JPH052662U - 水耕栽培用株元固定器 - Google Patents

水耕栽培用株元固定器

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JPH052662U
JPH052662U JP009143U JP914391U JPH052662U JP H052662 U JPH052662 U JP H052662U JP 009143 U JP009143 U JP 009143U JP 914391 U JP914391 U JP 914391U JP H052662 U JPH052662 U JP H052662U
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fixing device
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JPH071963Y2 (ja
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雅人 岩波
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株式会社サザレ総合研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水耕栽培による栽培植物の株元を安定的に固
定すると共に、取り扱いが簡単な水耕栽培用株元固定器
を提供する。 【構成】 栽培用筒状部11内に着脱自在に設けた保持
部材13上に苗21を定植した培地20を載置して栽培
を行う。成長する根を保持部材13に保持することによ
り株元の安定化を図る。固定器10は遮光フランジ部1
2により定植板23に支持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水耕栽培による栽培植物の株元を安定的に固定する水耕栽培用株元 固定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水耕栽培は、一般に栽培植物の高生産性、並びに幅広い栽培植物の選択性があ るので農家、又は多角化を図っている企業等で急速に普及してきている。最近で は、ラン等の観賞植物、或いは観葉植物などを水耕栽培により生育させ、鉢物と して出荷することが行われている。 従来、水耕栽培による株元の固定としては、図7に示す如く、ウレタン1等に 播種した発芽株2を栽培槽3の上部に設けられた発砲スチロールパネルからなる 定植板4の孔5に押し込むことにより固定したり、又は図8に示す如く、ザル状 の鉢6に礫やウレタン7等を入れ、そこから発芽した株8を、栽培槽3中の養液 部9に浸漬することにより行われていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の株元固定では、長期間の水耕栽培又は大型植物の水耕栽 培の場合に、ウレタン1等が定植板4の孔5から落ち込んでしまうことがあり、 これにより株元が水に浸かり腐ってしまう点等に課題があった。また、後者の株 元固定では、長期間の水耕栽培の場合に礫やウレタン7中に塩類が蓄積してしま い栽培植物の成長に悪影響を及ぼすことなどがあり、さらに、栽培槽3から鉢4 を簡単に取り出すことができず、しかも直接園芸商品として提供できない点に課 題があった。 本考案は、このような従来の課題に鑑み、これを解消するためになされたもの であり、水耕栽培される植物の株元を安定的に保持して固定せしめると共に、取 り扱いが容易な水耕栽培用株元固定器を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような従来の課題を解消し、所期の目的を達成するためになさ れたものであり、その要旨とする構成は、栽培用筒状部と、該栽培用筒状部の外 周部に設けられた遮光フランジ部とを備え、前記栽培用筒状部内には水耕栽培さ れる株元を保持する保持部材が設けられると共に、前記遮光フランジ部には少な くとも一つの切取用周状溝部が設けられていることを特徴としてなる、水耕栽培 用株元固定器に存する。そして、前記保持部材を多数の保持片から構成し、該各 々の保持片を前記栽培用筒状部の中央部分から内壁部に向かって放射状に設ける ことが好ましい。また、前記保持部材を多数の保持片から構成し、該各々の保持 片を格子状に配設することが好ましい。さらに、前記遮光フランジ部に、方向支 持部を設けることが好ましい。さらにまた、前記遮光フランジ部に支柱支持部を 設けることが好ましい。
【0005】
【作用】
このように構成される水耕栽培用株元固定器によれば、水耕栽培により保持部 材上面に定植した苗の根は、保持部材に保持されるので株元は固定器に安定する こととなる。また、遮光フランジ部により固定器を栽培槽上に支持できるので株 元が栽培槽内部に脱落することがない。さらに、遮光フランジ部が大きすぎる場 合には切取用周状溝部に沿って不要部分を切り取ることができる。さらにまた、 前記保持部材を多数の保持片から構成し、該各々の保持片を栽培用筒状部の中央 部分から内壁部に向かって放射状に設けることにより、又は該各々の保持片を格 子状に配設すれば、株元をより固定器に安定させることができる。また、遮光フ ランジ部に設けた方向支持部により固定器を的確な位置に配置でき、また支柱支 持部に支柱を支持し、該支柱に苗を紐等により支持して水耕栽培すれば背丈の大 きな植物の栽培に役立つこととなる。
【0006】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1乃至図4は、本考案の第1実施例を示すものであり、本実施例の水耕栽培 用株元固定器10は、円筒状の栽培用筒状部11と、該栽培用筒状部11の外周 部に設けられた円形状の遮光フランジ部12とを備えている。 前記栽培用筒状部11内には、水耕栽培される株元を保持する保持部材13が 筒状部11内に設けられた支持部14に着脱自在に設けられている。該保持部材 13は弾性を有する多数の保持片15から構成され、該各々の保持片15は筒状 部11の中央部分から内壁部に向かって放射状に設けられている。前記遮光フラ ンジ部12には同心状に2つの切取用周状溝部16,17が所定間隔毎に設けら れている。また、前記遮光フランジ部12の内部には、印刷表示による3つの方 向支持部18が設けられ、各方向支持部18内には支持孔からなる支柱支持部1 9が一体に設けられている。
【0007】 このように構成される本実施例の水耕栽培用株元固定器10の使用について図 3及び図4を参照して説明する。まず、該水耕栽培用株元固定器10の保持部材 13上面にロックウール又はウレタン等の培地20を配置し、該培地20に播種 又は発芽或いは順化した苗21を定植する。該苗等を定植した固定器10の筒状 部11を栽培槽22の上部に設けた発砲スチロールパネルからなる定植板23の 孔24に挿入し、遮光フランジ部12で該固定器10を定植板23に支持する。 この際に、固定器10の遮光フランジ部12が大きすぎる場合には該遮光フラン ジ部12に設けた切取用周状溝部17に沿って不必要な部分を切り取ることによ り小さくすることができる。また、遮光フランジ部12に設けた3つの方向支持 部18により固定器10を定植板23の孔24の中央部に位置させることができ る。
【0008】 このようにして配置させた苗21を常法による水耕栽培により、例えば根の成 長に合わせて水位を調整しながら生育させる。この生育の際、上記遮光フランジ 部12により栽培槽22内への太陽光等の進入を遮ることとなるので栽培槽22 内の養液部25中に藻等の繁殖を防止することができる。また、苗21の根は成 長するにしたがい保持部材13の多数の保持片15間に保持されながら成長する ので株元が固定器10に安定することとなる。さらに、各方向支持部18内に設 けた支持孔からなる支柱支持部19に支柱26を支持できるので洋ランやサボテ ン等の背丈の高い植物の栽培も可能となる。
【0009】 尚、上記水耕栽培の場合に吸水性のある素材を培地20から養液部25に垂下 せしめて培地21と養液部25とを上記吸水性素材を介して栽培してもよいもの である。
【0010】 図5及び図6は、本考案の第2実施例を示すものであり、本実施例の水耕栽培 用株元固定器30は、前記保持部材13aを円筒状部11a内に一体的に設けると 共に、該保持部材13を多数の保持片15aから構成し、該各々の保持片15aを 格子状に配設した点及び前記方向支持部18を突起体とした点でのみ前記第1実 施例の水耕栽培用株元固定器10と異なるものである。
【0011】 本考案は、上述のように構成され、使用されるものであるが、前述の実施例に 限定されるものではなく、本考案の基本的技術思想の範囲で種々の設計変更及び 使用が可能である。例えば、前記実施例1及び2において遮光フランジ部12を 筒状部11の中央部分に設けたが上部又は下部に設けてもよい。また、前記実施 例1及び2において保持部材13を筒状部11の中央部分に着脱自在に支持し又 は一体に設けたが該筒状部11内に着脱自在に支持し又は一体に設けることがで きれば保持部材13は任意の位置に設けてもよいものであり、また保持片15, 15aの本数は任意でよく、更に保持部材13を2つ以上設けてもよく、保持部 材13を2つとした場合には培地21を挟持する構造としてもよい。さらに、遮 光フランジ部12に設けた切取用周状溝部の周形状は任意の形状でよく、また、 その切取用周状溝部を3つ以上としてもよいものである。さらにまた、前記実施 例1及び2において遮光フランジ部12に方向支持部18と支柱支持部19とを 一体に設けたが別々に設けてもよいものである。
【0012】
【考案の効果】
本考案の水耕栽培用株元固定器によれば次に記載の効果がもたらせる。 (1) 水耕栽培により保持部材上面に定植した苗の根は、保持部材に保持されるの で株元は確実に固定器に安定する。 (2) 遮光フランジ部により固定器を栽培槽上に支持できるので株元が栽培槽内部 に脱落することがない。 (3) 遮光フランジ部が大きすぎる場合には切取用周状溝部に沿って不要部分を切 り取ることができる構造となるので経済的に製造できる。 (4) 保持部材を多数の保持片から構成し、該各々の保持片を栽培用筒状部の中央 部分から内壁部に向かって放射状に設けることにより、又は該各々の保持片を 格子状に配設すれば、各々の保持片間に根を保持できるので株元をより固定器 に安定させることができる。 (5) 遮光フランジ部に設けた方向支持部により固定器を的確に栽培槽上の定植板 の孔の中央部分に配置できる。 (6) 遮光フランジ部に設けた支柱支持部に支柱を支持すれば背丈の大きな植物の 栽培に役立つ。 (7) 簡単に取り扱うことができ、また一体成型が可能となるので大量生産に適す るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す縦断面図である。
【図3】栽培槽上部の取り付けられた定植板の平面図で
ある。
【図4】本考案の第1実施例の使用状態を示す縦断面図
である。
【図5】本考案の第2実施例を示す平面図である。
【図6】本考案の第2実施例を示す縦断面図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【図8】別の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 水耕栽培用株元固定器 11 栽培用筒状部 12 遮光フランジ部 13 保持部材 15 保持片 16,17 切取用周状溝部 18 方向支持部 19 支柱支持部 20 培地 21 苗

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】栽培用筒状部と、該栽培用筒状部の外周部
    に設けられた遮光フランジ部とを備え、前記栽培用筒状
    部内には水耕栽培される株元を保持する保持部材が設け
    られると共に、前記遮光フランジ部には少なくとも一つ
    の切取用周状溝部が設けられていることを特徴としてな
    る、水耕栽培用株元固定器。
  2. 【請求項2】前記保持部材は多数の保持片から構成さ
    れ、該各々の保持片が前記栽培用筒状部の中央部分から
    内壁部に向かって放射状に設けられた請求項1に記載の
    水耕栽培用株元固定器。
  3. 【請求項3】前記保持部材は多数の保持片から構成さ
    れ、該各々の保持片が格子状に配設された請求項1に記
    載の水耕栽培用株元固定器。
  4. 【請求項4】前記遮光フランジ部には、方向支持部が設
    けられた請求項1乃至3に記載された何れか一つの水耕
    栽培用株元固定器。
  5. 【請求項5】前記遮光フランジ部には、支柱支持部が設
    けられた請求項1乃至4に記載された何れか一つの水耕
    栽培用株元固定器。
JP1991009143U 1991-02-01 1991-02-01 水耕栽培用株元固定器 Expired - Lifetime JPH071963Y2 (ja)

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JPH052662U true JPH052662U (ja) 1993-01-19
JPH071963Y2 JPH071963Y2 (ja) 1995-01-25

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