JPH0526870Y2 - - Google Patents

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JPH0526870Y2
JPH0526870Y2 JP1987083690U JP8369087U JPH0526870Y2 JP H0526870 Y2 JPH0526870 Y2 JP H0526870Y2 JP 1987083690 U JP1987083690 U JP 1987083690U JP 8369087 U JP8369087 U JP 8369087U JP H0526870 Y2 JPH0526870 Y2 JP H0526870Y2
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capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、CATVなどの高周波信号を伝送
する同軸ケーブルとテレビ受像機などの端末との
間に設置し、異常電圧を遮断して接地し、高周波
信号を損失なく伝送する保安器に用いられる保安
器用フエライトトランスに関する。
[従来技術とその欠点] 従来の保安器は落雷などの異常電圧の遮断や高
周波信号の伝送は考慮されていたが、高周波信号
の漏洩に関しては殆ど考慮がはらわれていなかつ
た。しかしながら都市型CATVや強電解地区に
おけるCATVにおいては、外部妨害波に打ち勝
つために増幅の出力を大きくし、高いレベルの高
周波信号を伝送するようになつてきた。従来の保
安器は高域通過型の特性を有しており、しかも同
軸ケーブルの入力側と出力側の接栓の外部導体が
同一金属ケースに設置されず絶縁物を介して保持
されていたため、この部分より高周波信号が漏洩
し、他に妨害を与える欠点があつた。
[考案の目的] この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、同軸ケーブルの入力接栓と出力接栓の間
で直流は通過させずに高周波信号を通過させる一
方、漏洩を防止することのできる保安器用フエラ
イトトランスを提供することを目的とする。
[考案の要点] この考案は、保安器の入力側接栓と出力側接栓
との間に絶縁した2本線を巻回したフエライト素
子と補正回路とを付加するようにしたものであ
る。
[考案の実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。
第1図はその回路構成を示すもので、入力側接
栓は内部導体1と外部導体2とから構成され、外
部導体2はここでは図示しない金属ケース14に
固定されている。同様に出力側接栓も内部導体3
と外部導体4とから構成され、外部導体4は接地
コンデンサ12を介してアースライン15と接続
されている。なお、図中2点鎖線で示すIより左
側は従来の構成と同じ保安器の避雷装置であり、
同右側が本考案の回路である。入力側接栓内部導
体1はヒユーズ13を経て2本線巻フエライト7
の一次側に接続され、この2本線巻フエライト7
一次側の他方が結合コンデンサ9を経て出力側接
栓内部導体3と接続される。さらにチヨークコイ
ル5と避雷器6が金属ケース14に並列に接続さ
れる。2本線巻フエライト7の2次側の一方は入
力側接栓内部導体2と共に接地され、他方は結合
コンデンサ10を経て出力側接栓外部導体4と接
続されると共に、接地コイル8で金属ケース14
からアースライン15を介して接地されている。
2本巻線フエライト7の出力側では整合コンデン
サ11にて整合をとつている。
上記したように金属ケース14からはアースラ
イン15を介して接地している。
上記のように説明した入力側というのは、異常
電圧発生側を便宜的に名付けたもので、一般には
CATV同軸ケーブル側に接続している。これに
対し出力側とはすなわち端末側であり、家庭内の
テレビ受像機側に接続される。これら入力側と出
力側とは高周波信号に対しては可逆性を有してい
る。
次に第2図によりその主要構成を示す。入力側
接栓1,2は金属ケース14に入力側締付けナツ
ト24で直接固定する。また、出力側接栓3,4
は絶縁物23を介して金属ケース14と絶縁し、
さらに機械的に回転しないように出力側栓締付け
ナツト25で固定する。避雷器6、チヨークコイ
ル5、2本線巻フエライト7等を結合コンデンサ
9,10を経て入力側接栓1,2と出力側接栓
3,4との間に接続する。さらに、結合コンデン
サ9,10間に整合コンデンサ11を接続し、外
部導体4と金属ケース14間に接地コンデンサ1
2,12……を接続する。そして、以上の回路全
体を金属カバー22で覆う。ここでは使用される
コンデンサ9〜12はそれぞれ耐圧を500V以上
のものであり、結合コンデンサ9,10の容量は
各1000pF、整合コンデンサ11の容量は5pF、接
地コンデンサ12は2200pFの容量のものを4個
並列に接続したものとして設定している。
上記のような構成の保安器においては、
CATVに用いられる高周波信号は入力側接栓内
部導体1に伝送され、ヒユーズ13、2本線巻フ
エライト7及び結合コンデンサ9を通つて出力側
接栓内部導体3へ伝送される。一方、入力側接栓
外部導体2と出力側接栓外部導体4との間では、
接地コンデンサ12により高周波信号は導通して
いる。
ここで落雷や漏電による異常電圧が入力側接栓
内部導体1と外部導体2に印加されると、チヨー
クコイル5により短絡されて電圧は低下する。こ
の際の急峻な波形の高電圧は、避雷器6にてアー
クを起し外部導体2と短絡する一方、結合コンデ
ンサ9に阻止されて出力側内部導体3には伝送さ
れない。特に異常電圧による電流が大きな場合は
ヒユーズ13が溶断し、接続される同軸ケーブル
を保護する。また、入力側外部導体2と内部導体
1との間に異常電圧が印加された場合は、出力側
接栓外部導体4は接地コンデンサ12により直流
的に切断されているため異常電圧は伝送されず、
出力側接栓3,4に接続されたテレビ受像機を保
護することができる。
次に本考案の主要部である2本線巻フエライト
7について第3図、第4図により説明する。第3
図はその基本構成を示すもので、フエライトバー
に対し、1次側の入力端子、出力端子を31,3
3とし、2次側の入力端子、出力端子を32,3
4とした2本線を巻回する。2次側の入出力端子
32,34はそれぞれ接地される。このような構
成による2本線巻フエライト7は全帯域通過回路
となる。すなわち、高周波帯域の平衡伝送は大き
なインダクタンスとなり、同軸ケーブル伝送のよ
うな不平衡伝送に対しては殆ど減衰を与えず、漏
洩を防止することができる。ただし、上記第1図
の出力側回路素子9〜12の如くキヤパシタンス
を大きく設定している回路においては、このよう
な構成では完全に漏洩を防止することはできな
い。
第4図は上記第1図でも示したように2次側出
力端子34と接地間にインダクタンス8を配設し
たものである。このような構成とすることにより
2本線巻フエライト7に低減通過型の特性を付与
し、上記第1図の出力側回路素子9〜12の如く
キヤパシタンスを大きく設定した回路に対応さ
せ、漏洩を完全に防止するようにしたものであ
る。
続く第5図a,bはそれぞれ2本線巻フエライ
ト7、接地コイル8の具体構成を示すものであ
る。第5図aに示す如く、ここで2本線巻フエラ
イト7はCATVで使用される10〜500MHzの高周
波信号に対応し、例えば、直径5mm、長さ6mmの
円柱状のフエライトバー7aに2つの軸方向の孔
7b,7cを形成し、この孔7b,7cに対し導
線7d,7eを1〜3回巻回して構成される。こ
の場合、導線7d,7eは、太さ約0.25mmの銅線
をフオルマールあるいはポリエチレンで被覆絶縁
したものが適当と思われる。
第5図bは接地コイル8の具体構成を示すもの
で、例えば、直径3mm、長さ5mmの円柱状のフエ
ライトバー8aに軸方向の孔8bを形成し、この
孔8bに対し導線8cを0.5〜3回巻回して構成
される。
上記フエライトとしては、低い周波数でμが大
きく、周波数が高くなるに従つて低くなり、高周
波帯域では低損失となる材料が適当である。
以上述べたように2本線巻フエライト7を付加
し、さらにこの2本線巻フエライト7の補正回路
を付加した場合、保安器の入力周波数に対する漏
洩量は第6図に破線Bで示すようになる。参考ま
でに2本線巻フエライト7のみを付加し、この2
本線巻フエライト7の補正回路を付加しない場合
の保安器の入力周波数に対する漏洩量を同第6図
に実線Aで示す。周波数が300MHz以下では10dB
以上の改善がはらられており、2本線巻フエライ
ト7に付加した補正回路たる接地コイル8の効果
の大きいことが分る。漏洩量が−40dBであれば
周辺の他の装置に影響なく、妨害を与えることが
ないので、本保安器によつては充分な漏洩防止機
能を有していることが理解できる。
また、本回路は可逆性を有しているので、入力
側と出力側とを入替えても同様の効果を得ること
ができ、取扱い上有利となる。
なお、テレビ信号の強電界地域において、テレ
ビ信号の直接波が同軸ケーブルにゆうきし、テレ
ビ受像機に混入し、CATV信号とで障害を起す、
いわゆる前ゴーストの現象を起す場合があるが、
前記第1図の回路から2点鎖線Iの左側の避雷部
を取除いた右側の回路を用いることにより、上記
障害を容易に除去することができる。
[考案の効果] 以上詳記したようにこの考案によれば、同軸ケ
ーブルの入力接栓と出力接栓の間で直流の通過を
阻止して高周波信号のみを通過させる一方、同高
周波信号の漏洩を防止することができる保安器用
フエライトトランスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は保安器の回路構成を示す図、第2図は第1図
の実装構造を示す図、第3図は2本線巻フエライ
トの基本構成を示す図、第4図は補正回路を付し
た2本線巻フエライトの構成を示す図、第5図a
は同2本線巻フエライトの具体構造例を示す図、
第5図bは接地コイルの具体構造例を示す図、第
6図は本考案における周波数と漏洩量の関係を示
す図である。 1……入力側接栓内部導体、2……入力側接栓
外部導体、3……出力側接栓内部導体、4……出
力側接栓外部導体、5……チヨークコイル、6…
…避雷器、7……2本線巻フエライト、7a,8
a……フエライトバー、7b,7c,8b……
孔、7d,7e,8c……導線、8……接地コイ
ル、9,10……結合コンデンサ、11……整合
コンデンサ、12……接地コンデンサ2、13…
…ヒユーズ、14……金属ケース、22……金属
カバー、23……絶縁物、24……入力側接栓締
付けナツト、25……出力側接栓締付けナツト、
31……1次入力側端子、32……2次入力側端
子、33……1次出力側端子、34……2次出力
側端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属ケース内にてフエライトコアに2本線を巻
    き、1次側の巻線を同軸ケーブルの入力側及び出
    力側中心導体にコンデンサを介して接続し、2次
    側は接地した全帯域通過型回路において、2次側
    の一端にインダクタンス素子を付加すると共に出
    力側の同軸ケーブル外部導体にコンデンサを介し
    て接続し、さらに該外部導体と上記金属ケース間
    にコンデンサを介して接地してなることを特徴と
    する保安器用フエライトトランス。
JP1987083690U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0526870Y2 (ja)

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JPS63193814U JPS63193814U (ja) 1988-12-14
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