JPH05270121A - 二成分系発色シート - Google Patents
二成分系発色シートInfo
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- JPH05270121A JPH05270121A JP4066153A JP6615392A JPH05270121A JP H05270121 A JPH05270121 A JP H05270121A JP 4066153 A JP4066153 A JP 4066153A JP 6615392 A JP6615392 A JP 6615392A JP H05270121 A JPH05270121 A JP H05270121A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】二成分系発色シートにおいて、所定の加圧を付
与した前記一方の基材シート表面から発色パターンが観
察でき、又、加圧を付与した後、若しくは無加圧状態に
おいて、暫くの時間間隔をもって発色する新規な二成分
系発色シートを提供することにある。 【構成】基材シート1の表面に、液状の発色剤を芯材と
するマイクロカプセル発色剤層2、液体浸透性シート
4、前記発色剤を顕色させる顕色剤層5をこの順に設け
たことを特徴とする二成分系発色シートである。
与した前記一方の基材シート表面から発色パターンが観
察でき、又、加圧を付与した後、若しくは無加圧状態に
おいて、暫くの時間間隔をもって発色する新規な二成分
系発色シートを提供することにある。 【構成】基材シート1の表面に、液状の発色剤を芯材と
するマイクロカプセル発色剤層2、液体浸透性シート
4、前記発色剤を顕色させる顕色剤層5をこの順に設け
たことを特徴とする二成分系発色シートである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方の発色剤又は顕色
剤と、他方の顕色剤又は発色剤との接触によって発色可
能な二成分系発色剤を用いた発色シートに関する。
剤と、他方の顕色剤又は発色剤との接触によって発色可
能な二成分系発色剤を用いた発色シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一方の発色剤と他方の顕色剤との
接触によって発色可能な二成分系発色剤を用いた発色シ
ートは、例えば一方の基材シートの裏面に所定の発色剤
を芯材とし且つ所定の樹脂コアー材料を用いてコアーセ
ルベーション方法によってセルを形成してカプセル化し
たマイクロカプセルを所定の樹脂バインダーに分散させ
たマイクロカプセル発色剤層を設け、他方の基材シート
の表面に、前記発色剤を発色させる顕色剤層を設けたも
のがある。
接触によって発色可能な二成分系発色剤を用いた発色シ
ートは、例えば一方の基材シートの裏面に所定の発色剤
を芯材とし且つ所定の樹脂コアー材料を用いてコアーセ
ルベーション方法によってセルを形成してカプセル化し
たマイクロカプセルを所定の樹脂バインダーに分散させ
たマイクロカプセル発色剤層を設け、他方の基材シート
の表面に、前記発色剤を発色させる顕色剤層を設けたも
のがある。
【0003】この一方の基材シート裏面を、他方の基材
シート表面に重ね合わせた後、一方の基材シート表面よ
りポールペンなどの硬質筆記具にて適当な筆圧を与えて
筆記すると、その裏面のマイクロカプセル発色剤が破壊
し、カプセル内の液状の発色剤が他方の基材シート表面
の顕色剤層と接触して発色反応を起こし、該他方の基材
シート表面に筆圧通りの筆跡のパターンを発色させるも
のである。
シート表面に重ね合わせた後、一方の基材シート表面よ
りポールペンなどの硬質筆記具にて適当な筆圧を与えて
筆記すると、その裏面のマイクロカプセル発色剤が破壊
し、カプセル内の液状の発色剤が他方の基材シート表面
の顕色剤層と接触して発色反応を起こし、該他方の基材
シート表面に筆圧通りの筆跡のパターンを発色させるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の二成分系発
色シートにおいては、一方の基材シートと他方の基材シ
ートとの重ね合わせ内面側にそれぞれ発色剤と顕色剤と
を設けたものであり、筆圧によって発色した発色パター
ンは、一方の基材シート表面側からは観察できないもの
であった。
色シートにおいては、一方の基材シートと他方の基材シ
ートとの重ね合わせ内面側にそれぞれ発色剤と顕色剤と
を設けたものであり、筆圧によって発色した発色パター
ンは、一方の基材シート表面側からは観察できないもの
であった。
【0005】又、上記従来の二成分系発色シートは、一
般的にノンカーボン紙として使用されており、筆圧を付
与した後に直ちに発色を呈することが要件であった。
般的にノンカーボン紙として使用されており、筆圧を付
与した後に直ちに発色を呈することが要件であった。
【0006】本発明は、上記のような二成分系発色シー
トにおいて、所定の加圧を付与した前記一方の基材シー
ト表面から発色パターンが観察でき、又、加圧を付与し
た後、若しくは無加圧状態において、暫くの時間間隔を
もって発色する新規な二成分系発色シートを提供するこ
とにある。
トにおいて、所定の加圧を付与した前記一方の基材シー
ト表面から発色パターンが観察でき、又、加圧を付与し
た後、若しくは無加圧状態において、暫くの時間間隔を
もって発色する新規な二成分系発色シートを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
基材シート1の表面に、液状の発色剤を芯材とするマイ
クロカプセル発色剤層2、液体浸透性シート4、前記発
色剤を顕色させる顕色剤層5をこの順に設けたことを特
徴とする二成分系発色シートである。
基材シート1の表面に、液状の発色剤を芯材とするマイ
クロカプセル発色剤層2、液体浸透性シート4、前記発
色剤を顕色させる顕色剤層5をこの順に設けたことを特
徴とする二成分系発色シートである。
【0008】又、本発明の第2の発明は、基材シート1
の表面に液状の発色剤を芯材とするマイクロカプセル発
色剤層2を設けたシートAと、液体浸透性シート4の表
面に前記発色剤を顕色させる顕色剤層5を設けたシート
Bと、前記シートAの前記発色剤層2側と前記シートB
の前記液体浸透性シート4側のいずれか一方若しくは両
方に粘着剤層3を設けたことを特徴とする二成分系発色
シートである。
の表面に液状の発色剤を芯材とするマイクロカプセル発
色剤層2を設けたシートAと、液体浸透性シート4の表
面に前記発色剤を顕色させる顕色剤層5を設けたシート
Bと、前記シートAの前記発色剤層2側と前記シートB
の前記液体浸透性シート4側のいずれか一方若しくは両
方に粘着剤層3を設けたことを特徴とする二成分系発色
シートである。
【0009】
【実施例】本発明の第1の発明を実施例に従って以下に
詳細に説明すれば、図1は、本発明の二成分系発色シー
トの一実施例であり、基材シート1としては、通常の印
刷用紙など紙製シート、あるいは合成紙、合成樹脂フィ
ルムなどを使用することができる。
詳細に説明すれば、図1は、本発明の二成分系発色シー
トの一実施例であり、基材シート1としては、通常の印
刷用紙など紙製シート、あるいは合成紙、合成樹脂フィ
ルムなどを使用することができる。
【0010】基材シート1に設けるマイクロカプセル発
色剤層2としては、所定の顕色剤によって発色するトリ
フェニルメタン系ラクトン化合物、フェノチアジン系ラ
クトン化合物、フルオラン系ラクトン化合物、スピロピ
ラン系ラクトン化合物など無色乃至淡色のロイコ染料
(例えば、クリスタルバイオレットラクトン、マラカイ
トグリーンラクトン、ベンゾイルロイコメチレンブル
ー、若しくはこれらの混合物など)を、適宜油溶性の不
揮発性の有機溶媒(例えば、アルキルナフタレン、ジア
リルアルカン、アルキルビフェニルなど不揮発性有機溶
媒)に溶解した芯材を、これと相溶性のない水溶性のゼ
ラチン、アラビアゴムなどの水溶液に乳化分散させ、ゼ
ラチン、アラビアゴムなどをカプセル材としてコアーセ
ルベーション方式によってマイクロカプセル化した5μ
m〜15μm程度のマイクロカプセル発色剤を、該芯材
と同質若しくは異質の樹脂バインダー(結着剤)に分散
させた発色剤液を、図1のように、基材シート1に全面
に設けるものである。
色剤層2としては、所定の顕色剤によって発色するトリ
フェニルメタン系ラクトン化合物、フェノチアジン系ラ
クトン化合物、フルオラン系ラクトン化合物、スピロピ
ラン系ラクトン化合物など無色乃至淡色のロイコ染料
(例えば、クリスタルバイオレットラクトン、マラカイ
トグリーンラクトン、ベンゾイルロイコメチレンブル
ー、若しくはこれらの混合物など)を、適宜油溶性の不
揮発性の有機溶媒(例えば、アルキルナフタレン、ジア
リルアルカン、アルキルビフェニルなど不揮発性有機溶
媒)に溶解した芯材を、これと相溶性のない水溶性のゼ
ラチン、アラビアゴムなどの水溶液に乳化分散させ、ゼ
ラチン、アラビアゴムなどをカプセル材としてコアーセ
ルベーション方式によってマイクロカプセル化した5μ
m〜15μm程度のマイクロカプセル発色剤を、該芯材
と同質若しくは異質の樹脂バインダー(結着剤)に分散
させた発色剤液を、図1のように、基材シート1に全面
に設けるものである。
【0011】この発色剤層2を設けた基材シート1表面
には、前記マイクロカプセル発色剤液、又は適宜接着材
若しくは粘着材による接着材層3を介して、液体浸透性
シート4を接着するものである。なお、本発明の一実施
例としては、図1において示すように、粘着材料による
接着材層3を介して、液体浸透性シート4を基材シート
1と積層接着した場合を例にとって説明する。
には、前記マイクロカプセル発色剤液、又は適宜接着材
若しくは粘着材による接着材層3を介して、液体浸透性
シート4を接着するものである。なお、本発明の一実施
例としては、図1において示すように、粘着材料による
接着材層3を介して、液体浸透性シート4を基材シート
1と積層接着した場合を例にとって説明する。
【0012】前記接着材層3を構成する粘着材料として
は、所定の粘着剤(例えば、天然ゴム、スチレンブタジ
エンゴムなどとポリテルペン樹脂などの粘着付与剤を用
いたゴム系感圧粘着剤、ブチルアクリレートとアクリル
酸との共重合体などを用いたアクリル系感圧粘着剤な
ど)を、比較的樹脂含浸性の良い有機質系、無機質系の
繊維状極薄シート、薄紙、不織布、和紙、あるいは合成
樹脂製シートなどの支持体に含浸させたものを使用する
ことができる。
は、所定の粘着剤(例えば、天然ゴム、スチレンブタジ
エンゴムなどとポリテルペン樹脂などの粘着付与剤を用
いたゴム系感圧粘着剤、ブチルアクリレートとアクリル
酸との共重合体などを用いたアクリル系感圧粘着剤な
ど)を、比較的樹脂含浸性の良い有機質系、無機質系の
繊維状極薄シート、薄紙、不織布、和紙、あるいは合成
樹脂製シートなどの支持体に含浸させたものを使用する
ことができる。
【0013】液体浸透性シート4としては、例えば、紙
製シート、不織布シート、フェルト状シート、紗など織
布シートであり、その液体浸透性は、該シート4を構成
する紙質や繊維の粗さ、厚さなどを調整することによっ
て適宜に設定できるものである。
製シート、不織布シート、フェルト状シート、紗など織
布シートであり、その液体浸透性は、該シート4を構成
する紙質や繊維の粗さ、厚さなどを調整することによっ
て適宜に設定できるものである。
【0014】上記液体浸透性シート4表面に設ける顕色
剤層5としては、前記発色剤を発色させるような、例え
ば、カオリンクレーなど酸性白土(活性白土)などの活
性クレー系顕色剤、又はフェノール樹脂、マレイン酸樹
脂、芳香族カルボン酸類などレジン系顕色剤を塗布使用
する。なお、必要に応じては、前記顕色剤層5上に、透
明樹脂をコーティング、若しくは透明樹脂フィルムをラ
ミネートして表面保護層を施すことは可能である。
剤層5としては、前記発色剤を発色させるような、例え
ば、カオリンクレーなど酸性白土(活性白土)などの活
性クレー系顕色剤、又はフェノール樹脂、マレイン酸樹
脂、芳香族カルボン酸類などレジン系顕色剤を塗布使用
する。なお、必要に応じては、前記顕色剤層5上に、透
明樹脂をコーティング、若しくは透明樹脂フィルムをラ
ミネートして表面保護層を施すことは可能である。
【0015】上記第1の発明の一実施例(図1)におけ
る二成分系発色シートは、その顕色剤層5上からボール
ペン、鉄筆、加圧版、加圧ローラー等、適宜加圧手段に
て筆記、加圧することにより、図2(a)に示すよう
に、加圧部(筆圧部など)10の下側にあるマイクロカ
プセル発色剤層のカプセルが破壊して、図2(b)に示
すように、そのカプセル破壊部11から液状の発色剤1
2が漏れ出し、漏れ出た発色剤12は、その上側の粘着
材層3と液体浸透性シート4を透って浸透し、顕色剤層
5に到達し、加圧部10領域の顕色剤層5に、加圧パタ
ーンの発色部13を形成する。これによって発色部13
は、二成分系発色シートの表面から観察できるようにな
るものである。
る二成分系発色シートは、その顕色剤層5上からボール
ペン、鉄筆、加圧版、加圧ローラー等、適宜加圧手段に
て筆記、加圧することにより、図2(a)に示すよう
に、加圧部(筆圧部など)10の下側にあるマイクロカ
プセル発色剤層のカプセルが破壊して、図2(b)に示
すように、そのカプセル破壊部11から液状の発色剤1
2が漏れ出し、漏れ出た発色剤12は、その上側の粘着
材層3と液体浸透性シート4を透って浸透し、顕色剤層
5に到達し、加圧部10領域の顕色剤層5に、加圧パタ
ーンの発色部13を形成する。これによって発色部13
は、二成分系発色シートの表面から観察できるようにな
るものである。
【0016】接着材層3及び液体浸透性シート4を浸透
する上記発色剤12が上側の顕色剤層5に到達する到達
速度は、使用する液体浸透性シート4の繊維密度、厚
さ、又はマイクロカプセル発色剤のカプセル壁厚、カプ
セル硬度、又はカプセル内に封入された芯材(液状発色
剤)の液体粘度などを適宜選定することによって、発色
剤12の顕色剤層5までの浸透到達速度を調整して、二
成分系発色シートへの筆圧を付加した後の経過時間を、
分単位、時間単位、若しくは日数単位で識別できるよう
にするものである。
する上記発色剤12が上側の顕色剤層5に到達する到達
速度は、使用する液体浸透性シート4の繊維密度、厚
さ、又はマイクロカプセル発色剤のカプセル壁厚、カプ
セル硬度、又はカプセル内に封入された芯材(液状発色
剤)の液体粘度などを適宜選定することによって、発色
剤12の顕色剤層5までの浸透到達速度を調整して、二
成分系発色シートへの筆圧を付加した後の経過時間を、
分単位、時間単位、若しくは日数単位で識別できるよう
にするものである。
【0017】なお、図3は、上記第1の発明の他の実施
例であり、発色剤液を基材シート1表面に所定パターン
状に部分的に塗布して、マイクロカプセル発色剤層2を
部分的に設けたものである。
例であり、発色剤液を基材シート1表面に所定パターン
状に部分的に塗布して、マイクロカプセル発色剤層2を
部分的に設けたものである。
【0018】図3に示す二成分系発色シートは、マイク
ロカプセル発色剤層2が所定パターン状に設けられてい
るので、この二成分系発色シートを、例えばローラー
(ニップローラー)などの加圧手段によって全面に圧力
を付与して、発色剤層2のマイクロカプセルを破壊する
ことにより、二成分系発色シート表面の顕色剤層5に、
発色剤層2と同じ形状のパターンを発色させるようにす
るものである。
ロカプセル発色剤層2が所定パターン状に設けられてい
るので、この二成分系発色シートを、例えばローラー
(ニップローラー)などの加圧手段によって全面に圧力
を付与して、発色剤層2のマイクロカプセルを破壊する
ことにより、二成分系発色シート表面の顕色剤層5に、
発色剤層2と同じ形状のパターンを発色させるようにす
るものである。
【0019】次に、本発明の第2の発明を実施例に従っ
て詳細に説明すれば、図4は、第2の発明の二成分系発
色シートの一実施例であり、基材シート1表面にマイク
ロカプセル発色剤層2を設けたシートAと、液体浸透性
シート4の表面に顕色剤層5を設けたシートBとを、粘
着材料による接着材層3によって、貼着固定可能にした
二成分系発色シートである。
て詳細に説明すれば、図4は、第2の発明の二成分系発
色シートの一実施例であり、基材シート1表面にマイク
ロカプセル発色剤層2を設けたシートAと、液体浸透性
シート4の表面に顕色剤層5を設けたシートBとを、粘
着材料による接着材層3によって、貼着固定可能にした
二成分系発色シートである。
【0020】上記シートAを構成する基材シート1とし
ては、第1の発明において使用したものと同様の通常の
印刷用紙など紙製シート、あるいは合成紙、合成樹脂フ
ィルムなどを使用することができる。
ては、第1の発明において使用したものと同様の通常の
印刷用紙など紙製シート、あるいは合成紙、合成樹脂フ
ィルムなどを使用することができる。
【0021】基材シート1に設けるマイクロカプセル発
色剤層2としては、所定の顕色剤によって発色する適宜
発色剤(第1の発明において使用するものと同様の発色
剤)を、適宜油溶性の有機樹脂溶媒(第1の発明におい
て使用するものと同様の溶媒)に溶解した芯材を、コア
ーセルベーション方式によって、ゼラチン、アラビアゴ
ムなどカプセル材に封入してマイクロカプセル化したマ
イクロカプセル発色剤を、該芯材と同質若しくは異質の
樹脂バインダー(結着剤)に分散させた発色剤液を、基
材シート1に、全面若しくは所望パターン状に部分的に
設けるものである。
色剤層2としては、所定の顕色剤によって発色する適宜
発色剤(第1の発明において使用するものと同様の発色
剤)を、適宜油溶性の有機樹脂溶媒(第1の発明におい
て使用するものと同様の溶媒)に溶解した芯材を、コア
ーセルベーション方式によって、ゼラチン、アラビアゴ
ムなどカプセル材に封入してマイクロカプセル化したマ
イクロカプセル発色剤を、該芯材と同質若しくは異質の
樹脂バインダー(結着剤)に分散させた発色剤液を、基
材シート1に、全面若しくは所望パターン状に部分的に
設けるものである。
【0022】上記シートBを構成する液体浸透性シート
4としては、第1の発明に使用したものと同様に、例え
ば、紙製シート、不織布シート、フェルト状シート、紗
など織布シートが使用でき、その液体浸透性は、該液体
浸透性シート4を構成する紙質や繊維の粗さ、厚さなど
を調整することによって、適宜に設定できるものであ
る。
4としては、第1の発明に使用したものと同様に、例え
ば、紙製シート、不織布シート、フェルト状シート、紗
など織布シートが使用でき、その液体浸透性は、該液体
浸透性シート4を構成する紙質や繊維の粗さ、厚さなど
を調整することによって、適宜に設定できるものであ
る。
【0023】上記液体浸透性シート4表面に設ける顕色
剤層5としては、第1の発明において使用したものと同
様のクリスタルバイオレットラクトン、フルオラン系化
合物などの発色剤を発色させるような、酸性白土、フェ
ノール樹脂、芳香族カルボン酸類などを塗布使用する。
なお、必要に応じては、前記顕色剤層5上に透明樹脂を
コーティング、若しくは透明樹脂フィルムをラミネート
して表面保護層を施すことは可能である。
剤層5としては、第1の発明において使用したものと同
様のクリスタルバイオレットラクトン、フルオラン系化
合物などの発色剤を発色させるような、酸性白土、フェ
ノール樹脂、芳香族カルボン酸類などを塗布使用する。
なお、必要に応じては、前記顕色剤層5上に透明樹脂を
コーティング、若しくは透明樹脂フィルムをラミネート
して表面保護層を施すことは可能である。
【0024】上記第2の発明においては、上記シートA
のマイクロカプセル発色剤層2の表面、若しくはシート
Bの裏面のいずれかに、粘着材料による接着材層3を積
層するものである。図4においては、シートBの裏面に
接着材層3を積層したものであり、接着材層3を構成す
る粘着材料としては、所定の粘着剤(例えば、天然ゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどとポリテルペン樹脂な
どの粘着付与剤を用いたゴム系感圧粘着剤、ブチルアク
リレートとアクリル酸との共重合体などを用いたアクリ
ル系感圧粘着剤など)を、比較的樹脂含浸性の良い有機
質系、無機質系の繊維状極薄シート、薄紙、不織布、和
紙、あるいは合成樹脂製シートなどの支持体に含浸させ
たものを使用する。
のマイクロカプセル発色剤層2の表面、若しくはシート
Bの裏面のいずれかに、粘着材料による接着材層3を積
層するものである。図4においては、シートBの裏面に
接着材層3を積層したものであり、接着材層3を構成す
る粘着材料としては、所定の粘着剤(例えば、天然ゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどとポリテルペン樹脂な
どの粘着付与剤を用いたゴム系感圧粘着剤、ブチルアク
リレートとアクリル酸との共重合体などを用いたアクリ
ル系感圧粘着剤など)を、比較的樹脂含浸性の良い有機
質系、無機質系の繊維状極薄シート、薄紙、不織布、和
紙、あるいは合成樹脂製シートなどの支持体に含浸させ
たものを使用する。
【0025】このように上記シートAと、シートBとに
より構成される第2の発明の二成分系発色シートは図5
に示すように、シートA,Bを互いに粘着剤による接着
材層3を介して貼着して、上記第1の発明と同様にして
使用できるものであるが、この他に、例えば、シートA
とシートBとを貼着した後、数日間、自然放置しておく
ことによって、マイクロカプセル発色剤層2のカプセル
内部から自然流出する発色剤によって顕色剤層5を発色
させ、インジケーターなど経過時間の目安として使用す
るようにしてもよい。
より構成される第2の発明の二成分系発色シートは図5
に示すように、シートA,Bを互いに粘着剤による接着
材層3を介して貼着して、上記第1の発明と同様にして
使用できるものであるが、この他に、例えば、シートA
とシートBとを貼着した後、数日間、自然放置しておく
ことによって、マイクロカプセル発色剤層2のカプセル
内部から自然流出する発色剤によって顕色剤層5を発色
させ、インジケーターなど経過時間の目安として使用す
るようにしてもよい。
【0026】
【作用】本発明の二成分系発色シートは、基材シート1
の表面に、液状の発色剤を芯材とするマイクロカプセル
発色剤層2、液体浸透性シート4、前記発色剤を顕色さ
せる顕色剤層5をこの順に設けたものであり、発色剤層
2を備える基材シート1と、顕色剤層5を備える液体透
過性シート4とは接着材層を介して接着されているか、
若しくは接着して使用することを特徴とするもので、二
成分系発色シート表面の顕色剤層5上より、あるいは両
面より適宜圧力を付加することによって、内部のマイク
ロカプセルが破壊し、内部から流出した発色剤は、その
上側にある液体浸透性シート4を浸透して顕色剤層5に
到達して発色するものである。又、液体浸透性シート4
の厚さを適宜に設定することによって、発色剤が浸透し
て顕色剤層に到達するまでの時間が適宜に設定でき、加
圧時点から発色するまでの所定の時間差を付与すること
ができる。又、マイクロカプセル発色剤層を、基材シー
トに文字、記号、図形など所望パターン状に形成するこ
とにより、無加圧状態では液体浸透性シート4によって
隠蔽されているが、全面加圧によって文字、記号、図形
などのパターン発色表示が可能である。
の表面に、液状の発色剤を芯材とするマイクロカプセル
発色剤層2、液体浸透性シート4、前記発色剤を顕色さ
せる顕色剤層5をこの順に設けたものであり、発色剤層
2を備える基材シート1と、顕色剤層5を備える液体透
過性シート4とは接着材層を介して接着されているか、
若しくは接着して使用することを特徴とするもので、二
成分系発色シート表面の顕色剤層5上より、あるいは両
面より適宜圧力を付加することによって、内部のマイク
ロカプセルが破壊し、内部から流出した発色剤は、その
上側にある液体浸透性シート4を浸透して顕色剤層5に
到達して発色するものである。又、液体浸透性シート4
の厚さを適宜に設定することによって、発色剤が浸透し
て顕色剤層に到達するまでの時間が適宜に設定でき、加
圧時点から発色するまでの所定の時間差を付与すること
ができる。又、マイクロカプセル発色剤層を、基材シー
トに文字、記号、図形など所望パターン状に形成するこ
とにより、無加圧状態では液体浸透性シート4によって
隠蔽されているが、全面加圧によって文字、記号、図形
などのパターン発色表示が可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の二成分系発色シートは、筆圧な
ど圧力の付加によって生じる発色が二成分系発色シート
の表面側から観察でき、又、圧力を付与した後に暫くの
間隔をもって発色させることができ、又、マイクロカプ
セル発色剤層を文字、記号、図形など所望パターン状に
形成することによって全面加圧によるパターン発色が可
能であるので、例えば、抽選券、入場券、経過時間を測
定するインジケーターなどに利用でき、又、ノンカーボ
紙の下用紙としても使用可能であるなど、顕著な効果が
あるものである。
ど圧力の付加によって生じる発色が二成分系発色シート
の表面側から観察でき、又、圧力を付与した後に暫くの
間隔をもって発色させることができ、又、マイクロカプ
セル発色剤層を文字、記号、図形など所望パターン状に
形成することによって全面加圧によるパターン発色が可
能であるので、例えば、抽選券、入場券、経過時間を測
定するインジケーターなどに利用でき、又、ノンカーボ
紙の下用紙としても使用可能であるなど、顕著な効果が
あるものである。
【図1】本発明の第1の発明による二成分系発色シート
の一実施例の側面図である。
の一実施例の側面図である。
【図2】(a)本発明の第1の発明による二成分系発色
シートの使用例を説明する側面図である。 (b)本発明の第1の発明による二成分系発色シートの
使用例を説明する側面図である。
シートの使用例を説明する側面図である。 (b)本発明の第1の発明による二成分系発色シートの
使用例を説明する側面図である。
【図3】本発明の第1の発明による二成分系発色シート
の他の実施例の側面図である。
の他の実施例の側面図である。
【図4】本発明の第2の発明による二成分系発色シート
の一実施例の側面図である。
の一実施例の側面図である。
【図5】本発明の第2の発明による二成分系発色シート
の一実施例において、シートAとシートBとを貼着した
後の側面図である。
の一実施例において、シートAとシートBとを貼着した
後の側面図である。
1…基材シート 2…マイクロカプセル発色剤層 3…
接着材層 4…液体浸透性シート 5…顕色材層 A…
シート B…シート 10…加圧部 11…カプセル破
壊部 12…発色剤 13…発色部
接着材層 4…液体浸透性シート 5…顕色材層 A…
シート B…シート 10…加圧部 11…カプセル破
壊部 12…発色剤 13…発色部
Claims (2)
- 【請求項1】基材シート1の表面に、液状の発色剤を芯
材とするマイクロカプセル発色剤層2、液体浸透性シー
ト4、前記発色剤を顕色させる顕色剤層5をこの順に設
けたことを特徴とする二成分系発色シート。 - 【請求項2】基材シート1の表面に液状の発色剤を芯材
とするマイクロカプセル発色剤層2を設けたシートA
と、液体浸透性シート4の表面に前記発色剤を顕色させ
る顕色剤層5を設けたシートBと、前記シートAの前記
発色剤層2側と前記シートBの前記液体浸透性シート4
側のいずれか一方若しくは両方に粘着剤層3を設けたこ
とを特徴とする二成分系発色シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066153A JPH05270121A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 二成分系発色シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066153A JPH05270121A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 二成分系発色シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270121A true JPH05270121A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13307641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4066153A Pending JPH05270121A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 二成分系発色シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270121A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010149430A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Dainippon Printing Co Ltd | スクラッチカード |
| JP2019014502A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | 大日本印刷株式会社 | 感圧インジケータ付容器およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4066153A patent/JPH05270121A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010149430A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Dainippon Printing Co Ltd | スクラッチカード |
| JP2019014502A (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-31 | 大日本印刷株式会社 | 感圧インジケータ付容器およびその製造方法 |
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