JPH05270117A - 熱転写記録媒体再生装置 - Google Patents
熱転写記録媒体再生装置Info
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- JPH05270117A JPH05270117A JP10180292A JP10180292A JPH05270117A JP H05270117 A JPH05270117 A JP H05270117A JP 10180292 A JP10180292 A JP 10180292A JP 10180292 A JP10180292 A JP 10180292A JP H05270117 A JPH05270117 A JP H05270117A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱溶融転写記録方式において、熱転写記録媒
体を繰返し使用して安定した印字品質で転写記録ができ
るようにする再生装置,あるいはそのような再生手段を
有する熱転写記録装置を得る。 【構成】 熱転写記録媒体再生装置が、転写に使用した
熱転写記録媒体1に対し、基材フィルム側1aからエン
ドレスフィルム状などの絶縁性物3aを密着させる絶縁
物密着手段、絶縁性物3aを密着させた熱転写記録媒体
に帯電処理を施し、溶融性インキ層が被転写体に転写し
た後の熱転写記録媒体の残存部分を帯電させる帯電手段
5、熱転写記録媒体の帯電させた部分にトナー6を付着
させるトナー供給手段7、付着させたトナーを熱定着さ
せるトナー定着手段8を有する。
体を繰返し使用して安定した印字品質で転写記録ができ
るようにする再生装置,あるいはそのような再生手段を
有する熱転写記録装置を得る。 【構成】 熱転写記録媒体再生装置が、転写に使用した
熱転写記録媒体1に対し、基材フィルム側1aからエン
ドレスフィルム状などの絶縁性物3aを密着させる絶縁
物密着手段、絶縁性物3aを密着させた熱転写記録媒体
に帯電処理を施し、溶融性インキ層が被転写体に転写し
た後の熱転写記録媒体の残存部分を帯電させる帯電手段
5、熱転写記録媒体の帯電させた部分にトナー6を付着
させるトナー供給手段7、付着させたトナーを熱定着さ
せるトナー定着手段8を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱転写に使用した熱
転写記録媒体を再使用できるようにする熱転写記録媒体
再生装置およびそのような再使用のための手段を有する
熱転写記録装置に関する。
転写記録媒体を再使用できるようにする熱転写記録媒体
再生装置およびそのような再使用のための手段を有する
熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ワードプロセッサーをはじめコン
ピューターの端末のプリンター、ファクシミリ、複写機
等の記録装置において、サーマルヘッド等の発熱素子を
用いた熱転写記録方式が、音が小さいこと、装置が比較
的廉価でコンパクトであること、操作が容易で信頼性が
高いこと等の点から広く用いられており、中でも熱溶融
転写記録方式と称される記録方式が広く用いられてい
る。
ピューターの端末のプリンター、ファクシミリ、複写機
等の記録装置において、サーマルヘッド等の発熱素子を
用いた熱転写記録方式が、音が小さいこと、装置が比較
的廉価でコンパクトであること、操作が容易で信頼性が
高いこと等の点から広く用いられており、中でも熱溶融
転写記録方式と称される記録方式が広く用いられてい
る。
【0003】この熱溶融転写記録方式においては、熱溶
融性物質と顔料等の着色材とからなる熱溶融性インキ層
をプラスチックフィルム等の基材上に設けたものを熱転
写記録媒体として使用し、その熱溶融性インキ層を、サ
ーマルヘッド等の発熱素子を用いて加熱溶融させ、記録
紙上に移行させて転写画像を形成する。しかしながら、
この場合に使用する熱転写記録媒体は、一度転写記録を
行うと記録画像部分の熱溶融性インキ層がそれから抜け
るので、繰返して転写記録に使用することができない。
そのために、記録コストを低減化できないという問題が
あった。
融性物質と顔料等の着色材とからなる熱溶融性インキ層
をプラスチックフィルム等の基材上に設けたものを熱転
写記録媒体として使用し、その熱溶融性インキ層を、サ
ーマルヘッド等の発熱素子を用いて加熱溶融させ、記録
紙上に移行させて転写画像を形成する。しかしながら、
この場合に使用する熱転写記録媒体は、一度転写記録を
行うと記録画像部分の熱溶融性インキ層がそれから抜け
るので、繰返して転写記録に使用することができない。
そのために、記録コストを低減化できないという問題が
あった。
【0004】そこで、熱転写記録媒体を多数回繰返して
転写記録に使用できるようにするために、熱転写記録媒
体に対して種々の構成が提案されており、熱溶融性イン
キ層を複数のインキ層から構成し、転写記録時に少しず
つインキ層が剥れていくようにしたものなどが実用化さ
れている。
転写記録に使用できるようにするために、熱転写記録媒
体に対して種々の構成が提案されており、熱溶融性イン
キ層を複数のインキ層から構成し、転写記録時に少しず
つインキ層が剥れていくようにしたものなどが実用化さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱転写
記録媒体の熱溶融性インキ層を複数のインキ層から構成
したものは、インキ層が剥れていくに従って印字品質が
低下し、また、印字回数もインキ層の積層数に限られて
いるという問題があった。
記録媒体の熱溶融性インキ層を複数のインキ層から構成
したものは、インキ層が剥れていくに従って印字品質が
低下し、また、印字回数もインキ層の積層数に限られて
いるという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来技術の課題を
解決しようとするものであり、熱溶融転写記録方式につ
いて、熱転写記録媒体を繰返し使用して安定した印字品
質で転写記録ができるようにする再生装置を提供するこ
と、およびそのような再生手段を有する熱転写記録装置
を提供すること目的とする。
解決しようとするものであり、熱溶融転写記録方式につ
いて、熱転写記録媒体を繰返し使用して安定した印字品
質で転写記録ができるようにする再生装置を提供するこ
と、およびそのような再生手段を有する熱転写記録装置
を提供すること目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、基材フィルム及びその上に積層され
た熱溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体の熱溶融性
インキ層を被転写体に転写させた後の熱転写記録媒体に
対し、基材フィルム側から絶縁性物を密着させる絶縁物
密着手段、絶縁性物を密着させた熱転写記録媒体に帯電
処理を施し、溶融性インキ層が被転写体に転写した後の
熱転写記録媒体の残存部分を帯電させる帯電手段、熱転
写記録媒体の帯電させた部分にトナーを付着させるトナ
ー供給手段、付着させたトナーを熱定着させるトナー定
着手段を有することを特徴とする熱転写記録媒体再生装
置を提供する。
めに、この発明は、基材フィルム及びその上に積層され
た熱溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体の熱溶融性
インキ層を被転写体に転写させた後の熱転写記録媒体に
対し、基材フィルム側から絶縁性物を密着させる絶縁物
密着手段、絶縁性物を密着させた熱転写記録媒体に帯電
処理を施し、溶融性インキ層が被転写体に転写した後の
熱転写記録媒体の残存部分を帯電させる帯電手段、熱転
写記録媒体の帯電させた部分にトナーを付着させるトナ
ー供給手段、付着させたトナーを熱定着させるトナー定
着手段を有することを特徴とする熱転写記録媒体再生装
置を提供する。
【0008】また、基材フィルム及びその上に積層され
た熱溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体を加熱し、
熱溶融性インキ層を被転写体に転写させて記録を行う熱
転写記録装置において、熱溶融性インキ層を被転写体に
転写させた後の熱転写記録媒体に対し、基材フィルム側
から絶縁性物を密着させる絶縁物密着手段、絶縁性物を
密着させた熱転写記録媒体に帯電処理を施し、溶融性イ
ンキ層が被転写体に転写した後の熱転写記録媒体の残存
部分を帯電させる帯電手段、熱転写記録媒体の帯電させ
た部分にトナーを付着させるトナー供給手段、付着させ
たトナーを熱定着させるトナー定着手段を有することを
特徴とする熱転写記録装置を提供する。
た熱溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体を加熱し、
熱溶融性インキ層を被転写体に転写させて記録を行う熱
転写記録装置において、熱溶融性インキ層を被転写体に
転写させた後の熱転写記録媒体に対し、基材フィルム側
から絶縁性物を密着させる絶縁物密着手段、絶縁性物を
密着させた熱転写記録媒体に帯電処理を施し、溶融性イ
ンキ層が被転写体に転写した後の熱転写記録媒体の残存
部分を帯電させる帯電手段、熱転写記録媒体の帯電させ
た部分にトナーを付着させるトナー供給手段、付着させ
たトナーを熱定着させるトナー定着手段を有することを
特徴とする熱転写記録装置を提供する。
【0009】以下、この発明の実施例の再生装置および
熱転写記録装置を図面に基づいて詳細に説明する。な
お、各図中、同一符号は同一または同等の構成要素を表
している。
熱転写記録装置を図面に基づいて詳細に説明する。な
お、各図中、同一符号は同一または同等の構成要素を表
している。
【0010】図1はこの発明の再生装置の説明図であ
る。同図の再生装置は、熱溶融性インキ層を被転写体に
転写させた後の使用済みの熱転写記録媒体1を巻き回し
た状態で収容する使用済熱転写記録媒体収容手段2、ベ
ルト状のエンドレスフィルムとなっている絶縁性物3a
を保持し、この絶縁性物3aをローラ4において熱転写
記録媒体1の基材フィルム側から密着させる絶縁物密着
手段、絶縁性物3aが密着した熱転写記録媒体1に対し
その両面から帯電処理を施す帯電手段5、帯電処理を施
した熱転写記録媒体にトナー6をローラで付着させるト
ナー供給手段7、付着させたトナーを熱ローラで熱定着
させるトナー定着手段8、再生した熱転写記録装置を巻
き取る巻取ローラ9からなっている。
る。同図の再生装置は、熱溶融性インキ層を被転写体に
転写させた後の使用済みの熱転写記録媒体1を巻き回し
た状態で収容する使用済熱転写記録媒体収容手段2、ベ
ルト状のエンドレスフィルムとなっている絶縁性物3a
を保持し、この絶縁性物3aをローラ4において熱転写
記録媒体1の基材フィルム側から密着させる絶縁物密着
手段、絶縁性物3aが密着した熱転写記録媒体1に対し
その両面から帯電処理を施す帯電手段5、帯電処理を施
した熱転写記録媒体にトナー6をローラで付着させるト
ナー供給手段7、付着させたトナーを熱ローラで熱定着
させるトナー定着手段8、再生した熱転写記録装置を巻
き取る巻取ローラ9からなっている。
【0011】また、図2はこの発明の熱転写記録装置の
説明図であり、図1に示した再生装置を内臓したものと
なっている。すなわち、同図の熱転写記録装置は、従来
の熱転写記録装置と同様に、熱転写記録媒体1の熱溶融
性インキ層を画像情報にしたがって選択的に加熱溶融
し、記録紙等の被転写体10に転写するサーマルヘッド
等の加熱手段11を有し、さらに図1と同様に、ベルト
状のエンドレスフィルムとなっている絶縁性物3aを熱
転写記録媒体1の基材フィルム側から密着させる絶縁物
密着手段、絶縁性物3aが密着した熱転写記録媒体1に
両面から帯電処理を施す帯電手段5、帯電処理を施した
熱転写記録媒体にトナー6を付着させるトナー供給手段
7、付着させたトナーを熱定着させるトナー定着手段8
を有している。
説明図であり、図1に示した再生装置を内臓したものと
なっている。すなわち、同図の熱転写記録装置は、従来
の熱転写記録装置と同様に、熱転写記録媒体1の熱溶融
性インキ層を画像情報にしたがって選択的に加熱溶融
し、記録紙等の被転写体10に転写するサーマルヘッド
等の加熱手段11を有し、さらに図1と同様に、ベルト
状のエンドレスフィルムとなっている絶縁性物3aを熱
転写記録媒体1の基材フィルム側から密着させる絶縁物
密着手段、絶縁性物3aが密着した熱転写記録媒体1に
両面から帯電処理を施す帯電手段5、帯電処理を施した
熱転写記録媒体にトナー6を付着させるトナー供給手段
7、付着させたトナーを熱定着させるトナー定着手段8
を有している。
【0012】図3は、この発明の別の態様の熱転写記録
装置の説明図である。図2に示した熱転写記録装置と同
様に、被転写体10に転写するサーマルヘッド等の加熱
手段11、絶縁物密着手段、帯電手段5、トナー供給手
段7、トナー定着手段8を有しているが、この絶縁物密
着手段は、エンドレスフィルム状の絶縁性物を熱転写記
録媒体1に密着させるものではなく、ローラ状の絶縁性
物3bを熱転写記録媒体1に密着させるものとなってお
り、帯電手段5も熱溶融性インキ層側から帯電処理を施
すようになっている。
装置の説明図である。図2に示した熱転写記録装置と同
様に、被転写体10に転写するサーマルヘッド等の加熱
手段11、絶縁物密着手段、帯電手段5、トナー供給手
段7、トナー定着手段8を有しているが、この絶縁物密
着手段は、エンドレスフィルム状の絶縁性物を熱転写記
録媒体1に密着させるものではなく、ローラ状の絶縁性
物3bを熱転写記録媒体1に密着させるものとなってお
り、帯電手段5も熱溶融性インキ層側から帯電処理を施
すようになっている。
【0013】以上のようなこの発明の装置において、絶
縁物密着手段で熱転写記録媒体1に密着させる絶縁性物
としては、絶縁性の紙やプラスチックなどを使用するこ
とができ、より具体的には、たとえば、コンデンサー
紙、上質紙、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、エポキ
シ、ポリスチレン、シリコーン、テフロン、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリイミド、アラミド、セロファンな
どのフィルムやローラを使用することができる。
縁物密着手段で熱転写記録媒体1に密着させる絶縁性物
としては、絶縁性の紙やプラスチックなどを使用するこ
とができ、より具体的には、たとえば、コンデンサー
紙、上質紙、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、エポキ
シ、ポリスチレン、シリコーン、テフロン、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリイミド、アラミド、セロファンな
どのフィルムやローラを使用することができる。
【0014】また、帯電手段5としては、非接触方式の
コロトロン、スコロトロン、固体放電素子、針電極など
や、接触方式のローラー帯電、導電性ブラシなどを使用
することができる。
コロトロン、スコロトロン、固体放電素子、針電極など
や、接触方式のローラー帯電、導電性ブラシなどを使用
することができる。
【0015】トナー供給手段7としては、一般的な電子
写真の現像装置を用いることができ、静電力、磁力、重
力などを利用したインプレッション方式、プロジェクシ
ョン方式などの乾式現像方式や、電気泳動、液流を用い
る湿式現像を使用することができる。また、この場合に
使用するトナーとしては、種々の熱溶融性トナーを用い
ることができ、その形態も粉体や液体のいずれでもよい
が、再生後に転写を繰返す際の印字性能を安定化させる
点から、再生する当該熱転写記録媒体に使用されている
熱溶融性インキ層と同質のものを使用することが好まし
い。
写真の現像装置を用いることができ、静電力、磁力、重
力などを利用したインプレッション方式、プロジェクシ
ョン方式などの乾式現像方式や、電気泳動、液流を用い
る湿式現像を使用することができる。また、この場合に
使用するトナーとしては、種々の熱溶融性トナーを用い
ることができ、その形態も粉体や液体のいずれでもよい
が、再生後に転写を繰返す際の印字性能を安定化させる
点から、再生する当該熱転写記録媒体に使用されている
熱溶融性インキ層と同質のものを使用することが好まし
い。
【0016】トナー定着手段8としては、熱ローラを用
い加熱加圧して定着させるものが好ましいが、赤外線ラ
ンプ、キセノンフラッシュ、面状ヒータなどの加熱装置
も使用することができ、さらにドクターブレード、スム
ージングバーなどの平滑化装置を併用することもでき
る。
い加熱加圧して定着させるものが好ましいが、赤外線ラ
ンプ、キセノンフラッシュ、面状ヒータなどの加熱装置
も使用することができ、さらにドクターブレード、スム
ージングバーなどの平滑化装置を併用することもでき
る。
【0017】なお、この発明の再生装置あるいは熱転写
記録装置に適用できる熱転写記録媒体としては、従来よ
り熱溶融転写記録方式で使用されている熱転写記録媒体
を広くあげることができる。すなわち、基材フィルムと
その上に積層された熱溶融性インキ層からなるものを適
用できる。この場合、基材フィルムの絶縁性が熱溶融性
インキ層の絶縁性よりも大きいものが好ましく、例えば
基材フィルムとしては、絶縁性のコンデンサーペーパー
などの薄紙、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィル
ム、ポリイミドフィルム、アラミドフィルム、セロファ
ンなどのプラスチックフィルムを使用することができ
る。また、熱溶融性インキ層の着色材としては、公知の
顔料や染料、例えばジアゾイエロー系顔料、モノアゾレ
ッド系顔料、フタロシアニン系顔料、カーボンブラック
等の顔料やアゾ系染料、アントラキノン系染料、スチリ
ル系染料等の染料を使用することができ、また、熱溶融
性インキ層の熱溶融性物質としては、ポリエチレン樹
脂、ポリスチレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、ブチラール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
等の熱可塑性樹脂やポリエチレンワックス、石油樹脂ワ
ックス、パラフィンワックス、ライスワックス、エステ
ルワックス、酸化ワックス、カルナバワックス、キャン
デリラワッックス等のワックスなどを使用することがで
きる。
記録装置に適用できる熱転写記録媒体としては、従来よ
り熱溶融転写記録方式で使用されている熱転写記録媒体
を広くあげることができる。すなわち、基材フィルムと
その上に積層された熱溶融性インキ層からなるものを適
用できる。この場合、基材フィルムの絶縁性が熱溶融性
インキ層の絶縁性よりも大きいものが好ましく、例えば
基材フィルムとしては、絶縁性のコンデンサーペーパー
などの薄紙、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィル
ム、ポリイミドフィルム、アラミドフィルム、セロファ
ンなどのプラスチックフィルムを使用することができ
る。また、熱溶融性インキ層の着色材としては、公知の
顔料や染料、例えばジアゾイエロー系顔料、モノアゾレ
ッド系顔料、フタロシアニン系顔料、カーボンブラック
等の顔料やアゾ系染料、アントラキノン系染料、スチリ
ル系染料等の染料を使用することができ、また、熱溶融
性インキ層の熱溶融性物質としては、ポリエチレン樹
脂、ポリスチレン樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、ブチラール樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
等の熱可塑性樹脂やポリエチレンワックス、石油樹脂ワ
ックス、パラフィンワックス、ライスワックス、エステ
ルワックス、酸化ワックス、カルナバワックス、キャン
デリラワッックス等のワックスなどを使用することがで
きる。
【0018】なお、この発明の装置に適用する熱転写記
録媒体としては、上述のような基材の上に熱溶融性イン
キ層が形成されているものならば種々の媒体を使用でき
るが、熱溶融性インキ層が単層の所謂ワンタイムリボン
を好ましく使用できる。また、基材フィルムの熱溶融性
インキ層が積層している面と反対側の面に、基材フィル
ムがサーマルヘッド等の加熱手段に熱融着するのを防止
するための耐熱滑性層を設けたものを使用することもで
きる。
録媒体としては、上述のような基材の上に熱溶融性イン
キ層が形成されているものならば種々の媒体を使用でき
るが、熱溶融性インキ層が単層の所謂ワンタイムリボン
を好ましく使用できる。また、基材フィルムの熱溶融性
インキ層が積層している面と反対側の面に、基材フィル
ムがサーマルヘッド等の加熱手段に熱融着するのを防止
するための耐熱滑性層を設けたものを使用することもで
きる。
【0019】
【作用】この発明の熱転写記録装置あるいは公知の熱転
写記録装置により熱転写記録媒体を使用して転写記録を
行うと、転写記録前は図4(A)に示したように基材フ
ィルム1a上に連続的に熱溶融性インキ層1bが積層し
ていた熱転写記録媒体1が、転写記録後は図4(B)に
示したように画像情報に応じて熱溶融性インキ層1bが
部分的に抜け、その部分の基材フィルム1aが露出す
る。
写記録装置により熱転写記録媒体を使用して転写記録を
行うと、転写記録前は図4(A)に示したように基材フ
ィルム1a上に連続的に熱溶融性インキ層1bが積層し
ていた熱転写記録媒体1が、転写記録後は図4(B)に
示したように画像情報に応じて熱溶融性インキ層1bが
部分的に抜け、その部分の基材フィルム1aが露出す
る。
【0020】そこで、この発明の再生装置あるいは熱転
写記録装置においては、図4(C)に示したように、熱
溶融性インキ層1bが部分的に抜けた熱転写記録媒体1
に対し、まず基材フィルム1a側から絶縁性物3を密着
させ、帯電器などの帯電手段5を基材フィルム1aと熱
溶融性インキ層1bの両側から(あるいは熱溶融性イン
キ層1bの側から)常法に従って、通常熱溶融性インキ
層1b側が負電荷を有するように放電させる。すると、
基材フィルム1aは熱溶融性インキ層1bよりも電気抵
抗が高いので帯電しやすく、さらに基材フィルム1a側
から絶縁性物3を密着させているので、熱溶融性インキ
層1bが抜けて基材フィルム1aが露出している部分に
電荷が保持され、残存している熱溶融性インキ層1bに
は電荷はほとんど保持されない。この場合、基材フィル
ム1aが熱溶融性インキ層1bに比べ高い絶縁性を有す
るようにすると、熱溶融性インキ層1bが残存している
部分に対して、熱溶融性インキ層1bが抜けた基材フィ
ルム1aの表面がより選択的に帯電するので好ましい。
なお、熱転写記録媒体1の基材フィルム1aの厚さとし
ては、転写記録時の熱的感度の点から10μm以下のも
のが一般的であるが、このような熱転写記録媒体1に対
して絶縁性物3を密着させないで帯電処理をしても基材
フィルム1a表面に十分な帯電量を保持させることがで
きず、このため以降の工程で十分な量のトナーを付着さ
せることが困難となる。
写記録装置においては、図4(C)に示したように、熱
溶融性インキ層1bが部分的に抜けた熱転写記録媒体1
に対し、まず基材フィルム1a側から絶縁性物3を密着
させ、帯電器などの帯電手段5を基材フィルム1aと熱
溶融性インキ層1bの両側から(あるいは熱溶融性イン
キ層1bの側から)常法に従って、通常熱溶融性インキ
層1b側が負電荷を有するように放電させる。すると、
基材フィルム1aは熱溶融性インキ層1bよりも電気抵
抗が高いので帯電しやすく、さらに基材フィルム1a側
から絶縁性物3を密着させているので、熱溶融性インキ
層1bが抜けて基材フィルム1aが露出している部分に
電荷が保持され、残存している熱溶融性インキ層1bに
は電荷はほとんど保持されない。この場合、基材フィル
ム1aが熱溶融性インキ層1bに比べ高い絶縁性を有す
るようにすると、熱溶融性インキ層1bが残存している
部分に対して、熱溶融性インキ層1bが抜けた基材フィ
ルム1aの表面がより選択的に帯電するので好ましい。
なお、熱転写記録媒体1の基材フィルム1aの厚さとし
ては、転写記録時の熱的感度の点から10μm以下のも
のが一般的であるが、このような熱転写記録媒体1に対
して絶縁性物3を密着させないで帯電処理をしても基材
フィルム1a表面に十分な帯電量を保持させることがで
きず、このため以降の工程で十分な量のトナーを付着さ
せることが困難となる。
【0021】次に、図4(D)に示したように,基材フ
ィルム1aの露出した部分が大きく帯電した熱転写記録
媒体に対し、トナー供給手段7において基材フィルム1
aの帯電極性と逆極性のトナー6を近接させるか又はふ
りかける。すると、基材フィルム1aの露出した部分に
多くのトナー6が付着し、保持される。
ィルム1aの露出した部分が大きく帯電した熱転写記録
媒体に対し、トナー供給手段7において基材フィルム1
aの帯電極性と逆極性のトナー6を近接させるか又はふ
りかける。すると、基材フィルム1aの露出した部分に
多くのトナー6が付着し、保持される。
【0022】その後、基材フィルム1aの露出した部分
以外に付着したトナー6を常法に従って除去し、図3
(E)に示したように,熱ローラなどのトナー定着手段
8で付着したトナー6を加熱溶融させ、基材フィルム1
aに定着させて熱転写記録媒体1を再生する。そして絶
縁性物3と熱転写記録媒体1とを離す。熱転写記録媒体
1としてベルト状のエンドレスフィルムを使用した場合
には、このようにして再生した熱転写記録媒体1をサー
マルヘッド等の加熱手段に搬送し、繰返し転写に使用す
る。
以外に付着したトナー6を常法に従って除去し、図3
(E)に示したように,熱ローラなどのトナー定着手段
8で付着したトナー6を加熱溶融させ、基材フィルム1
aに定着させて熱転写記録媒体1を再生する。そして絶
縁性物3と熱転写記録媒体1とを離す。熱転写記録媒体
1としてベルト状のエンドレスフィルムを使用した場合
には、このようにして再生した熱転写記録媒体1をサー
マルヘッド等の加熱手段に搬送し、繰返し転写に使用す
る。
【0023】
【実施例】以下、この発明を実施例により具体的に説明
する。
する。
【0024】実施例1 基材フィルムとして厚さ6μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上に、厚さ約2μmの熱溶融性インキ層
を形成して熱転写記録フィルムを作成し、エンドレス状
にして図2に示したようなこの発明の熱転写記録装置に
装填した。そして、市販のコピー用紙に印字し、印字後
の熱転写記録フィルムに厚さ約100μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを密着させると共に、熱転写
記録フィルムの上下約10mmの位置から帯電装置で熱
溶融性インキ層表面に約−5kVの電圧を印加しながら
熱転写記録フィルムを35mm/秒の速さで移動させ、
負電荷を帯電させた。この帯電させた熱転写記録フィル
ムの熱溶融性インキ層側の面に、わずかに正に帯電させ
たトナーをトナー供給装置により振りかけ、不要なトナ
ーを除去したところ、熱溶融性インキ層が抜けた部分の
トナーはそのまま保持されていた。これを100℃に加
熱した熱ローラで加熱圧着し、熱転写記録媒体を再生し
た。
レートフィルム上に、厚さ約2μmの熱溶融性インキ層
を形成して熱転写記録フィルムを作成し、エンドレス状
にして図2に示したようなこの発明の熱転写記録装置に
装填した。そして、市販のコピー用紙に印字し、印字後
の熱転写記録フィルムに厚さ約100μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルムを密着させると共に、熱転写
記録フィルムの上下約10mmの位置から帯電装置で熱
溶融性インキ層表面に約−5kVの電圧を印加しながら
熱転写記録フィルムを35mm/秒の速さで移動させ、
負電荷を帯電させた。この帯電させた熱転写記録フィル
ムの熱溶融性インキ層側の面に、わずかに正に帯電させ
たトナーをトナー供給装置により振りかけ、不要なトナ
ーを除去したところ、熱溶融性インキ層が抜けた部分の
トナーはそのまま保持されていた。これを100℃に加
熱した熱ローラで加熱圧着し、熱転写記録媒体を再生し
た。
【0025】再生した熱転写記録媒体を用いて、再度印
字を行ったところ、再生前の印字品質と変わらない印字
が得られた。
字を行ったところ、再生前の印字品質と変わらない印字
が得られた。
【0026】
【発明の効果】この発明の再生装置によれば、安定した
印字品質で繰返し転写記録ができるように、使用済みの
熱転写記録媒体を再生することが可能となる。また、こ
の発明の熱転写記録装置によれば、転写記録と転写記録
に使用した熱転写記録媒体の再生とを一の装置で行うこ
とが可能となる。
印字品質で繰返し転写記録ができるように、使用済みの
熱転写記録媒体を再生することが可能となる。また、こ
の発明の熱転写記録装置によれば、転写記録と転写記録
に使用した熱転写記録媒体の再生とを一の装置で行うこ
とが可能となる。
【図1】この発明の再生装置の実施例の説明図である。
【図2】この発明の熱転写記録装置の実施例の説明図で
ある。
ある。
【図3】この発明の熱転写記録装置の他の実施例の説明
図である。
図である。
【図4】この発明の再生装置の作用の説明図である。
1 熱転写記録媒体 1a 基材フィルム 1b 熱溶融性インキ層 3、3a、3b 絶縁性物 5 帯電手段 6 トナー 7 トナー供給手段 8 トナー定着手段 10 被転写体 11 加熱手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 31/00 F 9012−2C
Claims (5)
- 【請求項1】 基材フィルム及びその上に積層された熱
溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体の熱溶融性イン
キ層を被転写体に転写させた後の熱転写記録媒体に対
し、基材フィルム側から絶縁性物を密着させる絶縁物密
着手段、絶縁性物を密着させた熱転写記録媒体に帯電処
理を施し、溶融性インキ層が被転写体に転写した後の熱
転写記録媒体の残存部分を帯電させる帯電手段、熱転写
記録媒体の帯電させた部分にトナーを付着させるトナー
供給手段、付着させたトナーを熱定着させるトナー定着
手段を有することを特徴とする熱転写記録媒体再生装
置。 - 【請求項2】 該絶縁性物がベルト状のエンドレスフィ
ルムである請求項1記載の熱転写記録装置。 - 【請求項3】 該絶縁性物がローラ状である請求項1記
載の熱転写記録装置。 - 【請求項4】 基材フィルム及びその上に積層された熱
溶融性インキ層からなる熱転写記録媒体を加熱し、熱溶
融性インキ層を被転写体に転写させて記録を行う熱転写
記録装置において、熱溶融性インキ層を被転写体に転写
させた後の熱転写記録媒体に対し、基材フィルム側から
絶縁性物を密着させる絶縁物密着手段、絶縁性物を密着
させた熱転写記録媒体に帯電処理を施し、溶融性インキ
層が被転写体に転写した後の熱転写記録媒体の残存部分
を帯電させる帯電手段、熱転写記録媒体の帯電させた部
分にトナーを付着させるトナー供給手段、付着させたト
ナーを熱定着させるトナー定着手段を有することを特徴
とする熱転写記録装置。 - 【請求項5】 該熱転写記録媒体がベルト状のエンドレ
スフィルムである請求項4記載の熱転写記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10180292A JPH05270117A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 熱転写記録媒体再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10180292A JPH05270117A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 熱転写記録媒体再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270117A true JPH05270117A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14310279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10180292A Pending JPH05270117A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 熱転写記録媒体再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270117A (ja) |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP10180292A patent/JPH05270117A/ja active Pending
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