JPH0527611Y2 - - Google Patents

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JPH0527611Y2
JPH0527611Y2 JP13446887U JP13446887U JPH0527611Y2 JP H0527611 Y2 JPH0527611 Y2 JP H0527611Y2 JP 13446887 U JP13446887 U JP 13446887U JP 13446887 U JP13446887 U JP 13446887U JP H0527611 Y2 JPH0527611 Y2 JP H0527611Y2
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asphalt
roofing
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solid content
roof
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、表面処理した屋根下張り用アスフア
ルトルーフイングに関し、詳しくは住宅等の勾配
屋根において屋根下張り用アスフアルトルーフイ
ングを施工中または施工後、作業者がその上を歩
行する際、すべりにくいように表面処理をほどこ
した屋根下張り用アスフアルトルーフイングに関
するものである。 (従来の技術および問題点) 一般に、屋根下張り用アスフアルトルーフイン
グの表面にタルクまたは珪砂を均一に付着させて
該ル−フイングをロール状に巻いた場合の荷重に
よる表面間の密着を防止している。ところが、住
宅等の勾配屋根に該ルーフイングを下張りし、そ
の上に瓦等の屋根葺材を葺く場合、3寸5分以下
の通常の勾配の屋根では殆ど問題はないが、これ
以上の急勾配の屋根になると、これら屋根下張り
用アスフアルトルーフイングの表面に付着したタ
ルクまたは珪砂のうちで充分付着しないで遊離し
ている僅かのタルクや珪砂のため、作業者がその
上を歩行するとすべり易く非常に危険である。一
方、屋根下張り用としてアスフアルトフエルトを
用いることがあるが、この場合には、かかる危険
性はなくなるが、防水性、寸法安定性および耐久
性に欠けるという問題がある。 本考案は、従来のタルクまたは珪砂を付着した
屋根下張り用アスフアルトルーフイングの表面に
被膜をほどこし、本来のアスフアルトルーフイン
グの性能を維持しつつ、すべりにくい製品を提供
することを目的としてなされたものである。 (問題を解決するための手段) 本考案は、上述の如き従来技術の情況に鑑み鋭
意検討を重ねた結果なされたものであり、その要
旨とするところは、天然ゴムラテツクスまたは/
およびSBRラテツクス100重量部(固形分換算)
に対し、コロイダルシリカを10乃至400重量部
(固形分換算)の割合で相溶させ、さらに必要に
応じて水を加えてなる混合液を塗布し乾燥させて
表面処理した屋根下張り用アスフアルトルーフイ
ングである。 従来、コロイダルシリカを紙の表面に塗布し、
積み重ねの際、すべつて落下するのを防止するこ
とが知られているが、屋根下張り用アスフアルト
ルーフイングの表面にコロイダルシリカを塗布す
るのみでは、該コロイダルシリカがタルクまたは
珪砂とよく接着するが、アスフアルトとはあまり
よく接着せず、被膜が乾燥固化した後アスフアル
トとの界面から剥離しやすい。本考案者は、コロ
イダルシリカのPHおよび電荷に一致する天然ゴム
ラテツクスまたはSBRラテツクスを選択し、コ
ロイダルシリカとゴムラテツクスを適当な割合で
相溶させ、さらに必要に応じて水を加えてなる混
合液を屋根下張り用アスフアルトルーフイングの
表面に塗布して乾燥させると、タルクまたは珪砂
がルーフイング表面に緊密に固着されると共にさ
らにゴムの粘弾性およびコロイダルシリカによる
表面の摩擦係数の増大などの効果により、きわめ
てすべりにくいルーフイングが得られることを見
出した。 以下に、図面を用いて本考案に係る表面処理し
た屋根下張り用アスフアルトルーフイングについ
て詳細に説明する。 第1図は、該表面処理した屋根下張り用アスフ
アルトルーフイングの断面図であり、1はストレ
ートアスフアルトを含浸した芯材で、芯材として
は各種の襤褸、故紙を主体としたラグ原紙が多く
用いられるが、このほか合成繊維、ガラス繊維な
どの不織布、織布のうち、いずれを用いても差支
えない。これらの芯材にアスフアルトを含浸させ
ただけのものはアスフアルトフエルトといわれる
が、アスフアルトルーフイングは、更にこれに上
掛けアスフアルト2を塗布し、防水性、耐久性を
完全にしたものである。上掛けアスフアルト2は
芯材の両面に塗覆され、この場合アスフアルトと
してはブローンアスフアルトが多く用いられるが
ゴム化アスフアルトなどを用いて防水性能の向上
をはかることもできる。上掛けアスフアルト2を
塗布した後、ただちにタルクまたは珪砂3をルー
フイング表面に均一に散布するが、これによつて
製品をロール状に巻いた場合、荷重による表面間
の密着を防止することができる。タルクまたは珪
砂3を散布付着させた後、天然ゴムラテツクスま
たは/およびSBRラテツクスとコロイダルシリ
カを相溶させ、さらに必要に応じて水を加えた混
合液をロールコーターなどにより均一に塗布し乾
燥させて被膜4を形成する。この場合この混合液
にあらかじめ通常の防腐剤、防カビ剤をラテツク
スの固形分に対して、それぞれ0.1重量%程度加
えておくのが好ましい。ルーフイングに対する混
合液の塗布量は、該混合液の固形分換算で5〜10
g/m2で充分である。また該混合液の塗布は、ル
ーフイングを貼りつける場合に上側になる面にの
み行なえばよい。 天然ゴムラテツクスまたは/およびSBRラテ
ツクスに対するコロイダルシリカの混合割合がゴ
ムラテツクス100重量部(固形分換算)に対して
コロイダルシリカの量が10重量部(固形分換算)
以下では、充分な耐水接着強度が得られずアスフ
アルトとの界面から被膜4が剥離しやすくなる。
また、コロイダルシリカの量が400重量部(固形
分換算)を超えると、かえつて摩擦係数が小さく
なり、従つてすべりやすくなり逆効果になる。 第2図は、供試体のすべり試験をする装置であ
るが、図に示す如く5寸勾配の斜面に供試体を貼
りつけ、その上のクロロプレンゴム(発泡倍率4
倍)の板を貼りつけた鉄製の錘を、ゴム板の面が
供試体の表面に接するようにしてのせ、錘を500
mm/minの引張速度で矢印方向へ斜面上をすべら
せ錘が100mm動いた時の引張強度を測定する。同
一の供試体について3箇所測定し平均値を求め
る。錘の大きさは、寸法が200mm×100mm、厚さが
30mmの鉄板に、寸法が200mm×100mm、厚さが10mm
のクロロプレンゴムの板を貼り合せたもので、荷
重が5Kgfに調整されている。 こゝで、引張強度をT〔Kgf〕、摩擦力をF〔Kg
f〕、摩擦係数をμ、錘の荷重をW〔Kgf〕、斜面
の傾斜角をα〔度〕で表わすと次の式が成立する。 T=F=μ・W・cosα ……〔〕 μ=T/W・cosα ……〔〕 5寸勾配の場合、α=26.565であるので μ=T/0.8914W ……〔〕 となる。上式で錘の荷重が既知であるから引張強
度を測定すれば、摩擦係数を求めることが可能で
ある。 (実施例) 次に、実施例、比較例および性能評価方法を示
して本考案を更に詳しく説明する。 実施例 1 クロスレン2M−30(武田薬品工業(株)製SBRラ
テツクス、固形分40%)100重量部(固形分換算)
に、スノーテツクス30(日産化学(株)製コロイダル
シリカ、固形分30%)を50重量部(固形分換算)
加え、さらにデルトツプA(武田薬品工業(株)製防
腐剤)を0.1重量部、コーサイド55D(武田薬品工
業(株)製防カビ剤)を0.1重量部および水を1500重
量部加えて、約10分間攪拌混合して均一な混合液
を作成した。ルーフイング製造工程で、タルクま
たは珪砂を散布付着させた後、直ちに前記混合液
をロールコーターにより、ルーフイングの片面に
均一に塗布し乾燥させて、表面処理した屋根下張
り用アスフアルトルーフイングを得た。 実施例 2〜7 第1表に記載の組成のもので、実施例1と同様
にして表面処理した屋根下張り用アスフアルトル
ーフイングを作成した。 比較例 1〜4 第2表に記載した組成のごとく、天然ゴムラテ
ツクスのまたは/およびSBRラテツクス100重量
部(固形分換算)に対して、コロイダルシリカを
実用新案登録請求の範囲外の量を相溶させ、さら
に水などを加えて作成した混合液を用い、実施例
と同様にして、表面処理した屋根下張り用アスフ
アルトルーフイングを得た。 性能評価方法および判定基準 すべりにくさは、第2図に示したすべり試験装
置で測定した引張強度〔Kgf〕から、前記〔〕
式を使つて求められる摩擦係数の数値の大小によ
つて判定される。このすべり試験では、供試体が
乾燥状態にあるものと、スプレー等で供試体の表
面に充分散水して湿潤状態にした場合についても
摩擦係数を求めた。これは、屋根の上で作業中降
雨に見舞われ、製品の表面が濡れてすべりやすく
なる場合があるからである。 すべりにくいと考えられるのは、経験的に見て
摩擦係数が1.8以上である場合である。従つて、
すべりにくさの判定基準として、摩擦係数が2以
上あるものを良、1.8〜2のものをやゝ良、1.8以
下のものを不良とした。 次に、表面処理被膜の耐水接着性が要求される
が、これは屋根に表面処理したルーフイングを貼
りつけている時または貼りつけた後、雨が降りは
じめ、しかもこの雨が降り続いて長期にわたり作
業を中断しなければならない場合があるが、その
後、作業者が屋根葺材を貼るため屋根の上にあが
り、表面処理したルーフイングの上を歩行するた
めである。この表面処理被膜の耐水接着強度が極
端に低い場合には、歩行によつて該被膜がアスフ
アルトとの界面から簡単に剥離し、これが原因で
すべることがあり非常に危険である。 表面処理被膜の耐水接着性の試験方法は、
JISK 6854「接着剤のはく離接着強さ試験方法」
の180度はく離試験方法に準じて行なつた。ただ
し、試料は20℃の水中に10日間浸漬したものを供
した。 試験結果の判定基準は、接着強度が0.7Kg/cm
以上あるものを良、0.2〜0.7Kg/cmのものをやゝ
良とし、0.2Kg/cm以下のものを不良とした。
【表】 〓備考〓 ◎−良、○−やゝ良
【表】 〓備考〓 ◎−良、○−やゝ良、×−不

(考案の効果) 本考案により、従来の屋根下張り用アスフアル
トルーフイングを簡便に表面処理して、タルクま
たは珪砂をルーフイング表面に緊密に固着させる
と共に、ゴムの粘弾性およびコロイダルシリカに
よる表面の摩擦係数の増大などの効果により、き
わめてすべりにくい屋根下張り用アスフアルトル
ーフイングを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の表面処理した屋根下張り用
アスフアルトルーフイングの断面図であり、第2
図は、すべり試験装置の略図である。 図中、1はアスフアルトを含浸した芯材、2は
上掛けアスフアルト、3はタルクまたは珪砂、4
は表面処理被膜である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天然ゴムラテツクスまたは/およびSBRラテ
    ツクス100重量部(固形分換算)に対し、コロイ
    ダルシリカを10乃至400重量部(固形分換算)の
    割合で相溶させ、さらに必要に応じて水を加えて
    なる混合液を塗布し乾燥させて、表面処理した屋
    根下張り用アスフアルトルーフイング。
JP13446887U 1987-09-04 1987-09-04 Expired - Lifetime JPH0527611Y2 (ja)

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JP13446887U JPH0527611Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6441515U JPS6441515U (ja) 1989-03-13
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