JPH05279997A - 複合紙及びその製造方法 - Google Patents
複合紙及びその製造方法Info
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- JPH05279997A JPH05279997A JP7430892A JP7430892A JPH05279997A JP H05279997 A JPH05279997 A JP H05279997A JP 7430892 A JP7430892 A JP 7430892A JP 7430892 A JP7430892 A JP 7430892A JP H05279997 A JPH05279997 A JP H05279997A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スパンボンド不織布に低坪量の抄紙層を容
易に接合できまた装飾性を付与する不連続の抄紙層を重
合、接合してなる複合紙及びその製造方法を提供するこ
と。 【構成】 本発明に係る複合紙は、芯鞘構造を有しその
鞘部が芯部より低融点の熱融着性樹脂の繊維を含有する
スパンボンド不織布と、該不織布面に湿式抄紙によって
連続または不連続に積層形成される抄紙層とからなる複
合紙であって、上記不織布と抄紙層とは、上記スパンボ
ンド不織布の鞘部の低融点熱溶融性樹脂を介して接合し
ていることを特徴とし、本発明に係る複合紙の製造方法
であって、上記抄紙層と上記不織布を重合し、その加熱
乾燥工程においてその加熱により上記繊維鞘部の熱融着
によて、上記抄紙層と不織布とを接合することを特徴と
する。
易に接合できまた装飾性を付与する不連続の抄紙層を重
合、接合してなる複合紙及びその製造方法を提供するこ
と。 【構成】 本発明に係る複合紙は、芯鞘構造を有しその
鞘部が芯部より低融点の熱融着性樹脂の繊維を含有する
スパンボンド不織布と、該不織布面に湿式抄紙によって
連続または不連続に積層形成される抄紙層とからなる複
合紙であって、上記不織布と抄紙層とは、上記スパンボ
ンド不織布の鞘部の低融点熱溶融性樹脂を介して接合し
ていることを特徴とし、本発明に係る複合紙の製造方法
であって、上記抄紙層と上記不織布を重合し、その加熱
乾燥工程においてその加熱により上記繊維鞘部の熱融着
によて、上記抄紙層と不織布とを接合することを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合紙及びその製造方法
に関するものであり、詳しくは、合成樹脂繊維からなり
高強度のスパンボンド不織布と、抄紙機によって製造さ
れる抄紙とを抄紙機上で接合してなる複合紙及びその製
造方法に関する。
に関するものであり、詳しくは、合成樹脂繊維からなり
高強度のスパンボンド不織布と、抄紙機によって製造さ
れる抄紙とを抄紙機上で接合してなる複合紙及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、合成樹脂がポリアミド樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂などからなるスパ
ンボンド不織布は他の製法の不織布に比較して低坪量で
高強度、高透過性を示すため、衛生製品の表面材、土木
資材、建築用資材、農業用資材、日用製品等に広く使用
されている。しかしこれらの樹脂は疎水性で、親水性が
必要な用途例えば、衛生用表面材では、繊維表面を親水
剤で処理し親水性を付与しているが繊維自身の吸水性、
吸湿性はなく、それが必要な用途には適さない。またこ
のスパンボンド不織布は低坪量では、均一性に欠け、隠
蔽性が低い。
リエステル樹脂、ポリプロピレン樹脂などからなるスパ
ンボンド不織布は他の製法の不織布に比較して低坪量で
高強度、高透過性を示すため、衛生製品の表面材、土木
資材、建築用資材、農業用資材、日用製品等に広く使用
されている。しかしこれらの樹脂は疎水性で、親水性が
必要な用途例えば、衛生用表面材では、繊維表面を親水
剤で処理し親水性を付与しているが繊維自身の吸水性、
吸湿性はなく、それが必要な用途には適さない。またこ
のスパンボンド不織布は低坪量では、均一性に欠け、隠
蔽性が低い。
【0003】一方、湿式抄紙による紙や湿式不織布はパ
ルプや化合繊の3mmから15mm長さのショートカット繊
維からなり緻密で均一な層を形成し、地合、隠蔽性が良
く、更にパルプやレーヨン繊維は吸水性や吸湿性も有す
る。また、パルプの種類や叩解条件により透気度もコン
トロールできる。また活性炭繊維、消臭性繊維を混抄す
れば脱臭、消臭などの機能を付与ができ、金色、銀色等
の有色箔を混抄すれば装飾性を付与し包装紙など広い範
囲の用途に使用できる。しかしながら低坪量で特に湿潤
時高強度を得ることは困難である。このため、従来から
上記2種類の不織布、紙を組合せ、複合化してそれぞれ
の特長を生かし、且つ欠点を解消することが考えられて
いる。その複合紙の製造方法としては2層間に接着剤を
塗工したり、あるいはこの2層を重合し熱ロールを通し
て加熱圧着接合することが実施されている。
ルプや化合繊の3mmから15mm長さのショートカット繊
維からなり緻密で均一な層を形成し、地合、隠蔽性が良
く、更にパルプやレーヨン繊維は吸水性や吸湿性も有す
る。また、パルプの種類や叩解条件により透気度もコン
トロールできる。また活性炭繊維、消臭性繊維を混抄す
れば脱臭、消臭などの機能を付与ができ、金色、銀色等
の有色箔を混抄すれば装飾性を付与し包装紙など広い範
囲の用途に使用できる。しかしながら低坪量で特に湿潤
時高強度を得ることは困難である。このため、従来から
上記2種類の不織布、紙を組合せ、複合化してそれぞれ
の特長を生かし、且つ欠点を解消することが考えられて
いる。その複合紙の製造方法としては2層間に接着剤を
塗工したり、あるいはこの2層を重合し熱ロールを通し
て加熱圧着接合することが実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれらの従来の
複合化の方法では、接着剤の塗工や熱ロールでの熱圧着
などの2次加工が必要であり高コストになること、且つ
また紙、湿式不織布は連続で十分な強度を持つシートで
あることが必要である。従って、本発明の目的は、スパ
ンボンド不織布に低坪量の抄紙層を容易に接合できまた
装飾性を付与する不連続の抄紙層を重合、接合してなる
複合紙及びその製造方法を提供することにある。
複合化の方法では、接着剤の塗工や熱ロールでの熱圧着
などの2次加工が必要であり高コストになること、且つ
また紙、湿式不織布は連続で十分な強度を持つシートで
あることが必要である。従って、本発明の目的は、スパ
ンボンド不織布に低坪量の抄紙層を容易に接合できまた
装飾性を付与する不連続の抄紙層を重合、接合してなる
複合紙及びその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、芯鞘構造を有
しその鞘部が芯部より低融点の熱融着性樹脂の繊維を含
有するスパンボンド不織布と、該不織布面に湿式抄紙に
よって連続または不連続に積層形成される抄紙層とから
なる複合紙であって、上記不織布と抄紙層とは、上記ス
パンボンド不織布の鞘部の低融点熱溶融性樹脂を介して
接合していることを特徴とする複合紙を提供することに
より上記目的を達成したものである。また本発明は、上
記複合紙の製造方法であって、上記抄紙層と上記不織布
を重合し、その加熱乾燥工程においてその加熱により上
記繊維鞘部の熱融着によて、上記抄紙層と不織布とを接
合することを特徴とする複合紙の製造方法を提供するこ
とにより上記目的を達成したものである。また、本発明
に係る複合紙では、上記者不織布が上記芯鞘構造の繊維
を50ないし100重量%が含有していることを特長と
することができる。
しその鞘部が芯部より低融点の熱融着性樹脂の繊維を含
有するスパンボンド不織布と、該不織布面に湿式抄紙に
よって連続または不連続に積層形成される抄紙層とから
なる複合紙であって、上記不織布と抄紙層とは、上記ス
パンボンド不織布の鞘部の低融点熱溶融性樹脂を介して
接合していることを特徴とする複合紙を提供することに
より上記目的を達成したものである。また本発明は、上
記複合紙の製造方法であって、上記抄紙層と上記不織布
を重合し、その加熱乾燥工程においてその加熱により上
記繊維鞘部の熱融着によて、上記抄紙層と不織布とを接
合することを特徴とする複合紙の製造方法を提供するこ
とにより上記目的を達成したものである。また、本発明
に係る複合紙では、上記者不織布が上記芯鞘構造の繊維
を50ないし100重量%が含有していることを特長と
することができる。
【0006】本発明の複合紙によれば、スパンボンド不
織布と抄紙層とは、前者の繊維の鞘部である低融点樹脂
の溶融で接合しており、不織布の構成繊維は芯構造が変
形せず、その高強度は失われない。また、複合紙の製造
方法において、湿式抄紙時に、その抄紙層を上記スパン
ボンド不織布上にインラインで重合及び接合し一体化し
ている。即ち、湿式抄紙工程中にこの2層を加熱乾燥す
るドライヤー上で熱接合することにより、抄紙層を不織
布面の所望の位置に、所望の形状で接合させることが容
易にでき抄紙層の坪量も適宜に変えて極めて薄くするこ
ともできる。更に、抄紙層の形成の際に薄い鱗片状の物
質を含有させ、装飾性も持たせることができる。また複
合紙の密度を高め隠蔽性を良くしたり、透気度を小さく
したりしたいときスパンボンド不織布の高坪量化は高コ
ストになるが、抄紙層でこれらの性質をコントロールす
ることは容易で、低コストの高強度、高隠蔽性の複合紙
を得ることができる。
織布と抄紙層とは、前者の繊維の鞘部である低融点樹脂
の溶融で接合しており、不織布の構成繊維は芯構造が変
形せず、その高強度は失われない。また、複合紙の製造
方法において、湿式抄紙時に、その抄紙層を上記スパン
ボンド不織布上にインラインで重合及び接合し一体化し
ている。即ち、湿式抄紙工程中にこの2層を加熱乾燥す
るドライヤー上で熱接合することにより、抄紙層を不織
布面の所望の位置に、所望の形状で接合させることが容
易にでき抄紙層の坪量も適宜に変えて極めて薄くするこ
ともできる。更に、抄紙層の形成の際に薄い鱗片状の物
質を含有させ、装飾性も持たせることができる。また複
合紙の密度を高め隠蔽性を良くしたり、透気度を小さく
したりしたいときスパンボンド不織布の高坪量化は高コ
ストになるが、抄紙層でこれらの性質をコントロールす
ることは容易で、低コストの高強度、高隠蔽性の複合紙
を得ることができる。
【0007】以下、本発明の複合紙の製造方法を図面に
基づいて詳述する。図1は、本発明に係る複合紙の製造
装置を簡略化した説明図である。図1に示す如く、抄紙
層1は湿式抄紙供給槽2からロール3、3、3を周回す
るフェルト4上に供給される。抄紙層1は、フェルト4
と5、5、5・・を周回するフェルト6とでニップされ
た後、フェルト6からヤンキードライヤー7の外周面に
送られる。一方、熱融着性のスパンボンド不織布8は、
供給ロール9よりヤンキードライヤー7の直前で抄紙層
1に重ね合わせられ、ヤンキードライヤー7の外周面へ
と送られる。
基づいて詳述する。図1は、本発明に係る複合紙の製造
装置を簡略化した説明図である。図1に示す如く、抄紙
層1は湿式抄紙供給槽2からロール3、3、3を周回す
るフェルト4上に供給される。抄紙層1は、フェルト4
と5、5、5・・を周回するフェルト6とでニップされ
た後、フェルト6からヤンキードライヤー7の外周面に
送られる。一方、熱融着性のスパンボンド不織布8は、
供給ロール9よりヤンキードライヤー7の直前で抄紙層
1に重ね合わせられ、ヤンキードライヤー7の外周面へ
と送られる。
【0008】抄紙層1の繊維としては、パルプや合成繊
維、化学繊維、更には活性炭繊維等ショートカット繊維
を1種ないし2種以上混抄して用いることができる。ま
た、用途の拡大のための装飾性の付与のため鱗片状の有
色箔を含有させることができる。抄紙層1のスパンボン
ド不織布8面への坪量としては1乃至60g/m2 、特
に5乃至60g/m2 が望ましい。抄紙層1は、連続で
も不連続でもよい。不連続にし模様、字体、着色を付し
たとき、その複合紙10は装飾的な用途が高まり、各種
の包装紙に幅広く利用できる。不連続とは抄紙層1の不
連続部、即ち複合紙10になったとき上記スパンボンド
不織布8面に抄紙層1が存在しないところであり、スパ
ンボンド不織布8面が単層で残る状態となり、抄紙層な
いし単層になったスパンボンド不織布8面が目指した模
様となることを意味する。
維、化学繊維、更には活性炭繊維等ショートカット繊維
を1種ないし2種以上混抄して用いることができる。ま
た、用途の拡大のための装飾性の付与のため鱗片状の有
色箔を含有させることができる。抄紙層1のスパンボン
ド不織布8面への坪量としては1乃至60g/m2 、特
に5乃至60g/m2 が望ましい。抄紙層1は、連続で
も不連続でもよい。不連続にし模様、字体、着色を付し
たとき、その複合紙10は装飾的な用途が高まり、各種
の包装紙に幅広く利用できる。不連続とは抄紙層1の不
連続部、即ち複合紙10になったとき上記スパンボンド
不織布8面に抄紙層1が存在しないところであり、スパ
ンボンド不織布8面が単層で残る状態となり、抄紙層な
いし単層になったスパンボンド不織布8面が目指した模
様となることを意味する。
【0009】スパンボンド不織布8を構成する芯鞘構造
の繊維は芯部に鞘部より高融点の樹脂を用い、鞘部に低
融点の樹脂を用いたものである。このような芯鞘構造の
繊維の代表例としては、芯部−ポリエステル樹脂、鞘
部−変成ポリエステル樹脂の組合せ、芯部−ポリエス
テル樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂の組合せ、芯部−
ポリプロピレン樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂の組合
せ、芯部−ポリプロピレン樹脂、鞘部−エチレン酢酸
ビニル共重合体の組合せなどがある。しかし、これらの
組合せに限ることなく、芯、鞘部の融点の温度差は30
ないし150℃の範囲になることが望ましい。芯部の樹
脂としてはポリエステル樹脂が好ましく、抄紙機上で熱
処理を受けたときに変化を受けにくく複合紙に必要な強
度の良い寸法安定性を与える。鞘部にはポリエチレン樹
脂や融点が110℃位の変成ポリエステル樹脂が好まし
く通常の抄紙機のドライヤー温度で溶融接合に好都合で
ある。スパンボンド不織布の坪量は複合紙の用途に応じ
て変わるが、3乃至50g/m2 が好ましい。
の繊維は芯部に鞘部より高融点の樹脂を用い、鞘部に低
融点の樹脂を用いたものである。このような芯鞘構造の
繊維の代表例としては、芯部−ポリエステル樹脂、鞘
部−変成ポリエステル樹脂の組合せ、芯部−ポリエス
テル樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂の組合せ、芯部−
ポリプロピレン樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂の組合
せ、芯部−ポリプロピレン樹脂、鞘部−エチレン酢酸
ビニル共重合体の組合せなどがある。しかし、これらの
組合せに限ることなく、芯、鞘部の融点の温度差は30
ないし150℃の範囲になることが望ましい。芯部の樹
脂としてはポリエステル樹脂が好ましく、抄紙機上で熱
処理を受けたときに変化を受けにくく複合紙に必要な強
度の良い寸法安定性を与える。鞘部にはポリエチレン樹
脂や融点が110℃位の変成ポリエステル樹脂が好まし
く通常の抄紙機のドライヤー温度で溶融接合に好都合で
ある。スパンボンド不織布の坪量は複合紙の用途に応じ
て変わるが、3乃至50g/m2 が好ましい。
【0010】抄紙機ヤンキードライヤーの温度はスパン
ボンド不織布を構成する芯鞘構造の繊維の鞘部の樹脂の
融点より20乃至50℃以上であることが望ましい。
ボンド不織布を構成する芯鞘構造の繊維の鞘部の樹脂の
融点より20乃至50℃以上であることが望ましい。
【0011】以上の抄紙条件において、抄紙層1は繊維
供給部2から所望の状態でフェルト5上でウェットシー
トが形成され、スパンボンド不織布8と重合せられた後
に乾燥部のヤンキードライヤー7によって乾燥と共に抄
紙層1とスパンボンド不織布が熱接着され、複合紙10
として巻取りロール11として巻き取られる。この場
合、上記接合の際に芯鞘構造の鞘部のみが熱溶融するた
め、スパンボンド不織布8は、その強度を低下させるこ
となく、低坪量でも複合紙に充分な強度を与える。また
抄紙層1は10g/m2 以下の低坪量で、低強度であっ
ても上記の方法で正確にスパンボンド不織布8面に重ね
合わせることができる。
供給部2から所望の状態でフェルト5上でウェットシー
トが形成され、スパンボンド不織布8と重合せられた後
に乾燥部のヤンキードライヤー7によって乾燥と共に抄
紙層1とスパンボンド不織布が熱接着され、複合紙10
として巻取りロール11として巻き取られる。この場
合、上記接合の際に芯鞘構造の鞘部のみが熱溶融するた
め、スパンボンド不織布8は、その強度を低下させるこ
となく、低坪量でも複合紙に充分な強度を与える。また
抄紙層1は10g/m2 以下の低坪量で、低強度であっ
ても上記の方法で正確にスパンボンド不織布8面に重ね
合わせることができる。
【0012】上記製造方法で、抄紙層1をパルプやレー
ヨン繊維から構成したとき、製造される複合紙に良い地
合や隠蔽性、吸水性、吸湿性を目的に応じて付与するこ
とができる。またパルプの場合叩解条件により透気度を
コントロールして乾燥剤、防虫剤などの袋に使用でき
る。また充分な効果をもった高配合の活性炭繊維や消臭
性繊維を混抄し充分な強度のスパンボンド不織布で付与
した複合紙が得られる。
ヨン繊維から構成したとき、製造される複合紙に良い地
合や隠蔽性、吸水性、吸湿性を目的に応じて付与するこ
とができる。またパルプの場合叩解条件により透気度を
コントロールして乾燥剤、防虫剤などの袋に使用でき
る。また充分な効果をもった高配合の活性炭繊維や消臭
性繊維を混抄し充分な強度のスパンボンド不織布で付与
した複合紙が得られる。
【0013】次に、本発明に係る別の複合紙の製造方法
を図2に示す製造装置に基づいて説明する。図2は、本
発明に係る複合紙の製造装置の概略説明図である。図2
に示す複合紙の製造装置は、図1に示す製造装置とほぼ
同様に構成されており、図1に示す装置における部材と
同様な部材については図2において同一符号を付してそ
の詳しい説明を省略するが、図1の製造装置と相違する
ところは、熱融着性のスパンボンド不織布8がコンベア
4とコンベア6との間から供給されていることである。
このような構成においては、図1と同様な作用効果を奏
するが、このような構成により、スパンボンド不織布8
面がドライヤーロール7に直接接しないで、抄紙層1を
介して接していて複合紙10を製造できる。
を図2に示す製造装置に基づいて説明する。図2は、本
発明に係る複合紙の製造装置の概略説明図である。図2
に示す複合紙の製造装置は、図1に示す製造装置とほぼ
同様に構成されており、図1に示す装置における部材と
同様な部材については図2において同一符号を付してそ
の詳しい説明を省略するが、図1の製造装置と相違する
ところは、熱融着性のスパンボンド不織布8がコンベア
4とコンベア6との間から供給されていることである。
このような構成においては、図1と同様な作用効果を奏
するが、このような構成により、スパンボンド不織布8
面がドライヤーロール7に直接接しないで、抄紙層1を
介して接していて複合紙10を製造できる。
【0014】上記製造方法を円網・ヤンキー抄紙機に基
づいて説明したが、抄紙機においてはこれに限るもので
はなく、例えばウェットパート(2の部分)において
は、長網、短網、傾斜短網、ツインワイヤー、フォーマ
ーのいずれか又はこれらの組合せでもよく、またドライ
パート(7の部分)としては、ヤンキードライヤー、多
筒ドライヤー、スルードライヤーのいずれか又はこれら
の組合せのものを用いることができる。また、製造する
複合紙としては平抄き、クレープ付きの両者があるが、
いずれも複合紙の用途により適当な抄紙方式を選ぶこと
ができる。
づいて説明したが、抄紙機においてはこれに限るもので
はなく、例えばウェットパート(2の部分)において
は、長網、短網、傾斜短網、ツインワイヤー、フォーマ
ーのいずれか又はこれらの組合せでもよく、またドライ
パート(7の部分)としては、ヤンキードライヤー、多
筒ドライヤー、スルードライヤーのいずれか又はこれら
の組合せのものを用いることができる。また、製造する
複合紙としては平抄き、クレープ付きの両者があるが、
いずれも複合紙の用途により適当な抄紙方式を選ぶこと
ができる。
【0015】
【実施例】上記図1の製造装置を用いて、以下の条件で
実施例サンプルを製造した。 抄紙条件:抄紙速度100m/分、ドライヤー温度14
0℃。 第1層のスパンボンド不織布:芯鞘構造繊維(芯部−ポ
リエステル樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂)、繊維2デ
ニール。 第2層湿式抄紙層:ウッドパルプ、麻パルプ、レーヨン
繊維或いは活性炭繊維を用途に応じて使用した。 以上、実施例サンプルの用途及び特長を表1に示した。
実施例サンプルを製造した。 抄紙条件:抄紙速度100m/分、ドライヤー温度14
0℃。 第1層のスパンボンド不織布:芯鞘構造繊維(芯部−ポ
リエステル樹脂、鞘部−ポリエチレン樹脂)、繊維2デ
ニール。 第2層湿式抄紙層:ウッドパルプ、麻パルプ、レーヨン
繊維或いは活性炭繊維を用途に応じて使用した。 以上、実施例サンプルの用途及び特長を表1に示した。
【0016】
【表1】 本実施例の複合紙は、優れた用途性が見られることが分
かる。
かる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る複合紙の製造方法は、抄紙
層と高強度のスパンボンド不織布との接合が容易にで
き、しかも抄紙層をスパンボンド不織布の所望の位置
に、所望の形状で重ねて接合することが簡単にできる。
また、その複合紙は装飾性及び用途性に優れている。
層と高強度のスパンボンド不織布との接合が容易にで
き、しかも抄紙層をスパンボンド不織布の所望の位置
に、所望の形状で重ねて接合することが簡単にできる。
また、その複合紙は装飾性及び用途性に優れている。
【図1】本発明に係る複合紙の製造装置の概略説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明に係る複合紙の別の製造装置の概略説明
図である。
図である。
1 抄紙層 4 コンベア 6 コンベア 7 ドライヤーロール 8 熱融着性スパンボンド不織布 10 複合紙
Claims (3)
- 【請求項1】 芯鞘構造を有しその鞘部が芯部より低融
点の熱融着性樹脂の繊維を含有するスパンボンド不織布
と、該不織布面に湿式抄紙によって連続または不連続に
積層形成される抄紙層とからなる複合紙であって、上記
不織布と抄紙層とは、上記スパンボンド不織布の鞘部の
低融点熱溶融性樹脂を介して接合していることを特徴と
する複合紙。 - 【請求項2】 上記不織布が上記芯鞘構造の繊維を50
%ないし100%重量含有していることを特徴とする請
求項1記載の複合紙。 - 【請求項3】 請求項1又は2項記載の複合紙の製造方
法であって、上記抄紙層と上記不織布を重合し、その加
熱乾燥工程においてその加熱により上記繊維鞘部の熱融
着によて、上記抄紙層と不織布とを接合することを特徴
とする複合紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074308A JP2784292B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 複合紙及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074308A JP2784292B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 複合紙及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05279997A true JPH05279997A (ja) | 1993-10-26 |
| JP2784292B2 JP2784292B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13543376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4074308A Expired - Lifetime JP2784292B2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 複合紙及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2784292B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002113828A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-04-16 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 包装用積層材料および包装体 |
| WO2002068193A1 (en) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Laminate for packaging and package |
| CN107974762A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-01 | 阜阳市卓创科技服务生产力促进中心 | 一种双面异色无胶棉的生产方法 |
| JP2019043103A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 花王株式会社 | 積層シート及びその製造方法並びに吸収性物品 |
| CN120119508A (zh) * | 2025-05-07 | 2025-06-10 | 福建鑫骏晖印刷包装有限公司 | 一种复膜镜面卡纸及制备方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01132830A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-25 | Daiwabo Co Ltd | 複合繊維およびその製造方法 |
| JPH04146300A (ja) * | 1990-10-08 | 1992-05-20 | Chisso Corp | 積層紙 |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP4074308A patent/JP2784292B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01132830A (ja) * | 1987-11-13 | 1989-05-25 | Daiwabo Co Ltd | 複合繊維およびその製造方法 |
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| CN120119508A (zh) * | 2025-05-07 | 2025-06-10 | 福建鑫骏晖印刷包装有限公司 | 一种复膜镜面卡纸及制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2784292B2 (ja) | 1998-08-06 |
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