JPH05267352A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JPH05267352A JPH05267352A JP6483392A JP6483392A JPH05267352A JP H05267352 A JPH05267352 A JP H05267352A JP 6483392 A JP6483392 A JP 6483392A JP 6483392 A JP6483392 A JP 6483392A JP H05267352 A JPH05267352 A JP H05267352A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- inp
- channel
- undoped
- electric field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 229910000530 Gallium indium arsenide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 27
- 230000005533 two-dimensional electron gas Effects 0.000 claims description 16
- 238000005036 potential barrier Methods 0.000 claims description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 97
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 4
- 125000005842 heteroatom Chemical group 0.000 description 4
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 3
- FPIPGXGPPPQFEQ-OVSJKPMPSA-N all-trans-retinol Chemical compound OC\C=C(/C)\C=C\C=C(/C)\C=C\C1=C(C)CCCC1(C)C FPIPGXGPPPQFEQ-OVSJKPMPSA-N 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 240000002329 Inga feuillei Species 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000011717 all-trans-retinol Substances 0.000 description 1
- 235000019169 all-trans-retinol Nutrition 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000001451 molecular beam epitaxy Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000206 photolithography Methods 0.000 description 1
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
- 239000012808 vapor phase Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な特性を持つ半導体装置を提供する。
【構成】 このHEMTは、半絶縁性のInP基板11
0上にアンドープAlInAs層120,n−InP層
230,アンドープInGaAs層240(Inx Ga
1-x As),n−InP層250,AlInAs層16
0が形成され、AlInAs層160上には、ソース電
極410,ドレイン電極430,ゲート電極420が形
成された構造になっている。
0上にアンドープAlInAs層120,n−InP層
230,アンドープInGaAs層240(Inx Ga
1-x As),n−InP層250,AlInAs層16
0が形成され、AlInAs層160上には、ソース電
極410,ドレイン電極430,ゲート電極420が形
成された構造になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2次元電子チャネルを
利用したInP系のヘテロ接合電界効果トランジスタの
構造に関するものである。
利用したInP系のヘテロ接合電界効果トランジスタの
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】InP系のヘテロ接合電界効果トランジ
スタとして、n−InP/InGaAsのヘテロ接合構
造を有するもの、n−AlInAs/InGaAsのヘ
テロ接合を有するもの、さらには、n−AlInAs/
InPのヘテロ接合構造を有するもの等がある。InG
aAsは、低電界での移動度が高いが、高電界での移動
度は有極性光学散乱のために低くなる。そのため、ゲー
ト長の短い電界効果トランジスタ(FET)を形成して
も高電界では良好な特性が得られないという問題があっ
た。また、n−AlInAs/InPのヘテロ接合構造
を有するものは、高電界でも高い電子飽和速度を有する
InPをチャネルとするものであるが、逆に低電界での
移動度が低いために、やはりFETとしての特性には問
題があった。
スタとして、n−InP/InGaAsのヘテロ接合構
造を有するもの、n−AlInAs/InGaAsのヘ
テロ接合を有するもの、さらには、n−AlInAs/
InPのヘテロ接合構造を有するもの等がある。InG
aAsは、低電界での移動度が高いが、高電界での移動
度は有極性光学散乱のために低くなる。そのため、ゲー
ト長の短い電界効果トランジスタ(FET)を形成して
も高電界では良好な特性が得られないという問題があっ
た。また、n−AlInAs/InPのヘテロ接合構造
を有するものは、高電界でも高い電子飽和速度を有する
InPをチャネルとするものであるが、逆に低電界での
移動度が低いために、やはりFETとしての特性には問
題があった。
【0003】これらの問題を解決するものとして、本願
発明者によってなされた「特願昭63−9192」記載
のFETがある。このFETは、上述の両者の利点を取
り入れたもので、図7に示すような構造を有している。
半絶縁性InP基板110上に、アンドープInP層3
20、アンドープInGaAs層330、n−InP層
340、アンドープInP層350、n−AlInAs
層360が順次形成されており、n−AlInAs層3
60上にオーミック接触するソース電極410およびド
レイン電極430が形成され、n−AlInAs層36
0上のソース・ドレイン電極間にショットキ接合するゲ
ート電極420が形成されている。
発明者によってなされた「特願昭63−9192」記載
のFETがある。このFETは、上述の両者の利点を取
り入れたもので、図7に示すような構造を有している。
半絶縁性InP基板110上に、アンドープInP層3
20、アンドープInGaAs層330、n−InP層
340、アンドープInP層350、n−AlInAs
層360が順次形成されており、n−AlInAs層3
60上にオーミック接触するソース電極410およびド
レイン電極430が形成され、n−AlInAs層36
0上のソース・ドレイン電極間にショットキ接合するゲ
ート電極420が形成されている。
【0004】ここで、n−InP層340,アンドープ
InP層350についてはキャリア濃度3×1017/c
m3 で100nm、n−AlInAs層360について
はキャリア濃度3×1017/cm3 で500nmで製作
したものについて実験を行っている。
InP層350についてはキャリア濃度3×1017/c
m3 で100nm、n−AlInAs層360について
はキャリア濃度3×1017/cm3 で500nmで製作
したものについて実験を行っている。
【0005】このFETでは、アンドープInGaAs
層330及びアンドープInP層350の界面近傍に、
2の2次元電子ガス370,380が形成される。低電
界では、アンドープInGaAs層330の側を支配的
に走行し、高電界では、アンドープInP層350の側
を支配的に走行する。これによって、大きなドレイン電
流を得て、大きな駆動能力が得られている。
層330及びアンドープInP層350の界面近傍に、
2の2次元電子ガス370,380が形成される。低電
界では、アンドープInGaAs層330の側を支配的
に走行し、高電界では、アンドープInP層350の側
を支配的に走行する。これによって、大きなドレイン電
流を得て、大きな駆動能力が得られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、前述の
FETについて、n−InP層340,アンドープIn
P層350をキャリア濃度2×1018/cm3 で30n
m,10nm、n−AlInAs層360をキャリア濃
度2×1018/cm3 で50nm、アンドープInGa
As層330を10nmで製作し、実験を行った結果つ
ぎのような問題点があることが判明した。
FETについて、n−InP層340,アンドープIn
P層350をキャリア濃度2×1018/cm3 で30n
m,10nm、n−AlInAs層360をキャリア濃
度2×1018/cm3 で50nm、アンドープInGa
As層330を10nmで製作し、実験を行った結果つ
ぎのような問題点があることが判明した。
【0007】前述のFETでは、2の2次元電子ガス3
70,380が形成され、これをチャネルとするもので
あるが、2次元電子ガス380はゲート電極470間で
の距離が遠い。そのため、ドレイン電流の遮断特性の悪
化を招いている。また、電子移動度をより高く、即ちソ
ース寄生抵抗をより低くする必要がでてきた。
70,380が形成され、これをチャネルとするもので
あるが、2次元電子ガス380はゲート電極470間で
の距離が遠い。そのため、ドレイン電流の遮断特性の悪
化を招いている。また、電子移動度をより高く、即ちソ
ース寄生抵抗をより低くする必要がでてきた。
【0008】このように、InP系のヘテロ接合電界効
果トランジスタでは、高電界では良好な特性を維持しつ
つ良好なドレイン電流の遮断特性,駆動能力を持たせる
ことについては、研究開発途上なのである。
果トランジスタでは、高電界では良好な特性を維持しつ
つ良好なドレイン電流の遮断特性,駆動能力を持たせる
ことについては、研究開発途上なのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の半導体装置は、ドレイン−ソース間のチャ
ネルに流れる電流の制御がゲート電極に加える電圧によ
ってなされる半導体装置であって、少なくとも1のアン
ドープInGaAs層及びアンドープInGaAs層を
挟むn−InP層とで構成されるチャネル層を有し、こ
のチャネル層中の前記アンドープInGaAs層と前記
n−InP層との界面およびその近傍に2次元電子ガス
によるチャネルが形成されることを特徴とする。
に、本発明の半導体装置は、ドレイン−ソース間のチャ
ネルに流れる電流の制御がゲート電極に加える電圧によ
ってなされる半導体装置であって、少なくとも1のアン
ドープInGaAs層及びアンドープInGaAs層を
挟むn−InP層とで構成されるチャネル層を有し、こ
のチャネル層中の前記アンドープInGaAs層と前記
n−InP層との界面およびその近傍に2次元電子ガス
によるチャネルが形成されることを特徴とする。
【0010】InGaAs層は、前記チャネルの電界が
高電界である際に、n−InP層へ遷移する電子数が無
視できない程度に薄いことを特徴としても良い。
高電界である際に、n−InP層へ遷移する電子数が無
視できない程度に薄いことを特徴としても良い。
【0011】ゲート電極とチャネル層との間にAlIn
As層をさらに有することを特徴としても良い。
As層をさらに有することを特徴としても良い。
【0012】チャネル層に対しドレイン及びソースの電
極とは反対側に、チャネル層の間でポテンシャル障壁を
作る層をさらに有することを特徴としても良い。
極とは反対側に、チャネル層の間でポテンシャル障壁を
作る層をさらに有することを特徴としても良い。
【0013】
【作用】本発明の半導体装置のチャネル層においては、
アンドープInGaAs層中に上層のn−InP層から
供給された電子による二次元電子ガスのチャネルと、ア
ンドープInGaAs層中に下層のn−InP層から供
給された電子による二次元電子ガスとが形成される。そ
して、低電界では、電子移動度の高い上記2の二次元電
子ガスをチャネルとし、このチャネル中を支配的に電子
が流れる。一方、高電界では、一部が実空間遷移を起こ
して電子飽和速度の高いアンドープInP層中を電子が
流れる。InP層は電子飽和速度が大きいため、ドレイ
ン−ソース間に流れる電子は、高電界でも平均走行時間
の低下が抑えられ、電界の大きさにかかわらず平均走行
時間が短いものになっている。また、この場合でもアン
ドープInGaAs層の上層は薄く形成することが可能
で、ゲートとチャネルの間隔を小さくし得る。
アンドープInGaAs層中に上層のn−InP層から
供給された電子による二次元電子ガスのチャネルと、ア
ンドープInGaAs層中に下層のn−InP層から供
給された電子による二次元電子ガスとが形成される。そ
して、低電界では、電子移動度の高い上記2の二次元電
子ガスをチャネルとし、このチャネル中を支配的に電子
が流れる。一方、高電界では、一部が実空間遷移を起こ
して電子飽和速度の高いアンドープInP層中を電子が
流れる。InP層は電子飽和速度が大きいため、ドレイ
ン−ソース間に流れる電子は、高電界でも平均走行時間
の低下が抑えられ、電界の大きさにかかわらず平均走行
時間が短いものになっている。また、この場合でもアン
ドープInGaAs層の上層は薄く形成することが可能
で、ゲートとチャネルの間隔を小さくし得る。
【0014】AlInAs層をさらに有する場合、ゲー
ト電極との間で良好なショットキ接合が得られる。
ト電極との間で良好なショットキ接合が得られる。
【0015】ポテンシャル障壁を作る層をさらに有する
場合、高電界時InP層に遷移した電子がさらにチャネ
ル層の外に拡散するのを防止する。
場合、高電界時InP層に遷移した電子がさらにチャネ
ル層の外に拡散するのを防止する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
前述の従来例と同一または同等のものについてはその説
明を簡略化し若しくは省略するものとする。
前述の従来例と同一または同等のものについてはその説
明を簡略化し若しくは省略するものとする。
【0017】図1には、本発明のヘテロ接合FET(H
EMT)の構造が示されている。このFETは、半絶縁
性のInP基板110上にアンドープAlInAs層1
20,n−InP層230,アンドープInGaAs層
240(Inx Ga1-x As),n−InP層250,
AlInAs層160が形成され、AlInAs層16
0上には、ソース電極410,ドレイン電極430,ゲ
ート電極420が形成された構造になっている。
EMT)の構造が示されている。このFETは、半絶縁
性のInP基板110上にアンドープAlInAs層1
20,n−InP層230,アンドープInGaAs層
240(Inx Ga1-x As),n−InP層250,
AlInAs層160が形成され、AlInAs層16
0上には、ソース電極410,ドレイン電極430,ゲ
ート電極420が形成された構造になっている。
【0018】このヘテロ接合FETは、図2の製造工程
で製作される。この製造工程を説明すると次のようにな
る。
で製作される。この製造工程を説明すると次のようにな
る。
【0019】まず、半絶縁性のInP基板110上に、
分子線エピタキシー(MBE)法もしくは有機金属気相
エピタキシャル成長法(MOVPE)によって、エピタ
キシャル層のアンドープAlInAs層120,n−I
nP層230,アンドープInGaAs層240,n−
InP層250,AlInAs層160を順次成長させ
る。ここで、アンドープAlInAs層120の層厚は
300nmで、n−InP層230の層厚は30nm、
キャリア濃度は1×1018/cm3 である。アンドープ
InGaAs層240の層厚は10nmであり、n−I
nP層250の層厚は40nm、キャリア濃度は2×1
018/cm3 である。ここで、InGaAsはIn0.53
Ga0.47Asで、その厚さは、チャネルの電界が高電界
である際、InP層130,150へ遷移する電子数が
無視できない程度に薄く、十分なドレイン電流を得る程
度の電子濃度としたものである。AlInAs層160
の層厚については15nmである(図2(A))。
分子線エピタキシー(MBE)法もしくは有機金属気相
エピタキシャル成長法(MOVPE)によって、エピタ
キシャル層のアンドープAlInAs層120,n−I
nP層230,アンドープInGaAs層240,n−
InP層250,AlInAs層160を順次成長させ
る。ここで、アンドープAlInAs層120の層厚は
300nmで、n−InP層230の層厚は30nm、
キャリア濃度は1×1018/cm3 である。アンドープ
InGaAs層240の層厚は10nmであり、n−I
nP層250の層厚は40nm、キャリア濃度は2×1
018/cm3 である。ここで、InGaAsはIn0.53
Ga0.47Asで、その厚さは、チャネルの電界が高電界
である際、InP層130,150へ遷移する電子数が
無視できない程度に薄く、十分なドレイン電流を得る程
度の電子濃度としたものである。AlInAs層160
の層厚については15nmである(図2(A))。
【0020】つぎに、レジストをマスクにメサエッチン
グを行って、活性領域の電気的な分離即ち素子間分離を
行う(図2(B))。そして、表面にレジスト膜を堆積
した後、パターンニングを行って将来ソース電極および
ドレイン電極となる部分に開口を設ける(これは、通常
のフォトリソグラフィによる)。その後、AuGe/N
i(100nm/30nm)を真空蒸着した後、AuG
e/Niをパターンニングされたレジストによってリフ
トオフすることにより、ソース電極410およびドレイ
ン電極430を形成する(図2(C))。
グを行って、活性領域の電気的な分離即ち素子間分離を
行う(図2(B))。そして、表面にレジスト膜を堆積
した後、パターンニングを行って将来ソース電極および
ドレイン電極となる部分に開口を設ける(これは、通常
のフォトリソグラフィによる)。その後、AuGe/N
i(100nm/30nm)を真空蒸着した後、AuG
e/Niをパターンニングされたレジストによってリフ
トオフすることにより、ソース電極410およびドレイ
ン電極430を形成する(図2(C))。
【0021】ついで、表面にレジストを堆積した後、パ
ターンニングを行って将来ゲート電極となる部分に開口
を設け、Ti/Pt/Au(30/10/300nm)
を真空蒸着する。その後、パターンニングされたレジス
ト15によってリフトオフすることで、図4に示すよう
なヘテロ接合FETを得る。
ターンニングを行って将来ゲート電極となる部分に開口
を設け、Ti/Pt/Au(30/10/300nm)
を真空蒸着する。その後、パターンニングされたレジス
ト15によってリフトオフすることで、図4に示すよう
なヘテロ接合FETを得る。
【0022】この図4のFETにおいては、ソース電極
410およびドレイン電極430は、AlInAs層1
60とオーミック接触し、ゲート電極420は、AlI
nAs層160にショットキ接合している。アンドープ
AlInAs層120はn−InP層130に対しヘテ
ロ障壁を作り、これによってn−InP層130から電
子が基板110へ漏れるのを防いでいる。また、InP
は良好なショットキ接合が得にくい。そのため、AlI
nAs層160を形成し、これによって、ゲート電極4
20との良好なショットキ接合を形成している。
410およびドレイン電極430は、AlInAs層1
60とオーミック接触し、ゲート電極420は、AlI
nAs層160にショットキ接合している。アンドープ
AlInAs層120はn−InP層130に対しヘテ
ロ障壁を作り、これによってn−InP層130から電
子が基板110へ漏れるのを防いでいる。また、InP
は良好なショットキ接合が得にくい。そのため、AlI
nAs層160を形成し、これによって、ゲート電極4
20との良好なショットキ接合を形成している。
【0023】また、n−InP層230,アンドープI
nGaAs層240,n−InP層250の伝導帯のバ
ンド構造は図3に示すようなヘテロ界面を持つ構造を有
し、アンドープAlInAs層120はn−InP層2
30,250との間でヘテロ界面が形成され、n−In
P層230,250から供給される電子により二次元電
子ガスチャネル270,280がn−InP中に形成さ
れている。ドレイン−ソース間に流れる電流は、低電界
では二次元電子ガスチャネル270,280を流れる電
流が支配的となる(図3(a))。高電界では、その電
流の電子の一部が障壁を越えてInP層230,250
側に遷移し、InP層230,250を流れる(図3
(b))。二次元電子ガスチャネル270,280及び
InPは電子飽和密度が高いので、電子が低電界では平
均走行時間が短く、高電界で一部がInP層230,2
50を流れるようになっても平均走行時間の低下が抑え
られる。即ち、電界の大きさの変化にかかわらず平均走
行時間が短いものになっている。これにより、バイアス
条件によらずに高速で、周波数特性を良好に保たれる。
nGaAs層240,n−InP層250の伝導帯のバ
ンド構造は図3に示すようなヘテロ界面を持つ構造を有
し、アンドープAlInAs層120はn−InP層2
30,250との間でヘテロ界面が形成され、n−In
P層230,250から供給される電子により二次元電
子ガスチャネル270,280がn−InP中に形成さ
れている。ドレイン−ソース間に流れる電流は、低電界
では二次元電子ガスチャネル270,280を流れる電
流が支配的となる(図3(a))。高電界では、その電
流の電子の一部が障壁を越えてInP層230,250
側に遷移し、InP層230,250を流れる(図3
(b))。二次元電子ガスチャネル270,280及び
InPは電子飽和密度が高いので、電子が低電界では平
均走行時間が短く、高電界で一部がInP層230,2
50を流れるようになっても平均走行時間の低下が抑え
られる。即ち、電界の大きさの変化にかかわらず平均走
行時間が短いものになっている。これにより、バイアス
条件によらずに高速で、周波数特性を良好に保たれる。
【0024】2つの二次元電子ガスチャネル270,2
80を有するため、電流駆動能力の高いものになり、よ
り大きな電力を取り扱えるようになる。特に、低電界時
では、電子移動度の大きなAlInAs層120の二次
元電子ガスチャネル270,280に電流が流れるので
ソース寄生抵抗が低くなる。
80を有するため、電流駆動能力の高いものになり、よ
り大きな電力を取り扱えるようになる。特に、低電界時
では、電子移動度の大きなAlInAs層120の二次
元電子ガスチャネル270,280に電流が流れるので
ソース寄生抵抗が低くなる。
【0025】また、表面に近いn−InP層250,A
lInAs層160も薄く形成されているため(従来の
1/2)、二次元電子ガスチャネル270,280とゲ
ート電極420との距離(特に二次元電子ガスチャネル
280との距離)は短くなり、良好な遮断特性が得られ
ている。このように、図1のヘテロ接合FETは、良好
な特性を持ち、マイクロ波やミリ波帯の高出力素子に用
いると効果的である。
lInAs層160も薄く形成されているため(従来の
1/2)、二次元電子ガスチャネル270,280とゲ
ート電極420との距離(特に二次元電子ガスチャネル
280との距離)は短くなり、良好な遮断特性が得られ
ている。このように、図1のヘテロ接合FETは、良好
な特性を持ち、マイクロ波やミリ波帯の高出力素子に用
いると効果的である。
【0026】本発明は前述の実施例に限らず様々な変形
が可能である。
が可能である。
【0027】例えば、AlInAs層160については
アンドープのものとしたが、オーミック接触抵抗を下げ
たいものならn型にドープしたもの(例えば、不純物濃
度5×1017/cm3 )でも良い。この層上に、酸化防
止用の表面保護層(例えば、InGaAs層)を設ける
ようにしても良い。さらに、アンドープAlInAs層
120はヘテロ障壁を作って動作に悪影響を及ぼさない
ためのものであるから、バンドギャップの大きいほかの
ものを用いても良い。
アンドープのものとしたが、オーミック接触抵抗を下げ
たいものならn型にドープしたもの(例えば、不純物濃
度5×1017/cm3 )でも良い。この層上に、酸化防
止用の表面保護層(例えば、InGaAs層)を設ける
ようにしても良い。さらに、アンドープAlInAs層
120はヘテロ障壁を作って動作に悪影響を及ぼさない
ためのものであるから、バンドギャップの大きいほかの
ものを用いても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、高電界でも
平均走行時間の低下が抑えられ、電界の大きさにかかわ
らず平均走行時間が短いため、バイアス条件によらずに
高速で、周波数特性を良好に保つことができる。また、
ゲートとチャネルの間隔を小さくし得るので、良好なド
レイン電流の遮断特性を持たせることができる。そし
て、チャネルは電子飽和速度の高い領域であるため、寄
生抵抗を小さくすることができる。さらに、2の二次元
電子ガスのチャネル中を支配的に電子が流れるため、電
流駆動能力を大きくすることができる。
平均走行時間の低下が抑えられ、電界の大きさにかかわ
らず平均走行時間が短いため、バイアス条件によらずに
高速で、周波数特性を良好に保つことができる。また、
ゲートとチャネルの間隔を小さくし得るので、良好なド
レイン電流の遮断特性を持たせることができる。そし
て、チャネルは電子飽和速度の高い領域であるため、寄
生抵抗を小さくすることができる。さらに、2の二次元
電子ガスのチャネル中を支配的に電子が流れるため、電
流駆動能力を大きくすることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成図。
【図2】第1の実施例の製造工程図。
【図3】チャネル近傍のポテンシャル図。
【図4】従来例の構成図。
110…InP基板、120…アンドープAlInAs
層、160…AlInAs層、230…n−InP層、
240…アンドープInGaAs層、250…n−In
P層、270,280…二次元電子ガスチャネル、41
0…ソース電極、420…ゲート電極、430…ドレイ
ン電極。
層、160…AlInAs層、230…n−InP層、
240…アンドープInGaAs層、250…n−In
P層、270,280…二次元電子ガスチャネル、41
0…ソース電極、420…ゲート電極、430…ドレイ
ン電極。
Claims (4)
- 【請求項1】 ドレイン−ソース間のチャネルに流れる
電流の制御がゲート電極に加える電圧によってなされる
半導体装置であって、 少なくとも1のアンドープInGaAs層及び前記アン
ドープInGaAs層を挟むn−InP層とで構成され
るチャネル層を有し、このチャネル層中の前記アンドー
プInGaAs層と前記n−InP層との界面およびそ
の近傍に2次元電子ガスによる前記チャネルが形成され
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記InGaAs層は、前記チャネルの
電界が高電界である際に、前記n−InP層へ遷移する
電子数が無視できない程度に薄いことを特徴とする請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記ゲート電極と前記チャネル層との間
にAlInAs層をさらに有することを特徴とする請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記チャネル層に対し前記ドレイン及び
前記ソースの電極とは反対側に、前記チャネル層の間で
ポテンシャル障壁を作る層をさらに有することを特徴と
する請求項1記載の半導体装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06483392A JP3233167B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 半導体装置 |
| CA002091926A CA2091926A1 (en) | 1992-03-23 | 1993-03-18 | Semiconductor device |
| TW082102122A TW315494B (ja) | 1992-03-23 | 1993-03-22 | |
| EP19930104761 EP0562551A3 (en) | 1992-03-23 | 1993-03-23 | Heterojunction field effect transistor |
| US08/383,653 US5446296A (en) | 1992-03-23 | 1995-02-03 | Semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06483392A JP3233167B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05267352A true JPH05267352A (ja) | 1993-10-15 |
| JP3233167B2 JP3233167B2 (ja) | 2001-11-26 |
Family
ID=13269646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06483392A Expired - Fee Related JP3233167B2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3233167B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008211089A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びそれを用いたドハティ増幅器 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP06483392A patent/JP3233167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008211089A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びそれを用いたドハティ増幅器 |
| US7777251B2 (en) | 2007-02-27 | 2010-08-17 | Fujitsu Limited | Compound semiconductor device and doherty amplifier using compound semiconductor device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3233167B2 (ja) | 2001-11-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6274893B1 (en) | Compound semiconductor device and method of manufacturing the same | |
| US5596211A (en) | Field effect transistor having a graded bandgap InGaAsP channel formed of a two-dimensional electron gas | |
| US5729030A (en) | Semiconductor device | |
| US5448086A (en) | Field effect transistor | |
| US5446296A (en) | Semiconductor device | |
| KR960000385B1 (ko) | 전계효과트랜지스터 | |
| JP2758803B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
| JP2629408B2 (ja) | 電界効果トランジスタおよびその製造方法 | |
| JP2541228B2 (ja) | 高電子移動度トランジスタ | |
| JP3233167B2 (ja) | 半導体装置 | |
| US5408111A (en) | Field-effect transistor having a double pulse-doped structure | |
| JPH0818033A (ja) | 負性微分抵抗fet | |
| JP2723901B2 (ja) | 半導体装置及びその応用回路 | |
| JP2652647B2 (ja) | ヘテロ接合電界効果トランジスタ | |
| JPH1197669A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH04277680A (ja) | トンネルトランジスタ及びその製造方法 | |
| JP2000208754A (ja) | 高電荷移動度トランジスタおよびその製造方法 | |
| JPH05267351A (ja) | 半導体装置 | |
| JP3122471B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
| JP2553760B2 (ja) | 高電子移動度トランジスタ | |
| JP3572560B2 (ja) | 化合物半導体装置 | |
| JPH06163600A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
| JPH04245645A (ja) | 電界効果トランジスタ | |
| JPH0818036A (ja) | 半導体装置 | |
| JP3122473B2 (ja) | 電界効果トランジスタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |