JPH05266802A - 直流型気体放電表示装置およびその製造方法 - Google Patents
直流型気体放電表示装置およびその製造方法Info
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- JPH05266802A JPH05266802A JP4060033A JP6003392A JPH05266802A JP H05266802 A JPH05266802 A JP H05266802A JP 4060033 A JP4060033 A JP 4060033A JP 6003392 A JP6003392 A JP 6003392A JP H05266802 A JPH05266802 A JP H05266802A
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- resistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パルスメモリ駆動方式の直流型気体放電表示
装置(PDP)において、放電電流安定化のために放電
セル内に設置する抵抗体の抵抗値のばらつきを抑制し、
均一な輝度分布をもつ画像表示を得ることを目的とす
る。 【構成】 前面ガラス板11には第1の電極体12(例
えば陰極)を形成し、背面ガラス板13にはエッチング
により形成した溝13aを設け、この溝13aに酸化物
を主体としたペ−ストを埋め込み、焼成して寸法精度の
よい抵抗体22をつくる。この抵抗体22を介して第2
の電極体14(例えば陽極母線)と第3の電極体21
(例えば陽極)とを接続し、前面ガラス板11と背面ガ
ラス板13を第1の電極体12と第2の電極体14とが
対向しながら交差するように配置して組み合わせ、マト
リックス状に形成された多数の放電セル16を有するP
DPを製造する。抵抗体22をガラス板13に形成した
溝13aに埋め込むため、その抵抗値を精度よく作成で
き、高輝度で輝度むらのないPDPを得ることができ
る。
装置(PDP)において、放電電流安定化のために放電
セル内に設置する抵抗体の抵抗値のばらつきを抑制し、
均一な輝度分布をもつ画像表示を得ることを目的とす
る。 【構成】 前面ガラス板11には第1の電極体12(例
えば陰極)を形成し、背面ガラス板13にはエッチング
により形成した溝13aを設け、この溝13aに酸化物
を主体としたペ−ストを埋め込み、焼成して寸法精度の
よい抵抗体22をつくる。この抵抗体22を介して第2
の電極体14(例えば陽極母線)と第3の電極体21
(例えば陽極)とを接続し、前面ガラス板11と背面ガ
ラス板13を第1の電極体12と第2の電極体14とが
対向しながら交差するように配置して組み合わせ、マト
リックス状に形成された多数の放電セル16を有するP
DPを製造する。抵抗体22をガラス板13に形成した
溝13aに埋め込むため、その抵抗値を精度よく作成で
き、高輝度で輝度むらのないPDPを得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体放電を利用した平
面型表示装置において、輝度の向上と表示の均一性を実
現する直流型気体放電表示装置およびその製造方法に関
する。
面型表示装置において、輝度の向上と表示の均一性を実
現する直流型気体放電表示装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】気体放電表示装置(プラズマディスプレ
ィパネル以下、PDPという)は平面型の表示装置とし
て携帯型コンピュ−タなどの情報端末機に利用され、そ
の鮮明な表示と視野角の広さによって応用分野が拡大し
ている。近年、TVの大型化が進み、TV用の軽量薄型
の表示装置としても注目され、カラ−化と輝度および寿
命の向上が要望されている。
ィパネル以下、PDPという)は平面型の表示装置とし
て携帯型コンピュ−タなどの情報端末機に利用され、そ
の鮮明な表示と視野角の広さによって応用分野が拡大し
ている。近年、TVの大型化が進み、TV用の軽量薄型
の表示装置としても注目され、カラ−化と輝度および寿
命の向上が要望されている。
【0003】これらの要望に応える表示装置として、従
来は特開昭60−253131号公報に示されているよ
うな抵抗付きのメモリ駆動方式の直流型気体放電表示装
置(以下、直流型PDPという)がある。従来のメモリ
駆動方式の直流型PDPの一例を図3を参考に説明す
る。図3で示される前記PDPは、前面ガラス板11に
形成された第1の電極体12と、背面ガラス板13に形
成された第2の電極体14とが互いに直交する配置で隔
壁15を挟んで対向し、その交点には多数の放電セル1
6がマトリックス状に形成されている。組み合わされた
ガラス板はその周囲を低融点ガラスなどで封止され、内
部には希ガスを主体とした放電ガスが封入されている。
それぞれの放電セルの背面ガラス板側には第3の電極体
21が設置され、抵抗体22によって第2の電極体14
に接続されており、第3の電極体21と第1の電極体と
によって一対の放電電極を構成している。したがって第
1の電極体12または前記第3の電極体21が放電電極
の陰極あるいは陽極となり、第2の電極体14は第3の
電極体21に対して陰極母線あるいは陽極母線として機
能する。背面ガラス板13には第3の電極体21の部分
を除いて蛍光体23が塗布されている。また前面ガラス
板11において第1の電極体12以外の部分は透明であ
り、放電セル16を通して蛍光体23の表面を直接観察
できる状態にある。電極体12、電極体14、電極体2
1、抵抗体22、蛍光体23および隔壁15などは厚膜
印刷技術を活用してガラス板に形成されており、極めて
安価に製造することができる。
来は特開昭60−253131号公報に示されているよ
うな抵抗付きのメモリ駆動方式の直流型気体放電表示装
置(以下、直流型PDPという)がある。従来のメモリ
駆動方式の直流型PDPの一例を図3を参考に説明す
る。図3で示される前記PDPは、前面ガラス板11に
形成された第1の電極体12と、背面ガラス板13に形
成された第2の電極体14とが互いに直交する配置で隔
壁15を挟んで対向し、その交点には多数の放電セル1
6がマトリックス状に形成されている。組み合わされた
ガラス板はその周囲を低融点ガラスなどで封止され、内
部には希ガスを主体とした放電ガスが封入されている。
それぞれの放電セルの背面ガラス板側には第3の電極体
21が設置され、抵抗体22によって第2の電極体14
に接続されており、第3の電極体21と第1の電極体と
によって一対の放電電極を構成している。したがって第
1の電極体12または前記第3の電極体21が放電電極
の陰極あるいは陽極となり、第2の電極体14は第3の
電極体21に対して陰極母線あるいは陽極母線として機
能する。背面ガラス板13には第3の電極体21の部分
を除いて蛍光体23が塗布されている。また前面ガラス
板11において第1の電極体12以外の部分は透明であ
り、放電セル16を通して蛍光体23の表面を直接観察
できる状態にある。電極体12、電極体14、電極体2
1、抵抗体22、蛍光体23および隔壁15などは厚膜
印刷技術を活用してガラス板に形成されており、極めて
安価に製造することができる。
【0004】次にその動作を説明する。図3において、
第1の電極体12と第2の電極体14の中から任意に選
択された一組に電圧を印加すると、その交点位置の放電
セル16において第1の電極体12と第3の電極体21
との間で表示放電が生じる。このときの電圧を書き込み
電圧と呼ぶが、形成されている複数の電極体対を介して
順次印加していくことで、表示装置全体に配置された放
電セル16において放電が起こり、任意のパタ−ンが発
光して表示装置として動作する。カラ−表示の場合は、
たとえば放電ガスとしてキセノンを主体にすることによ
り放出される紫外線を蛍光体23の励起に利用する。
第1の電極体12と第2の電極体14の中から任意に選
択された一組に電圧を印加すると、その交点位置の放電
セル16において第1の電極体12と第3の電極体21
との間で表示放電が生じる。このときの電圧を書き込み
電圧と呼ぶが、形成されている複数の電極体対を介して
順次印加していくことで、表示装置全体に配置された放
電セル16において放電が起こり、任意のパタ−ンが発
光して表示装置として動作する。カラ−表示の場合は、
たとえば放電ガスとしてキセノンを主体にすることによ
り放出される紫外線を蛍光体23の励起に利用する。
【0005】上記のように、メモリ駆動型の直流PDP
の放電セル16では、書き込み電圧の印加により一旦放
電を起こさせると、荷電粒子が放電セル内に残留する効
果によって、前記書き込み電圧を取り去った状態でも一
定期間(通常は数マイクロ秒)は当初の書き込み電圧
(Vw)より低い電圧(Vm)にて放電を再開できる。
メモリ駆動方式はこの現象を利用しており、この一定の
期間内にVm程度の電圧パルスを続けて印加すると、連
続的な表示発光が生ずる。蛍光体の発光は時間的に減衰
するので、上記のようにメモリ効果を利用した連続した
パルス電圧による励起により、表示輝度を向上する効果
もある。この方法により100cd/m2以上の表示輝
度が測定されており、TV表示装置として必要な値を満
たしている。
の放電セル16では、書き込み電圧の印加により一旦放
電を起こさせると、荷電粒子が放電セル内に残留する効
果によって、前記書き込み電圧を取り去った状態でも一
定期間(通常は数マイクロ秒)は当初の書き込み電圧
(Vw)より低い電圧(Vm)にて放電を再開できる。
メモリ駆動方式はこの現象を利用しており、この一定の
期間内にVm程度の電圧パルスを続けて印加すると、連
続的な表示発光が生ずる。蛍光体の発光は時間的に減衰
するので、上記のようにメモリ効果を利用した連続した
パルス電圧による励起により、表示輝度を向上する効果
もある。この方法により100cd/m2以上の表示輝
度が測定されており、TV表示装置として必要な値を満
たしている。
【0006】以上のように従来のメモリ駆動方式の直流
型PDPにおいて、一本の陽極母線に接続された多数の
放電セル16に同時に表示放電を起こさせるには、放電
電流をそれぞれの放電セル16に均等に分配する手段が
必要になる。抵抗体22は、第2の電極体14を直接表
示放電用電極とせずに抵抗体22を介して接続された第
3の電極体21を表示放電用の電極とすることで、抵抗
体の抵抗値によるメモリ効果の長期化(すなわちメモリ
効果の安定化)とともに、放電セル16に流れる放電電
流を均等化する効果に寄与している。
型PDPにおいて、一本の陽極母線に接続された多数の
放電セル16に同時に表示放電を起こさせるには、放電
電流をそれぞれの放電セル16に均等に分配する手段が
必要になる。抵抗体22は、第2の電極体14を直接表
示放電用電極とせずに抵抗体22を介して接続された第
3の電極体21を表示放電用の電極とすることで、抵抗
体の抵抗値によるメモリ効果の長期化(すなわちメモリ
効果の安定化)とともに、放電セル16に流れる放電電
流を均等化する効果に寄与している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のメ
モリ駆動方式の直流型PDPでは、微小な抵抗体22が
厚膜印刷技術によって形成されるため、抵抗値にばらつ
きが生じ、それが原因になって多数の放電セルの中には
輝度の低いものが生ずる。一般に、厚膜印刷技術により
多数の抵抗体を形成すると、形状の不均一性のため抵抗
値が30%以上もばらつく。放電セルに流れる電流は抵
抗値のばらつきを反映して、抵抗値のばらつきと同様3
0%以上のばらつきを示す。したがって、従来の抵抗体
では抵抗値がばらつくため、放電セルの輝度がばらつ
き、輝度むらのある表示となってしまうという課題があ
った。
モリ駆動方式の直流型PDPでは、微小な抵抗体22が
厚膜印刷技術によって形成されるため、抵抗値にばらつ
きが生じ、それが原因になって多数の放電セルの中には
輝度の低いものが生ずる。一般に、厚膜印刷技術により
多数の抵抗体を形成すると、形状の不均一性のため抵抗
値が30%以上もばらつく。放電セルに流れる電流は抵
抗値のばらつきを反映して、抵抗値のばらつきと同様3
0%以上のばらつきを示す。したがって、従来の抵抗体
では抵抗値がばらつくため、放電セルの輝度がばらつ
き、輝度むらのある表示となってしまうという課題があ
った。
【0008】本発明は、前記抵抗体のばらつきを抑え
て、メモリ駆動方式の特徴である高輝度で、かつ輝度む
らのない直流型気体放電表示装置およびその製造方法の
提供を目的としている。
て、メモリ駆動方式の特徴である高輝度で、かつ輝度む
らのない直流型気体放電表示装置およびその製造方法の
提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、従来の直流型PDPで用いられていた抵
抗体の製造において、背面ガラス板にエッチングにより
形状精度のよい溝を形成し、この溝に埋め込むように抵
抗体を形成したものである。
に本発明では、従来の直流型PDPで用いられていた抵
抗体の製造において、背面ガラス板にエッチングにより
形状精度のよい溝を形成し、この溝に埋め込むように抵
抗体を形成したものである。
【0010】
【作用】上記構成により、抵抗体を埋め込むための溝の
形成がエッチングにより精度よくできるため、抵抗値の
ばらつきが抑制でき、輝度の均一性のよい直流型PDP
を実現できる。
形成がエッチングにより精度よくできるため、抵抗値の
ばらつきが抑制でき、輝度の均一性のよい直流型PDP
を実現できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1の図面を参照し
ながら説明する。図1において、前面ガラス板11に
は、従来例同様に第1の電極体12(実施例では陰極と
して使用する)を形成する。背面ガラス板13上にエッ
チングで形成された溝13aの中に抵抗体22を埋め込
み、その上に第2の電極体14(実施例では陽極母線と
して使用する)、第3の電極体21(実施例では陽極と
して使用する)、絶縁層17、蛍光体23、隔壁15を
順次形成する。これと第1の電極体12を形成した前面
ガラス板11とを組み合わせて放電パネルを構成する。
背面ガラス板13に別途形成された絶縁層17は第2の
電極体14および抵抗体22を放電ガスから隔離し、第
3の電極体21だけを陽極として動作させる作用をも
つ。絶縁性の高い蛍光体23の形成も陽極としている第
3の電極体21を避けて塗布されている。抵抗体22を
除く第1の電極体12、第2の電極体14、第3の電極
体21、隔壁15、蛍光体23などは総て厚膜抵抗印刷
技術によって形成する。
ながら説明する。図1において、前面ガラス板11に
は、従来例同様に第1の電極体12(実施例では陰極と
して使用する)を形成する。背面ガラス板13上にエッ
チングで形成された溝13aの中に抵抗体22を埋め込
み、その上に第2の電極体14(実施例では陽極母線と
して使用する)、第3の電極体21(実施例では陽極と
して使用する)、絶縁層17、蛍光体23、隔壁15を
順次形成する。これと第1の電極体12を形成した前面
ガラス板11とを組み合わせて放電パネルを構成する。
背面ガラス板13に別途形成された絶縁層17は第2の
電極体14および抵抗体22を放電ガスから隔離し、第
3の電極体21だけを陽極として動作させる作用をも
つ。絶縁性の高い蛍光体23の形成も陽極としている第
3の電極体21を避けて塗布されている。抵抗体22を
除く第1の電極体12、第2の電極体14、第3の電極
体21、隔壁15、蛍光体23などは総て厚膜抵抗印刷
技術によって形成する。
【0012】次に、本発明を特徴づける抵抗体22の形
成方法を図2を参照にしながら説明する。図2(a)に
示すように、背面ガラス板13に抵抗体22の形成位置
に合わせて、その形状をしたマスクを形成したのち、こ
れにエッチングを施して溝13aを形成する。溝13a
を形成したのち、前記マスクは溶解除去する。次にペ−
スト抵抗31を溝13aを形成したガラス面に塗布す
る。このペ−スト抵抗31は、RuO2などの酸化物粉
末を粉末ガラスなどのバインダおよびビ−クルとを混ぜ
合わせた混合物で、図2(b)に示すようにガラス面に
形成された溝13aに塗り込むことにより充填されると
ともに、同じく図示されているように溝部以外にも一様
に塗布されている。その後、ガラス面上の溝以外の部分
のペ−ストは、図2(c)に示すようにインク返しによ
って掃き取ることにより溝部だけにペ−ストを残す。こ
のペ−ストを一旦乾燥させた後、ガラス軟化点以下の温
度(たとえば500℃程度)で焼成するとビ−クルは蒸
発して抵抗体22が溝13a内に形成される(図2
(d))。焼成温度は焼結が進行しない範囲に選択され
ており、抵抗体22の寸法は溝13aの幾何学的精度を
保っているため、抵抗値のばらつきは小さい。次に、抵
抗体22を形成した背面ガラス板13の上に、第2の電
極体14および第3の電極体21をそれぞれスクリ−ン
印刷によって塗布し、乾燥、焼成する。第2の電極体1
4および第3の電極体21は抵抗体22に接続される
(図2(e))ため、接続性のよい金または銀などが適
当である。続いて、絶縁層17、蛍光体23を順次塗
布、焼成する(図2(f)、(g))。さらに隔壁15
を形成する(図2(g))のであるが、これには誘電体
ペ−ストを使用し、厚みが必要なので塗布と乾燥を繰り
返し、最終の高さが100μm〜200μmとした後、
焼成して背面ガラス板13が完成する。 なお、絶縁層
17は蛍光体23を厚く塗布することで代用してもよ
い。
成方法を図2を参照にしながら説明する。図2(a)に
示すように、背面ガラス板13に抵抗体22の形成位置
に合わせて、その形状をしたマスクを形成したのち、こ
れにエッチングを施して溝13aを形成する。溝13a
を形成したのち、前記マスクは溶解除去する。次にペ−
スト抵抗31を溝13aを形成したガラス面に塗布す
る。このペ−スト抵抗31は、RuO2などの酸化物粉
末を粉末ガラスなどのバインダおよびビ−クルとを混ぜ
合わせた混合物で、図2(b)に示すようにガラス面に
形成された溝13aに塗り込むことにより充填されると
ともに、同じく図示されているように溝部以外にも一様
に塗布されている。その後、ガラス面上の溝以外の部分
のペ−ストは、図2(c)に示すようにインク返しによ
って掃き取ることにより溝部だけにペ−ストを残す。こ
のペ−ストを一旦乾燥させた後、ガラス軟化点以下の温
度(たとえば500℃程度)で焼成するとビ−クルは蒸
発して抵抗体22が溝13a内に形成される(図2
(d))。焼成温度は焼結が進行しない範囲に選択され
ており、抵抗体22の寸法は溝13aの幾何学的精度を
保っているため、抵抗値のばらつきは小さい。次に、抵
抗体22を形成した背面ガラス板13の上に、第2の電
極体14および第3の電極体21をそれぞれスクリ−ン
印刷によって塗布し、乾燥、焼成する。第2の電極体1
4および第3の電極体21は抵抗体22に接続される
(図2(e))ため、接続性のよい金または銀などが適
当である。続いて、絶縁層17、蛍光体23を順次塗
布、焼成する(図2(f)、(g))。さらに隔壁15
を形成する(図2(g))のであるが、これには誘電体
ペ−ストを使用し、厚みが必要なので塗布と乾燥を繰り
返し、最終の高さが100μm〜200μmとした後、
焼成して背面ガラス板13が完成する。 なお、絶縁層
17は蛍光体23を厚く塗布することで代用してもよ
い。
【0013】前面ガラス板11には、後に隔壁15が対
応する部分にブラックマトリックスを下地として形成
し、その上にNiペ−ストなどをスクリ−ン印刷で塗
布、焼成して第1の電極体12を完成させる。
応する部分にブラックマトリックスを下地として形成
し、その上にNiペ−ストなどをスクリ−ン印刷で塗
布、焼成して第1の電極体12を完成させる。
【0014】以上のように完成させた前面ガラス板と背
面ガラス板を組み合わせるのであるが、ガラス板周辺や
排気管をフリットガラスで接着し、最後に高温炉でフリ
ットガラスを溶融して機密封止するとともに排気管から
空気を排気し、代わりにHe−Xe混合ガスを封入して
パネルを完成する。
面ガラス板を組み合わせるのであるが、ガラス板周辺や
排気管をフリットガラスで接着し、最後に高温炉でフリ
ットガラスを溶融して機密封止するとともに排気管から
空気を排気し、代わりにHe−Xe混合ガスを封入して
パネルを完成する。
【0015】本発明は、上記の方法で抵抗体22を精密
に形成しているので、放電電流が均等に分配されてお
り、メモリ−動作が安定している。発明者らが作成した
PDPを用いた測定では、抵抗値のばらつきは10%程
度にまで減少でき、その結果PDP全面での輝度のばら
つきも同じく10%程度と実用に差し支えない均一性を
示した。
に形成しているので、放電電流が均等に分配されてお
り、メモリ−動作が安定している。発明者らが作成した
PDPを用いた測定では、抵抗値のばらつきは10%程
度にまで減少でき、その結果PDP全面での輝度のばら
つきも同じく10%程度と実用に差し支えない均一性を
示した。
【0016】なお、本実施例では前面ガラス板11側に
形成した第1の電極体12を陰極として使用し、背面ガ
ラス板13に形成した第2の電極体14を陽極母線およ
び第3の電極体21を陽極として使用したが、逆に前面
ガラス板11に形成する第1の電極体12を陽極とし、
背面ガラス板13に形成する第2の電極体14を陰極母
線、第3の電極体21を陰極とすることができる。この
とき、第2の電極体14および第3の電極体21が絶縁
体17または厚い蛍光体23によって覆われているの
で、陰極付近での蛍光体23の劣化は起こらず、上記実
施例と同様の効果を上げることができる。
形成した第1の電極体12を陰極として使用し、背面ガ
ラス板13に形成した第2の電極体14を陽極母線およ
び第3の電極体21を陽極として使用したが、逆に前面
ガラス板11に形成する第1の電極体12を陽極とし、
背面ガラス板13に形成する第2の電極体14を陰極母
線、第3の電極体21を陰極とすることができる。この
とき、第2の電極体14および第3の電極体21が絶縁
体17または厚い蛍光体23によって覆われているの
で、陰極付近での蛍光体23の劣化は起こらず、上記実
施例と同様の効果を上げることができる。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明は、背面ガラス板に
溝を形成し、その溝に抵抗体を埋め込むため、量産性を
損うことなくばらつきの小さい抵抗体を形成でき、安定
したメモリ動作をもつ高輝度の直流型PDPを提供する
ことができる。
溝を形成し、その溝に抵抗体を埋め込むため、量産性を
損うことなくばらつきの小さい抵抗体を形成でき、安定
したメモリ動作をもつ高輝度の直流型PDPを提供する
ことができる。
【図1】本発明の実施例であるメモリ駆動方式の直流型
気体放電表示装置の構成を示す一部破断図
気体放電表示装置の構成を示す一部破断図
【図2】同直流型気体放電表示装置の製造工程を説明す
る図
る図
【図3】従来のメモリ駆動方式の直流型気体放電表示装
置の一部破断図
置の一部破断図
11 前面ガラス板 12 第1の電極体 13 背面ガラス板 13a 溝 14 第2の電極体 15 隔壁 16 放電セル 21 第3の電極体(陽極) 22 抵抗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三▲ます▼ 睦己 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 宮川 宇太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (72)発明者 山本 久米次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 第1の電極体を形成した第1のガラス板
と第2の電極体を形成した第2のガラス板とを、前記第
1の電極体および第2の電極体が互いに直交するように
対向配置し、前記第1の電極体と前記第2の電極体に抵
抗体を介して接続した第3の電極体とが放電表示セルを
構成する気体放電表示装置において、前記抵抗体が前記
第2のガラス板に形成された溝の中に埋め込まれている
ことを特徴とする直流型気体放電表示装置。 - 【請求項2】 抵抗体がRuO2を主成分とする抵抗体
であることを特徴とする請求項1記載の直流型気体放電
表示装置。 - 【請求項3】 第2のガラス板の溝がエッチングにより
形成され、この中にペ−スト状の粉末を主体とする混合
物を充填し、これを焼成して抵抗体とすることを特徴と
する請求項1記載の直流型気体放電表示装置の製造方
法。 - 【請求項4】 抵抗体がRuO2を主成分とすることを
特徴とする請求項3記載の直流型気体放電表示装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4060033A JPH05266802A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 直流型気体放電表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4060033A JPH05266802A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 直流型気体放電表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05266802A true JPH05266802A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13130358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4060033A Pending JPH05266802A (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 直流型気体放電表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05266802A (ja) |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4060033A patent/JPH05266802A/ja active Pending
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