JPH05281256A - 容量式センサ - Google Patents
容量式センサInfo
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- JPH05281256A JPH05281256A JP4076549A JP7654992A JPH05281256A JP H05281256 A JPH05281256 A JP H05281256A JP 4076549 A JP4076549 A JP 4076549A JP 7654992 A JP7654992 A JP 7654992A JP H05281256 A JPH05281256 A JP H05281256A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P2015/0805—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
- G01P2015/0822—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
- G01P2015/0825—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
- G01P2015/0828—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は容量式センサに関し、特に高信頼性が
要求される用途、例えばエアーバックセンサ等に適用す
るためには容量式センサの信頼性を向上させる必要があ
る。本発明の目的は、故障診断機能を付加することによ
り容量式センサの信頼性を向上させることにある。 【構成】検出部10は、ビーム14よって支持され重錘
の機能を持った可動電極13と可動電極13に対向する
固定電極11,12よりなる。診断は昇圧回路9で発生
した高電圧を抵抗器7,8を介して固定電極11,12
に印加し、可動電極13を静電気力により強制振動させ
る静電診断と、スイッチ3,4により固定電極11,1
2を電源に接続し、固定電極11,12から可動電極1
3に流れるリーク電流を静電容量検出器15により検査
するリーク電流検査診断がある。 【効果】本発明によれば、容量式センサの故障診断を可
能にするから、容量式センサを使ったシステムの信頼性
を向上することができる。
要求される用途、例えばエアーバックセンサ等に適用す
るためには容量式センサの信頼性を向上させる必要があ
る。本発明の目的は、故障診断機能を付加することによ
り容量式センサの信頼性を向上させることにある。 【構成】検出部10は、ビーム14よって支持され重錘
の機能を持った可動電極13と可動電極13に対向する
固定電極11,12よりなる。診断は昇圧回路9で発生
した高電圧を抵抗器7,8を介して固定電極11,12
に印加し、可動電極13を静電気力により強制振動させ
る静電診断と、スイッチ3,4により固定電極11,1
2を電源に接続し、固定電極11,12から可動電極1
3に流れるリーク電流を静電容量検出器15により検査
するリーク電流検査診断がある。 【効果】本発明によれば、容量式センサの故障診断を可
能にするから、容量式センサを使ったシステムの信頼性
を向上することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容量式センサに係り、特
に微弱な直流から高周波の検出対象を高精度に検出で
き、信頼性の高い容量式センサに関する。
に微弱な直流から高周波の検出対象を高精度に検出で
き、信頼性の高い容量式センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の容量式センサについてはPrecisio
n Accelerometers with μg Resol-ution, Sensors and
Actuators, A21−A23(1990年)P297〜3
02に容量式加速度センサについて記載されている。
n Accelerometers with μg Resol-ution, Sensors and
Actuators, A21−A23(1990年)P297〜3
02に容量式加速度センサについて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】容量式センサに於い
て、高信頼性が要求される用途、例えばエアーバックセ
ンサ等に適用するためにはセンサに故障診断機能を設け
る必要がある。しかし、上記従来技術は故障診断機能つ
いて配慮がされていなかった。本発明の目的は、故障診
断機能を備えた、信頼性のある容量式センサを提供する
ことにある。
て、高信頼性が要求される用途、例えばエアーバックセ
ンサ等に適用するためにはセンサに故障診断機能を設け
る必要がある。しかし、上記従来技術は故障診断機能つ
いて配慮がされていなかった。本発明の目的は、故障診
断機能を備えた、信頼性のある容量式センサを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、可動電極と固定電極の間に診断用の信号を印加
し、両電極間に静電気力を発生させる。この静電気力に
より可動電極を変位させ、可動電極と固定電極の間の静
電容量を変化させる。この静電容量の変化を容量検出手
段により観測することで容量式センサの故障を判定する
ことができる。
には、可動電極と固定電極の間に診断用の信号を印加
し、両電極間に静電気力を発生させる。この静電気力に
より可動電極を変位させ、可動電極と固定電極の間の静
電容量を変化させる。この静電容量の変化を容量検出手
段により観測することで容量式センサの故障を判定する
ことができる。
【0005】また、可動電極と固定電極の間に診断用の
信号を印加し、両電極間を流れるリ−ク電流を測定す
る。このリ−ク電流の値が規定の範囲を超えていれば容
量式センサが故障であると判定することができる。
信号を印加し、両電極間を流れるリ−ク電流を測定す
る。このリ−ク電流の値が規定の範囲を超えていれば容
量式センサが故障であると判定することができる。
【0006】
【作用】可動電極と固定電極の間に診断用の信号を印加
すると両電極間に静電気力が働き、可動電極が移動す
る。この可動電極の移動を容量検出手段により検出し、
この出力を観測し、所定の変化量が得られたかどうかに
より容量式センサの故障を調べることができる。
すると両電極間に静電気力が働き、可動電極が移動す
る。この可動電極の移動を容量検出手段により検出し、
この出力を観測し、所定の変化量が得られたかどうかに
より容量式センサの故障を調べることができる。
【0007】また、可動電極と固定電極の間に電圧を印
加すると、両電極間にリ−ク電流が流れる。このリ−ク
電流を測定し、規定の範囲を超えた場合は故障と判定す
ることができる。
加すると、両電極間にリ−ク電流が流れる。このリ−ク
電流を測定し、規定の範囲を超えた場合は故障と判定す
ることができる。
【0008】
【実施例】説明に先立ち容量式加速度センサの検出原理
を図2により説明する。検出部10は、ビーム14よっ
て支持され重錘の機能を持った可動電極13と可動電極
13に対向する2個の固定電極11,12よりなる。検
出部10に上下方向の加速度が働くと可動電極13の質
量と加速度の積に比例した慣性力が可動電極13に働
き、可動電極13を上下方向に移動させるように働く。
また、可動電極13の変位に比例して、ビーム14から
可動電極13に抗力が働き、可動電極13を元の位置に
戻すように働く。従って、可動電極13は加速度に応じ
た変位(慣性力と抗力がバランスする変位)をする。可
動電極13の変位により可動電極13と固定電極11の
ギャップが変化するため、可動電極13と固定電極11
間の静電容量C1 が変化する。同様に、可動電極13と
固定電極12間の静電容量C2も変化する。従って、検
出部10に働く加速度に応じて可動電極13と固定電極
11間の静電容量C1と可動電極13と固定電極12間
の静電容量C2が加速度に応じて図3に示すように変化
する。この静電容量C1,C2の変化を静電容量検出用信
号発生器20と静電容量検出器21により静電容量
C1,C2の差分を検出することで加速度に応じた出力を
得ることができる。
を図2により説明する。検出部10は、ビーム14よっ
て支持され重錘の機能を持った可動電極13と可動電極
13に対向する2個の固定電極11,12よりなる。検
出部10に上下方向の加速度が働くと可動電極13の質
量と加速度の積に比例した慣性力が可動電極13に働
き、可動電極13を上下方向に移動させるように働く。
また、可動電極13の変位に比例して、ビーム14から
可動電極13に抗力が働き、可動電極13を元の位置に
戻すように働く。従って、可動電極13は加速度に応じ
た変位(慣性力と抗力がバランスする変位)をする。可
動電極13の変位により可動電極13と固定電極11の
ギャップが変化するため、可動電極13と固定電極11
間の静電容量C1 が変化する。同様に、可動電極13と
固定電極12間の静電容量C2も変化する。従って、検
出部10に働く加速度に応じて可動電極13と固定電極
11間の静電容量C1と可動電極13と固定電極12間
の静電容量C2が加速度に応じて図3に示すように変化
する。この静電容量C1,C2の変化を静電容量検出用信
号発生器20と静電容量検出器21により静電容量
C1,C2の差分を検出することで加速度に応じた出力を
得ることができる。
【0009】次に、静電容量の検出原理及び動作を図
4,図5により説明する。
4,図5により説明する。
【0010】静電容量検出器21は図4に示すように演
算増幅器42と、これの帰還部に静電容量CF とスイッ
チ41を設けたリセット付き積分器とサンプルホールド
回路43より構成される。演算増幅器42の反転入力は
検出部10の可動電極13に接続している。また、静電
容量検出用信号発生器20からは互いに反転する矩形波
V1,V2が出力され、それぞれ固定電極12,13に接
続している。なお、便宜上検出部10は静電容量C1,
C2で表している。
算増幅器42と、これの帰還部に静電容量CF とスイッ
チ41を設けたリセット付き積分器とサンプルホールド
回路43より構成される。演算増幅器42の反転入力は
検出部10の可動電極13に接続している。また、静電
容量検出用信号発生器20からは互いに反転する矩形波
V1,V2が出力され、それぞれ固定電極12,13に接
続している。なお、便宜上検出部10は静電容量C1,
C2で表している。
【0011】次に、図5のタイミングチャートより静電
容量検出の動作を説明する。まず、スイッチ41が信号
φRにより短絡され、静電容量CF を放電する。次の瞬
間、固定電極11,12に印加する矩形波V1 は立ち下
がり、矩形波V2 は立ち上がる。この時、静電容量C1
は放電され、C2 は充電されるから、静電容量CF には
VP(C1−C2) なる電荷が流れる。ここで、VP は矩形
波V1,V2の振幅である。従って、演算増幅器42の出
力VO には(1)式で表される電圧が発生する。
容量検出の動作を説明する。まず、スイッチ41が信号
φRにより短絡され、静電容量CF を放電する。次の瞬
間、固定電極11,12に印加する矩形波V1 は立ち下
がり、矩形波V2 は立ち上がる。この時、静電容量C1
は放電され、C2 は充電されるから、静電容量CF には
VP(C1−C2) なる電荷が流れる。ここで、VP は矩形
波V1,V2の振幅である。従って、演算増幅器42の出
力VO には(1)式で表される電圧が発生する。
【0012】
【数1】
【0013】この電圧をサンプルホールド回路43によ
りサンプリングすることで、静電容量C1 と静電容量C
2 の差に応じた電圧を得ることができる。ここで、(1)
式からも分かるように静電容量検出器21の感度は固定
電極11,12に印加される矩形波V1,V2の振幅VP
と帰還容量CF により決まり、矩形波V1,V2の直流電
圧成分には依存しないことが分かる。また、サンプルホ
ールド回路43により、周期的にサンプリングすること
で周波数に対する選択性を持つ。このことにより、矩形
波V1,V2に低周波の診断用信号を重畳させてもこの静
電容量検出器21は影響を受けない。
りサンプリングすることで、静電容量C1 と静電容量C
2 の差に応じた電圧を得ることができる。ここで、(1)
式からも分かるように静電容量検出器21の感度は固定
電極11,12に印加される矩形波V1,V2の振幅VP
と帰還容量CF により決まり、矩形波V1,V2の直流電
圧成分には依存しないことが分かる。また、サンプルホ
ールド回路43により、周期的にサンプリングすること
で周波数に対する選択性を持つ。このことにより、矩形
波V1,V2に低周波の診断用信号を重畳させてもこの静
電容量検出器21は影響を受けない。
【0014】次に、本発明の第1の実施例である容量式
加速度センサを図1により説明する。本実施例による容
量式加速度センサは診断制御回路1,静電容量検出用信
号発生器2,スイッチ3,4,静電容量5,6,抵抗器
7,8,昇圧回路9,検出部10,静電容量検出器1
5,出力調整回路16,スイッチ17,18より構成さ
れ、前述の容量式センサに診断機能を付加したものであ
る。診断機能には可動電極13と固定電極11,12間
のリ−ク電流を測定するリ−ク電流検査診断,可動電極
13及び固定電極11,12への配線の断線の有無を検
査する断線検査診断、静電気力により可動電極13を大
きく強制的に振動させる高加速度静電診断及び、静電気
力により可動電極13を小さく強制的に振動させる低加
速度静電診断がある。
加速度センサを図1により説明する。本実施例による容
量式加速度センサは診断制御回路1,静電容量検出用信
号発生器2,スイッチ3,4,静電容量5,6,抵抗器
7,8,昇圧回路9,検出部10,静電容量検出器1
5,出力調整回路16,スイッチ17,18より構成さ
れ、前述の容量式センサに診断機能を付加したものであ
る。診断機能には可動電極13と固定電極11,12間
のリ−ク電流を測定するリ−ク電流検査診断,可動電極
13及び固定電極11,12への配線の断線の有無を検
査する断線検査診断、静電気力により可動電極13を大
きく強制的に振動させる高加速度静電診断及び、静電気
力により可動電極13を小さく強制的に振動させる低加
速度静電診断がある。
【0015】診断の実行は診断信号1の信号を基に診断
制御回路1によって制御される。図6に診断信号1と診
断内容の関係を示す。まず、診断信号1がハイレベルの
時は常時低加速度静電診断を実行する。また、診断信号
1がローレベルの時はリーク電流検査診断,断線検査診
断が順次実行され、断線診断の終了後診断信号1がロー
レベルの間高加速度静電診断を実行する。つまり、診断
信号1は通常の測定時にはハイレベルとしておき低加速
度静電診断を常時実行させ、加速度の測定に支障が出な
い程度の振幅で出力を振動させ、この振動を検出するこ
とで診断を行ない、起動時あるいは短時間的には診断信
号1をローレベルに保持し、リーク電流検査診断,断線
検査診断,高加速度静電診断を実行し総合的な診断動作
を行ない得るようになっている。
制御回路1によって制御される。図6に診断信号1と診
断内容の関係を示す。まず、診断信号1がハイレベルの
時は常時低加速度静電診断を実行する。また、診断信号
1がローレベルの時はリーク電流検査診断,断線検査診
断が順次実行され、断線診断の終了後診断信号1がロー
レベルの間高加速度静電診断を実行する。つまり、診断
信号1は通常の測定時にはハイレベルとしておき低加速
度静電診断を常時実行させ、加速度の測定に支障が出な
い程度の振幅で出力を振動させ、この振動を検出するこ
とで診断を行ない、起動時あるいは短時間的には診断信
号1をローレベルに保持し、リーク電流検査診断,断線
検査診断,高加速度静電診断を実行し総合的な診断動作
を行ない得るようになっている。
【0016】以下、各診断について順次説明する。
【0017】まず、図7のリーク電流検査診断のタイミ
ングチャートにより、リーク電流検査診断について説明
する。リーク電流検査診断は診断制御回路1により制御
され、診断信号1の立ち下がりと共に開始される。リー
ク電流検査診断が開始すると信号φCをハイレベルに、
次いで信号φMRをハイレベルにする。これにより、可
動電極13と固定電極11,12間のリーク電流を測定
できる状態にする。
ングチャートにより、リーク電流検査診断について説明
する。リーク電流検査診断は診断制御回路1により制御
され、診断信号1の立ち下がりと共に開始される。リー
ク電流検査診断が開始すると信号φCをハイレベルに、
次いで信号φMRをハイレベルにする。これにより、可
動電極13と固定電極11,12間のリーク電流を測定
できる状態にする。
【0018】(後述する)これにより静電容量検出器1
5の出力電圧Voは図7に示すようにリーク電流と時間
の積に比例して増加する。この出力電圧Voを診断制御
回路1により、一定時間後に基準電圧と比較し、この出
力電圧Voが一定の範囲を越えた場合、つまり、リーク
電流が規定の値より大きい時には信号φoffを診断信
号1がローレベルの期間つまり、高加速度静電診断が終
了するまでローレベルに保持する。信号φoffがロー
レベルになると、スイッチ17は開放し、スイッチ18
は短絡され、出力を一定電圧(Vcc/2)に保持す
る。これにより後述する高加速度静電診断中、出力を一
定電圧に保持することになる。従って、本実施例の加速
度センサが正常であれば、高加速度静電診断により出力
が振動すべきところを一定に保持することにより、本実
施例の加速度センサが異常であることを本加速度センサ
を使用するシステム側に知らせることができる。
5の出力電圧Voは図7に示すようにリーク電流と時間
の積に比例して増加する。この出力電圧Voを診断制御
回路1により、一定時間後に基準電圧と比較し、この出
力電圧Voが一定の範囲を越えた場合、つまり、リーク
電流が規定の値より大きい時には信号φoffを診断信
号1がローレベルの期間つまり、高加速度静電診断が終
了するまでローレベルに保持する。信号φoffがロー
レベルになると、スイッチ17は開放し、スイッチ18
は短絡され、出力を一定電圧(Vcc/2)に保持す
る。これにより後述する高加速度静電診断中、出力を一
定電圧に保持することになる。従って、本実施例の加速
度センサが正常であれば、高加速度静電診断により出力
が振動すべきところを一定に保持することにより、本実
施例の加速度センサが異常であることを本加速度センサ
を使用するシステム側に知らせることができる。
【0019】次に、図8の静電容量検出器15の構成と
図9のリーク電流検査診断時のタイミングチャートによ
りリーク電流の測定原理について説明する。静電容量検
出器15は静電容量検出器21に論理ゲート81を付加
し、スイッチ41を信号φMRにより開放状態に保持で
きるようにしたものである。つまり、信号φCと信号φ
MRをハイレベルにすることにより、固定電極11,1
2を電源Vccに接続し、スイッチ41を開放状態にす
ることにより、電源Vccから固定電極11,12を介
し可動電極13に流れるリーク電流を帰還容量CF に充
電させる。これにより、静電容量検出器15の出力Vo
には図9に示すようにリーク電流と時間の積に比例した
電圧が発生する。この電圧を一定時間後に観測するによ
って、可動電極13と固定電極11,12間のリーク電
流を測定することができる。
図9のリーク電流検査診断時のタイミングチャートによ
りリーク電流の測定原理について説明する。静電容量検
出器15は静電容量検出器21に論理ゲート81を付加
し、スイッチ41を信号φMRにより開放状態に保持で
きるようにしたものである。つまり、信号φCと信号φ
MRをハイレベルにすることにより、固定電極11,1
2を電源Vccに接続し、スイッチ41を開放状態にす
ることにより、電源Vccから固定電極11,12を介
し可動電極13に流れるリーク電流を帰還容量CF に充
電させる。これにより、静電容量検出器15の出力Vo
には図9に示すようにリーク電流と時間の積に比例した
電圧が発生する。この電圧を一定時間後に観測するによ
って、可動電極13と固定電極11,12間のリーク電
流を測定することができる。
【0020】次に、断線検査診断について説明する。断
線検査診断は可動電極13と固定電極11,12間の静
電容量C1 とC2 の和を測定することで、断線の有無を
検査する診断である。例えば、可動電極13の配線が断
線した場合、可動電極13と固定電極11,12間の静
電容量C1 とC2 の和はゼロになる。また、固定電極1
1あるいは固定電極12の配線が断線した場合は断線し
ていない時と比較すると半分に減少してしまう。つま
り、可動電極13と固定電極11,12間の静電容量C
1 とC2 の和を測定することで、断線の有無を検査する
ことができる。
線検査診断は可動電極13と固定電極11,12間の静
電容量C1 とC2 の和を測定することで、断線の有無を
検査する診断である。例えば、可動電極13の配線が断
線した場合、可動電極13と固定電極11,12間の静
電容量C1 とC2 の和はゼロになる。また、固定電極1
1あるいは固定電極12の配線が断線した場合は断線し
ていない時と比較すると半分に減少してしまう。つま
り、可動電極13と固定電極11,12間の静電容量C
1 とC2 の和を測定することで、断線の有無を検査する
ことができる。
【0021】次に、図10の静電容量検出用信号発生器
2の構成と静電容量検出用信号発生器2のタイミングチ
ャートにより、可動電極13と固定電極11,12間の
静電容量C1 とC2 の和の測定方法について説明する。
静電容量検出用信号発生器2は発振器101,反転器1
02,103,104,107,108及びスイッチ1
05,106により構成される。静電容量検出用信号発
生器2は図11に示すように信号φFがローレベルの時
は互いに反転した矩形波V1,V2を出力し、また、信号
φFがハイレベルの時は同相の矩形波V1,V2を出力す
る。つまり、信号φFがローレベルで矩形波V1,V2が
互いに反転した矩形波の時は容量検出器15は前述した
ように可動電極13と固定電極11,12間の静電容量
C1,C2の差に比例した電圧を出力し、信号φFがハイ
レベルで矩形波V1,V2が同相の矩形波の時は容量検出
器15は可動電極13と固定電極11,12間の静電容
量C1,C2の和に比例した電圧を出力する。従って、信
号φFをハイレベルにすることにより可動電極13と固
定電極11,12間の静電容量C1,C2の和を検出する
ことができる。
2の構成と静電容量検出用信号発生器2のタイミングチ
ャートにより、可動電極13と固定電極11,12間の
静電容量C1 とC2 の和の測定方法について説明する。
静電容量検出用信号発生器2は発振器101,反転器1
02,103,104,107,108及びスイッチ1
05,106により構成される。静電容量検出用信号発
生器2は図11に示すように信号φFがローレベルの時
は互いに反転した矩形波V1,V2を出力し、また、信号
φFがハイレベルの時は同相の矩形波V1,V2を出力す
る。つまり、信号φFがローレベルで矩形波V1,V2が
互いに反転した矩形波の時は容量検出器15は前述した
ように可動電極13と固定電極11,12間の静電容量
C1,C2の差に比例した電圧を出力し、信号φFがハイ
レベルで矩形波V1,V2が同相の矩形波の時は容量検出
器15は可動電極13と固定電極11,12間の静電容
量C1,C2の和に比例した電圧を出力する。従って、信
号φFをハイレベルにすることにより可動電極13と固
定電極11,12間の静電容量C1,C2の和を検出する
ことができる。
【0022】次に、図12の断線検査診断時のタイミン
グチャートにより、断線検査診断の動作について説明す
る。断線検査診断は診断制御回路1により制御され、リ
ーク電流検査診断の終了後、つまり、信号φMRの立ち
下がりと共に開始される。断線検査診断が開始すると信
号φFをハイレベルにし、固定電極11,12に印加さ
れる矩形波V1,V2を同相の信号にし、可動電極13と
固定電極11,12間の静電容量C1 とC2 の和に比例
した電圧Voを静電容量検出器15に出力させる。この
出力電圧Voを診断制御回路1により、基準電圧と比較
し、この出力電圧Voが一定の範囲を越えた場合、つま
り、静電容量C1 とC2 の和が規定の値から外れた場合
には信号φoffを診断信号1がローレベルの期間ロー
レベルに保持する。このことによりリーク電流検査診断
と同様に出力を一定電圧に保持することで、本実施例の
加速度センサが異常であることを本加速度センサを使用
するシステムに知らせることができる。
グチャートにより、断線検査診断の動作について説明す
る。断線検査診断は診断制御回路1により制御され、リ
ーク電流検査診断の終了後、つまり、信号φMRの立ち
下がりと共に開始される。断線検査診断が開始すると信
号φFをハイレベルにし、固定電極11,12に印加さ
れる矩形波V1,V2を同相の信号にし、可動電極13と
固定電極11,12間の静電容量C1 とC2 の和に比例
した電圧Voを静電容量検出器15に出力させる。この
出力電圧Voを診断制御回路1により、基準電圧と比較
し、この出力電圧Voが一定の範囲を越えた場合、つま
り、静電容量C1 とC2 の和が規定の値から外れた場合
には信号φoffを診断信号1がローレベルの期間ロー
レベルに保持する。このことによりリーク電流検査診断
と同様に出力を一定電圧に保持することで、本実施例の
加速度センサが異常であることを本加速度センサを使用
するシステムに知らせることができる。
【0023】次に、図13の高加速度静電診断時のタイ
ミンクチャートにより高加速度静電診断について説明す
る。高加速度静電診断は静電診断制御回路1により制御
され、断線検査診断終了後診断信号1がローレベルの間
実行される。高加速度静電診断中は診断信号2に応じて
昇圧回路9から交互にVC1とVC2に高電圧が出力され
る。つまり、診断信号2がハイレベルの時はVC1を高電
圧に保持し、VC2には静電容量検出用信号発生器1から
発生する矩形波V1,V2の振幅VP の半分の電圧を出力
し、診断信号2がローレベルの時はVC1を振幅VP の半
分の電圧に保持し、VC2には高電圧を出力する。ここで
振幅VP の半分の電圧を出力するのは、静電容量検出用
信号発生器の出力V1,V2により可動電極13に働く静
電気力がこの電圧が最低になるからである。また、この
高電圧の大きさは可動電極13に加速度センサのフルス
ケールの10%から90%の加速度を発生させる電圧で
ある。
ミンクチャートにより高加速度静電診断について説明す
る。高加速度静電診断は静電診断制御回路1により制御
され、断線検査診断終了後診断信号1がローレベルの間
実行される。高加速度静電診断中は診断信号2に応じて
昇圧回路9から交互にVC1とVC2に高電圧が出力され
る。つまり、診断信号2がハイレベルの時はVC1を高電
圧に保持し、VC2には静電容量検出用信号発生器1から
発生する矩形波V1,V2の振幅VP の半分の電圧を出力
し、診断信号2がローレベルの時はVC1を振幅VP の半
分の電圧に保持し、VC2には高電圧を出力する。ここで
振幅VP の半分の電圧を出力するのは、静電容量検出用
信号発生器の出力V1,V2により可動電極13に働く静
電気力がこの電圧が最低になるからである。また、この
高電圧の大きさは可動電極13に加速度センサのフルス
ケールの10%から90%の加速度を発生させる電圧で
ある。
【0024】この昇圧回路により発生した高電圧を抵抗
器7,8を介して、図13に示すように交互に固定電極
11,12に印加し、可動電極13を固定電極11,1
2側に交互に移動させる。この結果、可動電極13と固
定電極11,12間の静電容量が変化し、容量検出器1
5の出力に反映され、静電容量検出器15の出力が診断
信号2に応じて変化する。この変化を加速度センサの出
力を入力するシステムで検出することにより本加速度セ
ンサの故障の有無を判断することができる。なお、診断
信号2の周波数は静電容量5,6,抵抗器7,8により
決まる遮断周波数に比べて十分低い周波数になるように
している。また、静電容量検出用信号発生器2の出力V
1,V2の周波数は静電容量5,6,抵抗器7,8により
決まる遮断周波数に比べて十分高い周波数になるように
している。このことにより、静電容量の検出と静電診断
が互いに干渉しないようにしている。
器7,8を介して、図13に示すように交互に固定電極
11,12に印加し、可動電極13を固定電極11,1
2側に交互に移動させる。この結果、可動電極13と固
定電極11,12間の静電容量が変化し、容量検出器1
5の出力に反映され、静電容量検出器15の出力が診断
信号2に応じて変化する。この変化を加速度センサの出
力を入力するシステムで検出することにより本加速度セ
ンサの故障の有無を判断することができる。なお、診断
信号2の周波数は静電容量5,6,抵抗器7,8により
決まる遮断周波数に比べて十分低い周波数になるように
している。また、静電容量検出用信号発生器2の出力V
1,V2の周波数は静電容量5,6,抵抗器7,8により
決まる遮断周波数に比べて十分高い周波数になるように
している。このことにより、静電容量の検出と静電診断
が互いに干渉しないようにしている。
【0025】次に、図14の低加速度静電診断時のタイ
ミングチャートにより低加速度静電診断について説明す
る。低加速度静電診断は診断信号1がハイレベルの間常
時行なわれる。低加速度静電診断中は診断信号2に応じ
て昇圧回路9から交互にVC1とVC2に高電圧(加速
度センサのフルスケールの5%以下の加速度と等価な静
電気力を発生させるための電圧)が出力される。この昇
圧回路により発生した高電圧を抵抗器7,8を介して、
図14に示すように交互に固定電極11,12に印加
し、可動電極13を固定電極11,12側に交互に移動
させる。この結果、可動電極13と固定電極11,12
間の静電容量が変化し容量検出器15の出力に反映さ
れ、静電容量検出器15の出力が診断信号2に応じて変
化する。この変化を加速度センサの出力を入力するシス
テムで検出することにより本加速度センサの故障の有無
を判断することができる。
ミングチャートにより低加速度静電診断について説明す
る。低加速度静電診断は診断信号1がハイレベルの間常
時行なわれる。低加速度静電診断中は診断信号2に応じ
て昇圧回路9から交互にVC1とVC2に高電圧(加速
度センサのフルスケールの5%以下の加速度と等価な静
電気力を発生させるための電圧)が出力される。この昇
圧回路により発生した高電圧を抵抗器7,8を介して、
図14に示すように交互に固定電極11,12に印加
し、可動電極13を固定電極11,12側に交互に移動
させる。この結果、可動電極13と固定電極11,12
間の静電容量が変化し容量検出器15の出力に反映さ
れ、静電容量検出器15の出力が診断信号2に応じて変
化する。この変化を加速度センサの出力を入力するシス
テムで検出することにより本加速度センサの故障の有無
を判断することができる。
【0026】次に、図15の昇圧回路の構成、図6の昇
圧回路のタイミングチャートにより昇圧回路9について
説明しておく。昇圧回路9はスイッチ151,152,
155,156,159,160,ダイオード153,15
7,161,163,静電容量154,158,16
2,164及び切り替え回路165より構成される。ス
イッチ151,152,155,156,159,16
0は図16に示す信号φ1,φ2,φ3,φ4,φ5,
φ6によって開閉され、状態S1,S2,S3,S4を
繰り返すことにより動作する。まず、状態S1ではスイ
ッチ152が短絡され、静電容量154はダイオード1
53を介して電源Vccに接続される。つまり、静電容
量154に電源電圧が充電される。状態S2,S3,S
4ではスイッチ151が短絡され、静電容量154のス
イッチ151側の電位は電源電圧Vccになる。このた
め電圧V1は電源電圧Vccと静電容量154に充電し
た電源電圧Vccの和、つまり2倍の電源電圧が生じ
る。また、状態S2ではスイッチ156を短絡している
から、静電容量158には電圧V1(2倍の電源電圧)が
充電される。状態S3,4ではスイッチ159が短絡さ
れるから電圧V2は電圧V1と静電容量158に充電し
た電圧の和、つまり4倍の電源電圧が生じる。また、状
態3ではスイッチ160を短絡しているから静電容量1
62には電圧V2(4倍の電源電圧)が充電される。状
態S4ではスイッチ159が短絡されるから電圧V3は
電圧V2と静電容量162に充電された電圧の和、つま
り8倍の電源電圧が生じる。この8倍の電源電圧をダイ
オード163と静電容量164で構成するピークディテ
クタ回路によりホールドすることにより、電圧V4には
直流電圧として8倍の電源電圧を得ることができる。こ
の電源電圧を8倍に昇圧した電圧を切り替え回路165
により切り替えることにより信号VC1,VC2を発生する
ことができる。
圧回路のタイミングチャートにより昇圧回路9について
説明しておく。昇圧回路9はスイッチ151,152,
155,156,159,160,ダイオード153,15
7,161,163,静電容量154,158,16
2,164及び切り替え回路165より構成される。ス
イッチ151,152,155,156,159,16
0は図16に示す信号φ1,φ2,φ3,φ4,φ5,
φ6によって開閉され、状態S1,S2,S3,S4を
繰り返すことにより動作する。まず、状態S1ではスイ
ッチ152が短絡され、静電容量154はダイオード1
53を介して電源Vccに接続される。つまり、静電容
量154に電源電圧が充電される。状態S2,S3,S
4ではスイッチ151が短絡され、静電容量154のス
イッチ151側の電位は電源電圧Vccになる。このた
め電圧V1は電源電圧Vccと静電容量154に充電し
た電源電圧Vccの和、つまり2倍の電源電圧が生じ
る。また、状態S2ではスイッチ156を短絡している
から、静電容量158には電圧V1(2倍の電源電圧)が
充電される。状態S3,4ではスイッチ159が短絡さ
れるから電圧V2は電圧V1と静電容量158に充電し
た電圧の和、つまり4倍の電源電圧が生じる。また、状
態3ではスイッチ160を短絡しているから静電容量1
62には電圧V2(4倍の電源電圧)が充電される。状
態S4ではスイッチ159が短絡されるから電圧V3は
電圧V2と静電容量162に充電された電圧の和、つま
り8倍の電源電圧が生じる。この8倍の電源電圧をダイ
オード163と静電容量164で構成するピークディテ
クタ回路によりホールドすることにより、電圧V4には
直流電圧として8倍の電源電圧を得ることができる。こ
の電源電圧を8倍に昇圧した電圧を切り替え回路165
により切り替えることにより信号VC1,VC2を発生する
ことができる。
【0027】ここで本昇圧回路の利点について簡単に説
明しておく。本昇圧回路は電圧を2倍,4倍,8倍,1
6倍と昇圧していくことができる。このため、一般に使
用されているコック・クロフト回路に比べて昇圧の段数
を低減することが可能になる。このことは昇圧回路を集
積化するにあたり非常に有用である。集積回路では寄生
素子の影響により昇圧回路の1段あたりの損失が非常に
大きい。このため8倍昇圧回路をコック・クロフト回路
により構成する場合15段以上の段数を必要とし、非常
に大きなチップ面積を必要としてしまう。しかし、本昇
圧回路では昇圧の段数を低減できることから、チップ面
積を低減することが可能になる。
明しておく。本昇圧回路は電圧を2倍,4倍,8倍,1
6倍と昇圧していくことができる。このため、一般に使
用されているコック・クロフト回路に比べて昇圧の段数
を低減することが可能になる。このことは昇圧回路を集
積化するにあたり非常に有用である。集積回路では寄生
素子の影響により昇圧回路の1段あたりの損失が非常に
大きい。このため8倍昇圧回路をコック・クロフト回路
により構成する場合15段以上の段数を必要とし、非常
に大きなチップ面積を必要としてしまう。しかし、本昇
圧回路では昇圧の段数を低減できることから、チップ面
積を低減することが可能になる。
【0028】次に、第1の実施例の加速度センサを使っ
た故障検出システムを説明する。図17に本システムの
構成を示す。本システムは加速度センサ171,マイコ
ン172より構成される。マイコン172は加速度セン
サ171のセンサ出力を入力する機能と診断信号1,2
を制御する機能を持っており、加速度センサ171の診
断動作を制御できるようになっている。なお、本システ
ムはエアーバックセンサ等のセンサの診断を必要とする
システムに応用することができる。
た故障検出システムを説明する。図17に本システムの
構成を示す。本システムは加速度センサ171,マイコ
ン172より構成される。マイコン172は加速度セン
サ171のセンサ出力を入力する機能と診断信号1,2
を制御する機能を持っており、加速度センサ171の診
断動作を制御できるようになっている。なお、本システ
ムはエアーバックセンサ等のセンサの診断を必要とする
システムに応用することができる。
【0029】次に、図18に故障検出システムのフロー
チャートを示し、本システムの動作について説明する。
本システムの処理は初期診断処理,常時診断処理及び故
障出力処理がある。まず、初期診断処理について説明す
る。初期診断処理は図18のフローチャートのS1〜S
4で表される。以下、S1〜S4の各ステップの内容を
説明する。S1では診断信号1をローレベルにし、加速
度センサにリーク電流検査診断,断線検査診断,高加速
度静電診断を順次実行させる。S2では診断信号2をロ
ーレベルにし、センサ出力を変数V1に読み込む。S3
では診断信号2をハイレベルにし、センサ出力を変数V
2に読み込む。S4ではV1,V2の差を求め、基準値
以上であるかどうかを判断し、基準値以下であれば故障
出力処理を実行する。次に、常時診断処理について説明
する。常時診断処理は図18のフローチャートのS5〜
S9で表される無限ループで電源を切るまで続けられ
る。以下、S5〜S9の各ステップの内容を説明する。
S5では診断信号1をハイレベルにし、加速度センサに
低加速度静電診断の実行と変数の初期化を行なう。
チャートを示し、本システムの動作について説明する。
本システムの処理は初期診断処理,常時診断処理及び故
障出力処理がある。まず、初期診断処理について説明す
る。初期診断処理は図18のフローチャートのS1〜S
4で表される。以下、S1〜S4の各ステップの内容を
説明する。S1では診断信号1をローレベルにし、加速
度センサにリーク電流検査診断,断線検査診断,高加速
度静電診断を順次実行させる。S2では診断信号2をロ
ーレベルにし、センサ出力を変数V1に読み込む。S3
では診断信号2をハイレベルにし、センサ出力を変数V
2に読み込む。S4ではV1,V2の差を求め、基準値
以上であるかどうかを判断し、基準値以下であれば故障
出力処理を実行する。次に、常時診断処理について説明
する。常時診断処理は図18のフローチャートのS5〜
S9で表される無限ループで電源を切るまで続けられ
る。以下、S5〜S9の各ステップの内容を説明する。
S5では診断信号1をハイレベルにし、加速度センサに
低加速度静電診断の実行と変数の初期化を行なう。
【0030】S6では診断信号2をローレベルにし、セ
ンサ出力を変数V1に読み込む。S7では診断信号2を
ハイレベルにし、センサ出力を変数V2に読み込む。S
8ではV1及びV2のフィルタリング処理を行なってい
る。これはV1,V2の変化が小さくS/N比が悪いた
め、これを改善するためである。S9ではV1,V2を
フィルタリングした値VS1,VS2の差を求め、基準
値以上であるかどうかを判断し、基準値以下であれば故
障出力処理を実行する。
ンサ出力を変数V1に読み込む。S7では診断信号2を
ハイレベルにし、センサ出力を変数V2に読み込む。S
8ではV1及びV2のフィルタリング処理を行なってい
る。これはV1,V2の変化が小さくS/N比が悪いた
め、これを改善するためである。S9ではV1,V2を
フィルタリングした値VS1,VS2の差を求め、基準
値以上であるかどうかを判断し、基準値以下であれば故
障出力処理を実行する。
【0031】次に、本発明の第2の実施例である容量式
加速度センサを説明する。図19に本実施例の構成を示
す。第1の実施例では高加速度静電診断と低加速度静電
診断において、VC1,VC2を診断信号2に同期させて振
動させた。本実施例は診断信号2を使用せず,診断制御
回路192に内蔵した発振器によりVC1,VC2を振動さ
せた加速度センサである。発振器を内蔵したため本加速
度センサを使用するシステムへ高加速度静電診断時及び
低加速度静電診断時にVC1,VC2に関する情報を出力す
る必要がある。このために本実施例では図20に示すよ
うなイベント信号と同期信号を設けた。まず、イベント
信号はシステム側へ割込み信号として供給した。つま
り、イベント信号は高加速度診断あるいは低加速度診断
時に出力が図20のように変化することに同期して短時
間ローレベルになる信号である。また、同期信号はシス
テム側へ同期検波用の基準信号として供給した。つま
り、同期信号は高加速度診断あるいは低加速度診断時に
図20のように出力が変化するが、これに同期する信号
である。なお、本実施例の加速度センサを使ったシステ
ムではイベント信号あるいは同期信号を使用しない方法
も可能である。これは診断信号1の立ち下がりエッジに
同期して診断制御回路1の発振器は動作するからであ
る。このため、システム側は診断信号1をローレベルに
した後、時間を管理することにより本加速度センサの診
断の内容を知ることができる。
加速度センサを説明する。図19に本実施例の構成を示
す。第1の実施例では高加速度静電診断と低加速度静電
診断において、VC1,VC2を診断信号2に同期させて振
動させた。本実施例は診断信号2を使用せず,診断制御
回路192に内蔵した発振器によりVC1,VC2を振動さ
せた加速度センサである。発振器を内蔵したため本加速
度センサを使用するシステムへ高加速度静電診断時及び
低加速度静電診断時にVC1,VC2に関する情報を出力す
る必要がある。このために本実施例では図20に示すよ
うなイベント信号と同期信号を設けた。まず、イベント
信号はシステム側へ割込み信号として供給した。つま
り、イベント信号は高加速度診断あるいは低加速度診断
時に出力が図20のように変化することに同期して短時
間ローレベルになる信号である。また、同期信号はシス
テム側へ同期検波用の基準信号として供給した。つま
り、同期信号は高加速度診断あるいは低加速度診断時に
図20のように出力が変化するが、これに同期する信号
である。なお、本実施例の加速度センサを使ったシステ
ムではイベント信号あるいは同期信号を使用しない方法
も可能である。これは診断信号1の立ち下がりエッジに
同期して診断制御回路1の発振器は動作するからであ
る。このため、システム側は診断信号1をローレベルに
した後、時間を管理することにより本加速度センサの診
断の内容を知ることができる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例である容量式
圧力センサを説明する。図21に本実施例の構成を示
す。説明に先立ち容量式圧力センサの検出原理を説明す
る。検出部219は、ガラス基板217とガラス基板2
17に蒸着された固定電極218とシリコンダイアフラム
220よりなる。このシリコンダイアフラム220に圧
力が働くとシリコンダイアフラム220と固定電極21
8のギャップが変化し、シリコンダイアフラム220と
固定電極318間の静電容量が変化する。この静電容量
の変化を容量検出器221で検出し、出力調整回路22
2により出力を調整することにより圧力に応じた出力電
圧を得ることができる。
圧力センサを説明する。図21に本実施例の構成を示
す。説明に先立ち容量式圧力センサの検出原理を説明す
る。検出部219は、ガラス基板217とガラス基板2
17に蒸着された固定電極218とシリコンダイアフラム
220よりなる。このシリコンダイアフラム220に圧
力が働くとシリコンダイアフラム220と固定電極21
8のギャップが変化し、シリコンダイアフラム220と
固定電極318間の静電容量が変化する。この静電容量
の変化を容量検出器221で検出し、出力調整回路22
2により出力を調整することにより圧力に応じた出力電
圧を得ることができる。
【0033】また、本実施例でも診断制御回路211,
静電容量検出用信号発生器212,スイッチ213,静
電容量214,抵抗器215,昇圧回路216,静電容
量検出器221,出力調整回路222,スイッチ22
3,224を持ちリーク電流検査診断,高加速度静電診
断,低加速度静電診断の各診断機能を有している。ま
ず、リーク電検査診断は信号φC及び信号φMRをハイ
レベルにすることにより静電容量検出器221の出力に
リーク電流と時間の積に比例した出力を発生させ、この
電圧を診断制御回路211で比較し、基準値を越えた場
合は信号φoffをローレベルにし、出力を一定電圧に
保持する。また、高加速度静電診断及び低加速度静電診
断は昇圧回路216で発生した高電圧を抵抗器215を
介して固定電極217に印加することにより、第1の実
施例と同様に達成できる。なお、診断の動作シーケンス
は第1の実施例と同じである。
静電容量検出用信号発生器212,スイッチ213,静
電容量214,抵抗器215,昇圧回路216,静電容
量検出器221,出力調整回路222,スイッチ22
3,224を持ちリーク電流検査診断,高加速度静電診
断,低加速度静電診断の各診断機能を有している。ま
ず、リーク電検査診断は信号φC及び信号φMRをハイ
レベルにすることにより静電容量検出器221の出力に
リーク電流と時間の積に比例した出力を発生させ、この
電圧を診断制御回路211で比較し、基準値を越えた場
合は信号φoffをローレベルにし、出力を一定電圧に
保持する。また、高加速度静電診断及び低加速度静電診
断は昇圧回路216で発生した高電圧を抵抗器215を
介して固定電極217に印加することにより、第1の実
施例と同様に達成できる。なお、診断の動作シーケンス
は第1の実施例と同じである。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、容量式センサの故障診
断を可能にするから、容量式センサを使ったシステムの
信頼性を向上することができる。
断を可能にするから、容量式センサを使ったシステムの
信頼性を向上することができる。
【図1】第1の実施例の構成。
【図2】従来の加速度センサの構成。
【図3】加速度に対する静電容量の変化。
【図4】静電容量検出器の構成。
【図5】静電容量検出器のタイミングチャート。
【図6】診断信号1と診断内容の関係。
【図7】リーク電流検査診断時のタイミングチャート。
【図8】静電容量検出器の構成。
【図9】リーク電流検査診断時のタイミングチャート。
【図10】静電容量検出用信号発生器の構成。
【図11】静電容量検出用信号発生器のタイミングチャ
ート。
ート。
【図12】断線検査診断時のタイミングチャート。
【図13】高加速度静電診断時のタイミングチャート。
【図14】低加速度静電診断時のタイミングチャート。
【図15】昇圧回路の構成。
【図16】昇圧回路のタイミングチャート。
【図17】第1の実施例の加速度センサを使った故障検
出システムの構成。
出システムの構成。
【図18】故障検出システムのフローチャート。
【図19】第2の実施例の構成。
【図20】診断制御信号のタイミングチャート。
【図21】第3の実施例の構成。
1…診断制御回路、2…静電容量検出用信号発生器、3
…スイッチ、4…スイッチ、5…静電容量、6…静電容
量、7…抵抗器、8…抵抗器、9…昇圧回路、10…検
出部、11…固定電極、12…固定電極、13…可動電
極、14…ビーム、15…静電容量検出器、16…出力
調整回路、17…スイッチ、18…スイッチ、20…静
電容量検出用信号発生器、21…静電容量検出器、41
…スイッチ、42…演算増幅器、43…サンプルホール
ドアンプ、81…論理ゲート、101…発振器、102
…反転器、103…反転器、104…反転器、105…
スイッチ、106…スイッチ、107…反転器、108
…反転器、151…スイッチ、152…スイッチ、15
3…ダイオード、154…静電容量、155…スイッ
チ、156…スイッチ、157…ダイオード、158…
静電容量、159…スイッチ、160…スイッチ、16
1…ダイオード、162…静電容量、163…ダイオー
ド、164…静電容量、165…切り替え回路、171
…加速度センサ、172…マイコン、191…診断制御
回路、211…診断制御回路、212…静電容量検出用
信号発生器、213…スイッチ、214…静電容量、2
15…抵抗器、216…昇圧回路、217…ガラス基
板、218…固定電極、219…検出部、220…シリ
コンダイアフラム、221…静電容量検出器、222…
出力調整回路、223…スイッチ、224…スイッチ。
…スイッチ、4…スイッチ、5…静電容量、6…静電容
量、7…抵抗器、8…抵抗器、9…昇圧回路、10…検
出部、11…固定電極、12…固定電極、13…可動電
極、14…ビーム、15…静電容量検出器、16…出力
調整回路、17…スイッチ、18…スイッチ、20…静
電容量検出用信号発生器、21…静電容量検出器、41
…スイッチ、42…演算増幅器、43…サンプルホール
ドアンプ、81…論理ゲート、101…発振器、102
…反転器、103…反転器、104…反転器、105…
スイッチ、106…スイッチ、107…反転器、108
…反転器、151…スイッチ、152…スイッチ、15
3…ダイオード、154…静電容量、155…スイッ
チ、156…スイッチ、157…ダイオード、158…
静電容量、159…スイッチ、160…スイッチ、16
1…ダイオード、162…静電容量、163…ダイオー
ド、164…静電容量、165…切り替え回路、171
…加速度センサ、172…マイコン、191…診断制御
回路、211…診断制御回路、212…静電容量検出用
信号発生器、213…スイッチ、214…静電容量、2
15…抵抗器、216…昇圧回路、217…ガラス基
板、218…固定電極、219…検出部、220…シリ
コンダイアフラム、221…静電容量検出器、222…
出力調整回路、223…スイッチ、224…スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉垣 智 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 鈴木 政善 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内
Claims (6)
- 【請求項1】検出対象に応答して位置が変化する可動電
極及びこの可動電極に対向して配置される複数個の固定
電極を有する容量式センサにおいて、前記固定電極と可
動電極の間に静電気力を発生させる手段を有することを
特徴とする容量式センサ。 - 【請求項2】検出対象に応答して位置が変化する可動電
極及びこの可動電極に対向して配置される複数個の固定
電極を有する容量式センサにおいて、前記固定電極と可
動電極間のリ−ク電流を測定する手段を有することを特
徴とする容量式センサ。 - 【請求項3】検出対象に応答して位置が変化する可動電
極及びこの可動電極に対向して配置される複数個の固定
電極を有する容量式センサにおいて、増幅器と静電容量
及び前記静電容量を放電するためのスイッチを有する容
量検出手段と前記スイッチを開放状態に保持する手段と
を有することを特徴とする容量式センサ。 - 【請求項4】検出対象に応答して位置が変化する可動電
極及びこの可動電極に対向して配置される複数個の固定
電極を有する容量式センサにおいて、前記容量式センサ
の出力を振動させる手段を有することを特徴とする容量
式センサ。 - 【請求項5】加速度に関する信号を入力として持つ制御
システムにおいて、前記入力信号が振動していれば前記
信号が正常な信号であると判断する手段を有することを
特徴とする制御システム。 - 【請求項6】検出対象に応答して位置が変化する可動電
極及びこの可動電極に対向して配置される複数個の固定
電極を有する容量式センサにおいて、前記可動電極と前
記複数個の固定電極の間の静電容量の総和を測定する手
段を有することを特徴とする容量式センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076549A JPH05281256A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 容量式センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4076549A JPH05281256A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 容量式センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281256A true JPH05281256A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13608347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4076549A Pending JPH05281256A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 容量式センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281256A (ja) |
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- 1992-03-31 JP JP4076549A patent/JPH05281256A/ja active Pending
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