JPH052665B2 - - Google Patents

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JPH052665B2
JPH052665B2 JP58133991A JP13399183A JPH052665B2 JP H052665 B2 JPH052665 B2 JP H052665B2 JP 58133991 A JP58133991 A JP 58133991A JP 13399183 A JP13399183 A JP 13399183A JP H052665 B2 JPH052665 B2 JP H052665B2
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JP
Japan
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acid
optically active
amino acid
phenylalanine
water
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JP58133991A
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Toshihide Yugawa
Tooru Ikeda
Shinichi Kishimoto
Katsumi Sugyama
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C271/00Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C271/06Esters of carbamic acids
    • C07C271/08Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C271/10Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms
    • C07C271/22Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atoms of the carbamate groups bound to hydrogen atoms or to acyclic carbon atoms to carbon atoms of hydrocarbon radicals substituted by carboxyl groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はDL−アミノ酸の光学分割法に関する。
更に詳しくは光学活性N−アシルアスパラギン酸
を分割剤として用い、これを溶媒中で、DL−α
−アミノ酸と反応せしめ生成する2種の複合体
(ジアステレオマー)相互間の溶媒度差を利用し
てDL−α−アミノ酸を光学分割する方法に関す
る。 光学活性アミノ酸は、医薬、甘味料等の原料と
してきわめて有用な物質であるが、合成法によつ
て得られるアミノ酸はラセミ体(DL−体)であ
るため、これを光学分割する必要がある。 従来、DL−アミノ酸の分割方法としては(1)N
−アシル体をアシラーゼで不斉加水分解する方法
(特開昭51−110095)、(2)そのまま又は各種の塩な
どとして直接接種分割する方法(特公昭52−
8821)等が知られている。しかし、(1)の酵素によ
る方法は一旦アシル化してアシル体にしなければ
ならず、又高価な酸素を用いるので不利はまぬが
れない。又(2)の接種分割は1回当りの分割率が低
く、工業的には大規模な装置を必要とする欠点が
ある。 本発明者は、工業的に有利なDL−α−アミノ
酸の光学分割法について鋭意検討した結果、光学
活性N−アシルアスパラギン酸を分割剤に用いる
ことによりDL−α−アミノ酸が極めて効果的に
分割し得ることを見出し、本発明を完成するに至
つた。 すなわち本発明の方法によればDL−α−アミ
ノ酸と光学活性N−アシルアスパラギン酸とを溶
媒中で反応せしめ、生成するD−及びL−α−ア
ミノ酸夫々の光学活性N−アシルアスパラギン酸
塩、すなわち2種のジアステレオマー相互間の溶
解度差により、一方の塩のみを晶析分離、すなわ
ち光学分割し、次いでこれを、例えばアルカリで
処理するなどの手段により、目的とする光学活性
α−アミノ酸を容易に、かつ高純度で取得しうる
ので、工業的にきわめて有利に光学活性α−アミ
ノ酸の製造を実施することが可能である。 本発明の方法において分割剤として用いられ光
学活性N−アシルアスパラギン酸は、分割すべき
DL−α−アミノ酸と反応して生成する2種のジ
アステレオマーの溶解度差が大きいものであるこ
とが望ましい。具体的には、N−カルボベンゾキ
シアスパラギン酸、N−ベンゼンスルホニルアス
パラギン酸、N−アセチルアスパラギン酸、N−
トルエンスルホニルアスパラギン酸、N−ベンゾ
イルアスパラギン酸等が挙げられる。これらの化
合物は、周知のものであつてかつ周知の方法で容
易に製造することが出来る。 また、光学分割の対象となるα−アミノ酸は、
フエニルアラニン、バリン、ロイシン、アラニ
ン、置換フエニルグリシン類、メチオニン、ノル
バリン、リジン、トリプトフアンなどが挙げられ
る。 使用する溶媒としては水および親水性有機溶媒
(例えばメタノール、エタノール、イソプロピル
アルコール等のアルコール類、N,N−ジメチル
オルムアミド等)、またはこれらの混合溶媒が好
ましい。 反応温度は溶媒の沸点以下であれば良いが、通
常−20℃−100℃、好ましくは0℃〜80℃の範囲
である。また晶析温度については、後工程にあた
る固液分離の際に対掌アミノ酸またはをれを構成
成分とする塩やジアステレオマーの晶出・混入を
防止するために、60℃以下とすることが望まし
い。 pHについては、複合体形成の観点から1ない
し4の範囲で操作することが好ましいが、アミノ
酸の種類や共存する塩類の有無によつて、最適な
操作範囲が異なることがある。 分割剤たる光学活性N−アシルアスパラギン酸
の使用量は、DL−α−アミノ酸に対して、0.4な
いし4倍モルであれば良い。また分割時に光学分
割の対象となるDL−α−アミノ酸の塩類、例え
ば硫酸塩、塩酸塩、リン酸塩、ナトリウム塩、カ
リウム塩等の共存は、目的ジアステレオマーを構
成するアミノ酸の対掌体またはそれを構成成分と
するジアステレオマーの溶存状態を安定化せし
め、もつて分割の収率向上に寄与するもので適宜
使用される。 本発明でDおよびL−α−アミノ酸それぞれの
光学活性N−アシルアスパラギン酸の塩、すなわ
ち、2種のジアステレオマー相互間の溶解度差を
利用して両者を分別する具体態様の例を挙げる
と、次の通りである。DL−α−アミノ酸と光学
活性N−アシルアスパラギン酸との混合溶液を調
製し、必要に応じて当該アミノ酸の塩類を共存せ
しめ、これを溶解度の小さいジアステレオマーの
みが固相として晶出するように冷却、濃縮、溶解
度低下のための有機溶媒添加および/またはpH
調節し、ついで固液分離して晶出固相を適宜な方
法で分離する。なお、光学分割すべきα−アミノ
酸は、必ずしもD−体とL−体との等量混合物で
ある必要はない。 結晶として単離した光学活性α−アミノ酸・光
学活性N−アシルアスパラギン酸複合体は、必要
に応じて、例えば水または水性媒体からの再結晶
操作等により、容易に光学精製を行うことが出来
る。 このようにして目的ジアステレオマーを得た
後、これから光学活性α−アミノ酸を単離する方
法についても、またN−アシルアスパラギン酸を
回収する方法、あるいはその循環再使用について
も、適宜の方法で実施して良い。 そのような方法の一例を示せば、光学活性α−
アミノ酸・光学活性N−アシルアスパラギン酸複
合体を水または水性媒体中に懸濁し、水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム、炭酸ソーダなどのアル
カリを加えて分解し、光学活性アミノ酸のみを結
晶化せしめ、これを分離取得する。またこの時母
液に含まれる光学活性N−アシルアスパラギン酸
は、そのままあるいは適当なpHに調整した後に、
光学分割剤源として循環再使用して良いのは勿論
である。 また他の方法として、例えば光学活性α−アミ
ノ酸・光学活性N−アシルアスパラギン酸複合体
を、稀硫酸水、稀塩酸水等の酸性溶液に溶解後、
カチオン交換樹脂塔に通液し、その後アンモニア
水、水酸化ナトリウム水溶液等のアルカリ溶液の
溶離剤を貫流液として、また光学活性α−アミノ
酸溶液を溶離液としてそれぞれ分離取得すること
も出来る。 次に本発明によるジアステレオマーの一部につ
いて融点、溶解度を表1に示す。
【表】 本発明の光学活性α−アミノ酸・光学活性N−
アシルアスパラギン酸複合体の組成は、光学活性
α−アミノ酸と光学活性N−アシルアスパラギン
酸とのモル比が1:1であるとは限らず(例え
ば、L−フエニルアラニンとN−カルボベンゾキ
シ−L−アスパラギン酸の複合体の場合、混晶を
形成することもあり得るので、前者と後者との比
は、晶析条件により、1:1〜2の範囲に分布す
る)、また、結晶水を含むものも含まぬものもあ
るが、このような複合体の組成の如何に拘わら
ず、本発明の光学分割は所期通りに行なわれ、ま
た、得られる複合体から光学活性α−アミノ酸を
最終的に取得できるのである。 また、光学活性α−アミノ酸を本発明のアミノ
酸複合体の形で晶析せしめるときは、対掌体(光
学的不純物)以外の不純物の淘汰もできる。例え
ば、着色不純物を含むDL−α−アミノ酸溶液に
光学活性N−アシルアスパラギン酸を加えて溶解
度の小さい方のジアステレオマーを晶析し、分離
すれば、着色不純物の淘汰されたアミノ酸複合体
が得られ、これより最終的に着色不純物の混入の
ない光学活性α−アミノ酸を得ることができる。
また着色不純物を含む光学活性α−アミノ酸溶液
に溶解度の小さい方のジアステレオマーを形成す
る光学活性N−アシルアスパラギン酸を加えてア
ミノ酸複合体を晶析し、分離すれば、同様にし
て、着色不純物の混入のない光学活性α−アミノ
酸を得ることができる。 以下、実施例により本発明をより具体的に説明
するが本発明はこれ等の実施例により何ら制限を
受けるものではない。 なお、得られたジアステレオマー塩は、塩酸水
溶液に溶解後、カチオン交換樹脂カラム塔を通し
アミノ酸を吸着させ、その後カラムにアンモニア
水を流し、溶離液を濃縮乾固しアミノ酸を単離し
その施光度を測定する事によりアミノ酸の光学純
度を得た。 実施例 1 DL−フエニルアラニン8g、N−カルボベンジ
キシ−L−アスパラギン酸10g、硫酸2.4gを水90
mlに溶解した。50℃にて攪拌しつつ10%カセイソ
ーダ水溶液9.7mlを6時間で加えた。その結果、
硫酸は半量中和され、DL−フエニルアラニンに
対しその1/4倍モル残存する。(なお、以下の実施
例においても、硫酸は最終的に存在するD−フエ
ニルアラニンに対し、その1/2倍モル量となるよ
うに調整した。)生成した結晶を分離し、水10ml
で洗浄後乾燥し、L−フエニルアラニン・N−カ
ルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸塩8.2gを得
た。分析の結果含有されるL−フエニルアラニン
の光学純度は98%であつた。また、この塩におけ
るL−フエニルアラニンとN−カルボベンゾキシ
−L−アスパラギン酸とのモル比は1:1.5であ
つた。なお、この塩の粉末X線回折図は、2θ=
4,16.2,17.4,17.6,18.6,19.1,24.6および
28.8(度)に高いピークを示した。 この結晶を水30mlに懸濁し、カセイソーダにて
pH7に調整後5℃に冷却した。生成した結晶を分
離乾燥し、L−フエニルアラニン1.8gを得た。分
析したところ、光学純度は98%以上であつた。 実施例 2 DL−フエニルアラニン8g、N−カルボベンジ
キシ−L−アスパラギン酸8.1g、硫酸1.2gを水
100mlに加え60℃に加熱した。攪拌しつつ2℃/
時間の割合で40℃迄冷却した後、更に2時間攪拌
した。生成した結晶を分析し、水20mlで洗浄後乾
燥し、L−フエニルアラニン・N−カルボベンゾ
キシ−L−アスパラギン酸塩8.2gを得た。分析の
結果含有されるL−フエニルアラニンの光学純度
は97%であつた。 この結晶を水30mlに懸濁し、カセイソーダにて
pH7に調整後5℃に冷却した。生成した結晶を分
離乾燥し、L−フエニルアラニン2.2gを得た。分
析したところ、光学純度は98%以上であつた。 実施例 3 DL−フエニルアラニン8g、硫酸1.2gを40℃に
て水100mlに懸濁し、攪拌しつつN−カルボベン
ゾキシ−D−アスパラギン酸10gを5時間で加え
た。生成した結晶を分離し、水10mlに洗浄後乾燥
し、D−フエニルアラニン・N−カルボベンゾキ
シ−D−アスパラギン酸塩5.2gを得た。分析の結
果含有されるD−フエニルアラニンの光学純度は
98%であつた。 この結晶を水30mlに懸濁し、カセイソーダに
て、pH7に調整後5℃に冷却した。生成した結晶
を分離乾燥し、D−フエニルアラニン1.4gを得
た。分析したところ、光学純度は98%以上であつ
た。 実施例 4 DL−バリン11.7g、N−カルボベンゾキシ−L
−アスパラギン酸13.4g、硫酸 2.5gを水50mlに
加え50℃に加熱した。攪拌しつつ2℃/時間の割
合で20℃迄冷却した後、更に2時間攪拌した。生
成した結晶を分離し、水20mlに洗浄後乾燥し、L
−バリン・N−カルボベンゾキシ−L−アスパラ
ギン酸塩9.7gを得た。分析の結果含有されるL−
バリンの光学純度は98%であつた。 この結晶を水20mlに懸濁し、カセイソーダにて
pH7に調整後5℃に冷却した。生成した結晶を分
離乾燥し、L−バリン1.7gを得た。分析したとこ
ろ、光学純度は98%以上であつた。 実施例 5 60℃において水80mlに対し、D−フエニルアラ
ニン0.2g、L−フエニルアラニン2.3gおよびN−
カルボベンゾキシ−L−アスパラギン酸4.0gが溶
解している液を調製した。この溶液を約10℃の条
件下に3日間放置し、生成した結晶を分離し、水
約10mlで洗浄した。得量7.6g(水分約30%)また
分析の結果含有されるL−フエニルアラニンの光
学純度は98%であつた。 この結晶の粉末X線回折図は、2θ=5,17.7,
18.7および28.2(度)に高いピークを有する。な
お、この結晶の組成は等モルのL−フエニルアラ
ニン、N−カルボベンゾキシ−L−アスパラギン
酸および水よりなるものであることが確認され
た。 この結晶を水30mlに懸濁し、カセイソーダにて
pH7に調整後5度まで冷却した。析出結晶を分離
後乾燥し、L−フエニルアラニン2.0gを得た。分
析の結果その光学純度は99%以上であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 DL−α−アミノ酸および光学活性N−アシ
    ルアスパラギン酸を溶媒中で反応せしめ、生成す
    る2種のジアステレオマー相互間の溶解度差を利
    用して分別することを特徴とするDL−α−アミ
    ノ酸の光学分割法。 2 光学活性N−アシルアスパラギン酸のアシル
    基が、カルボベンゾキシ基またはベンゼンスルホ
    ニル基である特許請求の範囲第1項記載の光学分
    割法。
JP58133991A 1983-07-22 1983-07-22 Dl―アミノ酸の光学分割法 Granted JPS6025959A (ja)

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