JPH0527683A - 貼着材 - Google Patents

貼着材

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JPH0527683A
JPH0527683A JP20493391A JP20493391A JPH0527683A JP H0527683 A JPH0527683 A JP H0527683A JP 20493391 A JP20493391 A JP 20493391A JP 20493391 A JP20493391 A JP 20493391A JP H0527683 A JPH0527683 A JP H0527683A
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JP
Japan
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layer
postcard
adhesive
resin
primer layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP20493391A
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English (en)
Inventor
Noboru Matsuguchi
口 昇 松
Tadashi Matsuguchi
口 正 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 基材18の主面に隠ぺい性および剥離性を有
する離型性隠ぺい層20を形成する。さらに、離型性隠
ぺい層20の主面の一部にプライマ層22を形成する。
そして、離型性隠ぺい層20の露出した主面およびプラ
イマ層22の表面に熱接着性樹脂層24を形成する。 【効果】 被貼着材の表面に加工を施すことなく被貼着
材の表面を好適にかつ一時的に隠すことができる。ま
た、離型性隠ぺい層20に離型剤を混ぜるので、剥離剤
層を形成しないで貼着材に剥離性をもたせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は貼着材に関し、特にた
とえば秘密事項が記載された部分に貼着されてその部分
を一時的に隠すことができる、貼着材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀行の預金残高等の通知などのよ
うに秘密事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密
事項の記載欄を郵送中は隠し、正規の受け取り人が受け
取った後、比較的簡単にその内容を見ることができるよ
うに形成されたはがきが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一部
分、たとえば枠内の部分を部分的に剥離することができ
るように形成された積層物は、紙の表面全面にわたっ
て、乾燥糊を塗布して接着面を形成し、部分的に、たと
えば枠内部分のみが剥離することが可能なように、もう
一方の基材にたとえばシリコン加工等の剥離加工処理を
施すことにより、積層構造の一方の積層物を部分的に剥
離可能とする必要性がある。したがって、それらの製造
時においては、一方の積層物に乾燥糊の塗布工程が必要
となり、また他方の積層物にシリコン加工等のような剥
離処理工程が必要となるために、必然的に積層物の構造
の複雑化を招き、製造工程が多くなるために製造コスト
の増加を招く。
【0004】また、こうした貼着材に十分な剥離性をも
たせて、貼着材を被貼着材から剥離しやすくするために
は、貼着材に剥離剤層を形成する必要があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、比
較的簡単に最適な位置に貼ることが可能であり、しか
も、被貼着材側に剥離処理工程等の処理が不要であり、
剥離性をもたせるために剥離剤層を形成する必要がな
い、貼着材を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、シート基材
の一方主面に隠ぺい性および剥離性を有する隠ぺい層が
形成され、隠ぺい層の一方主面の一部にプライマ層が形
成され、隠ぺい層の露出した一方主面およびプライマ層
の表面に熱接着性樹脂層が形成された、貼着材である。
【0007】
【作用】熱接着性樹脂層は被貼着材の表面に強く接着さ
れる。
【0008】また、プライマ層は、熱接着性樹脂層の接
着力を強める働きをする。そのため、熱接着性樹脂層
は、シート基材に、プライマ層が形成された部分でさら
に強くに接着され、その他の部分で弱く接着される。
【0009】また、隠ぺい層は、剥離性を有する。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、熱接着性樹脂層を加
熱により溶融させることによって、接着するように構成
されているので、最適な位置にこの貼着材が重ね合わさ
れたことを確認したときに初めて加熱すれば、この貼着
材が最適な位置に正確に接着される。
【0011】しかも、たとえば被貼着材側に剥離処理な
どを必要とせず、各層の構造の変更のみ、すなわち、接
着力の相違により貼着材が部分的に引き剥がすことがで
きるように構成できるので、たとえば特別な剥離処理工
程を別途必要とすることなく、製造コストの低廉化を図
ることが可能となる。
【0012】また、貼着材に剥離性をもたせるために剥
離剤層を形成する必要がない。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である貼着材を
貼着したはがきを示す表面図であり、図2は、その一部
分の拡大図である。図3は、図1図示例の裏面図であ
る。
【0015】このはがき連続紙10は、官製はがき大に
形成された被貼着材たるはがき台紙12と、このはがき
台紙12の一部に貼着された貼着材たる被覆材14を含
む。
【0016】このはがき連続紙10は、図6で示すよう
に、官製はがき大に形成されたはがき台紙12に分離可
能に形成されてなるはがき連続原紙10aを含む。すな
わち、各はがき台紙12の境界線上には適宜にミシン目
が形成されてはがきを構成するように形成され、そのは
がき連続原紙10aの両端には、適宜な間隔をおいてス
プロケット孔16が連続して形成されている。
【0017】この発明において、はがき連続原紙10a
には、典型的な紙は勿論、合成紙,その他合成樹脂製シ
ート等の薄状材が含まれる。
【0018】また、はがき台紙12の表面には、図4で
示すようにたとえば当たり,はずれなどのくじ部13a
およびたとえば金融や保険の案内などのような秘密事項
記載欄13bが、形成されている。このくじ部13aお
よび秘密事項記載欄13bは、はがき台紙12の表面
に、たとえば印刷することによって形成される。なお、
このくじ部13aおよび秘密事項記載欄13bは、たと
えば手書きによって形成されてもよい。
【0019】そして、このはがき台紙12のくじ部13
aおよび秘密事項記載欄13bを含む表面に、被覆材1
4が貼着されている。
【0020】そこで、次に、この発明の一実施例である
被覆材14について、主として図1、図3および図4に
基づいて説明する。
【0021】この被覆材14はシート状の基材18を含
み、この基材18は、たとえば紙、合成樹脂フィルムな
どの比較的柔軟で手などで切断することが可能な素材を
もって形成され、この基材18の一方主面には離型性隠
ぺい層20が形成されている。
【0022】離型性隠ぺい層20は剥離性を有し、たと
えば、離型剤を混ぜて、グラビアインキ,UVインキな
どでベタの印刷をすることによって形成される。また、
離型性隠ぺい層20の材料として、アルミ箔を用いても
よい。なお、グラビアインキとしては、溶剤タイプと水
系タイプとが用いられる。溶剤タイプとしては、硝化
綿,ポリエステル系,ポリウレタン系などが挙げられ
る。ポリウレタン系では、たとえば大日精化製のラミッ
クF220(商標)が挙げられる。水系タイプとして
は、たとえば東洋インキ製のアクアGEME(商標)が
挙げられる。なお、離型剤としては、たとえばシリコン
樹脂,ポリビニルアルコール,パラフィン,ワックス類
または紫外線硬化型インキ組成物などが挙げられる。
【0023】紫外線硬化型インキ組成物としては、メル
カブト置換炭化水素基が結合したシロキサン単位を1分
子中に少なくとも1個有するオルガノポリシロキサンを
全インキ組成物中に0.01〜20重量%含有し、ポリ
オールアクリレートまたはエポキシアクリレートまたは
これらの混合物からなる群から選ばれるアクリレート系
オリゴマをビヒクル主成分とする紫外線硬化型インキ組
成物を、離型剤として用いてもよい。一般に、ポリオー
ルアクリレートまたはエポキシアクリレートを主成分と
するビヒクルを使用した紫外線硬化型インキは、印刷に
際し増感剤の作用により紫外線照射でラジカル重合し、
印刷紙上にて硬化する。そして、紫外線硬化型インキの
硬化被膜は硬く、加熱しても粘りを生じない。さらに、
前記したこの紫外線硬化型インキ組成物は、メルカブト
置換炭化水素基が結合したシロキサン単位を1分子中に
少なくとも1個有するオルガノポリシロキサンが添加さ
れることによって、添加しない場合に比べ加熱時の粘り
がさらに改善されており、粘りを全くもたず強力な耐熱
性をもつ。
【0024】この離型性隠ぺい層20の表面には、後述
の熱接着性樹脂層24の接着力を強めるためのプライマ
層22が部分的に形成される。この実施例においては、
プライマ層22は、はがき台紙12の長手方向の両側す
なわち被覆材14の上下両端に一定幅をもって形成され
ている。さらに、このプライマ層22は、はがき台紙1
2の幅方向の両側すなわち被覆材14の左右両端におい
て、スポット状に形成されている。このプライマ層22
は、離型性隠ぺい層20の表面に部分的に、たとえばア
ルキルチタネート系,ポリエチレンイミン系,ブタジエ
ン系,イソシアネート系,EVA,塩素化ポリプロピレ
ンなどの樹脂を塗布することによって形成される。な
お、プライマ層22は、はがき台紙12の長手方向の片
側のみに形成されてもよい。また、プライマ層22は、
被覆材14の外周縁よりやや内側にわたって一定幅をも
った帯状枠型に形成されてもよく、あるいは、スポット
状に形成されてもよい。
【0025】さらに、離型性隠ぺい層20の露出した表
面およびプライマ層22の表面には、たとえば熱接着性
樹脂を、加熱しながら押し出しコーティングし、あるい
は溶剤に溶解させまたは水に分散させてグラビアまたは
シルクスクリーン等の印刷をすることによって、熱接着
性樹脂層24が形成される。
【0026】この熱接着性樹脂層24は、たとえば10
0℃ないし200℃の温度で溶融し、たとえば紙からな
るはがき台紙12に接着されることができるように形成
されている。
【0027】前記熱接着性樹脂の例としては、EVA系
の接着剤を選択できる。この接着剤の組成は、EVA
(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、粘着付与剤、ワ
ックス、抗酸化剤からなり、補助的に可塑剤、充填剤が
添加される場合がある。
【0028】粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグ
リセリンエステル、ロジンのグリセリンエステル、ペン
タエリスリトール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチ
レン/ビニルトルエン共重合体、テルペン油重合体、テ
ルペンフェノール重合体などがある。
【0029】ワックスとしては、パラフィンワックス、
マイクロクリスタリンワックス、低分子量ポリエチレン
ワックス、フィッシャートロプシュワックス、カスター
ワックス、塩素化パラフィンなどがある。
【0030】抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール
系化合物、サリチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合
物、ベンゾトリアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系
化合物、有機金属系化合物などがある。
【0031】前記実施例以外の熱接着性樹脂の例として
は、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレ
ン−イソプレン−スチレン共重合体、ポリエチレン、エ
チレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレン−ア
クリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重
合樹脂、エチレン−メチルメタクリレート共重合樹脂、
エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、アイオノマー樹
脂、ポリメチルペンテン樹脂、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩ビ−酢ビ共重
合樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン−アクリル酸共重合
樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ワックス類など
が選択できる。これらをもって印刷・塗工するときに
は、加熱しながら、あるいは溶剤に溶かしまたは水に分
散して用いるとよい。
【0032】なお、熱接着性樹脂として、ポリエチレン
を用いた場合、離型性隠ぺい層20をグラビアインキ、
たとえば大日精化製のラミックF220(商標)や東洋
インキ製のアクアGEME(商標)などで形成すれば、
離型性隠ぺい層20に離型剤を混ぜなくてもよい。
【0033】前記プライマ層22のやや内側には、基材
18の一方主面より他方主面にわたって、切り取り用ミ
シン目26が形成されている。そして、この切り取り用
ミシン目26により、基材18の一部、この実施例にお
いてはプライマ層22のやや内側部分において、略方形
状の切り取り部28が形成されている。
【0034】すなわち、切り取り用ミシン目26によっ
て囲繞された部分が、切り取り部28を構成している。
【0035】この切り取り部28は、その4隅のうちの
1つから対向する角に向けて、対角線上に切り取り方向
29が形成されている。
【0036】切り取り用ミシン目26は、直線状の切目
部分26aと円弧状の切目部分26bによって構成され
ている。そして、直線状の切目部分26aは、切り取り
部28の内周縁に沿って、適宜な間隔をおいて連続して
直線上に並列して形成され、その直線状の切目部分26
aの端部より切り取り部28のやや外側に向けて、ある
いはやや内側に向けて円弧状の切目部分26bが形成さ
れている。すなわち、切り取り部28の切り取り初めの
角部28aに近い切り取り部28の両辺においては、円
弧状の切目部分26bが内側を向き、対向する両辺にお
いては、円弧状の切目部分26bが外側を向いている。
【0037】そして、直線状の切目部分26aと接続さ
れていない円弧状の切目部分26bの端部と、円弧状の
切目部分26bが形成されていない直線状の切目部分2
6aの端部との結ばれる方向は、前記切り取り方向29
と略同一方向に形成されている。
【0038】すなわち、前記切り取り部28を切り取る
切り取り方向29と平行な直線状の切り取り線29a
が、前記隣接する切り取り用ミシン目26間において、
それぞれの切り取り用ミシン目26の直線状の切目部分
26aの端部と円弧状の切目部分26bの端部とを横切
るように形成されている。
【0039】そして、この切り取り用貼着材14は、図
1および図3に示すように、はがき大に形成されたはが
き台紙12の適宜な箇所、たとえば預金残高の通知等の
はがきであればその金額欄等の秘密事項記載欄13bの
表面に、前記熱接着性樹脂層24を溶融してその接着力
により接着されている。
【0040】そして、切り取り部28は、切り取り初め
の角部28aを摘み、切り取り方向29に向けて引っ張
ることにより、方形状の切り取り部28が基材14より
切り取られるとともに、はがき台紙12より剥離され
て、はがき台紙12の表面に形成された、たとえば秘密
事項記載欄13bを判読できるように形成されている。
【0041】引き続き、この発明の一実施例たる前記被
覆材14の製造方法について、主として図5および図7
に基づいて説明する。
【0042】まず、基材18を形成する紙を準備し、そ
の一方主面に、離型剤を混ぜて、銀インクにてベタで銀
刷り印刷を、たとえばオフセット印刷等の周知の印刷方
法あるいはコーティングすることによって離型性隠ぺい
層20を形成する。
【0043】次に、図5に示すように、この離型性隠ぺ
い層20が形成された基材18をロール状に巻いた積層
物を、被覆材製造装置30の保持ローラ32に装填す
る。
【0044】保持ローラ32に保持された基材18は、
その一端が解きほどかれて、樹脂塗布装置34に導かれ
る。この樹脂塗布装置34は、基材18の離型性隠ぺい
層20の表面に部分的に、たとえば、前記した塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体などの樹脂22aを印刷・塗布
するためのものである。
【0045】そして、この樹脂22aが印刷・塗布され
た基材18は、乾燥機36に導かれ、そこで樹脂22a
が乾燥されてプライマ層22として形成される。
【0046】次に、プライマ層22が形成された基材1
8は、たとえば前記したエチレン−酢酸ビニル共重合樹
脂を主剤とする熱接着性樹脂24aを印刷・塗布するた
めの熱接着性樹脂塗布装置40に導かれる。この熱接着
性樹脂塗布装置40は、活版印刷、グラビア印刷、シル
クスクリーン印刷など公知の印刷・塗布方法を利用した
印刷・塗布装置である。
【0047】この熱接着性樹脂塗布装置40によって、
離型性隠ぺい層20の露出した表面およびプライマ層2
2の表面には、熱接着性樹脂24aが印刷・塗布され
る。
【0048】次に、この熱接着性樹脂24aが印刷・塗
布された基材18は、乾燥機42に導かれ、そこで熱接
着性樹脂24aが乾燥されて熱接着性樹脂層24として
形成される。
【0049】このようにして、図7に示すように、基材
18の一方主面に離型性隠ぺい層20、プライマ層22
および熱接着性樹脂層24が順次積層された被覆材の連
続体14aが形成される。
【0050】この貼着材の連続体14aは、引き続き、
切り取り用ミシン目26を形成する切目形成装置46に
導かれ、間隔をおいて、切り取り用ミシン目26が形成
される。
【0051】この被覆材の連続体14aは、引き続き巻
取ローラ44でロール状に巻き取られる。
【0052】次に、はがき台紙の表面に貼着材を接着す
る方法について説明すると、たとえば次のような方法が
ある。
【0053】はがき台紙12としては、予め官製はがき
大にカッティングされ成形されたものあるいはまた前記
図示例のような複数枚適宜な切目を介して連続したもの
を準備する。もっとも、郵便はがきの表面の一部に形成
された銀行預金残高等の秘密事項をこの貼着材によって
被覆するには、予め郵便はがきの適宜な箇所、たとえば
表面下欄に適宜な文字を予め印刷しておく必要性があ
る。また、くじ部をはがき台紙側に形成する場合も、予
め貼着材によって被覆される部分に形成しておく必要が
ある。
【0054】なお、この貼着材を、たとえば郵便はがき
の下欄に接着させる場合に、はがき台紙を順次送り込
み、ロール状に巻かれた貼着材の一方端をくり出し、カ
ッター等によって適宜な大きさにカッテングするととも
に、はがき台紙の適宜な部分にカッテングされた貼着材
を接合する。そして、加熱ローラにてはがき台紙の表面
を加圧しながら、熱接着性樹脂層が露出した部分、プラ
イマ層およびその下層にある熱接着性樹脂層を加熱して
活性化させ、はがき台紙の表面に貼着すればよい。
【0055】これらの切目形成装置46としては、たと
えば切歯付きロールいわゆるダイロールを含む切目形成
装置あるいは切歯を有するダイカッタを含む切目形成装
置が選択できる。
【0056】この実施例においては、図3および図7に
示すように、被覆材14の上下両端において離型性隠ぺ
い層20の表面に、一定幅をもってプライマ層22が形
成されている。さらに、このプライマ層22は、被覆材
14の左右両端において離型性隠ぺい層20の表面にス
ポット状に形成されている。したがって、基材18には
熱接着性樹脂層24が、プライマ層22が形成された部
分で強く接着され、プライマ層22が形成されていない
部分で弱く接着される。
【0057】なお、基材18の例としては前記の例の
他、合成紙,セロハン,ポリエチレン,ポリエステル等
のフィルムまたはアルミホイル等が挙げられるが、この
被覆材の連続体14aを切り離してなる被覆材14をは
がき台紙12に貼着したときに、熱接着性樹脂層24の
接着力に抗してこの被覆材14がはがき台紙12から不
用意に剥離しないようにするために、比較的柔軟なもの
を選択するのがよい。
【0058】また、基材18の表面には、適宜はがきの
性質に適した印刷を施してもよく、前記した実施例のよ
うに連続したものの場合に、たとえば基材18の送りピ
ッチを検知するための検知マークとして、切り取り方向
を示す矢印を墨色等によって印刷してもよい。
【0059】このようにして接着された貼着材は、前記
実施例に即して説明すると、その基材18ないしは離型
性隠ぺい層20には、熱接着性樹脂層24が、プライマ
層22が形成された部分においては強く接着され、プラ
イマ層22が形成されなかった部分においては弱く接着
される。
【0060】また、この熱接着性樹脂層24は、基材1
8ないし離型性隠ぺい層20に接着する接着力より強い
接着力ではがき台紙12の表面に接着される。このよう
に熱接着性樹脂層24をはがき台紙12の表面に強い接
着力で接着するためには、基材18ないし離型性隠ぺい
層20,熱接着性樹脂層24およびはがき台紙12の材
料を、たとえば次のように選べばよい。熱接着性樹脂層
24の材料としてアルミ箔に対する接着力が弱く合成樹
脂に対する接着力が強い材料を選べば、離型性隠ぺい層
20の材料としてアルミ箔を用いはがき台紙12の材料
として合成樹脂を用いればよく、あるいは、熱接着性樹
脂層24の材料としてアルミ箔に対する接着力が弱く紙
に対する接着力が強い材料を選べば、離型性隠ぺい層2
0の材料としてアルミ箔を用いはがき台紙12の材料と
して紙を用いればよい。
【0061】したがって、図8および図9に示すよう
に、プライマ層22が形成されていない部分において、
基材18および離型性隠ぺい層20を切り取り用ミシン
目26にて切断して、熱接着性樹脂層24から比較的簡
単に引き剥がすことができる。そして、熱接着性樹脂層
24を通して、はがき台紙12の表面のくじ部13aお
よび秘密事項記載欄13bを見ることができる。
【0062】そして、接着力が強すぎて、はがき台紙1
2から被覆材14を剥がす際に、はがき台紙12を破損
してしまったり、接着力が弱すぎて、はがきの郵送中に
被覆材14の一部が、剥がれてしまったりすることはな
い。
【0063】図10は、別の実施例である切り取り用貼
着材を貼着したはがきの平面図であり、図11は、図1
0図示の切り取り用貼着材の断面図である。
【0064】この切り取り用貼着材50は、基材52を
含む。
【0065】この基材52の一方主面には、離型性隠ぺ
い層53を介して熱接着性樹脂を塗布してなる熱接着性
樹脂層54が形成されている。
【0066】この離型性隠ぺい層53の一方主面には、
熱接着性樹脂層54の接着力を強めるためのプライマ層
58が形成されている。すなわち、基材52の内周縁よ
りやや内側において所定幅をもって帯状に残存する部分
を残して、基材52の中央部に切り取り部56が形成さ
れる。
【0067】そして、この切り取り部56の周縁、すな
わちプライマ層58の内周縁よりやや内側において、切
り取り用ミシン目60が形成されている。
【0068】この切り取り用ミシン目60は、切り取り
部56の外周縁を結ぶ線と斜めに交差する直線状の切目
62が、切り取り部56の外周縁を構成する略直線部に
沿って、所定間隔をおいて連続して形成されてなる。
【0069】そして、この実施例においては、切り取り
部56を切り取る切り取り方向64、すなわち切り取り
部56の切り取り初めの角部より対向する他方の角部に
向かって対角線状に形成される切り取り方向64に、平
行に切目62間が切り取られるように形成されている。
すなわち、前記切り取り部56を切り取る切り取り方向
64と平行な直線状の切り取り線66が、前記隣接する
切り取り用ミシン目60において、それぞれの切り取り
用ミシン目60を形成する切目62の先端部と隣接する
切目62の後端部とを横切るように切り取り用ミシン目
60が形成されている。
【0070】また、上述の実施例ではくじ部13aがは
がき台紙12の表面に形成されているが、くじ部13a
は、離型性隠ぺい層20の表面およびはがき台紙12の
表面のいずれの面に形成されてもよい。
【0071】なお、切り取り用ミシン目26,60は、
前記実施例に限定されることはなく、例えば全体的に円
弧状に形成し、切り取り部を円形に形成してもよく、切
り取り用ミシン目26,60を形成する切目26a,2
6bおよび62の形状も適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である貼着材を貼着したは
がきを示す表面図である。
【図2】図1の一部分の拡大図である。
【図3】図1図示例の裏面図である。
【図4】図1図示例の断面図である。
【図5】被覆材の製造方法の一例を示す製造装置の図解
図である。
【図6】はがき連続原紙の表面図である。
【図7】被覆材の連続体の斜視図である。
【図8】被覆材をはがき台紙より引き剥がした状態を示
す斜視図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】この発明の他の実施例である切り取り用貼着
材を貼着したはがきを示す平面図である。
【図11】図10の断面図である。
【符号の説明】
10 連続紙 10a はがき連続原紙 12 はがき台紙 13a くじ部 14 被覆材 14a 被覆材の連続体 16 スプロケット孔 18,52 基材 20,53 離型性隠ぺい層 22,58 プライマ層 24,54 熱接着性樹脂層 26,60 切り取り用ミシン目 26a 直線状の切目部分 26b 円弧状の切目部分 62 切目 28,56 切り取り部 29,64 切り取り方向 29a,66 切り取り線 30 被覆材製造装置 32 保持ローラ 34 樹脂塗布装置 36 乾燥機 40 熱接着性樹脂塗布装置 42 乾燥機 44 巻取ローラ 46 切目形成装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 シート基材の一方主面に隠ぺい性および
    剥離性を有する隠ぺい層が形成され、 前記隠ぺい層の一方主面の一部にプライマ層が形成さ
    れ、 前記隠ぺい層の露出した一方主面および前記プライマ層
    の表面に熱接着性樹脂層が形成された、貼着材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055618A (ja) * 2000-08-11 2002-02-20 Dainippon Printing Co Ltd 情報隠蔽ラベル
JP2020177714A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 富士フイルム株式会社 記録テープカートリッジ及びバーコードラベル再発行方法

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