホログラムのようなエ
ンボス法以外の方法によって得られた回折格子を貼着し
てもよい。
情報記録部を形成する他の方法として、感光材料を用い
て回折格子を形成したリップマンホログラムのようなエ
ンボス法以外の方法によって得られた回折格子を貼着し
てもよい。
【0024】図3は、本発明の情報記録媒体の回折格子
からなる情報記録部(2)の拡大図である。(20)は
回折格子がある部分で、(21)は回折格子を破壊もし
くは隠蔽した部分である。
からなる情報記録部(2)の拡大図である。(20)は
回折格子がある部分で、(21)は回折格子を破壊もし
くは隠蔽した部分である。
【0025】回折格子からなる情報記録部の破壊は、回
折格子からなる情報記録部の一部を例えば近赤外の波長
を出力可能な半導体レーザーを高出力で反射層に当て破
壊するか、サーマルヘッドを用い、数mJ/dotのエ
ネルギーで走査させることにより、光反射層を熱的に破
壊する。
折格子からなる情報記録部の一部を例えば近赤外の波長
を出力可能な半導体レーザーを高出力で反射層に当て破
壊するか、サーマルヘッドを用い、数mJ/dotのエ
ネルギーで走査させることにより、光反射層を熱的に破
壊する。
【0026】回折格子からなる情報記録部の隠蔽は、回
折格子からなる情報記録部の一部に赤外吸収性の顔料
を、平版、凹版、凸版、孔版等の印刷法、インクジェッ
ト法、もしくは前記顔料を感熱転写層とした転写箔を製
造して転写する法等によりパターン状に設けることによ
りなされる。
折格子からなる情報記録部の一部に赤外吸収性の顔料
を、平版、凹版、凸版、孔版等の印刷法、インクジェッ
ト法、もしくは前記顔料を感熱転写層とした転写箔を製
造して転写する法等によりパターン状に設けることによ
りなされる。
【0027】前記した情報記録媒体は、図4、図5に示
される光学的機械読み取り装置により情報を読み取られ
る。(8)は読み取りセンサーであり、光源(23)と
回折光を受光するセンサー(22)からなる。
される光学的機械読み取り装置により情報を読み取られ
る。(8)は読み取りセンサーであり、光源(23)と
回折光を受光するセンサー(22)からなる。
【0028】光源(23)からの照射光(6)は、情報
記録媒体の回折格子からなる情報記録部(5)にあた
り、回折光(7)となり回折光を受光するセンサー(2
2)で受光する。
記録媒体の回折格子からなる情報記録部(5)にあた
り、回折光(7)となり回折光を受光するセンサー(2
2)で受光する。
【0029】ここで回折格子からなる情報記録部が破壊
もしくは隠蔽されていないと、図6に示すような形状の
波形が得られるが、図3の様に回折格子からなる情報記
録部の一部が破壊もしくは隠蔽されていると、図7に示
すような形状の波形となる。この波形に種々の処理を施
すことにより、識別情報を読み取ることができる。
もしくは隠蔽されていないと、図6に示すような形状の
波形が得られるが、図3の様に回折格子からなる情報記
録部の一部が破壊もしくは隠蔽されていると、図7に示
すような形状の波形となる。この波形に種々の処理を施
すことにより、識別情報を読み取ることができる。
【0030】なお、回折格子からなる情報記録部に記録
された識別情報は、前述したエンボス記録(文字)もし
くは磁気記録(磁気ストライプ)等からなる破壊もしく
は隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録
する第2情報記録部の情報と比較されることにより、識
別情報の読み取りおよび情報記録媒体の真偽判定が可能
となる。
された識別情報は、前述したエンボス記録(文字)もし
くは磁気記録(磁気ストライプ)等からなる破壊もしく
は隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録
する第2情報記録部の情報と比較されることにより、識
別情報の読み取りおよび情報記録媒体の真偽判定が可能
となる。
【0031】
【実施例】以下、実施例にて本発明を説明する。なお、
本発明は実施例中に記載の層構成、材料によって限定さ
れることはない。
本発明は実施例中に記載の層構成、材料によって限定さ
れることはない。
【0032】〔実施例1〕まず、回折格子からなる情報
記録部を形成するための転写箔を製造する。
記録部を形成するための転写箔を製造する。
【0033】支持体フィルムであるポリエステルフィル
ム上に、アクリル系樹脂を塗料化してグラビアコート法
で塗布後、硬化させ剥離性保護層とした。さらにアクリ
ル系樹脂を塗料化してグラビアコート法で塗布後、硬化
させ回折格子形成層とした。なお、回折格子形成層の厚
みは1μmであった。
ム上に、アクリル系樹脂を塗料化してグラビアコート法
で塗布後、硬化させ剥離性保護層とした。さらにアクリ
ル系樹脂を塗料化してグラビアコート法で塗布後、硬化
させ回折格子形成層とした。なお、回折格子形成層の厚
みは1μmであった。
【0034】次に、回折格子が形成されたニッケル製の
プレス版をこの樹脂層に対して加熱押圧することにより
回折格子形成層を形成した。なお、回折格子の空間周波
数は700line/mm であり、真上からの照射光を垂直方
向に対して45°方向に回折するものである。
プレス版をこの樹脂層に対して加熱押圧することにより
回折格子形成層を形成した。なお、回折格子の空間周波
数は700line/mm であり、真上からの照射光を垂直方
向に対して45°方向に回折するものである。
【0035】次に回折格子形成層上に真空蒸着法により
ナフタロシアニン系有機化合物からなる薄膜を形成し光
反射層とした。
ナフタロシアニン系有機化合物からなる薄膜を形成し光
反射層とした。
【0036】最後にビニール系樹脂を主成分とする塗料
をグラビアコート法で塗布後、硬化させ接着剤層を設け
ることにより転写箔を得た。
をグラビアコート法で塗布後、硬化させ接着剤層を設け
ることにより転写箔を得た。
【0037】0.76mmの厚みを有する塩化ビニルか
らなるカードを作成し、その際磁気ストライプを表面に
設けた。このカードにホットスタンプ転写機を用い、前
記転写箔を加熱押圧し、支持体フィルムを剥離させるこ
とにより、回折格子からなる情報記録部を設けた。
らなるカードを作成し、その際磁気ストライプを表面に
設けた。このカードにホットスタンプ転写機を用い、前
記転写箔を加熱押圧し、支持体フィルムを剥離させるこ
とにより、回折格子からなる情報記録部を設けた。
【0038】本実施例では、回折格子からなる情報記録
部に”5”という識別情報を記録する。回折格子からな
る情報記録部の一部に830nmの半導体レーザーをナ
フタロシアニン系有機化合物からなる光反射層に4mw
の出力で当て、レーザー光をカードに対して縦方向に走
査させ回折格子が破壊された部分(線)を設けた、続け
てカードを横方向に移動させながら同様な走査を行い、
計4つの回折格子が破壊された部分(5つの回折格子が
ある部分)を設けた。
部に”5”という識別情報を記録する。回折格子からな
る情報記録部の一部に830nmの半導体レーザーをナ
フタロシアニン系有機化合物からなる光反射層に4mw
の出力で当て、レーザー光をカードに対して縦方向に走
査させ回折格子が破壊された部分(線)を設けた、続け
てカードを横方向に移動させながら同様な走査を行い、
計4つの回折格子が破壊された部分(5つの回折格子が
ある部分)を設けた。
【0039】次に磁気ストライプ(第2情報記録部)に
情報を記録するが、この際に破壊されていない部分の個
数を示す”5”という識別情報も記録した。
情報を記録するが、この際に破壊されていない部分の個
数を示す”5”という識別情報も記録した。
【0040】次に前記工程により製造された情報記録媒
体(カード)の真偽を判定する。図4で示した読み取り
センサーを磁気カードリーダーライターの所定の位置に
配置し、回折格子からなる情報記録部に照射光を充て、
回折光をセンサーで受光し、”5”と言う識別情報を認
識した。他方、第2情報記録部である磁気ストライプに
磁気記録で書き込まれた情報をヘッドで読み取り、その
中から”5”と言う識別情報を認識した。
体(カード)の真偽を判定する。図4で示した読み取り
センサーを磁気カードリーダーライターの所定の位置に
配置し、回折格子からなる情報記録部に照射光を充て、
回折光をセンサーで受光し、”5”と言う識別情報を認
識した。他方、第2情報記録部である磁気ストライプに
磁気記録で書き込まれた情報をヘッドで読み取り、その
中から”5”と言う識別情報を認識した。
【0041】よって、回折格子からなる情報記録部と第
2情報記録部の情報が一致したので、この情報記録媒体
は本物であり、識別情報は”5”であると真偽判定し
た。
2情報記録部の情報が一致したので、この情報記録媒体
は本物であり、識別情報は”5”であると真偽判定し
た。
【0042】〔実施例2〕転写箔を実施例1と同様な工
程で回折格子形成層まで形成した後、回折格子形成層上
に真空蒸着法によりAlからなる薄膜を形成し光反射層
とした。
程で回折格子形成層まで形成した後、回折格子形成層上
に真空蒸着法によりAlからなる薄膜を形成し光反射層
とした。
【0043】その上にビニール系樹脂を主成分とする塗
料をグラビアコート法で塗布後、硬化させ接着剤層を設
けることにより転写箔を得た。
料をグラビアコート法で塗布後、硬化させ接着剤層を設
けることにより転写箔を得た。
【0044】実施例1と同様な方法で、情報記録媒体上
に回折格子からなる情報記録部を設けた。
に回折格子からなる情報記録部を設けた。
【0045】本実施例では、回折格子からなる情報記録
部に”5”という識別情報を記録する。回折格子からな
る情報記録部の一部を隠蔽するために、赤外吸収性を有
するカーボン顔料を30%含有するインキを、インクジ
ェット法により転移させる。
部に”5”という識別情報を記録する。回折格子からな
る情報記録部の一部を隠蔽するために、赤外吸収性を有
するカーボン顔料を30%含有するインキを、インクジ
ェット法により転移させる。
【0046】インクジェットプリンターの印字ヘッドを
カードに対して縦方向に走査させ回折格子が隠蔽された
部分(線)を設けた、続けてカードを横方向に移動させ
ながら同様な走査を行い、計4つの回折格子が隠蔽され
た部分(5つの回折格子がある部分)を設けた。
カードに対して縦方向に走査させ回折格子が隠蔽された
部分(線)を設けた、続けてカードを横方向に移動させ
ながら同様な走査を行い、計4つの回折格子が隠蔽され
た部分(5つの回折格子がある部分)を設けた。
【0047】次にエンボス記録(第2情報記録部)を行
ない、情報を記録するが、この際に隠蔽されていない部
分の個数を示す”5”という識別情報も、エンボス文字
列の最後尾に記録した。
ない、情報を記録するが、この際に隠蔽されていない部
分の個数を示す”5”という識別情報も、エンボス文字
列の最後尾に記録した。
【0048】次に前記工程により製造された情報記録媒
体(カード)の真偽を判定する。回折格子からなる情報
記録部に照射光を充て、回折光をセンサーで受光し、”
5”と言う識別情報を認識した。他方、第2情報記録部
であるエンボス記録で書き込まれた情報をOCR装置で
読み取り、その中から”5”と言う識別情報を認識し
た。
体(カード)の真偽を判定する。回折格子からなる情報
記録部に照射光を充て、回折光をセンサーで受光し、”
5”と言う識別情報を認識した。他方、第2情報記録部
であるエンボス記録で書き込まれた情報をOCR装置で
読み取り、その中から”5”と言う識別情報を認識し
た。
【0049】よって、回折格子からなる情報記録部と第
2情報記録部の情報が一致したので、この情報記録媒体
は本物であり、識別情報は”5”であると真偽判定し
た。
2情報記録部の情報が一致したので、この情報記録媒体
は本物であり、識別情報は”5”であると真偽判定し
た。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係わる情報
記録媒体は、回折格子からなる情報記録部の一部を破壊
もしくは隠蔽することにより、識別情報を記録すること
ができる。
記録媒体は、回折格子からなる情報記録部の一部を破壊
もしくは隠蔽することにより、識別情報を記録すること
ができる。
【0051】なお、情報記録媒体ごとに回折格子からな
る情報記録部の情報が異なると真偽判定が困難となる
が、破壊もしくは隠蔽された情報記録部に関する情報を
少なくとも記録する第2情報記録部を有しているので、
2つの情報記録部に記録されている情報を比較すること
により、真偽判定が可能となる。
る情報記録部の情報が異なると真偽判定が困難となる
が、破壊もしくは隠蔽された情報記録部に関する情報を
少なくとも記録する第2情報記録部を有しているので、
2つの情報記録部に記録されている情報を比較すること
により、真偽判定が可能となる。
【0052】
【図1】本発明の情報記録媒体の一実施例を示す説明図
である。
である。
【図2】本発明の情報記録媒体を製造するために用いる
転写箔の断面図である。
転写箔の断面図である。
【図3】本発明の情報記録媒体の回折格子からなる情報
記録部の一例の拡大説明図である。
記録部の一例の拡大説明図である。
【図4】本発明の情報記録媒体の光学的機械読み取りを
行う方法の説明図である。
行う方法の説明図である。
【図5】本発明に情報記録媒体の情報読み取りに用いら
れる装置のセンサー部を表わす平面図である。
れる装置のセンサー部を表わす平面図である。
【図6】破壊もしくは隠蔽前の、回折格子からなる情報
記録部の出力をデジタル信号に変換した例を示す説明図
である。
記録部の出力をデジタル信号に変換した例を示す説明図
である。
【図7】回折格子の一部を破壊もしくは隠蔽して情報を
記録した回折格子からなる情報記録部の出力をデジタル
信号に変換した例を示す説明図である。
記録した回折格子からなる情報記録部の出力をデジタル
信号に変換した例を示す説明図である。
1 情報記録媒体 2 回折格子からなる情報記録部 3 エンボス文字 4 磁気ストライプ 5 回折格子からなる情報記録部 6 照射光 7 回折光 8 読み取りセンサー 10 情報記録媒体を製造するための転写箔 11 支持体フィルム 12 剥離性保護層 13 回折格子形成層 14 光反射層 15 接着剤層 20 回折格子がある部分 21 回折格子が破壊もしくは隠蔽された部分 22 回折光を受光するセンサー 23 光源
Claims (5)
- 【請求項1】回折格子からなる情報記録部を有する情報
記録媒体であって、前記回折格子からなる情報記録部の
一部が破壊もしくは隠蔽されており、かつ破壊もしくは
隠蔽された情報記録部に関する情報を少なくとも記録す
る第2情報記録部を有することを特徴とする情報記録媒
体。 - 【請求項2】回折格子からなる情報記録部が熱により破
壊されていることを特徴とする請求項1記載の情報記録
媒体。 - 【請求項3】回折格子からなる情報記録部が赤外線を吸
収するパターンで隠蔽されていることを特徴とする請求
項1記載の情報記録媒体。 - 【請求項4】第2情報記録部が磁気記録であることを特
徴とする請求項1乃至3記載の情報記録媒体。 - 【請求項5】第2情報記録部がエンボス記録であること
を特徴とする請求項1乃至3記載の情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063519A JPH05266274A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4063519A JPH05266274A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266274A true JPH05266274A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13231554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4063519A Pending JPH05266274A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266274A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002092563A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学的コード記録媒体とその読取方法 |
| JP2002307878A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止画像形成体およびその製造方法 |
| JP2004333530A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両認証用ラベルを使用する保険システムとそれに使用する車両認証用ラベル |
| JP2004341146A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両検査・管理システムおよび車両検査済証明用ラベル |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP4063519A patent/JPH05266274A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002092563A (ja) * | 2000-09-13 | 2002-03-29 | Dainippon Printing Co Ltd | 光学的コード記録媒体とその読取方法 |
| JP2002307878A (ja) * | 2001-04-11 | 2002-10-23 | Toppan Printing Co Ltd | 偽造防止画像形成体およびその製造方法 |
| JP2004333530A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両認証用ラベルを使用する保険システムとそれに使用する車両認証用ラベル |
| JP2004341146A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 車両検査・管理システムおよび車両検査済証明用ラベル |
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