JPH05270003A - インクジェット記録ヘッドおよびそのフィルター固定方法 - Google Patents
インクジェット記録ヘッドおよびそのフィルター固定方法Info
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- JPH05270003A JPH05270003A JP7097492A JP7097492A JPH05270003A JP H05270003 A JPH05270003 A JP H05270003A JP 7097492 A JP7097492 A JP 7097492A JP 7097492 A JP7097492 A JP 7097492A JP H05270003 A JPH05270003 A JP H05270003A
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Abstract
とし、バリのインク流路へのはみ出しおよび異物発生を
抑え、熱融着時のフィルターの変形を抑える。 【構成】フィルター1を、熱融着部である円柱状の突起
部2bおよびその内周に凹部を介して突起部4を設けた
フィルター固定部2に載置した後、熱融着用治具3でフ
ィルター1を押え込み、熱溶着冶具3でフィルター1お
よびフィルター固定部2の熱融着部を加熱し、フィルタ
ーを熱融着して固定することを特徴とする。
Description
ターを有するインクジェット記録ヘッドおよびそのフィ
ルター固定方法に関するものである。
ク流路中にはインク流路内への気泡進入および異物進入
を防ぐためにフィルターを介在させている。このフィル
ターの固定方法としては、フィルターをフィルター固定
部に嵌合した後、熱融着法によって固定する特開昭60
−48363号公報に示されたような固定方法が知られ
ている。
面図である。図において円筒フィルター固定部11は比
較的硬度の高い材料、例えばガラス、石英ガラス、ステ
ンレス等の金属あるいはセラミックス等で形成されてい
る。また、細孔10を有する円筒フィルター9は円筒フ
ィルター固定部11より融点の高い材料で形成されてい
る。
録ヘッド内に形成されているインク流路12中に嵌合し
た後、嵌合部分をヒーター等で加熱し、熱融着法により
固定をする。上記の構造によればインク流路12中に存
在もしくは進入した気泡および異物は円筒フィルター9
によって円筒フィルター9以降のインク流路12内への
進入を阻止される。
ルター9をインク流路12中に嵌合し熱融着法により固
定する方法では、円筒フィルター9をインク流路12内
に嵌合する際、円筒フィルター9とインク流路12との
はめあいがきついと、図7のように円筒フィルター9お
よび円筒フィルター固定部12に応力が加わり、円筒フ
ィルター9の形状が変化したり細孔10が潰れたり、円
筒フィルター固定部11の形状が変わってしまう可能性
がある。さらに、円筒フィルター固定部11が硬度の高
い材料で構成されていると、円筒フィルター固定部11
に亀裂等が発生し、この亀裂からインク漏れが発生する
可能性がある。また、円筒フィルター9が図8のような
流路方向に薄い円盤形状であれば、円筒フィルター9の
変形はさらに大きくなる可能性があるため、円盤形状の
フィルターの固定は従来の嵌合の方法では難がある。ま
た、円筒フィルター9が流路方向に長くなると、円筒フ
ィルター固定部11との接触部が増加し、嵌合時の発生
応力はさらに大きくなる。
フィルター9とインク流路12との接触面積が小さくな
り、熱融着が不十分となって円筒フィルター9を十分固
定できない可能性が生じる。
嵌合の程度によって固定の程度が左右されるため、嵌合
の程度を管理しなければならないという問題点があっ
た。
11の円周にバリ13が発生し(図7参照)、円筒フィ
ルター9の細孔10に円筒フィルター固定部11のバリ
や溶融物が入り込む可能性がある。この結果、細孔10
が塞がり、細孔10の流路抵抗が増しインク供給が悪く
なる。また、円筒フィルター9の下流側のバリ13aが
離脱し異物となり円筒フィルター9の下流側のインク流
路12内に入り込み、インク流路12を塞ぐ可能性があ
る。この結果、インク供給が不十分となりドット抜けを
生じたり、前記離脱バリによるノズルの目詰まり等が発
生するという問題点もあった。
を解決するもので、その目的とするところは、フィルタ
ーを固定する際にフィルターをその形状を変形させずに
確実に固定し、同時にバリの発生を抑え、異物を発生さ
せず、インク供給を悪化させないインクジェット記録ヘ
ッドおよびそのフィルターの固定方法を提供することに
ある。
記録ヘッドは、インクを吐出するためのノズルと、この
ズルに連通するインク流路と、このインク流路中にフィ
ルターを固定するためのフィルター固定部とを有するイ
ンクジェット記録ヘッドであって、前記フィルター固定
部のフィルター固定面上に複数の円柱状の突起部を設
け、且つ前記フィルター固定部の内周に凹部を介して突
起部を設け、前記フィルターを前記フィルター固定面に
熱融着したことを特徴とする。
続く面にテーパーを設けたことを特徴とする請求項1に
記載のインクジェット記録ヘッド。
の内側にフィルターを支えるリブを設けたことを特徴と
する。
のフィルター固定方法は、インクを吐出するためのノズ
ルと、このノズルに連通するインク流路と、このインク
流路中にフィルターを固定するためのフィルター固定部
とを有するインクジェット記録ヘッドの固定方法であっ
て、前記フィルター固定部のフィルター固定面上に複数
の円柱状の突起部を設け、且つ前記フィルター固定部の
内周に凹部を介して突起部を設け、前記フィルターを前
記フィルター固定部上に載置した後、熱溶着治具で押え
込み熱融着することを特徴とする。
明する。
の第1実施例の要部構造並びにその製造方法を説明する
ための図である。図1(a)はインクジェット記録ヘッ
ドのインク流路におけるフィルター固定部の正面図、図
1(b)は図1(a)のA−A断面図を示す。
のような比較的硬度の高い材料、例えばガラス、石英ガ
ラス、ステンレス等の金属あるいはセラミックス等でな
くてもよく、熱により溶融する材料、例えばプラスチッ
ク樹脂等の高分子材料で形成されている。フィルター固
定部2のフィルター固定面2a上には円柱状の突起部2
bが円環状に8本配置され、かつ、その内周には凹部2
dを介して環状にフィルター固定面2aよりも一段低い
突起部4を設けてある。
点が高い材料、例えば、ステンレス等の金属で形成され
ている。フィルター1の細孔8は円筒形状に限らず、メ
ッシュ状や繊維状でもよく、気泡や異物が遮断可能な構
造であればよい。
ター固定面2aの幅よりも小さく、熱溶着時に折れてし
まう程小さくなければ、問題無い。また、突起部2bの
本数は多いほどよくフィルター固定面2a内に配列可能
であればよい。
たフィルター固定部2からの離型をよくするために、そ
の表面に共析メッキまたはPTFE蒸着処理等の撥水処
理を施してある。
1をインクジェット記録ヘッド内のインク流路における
フィルター固定部2に設置した後、上部から、円環状の
突起部3aを有し、あらかじめ加熱された熱融着用治具
3でフィルター1を押え込む。この結果、突起部3aか
らフィルター1、フィルター固定面2a、および円柱状
の突起部2bに熱が伝播され、フィルター固定面2aお
よび円柱状の突起部2bが加熱され、溶融し、フィルタ
ー1の細孔8に入り込む。そして、フィルター固定面2
aおよび、フィルター1内に入り込んだ円柱状の突起部
2bが固化すると、図2に示すようにフィルター細孔や
繊維と絡み合い、フィルター1はフィルター固定部2に
固定される。
融着の際にフィルター1をインク流路5内に嵌合させる
ことがないため、嵌合時の応力の発生によるインク流路
5およびフィルター1の変形は発生しない。このため、
フィルターが円盤状のように薄くてもフィルターを変形
させることなく溶着が可能となり、フィルターの選択の
自由度が向上する。また、フィルター1が円盤状であれ
ばフィルター1の細孔8の長さが短くできるので、フィ
ルターの流路抵抗が小さくなり、インク供給が良くな
る。
のように嵌合がゆるくてフィルター1とフィルター固定
部の接触面積が小さく十分な熱融着ができないというこ
とがない。さらに、フィルター固定部の円柱状の突起部
2bがフィルター内部に入り込んだ状態で溶融固化する
ため、フィルター固定面2aでの溶着と合わせ、確実に
フィルター1を融着できる。このため、従来のような嵌
合の程度の管理が不必要となる。また、円柱上の突起部
2bがフィルター1の細孔や繊維に入り込むことで溶着
時にフィルターが位置ずれすることなく所望の位置に固
定できる。
状の突起部4の存在により、図2に示すようにフィルタ
ー固定部2の熱融着部の角部2cの肉が、融着後にイン
ク流路5側に溶け出し、バリ6となっても、突起部4に
よってその広がりを遮断され、凹部2dに収容され、イ
ンク流路5内まではみ出すことはない。このため、バリ
6のインク流路5へのはみ出しがなく、また、バリ6が
離脱し異物となってインク流路5に流れることもなくな
る。なお、突起部4はフィルター固定面よりも一段低い
位置にあるので熱溶着時にフィルターと熱溶着されるこ
とはない。
質をステンレスに、一方、フィルター固定部2の材質を
ポリカーボネート等のプラスチック樹脂にした場合、た
いへん良好な固定が得られた。また、熱融着治具3に撥
水処理を施さず、フィルター1と熱融着治具3との間に
PTFE処理された撥水シートを挟み融着をしても良好
な固定が得られた。
の第2実施例を示す断面図である。図において、図1に
示したフィルター固定面2aの凹部2dに続く面上の熱
溶着部の角部2cをテーパー状にしてある。この様な構
造によれば、熱溶着時、フィルター固定部2の角部2c
の肉が少ないためバリ6の発生程度は小さくなる。この
ため、バリ6のインク流路5へのはみだす程度も小さく
なる。結果、安定したインク供給が可能となり、製造上
の歩留まりも向上可能となる。
の第3実施例を示す構造図である。図4(a)は正面
図、図4(b)は図4(a)のB−B断面図である。図
において図1のインク流路5内にフィルター1の面部に
対して垂直にリブ7を数本設けてある。
円盤状のように薄くても熱融着時にリブ7がフィルター
1の反りを阻止しフィルター1を変形させることなく安
定した熱融着が可能となる。また、熱融着治具3の加圧
条件や形状に関係なくフィルター1を変形させずに固定
が可能となるため製造上の管理が容易となる。
び気泡、異物等を除くためにノズル側から吸引ポンプ等
でインクを吸引するクリーニング動作等をおこなってフ
ィルターに強力な圧力を加える場合でも、反り等が生じ
ることが無いため、固定部分に応力が加わり剥がれるこ
とがない。
の直径より小さくなってはいけない。小さいとリブ7が
細孔8を通過したり、強度がなく破壊しやすくなる。ま
た、リブ7の数は多すぎるとインク流路の抵抗を増すこ
とになるため、3〜4本が適当である。なお、リブ7の
形は円形に限らず、矩形、楕円形等の形状でも可能であ
る。また、リブ7の配置はインクの流れを妨げる配列で
なければどんな配列でもよい。さらに、リブ7の先端が
フィルター1に接触した状態で軽く融着されても問題は
ない。
の流路構造を示す概略断面図である。図において、イン
クはインクタンク14から、ダンパー15、インク室1
6、インク供給口17を通じ圧力室18に入り、圧力室
18内に圧力を発生させる素子20により圧力を伝播さ
れ、ノズル19から吐出する。
ンク14とダンパー15間にフィルター21を、ダンパ
ー15とインク室16間にフィルター22を固定した結
果、フィルター21、22を変形させることなく良好に
固定する事ができた。なお、固定箇所は両方でなくとも
どちらか一方でも十分なフィルター機能が得られた。な
お上記の実施例は円形状のフィルターについて述べた
が、フィルターの形状は円形状に限らず、矩形または楕
円形等の形状でも可能である。また、流路の断面形状も
円形状に限らず、矩形、楕円形等の形状でも可能であ
る。
ー固定部に熱融着する際、バリのインク流路へのはみ出
し、異物発生を抑えることが可能となるため、安定した
インク供給が可能となる。また、フィルターを挟み込
み、フィルター固定部の円柱状の突起部がフィルター内
部まで確実に入り込んで熱融着するため、固定強度が向
上する。また、嵌合の程度の管理が不必要となるため、
製造上の歩留まり向上につながる。
ドの第1実施例ならびにその製造方法を示す正面図とA
−A断面図である。
る。
例を示す断面図である。
ッドの第3実施例を示す正面図とB−B断面図である。
を示す慨略断面図である。
る。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 インクを吐出するためのノズルと、この
ノズルに連通するインク流路と、このインク流路中にフ
ィルターを固定するためのフィルター固定部とを有する
インクジェット記録ヘッドであって、 前記フィルター固定部のフィルター固定面上に複数の円
柱状の突起部を設け、且つ前記フィルター固定部の内周
に凹部を介して突起部を設け、前記フィルターを前記フ
ィルター固定面に熱融着したことを特徴とするインクジ
ェット記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記フィルター固定面の前記凹部に続く
面にテーパーを設けたことを特徴とする請求項1に記載
のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記フィルター固定部の内側にフィルタ
ーを支えるリブを設けたことを特徴とする請求項1また
は2に記載のインクジェット記録ヘッド。 - 【請求項4】 インクを吐出するためのノズルと、この
ノズルに連通するインク流路と、このインク流路中にフ
ィルターを固定するためのフィルター固定部とを有する
インクジェット記録ヘッドのフィルター固定方法であっ
て、 前記フィルター固定部のフィルター固定面上に複数の円
柱状の突起部を設け、且つ前記フィルター固定部の内周
に凹部を介して突起部を設け、前記フィルターを前記フ
ィルター固定部上に載置した後、熱溶着治具で押え込み
熱融着することを特徴とするインクジェット記録ヘッド
のフィルター固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097492A JP3175273B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | インクジェット記録ヘッド、およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097492A JP3175273B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | インクジェット記録ヘッド、およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270003A true JPH05270003A (ja) | 1993-10-19 |
| JP3175273B2 JP3175273B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=13447006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7097492A Expired - Lifetime JP3175273B2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | インクジェット記録ヘッド、およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175273B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272806A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | 液体噴射ヘッド用フィルタ及び液体噴射装置 |
| JP2007076093A (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-29 | Brother Ind Ltd | インクジェット式記録装置 |
| KR100850394B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2008-08-04 | 후지필름 디마틱스, 인크. | 잉크 젯 프린팅 모듈 및 그 제조 방법 |
| JP2012030227A (ja) * | 2011-09-16 | 2012-02-16 | Seiko Epson Corp | 液状体吐出ヘッドおよび液状体吐出装置 |
| JP2016049725A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | セイコーエプソン株式会社 | 流路部材、インクジェットヘッド及びインクジェットプリンター |
| JP2019025822A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | ブラザー工業株式会社 | 液体消費装置 |
| JP2022010170A (ja) * | 2017-07-31 | 2022-01-14 | ブラザー工業株式会社 | 液体消費装置 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7097492A patent/JP3175273B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100850394B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2008-08-04 | 후지필름 디마틱스, 인크. | 잉크 젯 프린팅 모듈 및 그 제조 방법 |
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| JP2022010170A (ja) * | 2017-07-31 | 2022-01-14 | ブラザー工業株式会社 | 液体消費装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3175273B2 (ja) | 2001-06-11 |
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