JPH05280320A - ユニフロー式2サイクルエンジン - Google Patents
ユニフロー式2サイクルエンジンInfo
- Publication number
- JPH05280320A JPH05280320A JP7799692A JP7799692A JPH05280320A JP H05280320 A JPH05280320 A JP H05280320A JP 7799692 A JP7799692 A JP 7799692A JP 7799692 A JP7799692 A JP 7799692A JP H05280320 A JPH05280320 A JP H05280320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scavenging port
- lubricating oil
- cycle engine
- uniflow
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼室への潤滑オイルの持込みを防止し、潤
滑オイルを適切に回収できるユニフロー式2サイクルエ
ンジンを提供する。 【構成】 シリンダ壁に掃気ポート9が形成され、シリ
ンダヘッドに排気ポート19が設けられたユニフロー式
2サイクルエンジン1において、掃気ポートと連通する
吸気通路8の下流端部の底33が、掃気ポートの下縁よ
りも下方に配置され、下流端部の底と掃気ポートの下縁
との間に傾斜壁34が配設され、下流端部の底とクラン
ク室5とを連通可能な連通路35が設けられる。連結路
には、開閉制御される常時閉鎖式の電磁ソレノイド弁3
6が介装される。
滑オイルを適切に回収できるユニフロー式2サイクルエ
ンジンを提供する。 【構成】 シリンダ壁に掃気ポート9が形成され、シリ
ンダヘッドに排気ポート19が設けられたユニフロー式
2サイクルエンジン1において、掃気ポートと連通する
吸気通路8の下流端部の底33が、掃気ポートの下縁よ
りも下方に配置され、下流端部の底と掃気ポートの下縁
との間に傾斜壁34が配設され、下流端部の底とクラン
ク室5とを連通可能な連通路35が設けられる。連結路
には、開閉制御される常時閉鎖式の電磁ソレノイド弁3
6が介装される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユニフロー式2サイクル
エンジンに関する。
エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、様々な形式の2サイクルエン
ジンが提案されている(例えば、特開昭59−4931
6号、特開昭59−79040号、特開昭62−113
820号、特開昭63−248915号、特開昭64−
63617号、特開昭62−135655号公報等参
照)。
ジンが提案されている(例えば、特開昭59−4931
6号、特開昭59−79040号、特開昭62−113
820号、特開昭63−248915号、特開昭64−
63617号、特開昭62−135655号公報等参
照)。
【0003】このような2サイクルエンジンにおいて、
シリンダ壁に掃気ポートを設け、シリンダヘッドに排気
ポートを設けたユニフロー式(単流掃気方式)掃気構造
のものが知られている。この形式の2サイクルエンジン
は一般に、オートバイ等の小型汎用機関と船舶等の大型
機関とに大別される。
シリンダ壁に掃気ポートを設け、シリンダヘッドに排気
ポートを設けたユニフロー式(単流掃気方式)掃気構造
のものが知られている。この形式の2サイクルエンジン
は一般に、オートバイ等の小型汎用機関と船舶等の大型
機関とに大別される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記小型汎
用機関にあっては、潤滑オイルを燃料に混合させて燃焼
させてしまうことを意図しており、所謂LOC(潤滑油
消費量)の低減に対する問題意識が比較的低い。また、
上記船舶用大型機関にあっては、ピストンリング又はオ
イルリングによってかき上げられ又はかき落とされた潤
滑オイルは、掃気ポートからシリンダ外に流出する。か
かる流出を低減させる設計上の試みは或る程度なされて
いるものの、かかる潤滑オイルの回収は格別に考慮され
ていない。
用機関にあっては、潤滑オイルを燃料に混合させて燃焼
させてしまうことを意図しており、所謂LOC(潤滑油
消費量)の低減に対する問題意識が比較的低い。また、
上記船舶用大型機関にあっては、ピストンリング又はオ
イルリングによってかき上げられ又はかき落とされた潤
滑オイルは、掃気ポートからシリンダ外に流出する。か
かる流出を低減させる設計上の試みは或る程度なされて
いるものの、かかる潤滑オイルの回収は格別に考慮され
ていない。
【0005】しかし、掃気ポートから流出した潤滑オイ
ルは、吸気によって燃焼室に逆流してしまうので、各種
規制、環境保護或いは燃焼室の清浄性などの観点よりL
OCの低減や、潤滑オイルの回収を重視する一般車両用
エンジンにおいては、かようなユニフロー式2サイクル
エンジンを採用し難い。本発明はこのような事情に鑑み
てなされたものであり、燃焼室への潤滑オイルの持込み
を防止するとともに、潤滑オイルを適切に回収できるユ
ニフロー式2サイクルエンジンを提供することを目的と
する。
ルは、吸気によって燃焼室に逆流してしまうので、各種
規制、環境保護或いは燃焼室の清浄性などの観点よりL
OCの低減や、潤滑オイルの回収を重視する一般車両用
エンジンにおいては、かようなユニフロー式2サイクル
エンジンを採用し難い。本発明はこのような事情に鑑み
てなされたものであり、燃焼室への潤滑オイルの持込み
を防止するとともに、潤滑オイルを適切に回収できるユ
ニフロー式2サイクルエンジンを提供することを目的と
する。
【0006】本発明は又、吸気に直接接することなく潤
滑オイルを回収できるユニフロー式2サイクルエンジン
を提供することを目的とする。
滑オイルを回収できるユニフロー式2サイクルエンジン
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、上
記目的を達成するために、シリンダ壁に掃気ポートが形
成され、シリンダヘッドに排気ポートが設けられたユニ
フロー式2サイクルエンジンにおいて、前記掃気ポート
と連通する吸気通路の下流端部の底が、掃気ポートの下
縁よりも下方に配置され、前記下流端部の底と前記掃気
ポートの下縁との間に傾斜壁が配設され、前記下流端部
の底とクランク室とを連通可能な連通路が設けられたこ
とを特徴とするユニフロー式2サイクルエンジンを提供
する。
記目的を達成するために、シリンダ壁に掃気ポートが形
成され、シリンダヘッドに排気ポートが設けられたユニ
フロー式2サイクルエンジンにおいて、前記掃気ポート
と連通する吸気通路の下流端部の底が、掃気ポートの下
縁よりも下方に配置され、前記下流端部の底と前記掃気
ポートの下縁との間に傾斜壁が配設され、前記下流端部
の底とクランク室とを連通可能な連通路が設けられたこ
とを特徴とするユニフロー式2サイクルエンジンを提供
する。
【0008】本発明の上記構成によれば、吸気通路の下
流端部にオイル溜りが形成され、掃気ポートから流出し
た潤滑オイルは、オイル溜りに滞留する。そして、オイ
ル溜りに滞留した潤滑オイルは連通路を介してクランク
室に還流される。本発明の好ましい実施態様において
は、シリンダ壁の全周に亘って前記掃気ポートが隔置さ
れ、前記吸気通路の下流端部が、シリンダ壁を囲む吸気
チャンバを形成し、掃気ポートの下縁よりも下方に位置
する前記下流端部の底が、吸気チャンバに新気を導入す
る前記吸気通路の吸気導入部に対して、シリンダ壁の周
方向に間隔を隔てた位置、例えば、吸気導入部の反対側
に配置される。この構成によれば、オイル溜りが吸気の
主流に接することなく、従って、潤滑オイルの持ち込み
をより効果的に防止できる。
流端部にオイル溜りが形成され、掃気ポートから流出し
た潤滑オイルは、オイル溜りに滞留する。そして、オイ
ル溜りに滞留した潤滑オイルは連通路を介してクランク
室に還流される。本発明の好ましい実施態様において
は、シリンダ壁の全周に亘って前記掃気ポートが隔置さ
れ、前記吸気通路の下流端部が、シリンダ壁を囲む吸気
チャンバを形成し、掃気ポートの下縁よりも下方に位置
する前記下流端部の底が、吸気チャンバに新気を導入す
る前記吸気通路の吸気導入部に対して、シリンダ壁の周
方向に間隔を隔てた位置、例えば、吸気導入部の反対側
に配置される。この構成によれば、オイル溜りが吸気の
主流に接することなく、従って、潤滑オイルの持ち込み
をより効果的に防止できる。
【0009】本発明は又、シリンダ壁に掃気ポートが形
成され、シリンダヘッドに排気ポートが設けられたユニ
フロー式2サイクルエンジンにおいて、ピストンの運動
に伴って移動される潤滑オイルを捕捉するための潤滑オ
イル捕捉手段を、前記掃気ポートの上方及び下方に、該
掃気ポートの上縁及び下縁に隣接して配設したことを特
徴とするユニフロー式2サイクルエンジンを提供する。
成され、シリンダヘッドに排気ポートが設けられたユニ
フロー式2サイクルエンジンにおいて、ピストンの運動
に伴って移動される潤滑オイルを捕捉するための潤滑オ
イル捕捉手段を、前記掃気ポートの上方及び下方に、該
掃気ポートの上縁及び下縁に隣接して配設したことを特
徴とするユニフロー式2サイクルエンジンを提供する。
【0010】本発明の上記構成によれば、ピストンの上
下動に伴いピストンリング又はオイルリングによってか
き上げられ、或いは、かき落とされる潤滑オイルは、潤
滑オイル捕捉手段によって捕捉される。従って、潤滑オ
イルは、掃気ポートから流出せず、従って、吸気に接す
ることなく回収される。本発明の好ましい実施態様にお
いては、前記潤滑オイル捕捉手段は、シリンダ壁に形成
された凹溝と、該凹溝に収容され、潤滑オイルを吸収す
る網状インサートとを有する。
下動に伴いピストンリング又はオイルリングによってか
き上げられ、或いは、かき落とされる潤滑オイルは、潤
滑オイル捕捉手段によって捕捉される。従って、潤滑オ
イルは、掃気ポートから流出せず、従って、吸気に接す
ることなく回収される。本発明の好ましい実施態様にお
いては、前記潤滑オイル捕捉手段は、シリンダ壁に形成
された凹溝と、該凹溝に収容され、潤滑オイルを吸収す
る網状インサートとを有する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
つき詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係る2
サイクルエンジンの概略構成図である。2サイクルエン
ジン1の内部には、シリンダボア2が形成されており、
該シリンダボア2には、ピストン3が摺動自在に配置さ
れる。ピストン3は、燃焼エネルギーを回転動力として
取り出すクランク室5内のクランクシャフト6にコンロ
ッド4を介して連結されている。
つき詳細に説明する。図1は、本発明の実施例に係る2
サイクルエンジンの概略構成図である。2サイクルエン
ジン1の内部には、シリンダボア2が形成されており、
該シリンダボア2には、ピストン3が摺動自在に配置さ
れる。ピストン3は、燃焼エネルギーを回転動力として
取り出すクランク室5内のクランクシャフト6にコンロ
ッド4を介して連結されている。
【0012】エンジン1のシリンダボア2の上部と、ピ
ストン3の上面とで画成される上方空間は燃焼室7を構
成する。この燃焼室7に連通するように吸気通路8が接
続される。エンジン1は、ユニフロー形式の構造となっ
ており、シリンダボア2の周壁に隔置して複数の掃気ポ
ート9が設けられ、全周に亘って、吸気がほぼ均等に燃
焼室7に導入されるように構成されている。なお、図1
には、シリンダボア2の両側に位置する2つの掃気ポー
ト9、9だけが図示されている。複数の掃気ポート9と
連通する吸気チャンバ30がシリンダボア2をほぼ囲む
ように設けられる。吸気チャンバ30には、吸気通路8
の末端、即ち下流端が接続される。
ストン3の上面とで画成される上方空間は燃焼室7を構
成する。この燃焼室7に連通するように吸気通路8が接
続される。エンジン1は、ユニフロー形式の構造となっ
ており、シリンダボア2の周壁に隔置して複数の掃気ポ
ート9が設けられ、全周に亘って、吸気がほぼ均等に燃
焼室7に導入されるように構成されている。なお、図1
には、シリンダボア2の両側に位置する2つの掃気ポー
ト9、9だけが図示されている。複数の掃気ポート9と
連通する吸気チャンバ30がシリンダボア2をほぼ囲む
ように設けられる。吸気チャンバ30には、吸気通路8
の末端、即ち下流端が接続される。
【0013】吸気通路8の先端すなわち上流端には、エ
アークリーナ10が配置され、その下流には、吸入空気
量を検出するエアーフローメータ11が設けられる。エ
アーフローメータ11の下流には、吸気を過給する過給
機12が設けられる。過給機12の下流には、過給気を
冷却するインタークーラー13が配置され、その下流に
は、スロットル弁14が設けられ、さらに下流には、サ
ージタンク15が設けられて吸気系を構成する。
アークリーナ10が配置され、その下流には、吸入空気
量を検出するエアーフローメータ11が設けられる。エ
アーフローメータ11の下流には、吸気を過給する過給
機12が設けられる。過給機12の下流には、過給気を
冷却するインタークーラー13が配置され、その下流に
は、スロットル弁14が設けられ、さらに下流には、サ
ージタンク15が設けられて吸気系を構成する。
【0014】また、燃焼室7の上部には、排気通路18
が接続され、シリンダヘッドに設けられた排気通路18
の開口部すなわち排気ポート19には、排気弁20が取
付けられる。本例のエンジン1は、筒内噴射形式であっ
て、排気通路18に近傍には、燃料を噴射するインジェ
クタ21が取付けられる。さらに、燃焼室7上部には、
点火プラグ22が取付けられる。
が接続され、シリンダヘッドに設けられた排気通路18
の開口部すなわち排気ポート19には、排気弁20が取
付けられる。本例のエンジン1は、筒内噴射形式であっ
て、排気通路18に近傍には、燃料を噴射するインジェ
クタ21が取付けられる。さらに、燃焼室7上部には、
点火プラグ22が取付けられる。
【0015】エンジン1の制御を行うために、好ましく
は、マイクロコンピュータを含んで構成されるコントロ
ーラ23が設けられる。コントローラ23には、ディス
トリビュータ24からのエンジン回転信号、スロットル
弁14の下流に設けられ吸気通路8の圧力を検出する吸
気圧センサ25からの信号、及びアクセルペダル26の
踏み込み量を検出するアクセルポジションセンサ27か
らの信号などが入力される。コントローラ23は、これ
らの信号に基づいて所定の演算を行い、スロットル弁1
4のアクチュエータ28に対するスロットル開度信号
や、点火プラグ22に対する点火信号などを出力する。
は、マイクロコンピュータを含んで構成されるコントロ
ーラ23が設けられる。コントローラ23には、ディス
トリビュータ24からのエンジン回転信号、スロットル
弁14の下流に設けられ吸気通路8の圧力を検出する吸
気圧センサ25からの信号、及びアクセルペダル26の
踏み込み量を検出するアクセルポジションセンサ27か
らの信号などが入力される。コントローラ23は、これ
らの信号に基づいて所定の演算を行い、スロットル弁1
4のアクチュエータ28に対するスロットル開度信号
や、点火プラグ22に対する点火信号などを出力する。
【0016】図2は、エンジン1の構造を示す縦断面図
である。シリンダボア2の周囲に形成される吸気チャン
バ30は、上縁を画成する上壁31、側縁を画成する側
壁32、及び下縁を画成する底壁33によって形成され
る。上壁31の下面は、掃気ポート9の上縁から略水平
に外方に延びて、シリンダブロック16の径方向外方に
突出する。側壁32は、上壁31の外端から略垂直に下
方に延びて、底壁33の外端と接続し、底壁33は、略
水平にシリンダブロック16の側壁まで延びる。底壁3
3は、吸気通路8と反対側の領域において、掃気ポート
9の下方に配置される。この領域では、底壁33の上面
は、シリンダブロック16の外方に略水平な吸気チャン
バ30の底面を形成しており、該底面は、シリンダブロ
ック16の径方向内方に向かって斜め上方に延びる斜壁
34の外端と接続する。斜壁34の内端は、掃気ポート
9の下縁と接続する。
である。シリンダボア2の周囲に形成される吸気チャン
バ30は、上縁を画成する上壁31、側縁を画成する側
壁32、及び下縁を画成する底壁33によって形成され
る。上壁31の下面は、掃気ポート9の上縁から略水平
に外方に延びて、シリンダブロック16の径方向外方に
突出する。側壁32は、上壁31の外端から略垂直に下
方に延びて、底壁33の外端と接続し、底壁33は、略
水平にシリンダブロック16の側壁まで延びる。底壁3
3は、吸気通路8と反対側の領域において、掃気ポート
9の下方に配置される。この領域では、底壁33の上面
は、シリンダブロック16の外方に略水平な吸気チャン
バ30の底面を形成しており、該底面は、シリンダブロ
ック16の径方向内方に向かって斜め上方に延びる斜壁
34の外端と接続する。斜壁34の内端は、掃気ポート
9の下縁と接続する。
【0017】連結管路35の上端が、吸気通路8の反対
側に位置する底壁33に連結され、吸気チャンバ30の
底面に開口する。連結管路35の下端がクランク室5の
側壁に連結され、クランク室5に開口する。連結管路3
5には、常時閉鎖式の電磁ソレノイド弁36が介装さ
れ、電磁ソレノイド弁36はコントローラ23によって
開閉制御される。電磁ソレノイド弁36は、その開放時
に、連結管路35を介して吸気チャンバ30とクランク
室5とを相互に連通させる。
側に位置する底壁33に連結され、吸気チャンバ30の
底面に開口する。連結管路35の下端がクランク室5の
側壁に連結され、クランク室5に開口する。連結管路3
5には、常時閉鎖式の電磁ソレノイド弁36が介装さ
れ、電磁ソレノイド弁36はコントローラ23によって
開閉制御される。電磁ソレノイド弁36は、その開放時
に、連結管路35を介して吸気チャンバ30とクランク
室5とを相互に連通させる。
【0018】吸気チャンバ30には、吸気チャンバ30
の底部に溜まった潤滑オイルのレベルを検出するオイル
レベルサンサ(図示せず)が配設される。オイルレベル
センサの検出結果はコントローラ23に入力される。ま
た、クランク室5の下部には、還流した潤滑オイルを蓄
油するオイルパン17が設けられる。次に、上記エンジ
ン1の作動について説明する。
の底部に溜まった潤滑オイルのレベルを検出するオイル
レベルサンサ(図示せず)が配設される。オイルレベル
センサの検出結果はコントローラ23に入力される。ま
た、クランク室5の下部には、還流した潤滑オイルを蓄
油するオイルパン17が設けられる。次に、上記エンジ
ン1の作動について説明する。
【0019】エンジン1の作動により、ピストン3が上
下動し、シリンダボア内周面の潤滑オイルがピストン3
のオイルリングによってかき上げられ、又はかき落とさ
れる。潤滑オイルは、掃気ポート9から流出し、斜壁3
4に沿って流下する。流下した潤滑オイルは、図2に符
号39で示すように、吸気チャンバ30の底部に滞留す
る。
下動し、シリンダボア内周面の潤滑オイルがピストン3
のオイルリングによってかき上げられ、又はかき落とさ
れる。潤滑オイルは、掃気ポート9から流出し、斜壁3
4に沿って流下する。流下した潤滑オイルは、図2に符
号39で示すように、吸気チャンバ30の底部に滞留す
る。
【0020】吸気チャンバ30の底部に比較的多量の潤
滑オイルが溜まり、オイルレベルセンサが所定レベル以
上の潤滑オイルの液面を検出すると、コントローラ23
は、ディストリビュータ24からのエンジン回転信号お
よび吸気圧センサ25からの信号などに基づいて、エン
ジン1の運転状態を判定する。コントローラ23は、エ
ンジン1が停止しているか、或いは、低ブースト圧(例
えば、10l/min 以下のブースト圧)にてエンジン1が
運転していると判定すると、電磁ソレノイド弁36のソ
レノイドを励磁して、電磁ソレノイド弁36を開放す
る。吸気チャンバ30は、連結管路35を介してクラン
ク室5と連通し、吸気チャンバ30の底部に溜まった潤
滑オイルは、連結管路35を介してクランク室5に流下
して、オイルパン17に還流する。コントローラ23
は、エンジン1が所定の回転数以下の回転数で運転して
いるとき、例えば、アイドリング回転時に、電磁ソレノ
イド弁36を開放しても良い。
滑オイルが溜まり、オイルレベルセンサが所定レベル以
上の潤滑オイルの液面を検出すると、コントローラ23
は、ディストリビュータ24からのエンジン回転信号お
よび吸気圧センサ25からの信号などに基づいて、エン
ジン1の運転状態を判定する。コントローラ23は、エ
ンジン1が停止しているか、或いは、低ブースト圧(例
えば、10l/min 以下のブースト圧)にてエンジン1が
運転していると判定すると、電磁ソレノイド弁36のソ
レノイドを励磁して、電磁ソレノイド弁36を開放す
る。吸気チャンバ30は、連結管路35を介してクラン
ク室5と連通し、吸気チャンバ30の底部に溜まった潤
滑オイルは、連結管路35を介してクランク室5に流下
して、オイルパン17に還流する。コントローラ23
は、エンジン1が所定の回転数以下の回転数で運転して
いるとき、例えば、アイドリング回転時に、電磁ソレノ
イド弁36を開放しても良い。
【0021】このように本実施例のエンジン1において
は、吸気通路8の下流端に吸気チャンバ30が接続さ
れ、吸気チャンバ30は、複数の掃気ポート9と連通す
る。吸気チャンバ30の底面は、吸気通路8と反対側の
領域において、掃気ポート9の下方に位置決めされ、シ
リンダブロック16の径方向内方に向かって斜め上方に
延びる斜壁34と連続する。斜壁34の径方向内端は、
掃気ポート9の下縁と接続する。また、吸気チャンバ3
0の底部とクランク室5とを連通する連結管路35が設
けられ、連結管路35には、開閉制御される常時閉鎖式
の電磁ソレノイド弁36が介装される。
は、吸気通路8の下流端に吸気チャンバ30が接続さ
れ、吸気チャンバ30は、複数の掃気ポート9と連通す
る。吸気チャンバ30の底面は、吸気通路8と反対側の
領域において、掃気ポート9の下方に位置決めされ、シ
リンダブロック16の径方向内方に向かって斜め上方に
延びる斜壁34と連続する。斜壁34の径方向内端は、
掃気ポート9の下縁と接続する。また、吸気チャンバ3
0の底部とクランク室5とを連通する連結管路35が設
けられ、連結管路35には、開閉制御される常時閉鎖式
の電磁ソレノイド弁36が介装される。
【0022】このように構成されたエンジン1によれ
ば、シリンダボア内周面の潤滑オイルが掃気ポート9か
ら流出し、吸気チャンバ30の底部に溜まる。従って、
燃焼室7への潤滑オイルの持込みを防止できる。かくし
て、潤滑オイルの回収およびLOCの低減が可能とな
る。また、電磁ソレノイド弁36の適当な制御により、
吸気チャンバ30の底部を、新気の逃げを防止できる適
切な時期、例えばエンジン停止時にのみ、クランク室5
と連通させることができる。
ば、シリンダボア内周面の潤滑オイルが掃気ポート9か
ら流出し、吸気チャンバ30の底部に溜まる。従って、
燃焼室7への潤滑オイルの持込みを防止できる。かくし
て、潤滑オイルの回収およびLOCの低減が可能とな
る。また、電磁ソレノイド弁36の適当な制御により、
吸気チャンバ30の底部を、新気の逃げを防止できる適
切な時期、例えばエンジン停止時にのみ、クランク室5
と連通させることができる。
【0023】更に、吸気チャンバ30は、吸気通路8と
反対側の領域にオイル溜りを形成するので、掃気ポート
9から流出した潤滑オイルが吸気の主流によってシリン
ダボア2内に逆流するのを防止できる。図3及び図4
は、本発明の他の実施例を示すシリンダボア廻りの部分
拡大図である。
反対側の領域にオイル溜りを形成するので、掃気ポート
9から流出した潤滑オイルが吸気の主流によってシリン
ダボア2内に逆流するのを防止できる。図3及び図4
は、本発明の他の実施例を示すシリンダボア廻りの部分
拡大図である。
【0024】掃気ポート9を囲む凹状の周溝40が設け
られ、周溝40の下部分には、クランク室5と連通する
オイル回収路41が連結される。周溝40内には、潤滑
オイルを吸収する網状インサート42が収容される。ピ
ストン3の上下動に伴って、オイルリング又はピストン
リング3aにかき上げられ、或いはかき落とされた潤滑
オイルは、掃気ポート9から流出せずに網状インサート
42に捕捉され、周溝40及びオイル回収路41を通っ
てオイルパン17に還流する。
られ、周溝40の下部分には、クランク室5と連通する
オイル回収路41が連結される。周溝40内には、潤滑
オイルを吸収する網状インサート42が収容される。ピ
ストン3の上下動に伴って、オイルリング又はピストン
リング3aにかき上げられ、或いはかき落とされた潤滑
オイルは、掃気ポート9から流出せずに網状インサート
42に捕捉され、周溝40及びオイル回収路41を通っ
てオイルパン17に還流する。
【0025】図5は、図3及び図4に示す構造の変形例
を示すシリンダボア廻りの部分拡大図である。この例で
は、掃気ポート9の上下に独立した溝43、44が配設
され、溝43、44には、網状インサート42が収容さ
れる。オイル回収路(図示せず)が、上記実施例と同様
に溝43、44に連結され、オイル回収路は、クランク
室5と連通する。
を示すシリンダボア廻りの部分拡大図である。この例で
は、掃気ポート9の上下に独立した溝43、44が配設
され、溝43、44には、網状インサート42が収容さ
れる。オイル回収路(図示せず)が、上記実施例と同様
に溝43、44に連結され、オイル回収路は、クランク
室5と連通する。
【0026】図6は、図4に示す構造の他の変形例を示
すシリンダボア廻りの部分拡大図である。この例では、
溝40内に網状インサート42が設けられていない。溝
40の容積は、掃気ポート9とピストン3の外周面との
隙間に形成された空間の容積に相当する容積を少なくと
も有し、かき上げられ又はかき落とされた潤滑オイルを
十分に捕捉し、オイル回収路41に通す。
すシリンダボア廻りの部分拡大図である。この例では、
溝40内に網状インサート42が設けられていない。溝
40の容積は、掃気ポート9とピストン3の外周面との
隙間に形成された空間の容積に相当する容積を少なくと
も有し、かき上げられ又はかき落とされた潤滑オイルを
十分に捕捉し、オイル回収路41に通す。
【0027】これらの実施例によれば、掃気ポート9か
らの潤滑オイルの流出を阻止し、潤滑オイルは、吸気に
接することなく回収される。かくして、比較的簡単な構
造で燃焼室7への潤滑オイルの持込みを防止し、潤滑オ
イルの回収およびLOCの低減を図ることできる。
らの潤滑オイルの流出を阻止し、潤滑オイルは、吸気に
接することなく回収される。かくして、比較的簡単な構
造で燃焼室7への潤滑オイルの持込みを防止し、潤滑オ
イルの回収およびLOCの低減を図ることできる。
【0028】
【効果】請求項1及び2に記載の本発明の構成によれ
ば、燃焼室への潤滑オイルの持込みを防止するととも
に、潤滑オイルを適切に回収できるユニフロー式2サイ
クルエンジンを提供することが可能となる。請求項3及
び4に記載の本発明の構成によれば、吸気に直接接する
ことなく潤滑オイルを回収できるユニフロー式2サイク
ルエンジンを提供することが可能となる。
ば、燃焼室への潤滑オイルの持込みを防止するととも
に、潤滑オイルを適切に回収できるユニフロー式2サイ
クルエンジンを提供することが可能となる。請求項3及
び4に記載の本発明の構成によれば、吸気に直接接する
ことなく潤滑オイルを回収できるユニフロー式2サイク
ルエンジンを提供することが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る2サイクルエンジンの概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】図1に示すエンジンの構造を示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すシリンダボア廻りの
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図4】本発明の他の実施例を示すシリンダボア廻りの
部分拡大図である。
部分拡大図である。
【図5】図3及び図4に示す構造の変形例を示すシリン
ダボア廻りの部分拡大図である。
ダボア廻りの部分拡大図である。
【図6】図4に示す構造の他の変形例を示すシリンダボ
ア廻りの部分拡大図である。
ア廻りの部分拡大図である。
1 エンジン 2 シリンダボア 3 ピストン 4 コンロッド 5 クランク室 6 クランクシャフト 7 燃焼室 8 吸気通路 9 吸気ポート 10 エアークリーナ 11 エアーフローメータ 12 過給機 13 インタークーラー 14 スロットル弁 15 サージタンク 16 シリンダブロック 17 オイルパン 18 排気通路 19 排気ポート 20 排気弁 21 インジェクタ 22 点火プラグ 23 コントローラ 24 ディストリビュータ 25 吸気圧センサ 26 アクセルペダル 27 アクセルポジションセンサ 28 スロットルアクチュエータ 30 吸気チャンバ 31 上壁 32 側壁 33 底壁 34 斜壁 35 連結管路 36 電磁ソレノイド弁 40 周溝 41 オイル回収路 42 網状インサート 43、44 溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F01M 13/00 H 7443−3G
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダ壁に掃気ポートが形成され、シ
リンダヘッドに排気ポートが設けられたユニフロー式2
サイクルエンジンにおいて、前記掃気ポートと連通する
吸気通路の下流端部の底が、掃気ポートの下縁よりも下
方に配置され、前記下流端部の底と前記掃気ポートの下
縁との間に傾斜壁が配設され、前記下流端部の底とクラ
ンク室とを連通可能な連通路が設けられたことを特徴と
するユニフロー式2サイクルエンジン。 - 【請求項2】 シリンダ壁の全周に亘って前記掃気ポー
トが隔置され、前記吸気通路の下流端部が、シリンダ壁
を囲む吸気チャンバを形成し、掃気ポートの下縁よりも
下方に位置する前記下流端部の底が前記吸気チャンバの
底壁によって形成され、該底が吸気チャンバに新気を導
入する前記吸気通路の吸気導入部に対して、シリンダ壁
の周方向に間隔を隔てた位置に配置されることを特徴と
する請求項1に記載のユニフロー式2サイクルエンジ
ン。 - 【請求項3】 シリンダ壁に掃気ポートが形成され、シ
リンダヘッドに排気ポートが設けられたユニフロー式2
サイクルエンジンにおいて、ピストンの運動に伴って移
動される潤滑オイルを捕捉するための潤滑オイル捕捉手
段を、前記掃気ポートの上方及び下方に、該掃気ポート
の上縁及び下縁に隣接して配設したことを特徴とするユ
ニフロー式2サイクルエンジン。 - 【請求項4】 前記潤滑オイル捕捉手段は、シリンダ壁
に形成された凹溝と、該凹溝に収容され、潤滑オイルを
吸収する網状インサートとを有することを特徴とする請
求項3に記載のユニフロー式2サイクルエンジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7799692A JPH05280320A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ユニフロー式2サイクルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7799692A JPH05280320A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ユニフロー式2サイクルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280320A true JPH05280320A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13649424
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7799692A Pending JPH05280320A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ユニフロー式2サイクルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05280320A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2199549A1 (de) * | 2008-12-18 | 2010-06-23 | Wärtsilä Schweiz AG | Zylinderschmiervorrichtung, sowie eine Hubkolbenbrennkraftmaschine mit einer Zylinderschmiervorrichtung |
| JP2013221468A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Diesel United:Kk | 2ストローク機関の過早着火防止装置 |
| EP2746552A1 (en) * | 2012-12-18 | 2014-06-25 | Michal Jan Marchel | Two-stroke engine, especially large margine engine |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7799692A patent/JPH05280320A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2199549A1 (de) * | 2008-12-18 | 2010-06-23 | Wärtsilä Schweiz AG | Zylinderschmiervorrichtung, sowie eine Hubkolbenbrennkraftmaschine mit einer Zylinderschmiervorrichtung |
| JP2013221468A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Diesel United:Kk | 2ストローク機関の過早着火防止装置 |
| EP2746552A1 (en) * | 2012-12-18 | 2014-06-25 | Michal Jan Marchel | Two-stroke engine, especially large margine engine |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20030000508A1 (en) | Blow-by gas separator | |
| Dhariwal | Control of blowby emissions and lubricating oil consumption in IC engines | |
| US4672939A (en) | Intake manifold for internal combustion engine having exhaust gas recirculation system | |
| US4648373A (en) | Intake manifold for internal combustion engine having exhaust gas recirculation system | |
| JPH05280320A (ja) | ユニフロー式2サイクルエンジン | |
| JPH0435528Y2 (ja) | ||
| US6298836B1 (en) | Arrangement for venting an engine crankcase | |
| JPS6056890B2 (ja) | タ−ボチヤ−ジヤ付内燃機関のブロ−バイガス処理装置 | |
| US4280456A (en) | Engine with intake ported cylinders and porous port liners for oil control | |
| JPH0410342Y2 (ja) | ||
| US5123386A (en) | Internal combustion engine and its piston | |
| JPH0523788Y2 (ja) | ||
| JPH0648092Y2 (ja) | 内燃機関のブローバイ通路 | |
| JP3464806B2 (ja) | 2サイクルエンジンのegr装置 | |
| JP7729295B2 (ja) | 内燃機関のブローバイガス還流装置 | |
| JPS6126569Y2 (ja) | ||
| JPS6040812Y2 (ja) | 過給機付内燃機関のブロ−バイガス制御装置 | |
| CA1252355A (en) | Intake manifold for internal combustion engine having exhaust gas recirculation system | |
| JP2545036Y2 (ja) | 2サイクルエンジン | |
| JPH0629456Y2 (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| JPH07317556A (ja) | 過給機を備えた内燃機関 | |
| JP3135686B2 (ja) | アルコールエンジンの制御装置 | |
| JP2584582Y2 (ja) | 2サイクルエンジン | |
| JPH11182338A (ja) | 筒内噴射式2サイクルエンジン | |
| JP3437266B2 (ja) | エンジンの空燃比検出装置 |