JPH0526824Y2 - - Google Patents

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JPH0526824Y2
JPH0526824Y2 JP1988016009U JP1600988U JPH0526824Y2 JP H0526824 Y2 JPH0526824 Y2 JP H0526824Y2 JP 1988016009 U JP1988016009 U JP 1988016009U JP 1600988 U JP1600988 U JP 1600988U JP H0526824 Y2 JPH0526824 Y2 JP H0526824Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は受信機に関し、特に、受信周波数と
中心周波数とが一致しない受信モードを設定でき
る受信機の受信周波数近傍の入力信号の状態をス
ペクトラムとして表示できるスペクトラム表示装
置を備えた受信機に関するものである。
〔従来技術とその課題〕
近年、受信機の受信周波数近傍の電波の状態を
確認するために、バンドスコープやスペクトラム
アナライザー等のスペクトラム表示装置を受信機
に搭載することが行われている。
上記スペクトラム表示装置は、特定の帯域の電
波の状況をスペクトラムとして表示できるところ
から、受信機に搭載することにより、該受信機の
受信周波数の近傍の入力信号の状態をデイスプレ
ー手段の表示画面に表示させて、該スペクトラム
のピーク位置を表示画面上の所定位置に一致させ
るようにして受信周波数を同調させるという、聴
覚だけでなく視覚をも併用して迅速かつ正確な同
調操作が可能になる利点がある。
第2図はバンドスコープ(スペクトラムアナラ
イザー)の基本構成を示すブロツク図である。
掃引信号発振手段1から発振された鋸波状の掃
引信号は局部発振手段3に入力され、ここで上記
鋸波状の掃引信号の電圧変化に応じて変化する局
部発振信号としてミキサー41に入力される。こ
のミキサー41にスペクトラムとして表示される
べき信号、例えば受信機の入力信号が入力されて
おり、この入力信号の周波数と上記局部発振信号
の周波数との和もしくは差の周波数の信号を得
る。このミキサー41の出力はアンプ42を介し
てフイルター43に入力され、ここでフイルター
43で規定される周波数が一定の中間周波信号を
得る。この中間周波信号はデイテクタ44等を介
してデイスプレー手段45の表示画面の縦軸に入
力される。
一方、上記掃引信号はデイスプレー手段45の
表示画面における横軸に入力されており、これに
よつて横軸を周波数、縦軸を入力信号の強度とす
るスペクトラムを表示画面上に表示することがで
きる。
ところで、上記スペクトラム表示装置が受信機
に搭載された場合、通常、上記スペクトラム表示
装置は比較的広帯域な中間周波増幅段に接続され
ており、受信周波数を中心とする受信機の中間周
波信号が入力されている。これにより、受信機の
受信周波数は、常に表示画面上の中央位置に強度
が表示されるようになつている。
上記受信機の受信モードがAMもしくはFMに
設定されている場合には、デイスプレー45の表
示画面上の左右方向中央位置に、該表示画面上に
表れる周波数スペクトラムのピーク位置を表示画
面の中央位置にすることにより、受信周波数の同
調操作を行うことができる。
しかしながら、アマチユア無線の交信に使用さ
れるSSB(USB、LSB)では、その信号のスペク
トラムのピークに対応する周波数ではなく、搬送
波の周波数をその信号の周波数として呼称してい
る。そのため、例えば、14.1MHzのUSB信号のス
ペクトラムのピークは14.1MHzより1〜2kHz程度
高い周波数14.1015MHz付近に現れる。従つて、
第3図aに示すようにピークの表れる周波数a
を、デイスプレー手段45の表示画面上の左右方
向の中央位置lにくるようにすると、受信機の受
信周波数を上記周波数aとすることになり、目的
とする周波数0を正確に受信することができない
ことになる。目的とする信号を正常に受信するた
めには、目的とする信号のスペクトラムのピーク
の表れた周波数より1〜2KHz程度低い周波数に
同調するように、上記ピークの裾の部分(つまり
は、目的とする周波数0)を表示画面上の左右方
向の中央位置lに合わせるという同調操作が求め
られ、本来スペクトラム表示装置を搭載したこと
により生じるはずのメリツトが滅殺される。
この考案は上記従来の事情に鑑み提案されたも
のであつて、受信周波数と中心周波数とが一致し
ないモードの如何にかかわらず、表示画面上に表
れる入力信号のスペクトラムのピークと受信機の
受信周波数とが一致した状態で表示されるように
し、同調操作を容易にしたスペクトラム表示装置
を備えた受信機を提供することを目的とするもの
である。
〔本考案の技術的背景〕
そこで、AM、FMまたはSSBのいずれの受信
モードによつても統一された同調操作(表示され
るスペクトラムのピークの位置を表示画面の中央
位置に調整する操作)を行うことができるよう
に、表示画面に表示されるスペクトラムの中心周
波数を受信モードに応じて変更あるいは調整する
ために、下記のように説明される局部発振手段3
のバイアス電圧の調整がなされる。
すなわち、第4図aは掃引信号発振手段と局部
発振手段の接続状態を示す等価回路図であり、ま
た、第4図bは掃引信号の最大値VMax、最小値
VMio、中心電圧V0の関係を示すものである。局
部発振手段3のバイアス設定手段7の抵抗値を
RB、そのバイアス電圧(バイアス抵抗両端の電
圧)をVBとし、掃引信号発振器出力の瞬時電圧
をVとすると、局部発振手段3のバイアス電圧の
入力端であるA点の電圧VAは下記のようになる。
VA=(V−VB)×RB/RB+RS+VB VAMax=(VMax−VB)×RB/RB+RS+VB VAMio=(VMio−VB) ×RB/RB+RS+VB ところで、表示画面上の左右の中心位置を決定
するA点の電圧VAの中心電圧VA0は、 VA0=VAMax+VAMio/2 ={(VMax+VMio−2VB) (RB/RB+RS)+2VB}/2 ここでVMax+VMio/2=V0であるから、 但し、V0:掃引信号(電圧V)の中心電圧 ∴VA0=(V0−VB)(RB/RB+RS)+VB …(1) なる式(1)で表される。
尚、この回路においては、掃引信号発生手段1
の後段に抵抗値RSに設定される可変抵抗を有す
るスパン調整手段2を配置して、掃引される周波
数のスパン(帯域)の拡縮を行うようにしてい
る。
従つて、式(1)より表示画面上の中央位置lを決
定する電圧VA0は、スパン調整手段2の抵抗RS値
が一定の場合、バイアス設定手段7に依存するこ
とになり、受信周波数に関係なくバイアス設定手
段のみを任意に調整できるようにすることで、表
示画面上に表示されているスペクトラムのみを左
右方向の所要の位置にシフトさせることができ
る。
従つて、スペクトラムのピークの位置と、受信
周波数が一致しないモード(受信周波数と中心周
波数が一致しないモード)であつても受信機の受
信周波数は何等変化せず、表示されるスペクトラ
ムのみを左右方向にシフトされることが可能とな
り、実際の受信周波数0と、表示されるスペクト
ラムのピークの周波数aとを、中央で一致させる
ことができる。
〔課題を解決するための手段〕
前述の技術的背景を踏まえて、上記の目的を達
成するためにこの考案は、掃引信号発生手段から
発振された鋸波状の掃引信号を局部発振手段に入
力し、該局部発振手段から上記鋸波状の掃引信号
の電圧に対応して変化する周波数の局部発振信号
を得て、ミキサーに入力し、該ミキサーで受信信
号の周波数と局部発振信号の周波数の差または和
をとつて、フイルターを介して所定周波数の中間
周波信号を得、該中間周波信号をデイスプレー手
段の表示画面の縦軸に入力するとともに、上記掃
引信号をデイスプレー手段の横軸に入力すること
により、入力信号に対応する周波数スペクトラム
を横軸を周波数、縦軸を強度として表示画面に表
示し、かつ上記局部発振手段のバイアス電圧が表
示画面上に表示された周波数の中央位置を決定す
るようにした入力信号のスペクトラム表示装置を
備えた受信機を前提として以下の手段を採用して
いる。
すなわち、該受信機のモード設定手段で設定さ
れた受信モードに応じて上記バイアス電圧を調整
し、重心周波数に対応するデイスプレー手段の表
示画面上の中央位置と、受信周波数に対応する信
号のスペクトラムのピーク位置とが一致するよう
に表示画面上のスペクトラムをシフトさせるバイ
アス設定手段を、局部発振手段の前段に設けた構
成とする。
〔作用〕
かかる構成により、本考案では、受信周波数と
中心周波数とが一致しないモードであつても、目
的とする周波数に対応するスペクトラムのピーク
が受信周波数の位置(デイスプレーの中央の位
置)に常に表示されるように表示スペクトラムを
シフトされることが出来る。
〔実施例〕
第1図はこの考案の構成を示す回路図であり、
第2図はこの考案が適用されるスペクトラム表示
装置の一例を示すブロツク回路図である。
その基本構成は第2図に示すように、掃引信号
発振手段1から得られた掃引信号で、デイスプレ
ー手段45を制御するとともに、該掃引信号は、
局部発振手段3に入力され、ここで所定の周波数
帯域を掃引する局部発振信号に変換されてミキサ
ー41に入力される。このミキサー41には受信
機6の中間周波数付近の信号も入力されており、
前記局部発振信号と混合されフイルター43に対
応した周波数の信号Vに変換される。この信号v
はアンプ42、フイルター43、デイテクター4
4等を介してデイスプレー45に入力され、この
デイスプレーで上記受信周波数付近の入力信号が
スペクトラムとして表示される。
このようなスペクトラム表示装置に於いて、デ
イスプレー45の表示される周波数帯のスパン
は、上記掃引信号の振幅によつて決定され、中心
周波数は該掃引信号の中心電圧によつて決定され
る。また、この中心周波数と、受信機6の受信周
波数とは一致するようになつている。
この構成に於いて、例えばAM、FMと云つた
モードの入力信号のスペクトラムは、表示される
周波数とスペクトラムのピークの周波数が一致す
ることになり、従つて、受信周波数を特定の信号
に同調しようとするときには、該信号に対応する
スペクトラムのピークがデイスプレーの中心位置
にくるように、同調操作をすればよいことにな
る。
しかしながら、SSB(USB、LSB)の信号は、
アマチユア無線界に於いて呼称している受信周波
数と対応する信号のスペクトラムのピークの周波
数との間に、1〜2KHzズレがあり、第3図a(こ
こではUSBモードの入力信号のスペクトラムを
図示している)に示すようにピークが現れる周波
数aを受信周波数の位置lにくるようにすると、
目的とする周波数0を正確に受信することができ
ないことになる。
従つて、この考案においては、上記構成に加え
てモードに対応して、局部発振手段の発振周波数
を決定するバイアスを変更できるバイアス設定手
段7が設けられており、更に、このバイアス設定
手段7はモード設定手段6に連動されており、モ
ード設定手段6によつて指定されたモードに対応
して局部発振手段3に所要のバイアス電圧を印加
するようにしている。
かかる構成によれば、 VA0=(V0−VB)(RB/RB+RS)+VB …(1) なる式(1)で表される画面上の左右の中心位置を決
定するA点の電圧VAの中心電圧VA0が、受信モー
ドに応じて適正な値を取ることができる。
このバイアス設定手段7は例えば図示のように
切換抵抗よりなり、例えば、USBの場合には
AMのときよりバイアス電圧が低くなるように設
定される。
この構成により、AM、FMの場合と同様に目
的とする信号のスペクトラムのピーク位置がデイ
スプレーの中央に来るように、同調操作を行うこ
とによつて、周波数0に正確に同調できる。
尚、上記の記載は、局部発振手段3のバイアス
電圧や掃引信号の中心電圧がスペクトラム表示装
置の操作によつて変更しないことを前提としてい
るが、従来のスペクトラム表示装置ではこの条件
を満足するものはなかつた。しかしながら、出願
人は、掃引信号発振手段1のバイアス設定手段5
で局部発振手段3のバイアス電圧と掃引信号の中
心電圧を一致させて、スパン変更手段2によるス
パンの変更が掃引信号の中心電圧や、局部発振手
段3のバイアス電圧に影響を与えないスペクトラ
ム表示装置を第1図に示すように、開発しすでに
出願している。従つて、この考案は出願人の開発
した上記スペクトラム表示装置に適用されると本
来の効果を発揮することになる。
本願実施例に於いては一例としてSSBモードに
ついて記述したが、例えばRTTYモードのよう
に呼称周波数と中心周波数が一致しない他のモー
ドに対してこの考案を適用出来ることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、スペクトラム
表示装置を備えた受信機に於いて、受信周波数と
中心周波数とが一致しない受信モードであつて
も、指定されたモードに対応して、スペクトラム
のピーク位置をシフトさせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例を示す回路図、第
2図はスペクトラム表示装置の概要を示すブロツ
ク図、第3図はスペクトラム表示装置における表
示スペクトラムと中心位置の関係を示す概念図、
第4図は掃引信号発振手段と局部発振手段の接続
状態を示す回路図及び掃引信号波形図である。 図中、1……掃引信号発振手段、3……局部発
振手段、45……デイスプレー手段、7……バイ
アス設定手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掃引信号発生手段から発振された鋸波状の掃引
    信号を局部発振手段に入力し、 該局部発振手段から上記鋸波状の掃引信号の電
    圧に対応して変化する周波数の局部発振信号を得
    て、ミキサーに入力し、 該ミキサーで受信信号の周波数と局部発振信号
    の周波数の差または和をとつて、フイルターを介
    して所定周波数の中間周波信号を得、該中間周波
    信号をデイスプレー手段の表示画面の縦軸に入力
    するとともに、上記掃引信号をデイスプレー手段
    の横軸に入力することにより、 入力信号に対応する周波数スペクトラムを横軸
    を周波数、縦軸を強度として表示画面に表示し、
    かつ上記局部発振手段のバイアス電圧が表示画面
    上に表示された周波数の中央位置を決定するよう
    にした入力信号のスペクトラム表示装置を備えた
    受信機に於いて、 該受信機のモード設定手段で設定された受信モ
    ードに応じて上記バイアス電圧を調整し、受信周
    波数に対応するデイスプレー手段の表示画面上の
    中央位置と、受信周波数に対応する信号のスペク
    トラムのピークの位置とが一致するように表示画
    面上のスペクトラムをシフトされるバイアス設定
    手段を、局部発振手段の前段に設けたことを特徴
    とするスペクトラム表示装置を備えた受信機。
JP1988016009U 1988-02-09 1988-02-09 Expired - Lifetime JPH0526824Y2 (ja)

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JPH01126629U JPH01126629U (ja) 1989-08-30
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