JPH05276799A - 車両用交流発電機の電圧制御装置 - Google Patents

車両用交流発電機の電圧制御装置

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JPH05276799A
JPH05276799A JP4067233A JP6723392A JPH05276799A JP H05276799 A JPH05276799 A JP H05276799A JP 4067233 A JP4067233 A JP 4067233A JP 6723392 A JP6723392 A JP 6723392A JP H05276799 A JPH05276799 A JP H05276799A
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JP
Japan
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voltage
switching means
control device
frequency
generator
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Pending
Application number
JP4067233A
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English (en)
Inventor
Akihiro Saito
昭博 斉藤
Hitoshi Minorikawa
斉 御法川
Keiichi Masuno
敬一 増野
Tetsuo Ueno
哲男 上野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両用交流発電機の電圧制御装置において、初
期励磁電流を制限しかつラジオノイズの発生を抑える構
成を提供する。 【構成】初期励磁電流制限用の発振回路8を設け、この
発振回路8が励磁コイル3を駆動するスイッチング手段
6に発振信号を与えてオン・オフ制御することにより初
期励磁電流を制限する。スイッチング手段6にダーリン
トントランジスタ61を用い、発信回路8がダーリント
ントランジスタ61に与える発振信号の周波数fC を2
0Hz〜150Hzとすることにより中波帯のラジオノ
イズの発生を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用交流発電機の電圧
制御装置に係わり、特に発電機からの電圧サージにより
発生するラジオノイズを低減するための電圧制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用交流発電機においては、バッテ
リーから初期励磁電流を流し、エンジンの回転とともに
発電機が回転して電圧を立ち上げる方法が主に採用され
ている。しかしこのとき運転手の過ちによりキースイッ
チを投入したままエンジンを始動せず放置すると、短時
間でバッテリーが放電してしまうという欠点がある。そ
こでこのバッテリーの放電を抑える方法として、特開昭
54−140112に示される以下の2つの方法があ
る。第一の方法は励磁コイルと直列に抵抗を接続するこ
とにより初期励磁電流を立ち上がりに必要な最小限の量
に制限する方法であり、第二の方法は初期励磁電流制限
用の発振回路を設け、この発振回路が電流励磁コイルを
駆動するスイッチング手段に発振信号を与えて断続制御
することにより初期励磁電流を制限する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法にはそれぞ
れ以下の問題点が存在する。
【0004】第一の方法は、約10Wの電力用抵抗が必
要であり、発熱によるロスが生じまた構造が複雑となり
組立性が低い等の問題がある。
【0005】第二の方法は、発熱によるロスは少なく組
立性の問題も生じないが、スイッチング手段が励磁電流
をオン・オフする際の電圧サージによりラジオ等にノイ
ズを発生させやすいという問題がある。
【0006】本発明の目的は、初期励磁電流を制限しか
つラジオノイズの発生を抑える車両用交流発電機の電圧
制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は電機子コイルと、励磁コイルと、前記電機
子コイルの交流出力を整流する整流器と、前記励磁コイ
ルの励磁電流を断続するスイッチング手段と、前記整流
器の直流出力により充電されるバッテリーと、前記整流
器の出力若しくは前記バッテリーの電圧に応じて前記ス
イッチング手段を制御する電圧検出手段と、発電機の作
動が所定の状態に達したことを検出して検出信号を発生
する発電検出手段と、キースイッチの投入時点より前記
検出信号の発生時点までの間、前記スイッチング手段に
発振信号を与えて前記スイッチング手段を断続制御する
断続制御手段とを有する車両用交流発電機の電圧制御装
置において、前記断続制御手段は前記スイッチング手段
に与える発振信号の周波数を20Hzから150Hzま
での範囲内に設定する。
【0008】また、望ましくは前記スイッチング手段は
ダーリントントランジスタであり、またはMOS−FE
Tであってもよい。
【0009】
【作用】以上のように構成した本発明においては、初期
励磁電流制限用の発振手段に設けたスイッチング手段に
断続制御手段が与える発振周波数を20Hz〜150H
zの範囲に設定することにより、ラジオノイズの発生を
抑えつつ初期励磁電流を制限できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図8により説
明する。
【0011】図1は、車両用交流発電機及びその電圧制
御装置の概要を示す回路図であり、発電機1と、電圧制
御装置5と、キースイッチ11と、バッテリー12とか
ら構成される。発電機1は回転による誘導電圧を発生す
る電機子コイル2と、初期励磁用の励磁コイル3と、電
機子コイル2により発電された3相交流を整流する全波
整流器4とから構成されている。電圧制御装置5は、励
磁コイル3を断続制御するスイッチング手段6と、全波
整流器4の出力電圧若しくはバッテリー12側の充電電
圧を検出する電圧検出回路7と、キースイッチ11の投
入によりイグニッション端子IGに電源が供給されると
発振動作する発振回路8と、発電機1の1相電圧を検出
する発電検出回路9と、電圧検出回路7、発振回路8及
び発電検出回路9からの出力に応じてスイッチング手段
6の作動を制御する断続制御回路10とから構成され
る。
【0012】図2は、本発明の実施例の電圧制御装置5
の構成を示す回路図である。スイッチング手段6はダー
リントントランジスタ61であり、そのコレクタ側には
励磁コイル3及び逆起電力吸収用のフライホイルダイオ
ード21が接続されている。励磁コイル3の他端は全波
整流器4の出力端子Aに接続され、またフライホイルダ
イオード21の他端とも接続されている。ダーリントン
トランジスタ61のベースは、抵抗22を介してイグニ
ッション端子IG、キースイッチ11に接続されてい
る。
【0013】電圧検出回路7はB端子の電圧を分圧する
抵抗71,72と、分圧電圧を判別して導通・遮断する
定電圧ダイオード73とトランジスタ74とから構成さ
れ、エンジン始動後において入力端子Bの電圧すなわち
バッテリー12の充電電圧を所定の電圧に調整する。
【0014】発振回路8はコンパレータ81と、ツェナ
ーダイオード82と、抵抗83と、コンデンサ84と、
定電流源85,86と、トランジスタ87とから構成さ
れる。この発振回路の動作原理を以下に説明する。コン
デンサ84の充電時において定電流源85,86から電
流が流れコンデンサ84の端子電圧が上昇する。さらに
端子電圧が上昇してツェナーダイオード82の電圧を越
えるとコンパレータの出力レベルがHIとなり、トラン
ジスタ87をONさせて抵抗83とコンデンサ84との
三角波発生回路を形成し、これらの時定数でコンデンサ
ー84からの放電をおこなう。このようにして充電と放
電をくり返し発振する。
【0015】発電検出回路9は抵抗91,92とコンデ
ンサ93とから構成される平滑回路とトランジスタ94
とを有し、発電機1の一相電圧が一定値に達するとトラ
ンジスタ94を導通する。
【0016】断続制御回路10はトランジスタ101と
ベース抵抗102とから構成され、発振回路8の発振信
号によって断続制御回路10のトランジスタ101が断
続する。
【0017】本実施例は以上の構成であり、その動作を
以下に説明する。
【0018】運転者によりキースイッチ12が投入され
てイグニッション端子IGに電源が供給されると、発振
回路8の発振信号によって断続制御回路10のトランジ
スタ101が断続する。その結果ダーリントントランジ
スタ61が断続的に作動して一定の割合で導通し、この
導通比に応じた励磁電流が励磁コイル3に流れる。この
時の励磁電流の平均値は発電機1を立ち上げられる程度
に、オン・オフ制御パルスの周波数fC を20Hz〜1
50Hzになるようにコンデンサ84及び抵抗83を設
定しておく。
【0019】スタータによりエンジンが始動し発電機1
の回転数が上昇して一定の回転数に達すると、上記励磁
電流によって発電機1の出力電圧が立ち上がる。これに
より発電検出回路9のトランジスタ94が導通してトラ
ンジスタ101を強制的に遮断するので、発振回路8の
発振信号はダーリントントランジスタ61のベースには
伝達されなくなり、初期励磁を終了する。したがって、
以降ダーリントントランジスタ61は電圧検出回路7に
よって通常の電圧調整動作を行う。つまり、抵抗71,
72と定電圧ダイオード73の設定により、出力端子B
の電圧がある所定値、例えば14.4Vに達した時トラ
ンジスタ74を導通するように構成すれば、検出電圧が
所定値以下の時励磁コイル3を励磁し所定値以上の時は
励磁しない。その結果出力端子Bの電圧は所定値14.
4Vになるように調整される。
【0020】本実施例における装置の構成及び動作は以
上のようであるが、本実施例の要部は、ダーリントント
ランジスタ61を断続的に作動させる発振回路8のオン
・オフ制御パルスの周波数fC の設定にある。以下この
周波数設定について図3〜図5を用いて説明する。初期
励磁時のトランジスタ61及び励磁コイル3に流れる電
流の様子をそれぞれ図3(a)及び図3(b)に示す。
ダーリントントランジスタ61の導通状態すなわちON
状態の時間をt1、非導通状態すなわちOFF状態の時
間をt2とするとオン・オフ制御パルスの周波数はfC
=1/(t1+t2)で表される。このオン・オフ制御
パルスの周波数fC をどの値に設定するかにより、発生
するノイズ分布の周波数特性が異なる。
【0021】図4に初期励磁時の出力端子Bのノイズレ
ベルを周波数(FFT)分析し、オン・オフ制御パルス
の周波数fC が100Hzの場合と200Hzの場合に
ついてその結果を比較して示す。中波帯にあたるノイズ
周波数fR =500KHz〜1600KHzの範囲で6
0〜70dBμ/V程度のレベルのノイズが発生する。
【0022】図5にNHKラジオの発信周波数付近であ
るfR =500KHzの場合について、横軸にオンオフ
周波数fC (KHz)をとってノイズレベルのオンオフ
周波数分布特性を示す。図のようにダーリントントラン
ジスタを用いた本実施例によるノイズのレベルは150
Hz付近を境に急激に上昇するのでノイズ低減の効果は
オンオフ周波数fC =150Hz以下の領域で大きい。
したがってオン・オフ制御パルスの周波数fC を150
Hz以下になるようにコンデンサ84及び抵抗83を設
定すればノイズ低減は達成できる。しかし20Hz以下
ではキースイッチ11投入時チャージランプ等のランプ
類の明暗が問題となるので、本実施例の適用範囲として
はfC =20Hz〜150Hzが適当と考えられる。
【0023】本実施例によれば、励磁コイル3を断続制
御するスイッチング手段6としてダーリントントランジ
スタ61を設け、このダーリントントランジスタ61を
断続的に作動させる発振回路8のオン・オフ制御パルス
の周波数fC を20Hz〜150Hzに設定したので、
ラジオノイズの発生を抑えつつ初期励磁電流を制限する
ことができる。
【0024】次にスイッチング手段6についての他の実
施例を図6〜図9により説明する。本実施例はスイッチ
ング手段としてMOS−FETを用いる。図6と図7に
ダーリントントランジスタ61とMOS−FETの回路
図をそれぞれ示す。MOS−FETはダーリントントラ
ンジスタ61よりオン・オフスピードがさらに遅いとい
う特性を有する。この特性を、横軸に時間縦軸に電圧を
とって入力端子Bの電圧の変化とコレクタ電圧若しくは
ドレイン電圧の変化により図8に示す。図のように、M
OS−FETのほうがダーリントントランジスタ61よ
りもB端子電圧の変化が少なく、ドレイン電圧の時間的
変化が緩やかである。一方ノイズの発生は電圧の変化が
速いほどまた変化量が大きいほど増加する性質があるの
で、MOS−FETのほうがダーリントントランジスタ
61よりもノイズ低減の効果が大きい。図9にMOS−
FETのオンオフ周波数fC によるノイズ低減効果をダ
ーリントントランジスタ61と比較して示す。fC =2
0Hz〜150Hzにおいてノイズ低減効果があるのは
前述したダーリントントランジスタの実施例の場合と同
様であるが、MOS−FETでは前記適用範囲において
ダーリントントランジスタに比べさらに約2dBμ/V
程度ノイズを低減することができる。
【0025】本実施例によれば、励磁コイル3を断続制
御するスイッチング手段6としてMOS−FETを用い
たのでノイズ低減効果がさらに大きくなる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、断続制御回路が与える
発振周波数を20Hz〜150Hzにしたので、ラジオ
ノイズの発生を抑えつつ初期励磁電流を制限できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用交流発電機及びその電圧制御装置の概要
を示す回路図である。
【図2】本発明の実施例における電圧制御装置の構成を
示す回路図である。
【図3】初期励磁時におけるトランジスタ及び励磁コイ
ルに流れる電流の様子を示す図である。
【図4】初期励磁時の出力端子のFFT分析波形図であ
る。
【図5】ノイズレベルのオンオフ周波数分布特性を示す
図である。
【図6】ダーリントントランジスタの回路図である。
【図7】MOS−FETの回路図である。
【図8】MOS−FET及びダーリントントランジスタ
の電圧の経時的変化の様子を示した図である。
【図9】MOS−FETを用いた実施例の場合のノイズ
低減効果を示した図である。
【符号の説明】
1 発電機 3 励磁コイル 5 電圧制御装置 6 スイッチング手段 61 ダーリントントランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 哲男 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子コイルと、励磁コイルと、前記電
    機子コイルの交流出力を整流する整流器と、前記励磁コ
    イルの励磁電流を断続するスイッチング手段と、前記整
    流器の直流出力により充電されるバッテリーと、前記整
    流器の出力若しくは前記バッテリーの電圧に応じて前記
    スイッチング手段を制御する電圧検出手段と、発電機の
    作動が所定の状態に達したことを検出して検出信号を発
    生する発電検出手段と、キースイッチの投入時点より前
    記検出信号の発生時点までの間、前記スイッチング手段
    に発振信号を与えて前記スイッチング手段を断続制御す
    る断続制御手段とを有する車両用交流発電機の電圧制御
    装置において、前記断続制御手段は前記スイッチング手
    段に与える発振信号の周波数を20Hzから150Hz
    までの範囲内に設定したことを特徴とする電圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電圧制御装置において、
    前記スイッチング手段はダーリントントランジスタ若し
    くはMOS−FETであることを特徴とする電圧制御装
    置。
JP4067233A 1992-03-25 1992-03-25 車両用交流発電機の電圧制御装置 Pending JPH05276799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5645388A (en) * 1995-09-27 1997-07-08 Lacasse; Maurice Cantilever lift assembly for stationary small aircraft
US7180271B2 (en) 2004-04-23 2007-02-20 Denso Corporation Vehicle generator regulating apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5645388A (en) * 1995-09-27 1997-07-08 Lacasse; Maurice Cantilever lift assembly for stationary small aircraft
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