JPH0527247U - Lngあるいはlpg等の低温液化ガスを燃料とするガスタービン発電装置 - Google Patents

Lngあるいはlpg等の低温液化ガスを燃料とするガスタービン発電装置

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JPH0527247U
JPH0527247U JP7409691U JP7409691U JPH0527247U JP H0527247 U JPH0527247 U JP H0527247U JP 7409691 U JP7409691 U JP 7409691U JP 7409691 U JP7409691 U JP 7409691U JP H0527247 U JPH0527247 U JP H0527247U
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air
low
temperature liquefied
liquefied gas
combustion
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JP7409691U
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English (en)
Inventor
憲史 杉下
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 季節の変化によって大気温の上昇に影響され
ることなく、高密度で、かつ高圧の燃焼空気を燃焼室へ
供給することを可能にし、燃焼効率を高め、発電機の出
力上昇を達成することのできるガスタービン発電装置を
提供する。 【構成】 LNGあるいはLPG等の低温液化ガスを気
化器で気化させた後燃焼室1に導入すると共に、圧縮機
Cで燃焼空気を加圧して上記燃焼室1に導入させて燃焼
させ、この燃焼ガスで発電機Gを駆動するガスタービン
Tを駆動して発電させるガスタービン発電装置におい
て、上記圧縮機Cの吸込側に接続され、吸込まれる上記
燃焼空気を冷却するための空気冷却器7と、上記気化器
3に移送される低温液化ガスの供給ライン2に介設さ
れ、供給ライン2に流れる低温液化ガスと上記空気冷却
器7を循環し上記燃焼空気を冷却するための冷媒とを熱
交換させる冷媒熱交換器11とを備えることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、LNGあるいはLPG等の低温液化ガスを燃料とするガスタービン 発電装置に係り、特に高密度の燃焼空気を燃焼室に供給することができるガスタ ービン発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、燃焼室で高温、高圧の燃焼ガスを膨脹させてタービンを回し、その回 転力で発電機を駆動させるガスタービン発電装置が知られている。従来この種の ガスタービン発電装置にあっては、その燃料として重油等が用いられていたが、 近年、クリーンな燃焼を目的としてLNGあるいはLPG等の低温液化ガスが燃 料として採用されるに至っている。
【0003】 一般に、LNGあるいはLPG等の低温液化ガスを燃料として採用したガスタ ービン発電装置としては、図3に示すものが使用されている。
【0004】 図3に示すように、ガスタービンTには同軸上に燃焼空気を加圧するための圧 縮機Cが接結されると共に、ガスタービンTの出力軸には発電機Gが接続されて いる。一方、燃焼室1にはLNGあるいはLPG等の低温液化ガスを導入させる ための低温液化ガスの供給ライン2が接続されている。この供給ライン2には最 上流部に供給源としての低温タンクが接続されていると共に、この供給源と燃焼 室1との間には低温液化ガスをガス化するための気化器3が設けられている。
【0005】 また、燃焼室1には圧縮機Cから加圧された燃焼空気を導入させるための燃焼 空気導入管4が接続されていると共に、燃焼室1から高温高圧に膨脹された燃焼 ガスをガスタービンTに供給するための燃焼ガス供給ライン5が接続されている 。
【0006】 従って、LNGあるいはLPG等の低温液化ガスは気化器3で気化された後、 燃焼室1に供給されると共に圧縮機Cで圧縮されて加圧された燃料空気が燃焼室 1に供給されることになる。燃焼室1で高温高圧化された燃焼ガスは、燃焼ガス 供給ライン5を介してガスタービンTに導かれ、ガスタービンTを回転させるこ とにより、発電機Gが駆動されることになる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のLNGあるいはLPG等の低温液化ガスを燃料としたガスタ ービン発電装置にあっては、低温タンクを供給源としてLNGあるいはLPG等 の低温液化ガスが供給ライン2を介して燃焼室1に供給され、燃焼室1の上流側 で気化器3で気化されている。
【0008】 供給源としての低温タンクから送り出される低温液化ガスは、LNGにあって は−160°Cであり、LPGにあっては−40°Cであり、気化器3で気化さ れた後のガス温度は約5〜20°C程度に加温されている。
【0009】 このように気化器3で低温液化ガスを気化させるに際しては、一般に低温熱の 回収を目的として熱交換されているが、未だ充分な熱回収ができない問題がある 。
【0010】 一方、圧縮機Cの吸込口から吸込まれる燃焼空気は大気温にほぼ等しいもので あり、夏季と冬季とでは大きな温度差を有している。冬季にあっては吸込まれる 燃焼空気が5°C程度になるが、他方夏季にあっては圧縮機Cに吸込まれる燃焼 空気が大気温に応じて30°Cを超えることがあり、特に夏季にあって圧縮機C に吸込まれる燃焼空気の温度が30°C近くなると、当然のことながら空気密度 が低くなる。
【0011】 このように、大気温の上昇にともなっての燃焼空気の密度が低くなると、圧縮 機Cで圧縮した場合、燃焼空気の密度が高い場合に比較して燃焼効率が低下し、 究極的には発電機の出力が低下する問題があった。
【0012】 そこで、本考案の目的は上記課題を解決し、季節の変化によって大気温の上昇 に影響されることなく、高密度で、かつ高圧の燃焼空気を燃焼室へ供給すること を可能にし、燃焼効率を高め、発電機の出力上昇を達成することのできるガスタ ービン発電装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、LNGあるいはLPG等の低温液化ガス を気化器で気化させた後燃焼室に導入すると共に、圧縮機で燃焼空気を加圧して 上記燃焼室に導入させて燃焼させ、この燃焼ガスで発電機を駆動するガスタービ ンを駆動して発電させるガスタービン発電装置において、上記圧縮機の吸込側に 接続され、吸込まれる上記燃焼空気を冷却するための空気冷却器と、上記気化器 に移送される低温液化ガスの供給ラインに介設され、供給ラインに流れる低温液 化ガスと上記空気冷却器を循環し上記燃焼空気を冷却するための冷媒とを熱交換 させる冷媒熱交換器とを備えて構成されている。
【0014】
【作用】
上記構成により、空気冷却器で、圧縮機に吸込まれる燃焼空気をその上流側で 冷却し、吸込まれる燃焼空気の密度を高めることができ、高密度でかつ高圧な燃 料空気を燃焼室に供給することができる。また、上記空気冷却器は気化器に移送 される低温液化ガスの供給ラインに設けられた冷媒熱交換器で上記空気冷却器を 循環して燃焼空気を冷却すべく熱交換した冷媒を冷却することにより、低温液化 ガスで燃焼空気を冷却することになり気化器の負荷を低減させるとともに、低温 液化ガスから熱回収を達成することができる。
【0015】
【実施例】
本考案の一実施例について図に従って詳述する。
【0016】 図1に示すように、従来例同様にガスタービンTには同軸上に燃焼空気を加圧 するための圧縮機Cが接続されていると共に、ガスタービンTの出力軸には発電 機Gが接続されている。一方、燃焼室1にはLNGあるいはLPG等の低温液化 ガスを導入させるための低温液化ガスの供給ライン2が接続されている。この供 給ライン2には最上流部に供給源としての低温タンクが接続されていると共に燃 焼室1側には気化器3が設けられている。また、燃焼室1には圧縮機Cから加圧 された燃焼空気を導入させるための燃焼空気導入管4が接続されていると共に燃 焼室1から高温高圧に膨脹された燃焼ガスをガスタービンTに供給するための燃 焼ガス供給ライン5が接続されている。
【0017】 特に本考案にあっては、圧縮機Cの燃焼空気を吸込むための吸込口6側には吸 込まれる燃焼空気を冷却するための空気冷却器7が接続されている。この空気冷 却器7は外殻ハウジング8とこのハウジング8内に設けられた空気熱交換器9と から主に構成されている。この空気熱交換器9には空気と間接接触させて冷却す るための冷媒循環サイクル10が接続されている。
【0018】 他方、低温液化ガスの供給ラインには上記気化器3と供給源たる低温タンクと の間に上記冷媒循環サイクル10に介設される冷媒熱交換器11が介設されてい る。この冷媒熱交換器11は冷媒循環サイクル10に接続された空気熱交換器9 を通過して空気を冷却すべく熱交換された冷媒を供給ライン2を流れる低温液化 ガスと熱交換して冷媒を冷却するように構成されている。
【0019】 空気熱交換器9を内部に収納した外殻ハウジング8には空気吸込口12が設け られると共に熱交換後の空気を圧縮機Cの吸込口6に導入させるための冷却空気 移送管13が接続されている。
【0020】 一方、冷媒循環サイクル10には空気熱交換器9を通過した冷媒を冷媒熱交換 器11に移送させて循環させるためのポンプ14が設けられている。
【0021】 また、空気熱交換器9と上記ポンプ14を結ぶ冷媒循環サイクル10には空気 熱交換器9を通過した熱交換後の冷媒中に含まれるガス分を分離する気液分離器 15が設けられている。
【0022】 次に本実施例の作用について述べる。
【0023】 図1に示すように、燃焼空気は空気冷却器7の空気吸込口12から外殻ハウジ ング8内に吸込まれると空気熱交換器9と接触して冷却された後、冷却空気移送 管13を介して圧縮機Cに導入されることになる。特に、空気熱交換器9には低 温液化ガスの供給ライン2に設けられた冷媒熱交換器11で低温液化ガスに冷却 された冷媒が流れることになり、燃焼空気は間接的に低温液化ガスと熱交換され て冷却されることになり、たとえ、夏季において大気温が高いときであっても十 分冷却して高密度の燃焼空気として圧縮機Cに導入することができる。このよう に、高密度の燃焼空気を圧縮機Cに導くことにより、燃焼室1には高圧で、かつ 高密度の空気を供給することができ、供給ライン2から燃焼室1に導入されるL NGあるいはLPGの燃料ガスを効率よく燃焼させてガスタービンTに送ること ができ、ガスタービンTの回転力を高めて発電機Gの出力を可及的に上昇させる ことができる。
【0024】 一方、供給ライン2内に移送される低温液化ガスは気化器3の上流側で上記冷 媒熱交換器11によって空気を冷却する冷媒と熱交換することにより、昇温され 気化器3の負荷を低減させることができ、低温液化ガスの気化にともなう熱回収 を有効に達成することができる。
【0025】 尚、気液分離器15は空気熱交換器9を通過した冷媒中にガス分が含まれてい る場合にガス分を除去して冷媒液のみをその下流側となるポンプ14に導くため のものである。
【0026】 次に、本考案の変形実施例について、図2に従って説明する。
【0027】 図2に示すように、空気冷却器7が低温液化ガスの供給ライン2に介設された 冷媒熱交換器11により冷却された冷媒と空気とを直接接触させて燃焼空気を冷 却するための直接接触形空気熱交換器16を採用したものである。
【0028】 図示するように、空気冷却器7は密閉された容器17によって区画形成されて いる。この容器17内の上部に冷媒熱交換器11を通過して低温液化ガスと熱交 換されて冷却された冷媒を底部に向けてスプレーするためのスプレー管18が設 けられている。
【0029】 一方、容器17の中間部には内部に空気を導入する空気吸込口12が設けられ ていると共に容器17の頂部には上記空気吸込口12から導入された空気がスプ レー管18からスプレーされる冷媒に向流して冷媒と直接接触して熱交換されて 冷却された空気を、圧縮機Cに供給するための燃焼空気移送管13が接続されて いる。
【0030】 また、この燃焼空気移送管13の出口13aと上記スプレー管18との間には 容器17内を上昇して出口13aに向かって冷却される空気中に含まれる冷媒を 分離除去するためのフィルター19が設けられている。
【0031】 空気冷却器7と低温液化ガスの供給ライン2に介設された冷媒熱交換器11と を結んで冷媒を循環させる冷媒循環サイクル10が形成されている。
【0032】 特に、この実施例にあっては、容器17の底部には燃焼空気と直接接触した後 の冷媒液を貯溜させるための冷媒液貯溜部20が形成されている。この冷媒液貯 溜部20には熱交換後の冷媒を冷媒熱交換器11に移送させると共にこの冷媒熱 交換器11を通過した冷媒をスプレー管18に送り込むための冷媒循環ライン2 1が設けられており、この冷媒循環ライン21には冷媒を移送するためのポンプ 14が介設されている。更に、燃焼空気導入管13にはその途中に冷媒液を更に 除去するためのドレンポット22が設けられている。このドレンポット22には これに回収された冷媒液を空気冷却器7を構成する容器17の冷媒液貯溜部20 に戻すための冷媒液戻管23が設けられている。
【0033】 その他の圧縮機C、ガスタービンT、発電機Gおよび燃焼室1は先に述べた実 施例と同様の構成を採用している。
【0034】 そこで、燃焼空気は空気冷却器の空気吸込口12より吸込まれて、低温液化ガ スと熱交換された冷媒によって冷却され、高密度の燃焼空気として圧縮機Cに導 かれた後加圧されて燃焼室1に導入されることになる。
【0035】 従って、先の実施例同様の作用効果がえられる。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、本考案は構成されているため、次のごとき優れた効果を発揮す る。
【0037】 (1)LNGあるいはLPG等の低温液化ガスを燃料として採用したガスター ビン発電装置において季節の変化によって大気温の上昇に影響されることなく、 高密度で、かつ高圧の燃焼空気を燃焼室へ供給することを可能にし、燃焼効率を 高め、発電機の出力上昇を達成することができる。
【0038】 (2)低温液化ガスと燃焼空気とを熱交換させて燃焼空気を冷却して高密度化 を達成すると共に低温液化ガスを気化器の上流側で燃焼空気と熱交換させること により、気化器の負荷を低減させると共に低温液化ガスの気化にともなう熱回収 を有効に達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成図である。
【図2】本考案の変形実施例を示す構成図である。
【図3】従来例を示す構成図である
【符号の説明】
C 圧縮機 T ガスタービン G 発電機 1 燃焼室 2 供給ライン 3 気化器 7 空気冷却器 11 冷媒熱交換器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LNGあるいはLPG等の低温液化ガス
    を気化器で気化させた後燃焼室に導入すると共に、圧縮
    機で燃焼空気を加圧して上記燃焼室に導入させて燃焼さ
    せ、この燃焼ガスで発電機を駆動するガスタービンを駆
    動して発電させるガスタービン発電装置において、上記
    圧縮機の吸込側に接続され、吸込まれる上記燃焼空気を
    冷却するための空気冷却器と、上記気化器に移送される
    低温液化ガスの供給ラインに介設され、供給ラインに流
    れる低温液化ガスと上記空気冷却器を循環し上記燃焼空
    気を冷却するための冷媒とを熱交換させる冷媒熱交換器
    とを備えたことを特徴とするLNGあるいはLPG等の
    低温液化ガスを燃料とするガスタービン発電装置。
JP7409691U 1991-09-13 1991-09-13 Lngあるいはlpg等の低温液化ガスを燃料とするガスタービン発電装置 Pending JPH0527247U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07145743A (ja) * 1993-07-23 1995-06-06 Baltimore Aircoil Co Inc ガスタービン用燃焼空気予冷システム
JP2021025497A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 中国電力株式会社 吸気冷却装置、ガスタービン・プラントおよび吸気冷却方法

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