JPH0818033A - 負性微分抵抗fet - Google Patents
負性微分抵抗fetInfo
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- JPH0818033A JPH0818033A JP6144285A JP14428594A JPH0818033A JP H0818033 A JPH0818033 A JP H0818033A JP 6144285 A JP6144285 A JP 6144285A JP 14428594 A JP14428594 A JP 14428594A JP H0818033 A JPH0818033 A JP H0818033A
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/13—Semiconductor regions connected to electrodes carrying current to be rectified, amplified or switched, e.g. source or drain regions
- H10D62/149—Source or drain regions of field-effect devices
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】負性微分抵抗FETに於て、チャネル中の電子
移動度を向上し、一層の高速動作を可能にすること。 【構成】バッファ層(2)、チャネル層(3)、電子供
給層(4)、ゲート電極(5)及びゲート電極を挟んで
第1,第2のキャップ層6−1,6−2を具備する選択
ドープFETの第2のキャップ層6−2に電子のサブバ
ンドが生成される量子井戸構造9を積層する。キャップ
層に於ける不純物濃度を1×1018/cm3 以上とする
ことにより、キャップ層とチャネル間の接触抵抗率を1
0-7Ωcm2 台にまで低減でき、アロイ領域を設けずに
オーム性接触を実現できる。
移動度を向上し、一層の高速動作を可能にすること。 【構成】バッファ層(2)、チャネル層(3)、電子供
給層(4)、ゲート電極(5)及びゲート電極を挟んで
第1,第2のキャップ層6−1,6−2を具備する選択
ドープFETの第2のキャップ層6−2に電子のサブバ
ンドが生成される量子井戸構造9を積層する。キャップ
層に於ける不純物濃度を1×1018/cm3 以上とする
ことにより、キャップ層とチャネル間の接触抵抗率を1
0-7Ωcm2 台にまで低減でき、アロイ領域を設けずに
オーム性接触を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界効果トランジスタ
(以下FETと記す)に関し、とくに共鳴トンネル効果
に基づく負性微分抵抗(ネガティブ・ディファレンシャ
ル・レジスタンス(Negative Differe
ntial Resistance)、以下NDRと記
す)を利用したFET(負性微分抵抗FET)に関わ
る。
(以下FETと記す)に関し、とくに共鳴トンネル効果
に基づく負性微分抵抗(ネガティブ・ディファレンシャ
ル・レジスタンス(Negative Differe
ntial Resistance)、以下NDRと記
す)を利用したFET(負性微分抵抗FET)に関わ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の負性微分抵抗FETの主要
部を示す断面図である。このようなFETは、例えば、
ボンネフォイ(A.R.Bonnefoi)らによって
アイイーイーイー・エレクトロン・デバイス・レターズ
(IEEE ElectronDevice Lett
ers)誌、第EDL−6巻、第636頁、1985年
に報告されている。
部を示す断面図である。このようなFETは、例えば、
ボンネフォイ(A.R.Bonnefoi)らによって
アイイーイーイー・エレクトロン・デバイス・レターズ
(IEEE ElectronDevice Lett
ers)誌、第EDL−6巻、第636頁、1985年
に報告されている。
【0003】図に於て、201は半絶縁性GaAs基
板、203はチャネル層を構成するN型GaAs層、2
08はGaAs/Alu Ga1-u As/GaAs/Al
u Ga1-u As/GaAsの二重障壁を有する量子井戸
構造、209はコンタクト層を構成するN型GaAs層
である。N型GaAs層209上にはソース電極210
が、コンタクト層(N型GaAs層209)と量子井戸
構造208の一部をエッチング除去して露出されたチャ
ネル層表面203Sにはドレイン電極207が蒸着によ
り形成され、各々アロイ処理によりオーム性接触をとっ
てある。また、チャネル層表面203Sには量子井戸構
造208とドレイン電極207に挟まれてゲート電極2
05が蒸着により形成されている。
板、203はチャネル層を構成するN型GaAs層、2
08はGaAs/Alu Ga1-u As/GaAs/Al
u Ga1-u As/GaAsの二重障壁を有する量子井戸
構造、209はコンタクト層を構成するN型GaAs層
である。N型GaAs層209上にはソース電極210
が、コンタクト層(N型GaAs層209)と量子井戸
構造208の一部をエッチング除去して露出されたチャ
ネル層表面203Sにはドレイン電極207が蒸着によ
り形成され、各々アロイ処理によりオーム性接触をとっ
てある。また、チャネル層表面203Sには量子井戸構
造208とドレイン電極207に挟まれてゲート電極2
05が蒸着により形成されている。
【0004】このようにソース領域に量子井戸構造を有
するFETは、量子井戸構造における共鳴トンネル効果
に基づいて、ドレイン電流(Id )−ゲート電圧
(Vgs)特性にNDRを生じ、このような特性を利用す
れば、周波数逓倍回路、フリップ・フロップ回路、各種
論理演算回路をきわめて少ない素子数で実現できるので
注目されている。
するFETは、量子井戸構造における共鳴トンネル効果
に基づいて、ドレイン電流(Id )−ゲート電圧
(Vgs)特性にNDRを生じ、このような特性を利用す
れば、周波数逓倍回路、フリップ・フロップ回路、各種
論理演算回路をきわめて少ない素子数で実現できるので
注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の負性微分抵抗F
ETはMESFETと共鳴トンネルダイオードとを接合
した構成を有していた。このような構造では、チャネル
内のキャリアは電子移動度の低いN型半導体層中を走行
するため、キャリアの平均速度が低く、チャネル遅延時
間が増加してしまう。そのため遮断周波数や電力利得の
向上が困難で、このようなFETを高速ディジタル回路
やマイクロ波、ミリ波回路に応用する際には、十分な特
性が得られないという問題があった。
ETはMESFETと共鳴トンネルダイオードとを接合
した構成を有していた。このような構造では、チャネル
内のキャリアは電子移動度の低いN型半導体層中を走行
するため、キャリアの平均速度が低く、チャネル遅延時
間が増加してしまう。そのため遮断周波数や電力利得の
向上が困難で、このようなFETを高速ディジタル回路
やマイクロ波、ミリ波回路に応用する際には、十分な特
性が得られないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ソース領域に量子井戸構
造を有する負性微分抵抗FETのチャネル中の電子移動
度を向上し、一層の高速動作を可能にすることにある。
造を有する負性微分抵抗FETのチャネル中の電子移動
度を向上し、一層の高速動作を可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の負性微分
抵抗FETは、半導体基板の一主表面に順次に積層され
たバッファ層、チャネル層および電子供給層と、前記電
子供給層にショットキー接合するゲート電極と、前記電
子供給層表面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けら
れ少なくとも1×1018/cm3 、好ましくは少なくと
も5×1018/cm3 のN型不純物濃度を含む第1のキ
ャップ層および第2のキャップ層と、前記第1のキャッ
プ層にオーム性接触するドレイン電極とを有する選択ド
ープFETならびに前記第2のキャップ層を被覆して設
けられ電子のサブバンドを有する量子井戸構造と、前記
量子井戸構造に積層されたコンタクト層と、前記コンタ
クト層にオーム性接触するソース電極とを有する共鳴ト
ンネルダイオードからなるというものである。この場
合、前記供給層の電子親和力が前記チャネル層側から前
記第1のキャップ層および第2のキャップ層側へかけて
大きくなっているのが好しい。
抵抗FETは、半導体基板の一主表面に順次に積層され
たバッファ層、チャネル層および電子供給層と、前記電
子供給層にショットキー接合するゲート電極と、前記電
子供給層表面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けら
れ少なくとも1×1018/cm3 、好ましくは少なくと
も5×1018/cm3 のN型不純物濃度を含む第1のキ
ャップ層および第2のキャップ層と、前記第1のキャッ
プ層にオーム性接触するドレイン電極とを有する選択ド
ープFETならびに前記第2のキャップ層を被覆して設
けられ電子のサブバンドを有する量子井戸構造と、前記
量子井戸構造に積層されたコンタクト層と、前記コンタ
クト層にオーム性接触するソース電極とを有する共鳴ト
ンネルダイオードからなるというものである。この場
合、前記供給層の電子親和力が前記チャネル層側から前
記第1のキャップ層および第2のキャップ層側へかけて
大きくなっているのが好しい。
【0008】また、本発明第2の負性微分抵抗FET
は、半導体基板の一主表面に順次に積層されたバッファ
層、電子供給層およびチャネル層と、前記チャネル層と
ショットキー接合するゲート電極と、前記チャネル層表
面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けられた第1の
キャップ層および第2のキャップ層と、前記第1のキャ
ップ層にオーム性接触するドレイン電極とを有する選択
ドープFETならびに前記第2のキャップ層を被覆して
設けられ電子のサブバンドを有する量子井戸構造と、前
記量子井戸構造に積層されたコンタクト層と、前記コン
タクト層にオーム性接触するソース電極とを有する共鳴
トンネルダイオードからなるというものである。この場
合、前記チャネル層の電子親和力が前記電子供給層側か
ら前記第1のキャップ層および第2のキャップ層側へか
けて小さくなっているのが好ましい。
は、半導体基板の一主表面に順次に積層されたバッファ
層、電子供給層およびチャネル層と、前記チャネル層と
ショットキー接合するゲート電極と、前記チャネル層表
面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けられた第1の
キャップ層および第2のキャップ層と、前記第1のキャ
ップ層にオーム性接触するドレイン電極とを有する選択
ドープFETならびに前記第2のキャップ層を被覆して
設けられ電子のサブバンドを有する量子井戸構造と、前
記量子井戸構造に積層されたコンタクト層と、前記コン
タクト層にオーム性接触するソース電極とを有する共鳴
トンネルダイオードからなるというものである。この場
合、前記チャネル層の電子親和力が前記電子供給層側か
ら前記第1のキャップ層および第2のキャップ層側へか
けて小さくなっているのが好ましい。
【0009】
【作用】高速動作する選択ドープFETと共鳴トンネル
ダイオードとを接続した構成を有しているので負性微分
抵抗FETの高速化が実現される。
ダイオードとを接続した構成を有しているので負性微分
抵抗FETの高速化が実現される。
【0010】本発明第1の負性微分抵抗FETでは第1
のキャップ層および第2のキャップ層のN型不純物濃度
が少なくとも1×1018/cm3 になっているので第
1、第2のキャップ層と電子蓄積層(チャネル層におけ
る電子供給層界面近傍に形成される)の間の電子の輸送
が主としてトンネル伝導で支配されオーム性接触を実現
できる。また電子供給層の電子親和力が第1,第2のキ
ャップ層側へかけて大きくなるようにすると電子供給層
とこれらのキャップ層との間に伝導帯障壁が存在しない
のでオーム性接触が一層良好になる。
のキャップ層および第2のキャップ層のN型不純物濃度
が少なくとも1×1018/cm3 になっているので第
1、第2のキャップ層と電子蓄積層(チャネル層におけ
る電子供給層界面近傍に形成される)の間の電子の輸送
が主としてトンネル伝導で支配されオーム性接触を実現
できる。また電子供給層の電子親和力が第1,第2のキ
ャップ層側へかけて大きくなるようにすると電子供給層
とこれらのキャップ層との間に伝導帯障壁が存在しない
のでオーム性接触が一層良好になる。
【0011】第2の負性微分抵抗FETでは第1,第2
のキャップ層とチャネル層との間に高抵抗の電子供給層
がないので第1,第2のキャップ層のN型不純物濃度に
関する限定は不必要である。またチャネル層の電子親和
力が第1,第2のキャップ層側へかけて小さくするよう
にするとチャネル層とこれらのキャップ層との間に伝導
帯障壁が存在しないようにすることができる。
のキャップ層とチャネル層との間に高抵抗の電子供給層
がないので第1,第2のキャップ層のN型不純物濃度に
関する限定は不必要である。またチャネル層の電子親和
力が第1,第2のキャップ層側へかけて小さくするよう
にするとチャネル層とこれらのキャップ層との間に伝導
帯障壁が存在しないようにすることができる。
【0012】
【実施例】図1(a)は本発明の第1の実施例の主要部
を示す断面図、図1(b)は図1(a)のA部拡大図で
ある。
を示す断面図、図1(b)は図1(a)のA部拡大図で
ある。
【0013】この実施例は、半絶縁性GaAs基板1
(半導体基板)の一主表面に順次に積層されたアンドー
プGaAs層2(バッファ層)、アンドープInx Ga
1-x As層3(チャネル層)およびN型Aly Ga1-y
As層4(電子供給層)と、電子供給層(4)にショッ
トキー接合するゲート電極5と、電子供給層(4)表面
にゲート電極5を挟んでそれぞれ設けられ5×1018/
cm3 のN型不純物濃度を含むN型GaAs層からなる
第1のキャップ層6−1および第2のキャップ層6−2
と、第1のキャップ層6−1にオーム性接触するドレイ
ン電極7(AuGe/Ni/Auからできている。)と
を有する選択ドープFETならびに第2のキャップ層6
−2を被覆して設けられ電子のサブバンドを有する量子
井戸構造8と、量子井戸構造8に積層されたコンタクト
層9と、コンタクト層9にオーム性接触するソース電極
10(AuGe/Ni/Auからできている。)とを有
する共鳴トンネルダイオードからなるというものであ
る。チャネル層(3)と電子供給層(4)との界面近傍
には二次元電子ガスEが蓄積される電子蓄積層(図示し
ない)が誘起される。
(半導体基板)の一主表面に順次に積層されたアンドー
プGaAs層2(バッファ層)、アンドープInx Ga
1-x As層3(チャネル層)およびN型Aly Ga1-y
As層4(電子供給層)と、電子供給層(4)にショッ
トキー接合するゲート電極5と、電子供給層(4)表面
にゲート電極5を挟んでそれぞれ設けられ5×1018/
cm3 のN型不純物濃度を含むN型GaAs層からなる
第1のキャップ層6−1および第2のキャップ層6−2
と、第1のキャップ層6−1にオーム性接触するドレイ
ン電極7(AuGe/Ni/Auからできている。)と
を有する選択ドープFETならびに第2のキャップ層6
−2を被覆して設けられ電子のサブバンドを有する量子
井戸構造8と、量子井戸構造8に積層されたコンタクト
層9と、コンタクト層9にオーム性接触するソース電極
10(AuGe/Ni/Auからできている。)とを有
する共鳴トンネルダイオードからなるというものであ
る。チャネル層(3)と電子供給層(4)との界面近傍
には二次元電子ガスEが蓄積される電子蓄積層(図示し
ない)が誘起される。
【0014】図2はこの実施例の基板表面に垂直な方向
に於ける各半導体層のInAs組成比xとAlAs組成
比yの分布を示す。本実施例では、アンドープInGa
1-yAs層3に於けるInAs組成比xは0.25であ
り、Aly Ga1-y As層4に於けるAlAs組成比y
は0.15になっている。
に於ける各半導体層のInAs組成比xとAlAs組成
比yの分布を示す。本実施例では、アンドープInGa
1-yAs層3に於けるInAs組成比xは0.25であ
り、Aly Ga1-y As層4に於けるAlAs組成比y
は0.15になっている。
【0015】このようなFETは以下のようにして作製
される。半絶縁性GaAs基板1の(100)面に例え
ば、分子線エピタキシャル(以下MBEと記す)成長法
により、厚さ1μmのアンドープGaAs層2、厚さ1
0nmのアンドープIn0.25Ga0.75As層3、厚さ3
0nm,不純物としてSiを濃度2×1018/cm3に
ドーピングされたN型Al0.15Ga0.85As層4、厚さ
50nm、不純物としてSiを濃度5×1018/cm3
にドーピングされたN型GaAs層を堆積する。次い
で、厚さ10nmのアンドープGaAs層8a1(第1
のスペーサ層)、厚さ3nmのアンドープAlAs層8
b1(第1の障壁層)、厚さ5nmのアンドープGaA
s層8c(量子井戸層)、厚さ3nmのアンドープAl
As層8b2(第2の障壁層)、厚さ10nmのアンド
ープGaAs層8a2(第2のスペーサ層)を順次にM
BE法により堆積して量子井戸構造8を形成する。次に
不純物としてSiを濃度5×1018/cm3 にドーピン
グされた厚さ50nmのN型GaAs層9を形成する。
される。半絶縁性GaAs基板1の(100)面に例え
ば、分子線エピタキシャル(以下MBEと記す)成長法
により、厚さ1μmのアンドープGaAs層2、厚さ1
0nmのアンドープIn0.25Ga0.75As層3、厚さ3
0nm,不純物としてSiを濃度2×1018/cm3に
ドーピングされたN型Al0.15Ga0.85As層4、厚さ
50nm、不純物としてSiを濃度5×1018/cm3
にドーピングされたN型GaAs層を堆積する。次い
で、厚さ10nmのアンドープGaAs層8a1(第1
のスペーサ層)、厚さ3nmのアンドープAlAs層8
b1(第1の障壁層)、厚さ5nmのアンドープGaA
s層8c(量子井戸層)、厚さ3nmのアンドープAl
As層8b2(第2の障壁層)、厚さ10nmのアンド
ープGaAs層8a2(第2のスペーサ層)を順次にM
BE法により堆積して量子井戸構造8を形成する。次に
不純物としてSiを濃度5×1018/cm3 にドーピン
グされた厚さ50nmのN型GaAs層9を形成する。
【0016】ここで、Inx Ga1-x AsとGaAsは
格子定数が異なるが、アンドープIn0.25Ga0.75As
層3をミスフィット転位の発生する臨界膜厚(約12n
m)以下にすることによって、弾性歪が格子不整を緩和
する歪格子層となり、良好な界面が形成される。
格子定数が異なるが、アンドープIn0.25Ga0.75As
層3をミスフィット転位の発生する臨界膜厚(約12n
m)以下にすることによって、弾性歪が格子不整を緩和
する歪格子層となり、良好な界面が形成される。
【0017】次に、コンタクト層(9)と量子井戸構造
8の一部をエッチング除去することによりキャップ層表
面6Sを露出する。コンタクト層9上にはソース電極1
0を、キャップ層表面6Sにはドレイン電極7を蒸着に
より形成した後、通常のアロイ処理によりソース電極1
0とコンタクト層9間及び、ドレイン電極7とキャップ
層6−1間のオーム性接触をとる。このアロイ処理では
量子井戸構造8は破壊されない。さらに、キャップ層4
の量子井戸構造8とドレイン電極7によって挟まれた領
域の一部をエッチング除去することによって露出された
電子供給層(4)表面4Sには、例えば、電子ビーム
(以下EBと記す)露光法により形成したレジストパタ
ン(図示しない)をマスクとしてゲート金属を蒸着する
ことによりゲート電極5を形成する。このようにして、
図1のようなFETが作製される。
8の一部をエッチング除去することによりキャップ層表
面6Sを露出する。コンタクト層9上にはソース電極1
0を、キャップ層表面6Sにはドレイン電極7を蒸着に
より形成した後、通常のアロイ処理によりソース電極1
0とコンタクト層9間及び、ドレイン電極7とキャップ
層6−1間のオーム性接触をとる。このアロイ処理では
量子井戸構造8は破壊されない。さらに、キャップ層4
の量子井戸構造8とドレイン電極7によって挟まれた領
域の一部をエッチング除去することによって露出された
電子供給層(4)表面4Sには、例えば、電子ビーム
(以下EBと記す)露光法により形成したレジストパタ
ン(図示しない)をマスクとしてゲート金属を蒸着する
ことによりゲート電極5を形成する。このようにして、
図1のようなFETが作製される。
【0018】ここで、キャップ層の不純物濃度は5×1
018/cm3 と高いので、第1,第2のキャップ層6−
1,6−2とチャネル層3間の接触抵抗率を10-7Ωc
m2程度まで低減できる。選択ドープFETのキャップ
層と二次元電子ガスEが蓄積される電子蓄積層との間に
はキャップ層/電子供給層/チャネル層ヘテロ接合が存
在するが、選択ドープFETにおいてキャップ層の不純
物濃度を1×1018/cm3 以上にすることにより主と
してトンネル伝導により電子が輸送されキャップ層から
チャネル層へかけてアロイ領域を設けなくてもよいこと
は、例えばアイイーイーイー・エレクトロン・デバイス
・レターズ(IEEE Electron Devic
e Letters)誌、第EDL−8巻、第389頁
−第391頁、1987年にも記載されている。本実施
例の選択ドープFETについても第1,第2のキャップ
層の不純物濃度を少なくとも1×1018/cm3 、好ま
しくは少なくとも5×1018/cm3 にすることにより
量子井戸構造を破壊するアロイ領域の形成を行なうこと
なくチャネル層との接触抵抗を10-7Ω・cm2 程度に
低減できた。また、選択ドープFETにおいて、キャッ
プ層中のシートキャリア濃度(不純物濃度×膜厚)を5
×1012/cm2 とすることにより、キャップ層とチャ
ネル層間のアクセス抵抗を低減できることが特開平2−
12928号公報に記載されているが、本実施例の選択
ドープFETにおいてもシートキャリア濃度を少なくと
も5×1012/cm2 、好ましくは少なくとも5×10
13/cm2 とすることによりアクセス抵抗を十分に低減
できた。
018/cm3 と高いので、第1,第2のキャップ層6−
1,6−2とチャネル層3間の接触抵抗率を10-7Ωc
m2程度まで低減できる。選択ドープFETのキャップ
層と二次元電子ガスEが蓄積される電子蓄積層との間に
はキャップ層/電子供給層/チャネル層ヘテロ接合が存
在するが、選択ドープFETにおいてキャップ層の不純
物濃度を1×1018/cm3 以上にすることにより主と
してトンネル伝導により電子が輸送されキャップ層から
チャネル層へかけてアロイ領域を設けなくてもよいこと
は、例えばアイイーイーイー・エレクトロン・デバイス
・レターズ(IEEE Electron Devic
e Letters)誌、第EDL−8巻、第389頁
−第391頁、1987年にも記載されている。本実施
例の選択ドープFETについても第1,第2のキャップ
層の不純物濃度を少なくとも1×1018/cm3 、好ま
しくは少なくとも5×1018/cm3 にすることにより
量子井戸構造を破壊するアロイ領域の形成を行なうこと
なくチャネル層との接触抵抗を10-7Ω・cm2 程度に
低減できた。また、選択ドープFETにおいて、キャッ
プ層中のシートキャリア濃度(不純物濃度×膜厚)を5
×1012/cm2 とすることにより、キャップ層とチャ
ネル層間のアクセス抵抗を低減できることが特開平2−
12928号公報に記載されているが、本実施例の選択
ドープFETにおいてもシートキャリア濃度を少なくと
も5×1012/cm2 、好ましくは少なくとも5×10
13/cm2 とすることによりアクセス抵抗を十分に低減
できた。
【0019】本実施例は、図7に示す従来例と同様にI
d −Vgs特性にNDRを有する。更に、従来例がチャネ
ル層としてN型半導体を用いていたので電子移動度が低
かったのに対し、本発明によれば高電子移動度の電子蓄
積層をチャネルとして用いているので、より一層の高速
動作が可能になる。
d −Vgs特性にNDRを有する。更に、従来例がチャネ
ル層としてN型半導体を用いていたので電子移動度が低
かったのに対し、本発明によれば高電子移動度の電子蓄
積層をチャネルとして用いているので、より一層の高速
動作が可能になる。
【0020】次に、第2の実施例について説明する。
【0021】図1においてアンドープInx Ga1-x A
s層3のIn組成比xを0.2、N型Aly Ga1-y A
s層のAl組成比yを図3に示すようにチャネル層
(3)界面からキャップ層界面に向かうとともに0.2
から0に徐々に変化させる。電子供給層(4)の電子親
和力はチャネル層側からキャップ層側へかけて大きくな
る。このようなxを徐々に変化させることはMBE法に
より容易に実現できる。その外は第1の実施例と同じで
ある。
s層3のIn組成比xを0.2、N型Aly Ga1-y A
s層のAl組成比yを図3に示すようにチャネル層
(3)界面からキャップ層界面に向かうとともに0.2
から0に徐々に変化させる。電子供給層(4)の電子親
和力はチャネル層側からキャップ層側へかけて大きくな
る。このようなxを徐々に変化させることはMBE法に
より容易に実現できる。その外は第1の実施例と同じで
ある。
【0022】本実施例では、電子供給層4とキャップ層
との界面でAlAs組成比が0なので界面はホモ接合と
なっているので伝導帯障壁が存在せず、キャップ層とチ
ャネル層との間のオーム性接触が第1の実施例より一層
良好に得られるという利点を有する。
との界面でAlAs組成比が0なので界面はホモ接合と
なっているので伝導帯障壁が存在せず、キャップ層とチ
ャネル層との間のオーム性接触が第1の実施例より一層
良好に得られるという利点を有する。
【0023】次に、第3の実施例について説明する。
【0024】図4(a)は第3の実施例の主要部を示す
断面図、図4(b)は図4(a)のA部拡大図である。
断面図、図4(b)は図4(a)のA部拡大図である。
【0025】この実施例は、半絶縁性GaAs基板10
1(半導体基板)の一主面に順次に積層されたアンドー
プAl0.22Ga0.75As層102(バッファ層)、N型
Aly Ga1-y As層104(電子供給層)およびチャ
ネル層103(アンドープIn0.25Ga0.75As層10
3aとアンドープGaAs層103b)と、チャネル層
103とショットキー接合するゲート電極105(Ti
/Alからできている。)と、チャネル層103表面に
ゲート電極105を挟んでそれぞれ設けられたN型Ga
As層からなる第1のキャップ層106−1および第2
のキャップ層106−2と、第1のキャップ層106−
1にオーム性接触するドレイン電極107(AuGe/
Ni/Auからできている)とを有する選択ドープFE
Tならびに第2のキャップ層106−2を被覆して設け
られ電子のサブバンドを有する量子井戸構造108と、
量子井戸構造108に積層されたコンタクト層109
と、コンタクト層109にオーム性接触するソース電極
110(AuGe/Ni/Alからできている。)とを
有する共鳴トンネルダイオードからなるというものであ
る。チャネル層(103)と電子供給層(104)との
界面近傍には二次電子ガスEが蓄積される電子蓄積層
(図示しない)が誘起される。
1(半導体基板)の一主面に順次に積層されたアンドー
プAl0.22Ga0.75As層102(バッファ層)、N型
Aly Ga1-y As層104(電子供給層)およびチャ
ネル層103(アンドープIn0.25Ga0.75As層10
3aとアンドープGaAs層103b)と、チャネル層
103とショットキー接合するゲート電極105(Ti
/Alからできている。)と、チャネル層103表面に
ゲート電極105を挟んでそれぞれ設けられたN型Ga
As層からなる第1のキャップ層106−1および第2
のキャップ層106−2と、第1のキャップ層106−
1にオーム性接触するドレイン電極107(AuGe/
Ni/Auからできている)とを有する選択ドープFE
Tならびに第2のキャップ層106−2を被覆して設け
られ電子のサブバンドを有する量子井戸構造108と、
量子井戸構造108に積層されたコンタクト層109
と、コンタクト層109にオーム性接触するソース電極
110(AuGe/Ni/Alからできている。)とを
有する共鳴トンネルダイオードからなるというものであ
る。チャネル層(103)と電子供給層(104)との
界面近傍には二次電子ガスEが蓄積される電子蓄積層
(図示しない)が誘起される。
【0026】図5は本実施例の基板表面に垂直な方向に
於ける各半導体層のInAs組成比xとAlAs組成比
yの分布を示す。電子供給層(104)に於けるAlA
s組成比yは0.22である。
於ける各半導体層のInAs組成比xとAlAs組成比
yの分布を示す。電子供給層(104)に於けるAlA
s組成比yは0.22である。
【0027】チャネル層103のうち電子供給層と接合
する部分(103a)のInAs組成比xは0.25キ
ャップ層を接合する部分(103b)で0.25から0
にステップ状に変えられているので、2次元電子ガスは
電子親和力の大きいアンドープIn0.25Ga0.75As層
103aに局在する。
する部分(103a)のInAs組成比xは0.25キ
ャップ層を接合する部分(103b)で0.25から0
にステップ状に変えられているので、2次元電子ガスは
電子親和力の大きいアンドープIn0.25Ga0.75As層
103aに局在する。
【0028】このようなFETは以下のようにして作製
される。半絶縁性GaAs基板10の(100)面上に
例えば、MBE成長法により、厚さ0.5μmのアンド
ープAl0.25Ga0.75As層102、不純物としてSi
を濃度2×1018/cm3 にドーピングされたN型Al
0.22Ga0.78As層104、厚さ10nmのアンドープ
In0.25Ga0.75As層103a、厚さ30nmのアン
ドープGaAs層103b、厚さ50nm、不純物とし
てSiを濃度5×1018/cm3 にドーピングされたN
型GaAs層を順次に堆積する。次いで厚さ10nmの
アンドープGaAs層108a1(第1のスペーサ
層)、厚さ2nmのアンドープAlAs層108b1
(第1の障壁層)、厚さ7nmのアンドープGaAs層
108c(量子井戸層)、厚さ2nmのアンドープAl
As層108b2(第2の障壁層)、厚さ10nmのア
ンドープGaAs層108a2(第2のスペーサ層)を
順次にMBE法により堆積して量子井戸構造108を形
成する。次に、不純物としてSiを濃度5×1018/c
m3 にドーピングされた厚さ50nmのN型GaAs層
109を形成する。
される。半絶縁性GaAs基板10の(100)面上に
例えば、MBE成長法により、厚さ0.5μmのアンド
ープAl0.25Ga0.75As層102、不純物としてSi
を濃度2×1018/cm3 にドーピングされたN型Al
0.22Ga0.78As層104、厚さ10nmのアンドープ
In0.25Ga0.75As層103a、厚さ30nmのアン
ドープGaAs層103b、厚さ50nm、不純物とし
てSiを濃度5×1018/cm3 にドーピングされたN
型GaAs層を順次に堆積する。次いで厚さ10nmの
アンドープGaAs層108a1(第1のスペーサ
層)、厚さ2nmのアンドープAlAs層108b1
(第1の障壁層)、厚さ7nmのアンドープGaAs層
108c(量子井戸層)、厚さ2nmのアンドープAl
As層108b2(第2の障壁層)、厚さ10nmのア
ンドープGaAs層108a2(第2のスペーサ層)を
順次にMBE法により堆積して量子井戸構造108を形
成する。次に、不純物としてSiを濃度5×1018/c
m3 にドーピングされた厚さ50nmのN型GaAs層
109を形成する。
【0029】ここで、Inx Ga1-x AsとGaAsは
格子定数が異なるが、In0.25Ga0.75As層をミスフ
ィット転位の発生する臨界膜厚(約12nm)以下にす
ることによって、弾性歪が格子不整を緩和する歪格子層
となり、良好な界面が形成される。
格子定数が異なるが、In0.25Ga0.75As層をミスフ
ィット転位の発生する臨界膜厚(約12nm)以下にす
ることによって、弾性歪が格子不整を緩和する歪格子層
となり、良好な界面が形成される。
【0030】次に、コンタクト層109と量子井戸構造
108の一部をエッチング除去することによりキャップ
層表面106Sを露出する。コンタクト層109上には
ソース電極110を、キャップ層(106−1)表面1
06Sにはドレイン電極107を蒸着により形成した
後、第1の実施例と同様に通常のアロイ処理によりソー
ス電極110とコンタクト層106間及び、ドレイン電
極107とキャップ層106−1間のオーム性接触をと
る。さらに、キャップ層の量子井戸構造108とドレイ
ン電極107によって挟まれた領域の一部をエッチング
除去することによって露出された電子供給層表面103
Sには、例えば、EB露光法により形成したレジストパ
タン(図示しない)をマスクとしてゲート金属を蒸着す
ることによりゲート電極105を形成する。このように
して、図4のようなFETが作製される。
108の一部をエッチング除去することによりキャップ
層表面106Sを露出する。コンタクト層109上には
ソース電極110を、キャップ層(106−1)表面1
06Sにはドレイン電極107を蒸着により形成した
後、第1の実施例と同様に通常のアロイ処理によりソー
ス電極110とコンタクト層106間及び、ドレイン電
極107とキャップ層106−1間のオーム性接触をと
る。さらに、キャップ層の量子井戸構造108とドレイ
ン電極107によって挟まれた領域の一部をエッチング
除去することによって露出された電子供給層表面103
Sには、例えば、EB露光法により形成したレジストパ
タン(図示しない)をマスクとしてゲート金属を蒸着す
ることによりゲート電極105を形成する。このように
して、図4のようなFETが作製される。
【0031】本実施例では、チャネル層103のキャッ
プ層界面近傍はInAs組成比が0で、キャップ層とチ
ャネル層の界面はホモ接合となっているので伝導帯障壁
が存在せず、キャップ層とチャネル層103aとの間の
接触抵抗率がきわめて低くなる。また、キャップ層に於
ける(不純物濃度×膜厚)積も2.5×1013/cm2
と高いので、キャップ層とチャネル層との間のアクセス
抵抗が十分に低減され、アロイ領域を形成しなくてもオ
ーム性接触をとることができる。
プ層界面近傍はInAs組成比が0で、キャップ層とチ
ャネル層の界面はホモ接合となっているので伝導帯障壁
が存在せず、キャップ層とチャネル層103aとの間の
接触抵抗率がきわめて低くなる。また、キャップ層に於
ける(不純物濃度×膜厚)積も2.5×1013/cm2
と高いので、キャップ層とチャネル層との間のアクセス
抵抗が十分に低減され、アロイ領域を形成しなくてもオ
ーム性接触をとることができる。
【0032】また、電子親和力の大きいInx Ga1-x
Asに接してゲート電極を形成した場合には、ショット
キー障壁高さが低くなりゲート漏れ電流が増加してしま
うが、本実施例ではゲート電極105は電子親和力の比
較的小さいGaAs層(103b)上に形成されるの
で、ショットキー障壁高さも十分高くなり、そのような
問題も発生しない。
Asに接してゲート電極を形成した場合には、ショット
キー障壁高さが低くなりゲート漏れ電流が増加してしま
うが、本実施例ではゲート電極105は電子親和力の比
較的小さいGaAs層(103b)上に形成されるの
で、ショットキー障壁高さも十分高くなり、そのような
問題も発生しない。
【0033】このようなFETは図7に示す従来のFE
Tと同様にId −Vgs特性にNDRを有する。更に、従
来のFETがチャネル層としてN型半導体を用いていた
ので電子移動度が低かったのに対し、本発明によれば高
電子移動度の電子蓄積層をチャネルとして用いているの
で、より一層の高速動作が可能になる。
Tと同様にId −Vgs特性にNDRを有する。更に、従
来のFETがチャネル層としてN型半導体を用いていた
ので電子移動度が低かったのに対し、本発明によれば高
電子移動度の電子蓄積層をチャネルとして用いているの
で、より一層の高速動作が可能になる。
【0034】次に、第4の実施例について説明する。
【0035】第3の実施例ではチャネル層103を2層
に分けたが、本実施例ではチャネル層103を構成する
アンドープInx Ga1-x As層のIn組成比xを図6
に示すように、電子供給層104側からキャップ層側へ
かけて0.2から0に変化させてある。電子親和力も電
子供給層側からキャップ層側へかけて減少する。従っ
て、二次元電子ガスEは電子親和力の大きい電子供給層
界面近傍に局在するようにする。
に分けたが、本実施例ではチャネル層103を構成する
アンドープInx Ga1-x As層のIn組成比xを図6
に示すように、電子供給層104側からキャップ層側へ
かけて0.2から0に変化させてある。電子親和力も電
子供給層側からキャップ層側へかけて減少する。従っ
て、二次元電子ガスEは電子親和力の大きい電子供給層
界面近傍に局在するようにする。
【0036】本実施例では、第3の実施例と同様に、キ
ャップ層(106−1,106−2)とチャネル層10
3の界面はホモ接合となっているので伝導帯障壁が存在
せず、キャップ層と電子蓄積層間のオーム性接触がアロ
イ領域を形成しないでも良好に得られる。
ャップ層(106−1,106−2)とチャネル層10
3の界面はホモ接合となっているので伝導帯障壁が存在
せず、キャップ層と電子蓄積層間のオーム性接触がアロ
イ領域を形成しないでも良好に得られる。
【0037】同様に、ゲート電極105は電子親和力の
比較的小さいGaAs層と接触しているので、ショット
キー障壁高さも十分高くなり、ゲート漏れ電流が増加す
るといった問題も発生しない。
比較的小さいGaAs層と接触しているので、ショット
キー障壁高さも十分高くなり、ゲート漏れ電流が増加す
るといった問題も発生しない。
【0038】なお、以上の説明において、アンドープな
る語は意図的に不純物をドーピングせず、技術水準上可
能な純度を意味し、現状では各半導体層とも1×1014
/cm3 程度の純度は容易に実現できる。
る語は意図的に不純物をドーピングせず、技術水準上可
能な純度を意味し、現状では各半導体層とも1×1014
/cm3 程度の純度は容易に実現できる。
【0039】以上、GaAs基板上のAlGaAs/I
nGaAs歪系FETを用いて説明したが、本発明はも
ちろん、GaAs基板上のAlGaAs/GaAs系及
びInGaP/InGaAs系やInP基板上のInA
lAs/InGaAs系及びInGaP/InGaAs
系など他の材料系のFETにも適用可能である。
nGaAs歪系FETを用いて説明したが、本発明はも
ちろん、GaAs基板上のAlGaAs/GaAs系及
びInGaP/InGaAs系やInP基板上のInA
lAs/InGaAs系及びInGaP/InGaAs
系など他の材料系のFETにも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
子移動度の高い選択ドープFETのソースに共鳴トンネ
ルダイオードをオーム性接触を保って集積できるので、
一層の高速動作可能な負性微分抵抗FETを実現できる
効果がある。
子移動度の高い選択ドープFETのソースに共鳴トンネ
ルダイオードをオーム性接触を保って集積できるので、
一層の高速動作可能な負性微分抵抗FETを実現できる
効果がある。
【図1】本発明の第1の実施例の主要部を示す断面図
(図1(a))および図1(a)のA部拡大図(図1
(b))である。
(図1(a))および図1(a)のA部拡大図(図1
(b))である。
【図2】第1の実施例におけるInAs組成比xおよび
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
【図3】第2の実施例におけるInAs組成比xおよび
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
【図4】第3の実施例の主要部を示す断面図(図4
(a))および図4(a)のA部拡大図である。
(a))および図4(a)のA部拡大図である。
【図5】第3の実施例におけるInAs組成比xおよび
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
【図6】第4の実施例におけるInAs組成比xおよび
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
AlAs組成比yの分布を示すグラフである。
【図7】従来の負性微分抵抗FETの主要部を示す断面
図である。
図である。
1,101,201 半絶縁性GaAs基板 2 アンドープGaAs層 102 アンドープAl0.22Ga0.78As層 3 アンドープInx Ga1-x As層 103 チャネル層 103a アンドープIn0.25Ga0.75As層 103b アンドープGaAs層 203 N型GaAs層 4 N型Aly Ga1-y As層 104 N型Al0.22Ga0.78As層 5,105,205 ゲート電極 6−1,106−1 第1のキャップ層 6−2,106−2 第2のキャップ層 7,107 ドレイン電極 8,108,208 量子井戸構造 8a1,108a1 アンドープGaAs層 8b1,108b1 アンドープAlAs層 8c,108 アンドープGaAs層 8b2,108b2 アンドープAlAs層 9,109,209 コンタクト層 10,110,210 ソース電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/80
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体基板の一主表面に順次に積層され
たバッファ層、チャネル層および電子供給層と、前記電
子供給層にショットキー接合するゲート電極と、前記電
子供給層表面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けら
れ少なくとも1×1018/cm3 のN型不純物濃度を含
む第1のキャップ層および第2のキャップ層と、前記第
1のキャップ層にオーム性接触するドレイン電極とを有
する選択ドープFETならびに前記第2のキャップ層を
被覆して設けられ電子のサブバンドを有する量子井戸構
造と、前記量子井戸構造に積層されたコンタクト層と、
前記コンタクト層にオーム性接触するソース電極とを有
する共鳴トンネルダイオードからなることを特徴とする
負性微分抵抗FET。 - 【請求項2】 第1のキャップ層および第2のキャップ
層のN型不純物濃度と膜厚との積が少なくとも5×10
12/cm2 である請求項1記載の負性微分抵抗FET。 - 【請求項3】 電子供給層の電子親和力がチャネル層側
から第1のキャップ層および第2のキャップ層側へかけ
て大きくなっている請求項1または2記載の微分負性抵
抗FET。 - 【請求項4】 半導体基板の一主表面に順次に積層され
たバッファ層、電子供給層およびチャネル層と、前記チ
ャネル層とショットキー接合するゲート電極と、前記チ
ャネル層表面に前記ゲート電極を挟んでそれぞれ設けら
れた第1のキャップ層および第2のキャップ層と、前記
第1のキャップ層にオーム性接触するドレイン電極とを
有する選択ドープFETならびに前記第2のキャップ層
を被覆して設けられ電子のサブバンドを有する量子井戸
構造と、前記量子井戸構造に積層されたコンタクト層
と、前記コンタクト層にオーム性接触するソース電極と
を有する共鳴トンネルダイオードからなることを特徴と
する負性微分抵抗FET。 - 【請求項5】 チャネル層の電子親和力が電子供給層側
から第1のキャップ層および第2のキャップ層側へかけ
て小さくなっている請求項4記載の負性微分抵抗FE
T。 - 【請求項6】 チャネル層がInx Ga1-x As層(0
≦x<1)、電子供給がN型Aly Ga1-y As層(0
≦y<1)、第1のキャップ層および第2のキャップ層
が第1のN型GaAs層、コンタクト層が第2のN型G
aAs層、量子井戸構造が第1のGaAsスペーサ層、
第1のAlAs障壁層、GaAs量子井戸層、第2のA
lAs障壁層および第2のGaAsスペーサ層の積層膜
である請求項1,2,3,4または5記載の負性微分抵
抗FET。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144285A JP2581455B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 負性微分抵抗fet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6144285A JP2581455B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 負性微分抵抗fet |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0818033A true JPH0818033A (ja) | 1996-01-19 |
| JP2581455B2 JP2581455B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=15358524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6144285A Expired - Lifetime JP2581455B2 (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 負性微分抵抗fet |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581455B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6567292B1 (en) | 2002-06-28 | 2003-05-20 | Progressant Technologies, Inc. | Negative differential resistance (NDR) element and memory with reduced soft error rate |
| US6806117B2 (en) | 2002-12-09 | 2004-10-19 | Progressant Technologies, Inc. | Methods of testing/stressing a charge trapping device |
| US6861707B1 (en) | 2002-06-28 | 2005-03-01 | Progressant Technologies, Inc. | Negative differential resistance (NDR) memory cell with reduced soft error rate |
| US6980467B2 (en) | 2002-12-09 | 2005-12-27 | Progressant Technologies, Inc. | Method of forming a negative differential resistance device |
| US7005711B2 (en) | 2002-12-20 | 2006-02-28 | Progressant Technologies, Inc. | N-channel pull-up element and logic circuit |
| US7012833B2 (en) | 2002-12-09 | 2006-03-14 | Progressant Technologies, Inc. | Integrated circuit having negative differential resistance (NDR) devices with varied peak-to-valley ratios (PVRs) |
| US7220636B2 (en) | 2002-12-09 | 2007-05-22 | Synopsys, Inc. | Process for controlling performance characteristics of a negative differential resistance (NDR) device |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6144285A patent/JP2581455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7186621B2 (en) | 2002-12-09 | 2007-03-06 | Progressant Technologies, Inc. | Method of forming a negative differential resistance device |
| US7220636B2 (en) | 2002-12-09 | 2007-05-22 | Synopsys, Inc. | Process for controlling performance characteristics of a negative differential resistance (NDR) device |
| US7005711B2 (en) | 2002-12-20 | 2006-02-28 | Progressant Technologies, Inc. | N-channel pull-up element and logic circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581455B2 (ja) | 1997-02-12 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |