JPH05280242A - 跳ね上げリッドのヒンジ装置 - Google Patents
跳ね上げリッドのヒンジ装置Info
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- JPH05280242A JPH05280242A JP4108895A JP10889592A JPH05280242A JP H05280242 A JPH05280242 A JP H05280242A JP 4108895 A JP4108895 A JP 4108895A JP 10889592 A JP10889592 A JP 10889592A JP H05280242 A JPH05280242 A JP H05280242A
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- Japan
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- rod
- back door
- lid
- pivot point
- coil spring
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガスステイのように温度変化に伴う操作力へ
の影響がなく、また、異なる車種あるいはリッドへの共
用化を可能にする。 【構成】 ヒンジアーム19には、枢支点Pより車体前
方側に膨出し、該枢支点Pの下方に回り込んだ湾曲部2
0が形成され、この湾曲部20に連なるリッド取付部2
1にはバックドア23が固定されている。湾曲部20に
は、枢支点Pよりやや下方ロッド30の後端部に設けら
れたボス部32が枢支されている。該ロッド30の前端
部は、保持穴26に摺動自在に嵌挿されており、また、
コイルスプリング36が遊嵌されている。該コイルスプ
リング36は一端をリヤスペーサ35に、他端をボス部
32に圧接して収縮状態で弾挿され、ロッド30はコイ
ルスプリング36の反力によって、ボス部32が設けら
れた後端部方向に付勢されている。
の影響がなく、また、異なる車種あるいはリッドへの共
用化を可能にする。 【構成】 ヒンジアーム19には、枢支点Pより車体前
方側に膨出し、該枢支点Pの下方に回り込んだ湾曲部2
0が形成され、この湾曲部20に連なるリッド取付部2
1にはバックドア23が固定されている。湾曲部20に
は、枢支点Pよりやや下方ロッド30の後端部に設けら
れたボス部32が枢支されている。該ロッド30の前端
部は、保持穴26に摺動自在に嵌挿されており、また、
コイルスプリング36が遊嵌されている。該コイルスプ
リング36は一端をリヤスペーサ35に、他端をボス部
32に圧接して収縮状態で弾挿され、ロッド30はコイ
ルスプリング36の反力によって、ボス部32が設けら
れた後端部方向に付勢されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上端部を車体に枢支さ
れて上下方向に回動する跳ね上げリッドのヒンジ装置に
関する。
れて上下方向に回動する跳ね上げリッドのヒンジ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車体に設けられている跳ね上げリ
ッドは図5に示した構造にて車体に枢支されている(1
991年1月日産自動車(株)発行「Avenir c
argo」カタログ参照)。すなわち、車体1の後部に
は上下方向に回動して開口部2を開閉する跳ね上げリッ
ドとしてのバックドア3が配置されており、該バックド
ア3は上端部をヒンジ4により車体の上部開口縁部に枢
支されている。バックドア3の両側には、封入されたガ
スの圧力により突出方向に付勢されたピストンロッド6
を有するガスステイ5が枢支されており、前記ピストン
ロッド6の先端部は開口部の上部両側に枢支されてい
る。
ッドは図5に示した構造にて車体に枢支されている(1
991年1月日産自動車(株)発行「Avenir c
argo」カタログ参照)。すなわち、車体1の後部に
は上下方向に回動して開口部2を開閉する跳ね上げリッ
ドとしてのバックドア3が配置されており、該バックド
ア3は上端部をヒンジ4により車体の上部開口縁部に枢
支されている。バックドア3の両側には、封入されたガ
スの圧力により突出方向に付勢されたピストンロッド6
を有するガスステイ5が枢支されており、前記ピストン
ロッド6の先端部は開口部の上部両側に枢支されてい
る。
【0003】かかる構造において、バックドア3を開閉
した際にはピストンロッド6がバックドア3の開閉角度
に応じて伸長し、これにより開閉時における補助力が付
与されて、バックドア3の開閉に要する操作力の軽減が
図られる。
した際にはピストンロッド6がバックドア3の開閉角度
に応じて伸長し、これにより開閉時における補助力が付
与されて、バックドア3の開閉に要する操作力の軽減が
図られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、ヒンジ4にはバックドア3を枢支する機能のみを
持たせ、ガスステイ5を用いて操作力の軽減を図るよう
に構成されている。しかし、ガスステイ5にあっては前
述のように封入されたガスの圧力により、ピストンロッ
ド6を突出方向に付勢する構造であことから、温度変化
により封入されたガスの圧力が変化し、ピストンロッド
6の対する付勢力も変化してしまう。その結果、ピスト
ンロッド6の伸長によりバックドア3の開閉時に与えら
れる補助力が変化し、周囲温度に左右されずに一定な操
作力でバックドア3を開閉することができない。
ては、ヒンジ4にはバックドア3を枢支する機能のみを
持たせ、ガスステイ5を用いて操作力の軽減を図るよう
に構成されている。しかし、ガスステイ5にあっては前
述のように封入されたガスの圧力により、ピストンロッ
ド6を突出方向に付勢する構造であことから、温度変化
により封入されたガスの圧力が変化し、ピストンロッド
6の対する付勢力も変化してしまう。その結果、ピスト
ンロッド6の伸長によりバックドア3の開閉時に与えら
れる補助力が変化し、周囲温度に左右されずに一定な操
作力でバックドア3を開閉することができない。
【0005】また、ガスステイ5はガスが封入された単
体の部品であることから、バックドア3開閉時の操作力
を適正に軽減するためには、仕向け地の温度環境やバッ
クドア3の重量、取り付け高さ位置等に応じて異なるガ
ス圧や径、長さのものを設計し製造する必要がある。し
たがって、仕向け地が変わったり新たに車種が設定され
ると、仕向け地の温度環境やバックドア3の重量等に応
じて、複数種のガスステイ5全体を設計して製造しなけ
ればず、部分的に共用化してコストダウンを図ることは
不可能なものであった。特に近年ではバックドアにリヤ
ワイパ、リヤスポイラー、オートクロージャーなど各種
の部品が装着されるようになりそれらと仕向け地等との
組み合わせによって生ずるガスステイの種類は非常に多
くのものとなり、設計上の問題ばかりでなく、工場での
部品スペースや、作業の効率上も大きな問題となってい
た。
体の部品であることから、バックドア3開閉時の操作力
を適正に軽減するためには、仕向け地の温度環境やバッ
クドア3の重量、取り付け高さ位置等に応じて異なるガ
ス圧や径、長さのものを設計し製造する必要がある。し
たがって、仕向け地が変わったり新たに車種が設定され
ると、仕向け地の温度環境やバックドア3の重量等に応
じて、複数種のガスステイ5全体を設計して製造しなけ
ればず、部分的に共用化してコストダウンを図ることは
不可能なものであった。特に近年ではバックドアにリヤ
ワイパ、リヤスポイラー、オートクロージャーなど各種
の部品が装着されるようになりそれらと仕向け地等との
組み合わせによって生ずるガスステイの種類は非常に多
くのものとなり、設計上の問題ばかりでなく、工場での
部品スペースや、作業の効率上も大きな問題となってい
た。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ガスステイのように温度変化に伴
う操作力への影響がなく、また、異なる車種あるいはリ
ッドへの共用化が可能な跳ね上げリッドのヒンジ装置を
提供することを目的とするものである。
なされたものであり、ガスステイのように温度変化に伴
う操作力への影響がなく、また、異なる車種あるいはリ
ッドへの共用化が可能な跳ね上げリッドのヒンジ装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、上下方向に回動するリッドの上端
部を車体に支持するヒンジアームを有し、該ヒンジアー
ムには車体に枢支された枢支点から一側に膨出して枢支
点の下方に回り込む湾曲部と、該湾曲部に連なり枢支点
の他側に延び前記リッドが固定されるリッド取付部とが
設けられたヒンジ装置において、前記枢支点の一側に配
置されて一端部を車体に摺動自在に支持されたロッドが
設けられ、該ロッドの他端部は前記湾曲部に枢支される
一方、該ロッドを前記他端部方向に付勢するばね部材が
設けられている。
に本発明にあっては、上下方向に回動するリッドの上端
部を車体に支持するヒンジアームを有し、該ヒンジアー
ムには車体に枢支された枢支点から一側に膨出して枢支
点の下方に回り込む湾曲部と、該湾曲部に連なり枢支点
の他側に延び前記リッドが固定されるリッド取付部とが
設けられたヒンジ装置において、前記枢支点の一側に配
置されて一端部を車体に摺動自在に支持されたロッドが
設けられ、該ロッドの他端部は前記湾曲部に枢支される
一方、該ロッドを前記他端部方向に付勢するばね部材が
設けられている。
【0008】
【作用】前記構成において、リッドを開作動させるべく
上方に回動させると、ヒンジアームは枢支点を中心にリ
ッドと一体的に回動し、ヒンジアームの湾曲部に枢支さ
れているロッドの他端部は枢支点を中心に円軌道を描き
つつヒンジアームに追動する。前記ロッドは、ばね部材
により前記湾曲部に枢支された他端部方向に付勢されて
いることから、ロッドの他端部よりヒンジアームの湾曲
部が押圧され、ヒンジアームに回転力が与えられて、操
作力の軽減が図られる。このとき、前記ロッドは、ばね
部材により付勢されていることから、温度変化によって
ほとんど影響を受けることなく、一定の反力にて付勢さ
れる。また、車種に応じて異なる重さのリッドを枢支す
る場合には、スペーサを介挿する等によりばね部材の反
力を調整すればよい。
上方に回動させると、ヒンジアームは枢支点を中心にリ
ッドと一体的に回動し、ヒンジアームの湾曲部に枢支さ
れているロッドの他端部は枢支点を中心に円軌道を描き
つつヒンジアームに追動する。前記ロッドは、ばね部材
により前記湾曲部に枢支された他端部方向に付勢されて
いることから、ロッドの他端部よりヒンジアームの湾曲
部が押圧され、ヒンジアームに回転力が与えられて、操
作力の軽減が図られる。このとき、前記ロッドは、ばね
部材により付勢されていることから、温度変化によって
ほとんど影響を受けることなく、一定の反力にて付勢さ
れる。また、車種に応じて異なる重さのリッドを枢支す
る場合には、スペーサを介挿する等によりばね部材の反
力を調整すればよい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。すなわち、図2に示したように、車体1の後部
には開口部2が設けられており、該開口部2の上縁には
リヤピラー7の上端部に結合されたルーフリヤレール8
が設けられている。該ルーフリヤレール8は、車体1の
側部に設けられたルーフサイドレール9と一体的に成形
されて、ルーフパネル10に接合されており、側部には
上部組付穴11と下部組付穴12とが成形されている。
明する。すなわち、図2に示したように、車体1の後部
には開口部2が設けられており、該開口部2の上縁には
リヤピラー7の上端部に結合されたルーフリヤレール8
が設けられている。該ルーフリヤレール8は、車体1の
側部に設けられたルーフサイドレール9と一体的に成形
されて、ルーフパネル10に接合されており、側部には
上部組付穴11と下部組付穴12とが成形されている。
【0010】車体1の車室内側には、ルーフリヤレール
8に沿った横支持部13とルーフサイドレール9に沿っ
た縦支持部14とを一体的に有する断面略コ字状のベー
ス15が固定されている。前記横支持部13にはその上
面に起立するブラケット16がボルト17により固定さ
れている。また、前記縦支持部14の端部には、横支持
部13とほぼ平行な方向に形成された前部端壁22が一
体的に設けられ、該後部端壁22には保持穴26が設け
られている。
8に沿った横支持部13とルーフサイドレール9に沿っ
た縦支持部14とを一体的に有する断面略コ字状のベー
ス15が固定されている。前記横支持部13にはその上
面に起立するブラケット16がボルト17により固定さ
れている。また、前記縦支持部14の端部には、横支持
部13とほぼ平行な方向に形成された前部端壁22が一
体的に設けられ、該後部端壁22には保持穴26が設け
られている。
【0011】前記ブラケット16には、枢支点Pを形成
するピン18によりヒンジアーム19が枢支されてい
る。該ヒンジアーム19には、図1に明示したように、
枢支点Pより車体前方側に膨出し、該枢支点Pの下方に
回り込んだ湾曲部20が形成されている。さらに、ヒン
ジアーム19には、湾曲部20に連なり横支持部13の
縦面に形成された貫通穴37及び前記下部組付穴12よ
り車室外に延び、斜め下方に屈曲されたリッド取付部2
1が成形されている。
するピン18によりヒンジアーム19が枢支されてい
る。該ヒンジアーム19には、図1に明示したように、
枢支点Pより車体前方側に膨出し、該枢支点Pの下方に
回り込んだ湾曲部20が形成されている。さらに、ヒン
ジアーム19には、湾曲部20に連なり横支持部13の
縦面に形成された貫通穴37及び前記下部組付穴12よ
り車室外に延び、斜め下方に屈曲されたリッド取付部2
1が成形されている。
【0012】一方、リッドとしてのバックドア23は、
前記開口部2を閉鎖し得る面積を有しており、該バック
ドア23の内板を形成するドアインナパネル24の側部
上端には前記リッド取付部21がボルト25により固着
されている。
前記開口部2を閉鎖し得る面積を有しており、該バック
ドア23の内板を形成するドアインナパネル24の側部
上端には前記リッド取付部21がボルト25により固着
されている。
【0013】他方、前記湾曲部20には、枢支点Pより
やや下方に貫通孔27が成形されており、該貫通孔27
には、枢支ピン28と該枢支ピン28の先端部に係着さ
れた抜け止め29とによって、ロッド30の後端部に設
けられたボス部32が枢支されている。該ロッド30の
前端部は、前記保持穴26に摺動自在に嵌挿されてお
り、該保持穴26より前部側にはストッパ33が固着さ
れている。また、ロッド30の前部には、前記前部端壁
22の両面に密着するフロントスペーサ34とリヤスペ
ーサ35とが遊嵌されている。
やや下方に貫通孔27が成形されており、該貫通孔27
には、枢支ピン28と該枢支ピン28の先端部に係着さ
れた抜け止め29とによって、ロッド30の後端部に設
けられたボス部32が枢支されている。該ロッド30の
前端部は、前記保持穴26に摺動自在に嵌挿されてお
り、該保持穴26より前部側にはストッパ33が固着さ
れている。また、ロッド30の前部には、前記前部端壁
22の両面に密着するフロントスペーサ34とリヤスペ
ーサ35とが遊嵌されている。
【0014】さらに、ロッド30には、ばね部材として
のコイルスプリング36が遊嵌されており、該コイルス
プリング36は一端を前記リヤスペーサ35に、他端を
前記ボス部32に圧接して収縮状態で弾挿されている。
これより、ロッド30はコイルスプリング36の反力に
よって、ボス部32が設けられた後端部方向に付勢され
ている。
のコイルスプリング36が遊嵌されており、該コイルス
プリング36は一端を前記リヤスペーサ35に、他端を
前記ボス部32に圧接して収縮状態で弾挿されている。
これより、ロッド30はコイルスプリング36の反力に
よって、ボス部32が設けられた後端部方向に付勢され
ている。
【0015】なお、このバックドア23は前記コイルス
プリング36による補助力を受けることなく全閉から全
開まで上方に回動させる際に要するトルク、つまり下げ
方向のドア重量は図3のトルク曲線Dに示した特性であ
る。また、ロッド30はバックドア23を装着しない状
態で、トルク曲線Rで示した特性となるように、湾曲部
20に対する枢支点、及びコイルスプリング36のばね
定数が予め設定されている。つまり、このトルク曲線R
は、ヒンジアーム19を上方に回動する際のトクル、つ
まり下げ方向のドア重量とは逆向きであって、ばね反力
による上げ方向に作用する力を示しており、この上げ方
向に作用する力をトルク0を基準してマイナス側に設定
して表したのがトルク曲線Rである。
プリング36による補助力を受けることなく全閉から全
開まで上方に回動させる際に要するトルク、つまり下げ
方向のドア重量は図3のトルク曲線Dに示した特性であ
る。また、ロッド30はバックドア23を装着しない状
態で、トルク曲線Rで示した特性となるように、湾曲部
20に対する枢支点、及びコイルスプリング36のばね
定数が予め設定されている。つまり、このトルク曲線R
は、ヒンジアーム19を上方に回動する際のトクル、つ
まり下げ方向のドア重量とは逆向きであって、ばね反力
による上げ方向に作用する力を示しており、この上げ方
向に作用する力をトルク0を基準してマイナス側に設定
して表したのがトルク曲線Rである。
【0016】また、図4に示したように、バックドア2
3が全閉状態にあるとき、枢支点Pにて枢支されたバッ
クドア23の自重により作用する下げ方向の力FDと、
ロッド30が湾曲部20を押圧してバックドア23の上
げ方向FRとの関係は、RD>FRとなるように、予め設
定されている。
3が全閉状態にあるとき、枢支点Pにて枢支されたバッ
クドア23の自重により作用する下げ方向の力FDと、
ロッド30が湾曲部20を押圧してバックドア23の上
げ方向FRとの関係は、RD>FRとなるように、予め設
定されている。
【0017】以上の構成にかかる本実施例において、図
4に示した特性から理解されるように、バックドア23
が全閉状態にあるときには、FD>FRの関係からバック
ドア23は開作動することなく、開口部2を閉止してい
る。そして、バックドア23を開作動させるべく上方に
回動させると、ヒンジアーム19は枢支点Pを中心にバ
ックドア23と一体的に回動し、図3のトルク曲線Dを
もって重量を変化させる。
4に示した特性から理解されるように、バックドア23
が全閉状態にあるときには、FD>FRの関係からバック
ドア23は開作動することなく、開口部2を閉止してい
る。そして、バックドア23を開作動させるべく上方に
回動させると、ヒンジアーム19は枢支点Pを中心にバ
ックドア23と一体的に回動し、図3のトルク曲線Dを
もって重量を変化させる。
【0018】一方、ヒンジアーム19の湾曲部に枢支さ
れているロッド30のボス部32は枢支点Pを中心に円
軌道を描きつつヒンジアーム19に追動し、トルク曲線
Rをもってバックドア23を駆動する。したがって、バ
ックドア23を開操作している者の手には、トルク曲線
Dとトルク曲線Rとを合成した操作力カーブSをもって
負荷がかかり、バックドア23を開操作している者はこ
の操作力カーブSの操作力を発揮することにより、バッ
クドア23を全開にすることができる。
れているロッド30のボス部32は枢支点Pを中心に円
軌道を描きつつヒンジアーム19に追動し、トルク曲線
Rをもってバックドア23を駆動する。したがって、バ
ックドア23を開操作している者の手には、トルク曲線
Dとトルク曲線Rとを合成した操作力カーブSをもって
負荷がかかり、バックドア23を開操作している者はこ
の操作力カーブSの操作力を発揮することにより、バッ
クドア23を全開にすることができる。
【0019】つまり、コイルスプリング36の反力によ
り発生するロッド30のトルクであるトルク曲線Rにし
たがってバックドア23を開作動させる際の補助力が付
与され、その結果、操作力カーブCの操作力のみにより
バックドア23の開操作が可能となる。また、図3に示
した操作力カーブSにおいて、その値が“0”となって
コイルスプリング36により付勢されたロッド30の付
勢力とバックドア23の重量とがバランスする死点PD
よりマイナス側である自閉ゾーンZにおいては、操作力
を要することなく、バックドア23は自重により閉ま
る。
り発生するロッド30のトルクであるトルク曲線Rにし
たがってバックドア23を開作動させる際の補助力が付
与され、その結果、操作力カーブCの操作力のみにより
バックドア23の開操作が可能となる。また、図3に示
した操作力カーブSにおいて、その値が“0”となって
コイルスプリング36により付勢されたロッド30の付
勢力とバックドア23の重量とがバランスする死点PD
よりマイナス側である自閉ゾーンZにおいては、操作力
を要することなく、バックドア23は自重により閉ま
る。
【0020】このとき、前記ロッド30はコイルスプリ
ング36により付勢されていることから、温度変化によ
ってほとんど影響を受けることなく、一定の反力にて付
勢される。したがって、温度変化があってもロッド30
側のトルク曲線Rは常に予め設定された図示した特性を
維持し、また、温度変化があってもバックドア23の重
量は変化しないことから、バックドア23側も温度変化
の如何にかかわらず、トルク曲線Dを維持する。よっ
て、この両者の合成である操作力カーブSも温度変化に
拘わらず図示した特性を維持し、よって温度変化に左右
されることなく一定の操作力でバックドア23の開閉を
行うことができる。
ング36により付勢されていることから、温度変化によ
ってほとんど影響を受けることなく、一定の反力にて付
勢される。したがって、温度変化があってもロッド30
側のトルク曲線Rは常に予め設定された図示した特性を
維持し、また、温度変化があってもバックドア23の重
量は変化しないことから、バックドア23側も温度変化
の如何にかかわらず、トルク曲線Dを維持する。よっ
て、この両者の合成である操作力カーブSも温度変化に
拘わらず図示した特性を維持し、よって温度変化に左右
されることなく一定の操作力でバックドア23の開閉を
行うことができる。
【0021】また、コイルスプリング36のばね定数は
温度変化があっても、ほとんど変化しないことから、仕
向け地の気温を考慮して、例えば寒冷地使用等であって
も、特に異なる仕様とする必要はない。
温度変化があっても、ほとんど変化しないことから、仕
向け地の気温を考慮して、例えば寒冷地使用等であって
も、特に異なる仕様とする必要はない。
【0022】さらに、車種に応じて異なる重さのバック
ドア23を用いられることから、用いたバックドア23
の重量によりトルク曲線Dが変化することになる。した
がって、かかる場合には前記リアスペーサ35の厚みを
変化させれば、コイルスプリング36の反力が変化して
トルク曲線Rも変化し、これにより同一の操作力カーブ
Sを設定することが可能となる。また、リアスペーサ3
5の変更のみでは対応できない場合には、コイルスプリ
ング36をよりばね定数が高いものあるいは低いものと
変更すればよい。
ドア23を用いられることから、用いたバックドア23
の重量によりトルク曲線Dが変化することになる。した
がって、かかる場合には前記リアスペーサ35の厚みを
変化させれば、コイルスプリング36の反力が変化して
トルク曲線Rも変化し、これにより同一の操作力カーブ
Sを設定することが可能となる。また、リアスペーサ3
5の変更のみでは対応できない場合には、コイルスプリ
ング36をよりばね定数が高いものあるいは低いものと
変更すればよい。
【0023】また、バックドア23の全閉から全開まで
の開度が異なる車種に用いる場合には、フロントスペー
サ34を異なる厚さにすれば、フロントスペーサ34に
ストッパ33が当接するまでのロッド30のストローク
が設定変更され、バックドア23の全開開度に応じたス
トロークを設定することができる。よって、異なる車種
の異なる重量を有するバックドア23に用いる場合に
は、各スペーサ34,35を変更し、また、場合によっ
てはコイルスプリング36を変更することにより、共用
化が可能であり、これにより低コストにて複数車種への
対応が可能となる。
の開度が異なる車種に用いる場合には、フロントスペー
サ34を異なる厚さにすれば、フロントスペーサ34に
ストッパ33が当接するまでのロッド30のストローク
が設定変更され、バックドア23の全開開度に応じたス
トロークを設定することができる。よって、異なる車種
の異なる重量を有するバックドア23に用いる場合に
は、各スペーサ34,35を変更し、また、場合によっ
てはコイルスプリング36を変更することにより、共用
化が可能であり、これにより低コストにて複数車種への
対応が可能となる。
【0024】加えて、ガスステイを用いずとも操作力の
軽減が可能となることから、長尺状のガスステイを用い
ることによるレイアウト上の制約もなくなり、車体1の
後部に設けられた開口部2回りのレイアウト上の自由度
を向上させることができる。
軽減が可能となることから、長尺状のガスステイを用い
ることによるレイアウト上の制約もなくなり、車体1の
後部に設けられた開口部2回りのレイアウト上の自由度
を向上させることができる。
【0025】なお、実施例においては本考案をバックド
ア23に適用したものを示したが、これに限ることなく
トランクリッド等の他のリッドに適用し得ることは勿論
である。
ア23に適用したものを示したが、これに限ることなく
トランクリッド等の他のリッドに適用し得ることは勿論
である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、リッドを
車体に枢支するヒンジアームをロッドを介してばね部材
により付勢し、これにより開閉操作時の補助力を与える
ようにした。よって、温度変化にかかわらず一定の付勢
力を発揮するばね部材の付勢により、常に一定の補助力
をリッドに付与することでき、これにより温度変化に左
右されることなく一定の操作力にてリッドの開閉を行う
ことが可能となる。また、また、ばね部材のばね定数は
温度変化があっても、ほとんど変化しないことから、仕
向け地の気温を考慮して、例えば寒冷地使用等であって
も、特に異なる仕様とする要がなく、仕向け地に対応す
る車種の低コスト化が可能となる。
車体に枢支するヒンジアームをロッドを介してばね部材
により付勢し、これにより開閉操作時の補助力を与える
ようにした。よって、温度変化にかかわらず一定の付勢
力を発揮するばね部材の付勢により、常に一定の補助力
をリッドに付与することでき、これにより温度変化に左
右されることなく一定の操作力にてリッドの開閉を行う
ことが可能となる。また、また、ばね部材のばね定数は
温度変化があっても、ほとんど変化しないことから、仕
向け地の気温を考慮して、例えば寒冷地使用等であって
も、特に異なる仕様とする要がなく、仕向け地に対応す
る車種の低コスト化が可能となる。
【0027】また、車種に応じて異なる重量のリッドを
枢支する場合には、スペーサを介挿する等により、ばね
部材の反力を変化させれば共用化が可能であって、ま
た、ばね部材を交換すればロッドを共用化することもで
き、これにより低コストにて複数車種への対応が可能と
なる。さらに、ガスステイを用いずとも操作力の軽減が
可能となることから、長尺状のガスステイを用いること
によるレイアウト上の制約もなくなり、リッド回りのレ
イアウト上の自由度を向上させることができる。
枢支する場合には、スペーサを介挿する等により、ばね
部材の反力を変化させれば共用化が可能であって、ま
た、ばね部材を交換すればロッドを共用化することもで
き、これにより低コストにて複数車種への対応が可能と
なる。さらに、ガスステイを用いずとも操作力の軽減が
可能となることから、長尺状のガスステイを用いること
によるレイアウト上の制約もなくなり、リッド回りのレ
イアウト上の自由度を向上させることができる。
【0028】加えて、実施例においては、スペーサの厚
さを変更することによりロッドのストロークを変更し得
る構成としたことから、スペーサのみを交換すれば、全
開開度が異なる車種に対応することができ、これにより
共用化を一層促進させることができる。
さを変更することによりロッドのストロークを変更し得
る構成としたことから、スペーサのみを交換すれば、全
開開度が異なる車種に対応することができ、これにより
共用化を一層促進させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す車体後部の垂直断面図
である。
である。
【図2】同実施例の分解斜視図である。
【図3】同実施例の操作力カーブとドア重量及びばね反
力の特性図である。
力の特性図である。
【図4】同実施例のバックドアの閉時における力の作用
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】従来構造を示す側面図である。
1 車体 3 バックドア(リッド) 19 ヒンジアーム 20 湾曲部 21 リッド取付部 30 ロッド 36 コイルスプリング(ばね部材) P 枢支点
Claims (1)
- 【請求項1】 上下方向に回動するリッドの上端部を車
体に支持するヒンジアームを有し、該ヒンジアームには
車体に枢支された枢支点から一側に膨出して枢支点の下
方に回り込む湾曲部と、該湾曲部に連なり枢支点の他側
に延び前記リッドが固定されるリッド取付部とが設けら
れたヒンジ装置において、前記枢支点の一側に配置され
て一端部を車体に摺動自在に支持されたロッドが設けら
れ、該ロッドの他端部は前記湾曲部に枢支される一方、
該ロッドを前記他端部方向に付勢するばね部材が設けら
れたことを特徴とする跳ね上げリッドのヒンジ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108895A JPH05280242A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 跳ね上げリッドのヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108895A JPH05280242A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 跳ね上げリッドのヒンジ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280242A true JPH05280242A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14496342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108895A Pending JPH05280242A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 跳ね上げリッドのヒンジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05280242A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1116850A2 (en) | 2000-01-14 | 2001-07-18 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Rear gate opening and closing apparatus for vehicle |
| JP2023072678A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | フェラーリ エッセ.ピー.アー. | 自動車 |
| USRE49858E1 (en) | 2003-09-02 | 2024-03-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Rear part structure of vehicle |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4108895A patent/JPH05280242A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1116850A2 (en) | 2000-01-14 | 2001-07-18 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Rear gate opening and closing apparatus for vehicle |
| US6901704B2 (en) | 2000-01-14 | 2005-06-07 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Vehicle rear gate opening and closing apparatus |
| USRE49858E1 (en) | 2003-09-02 | 2024-03-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Rear part structure of vehicle |
| JP2023072678A (ja) * | 2021-11-12 | 2023-05-24 | フェラーリ エッセ.ピー.アー. | 自動車 |
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