JPH1064740A - 通信用絶縁トランス装置 - Google Patents
通信用絶縁トランス装置Info
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- JPH1064740A JPH1064740A JP8222574A JP22257496A JPH1064740A JP H1064740 A JPH1064740 A JP H1064740A JP 8222574 A JP8222574 A JP 8222574A JP 22257496 A JP22257496 A JP 22257496A JP H1064740 A JPH1064740 A JP H1064740A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構造が簡単で、製作が容易で、しかもサージ侵
入時に静電シールドに本来のシールド機能を良好に発揮
させることができ、そのうえ不平衡伝送路に介在させた
場合でも定常状態における伝送損失を抑制した状態で使
用可能な周波数帯域を広げることが可能な通信用絶縁ト
ランス装置を提供する。 【解決手段】一次巻線24と二次巻線25との間に介挿
された静電シールド26を接地端子30を介して接地す
るようにした通信用絶縁トランス装置において、静電シ
ールド26と接地端子30との間に、両者間の電位差が
所定以上のときに導通して静電シールド26を接地端子
30に電気的に接続するスイッチング素子30を設けて
いる。
入時に静電シールドに本来のシールド機能を良好に発揮
させることができ、そのうえ不平衡伝送路に介在させた
場合でも定常状態における伝送損失を抑制した状態で使
用可能な周波数帯域を広げることが可能な通信用絶縁ト
ランス装置を提供する。 【解決手段】一次巻線24と二次巻線25との間に介挿
された静電シールド26を接地端子30を介して接地す
るようにした通信用絶縁トランス装置において、静電シ
ールド26と接地端子30との間に、両者間の電位差が
所定以上のときに導通して静電シールド26を接地端子
30に電気的に接続するスイッチング素子30を設けて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一次巻線と二次巻
線との間に静電シールドを介挿してなる通信用絶縁トラ
ンス装置に関する。
線との間に静電シールドを介挿してなる通信用絶縁トラ
ンス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、誘導雷などによって信号
伝送路に侵入するサージから通信機器を保護するため
に、信号伝送路と通信機器との間に絶縁トランスを介在
させることが広く行われている。このような目的に供さ
れる絶縁トランスは、通常、一次巻線と二次巻線との間
に静電シールドを設け、この静電シールドを接地した状
態で使用される。
伝送路に侵入するサージから通信機器を保護するため
に、信号伝送路と通信機器との間に絶縁トランスを介在
させることが広く行われている。このような目的に供さ
れる絶縁トランスは、通常、一次巻線と二次巻線との間
に静電シールドを設け、この静電シールドを接地した状
態で使用される。
【0003】図3には、外線側の信号伝送路1と通信機
器側の信号伝送路2との間に絶縁トランス3を介在させ
た等価回路例が示されている。絶縁トランス3は、図示
しない鉄心に巻装された一次巻線4と二次巻線5とを備
えるとともに一次巻線4と二次巻線5との間に静電シー
ルド6を備えている。
器側の信号伝送路2との間に絶縁トランス3を介在させ
た等価回路例が示されている。絶縁トランス3は、図示
しない鉄心に巻装された一次巻線4と二次巻線5とを備
えるとともに一次巻線4と二次巻線5との間に静電シー
ルド6を備えている。
【0004】一次巻線4の両端はたとえば同軸ケーブル
によって構成された信号伝送路1の中心導体と外部導体
とに接続され、二次巻線5の両端はたとえば同軸ケーブ
ルによって構成された信号伝送路2の中心導体と外部導
体とに接続される。また、静電シールド6は、接地端子
7を介して大地8に接地される。なお、静電シールド6
は、一般的に導体抵抗の低い金属材料、たとえば銅,ア
ルミニウム,ステンレスなどで形成される。
によって構成された信号伝送路1の中心導体と外部導体
とに接続され、二次巻線5の両端はたとえば同軸ケーブ
ルによって構成された信号伝送路2の中心導体と外部導
体とに接続される。また、静電シールド6は、接地端子
7を介して大地8に接地される。なお、静電シールド6
は、一般的に導体抵抗の低い金属材料、たとえば銅,ア
ルミニウム,ステンレスなどで形成される。
【0005】このような絶縁トランス3を信号伝送路の
途中に介在させておくと、外線側の信号伝送路1にサー
ジ(たとえばコモン・モード・ノイズ)が侵入しても、
このサージの大部分は、一次巻線4と静電シールド6と
の間の分布容量9〜静電シールド6〜接地端子7〜大地
8の経路で流れる。このため、二次巻線5にサージが侵
入するのを抑制でき、通信機器を保護することが可能と
なる。
途中に介在させておくと、外線側の信号伝送路1にサー
ジ(たとえばコモン・モード・ノイズ)が侵入しても、
このサージの大部分は、一次巻線4と静電シールド6と
の間の分布容量9〜静電シールド6〜接地端子7〜大地
8の経路で流れる。このため、二次巻線5にサージが侵
入するのを抑制でき、通信機器を保護することが可能と
なる。
【0006】しかしながら、上記のように構成された絶
縁トランス3にあっても次のような問題があった。すな
わち、図3に示すように、信号伝送路1が同軸ケーブル
の中心導体と外部導体とで構成されているような不平衡
伝送路の場合、通常は外部導体が絶縁トランス3から離
れた位置A等において接地される。このため、定常状態
においても一次巻線4と静電シールド6との間に電位差
が生じる。一次巻線4と静電シールド6との間には分布
容量9が存在しているので、定常状態において伝送信号
の一部が分布容量9〜静電シールド6〜接地端子7〜大
地8の経路で流れる。
縁トランス3にあっても次のような問題があった。すな
わち、図3に示すように、信号伝送路1が同軸ケーブル
の中心導体と外部導体とで構成されているような不平衡
伝送路の場合、通常は外部導体が絶縁トランス3から離
れた位置A等において接地される。このため、定常状態
においても一次巻線4と静電シールド6との間に電位差
が生じる。一次巻線4と静電シールド6との間には分布
容量9が存在しているので、定常状態において伝送信号
の一部が分布容量9〜静電シールド6〜接地端子7〜大
地8の経路で流れる。
【0007】このように、信号伝送路1が不平衡伝送路
の場合には、定常状態においても静電シールド6を介し
て伝送信号の一部が流れるので、信号伝送路が平衡伝送
路で構成されている場合に比べて定常状態における伝送
損失が大きいという問題があった。
の場合には、定常状態においても静電シールド6を介し
て伝送信号の一部が流れるので、信号伝送路が平衡伝送
路で構成されている場合に比べて定常状態における伝送
損失が大きいという問題があった。
【0008】また、伝送信号の周波数が、分布容量9の
キャパシタンスと静電シールド6から大地8までの間に
存在しているストレーインダクタンス10とで決まる直
列共振周波数f0 に一致したときには、図4中に実線で
示すように伝送損失が急激に増大する。さらに、伝送信
号の周波数が、たとえば10MHz 以上の領域になると、周
波数の増加に伴って分布容量9のインピーダンスが減少
するので、静電シールド6を介して流れる電流が増加
し、伝送損失が急激に増加する。このようなことから、
信号伝送路1が不平衡伝送路の場合には、使用可能な周
波数帯域を広げることができないという問題もあった。
キャパシタンスと静電シールド6から大地8までの間に
存在しているストレーインダクタンス10とで決まる直
列共振周波数f0 に一致したときには、図4中に実線で
示すように伝送損失が急激に増大する。さらに、伝送信
号の周波数が、たとえば10MHz 以上の領域になると、周
波数の増加に伴って分布容量9のインピーダンスが減少
するので、静電シールド6を介して流れる電流が増加
し、伝送損失が急激に増加する。このようなことから、
信号伝送路1が不平衡伝送路の場合には、使用可能な周
波数帯域を広げることができないという問題もあった。
【0009】そこで、このような不具合を解消するため
に、図5に示すように、一次巻線専用の静電シールド1
1を設けるとともに二次巻線専用の静電シールド12を
設け、さらに静電シールド11と静電シールド12との
間に主静電シールド13を設け、この主静電シールド1
3を接地端子7を介して大地8に接地するようにした絶
縁トランス3aも考えられている。
に、図5に示すように、一次巻線専用の静電シールド1
1を設けるとともに二次巻線専用の静電シールド12を
設け、さらに静電シールド11と静電シールド12との
間に主静電シールド13を設け、この主静電シールド1
3を接地端子7を介して大地8に接地するようにした絶
縁トランス3aも考えられている。
【0010】また、図6に示すように、一次巻線4と二
次巻線5との間に設けられた静電シールド6と接地端子
7との間にコンデンサ14を接続し、このコンデンサ1
4の高周波成分をよく透過させる性質と商用周波成分を
よく透過させない性質とを利用した絶縁トランス3bも
考えられている。
次巻線5との間に設けられた静電シールド6と接地端子
7との間にコンデンサ14を接続し、このコンデンサ1
4の高周波成分をよく透過させる性質と商用周波成分を
よく透過させない性質とを利用した絶縁トランス3bも
考えられている。
【0011】しかし、図5に示した絶縁トランス3aに
あっては、たとえば接地位置Aが絶縁トランス3aから
相当離れている場合には、定常状態においても静電シー
ルド11と主静電シールド13との間に電位差が生じ
る。したがって、図3に示される絶縁トランス3よりも
伝送損失は少ないが、伝送損失が発生することには変り
なく、特に周波数が高くなるほど伝送損失が増大するの
で、やはり使用可能な周波数帯域を広げることが困難で
あった。また、図5に示した絶縁トランス3aでは、独
立した静電シールドを、いわゆる3系統に亘って巻き込
む必要があるので、絶縁トランス3aの製作が困難で、
しかも絶縁トランス3aが大型化する問題もあった。
あっては、たとえば接地位置Aが絶縁トランス3aから
相当離れている場合には、定常状態においても静電シー
ルド11と主静電シールド13との間に電位差が生じ
る。したがって、図3に示される絶縁トランス3よりも
伝送損失は少ないが、伝送損失が発生することには変り
なく、特に周波数が高くなるほど伝送損失が増大するの
で、やはり使用可能な周波数帯域を広げることが困難で
あった。また、図5に示した絶縁トランス3aでは、独
立した静電シールドを、いわゆる3系統に亘って巻き込
む必要があるので、絶縁トランス3aの製作が困難で、
しかも絶縁トランス3aが大型化する問題もあった。
【0012】また、図6に示した絶縁トランス3bにあ
って、静電シールド6を介して低周波成分が大地8に流
れるのを抑制するには、一次巻線4と静電シールド6と
の間の分布容量9のキャパシタンスとコンデンサ14の
キャパシタンスとの直列合成キャパシタンスを十分に小
さくする必要があり、このためにはコンデンサ14のキ
ャパシタンスを十分に小さくする必要がある。しかし、
このように設定すると、信号伝送路1にサ−ジが侵入し
たとき、コンデンサ14の分担電圧が増加し、静電シー
ルド6の電位が上昇するので、静電シールド6に本来の
シールド機能を発揮させることができないという問題が
あった。
って、静電シールド6を介して低周波成分が大地8に流
れるのを抑制するには、一次巻線4と静電シールド6と
の間の分布容量9のキャパシタンスとコンデンサ14の
キャパシタンスとの直列合成キャパシタンスを十分に小
さくする必要があり、このためにはコンデンサ14のキ
ャパシタンスを十分に小さくする必要がある。しかし、
このように設定すると、信号伝送路1にサ−ジが侵入し
たとき、コンデンサ14の分担電圧が増加し、静電シー
ルド6の電位が上昇するので、静電シールド6に本来の
シールド機能を発揮させることができないという問題が
あった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、一次巻線
と二次巻線との間に静電シールドを介挿し、この静電シ
ールドを接地するようにした従来の通信用絶縁トランス
にあっては、特に、同軸ケーブルの中心導体と外部導体
とで構成されているような不平衡伝送路に介在させた場
合には定常状態における伝送損失が大きく、しかも使用
可能な周波数帯域を広げることができないという問題が
あった。
と二次巻線との間に静電シールドを介挿し、この静電シ
ールドを接地するようにした従来の通信用絶縁トランス
にあっては、特に、同軸ケーブルの中心導体と外部導体
とで構成されているような不平衡伝送路に介在させた場
合には定常状態における伝送損失が大きく、しかも使用
可能な周波数帯域を広げることができないという問題が
あった。
【0014】また、巻線と静電シールドとの間の分布容
量を抑えるために各巻線に専用の静電シールドを設けた
通信用絶縁トランスにあっては、製作が困難で、全体の
大型化を招くばかりか、高周波域において伝送損失が増
加することには変りないので、やはり使用可能な周波数
帯域を広げることができないという問題があった。
量を抑えるために各巻線に専用の静電シールドを設けた
通信用絶縁トランスにあっては、製作が困難で、全体の
大型化を招くばかりか、高周波域において伝送損失が増
加することには変りないので、やはり使用可能な周波数
帯域を広げることができないという問題があった。
【0015】さらに、静電シールドをコンデンサを介し
て接地するようにした通信用絶縁トランスにあっては、
定常状態において静電シールドに流れる電流を抑えるよ
うにコンデンサの容量を設定すると、サージ侵入時に静
電シールドに本来のシールド機能を発揮させることがで
きないという問題があった。
て接地するようにした通信用絶縁トランスにあっては、
定常状態において静電シールドに流れる電流を抑えるよ
うにコンデンサの容量を設定すると、サージ侵入時に静
電シールドに本来のシールド機能を発揮させることがで
きないという問題があった。
【0016】そこで本発明は、構造が簡単で、製作が容
易で、しかもサージ侵入時に静電シールドに本来のシー
ルド機能を良好に発揮させることができ、そのうえ不平
衡伝送路に介在させた場合でも定常状態における伝送損
失を抑制でき、使用可能な周波数帯域を広げることが可
能な通信用絶縁トランス装置を提供することを目的とし
ている。
易で、しかもサージ侵入時に静電シールドに本来のシー
ルド機能を良好に発揮させることができ、そのうえ不平
衡伝送路に介在させた場合でも定常状態における伝送損
失を抑制でき、使用可能な周波数帯域を広げることが可
能な通信用絶縁トランス装置を提供することを目的とし
ている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一次巻線と二次巻線との間に介挿された
静電シールドを接地端子を介して接地するようにした通
信用絶縁トランス装置において、前記静電シールドと前
記接地端子との間に、両者間の電位差が所定以上のとき
に導通して上記静電シールドを上記接地端子に電気的に
接続するスイッチング素子を設けてなることを特徴とし
ている。
に、本発明は、一次巻線と二次巻線との間に介挿された
静電シールドを接地端子を介して接地するようにした通
信用絶縁トランス装置において、前記静電シールドと前
記接地端子との間に、両者間の電位差が所定以上のとき
に導通して上記静電シールドを上記接地端子に電気的に
接続するスイッチング素子を設けてなることを特徴とし
ている。
【0018】なお、スイッチング素子としては、静電シ
ールドの電位が所定以上のとき、つまりサージが侵入し
た時に迅速に導通するものであればよく、トランジスタ
の使用も可能であるが、動作時間が短く、電流耐量に富
み、構造が単純で、組込みの容易性などの面から、放電
管や、逆極性に2個直列接続したツェナーダイオード
や、バリスタなどが好ましい。
ールドの電位が所定以上のとき、つまりサージが侵入し
た時に迅速に導通するものであればよく、トランジスタ
の使用も可能であるが、動作時間が短く、電流耐量に富
み、構造が単純で、組込みの容易性などの面から、放電
管や、逆極性に2個直列接続したツェナーダイオード
や、バリスタなどが好ましい。
【0019】本発明に係る通信用絶縁トランス装置は、
定常状態においては静電シールドが大地から完全に切離
された状態に保持され、サージが侵入した時だけスイッ
チング素子が導通して静電シールドが大地に電気的に接
続される。このため、たとえ不平衡伝送路に介挿された
場合であっても、定常状態において伝送信号の一部が静
電シールドを介して流れるようなことはない。したがっ
て、定常状態において広い周波数帯域に亘って伝送損失
を大幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で使用可能な
周波数帯域を広げることができる。また、サージが侵入
した時にはスイッチング素子が導通し、これによって静
電シールドが大地に電気的に接続されるので、静電シー
ルドに本来のシールド機能を良好に発揮させることがで
きる。
定常状態においては静電シールドが大地から完全に切離
された状態に保持され、サージが侵入した時だけスイッ
チング素子が導通して静電シールドが大地に電気的に接
続される。このため、たとえ不平衡伝送路に介挿された
場合であっても、定常状態において伝送信号の一部が静
電シールドを介して流れるようなことはない。したがっ
て、定常状態において広い周波数帯域に亘って伝送損失
を大幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で使用可能な
周波数帯域を広げることができる。また、サージが侵入
した時にはスイッチング素子が導通し、これによって静
電シールドが大地に電気的に接続されるので、静電シー
ルドに本来のシールド機能を良好に発揮させることがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係
る通信用絶縁トランス装置21を外線側の信号伝送路2
2と通信機器側の信号伝送路23との間に介在させた等
価回路例が示されている。
実施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係
る通信用絶縁トランス装置21を外線側の信号伝送路2
2と通信機器側の信号伝送路23との間に介在させた等
価回路例が示されている。
【0021】通信用絶縁トランス装置21は、図示しな
い鉄心に巻装された一次巻線24と二次巻線25とを備
えるとともに一次巻線24と二次巻線25との間に静電
シールド26を備えている。
い鉄心に巻装された一次巻線24と二次巻線25とを備
えるとともに一次巻線24と二次巻線25との間に静電
シールド26を備えている。
【0022】一次巻線24の両端はたとえば同軸ケーブ
ルによって構成された信号伝送路21の中心導体と外部
導体とに接続され、二次巻線25の両端はたとえば同軸
ケーブルによって構成された信号伝送路22の中心導体
と外部導体とに接続される。
ルによって構成された信号伝送路21の中心導体と外部
導体とに接続され、二次巻線25の両端はたとえば同軸
ケーブルによって構成された信号伝送路22の中心導体
と外部導体とに接続される。
【0023】静電シールド26は、ツェナーダイオード
27,28を逆極性に直列接続してなる双方向規定電圧
導通型のスイッチング素子29を介して接地端子30に
接続されている。そして、接地端子30は大地31に接
地される。
27,28を逆極性に直列接続してなる双方向規定電圧
導通型のスイッチング素子29を介して接地端子30に
接続されている。そして、接地端子30は大地31に接
地される。
【0024】なお、スイッチング素子29としては、静
電シールド26と大地31との間の電位差が数ボルト、
たとえば5ボルトを越えたとき導通するものが用いられ
ている。
電シールド26と大地31との間の電位差が数ボルト、
たとえば5ボルトを越えたとき導通するものが用いられ
ている。
【0025】このような構成であると、定常状態におい
ては、静電シールド26と大地31との間の電位差が5
ボルトを越えることはないので、スイッチング素子29
はオフ状態を維持する。このため、この図1に示すよう
に不平衡伝送路に介挿された場合であっても、定常状態
において伝送信号の一部が静電シールド26を介して大
地31に流れるようなことはない。
ては、静電シールド26と大地31との間の電位差が5
ボルトを越えることはないので、スイッチング素子29
はオフ状態を維持する。このため、この図1に示すよう
に不平衡伝送路に介挿された場合であっても、定常状態
において伝送信号の一部が静電シールド26を介して大
地31に流れるようなことはない。
【0026】したがって、図4中に破線で示すように、
定常状態において広い周波数帯域に亘って伝送損失を大
幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で使用可能な周波
数帯域を広げることができる。
定常状態において広い周波数帯域に亘って伝送損失を大
幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で使用可能な周波
数帯域を広げることができる。
【0027】また、サージが侵入して静電シールド26
と大地31との間の電位差が5ボルトを越えるとスイッ
チング素子29が導通して静電シールド26が大地31
に電気的に接続されるので、静電シールド26に本来の
シールド機能を良好に発揮させることができる。
と大地31との間の電位差が5ボルトを越えるとスイッ
チング素子29が導通して静電シールド26が大地31
に電気的に接続されるので、静電シールド26に本来の
シールド機能を良好に発揮させることができる。
【0028】なお、上述した例では、スイッチング素子
29として2つのツェナーダイオードを逆極性に直列接
続してなるものを用いているが、図2(a) に示すような
放電管32や、図2(b) に示すようなバリスタ33や、
あるいはトランジスタ等の半導体制御素子から選ばれた
単体もしくはこれらを組合せたものをスイッチング素子
として用いてもよい。また、上述した例では、不平衡伝
送路に介在させているが、平衡伝送路に介在させても何
等支障なく使用できることは勿論である。
29として2つのツェナーダイオードを逆極性に直列接
続してなるものを用いているが、図2(a) に示すような
放電管32や、図2(b) に示すようなバリスタ33や、
あるいはトランジスタ等の半導体制御素子から選ばれた
単体もしくはこれらを組合せたものをスイッチング素子
として用いてもよい。また、上述した例では、不平衡伝
送路に介在させているが、平衡伝送路に介在させても何
等支障なく使用できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
静電シールドと接地端子との間に規定電圧で導通するス
イッチング素子を介在させているので、不平衡伝送路へ
介挿して用いた場合であっても、広い周波数帯域に亘っ
て伝送損失を大幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で
使用可能な周波数帯域を広げることができる。また、サ
ージが侵入した場合には、静電シールドを速やかに大地
に接続することができ、静電シールドに本来のシールド
機能を良好に発揮させることができる。
静電シールドと接地端子との間に規定電圧で導通するス
イッチング素子を介在させているので、不平衡伝送路へ
介挿して用いた場合であっても、広い周波数帯域に亘っ
て伝送損失を大幅に低減でき、伝送損失を抑えた状態で
使用可能な周波数帯域を広げることができる。また、サ
ージが侵入した場合には、静電シールドを速やかに大地
に接続することができ、静電シールドに本来のシールド
機能を良好に発揮させることができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る通信用絶縁トランス
装置を信号伝送路へ介在させた例の等価回路図
装置を信号伝送路へ介在させた例の等価回路図
【図2】スイッチング素子の他の例を示す図
【図3】従来の通信用絶縁トランスを信号伝送路へ介在
させた例の等価回路図
させた例の等価回路図
【図4】従来の通信用絶縁トランスの伝送損失特性と本
発明に係る通信用絶縁トランス装置の伝送損失特性とを
比較して示す図
発明に係る通信用絶縁トランス装置の伝送損失特性とを
比較して示す図
【図5】従来の別の通信用絶縁トランスを信号伝送路へ
介在させた例の等価回路図
介在させた例の等価回路図
【図6】従来のさらに別の通信用絶縁トランスを信号伝
送路へ介在させた例の等価回路図
送路へ介在させた例の等価回路図
21…通信用絶縁トランス装置 22,23…信号伝送路 24…一次巻線 25…二次巻線 26…静電シールド 27,28…ツェナーダイオード 29…スイッチング素子 30…接地端子 31…大地 32…放電管 33…バリスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木島 均 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 在間 正裕 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】一次巻線と二次巻線との間に介挿された静
電シールドを接地端子を介して接地するようにした通信
用絶縁トランス装置において、前記静電シールドと前記
接地端子との間に、両者間の電位差が所定以上のときに
導通して上記静電シールドを上記接地端子に電気的に接
続するスイッチング素子を設けてなることを特徴とする
通信用絶縁トランス装置。 - 【請求項2】前記スイッチング素子は、サージが侵入し
たときに導通することを特徴とする請求項1に記載の通
信用絶縁トランス装置。 - 【請求項3】前記スイッチング素子は、ツェナーダイオ
ード,放電管,バリスタ,半導体制御素子から選ばれた
単体もしくは組合せで構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の通信用絶縁トランス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8222574A JPH1064740A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 通信用絶縁トランス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8222574A JPH1064740A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 通信用絶縁トランス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064740A true JPH1064740A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16784608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8222574A Pending JPH1064740A (ja) | 1996-08-23 | 1996-08-23 | 通信用絶縁トランス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064740A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004504710A (ja) * | 2000-07-22 | 2004-02-12 | エックス−テック システムズ リミテッド | X線源 |
| WO2008114370A1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Takaoka Electric Mfg.Co., Ltd. | 配電線搬送に使用される変圧器 |
| EP2658061A2 (en) | 2012-04-26 | 2013-10-30 | Sankosha Corporation | Communication line isolator |
| JP2024533701A (ja) * | 2021-09-23 | 2024-09-12 | イーゾーン エナジー アーエス | 改良された低emi変圧器 |
-
1996
- 1996-08-23 JP JP8222574A patent/JPH1064740A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004504710A (ja) * | 2000-07-22 | 2004-02-12 | エックス−テック システムズ リミテッド | X線源 |
| WO2008114370A1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-09-25 | Takaoka Electric Mfg.Co., Ltd. | 配電線搬送に使用される変圧器 |
| EP2658061A2 (en) | 2012-04-26 | 2013-10-30 | Sankosha Corporation | Communication line isolator |
| US9153955B2 (en) | 2012-04-26 | 2015-10-06 | Sankosha Corporation | Communication line isolator |
| JP2024533701A (ja) * | 2021-09-23 | 2024-09-12 | イーゾーン エナジー アーエス | 改良された低emi変圧器 |
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