JPH05267246A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05267246A JPH05267246A JP6545692A JP6545692A JPH05267246A JP H05267246 A JPH05267246 A JP H05267246A JP 6545692 A JP6545692 A JP 6545692A JP 6545692 A JP6545692 A JP 6545692A JP H05267246 A JPH05267246 A JP H05267246A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリコン窒化膜のエッチングに関し,レジス
トの耐エッチング性を向上させ精密にかつ下地酸化膜を
損なうことなく転写することを目的とする。 【構成】 基板1上のシリコン窒化膜3の選択的イオン
エッチングにより,レジストパターン4を該窒化膜3に
転写する方法において,雰囲気ガスを, SF6 ,HB
r,He及びO2 の混合ガス,又はその混合ガスに少な
くともN2 ,フロンガス,NF3 及び不活性ガスの一つ
を混合して用い,平行平板型のRIE装置を用いてエッ
チングするように構成し,及び窒化膜3のパターニング
後,エッチングガス中に水素ガスを混入したガス,又は
SF6 と水素ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとし,平行
平板型のRIE装置を用いてイオンエッチングして,レ
ジストパターン4の表面に形成された変質層4aを除去
するように構成し,及び窒化膜3は酸化膜2上に堆積さ
れるように構成する。
トの耐エッチング性を向上させ精密にかつ下地酸化膜を
損なうことなく転写することを目的とする。 【構成】 基板1上のシリコン窒化膜3の選択的イオン
エッチングにより,レジストパターン4を該窒化膜3に
転写する方法において,雰囲気ガスを, SF6 ,HB
r,He及びO2 の混合ガス,又はその混合ガスに少な
くともN2 ,フロンガス,NF3 及び不活性ガスの一つ
を混合して用い,平行平板型のRIE装置を用いてエッ
チングするように構成し,及び窒化膜3のパターニング
後,エッチングガス中に水素ガスを混入したガス,又は
SF6 と水素ガスとの混合ガスを雰囲気ガスとし,平行
平板型のRIE装置を用いてイオンエッチングして,レ
ジストパターン4の表面に形成された変質層4aを除去
するように構成し,及び窒化膜3は酸化膜2上に堆積さ
れるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し,特にシリコン窒化膜のエッチングに関する。
関し,特にシリコン窒化膜のエッチングに関する。
【0002】半導体装置の高集積化,高速化に伴い,構
成要素たる素子の微細化が進み,かかる微細な素子を精
度良く形成する半導体製造技術が必要とされている。と
くに,シリコン窒化膜のドライエッチングは近年の微細
素子の形成に不可欠な工程であり,レジストマスクパタ
ーンを精密にシリコン窒化膜に転写する技術が強く要請
されている。
成要素たる素子の微細化が進み,かかる微細な素子を精
度良く形成する半導体製造技術が必要とされている。と
くに,シリコン窒化膜のドライエッチングは近年の微細
素子の形成に不可欠な工程であり,レジストマスクパタ
ーンを精密にシリコン窒化膜に転写する技術が強く要請
されている。
【0003】このため,レジストマスク及び下地の酸化
膜に対して選択比の高いシリコン窒化膜のエッチング方
法が必要とされる。
膜に対して選択比の高いシリコン窒化膜のエッチング方
法が必要とされる。
【0004】
【従来の技術】従来,シリコン窒化膜(以下窒化膜とい
う。)をレジストマスクを用いてパターニングする選択
的エッチングは,フロン又はNF3 とHeとの混合ガ
ス,或いはSF6 と酸素及びHeの混合ガスを雰囲気ガ
スとして用いる異方性イオンエッチングによりなされて
いた。
う。)をレジストマスクを用いてパターニングする選択
的エッチングは,フロン又はNF3 とHeとの混合ガ
ス,或いはSF6 と酸素及びHeの混合ガスを雰囲気ガ
スとして用いる異方性イオンエッチングによりなされて
いた。
【0005】以下,従来の技術を,実施例を参照して説
明する。図2は従来の実施例断面工程図であり,シリコ
ン基板1上に形成される窒化膜パターンを表している。
明する。図2は従来の実施例断面工程図であり,シリコ
ン基板1上に形成される窒化膜パターンを表している。
【0006】先ず,図2(a)を参照して,シリコン基
板1上に例えば10nmの酸化膜2を形成し,次いでその
上に窒化膜3をCVD法により堆積する。次いで,エッ
チングマスクとなるべきレジストパターン4を窒化膜3
上に形成する。
板1上に例えば10nmの酸化膜2を形成し,次いでその
上に窒化膜3をCVD法により堆積する。次いで,エッ
チングマスクとなるべきレジストパターン4を窒化膜3
上に形成する。
【0007】次いで,レジストパターン4をマスクとす
る選択的異方性イオンエッチングにより,酸化膜2をス
トッパとして窒化膜3をパターンニングする。かかるエ
ッチングには,従来はフロン又はNF3 とHeとの混合
ガス,或いはSF6 と酸素及びHeの混合ガスが用いら
れていた。しかし,レジスト及び酸化膜に対する窒化膜
のエッチング速度比である選択比が2程度と小さいた
め,レジストパターンの形状を窒化膜へ精密に転写する
ことができないのである。
る選択的異方性イオンエッチングにより,酸化膜2をス
トッパとして窒化膜3をパターンニングする。かかるエ
ッチングには,従来はフロン又はNF3 とHeとの混合
ガス,或いはSF6 と酸素及びHeの混合ガスが用いら
れていた。しかし,レジスト及び酸化膜に対する窒化膜
のエッチング速度比である選択比が2程度と小さいた
め,レジストパターンの形状を窒化膜へ精密に転写する
ことができないのである。
【0008】即ち,図2(b)を参照して,窒化膜3の
エッチング中にレジストパターン4がエッチングされて
薄くなると同時に,レジストパターン4の側面もサイド
エッチングが進行してパターン幅が狭くなる結果,転写
された窒化膜パターン3aは上辺が狭い台形になるので
ある。
エッチング中にレジストパターン4がエッチングされて
薄くなると同時に,レジストパターン4の側面もサイド
エッチングが進行してパターン幅が狭くなる結果,転写
された窒化膜パターン3aは上辺が狭い台形になるので
ある。
【0009】このため,転写された窒化膜パターンは,
パターン幅が狭く,また台形断面を有するものとなる。
さらに,酸化膜2に対する選択比が小さいことから,窒
化膜が除去された後のオーバエッチングのときに,容易
に酸化膜2が深くエッチングされてしまう。
パターン幅が狭く,また台形断面を有するものとなる。
さらに,酸化膜2に対する選択比が小さいことから,窒
化膜が除去された後のオーバエッチングのときに,容易
に酸化膜2が深くエッチングされてしまう。
【0010】このため,パターン周辺の酸化膜を精密な
厚さに保持することが難しい。
厚さに保持することが難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように,従来
の窒化膜のエッチングにあっては,レジストに対する窒
化膜のエッチング速度の選択比が小さいため,エッチン
グ中にレジストマスクが消耗する結果精密なパターンを
転写することができないという欠点があった。
の窒化膜のエッチングにあっては,レジストに対する窒
化膜のエッチング速度の選択比が小さいため,エッチン
グ中にレジストマスクが消耗する結果精密なパターンを
転写することができないという欠点があった。
【0012】また,窒化膜の下地として用いられる酸化
膜に対する選択比も小さく,ストッパとして有効に作用
しないため酸化膜が薄くなり,精密な素子形成の障害に
なるという問題があった。
膜に対する選択比も小さく,ストッパとして有効に作用
しないため酸化膜が薄くなり,精密な素子形成の障害に
なるという問題があった。
【0013】本発明は,エッチングガスとしてSF6 ,
HBr,He及びO2 を主な組成とするガスを用いるこ
とにより,レジスト表層の耐エッチング性を向上させて
レジストに対する窒化膜の選択比を向上するとともに,
酸化膜に対する窒化膜の選択比も大きくすることによ
り,レジストパターンを精密にかつ下地の酸化膜を損な
うことなく窒化膜に転写する半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
HBr,He及びO2 を主な組成とするガスを用いるこ
とにより,レジスト表層の耐エッチング性を向上させて
レジストに対する窒化膜の選択比を向上するとともに,
酸化膜に対する窒化膜の選択比も大きくすることによ
り,レジストパターンを精密にかつ下地の酸化膜を損な
うことなく窒化膜に転写する半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の実施例断
面図であり,シリコン基板1上に形成される窒化膜パタ
ーンを表している。
面図であり,シリコン基板1上に形成される窒化膜パタ
ーンを表している。
【0015】上記課題を解決するために,図1を参照し
て,本発明の第一の構成は,基板1上に形成されたシリ
コン窒化膜3を該窒化膜3上に形成されたレジストパタ
ーン4をマスクとし選択的にイオンエッチングして,該
レジストパターン4を該窒化膜3に転写する工程を有す
る半導体装置の製造方法において,該イオンエッチング
の雰囲気ガスとして, SF6 ,HBr,He及びO2 を
混合した第一のエッチング用ガス又は該第一のエッチン
グ用ガスに少なくともN2 ,フロンガス,NF 3 及び不
活性ガスのうちの一つを混合した第二のエッチング用ガ
スの何れかが用いられ,該イオンエッチングは,平行平
板型のRIE(反応性イオンエッチング)装置を用いて
することを特徴として構成し,及び,第二の構成は,第
一の構成の半導体装置の製造方法により該窒化膜3をパ
ターニングした後,該エッチングガス中に水素ガスを混
入した第一の灰化用ガス,又はSF6 と水素ガスとを混
合した第二の灰化用ガスの何れかを雰囲気ガスとし,平
行平板型のRIE装置を用いてするイオンエッチングに
より,該レジストパターン4の表面に形成された変質層
4aを除去する工程を有することを特徴として構成し,
及び第三の構成は,第一及び第二の構成の半導体装置の
製造方法において,該窒化膜3はシリコン酸化膜2上に
堆積されていることを特徴として構成する。
て,本発明の第一の構成は,基板1上に形成されたシリ
コン窒化膜3を該窒化膜3上に形成されたレジストパタ
ーン4をマスクとし選択的にイオンエッチングして,該
レジストパターン4を該窒化膜3に転写する工程を有す
る半導体装置の製造方法において,該イオンエッチング
の雰囲気ガスとして, SF6 ,HBr,He及びO2 を
混合した第一のエッチング用ガス又は該第一のエッチン
グ用ガスに少なくともN2 ,フロンガス,NF 3 及び不
活性ガスのうちの一つを混合した第二のエッチング用ガ
スの何れかが用いられ,該イオンエッチングは,平行平
板型のRIE(反応性イオンエッチング)装置を用いて
することを特徴として構成し,及び,第二の構成は,第
一の構成の半導体装置の製造方法により該窒化膜3をパ
ターニングした後,該エッチングガス中に水素ガスを混
入した第一の灰化用ガス,又はSF6 と水素ガスとを混
合した第二の灰化用ガスの何れかを雰囲気ガスとし,平
行平板型のRIE装置を用いてするイオンエッチングに
より,該レジストパターン4の表面に形成された変質層
4aを除去する工程を有することを特徴として構成し,
及び第三の構成は,第一及び第二の構成の半導体装置の
製造方法において,該窒化膜3はシリコン酸化膜2上に
堆積されていることを特徴として構成する。
【0016】
【作用】本発明の構成では,レジストマスクを用いて窒
化膜をパターニングするためのエッチングは,平行平板
型のRIE(反応性イオンエッチング)であり,とくに
雰囲気ガスとして,SF6 ,HBr,He及びO2 の混
合ガス,或いはSF6 ,HBr,He及びO2 の混合ガ
スにN2 ,フロンガス,NF3 及び不活性ガスのうち一
つ又は二つ以上を混合したガスを用いる選択的異方性R
IEである。
化膜をパターニングするためのエッチングは,平行平板
型のRIE(反応性イオンエッチング)であり,とくに
雰囲気ガスとして,SF6 ,HBr,He及びO2 の混
合ガス,或いはSF6 ,HBr,He及びO2 の混合ガ
スにN2 ,フロンガス,NF3 及び不活性ガスのうち一
つ又は二つ以上を混合したガスを用いる選択的異方性R
IEである。
【0017】上記構成によれば,図1(b)を参照し
て,レジストパターンが未だ消耗していないイオンエッ
チングの初期に,レジスト表面に耐エッチング性の高い
変質層が形成される。このため,その後のレジストパタ
ーンの消耗が小さく,エッチング中の変形を防止できる
のである。
て,レジストパターンが未だ消耗していないイオンエッ
チングの初期に,レジスト表面に耐エッチング性の高い
変質層が形成される。このため,その後のレジストパタ
ーンの消耗が小さく,エッチング中の変形を防止できる
のである。
【0018】かかる変質層は,HBrとO2 とが在する
プラズマに有機レジストが暴露される際に形成されるの
であり,酸素ラジカルに暴露されて弱まったレジスト分
子の結合にBrが結合することにより生ずる。このBr
の結合は弗素ラジカル又は酸素ラジカルでは切ることが
できないので,これらのラジカルによりエッチングを進
行する本構成の窒化膜のエッチング条件ではこの変質層
をエッチングすることはできない。
プラズマに有機レジストが暴露される際に形成されるの
であり,酸素ラジカルに暴露されて弱まったレジスト分
子の結合にBrが結合することにより生ずる。このBr
の結合は弗素ラジカル又は酸素ラジカルでは切ることが
できないので,これらのラジカルによりエッチングを進
行する本構成の窒化膜のエッチング条件ではこの変質層
をエッチングすることはできない。
【0019】従って,従来のエッチング用ガスに加え
て,HBrとO2 とが含まれる本構成のエッチング用ガ
スでは,必ず耐エッチング性のある変質層がレジスト表
面に形成され,レジストのエッチング速度は遅くなるの
である。
て,HBrとO2 とが含まれる本構成のエッチング用ガ
スでは,必ず耐エッチング性のある変質層がレジスト表
面に形成され,レジストのエッチング速度は遅くなるの
である。
【0020】さらに,本構成のエッチング用ガスには窒
化膜のエッチング用ガスが,例えばSF6 ,He及びO
2 が含まれているから,窒化膜をエッチングすることが
できる。本構成のエッチング用ガスを用いた実験によれ
ば,窒化膜のエッチング速度は従来のものと実質的に同
一の速度であった。
化膜のエッチング用ガスが,例えばSF6 ,He及びO
2 が含まれているから,窒化膜をエッチングすることが
できる。本構成のエッチング用ガスを用いた実験によれ
ば,窒化膜のエッチング速度は従来のものと実質的に同
一の速度であった。
【0021】従って,本構成のエッチングでは,レジス
トのエッチング速度が遅い一方,通常の窒化膜のエッチ
ング速度が維持されるから,レジストに対する窒化膜の
選択比は大きくなるのである。実験によれば,かかる選
択比は容易に6以上とすることができる。
トのエッチング速度が遅い一方,通常の窒化膜のエッチ
ング速度が維持されるから,レジストに対する窒化膜の
選択比は大きくなるのである。実験によれば,かかる選
択比は容易に6以上とすることができる。
【0022】さらに,本構成のエッチング用ガスにはH
BrとO2 とが含まれることから,酸化膜に対するエッ
チング速度が抑制される。他方,上述したように従来の
方法と較べて窒化膜のエッチング速度は変わらないか
ら,酸化膜に対する窒化膜の選択比は大きくなる。実験
によれば,この選択比は従来の2から本発明では6以上
に大きくすることができる。
BrとO2 とが含まれることから,酸化膜に対するエッ
チング速度が抑制される。他方,上述したように従来の
方法と較べて窒化膜のエッチング速度は変わらないか
ら,酸化膜に対する窒化膜の選択比は大きくなる。実験
によれば,この選択比は従来の2から本発明では6以上
に大きくすることができる。
【0023】従って,窒化膜をパターニングするとき,
エッチングのストッパの作用を下地の酸化膜が有効に果
たすのである。上述したように,本構成によれば,レジ
ストに対する窒化膜のエッチングの選択比を大きくする
ことができるから,窒化膜のエッチング中のレジストの
変形が小さく,精密にパターンを転写することができ
る。
エッチングのストッパの作用を下地の酸化膜が有効に果
たすのである。上述したように,本構成によれば,レジ
ストに対する窒化膜のエッチングの選択比を大きくする
ことができるから,窒化膜のエッチング中のレジストの
変形が小さく,精密にパターンを転写することができ
る。
【0024】また,下地の酸化膜に対する窒化膜のエッ
チングの選択比は大きいから,下地酸化膜のエッチング
量は少なく,酸化膜厚を精密に保持することができる。
次に,本発明の第二の構成では,灰化用ガスとして,上
記本発明の構成に係るエッチング用ガスに水素ガスを混
入したガス,又は好ましくはSF6 と水素ガスの混合ガ
スを用い,平行平板型のRIE装置によりプラズマアッ
シング(プラズマを用いてする有機レジストの灰化。)
を行う。
チングの選択比は大きいから,下地酸化膜のエッチング
量は少なく,酸化膜厚を精密に保持することができる。
次に,本発明の第二の構成では,灰化用ガスとして,上
記本発明の構成に係るエッチング用ガスに水素ガスを混
入したガス,又は好ましくはSF6 と水素ガスの混合ガ
スを用い,平行平板型のRIE装置によりプラズマアッ
シング(プラズマを用いてする有機レジストの灰化。)
を行う。
【0025】これにより,窒化膜のエッチングの際に形
成された変質層が除去される。即ち,Brが結合した変
質層の有機レジストを,平行平板型の反応性イオンエッ
チングにより生ずる一定以上の運動エネルギーを有する
水素ラジカルに曝すとBrが分離し,そのBrが分離し
た変質層はSF6 を含む平行平板型の反応性イオンエッ
チングにより容易にエッチングされ,除去されるのであ
る。
成された変質層が除去される。即ち,Brが結合した変
質層の有機レジストを,平行平板型の反応性イオンエッ
チングにより生ずる一定以上の運動エネルギーを有する
水素ラジカルに曝すとBrが分離し,そのBrが分離し
た変質層はSF6 を含む平行平板型の反応性イオンエッ
チングにより容易にエッチングされ,除去されるのであ
る。
【0026】従って,変質層を除去した後,通常用いら
れている有機レジストのプラズマアッシングを行うこと
により,完全にレジストを除去することができる。な
お,酸化膜のエッチング速度は水素ガスの有無によらな
い。このため,酸化膜のエッチング速度は変質層のエッ
チング速度の例えば1/20に留まる。従って,アッシ
ングにおける酸化膜厚の減少はすくない。
れている有機レジストのプラズマアッシングを行うこと
により,完全にレジストを除去することができる。な
お,酸化膜のエッチング速度は水素ガスの有無によらな
い。このため,酸化膜のエッチング速度は変質層のエッ
チング速度の例えば1/20に留まる。従って,アッシ
ングにおける酸化膜厚の減少はすくない。
【0027】また,窒化膜は変質層除去の間はレジスト
パターンに被覆されているから,そのエッチング速度が
問題となることはない。
パターンに被覆されているから,そのエッチング速度が
問題となることはない。
【0028】
【実施例】本発明の詳細を,窒化膜を誘電体とするコン
デンサの形成の実施例を参照して説明する。
デンサの形成の実施例を参照して説明する。
【0029】先ず,図1(a)を参照して,シリコン基
板1の表面に例えば厚さ10nmのシリコン酸化膜2を形
成し,続いてその酸化膜2上に例えば厚さ150nmの窒
化膜3をCVD法により堆積する。
板1の表面に例えば厚さ10nmのシリコン酸化膜2を形
成し,続いてその酸化膜2上に例えば厚さ150nmの窒
化膜3をCVD法により堆積する。
【0030】次いで,窒化膜3上にコンデンサの誘電体
となる領域を画定するレジストパターン4をリソグラフ
ィにより形成する。次いで,図1(b)を参照して,平
行平板型のREI装置を用いて,窒化膜3をエッチング
開始する。このときレジストパターン4の表面に厚さ2
00nmの変質層4aが形成される。
となる領域を画定するレジストパターン4をリソグラフ
ィにより形成する。次いで,図1(b)を参照して,平
行平板型のREI装置を用いて,窒化膜3をエッチング
開始する。このときレジストパターン4の表面に厚さ2
00nmの変質層4aが形成される。
【0031】この窒化膜3のエッチングの条件は,雰囲
気ガスとして,流量80sccmのSF 6 ,流量10sccmの
HBr,流量7sccmのHe,及び流量3sccmのO2 の混
合ガスを用い,圧力は例えば0.1〜0.3Torr,高周
波出力は例えば300Wとする。
気ガスとして,流量80sccmのSF 6 ,流量10sccmの
HBr,流量7sccmのHe,及び流量3sccmのO2 の混
合ガスを用い,圧力は例えば0.1〜0.3Torr,高周
波出力は例えば300Wとする。
【0032】かかる条件下の窒化膜3のエッチング速度
は150nm/分,酸化膜2のエッチング速度は15nm/
分,レジストのエッチング速度は1分間のエッチング時
間では15nm/分以下である。
は150nm/分,酸化膜2のエッチング速度は15nm/
分,レジストのエッチング速度は1分間のエッチング時
間では15nm/分以下である。
【0033】従って,酸化膜2は選択比10のストッバ
として利用できる。かかるエッチングを1分間続けて,
図1(c)を参照して,レジストパターン4の下に窒化
膜パターン3aを残して,他の領域の窒化膜を除去す
る。
として利用できる。かかるエッチングを1分間続けて,
図1(c)を参照して,レジストパターン4の下に窒化
膜パターン3aを残して,他の領域の窒化膜を除去す
る。
【0034】このエッチング中には,レジストパターン
4は表層に形成された変質層4aのエッチング速度が遅
いため殆ど変形しない。このため,レジストパターン4
は精密を幅で窒化膜パターン3aに転写される。
4は表層に形成された変質層4aのエッチング速度が遅
いため殆ど変形しない。このため,レジストパターン4
は精密を幅で窒化膜パターン3aに転写される。
【0035】なお,レジストパターン4及び窒化膜パタ
ーン3aの側壁面に,シリコン,臭素及び酸素の化合物
からなるサイドウオール5が堆積する。このため,窒化
膜パターン3aの側壁はサイドウオールの厚さだけ斜め
に形成されるが,この傾斜量は通常は問題とならない程
度のものである。
ーン3aの側壁面に,シリコン,臭素及び酸素の化合物
からなるサイドウオール5が堆積する。このため,窒化
膜パターン3aの側壁はサイドウオールの厚さだけ斜め
に形成されるが,この傾斜量は通常は問題とならない程
度のものである。
【0036】次いで,図1(d)を参照して,流量80
sccmのSF6 と流量20sccmのH2との混合ガスをエッ
チング用ガスとして, 窒化膜のエッチングと同様の装置
及び条件下で, 変質層4aをエッチングして除去する。
sccmのSF6 と流量20sccmのH2との混合ガスをエッ
チング用ガスとして, 窒化膜のエッチングと同様の装置
及び条件下で, 変質層4aをエッチングして除去する。
【0037】次いで,プラズマから流出するガスに暴露
してレジストパターン4の残りを除去する。これは,平
行平板型のRIE装置により導入される窒化膜3a表面
の欠陥の発生を回避するために通常なされているもので
ある。
してレジストパターン4の残りを除去する。これは,平
行平板型のRIE装置により導入される窒化膜3a表面
の欠陥の発生を回避するために通常なされているもので
ある。
【0038】さらに,図1(e)を参照して,通常なさ
れる稀弗酸によるウエットエッチングによりサイドウオ
ールを除去したのち,硫酸と過酸化水素混液でレジスト
を完全に除去して,コンデンサの誘電体となる窒化膜パ
ターンを形成する。
れる稀弗酸によるウエットエッチングによりサイドウオ
ールを除去したのち,硫酸と過酸化水素混液でレジスト
を完全に除去して,コンデンサの誘電体となる窒化膜パ
ターンを形成する。
【0039】後の工程は通常のコンデンサを有する半導
体装置の製造工程と同じである。
体装置の製造工程と同じである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば,レジストマスクの表面
に耐エッチング性の高い変質層が形成されるからレジス
トマスクの変形が少なく,平行平板型のRIE装置を用
いて窒化膜に精密にパターンを転写することができる。
に耐エッチング性の高い変質層が形成されるからレジス
トマスクの変形が少なく,平行平板型のRIE装置を用
いて窒化膜に精密にパターンを転写することができる。
【0041】また,エッチングの際のストッバとなる酸
化膜のエッチング速度が遅いから,オーバエッチングに
よる酸化膜厚の減少を抑制することができ,精密な素子
を形成することができる。
化膜のエッチング速度が遅いから,オーバエッチングに
よる酸化膜厚の減少を抑制することができ,精密な素子
を形成することができる。
【0042】さらに,僅かな酸化膜厚のエッチングを許
容することで,変質層を容易に除去することができるか
ら,酸化膜及び窒化膜パターンを損なうことなくレジス
トを除去することができる。
容することで,変質層を容易に除去することができるか
ら,酸化膜及び窒化膜パターンを損なうことなくレジス
トを除去することができる。
【0043】従って,本発明を適用することにより,レ
ジストパターンを精密にかつ下地の酸化膜を損なうこと
なく窒化膜に転写することができる半導体装置の製造方
法を提供することができ,半導体装置の性能向上に寄与
するところが大きい。
ジストパターンを精密にかつ下地の酸化膜を損なうこと
なく窒化膜に転写することができる半導体装置の製造方
法を提供することができ,半導体装置の性能向上に寄与
するところが大きい。
【図1】 本発明の実施例断面工程図
【図2】 従来の実施例断面工程図
1 基板 2 酸化膜 3 窒化膜 3a 窒化膜パターン 4 レジストパターン 4a 変質層 5 サイドウオール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄村 和江 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 基板(1)上に形成されたシリコン窒化
膜(3)を該窒化膜(3)上に形成されたレジストパタ
ーン(4)をマスクとし選択的にイオンエッチングし
て,該レジストパターン(4)を該窒化膜(3)に転写
する工程を有する半導体装置の製造方法において,該イ
オンエッチングの雰囲気ガスとして, SF6 ,HBr,
He及びO2 を混合した第一のエッチング用ガス又は該
第一のエッチング用ガスに少なくともN2,フロンガ
ス,NF3 及び不活性ガスのうちの一つを混合した第二
のエッチング用ガスの何れかが用いられ,該イオンエッ
チングは,平行平板型のRIE(反応性イオンエッチン
グ)装置を用いてすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
より該窒化膜(3)をパターニングした後,該エッチン
グガス中に水素ガスを混入した第一の灰化用ガス,又は
SF6 と水素ガスとを混合した第二の灰化用ガスの何れ
かを雰囲気ガスとし,平行平板型のRIE装置を用いて
するイオンエッチングにより,該レジストパターン
(4)の表面に形成された変質層(4a)を除去する工
程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の半導体装置
の製造方法において,該窒化膜(3)はシリコン酸化膜
(2)上に堆積されていることを特徴とする半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6545692A JPH05267246A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6545692A JPH05267246A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05267246A true JPH05267246A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13287661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6545692A Pending JPH05267246A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05267246A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6787446B2 (en) | 2001-08-07 | 2004-09-07 | Renesas Technology Corp. | Fabrication method of semiconductor integrated circuit device |
| JP2007103876A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Hitachi High-Technologies Corp | エッチング方法およびエッチング装置 |
| JP2014131086A (ja) * | 2014-04-10 | 2014-07-10 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理方法 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP6545692A patent/JPH05267246A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6787446B2 (en) | 2001-08-07 | 2004-09-07 | Renesas Technology Corp. | Fabrication method of semiconductor integrated circuit device |
| JP2007103876A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Hitachi High-Technologies Corp | エッチング方法およびエッチング装置 |
| JP2014131086A (ja) * | 2014-04-10 | 2014-07-10 | Hitachi High-Technologies Corp | プラズマ処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011113 |