JPH05268814A - 苗載台における苗の縦搬送装置 - Google Patents

苗載台における苗の縦搬送装置

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JPH05268814A
JPH05268814A JP4071218A JP7121892A JPH05268814A JP H05268814 A JPH05268814 A JP H05268814A JP 4071218 A JP4071218 A JP 4071218A JP 7121892 A JP7121892 A JP 7121892A JP H05268814 A JPH05268814 A JP H05268814A
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Yuichi Takeda
裕一 竹田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 田植機の苗載台における苗の縦搬送装置を小
形化した。 【構成】 苗載台(42)に苗送り機構(80A) を設け、同苗
載台(42)を左右往復動の行程端で、同苗送り機構(80A)
を間歇的に回動させて苗マット(75)を縦送りしながら、
植付爪(43)により苗の植付けを行うようにした田植機に
おいて、上記苗送り機構(80A) の苗送りベルト(76)表面
に設ける突起(76-3)の中間に、苗送りベルト(76)を作動
せしめる縦送り用従動カム(81)を入り込ませて対峙状に
位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は田植機に装備する苗載台
における苗の縦搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、田植機に装備する苗載台は、図1
1に示す如く同苗載台(200) に設ける苗送りベルト(20
1) の下側に、同苗送りベルト(201) を跨状に従動カム
(202) を設けて、同従動カム(202) を間歇的に上方に回
動する縦送り駆動用カム(203) により駆動して、苗送り
ベルト(201) を作動させる構造のものが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
においては、従動カム(202) と苗送りベルト(201) の突
起(204) との間隙が小さいために、同従動カム(202) が
上下方向に作動した場合は、苗送りベルト(201) の突起
(204) が当接して回動できないことがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、苗載台に苗
送り機構を設け、同苗載台を左右往復動の行程端で、同
苗送り機構を間歇的に回動させて苗マットを縦送りしな
がら、植付爪により苗の植付けを行うようにした田植機
において、上記苗送り機構の苗送りベルト表面に設ける
突起の中間に、苗送りベルトを作動せしめる縦送り用従
動カムを入り込ませて対峙状に位置させてなる苗載台に
おける苗の縦搬送装置を提供せんとするものである。
【0005】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、図1に示すAは乗用田植機であり、同乗用田植
機Aは、自走可能な走行部1の後方に植付部2を昇降リ
ンク機構3を介して連結し、同植付部2を昇降用油圧シ
リンダ4により昇降可能としている。
【0006】走行部1は、図1及び図2に示すように、
機体フレーム10上の前部にエンジン11を設け、後部に運
転部12を設けている。
【0007】そして、機体フレーム10の後部下側に、ミ
ッションケース13をエンジン11に連動連結して取付けて
いる。
【0008】また、機体フレーム10の前部下側には左右
横外側方に向けてそれぞれ左右フロントアクスルケース
15,15 を突設し、同ケース15,15 の先端に前車輪16,16
を取付けている。19はフロントアクスルケース15とミッ
ションケース13とを連動連結している伝動軸である。
【0009】また、機体フレーム10の後部には、リヤア
クスルケース17をミッションケース13に連動連結して取
付け、同ケース17の左右側面にそれぞれ後車輪18,18 を
取付けている。
【0010】また、20は床面、変速ガイド、フェンダ
ー、座席取付板20a 等を兼用するケーシング体であり、
FRP等の高剛性を有する合成樹脂により一体成形し
て、機体フレーム10上に張設している。
【0011】また、21はボンネットであり、エンジン11
と、後述する運転部12のステアリングシャフト23をカバ
ーしている。
【0012】また、上記した運転部12はエンジン11の直
後にステアリングシャフト23を立設し、同シャフト23の
上端にハンドル24を取付ける一方、同ハンドル24の直後
方に位置する座席取付板20a 上に座席25を載置してい
る。
【0013】また、30は、座席25の左側方の配設した変
速レバー、31はボンネット21の左側面より上方に突出さ
せた副変速レバー、32は座席25の右側に配設した植付部
昇降レバー、33はボンネット21の左側方に配設したクラ
ッチペダル、34はボンネット21の右側方に配設したブレ
ーキペダルである。
【0014】また、植付部2は図1に示すように、昇降
リンク機構3の後下部に植付ミッションケース40の前端
を左右揺動自在に取付け、同ケース40の下方にフロート
41を取付け、同ケース40の上方に苗載台42を取付け、同
ケース40の後端部に植付爪43を取付けている。44は、ミ
ッションケースと、植付ミッションケース40との間に介
設した伝動軸である。
【0015】また、昇降リンク機構3は、機体フレーム
10の後部の上下側にそれぞれトップリンク51の前端と左
右ロアリンク45,45 の前端をそれぞれ枢軸51a,51a によ
り上下回動自在に枢支し、同トップリンク51の後端と左
右ロアリンク45,45 の後端との間に昇降リンク機構側ヒ
ッチ部61を介設し、同ヒッチ部61を植付部2の前部に立
設した植付側ヒッチ部49に着脱自在に連設している。
【0016】そして、左右ロアリンク45,45 の前端に
は、それぞれ左右昇降用アーム46,46を立上り状に立設
し、両アーム46,46 の上端間と、機体フレーム10の中途
部との間に昇降用油圧シリンダ4を介設すると共に、両
アーム46,46 の上端間と左右ロアリンク45,45 の後端と
の間に連結ロッド48,48 を介設している。
【0017】また、図3及び図4において、70は苗載台
42の下端部42-1の裏面位置に配設する下向き凹状の苗台
支持レールで、四角形状の支持枠71上に左右方向移動自
在に載置されている。
【0018】72は支持枠71に一体的に連結する苗取出板
で、植付爪43を作動させるための切欠溝73を設けてい
る。74は苗載台42上の苗マット75を間歇的に縦送りして
下側の苗取出板72側へ供給する縦搬送装置であって、苗
送りベルト76、及び従動側上部ローラ77、並びに駆動側
下部ローラ78などにより構成されている。
【0019】そして、上記縦搬送装置74は駆動側下部ロ
ーラ78にて間歇駆動する構造であると共に、苗送りベル
ト76の張り側76-1に苗マット75を載せて、同苗マット75
を縦搬送するように構成している。76-2は苗送りベルト
76の弛み側である。
【0020】79は植付ケース、80は植付ケース79側に設
ける縦送り用駆動カムで、先端にローラ80-1を回転可能
に枢着していると共に、苗載台42の裏側に設ける縦送り
用従動カム81を間歇的に上向き方向に押動可能としてい
る。82は縦送り用従動カム81の左右両側に一体的に取付
けるカム連結部材で、断面がL字状となっている。
【0021】そして、同縦送り用従動カム81は、図5に
示す如く苗送りベルト76の突起76-3のない中間位置の凹
部空間76A に嵌った状態で位置している。
【0022】したがって、同縦送り用従動カム81が低い
状態で位置しているから、植付ケース79と苗載台42をよ
り接近させることができるものである。
【0023】そして、植付ケース79側の縦送り用駆動カ
ム80及び縦送り用従動カム81やカム連結部材82などによ
り苗送り機構80A を構成している。
【0024】83-1,83-2 は、縦送り用従動カム81を有す
るカム連結部材82の両側に固着する側板で、同側板83-
1,83-2 とカム連結部材82を一体的に連結して、苗送り
ベルト76を跨ぎ状となっている。
【0025】また、図5において、一方の側板83-1の基
部ボス側は断面形状が六角形をなす下部ローラ軸84に嵌
装されていると共に、他方の側板83-2の基部ボス側83-3
は、内部に一方クラッチ85を介してクラッチ軸86を配設
している。
【0026】87はクラッチ軸86の両側に連結するジョイ
ントで、同ジョイント87を介して駆動軸88とクラッチ軸
86を連動連結している。
【0027】89は他方の側板83-2の基部ボス側83-3の外
周の巻掛けた戻しバネ、90は他方の側板83-2に装着する
ゴム製のストッパーである。
【0028】次に、図6及び図7に示す縦送り用駆動カ
ム80の駆動機構について説明すると、91は植付ケース79
の入力軸で、傘歯車伝動機構92を介して植付本数変速軸
93を駆動する。そして、同植付本数変速軸93には植付爪
駆動用スプロケット94と変速歯車95,96,97を軸架してい
る。98は変速シフター、99は変速用スライダーで先端突
起部が、上部変速歯車95,96,97のいずれかと選択的に嵌
合するように構成されている。100 は伝動チェン、101
は、苗載台42を左右方向に往復移動せしめる移動手段10
2 を有する回動軸で、往復ネジなどを有すると共に、同
回動軸101 には前記変速歯車95,96,97と噛合う従動歯車
103,104,105 を固着している。
【0029】106 は回動軸101 に固着する回動カムで、
同回動カム106 は駆動カム軸107 上に固着する従動カム
108 と当接している。
【0030】109 は縦送り用駆動カム80の一方側に設け
るゴム製ストッパー、110 は駆動カム軸107 に巻掛けた
戻しバネで、縦送り用駆動カム80を戻し方向に付勢する
ものである。111 はバネ受け、112 はゴム製ストッパー
である。
【0031】また、図8において、113 は苗載台42に設
ける条止めクラッチ機構で、114 はクラッチ体、115 は
クラッチ体114 の両側に設けるクラッチ爪、116 は駆動
軸88とクラッチ体114 とを連結するピン、117 はクラッ
チ体114 を支持する軸受、118 は入り切りクラッチ、11
9 は同入り切りクラッチ118 を付勢するバネ体、120は
バネ受け、121 は操作レバーで、ワイヤー122 を連結し
ている。123 はブレーキ機構である。
【0032】また、図4において、124 は苗取量を調節
する苗取調節リンク125 は従動側上部ローラ77を上向き
方向に引き上げる引張りバネ、126 は苗補給センサーで
ある。
【0033】本発明の実施例は上記のように構成されて
おり、苗送り機構80A により苗載台42上の苗マット75を
下向きに縦送りする場合は、図7に示す回動カム106 に
より駆動カム軸107 上の従動カム108 及び縦送り用駆動
カム80を間歇的に作動させ、同時に苗載台42を移動手段
102 により左右方向に往復移動させる。
【0034】したがって、同苗載台42が左端、又は右端
まで移動したときに、縦送り用駆動カム80により縦送り
用従動カム81を上方へ回動させる。
【0035】そして、同縦送り用従動カム81の回動によ
り一方クラッチ85を介してクラッチ軸86を一行程だけ回
動させる。これにより、ジョイント87及び駆動軸88が回
動して下部ローラ軸84及び苗送りベルト76を間歇的に回
動させて苗マット75を下側に移動する。
【0036】次に、苗マット75を横方向に移動しながら
植付爪43によりり切断しながら植付けを行うものであ
る。
【0037】この場合に、苗送りベルト76の表面に設け
る突起76-3の中間に、縦送り用従動カム81を入り込ませ
て対峙状に位置させているから、同縦送り用従動カム81
が上下に作動しても苗送りベルト76と当接することな
く、その作動が円滑に行なわれるものである。
【0038】以上の如く、上記実施例によれば、苗載台
42に苗送り機構80A を設け、同苗載台42を左右往復動の
行程端で、同苗送り機構80A を間歇的に回動させて苗マ
ット75を縦送りしながら、植付爪43により苗の植付けを
行うようにした田植機において、苗送り機構80A の苗送
りベルト76表面に設ける突起76-3の中間に縦送り用従動
カム81を入り込ませて対峙状に位置させたものであるか
ら、同縦送り用従動カム81の揺動角を必要量だけ十分に
確保できると共に、同縦送り用従動カム81と苗送りベル
ト76との隙間が確保でき、したがって、苗送りベルト76
の間歇作動が円滑であり、苗マット75の所定量だけ確実
に縦送りすることができるものである。
【0039】しかも、苗マット75の縦送りが確実に行え
るので田植作業を能率的に行うことができるものであ
る。
【0040】また、図9及び図10は、苗取量を調節す
る苗取調節リンクに関する他の実施例を示すものであっ
て、130 は苗取調節リンクで、手元側調節レバー131 を
固着している。132 は苗取出板、133 は支持枠、134 は
苗取調節リンク130 に嵌合する連結具で下側のガイド板
135 に連結されている。
【0041】136 は苗取調節リンク130 を固着する横
軸、137 は縦送り用従動カム138-2 の下向き方向の戻り
量を調節するストッパーであって、上記横軸136 に固着
されていると共に、同ストッパー137 は苗載台側の横移
動距離以上の長さLを有している。138-1 は縦送り駆動
カム、138-3 は苗送りベルトである。
【0042】そして、苗取量調節リンクの回動により苗
載台側を上下動させる手元側調節レバー131 の横軸136
上に苗載台側の縦送り用従動カム138-2 を設けているの
で、苗取量の変化に対応して自動的に苗送り量の変化を
行なわせることができるものである。
【0043】したがって、上記実施例によれば、苗取調
節リンク130 の支点部のストッパー部材を追加するだけ
で苗の縦送り量を変化させることができ、即ち、苗取量
の変化に正比例して苗の縦送りを変化させることができ
るものである。
【0044】しかも、構造が簡単であると共に苗の縦送
り量の信頼性を高めることができるものである。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、苗載台に苗送り機構を
設け、同苗載台を左右往復動の行程端で、同苗送り機構
を間歇的に回動させて苗マットを縦送りしながら、植付
爪により苗の植付けを行うようにした田植機において、
上記苗送り機構の苗送りベルト表面に設ける突起の中間
に、苗送りベルトを作動せしめる縦送り用従動カムを入
り込ませて対峙状に位置させたものであるから、苗送り
機構の縦送り用従動カムと苗送りベルトの表面に設ける
突起とをラップさせた状態で位置させることができ、し
たがって、上記縦送り用従動カムと苗送りベルトを可及
的に接近させることができるものである。
【0046】しかも、縦送り用従動カムの揺動と苗送り
ベルトの回動が確実に行なわれるので苗の植付作業を能
率的に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る苗載台を具備する乗用田植機の側
面図。
【図2】同田植機の平面図。
【図3】本発明に係る苗載台の要部側面図。
【図4】同要部断面側面図。
【図5】同要部断面平面図。
【図6】植付ミッションケースの概略側面図。
【図7】同植付ミッションケースの断面平面図。
【図8】苗載台の条止めクラッチ部の説明図。
【図9】苗送り機構の他の実施例を示す概略側面図。
【図10】同概略平面図。
【図11】従来型の苗送り機構を示す概略側面図。
【符号の説明】
42 苗載台 43 植付爪 75 苗マット 76 苗送りベルト 76-3 突起 80A 苗送り機構 81 縦送り用従動カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台(42)に苗送り機構(80A) を設け、
    同苗載台(42)を左右往復動の行程端で、同苗送り機構(8
    0A) を間歇的に回動させて苗マット(75)を縦送りしなが
    ら、植付爪(43)により苗の植付けを行うようにした田植
    機において、 上記苗送り機構(80A) の苗送りベルト(76)表面に設ける
    突起(76-3)の中間に、苗送りベルト(76)を作動せしめる
    縦送り用従動カム(81)を入り込ませて対峙状に位置させ
    てなる苗載台における苗の縦搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272228A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機
JP2020156477A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 苗縦送り機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002272228A (ja) * 2001-03-21 2002-09-24 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機
JP2020156477A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 苗縦送り機構

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