JPH05271777A - クランクシャフトの高周波加熱方法 - Google Patents
クランクシャフトの高周波加熱方法Info
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- JPH05271777A JPH05271777A JP9868392A JP9868392A JPH05271777A JP H05271777 A JPH05271777 A JP H05271777A JP 9868392 A JP9868392 A JP 9868392A JP 9868392 A JP9868392 A JP 9868392A JP H05271777 A JPH05271777 A JP H05271777A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランクシャフトのジャーナル111 〜115 や
ピン101 〜104 の高周波加熱装置の設備費が大きくなり
過ぎず、加熱工程も長くなり過ぎないようにする。 【構成】 5個の同形のジャーナル111 〜115 の内、ク
ランクシャフト100 の一端側の3個のジャーナル111 〜
113 に対して設けた加熱コイルC11 、C12 およびC13 に
よって第1工程でジャーナル111 〜113 を加熱後、第2
工程で、加熱コイルC11 、C12 およびC13 をクランクシ
ャフト100 の回転軸120 の方向に移動させてから、残り
のジャーナル114 、115 を加熱コイルC11 、C12 によっ
て加熱する。第2工程では、加熱コイルC13 に通電せ
ず、ジャーナル111 〜115 と同径のセンタ124 上に載置
する。或いは、この加熱コイルC13 を加熱位置に移動さ
せないようにする。
ピン101 〜104 の高周波加熱装置の設備費が大きくなり
過ぎず、加熱工程も長くなり過ぎないようにする。 【構成】 5個の同形のジャーナル111 〜115 の内、ク
ランクシャフト100 の一端側の3個のジャーナル111 〜
113 に対して設けた加熱コイルC11 、C12 およびC13 に
よって第1工程でジャーナル111 〜113 を加熱後、第2
工程で、加熱コイルC11 、C12 およびC13 をクランクシ
ャフト100 の回転軸120 の方向に移動させてから、残り
のジャーナル114 、115 を加熱コイルC11 、C12 によっ
て加熱する。第2工程では、加熱コイルC13 に通電せ
ず、ジャーナル111 〜115 と同径のセンタ124 上に載置
する。或いは、この加熱コイルC13 を加熱位置に移動さ
せないようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランクシャフトの高周
波加熱方法に関し、特に3個以上のピンと3個以上のジ
ャーナルとを有するクランクシャフトの高周波加熱方法
に関する。
波加熱方法に関し、特に3個以上のピンと3個以上のジ
ャーナルとを有するクランクシャフトの高周波加熱方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、3個以上のピンと3個以上のジャ
ーナルとを有する多数のクランクシャフトの全てのピン
とジャーナルとを、例えば焼入のために高周波加熱する
には、第1加熱ステーションで1本のクランクシャフト
の全てのピンを同時に加熱後、クランクシャフトを第2
加熱ステーションに移動し、第2加熱ステーションで1
本のクランクシャフトの全てのジャーナルを同時に加熱
することが多く行われている。このように、第1加熱ス
テーションで1本のクランクシャフトの全てのピンを同
時に加熱し、また、第2加熱ステーションで全てのジャ
ーナルを同時に加熱することによって、多数のクランク
シャフトの全てのピンとジャーナルの全加熱工程を短く
することができる。
ーナルとを有する多数のクランクシャフトの全てのピン
とジャーナルとを、例えば焼入のために高周波加熱する
には、第1加熱ステーションで1本のクランクシャフト
の全てのピンを同時に加熱後、クランクシャフトを第2
加熱ステーションに移動し、第2加熱ステーションで1
本のクランクシャフトの全てのジャーナルを同時に加熱
することが多く行われている。このように、第1加熱ス
テーションで1本のクランクシャフトの全てのピンを同
時に加熱し、また、第2加熱ステーションで全てのジャ
ーナルを同時に加熱することによって、多数のクランク
シャフトの全てのピンとジャーナルの全加熱工程を短く
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のクランクシャフトの高周波加熱方法において
は、1本のクランクシャフトの全てのピン、或いは、ジ
ャーナルを同時に加熱するので、この加熱の際に必要と
する電力が大きくなる結果、大きな出力の高周波加熱装
置が必要となるので、このような高周波加熱装置に対す
る備費投資も大きくなるとういう問題があった。
た従来のクランクシャフトの高周波加熱方法において
は、1本のクランクシャフトの全てのピン、或いは、ジ
ャーナルを同時に加熱するので、この加熱の際に必要と
する電力が大きくなる結果、大きな出力の高周波加熱装
置が必要となるので、このような高周波加熱装置に対す
る備費投資も大きくなるとういう問題があった。
【0004】一方、クランクシャフトの高周波加熱作業
の工程計画によっては、必ずしも、全加熱工程を必要以
上に短くすることが要求されない場合があり、この場合
には、加熱工程を長くして或る程度小さい出力の高周波
加熱装置を採用することによって、高周波加熱装置の設
備投資を少なくすることができる。と言っても、この設
備投資を少なくするあまり、加熱工程が極端に長くなる
ことは避けなければならないのは言うまでもない。
の工程計画によっては、必ずしも、全加熱工程を必要以
上に短くすることが要求されない場合があり、この場合
には、加熱工程を長くして或る程度小さい出力の高周波
加熱装置を採用することによって、高周波加熱装置の設
備投資を少なくすることができる。と言っても、この設
備投資を少なくするあまり、加熱工程が極端に長くなる
ことは避けなければならないのは言うまでもない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、多数のクランクシャフトのピンやジャーナル
を高周波加熱するに際し、高周波加熱装置の設備投資が
大きくなり過ぎることがなく、しかも、加熱工程も長く
なり過ぎることがないように、1本のクランクシャフト
の全てのジャーナル或いはピンを、それぞれ、2工程で
加熱するクランクシャフトの高周波加熱方法を提供する
ことを目的としている。
であって、多数のクランクシャフトのピンやジャーナル
を高周波加熱するに際し、高周波加熱装置の設備投資が
大きくなり過ぎることがなく、しかも、加熱工程も長く
なり過ぎることがないように、1本のクランクシャフト
の全てのジャーナル或いはピンを、それぞれ、2工程で
加熱するクランクシャフトの高周波加熱方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のクランクシャフトの高周波加熱方法は、3
個以上の同形のジャーナル或いはピンを有するクランク
シャフトの高周波加熱方法において、クランクシャフト
の一端側の半数の、または、半数を切り上げた数のジャ
ーナル或いはピンをこれらジャーナル或いはピンのそれ
ぞれに対して設けた高周波加熱コイルによって加熱する
第1工程と、前記高周波加熱コイルをクランクシャフト
の回転軸の方向に移動させてから残りのジャーナル或い
はピンを前記高周波加熱コイルによって加熱する第2工
程とを備えている。
に、本発明のクランクシャフトの高周波加熱方法は、3
個以上の同形のジャーナル或いはピンを有するクランク
シャフトの高周波加熱方法において、クランクシャフト
の一端側の半数の、または、半数を切り上げた数のジャ
ーナル或いはピンをこれらジャーナル或いはピンのそれ
ぞれに対して設けた高周波加熱コイルによって加熱する
第1工程と、前記高周波加熱コイルをクランクシャフト
の回転軸の方向に移動させてから残りのジャーナル或い
はピンを前記高周波加熱コイルによって加熱する第2工
程とを備えている。
【0007】そして、第2工程において、クランクシャ
フトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からな
い高周波加熱コイルを、ジャーナル或いはピンと同径で
クランクシャフトの他端側を支持するセンタ上に載置
し、且つこの高周波加熱コイルには通電しないようにす
ることができる。
フトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からな
い高周波加熱コイルを、ジャーナル或いはピンと同径で
クランクシャフトの他端側を支持するセンタ上に載置
し、且つこの高周波加熱コイルには通電しないようにす
ることができる。
【0008】また、第2工程において、クランクシャフ
トの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からない
高周波加熱コイルを、加熱位置に移動させないようにす
ることもできる。
トの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からない
高周波加熱コイルを、加熱位置に移動させないようにす
ることもできる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1〜4は本実施例を説明するための図面であ
って、図1はジャーナルの高周波加熱方法の説明図、図
2はジャーナルの他の高周波加熱方法の説明図、図3は
ピンの高周波加熱方法の説明図、図4は図3のX−X線
矢視断面説明図である。
明する。図1〜4は本実施例を説明するための図面であ
って、図1はジャーナルの高周波加熱方法の説明図、図
2はジャーナルの他の高周波加熱方法の説明図、図3は
ピンの高周波加熱方法の説明図、図4は図3のX−X線
矢視断面説明図である。
【0010】図1〜3に示すクランクシャフト100 は、
4気筒エンジン用のクランクシャフトであって、4個の
同形のピン101 〜104 と5個の同形のジャーナル111 〜
115とを備えており、1対のジャーナルの間に1個のピ
ンが配設されている。120 は、各ジャーナル111 〜115
の中心を結ぶ直線であってクランクシャフト100 の回転
軸である。そして、クランクシャフト100 を回転軸120
の方向から見た場合に、両端のピン101 、104 と、中央
部分のピン102 、103 とは、回転軸120 を中心として反
対側に位置している。
4気筒エンジン用のクランクシャフトであって、4個の
同形のピン101 〜104 と5個の同形のジャーナル111 〜
115とを備えており、1対のジャーナルの間に1個のピ
ンが配設されている。120 は、各ジャーナル111 〜115
の中心を結ぶ直線であってクランクシャフト100 の回転
軸である。そして、クランクシャフト100 を回転軸120
の方向から見た場合に、両端のピン101 、104 と、中央
部分のピン102 、103 とは、回転軸120 を中心として反
対側に位置している。
【0011】以下、第1加熱ステーションにおいてクラ
ンクシャフト100 のピン101 〜104を2工程で加熱し、
第2加熱ステーションにおいてもジャーナル111 〜115
を2工程で加熱する加熱方法を説明する。
ンクシャフト100 のピン101 〜104を2工程で加熱し、
第2加熱ステーションにおいてもジャーナル111 〜115
を2工程で加熱する加熱方法を説明する。
【0012】図3に示すように、第1加熱ステーション
Aで回転軸120 が水平に配設されたクランクシャフト10
0 は、その一端がチャック121 によって把持され、他端
がセンタ122 によって支持されて回転自在の状態に保た
れている。
Aで回転軸120 が水平に配設されたクランクシャフト10
0 は、その一端がチャック121 によって把持され、他端
がセンタ122 によって支持されて回転自在の状態に保た
れている。
【0013】ピン101 、102 の上方は高周波加熱コイル
(以下、高周波加熱コイルを単に加熱コイルともいう)
の待機位置U1であって、この待機位置U1には、加熱コイ
ルC1、C2が配設されており、これら加熱コイルC1、C2
は、それぞれ、リード導体D1、D2を介してトランスT1、
T2に接続されている。加熱コイルC1、リード導体D1およ
びトランスT1は機械的にも結合固定されている。加熱コ
イルC2、リード導体D2およびトランスT2についても同様
である。トランスT1は、可撓性のケーブルK1とスイッチ
W1とを介して、また、トランスT2は、可撓性のケーブル
K2とスイッチW2とを介して、それぞれ、高周波電源H1に
接続されている。
(以下、高周波加熱コイルを単に加熱コイルともいう)
の待機位置U1であって、この待機位置U1には、加熱コイ
ルC1、C2が配設されており、これら加熱コイルC1、C2
は、それぞれ、リード導体D1、D2を介してトランスT1、
T2に接続されている。加熱コイルC1、リード導体D1およ
びトランスT1は機械的にも結合固定されている。加熱コ
イルC2、リード導体D2およびトランスT2についても同様
である。トランスT1は、可撓性のケーブルK1とスイッチ
W1とを介して、また、トランスT2は、可撓性のケーブル
K2とスイッチW2とを介して、それぞれ、高周波電源H1に
接続されている。
【0014】次に、ピン101 〜104 を高周波加熱する動
作を説明する。チャック121 を、図示しない回転駆動装
置によって回転させることによって、クランクシャフト
100を回転軸120 を中心として例えば矢印Sの方向に回
転させる。そして、加熱コイル搬送装置M1によって、ト
ランスT1、T2を矢印Rの方向に降下させて加熱コイルC
1、C2をそれぞれピン101 、102 上に図示しないスペー
サを介して載置する(図4) 。次いで、スイッチW1、W2
を閉じることによって高周波電源H1に各トランスT1、T2
を接続し、加熱コイルC1、C2に高周波電流を通電してピ
ン101 、102 の加熱を行う。加熱が終了すると、スイッ
チW1、W2を開く。
作を説明する。チャック121 を、図示しない回転駆動装
置によって回転させることによって、クランクシャフト
100を回転軸120 を中心として例えば矢印Sの方向に回
転させる。そして、加熱コイル搬送装置M1によって、ト
ランスT1、T2を矢印Rの方向に降下させて加熱コイルC
1、C2をそれぞれピン101 、102 上に図示しないスペー
サを介して載置する(図4) 。次いで、スイッチW1、W2
を閉じることによって高周波電源H1に各トランスT1、T2
を接続し、加熱コイルC1、C2に高周波電流を通電してピ
ン101 、102 の加熱を行う。加熱が終了すると、スイッ
チW1、W2を開く。
【0015】この後、加熱コイル搬送装置M1によって、
加熱コイルC1、C2を矢印Rと反対方向に上昇させる。次
いで、同じく加熱コイル搬送装置M1によって、トランス
T1、T2を矢印Pの方向(クランクシャフト100 の回転軸
120 の方向) に移動後、矢印Rの方向に降下して加熱コ
イルC1、C2をそれぞれピン103 、104 上に載置し、ピン
101 、102 の加熱と同様に加熱を行なう。そして、トラ
ンスT1、T2を矢印Rと反対方向に上昇させてから矢印P
と反対方向に移動させて元の待機位置U1に戻してピン10
1 〜104 の加熱工程を終了する。次いで、クランクシャ
フト100 は、第2加熱ステーションに送られる。
加熱コイルC1、C2を矢印Rと反対方向に上昇させる。次
いで、同じく加熱コイル搬送装置M1によって、トランス
T1、T2を矢印Pの方向(クランクシャフト100 の回転軸
120 の方向) に移動後、矢印Rの方向に降下して加熱コ
イルC1、C2をそれぞれピン103 、104 上に載置し、ピン
101 、102 の加熱と同様に加熱を行なう。そして、トラ
ンスT1、T2を矢印Rと反対方向に上昇させてから矢印P
と反対方向に移動させて元の待機位置U1に戻してピン10
1 〜104 の加熱工程を終了する。次いで、クランクシャ
フト100 は、第2加熱ステーションに送られる。
【0016】図1に示すように、第2加熱ステーション
Bでも回転軸120 が水平に配設されたクランクシャフト
100 は、その一端がチャック123 によって把持され、他
端がセンタ124 によって、いずれも回転自在に支持され
る。センタ124 の径は、ジャーナル111 〜115 の径に等
しくしてある。
Bでも回転軸120 が水平に配設されたクランクシャフト
100 は、その一端がチャック123 によって把持され、他
端がセンタ124 によって、いずれも回転自在に支持され
る。センタ124 の径は、ジャーナル111 〜115 の径に等
しくしてある。
【0017】ジャーナル111 〜113 の上方は、加熱コイ
ルの待機位置U2であって、加熱コイルC11 、C12 および
C13 が配設されており、これら加熱コイルC11 、C12 お
よびC13 は、それぞれ、リード導体D11 、D12 およびD1
3 を介してトランスT11 、T12 およびT13 に接続されて
いる。加熱コイルC11 、リード導体D11 およびトランス
T11 は機械的にも結合固定されている。加熱コイルC12
、リード導体D12 およびトランスT12 についても、ま
た、加熱コイルC13 、リード導体D13 およびトランスT1
3 についても同様である。トランスT11 は可撓性のケー
ブルK11 とスイッチW11 を介して、また、トランスT12
は可撓性のケーブルK12 とスイッチW12 を介して、更
に、トランスT13 は可撓性のケーブルK13 とスイッチW1
3 を介して、それぞれ、高周波電源H2に接続されてい
る。
ルの待機位置U2であって、加熱コイルC11 、C12 および
C13 が配設されており、これら加熱コイルC11 、C12 お
よびC13 は、それぞれ、リード導体D11 、D12 およびD1
3 を介してトランスT11 、T12 およびT13 に接続されて
いる。加熱コイルC11 、リード導体D11 およびトランス
T11 は機械的にも結合固定されている。加熱コイルC12
、リード導体D12 およびトランスT12 についても、ま
た、加熱コイルC13 、リード導体D13 およびトランスT1
3 についても同様である。トランスT11 は可撓性のケー
ブルK11 とスイッチW11 を介して、また、トランスT12
は可撓性のケーブルK12 とスイッチW12 を介して、更
に、トランスT13 は可撓性のケーブルK13 とスイッチW1
3 を介して、それぞれ、高周波電源H2に接続されてい
る。
【0018】次に、ジャーナル111 〜115 を高周波加熱
する動作を説明する。チャック123を、図示しない回転
駆動装置によって回転させることによって、クランクシ
ャフト100 を回転軸120 を中心として例えば矢印Sの方
向に回転させる。そして、加熱コイル搬送装置M2によっ
て、トランスT11 、T12 およびT13 を同時に矢印Rの方
向に降下させて加熱コイルC11 、C12 およびC13 をそれ
ぞれジャーナル111 、112 および113 上に載置する。ス
イッチW11 〜W13 を閉じることによって高周波電源H2に
各トランスT11 、T12 およびT13 を接続し、加熱コイル
C11 、C12 およびC13 に高周波電流を通電してジャーナ
ル111 〜113 の加熱を行う。加熱が終了するとスイッチ
スイッチW11 〜W13 を開く。
する動作を説明する。チャック123を、図示しない回転
駆動装置によって回転させることによって、クランクシ
ャフト100 を回転軸120 を中心として例えば矢印Sの方
向に回転させる。そして、加熱コイル搬送装置M2によっ
て、トランスT11 、T12 およびT13 を同時に矢印Rの方
向に降下させて加熱コイルC11 、C12 およびC13 をそれ
ぞれジャーナル111 、112 および113 上に載置する。ス
イッチW11 〜W13 を閉じることによって高周波電源H2に
各トランスT11 、T12 およびT13 を接続し、加熱コイル
C11 、C12 およびC13 に高周波電流を通電してジャーナ
ル111 〜113 の加熱を行う。加熱が終了するとスイッチ
スイッチW11 〜W13 を開く。
【0019】この後、加熱コイル搬送装置M2によって加
熱コイルC11 、C12 およびC13 を矢印Rと反対方向に上
昇させる。そして、同じく加熱コイル搬送装置M2によっ
て加熱コイルC11 、C12 およびC13 を矢印Qの方向に移
動後、矢印Rの方向に降下させて加熱コイルC11 、C12
およびC13 をそれぞれジャーナル114 、115 およびセン
タ124 上に載置する。前述のように、センタ124 の径は
ジャーナル111 〜115の径に等しくしてあるので、加熱
コイルC13 は、他の加熱コイルC11 、C12 がそれぞれジ
ャーナル114 、115 に載置されると同時に、センタ124
上に載置される。
熱コイルC11 、C12 およびC13 を矢印Rと反対方向に上
昇させる。そして、同じく加熱コイル搬送装置M2によっ
て加熱コイルC11 、C12 およびC13 を矢印Qの方向に移
動後、矢印Rの方向に降下させて加熱コイルC11 、C12
およびC13 をそれぞれジャーナル114 、115 およびセン
タ124 上に載置する。前述のように、センタ124 の径は
ジャーナル111 〜115の径に等しくしてあるので、加熱
コイルC13 は、他の加熱コイルC11 、C12 がそれぞれジ
ャーナル114 、115 に載置されると同時に、センタ124
上に載置される。
【0020】そして、スイッチW13 を閉じることなく、
スイッチW11 とW12 のみを閉じて、ジャーナル111 〜11
3 の加熱と同様に、ジャーナル114 と115 の加熱を行
う。加熱が終了すると、スイッチW11 、W12 を開き、加
熱コイル搬送装置M2によって加熱コイルC11 、C12 およ
びC13 を矢印Rと反対方向に上昇させてから矢印Qと反
対方向に移動させて元の待機位置U2に搬送する。これ
で、クランクシャフト100の加熱工程を終える。
スイッチW11 とW12 のみを閉じて、ジャーナル111 〜11
3 の加熱と同様に、ジャーナル114 と115 の加熱を行
う。加熱が終了すると、スイッチW11 、W12 を開き、加
熱コイル搬送装置M2によって加熱コイルC11 、C12 およ
びC13 を矢印Rと反対方向に上昇させてから矢印Qと反
対方向に移動させて元の待機位置U2に搬送する。これ
で、クランクシャフト100の加熱工程を終える。
【0021】前記実施例では、ジャーナル114 、115 を
加熱するときに、センタ124 上に載置した加熱コイルC1
3 に高周波電流の通電をしなかったが、このようにする
代わりに、図2に示すように、トランスT11 、T12 およ
びT13 を矢印Qの方向に移動後、ジャーナル114 、115
を加熱するときに、トランスT13 のみを矢印Rの方向に
降下させないようにして、加熱コイルC13 がセンタ124
に接触しないようにしてもよい。
加熱するときに、センタ124 上に載置した加熱コイルC1
3 に高周波電流の通電をしなかったが、このようにする
代わりに、図2に示すように、トランスT11 、T12 およ
びT13 を矢印Qの方向に移動後、ジャーナル114 、115
を加熱するときに、トランスT13 のみを矢印Rの方向に
降下させないようにして、加熱コイルC13 がセンタ124
に接触しないようにしてもよい。
【0022】なお、例えば、5個のピンと6個のジャー
ナルとを有するクランクシャフトの全てのピンを2工程
で、また、全てのジャーナルも2工程で加熱しようとす
ると、ピンの加熱用に3個の加熱コイルを、ジャーナル
の加熱にも3個の加熱コイルを、それぞれ、必要とす
る。
ナルとを有するクランクシャフトの全てのピンを2工程
で、また、全てのジャーナルも2工程で加熱しようとす
ると、ピンの加熱用に3個の加熱コイルを、ジャーナル
の加熱にも3個の加熱コイルを、それぞれ、必要とす
る。
【0023】このようなときには、ピンの第2加熱工程
では、1個の加熱コイルのみがピンの加熱に預からない
が、クランクシャフト100 のジャーナル111 〜115 の加
熱の場合と同様の要領で、センタの径をピンの径に等し
くしておいて、その加熱コイルをセンタ上に載置して通
電は行わないようにするか、或いは、降下させないよう
にすればよい。
では、1個の加熱コイルのみがピンの加熱に預からない
が、クランクシャフト100 のジャーナル111 〜115 の加
熱の場合と同様の要領で、センタの径をピンの径に等し
くしておいて、その加熱コイルをセンタ上に載置して通
電は行わないようにするか、或いは、降下させないよう
にすればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のクランク
シャフトの高周波加熱方法は、3個以上の同形のジャー
ナル或いはピンを有するクランクシャフトの高周波加熱
方法において、クランクシャフトの一端側の半数の、ま
たは、半数を切り上げた数のジャーナル或いはピンをこ
れらジャーナル或いはピンのそれぞれに対して設けた高
周波加熱コイルによって加熱する第1工程と、前記高周
波加熱コイルをクランクシャフトの回転軸の方向に移動
させてから残りのジャーナル或いはピンを前記高周波加
熱コイルによって加熱する第2工程とを備えている。
シャフトの高周波加熱方法は、3個以上の同形のジャー
ナル或いはピンを有するクランクシャフトの高周波加熱
方法において、クランクシャフトの一端側の半数の、ま
たは、半数を切り上げた数のジャーナル或いはピンをこ
れらジャーナル或いはピンのそれぞれに対して設けた高
周波加熱コイルによって加熱する第1工程と、前記高周
波加熱コイルをクランクシャフトの回転軸の方向に移動
させてから残りのジャーナル或いはピンを前記高周波加
熱コイルによって加熱する第2工程とを備えている。
【0025】そして、第2工程において、クランクシャ
フトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からな
い高周波加熱コイルを、ジャーナル或いはピンと同径で
クランクシャフトの他端側を支持するセンタ上に載置
し、且つこの高周波加熱コイルには通電しないようにす
ることができる。また、第2工程において、クランクシ
ャフトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預から
ない高周波加熱コイルを、加熱位置に移動させないよう
にすることもできる。
フトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からな
い高周波加熱コイルを、ジャーナル或いはピンと同径で
クランクシャフトの他端側を支持するセンタ上に載置
し、且つこの高周波加熱コイルには通電しないようにす
ることができる。また、第2工程において、クランクシ
ャフトの他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預から
ない高周波加熱コイルを、加熱位置に移動させないよう
にすることもできる。
【0026】従って、本発明のクランクシャフトの高周
波加熱方法は、従来のように、全てのジャーナル、或い
は、ピンを同時に加熱するのではなく、1本のクランク
シャフトの全てのジャーナル、或いは、ピンを2工程で
加熱するので、加熱電力が少なくなる結果、高周波加熱
装置の設備投資費を低減できると共に、多数のクランク
シャフトのジャーナルやピンの加熱の全体工程を適当な
長さに収めることができ、且つ、2番目の工程で加熱に
預からない加熱コイルに通電をせずセンタに載置した
り、或いは、この加熱コイルを加熱位置に移動させない
ようにしているから、この加熱コイルがクランクシャフ
ト等に危害を与えないような安全面での配慮をすること
ができる。
波加熱方法は、従来のように、全てのジャーナル、或い
は、ピンを同時に加熱するのではなく、1本のクランク
シャフトの全てのジャーナル、或いは、ピンを2工程で
加熱するので、加熱電力が少なくなる結果、高周波加熱
装置の設備投資費を低減できると共に、多数のクランク
シャフトのジャーナルやピンの加熱の全体工程を適当な
長さに収めることができ、且つ、2番目の工程で加熱に
預からない加熱コイルに通電をせずセンタに載置した
り、或いは、この加熱コイルを加熱位置に移動させない
ようにしているから、この加熱コイルがクランクシャフ
ト等に危害を与えないような安全面での配慮をすること
ができる。
【図1】本発明のクランクシャフトの高周波加熱方法の
一実施例の説明図であって、ジャーナルを加熱する場合
を示す。
一実施例の説明図であって、ジャーナルを加熱する場合
を示す。
【図2】本発明のクランクシャフトの高周波加熱方法の
他の実施例の説明図であって、ジャーナルを加熱する場
合を示す。
他の実施例の説明図であって、ジャーナルを加熱する場
合を示す。
【図3】本発明のクランクシャフトの高周波加熱方法の
説明図であって、ピンを加熱する場合を示す。
説明図であって、ピンを加熱する場合を示す。
【図4】図3のX−X線矢視断面説明図である。
100 クランクシャフト 101 〜104 ピン 111 〜115 ジャーナル 120 回転軸 C1、C2、C11 、C12 、C13 加熱コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 3個以上の同形のジャーナル或いはピン
を有するクランクシャフトの高周波加熱方法において、
クランクシャフトの一端側の半数の、または、半数を切
り上げた数のジャーナル或いはピンをこれらジャーナル
或いはピンのそれぞれに対して設けた高周波加熱コイル
によって加熱する第1工程と、前記高周波加熱コイルを
クランクシャフトの回転軸の方向に移動させてから残り
のジャーナル或いはピンを前記高周波加熱コイルによっ
て加熱する第2工程とを備えたことを特徴とするクラン
クシャフトの高周波加熱方法。 - 【請求項2】 第2工程において、クランクシャフトの
他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からない高周
波加熱コイルを、ジャーナル或いはピンと同径でクラン
クシャフトの他端側を支持するセンタ上に載置し、且つ
この高周波加熱コイルには通電しない請求項1記載のク
ランクシャフトの高周波加熱方法。 - 【請求項3】 第2工程において、クランクシャフトの
他端側のジャーナル或いはピンの加熱に預からない高周
波加熱コイルを、加熱位置に移動させない請求項1記載
のクランクシャフトの高周波加熱方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9868392A JPH05271777A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | クランクシャフトの高周波加熱方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9868392A JPH05271777A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | クランクシャフトの高周波加熱方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05271777A true JPH05271777A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=14226313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9868392A Pending JPH05271777A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | クランクシャフトの高周波加熱方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05271777A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928609A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | Toppan Printing Co Ltd | 画像面積率測定装置 |
| JPS60187623A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 軸部材の再溶融化処理方法及び装置 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP9868392A patent/JPH05271777A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5928609A (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-15 | Toppan Printing Co Ltd | 画像面積率測定装置 |
| JPS60187623A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 軸部材の再溶融化処理方法及び装置 |
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