JPH0528176Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528176Y2 JPH0528176Y2 JP4653090U JP4653090U JPH0528176Y2 JP H0528176 Y2 JPH0528176 Y2 JP H0528176Y2 JP 4653090 U JP4653090 U JP 4653090U JP 4653090 U JP4653090 U JP 4653090U JP H0528176 Y2 JPH0528176 Y2 JP H0528176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- locking piece
- horizontal bar
- filament
- locking pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Labeling Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は複数の目的物を繋げる係止片を連結棒
に一体的に連結した係止片群に関するものであ
る。
に一体的に連結した係止片群に関するものであ
る。
複数の目的物の連結、例えば商品に値札を取付
ける係止片は、例えば米国特許第3103666号明細
書に記載されている如く、頭部とこの頭部から伸
びるフイラメントと、該フイラメントの一端に交
差して設けた横棒より構成され、合成樹脂で一体
的にH形に成形されたもので、この係止片は、取
扱い上の便宜のために30〜50本を一体として連結
棒に櫛状に植設した状態で成形され、前記米国特
許明細書に記載されるような、係止片の横棒の通
過溝を設けたガイド針を有する取付具の前記横棒
を打込み方向に案内する案内溝内に、係止片を厚
み方向に多数連結した係止片群を差し込んだ後、
前記ガイド針に値札等を通してこの針を商品に貫
通させる。そして、前記係止片群から1個の係止
片を切離すとともに、この係止片の横棒をガイド
針の中に押し込みフイラメントを横棒と並行にな
るように曲げた状態のまま横棒を商品の裏側まで
誘導し、この横棒がガイド針から抜け出たところ
でこの針を商品及び値札等から抜けば、並行状態
になつていた横棒とフイラメントがT字状に復帰
して商品と値札等を連結することができ、取付操
作が著しく簡単であるので、多くの用途に使用さ
れている。
ける係止片は、例えば米国特許第3103666号明細
書に記載されている如く、頭部とこの頭部から伸
びるフイラメントと、該フイラメントの一端に交
差して設けた横棒より構成され、合成樹脂で一体
的にH形に成形されたもので、この係止片は、取
扱い上の便宜のために30〜50本を一体として連結
棒に櫛状に植設した状態で成形され、前記米国特
許明細書に記載されるような、係止片の横棒の通
過溝を設けたガイド針を有する取付具の前記横棒
を打込み方向に案内する案内溝内に、係止片を厚
み方向に多数連結した係止片群を差し込んだ後、
前記ガイド針に値札等を通してこの針を商品に貫
通させる。そして、前記係止片群から1個の係止
片を切離すとともに、この係止片の横棒をガイド
針の中に押し込みフイラメントを横棒と並行にな
るように曲げた状態のまま横棒を商品の裏側まで
誘導し、この横棒がガイド針から抜け出たところ
でこの針を商品及び値札等から抜けば、並行状態
になつていた横棒とフイラメントがT字状に復帰
して商品と値札等を連結することができ、取付操
作が著しく簡単であるので、多くの用途に使用さ
れている。
この係止片は、通常小型化されたものであつ
て、横棒の直径0.8〜1.0mm、横棒の長さ8〜10
mm、頭部の幅8〜10mm、頭部の高さ3〜5mm、頭
部の厚み0.7〜1.0mmのごときものである。しか
し、フイラメントは柔軟なたわみ性が必要とされ
るため、連結棒上に植設された係止片が直立状態
に乱れを生じ、成形後容器に多数収納し、これを
梱包した場合、例えば輸送中に、頭部がからみ合
つてしまい、1個の係止片群を取り出そうとした
場合に別の係止片群が引き出されてしまうという
好ましくない問題があつた。
て、横棒の直径0.8〜1.0mm、横棒の長さ8〜10
mm、頭部の幅8〜10mm、頭部の高さ3〜5mm、頭
部の厚み0.7〜1.0mmのごときものである。しか
し、フイラメントは柔軟なたわみ性が必要とされ
るため、連結棒上に植設された係止片が直立状態
に乱れを生じ、成形後容器に多数収納し、これを
梱包した場合、例えば輸送中に、頭部がからみ合
つてしまい、1個の係止片群を取り出そうとした
場合に別の係止片群が引き出されてしまうという
好ましくない問題があつた。
前記からみ合いの問題を解決するために、特開
昭47−19800号公報に示されるように、フイラメ
ントを横棒と直交性を維持するべく強靱性を持た
せ、外力なしではたわむことなく自立するような
強度としたものや、特公昭52−20240号公報に示
されるように、頭部の間を細いフイラメント状の
連結部で連結したり、頭部の間を弱い接着剤層で
連結し、横棒の近傍および頭部とが一連にまとめ
られたものが提案され、また、頭部間を細いフイ
ラメント状の連結部で連結したものとして、実開
昭51−19699号公報、実公昭52−54858号公報、実
公昭52−55040号公報等が相次いで提案されて、
すでに周知となつており、更には、実公昭52−
54318号公報に示されるように、膨大頭部間に切
断案内部を有する接続部材で連結して、前記切断
案内部より膨出する隆状部を、前記接続部材近傍
の膨大頭部位置に、対向する膨大頭部の隆状部と
上下いずれかに交互となるように配設した札取付
具も提案されている。
昭47−19800号公報に示されるように、フイラメ
ントを横棒と直交性を維持するべく強靱性を持た
せ、外力なしではたわむことなく自立するような
強度としたものや、特公昭52−20240号公報に示
されるように、頭部の間を細いフイラメント状の
連結部で連結したり、頭部の間を弱い接着剤層で
連結し、横棒の近傍および頭部とが一連にまとめ
られたものが提案され、また、頭部間を細いフイ
ラメント状の連結部で連結したものとして、実開
昭51−19699号公報、実公昭52−54858号公報、実
公昭52−55040号公報等が相次いで提案されて、
すでに周知となつており、更には、実公昭52−
54318号公報に示されるように、膨大頭部間に切
断案内部を有する接続部材で連結して、前記切断
案内部より膨出する隆状部を、前記接続部材近傍
の膨大頭部位置に、対向する膨大頭部の隆状部と
上下いずれかに交互となるように配設した札取付
具も提案されている。
ところが、上記した頭部間を連結部で連結する
周知慣用の従来技術は、確かに係止片群のからみ
防止について効果が認められるものの、以下の問
題点が存在しこれまで克服することができなかつ
た。
周知慣用の従来技術は、確かに係止片群のからみ
防止について効果が認められるものの、以下の問
題点が存在しこれまで克服することができなかつ
た。
すなわち、係止片群を取付具に装着して操作す
る場合を考察すると、通常、頭部間の連結部は、
係止片を商品に打込んだ後、残りの係止片群を装
填している取付具を商品と反対側に引くこと(遠
ざけること)により分離切断されていた。
る場合を考察すると、通常、頭部間の連結部は、
係止片を商品に打込んだ後、残りの係止片群を装
填している取付具を商品と反対側に引くこと(遠
ざけること)により分離切断されていた。
しかし、従来の係止片群は、連結部の断面積が
大きいため、これの分離切断に大きな引き込み力
を要することとなり、こうした連結部の大きな分
離切断力により、商品に打込まれた係止片の横棒
が商品から抜けようとする方向に力が加わるた
め、特に弱い繊維を使用した衣服などの場合、横
棒が繊維を広げるため、繊維に形成される孔が大
きくなる等商品を傷めることが多く発生してい
た。
大きいため、これの分離切断に大きな引き込み力
を要することとなり、こうした連結部の大きな分
離切断力により、商品に打込まれた係止片の横棒
が商品から抜けようとする方向に力が加わるた
め、特に弱い繊維を使用した衣服などの場合、横
棒が繊維を広げるため、繊維に形成される孔が大
きくなる等商品を傷めることが多く発生してい
た。
またオペレーターは、係止片打込みに際し、1
回毎に強い力で連結部を切断しなければならず、
それは作業性が悪いだけでなく、取付具を前後へ
押し出したり、引き寄せたりする繰返しの動作は
きわめて疲労を増すこととなり、労災事故につな
がるものであつた。
回毎に強い力で連結部を切断しなければならず、
それは作業性が悪いだけでなく、取付具を前後へ
押し出したり、引き寄せたりする繰返しの動作は
きわめて疲労を増すこととなり、労災事故につな
がるものであつた。
前記切断の容易性に着目して解決策を提案した
ものに、前掲特公昭52−20240号公報に示される
技術があるが、それは可能な限り連結部を太く
し、局部的に小断面積としたものであつて、切断
性は良好であるものの、腰が強いため、これが繊
維を引つかけて端糸を引き出したりすることがあ
る等、前記商品への損傷問題を解決するに至つて
いないものである。
ものに、前掲特公昭52−20240号公報に示される
技術があるが、それは可能な限り連結部を太く
し、局部的に小断面積としたものであつて、切断
性は良好であるものの、腰が強いため、これが繊
維を引つかけて端糸を引き出したりすることがあ
る等、前記商品への損傷問題を解決するに至つて
いないものである。
[課題を解決するための手段]
以上述べた従来の係止片群にまつわる現象は、
係止片群の成形時に、溶融した樹脂の流れが悪い
ため、必然的に連結部を厚肉にしなければならな
いことに起因していたのである。
係止片群の成形時に、溶融した樹脂の流れが悪い
ため、必然的に連結部を厚肉にしなければならな
いことに起因していたのである。
こうした問題点を確実に克服しすぐれた効果を
発揮せしめるため、本考案は、 第1に、溶融した樹脂の流れを良くし、連結部
を薄肉にできるようにして、連結部の切断性を良
くすること、 第2に、連結部を薄肉にすることによつて、連
結部の腰を弱くする、すなわちしなやかなものと
し、商品への損傷を防止するとともに、作業性の
向上をもたらすこと を目的とするものである。
発揮せしめるため、本考案は、 第1に、溶融した樹脂の流れを良くし、連結部
を薄肉にできるようにして、連結部の切断性を良
くすること、 第2に、連結部を薄肉にすることによつて、連
結部の腰を弱くする、すなわちしなやかなものと
し、商品への損傷を防止するとともに、作業性の
向上をもたらすこと を目的とするものである。
すなわち、その手段として、頭部と、この頭部
から伸びるフイラメントと、このフイラメントの
端部に交差し、前記頭部に並行して接続された横
棒よりなる係止片を、複数個前記頭部の厚み方向
に揃えた状態で、前記横棒より前記フイラメント
の反対方向に伸びる接続部を介して連結棒に一体
的に連結するとともに、前記相隣る頭部の側面相
互間を弱い捩り力により切断可能な連結部で連結
して合成樹脂で一体成形した係止片群であつて;
前記連結部の連結位置を前記頭部の横棒と反対方
向の頂部に位置させたことを特徴とする係止片群
を採用するに至つたのである。
から伸びるフイラメントと、このフイラメントの
端部に交差し、前記頭部に並行して接続された横
棒よりなる係止片を、複数個前記頭部の厚み方向
に揃えた状態で、前記横棒より前記フイラメント
の反対方向に伸びる接続部を介して連結棒に一体
的に連結するとともに、前記相隣る頭部の側面相
互間を弱い捩り力により切断可能な連結部で連結
して合成樹脂で一体成形した係止片群であつて;
前記連結部の連結位置を前記頭部の横棒と反対方
向の頂部に位置させたことを特徴とする係止片群
を採用するに至つたのである。
以下図面に従い本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の係止片群の要部説明図、第2
図ないし第5図はそれぞれ正面図、側面図、平面
図および底面図で、係止片Tはタグ、ラベルもし
くは他の物品とストツパーの役目をする頭部1と
フイラメント2と、タグ、ラベルもしくは物品を
通過後ストツパーの役目をする横棒3により構成
され、接続部4を介して連結棒5に全体として櫛
状に接続されている。
図ないし第5図はそれぞれ正面図、側面図、平面
図および底面図で、係止片Tはタグ、ラベルもし
くは他の物品とストツパーの役目をする頭部1と
フイラメント2と、タグ、ラベルもしくは物品を
通過後ストツパーの役目をする横棒3により構成
され、接続部4を介して連結棒5に全体として櫛
状に接続されている。
第1図に例示するように、係止片Tは比較的扁
平にして、例えば頭頂部位が山形な拡大面を有す
る頭部1と、頭部1の面に並行に伸びる横棒3
と、これらの間を連結するフイラメント2とより
なり、接続部4を介して連結棒5に連設されてい
る。
平にして、例えば頭頂部位が山形な拡大面を有す
る頭部1と、頭部1の面に並行に伸びる横棒3
と、これらの間を連結するフイラメント2とより
なり、接続部4を介して連結棒5に連設されてい
る。
フイラメント2は図面に示すように、好ましく
は外力が加わらなければたわむことなく自立しう
る強度で、取付けの際には十分にたわむことがで
きるようにするのがよい。通常延伸により繊細
性、強度性およびたわみ性が高められる。
は外力が加わらなければたわむことなく自立しう
る強度で、取付けの際には十分にたわむことがで
きるようにするのがよい。通常延伸により繊細
性、強度性およびたわみ性が高められる。
また、第1図および第3図に示されるように、
相隣る頭部1の頂部側面相互間は弱い捩り力によ
り切断可能な腰の弱い連結部6で連結されてい
る。なお、相隣る係止片の頭部1及び横棒3の間
隔はできるだけ最小の間隔に配列するのが好まし
い。
相隣る頭部1の頂部側面相互間は弱い捩り力によ
り切断可能な腰の弱い連結部6で連結されてい
る。なお、相隣る係止片の頭部1及び横棒3の間
隔はできるだけ最小の間隔に配列するのが好まし
い。
すなわち、各頭部1の厚さAよりも相隣る頭部
の相互間の距離(すなわち間隔)Bはできるだけ
小さくして、ピツチP(係止片間の配置距離)を
第3図に示すように、A+B、好ましくは金型製
作が可能な限り短い距離とし、互いに接触しない
状態とすることによつて、各横棒3間の隙間を可
能な限り小さくする。それに伴つて、連結部6の
長さは当然、短く形成されることになる。
の相互間の距離(すなわち間隔)Bはできるだけ
小さくして、ピツチP(係止片間の配置距離)を
第3図に示すように、A+B、好ましくは金型製
作が可能な限り短い距離とし、互いに接触しない
状態とすることによつて、各横棒3間の隙間を可
能な限り小さくする。それに伴つて、連結部6の
長さは当然、短く形成されることになる。
従つて、仮想線で示した係止片T′とT1は、
疎らなピツチの係止片群についての配列状態を示
すが、これを考察すると、頭部間距離B′は1.2〜
1.6mmで、ピツチP′は1.9〜2.3mm程度であつたが、
このような疎な配列の係止片群に対して、この実
施例のように、頭部1及び横棒3の各相互の間隔
をできる限り小さくし、金型製作が許される範囲
で最小にする方がよい。
疎らなピツチの係止片群についての配列状態を示
すが、これを考察すると、頭部間距離B′は1.2〜
1.6mmで、ピツチP′は1.9〜2.3mm程度であつたが、
このような疎な配列の係止片群に対して、この実
施例のように、頭部1及び横棒3の各相互の間隔
をできる限り小さくし、金型製作が許される範囲
で最小にする方がよい。
さて、このように形成した係止片群の射出成形
用金型について言及する。
用金型について言及する。
一般にこの種の係止片群においては、ランナー
の役目をする連結棒5側から溶融した樹脂を注入
し、頭部1側に流すようにしているが、第6図及
び第7図に示すように、今、説明上4本の係止片
を成形すると仮定した場合は、ランナーを形成す
るキヤビテイC9から流入した樹脂は、矢印で示
すとおり、まず、流れ易いキヤビテイC1,C2
に大幅に流入し、キヤビテイC3,C4へは余り
流入しない。そこで、キヤビテイC1,C2に充
満した樹脂は、連結部6を形成するキヤビテイC
5,C6を通つて、キヤビテイC3,C4へ流入
し、キヤビテイC3,C4への樹脂の流入を補充
する。
の役目をする連結棒5側から溶融した樹脂を注入
し、頭部1側に流すようにしているが、第6図及
び第7図に示すように、今、説明上4本の係止片
を成形すると仮定した場合は、ランナーを形成す
るキヤビテイC9から流入した樹脂は、矢印で示
すとおり、まず、流れ易いキヤビテイC1,C2
に大幅に流入し、キヤビテイC3,C4へは余り
流入しない。そこで、キヤビテイC1,C2に充
満した樹脂は、連結部6を形成するキヤビテイC
5,C6を通つて、キヤビテイC3,C4へ流入
し、キヤビテイC3,C4への樹脂の流入を補充
する。
従つて、キヤビテイC5,C6,C8が無い場
合に比べて樹脂の充填がスムーズに行われること
になるので、樹脂の射出圧力を低くしても、各キ
ヤビテイへ樹脂を流すことができる。更に成形時
の樹脂流入直前に各キヤビテイ内に存在していた
ガスは、流入する樹脂圧に押されて第7図に示す
金型の分割面PL及び他の僅かな隙間を通つて外
部に排出されるが(第6図左側に図示した7本の
矢印はガスの排出状態を示している。)、キヤビテ
イC1,C2,C3,C4は、連結棒5を形成す
るキヤビテイC7及びキヤビテイC5,C6,C
8の両方を介して連通しており、しかも、キヤビ
テイC5,C6,C8はキヤビテイC1〜C4の
頂部に位置しているので、通常慣用化されている
ガス抜き方法、例えば、第7図bのように、わず
かな隙間δを設けてキヤビテイと連通させるよう
なガス抜き構造とした場合[産業別審査基準、可
塑物の成形加工(その1)、産[2]−25−78、慣
用技術第20項。同産[2]−25−95、慣用技術第
12項〜第14項参照]、隙間δとキヤビテイC1〜
C4およびキヤビテイC5,C6,C8すべてが
直接隙間δと貫通することになるから、直接隙間
δと貫通しているキヤビテイC1〜C4の範囲す
べてが隙間δと貫通することになり、ガスの排出
はきわめて良くなる。換言すれば、キヤビテイ内
のガスは、排出されやすいキヤビテイの分割面
PL等へ良好に流れて、そこから金型外へ一気に
排出されることになり、キヤビテイC5,C6,
C8が無い場合、もしくは、キヤビテイC5,C
6,C8がキヤビテイC1〜C4の中央付近にあ
る場合に比べてきわめて排出され易くなる。これ
は、キヤビテイC5,C6,C8の断面積を小さ
くしても溶融した樹脂の流れが良いことを意味
し、その結果、連結部6を切断しやすく、しかも
腰のやわらかいものにすることができることにな
る。更に、圧縮性のあるガスが排除されることか
ら、ガスの圧縮により起こる圧力低下現象を防止
することに加え、すべてのキヤビテイが連通する
ことにもなるので、パスカルの原理からも判るよ
うに、キヤビテイ内の樹脂圧を均一化することに
もなる。従つて、樹脂圧の均一化及びガス抜きが
難しいが故に、射出圧力を高くしなければならな
かつた従来技術に比べて樹脂の射出圧力を更に下
げることができる。また、これに加えて、係止片
群のピツチを詰めて密集させた場合は、疎な配列
の係止片と同一本数の係止片群で比較すれば、全
体長さを短くでき、樹脂の流れを更に良好にで
き、射出圧力も更に下げることができる。
合に比べて樹脂の充填がスムーズに行われること
になるので、樹脂の射出圧力を低くしても、各キ
ヤビテイへ樹脂を流すことができる。更に成形時
の樹脂流入直前に各キヤビテイ内に存在していた
ガスは、流入する樹脂圧に押されて第7図に示す
金型の分割面PL及び他の僅かな隙間を通つて外
部に排出されるが(第6図左側に図示した7本の
矢印はガスの排出状態を示している。)、キヤビテ
イC1,C2,C3,C4は、連結棒5を形成す
るキヤビテイC7及びキヤビテイC5,C6,C
8の両方を介して連通しており、しかも、キヤビ
テイC5,C6,C8はキヤビテイC1〜C4の
頂部に位置しているので、通常慣用化されている
ガス抜き方法、例えば、第7図bのように、わず
かな隙間δを設けてキヤビテイと連通させるよう
なガス抜き構造とした場合[産業別審査基準、可
塑物の成形加工(その1)、産[2]−25−78、慣
用技術第20項。同産[2]−25−95、慣用技術第
12項〜第14項参照]、隙間δとキヤビテイC1〜
C4およびキヤビテイC5,C6,C8すべてが
直接隙間δと貫通することになるから、直接隙間
δと貫通しているキヤビテイC1〜C4の範囲す
べてが隙間δと貫通することになり、ガスの排出
はきわめて良くなる。換言すれば、キヤビテイ内
のガスは、排出されやすいキヤビテイの分割面
PL等へ良好に流れて、そこから金型外へ一気に
排出されることになり、キヤビテイC5,C6,
C8が無い場合、もしくは、キヤビテイC5,C
6,C8がキヤビテイC1〜C4の中央付近にあ
る場合に比べてきわめて排出され易くなる。これ
は、キヤビテイC5,C6,C8の断面積を小さ
くしても溶融した樹脂の流れが良いことを意味
し、その結果、連結部6を切断しやすく、しかも
腰のやわらかいものにすることができることにな
る。更に、圧縮性のあるガスが排除されることか
ら、ガスの圧縮により起こる圧力低下現象を防止
することに加え、すべてのキヤビテイが連通する
ことにもなるので、パスカルの原理からも判るよ
うに、キヤビテイ内の樹脂圧を均一化することに
もなる。従つて、樹脂圧の均一化及びガス抜きが
難しいが故に、射出圧力を高くしなければならな
かつた従来技術に比べて樹脂の射出圧力を更に下
げることができる。また、これに加えて、係止片
群のピツチを詰めて密集させた場合は、疎な配列
の係止片と同一本数の係止片群で比較すれば、全
体長さを短くでき、樹脂の流れを更に良好にで
き、射出圧力も更に下げることができる。
その結果、各頭部1間の隙間を形成するキヤビ
テイ壁及び横棒3間の隙間を形成するキヤビテイ
壁を大幅に薄くすることができ、ピツチPを著し
く小さくすることができる。
テイ壁及び横棒3間の隙間を形成するキヤビテイ
壁を大幅に薄くすることができ、ピツチPを著し
く小さくすることができる。
このように、ピツチPを著しく小さくできると
いうことは、前述したように、全体の長さを短く
でき、樹脂の流れを更に良好にするばかりでな
く、係止片群と取付装置との関係にきわめて良い
影響を与えることになる。
いうことは、前述したように、全体の長さを短く
でき、樹脂の流れを更に良好にするばかりでな
く、係止片群と取付装置との関係にきわめて良い
影響を与えることになる。
これを説明すれば、第8図は、前記米国特許第
3103666号明細書に記載された係止片の取付装置
に対応する正面方向から見た断面図であるが、横
棒3の通過溝11を有するガイド針Gの軸芯延長
線上後方には、横棒3をガイド針G内に押し込む
棒7が位置し、この棒7とガイド針Gの間には、
横棒3の打込み位置を定めるための位置決め壁9
が設けられ、また横棒3を打込み位置に案内する
案内溝8は、前記打込み壁9を終端部としてガイ
ド針Gの軸芯に対るてほぼ直角方向上方(第8
図)に形成されている。なお、第9図においてC
はカツターを示す。
3103666号明細書に記載された係止片の取付装置
に対応する正面方向から見た断面図であるが、横
棒3の通過溝11を有するガイド針Gの軸芯延長
線上後方には、横棒3をガイド針G内に押し込む
棒7が位置し、この棒7とガイド針Gの間には、
横棒3の打込み位置を定めるための位置決め壁9
が設けられ、また横棒3を打込み位置に案内する
案内溝8は、前記打込み壁9を終端部としてガイ
ド針Gの軸芯に対るてほぼ直角方向上方(第8
図)に形成されている。なお、第9図においてC
はカツターを示す。
今、前記取付装置の案内溝8に装填されれた係
止片群の打込み位置にある係止片を打込む際、棒
7により横棒3を押すことにより、カツターCま
たは自然破断により係止片群から切離された係止
片の打込み時の横棒3の変化は、第9図に示すよ
うに、横棒3をガイド針Gの通過溝10に押し込
む棒7の軸芯に対して、矢印方向、すなわち係止
片群の送り方向に変化する割合が極めて多い。こ
れは、係止片群の送り方向に対して直角な横棒3
半径方向(フイラメント2と接続部4の方向)の
動きが通常の係止片取付機では規制されているの
に対して、係止片群の送り方向の動きは横棒3を
通過させる関係上、第9図で説明すれば横棒3,
3間のスペースSにガイドを設置できず、横棒3
の動きを規制できないからである。従つて、各係
止片間のピツチPを著しく小さくできるというこ
とは、係止片の打込みに際して残つている相隣る
係止片Tの横棒3がほとんど隙間がないに等しい
状態でガイドの役目をすることから、ガイド針G
及び棒7の軸芯と打込まれる横棒3の軸芯の誤差
を極めて少なくすることになり、頭部1と連結部
6で連結したことによる横棒の軸芯のずれを勘案
しても、打込みの正確さは格段に向上し、品質を
損なうことはなく、またからみ合い防止効果を顕
著になる。
止片群の打込み位置にある係止片を打込む際、棒
7により横棒3を押すことにより、カツターCま
たは自然破断により係止片群から切離された係止
片の打込み時の横棒3の変化は、第9図に示すよ
うに、横棒3をガイド針Gの通過溝10に押し込
む棒7の軸芯に対して、矢印方向、すなわち係止
片群の送り方向に変化する割合が極めて多い。こ
れは、係止片群の送り方向に対して直角な横棒3
半径方向(フイラメント2と接続部4の方向)の
動きが通常の係止片取付機では規制されているの
に対して、係止片群の送り方向の動きは横棒3を
通過させる関係上、第9図で説明すれば横棒3,
3間のスペースSにガイドを設置できず、横棒3
の動きを規制できないからである。従つて、各係
止片間のピツチPを著しく小さくできるというこ
とは、係止片の打込みに際して残つている相隣る
係止片Tの横棒3がほとんど隙間がないに等しい
状態でガイドの役目をすることから、ガイド針G
及び棒7の軸芯と打込まれる横棒3の軸芯の誤差
を極めて少なくすることになり、頭部1と連結部
6で連結したことによる横棒の軸芯のずれを勘案
しても、打込みの正確さは格段に向上し、品質を
損なうことはなく、またからみ合い防止効果を顕
著になる。
さて、前述したように、係止片Tの頭部1の連
結部6の位置を頭部1の横棒3と反対方向の頂部
に位置させたことにより、連結部6を切断しやす
い、しかも腰のやわらかいものにすることができ
ると言うことは、係止片Tを商品に打ち込んた
後、これと残りの係止片群とを切り離すために取
付具を後ろに引く力が小さくても良いことを意味
し、従つて、繊細な商品の損傷を防止するととも
に、残存する連結部の腰、すなわち残片がきわめ
て弱いため、繊維製品の繊維を引つかけて引き出
したりする事故も防止できることになる。
結部6の位置を頭部1の横棒3と反対方向の頂部
に位置させたことにより、連結部6を切断しやす
い、しかも腰のやわらかいものにすることができ
ると言うことは、係止片Tを商品に打ち込んた
後、これと残りの係止片群とを切り離すために取
付具を後ろに引く力が小さくても良いことを意味
し、従つて、繊細な商品の損傷を防止するととも
に、残存する連結部の腰、すなわち残片がきわめ
て弱いため、繊維製品の繊維を引つかけて引き出
したりする事故も防止できることになる。
この連結部6は、形状的には、薄いテープ形状
で、一種の極薄な箔状と称するに値するほどの厚
さであり、そのため分離しやすい上に腰が弱いた
めに布地への損傷を招くおそれが皆無のものであ
る。そして上記腰の弱さによつて、万一連結部6
に瞬間的に繊維がからまつてもすぐ抜けることと
なり、効果的なものである。
で、一種の極薄な箔状と称するに値するほどの厚
さであり、そのため分離しやすい上に腰が弱いた
めに布地への損傷を招くおそれが皆無のものであ
る。そして上記腰の弱さによつて、万一連結部6
に瞬間的に繊維がからまつてもすぐ抜けることと
なり、効果的なものである。
[考案の効果]
本考案によれば、
係止片群の成形時における溶融した樹脂の流
れを良好とし、連結部を薄肉に形成したことに
よつて、連結部の切断性を著しく良好にするこ
とができ、係止片を商品に打込み後、この係止
片と残りの係止片群とを連結している連結部
を、商品と離反する方向に引つ張ることによつ
て切断するに際し、その力は微力で足りること
になり、この連結部を切断することによる商品
の損傷を防止できたこと、 薄肉とした連結部とすることによつて、切断
後の連結部の残片は腰が弱くしなやかなもので
あるので、連結部の残片による商品への損傷を
防止することができたこと、 連結部の切断性を良好としたことによつて、
オペレーターの労働環境が飛躍的に向上し、労
働災害を未然に防止できること 以上のとおりの効果を発揮するものである。
れを良好とし、連結部を薄肉に形成したことに
よつて、連結部の切断性を著しく良好にするこ
とができ、係止片を商品に打込み後、この係止
片と残りの係止片群とを連結している連結部
を、商品と離反する方向に引つ張ることによつ
て切断するに際し、その力は微力で足りること
になり、この連結部を切断することによる商品
の損傷を防止できたこと、 薄肉とした連結部とすることによつて、切断
後の連結部の残片は腰が弱くしなやかなもので
あるので、連結部の残片による商品への損傷を
防止することができたこと、 連結部の切断性を良好としたことによつて、
オペレーターの労働環境が飛躍的に向上し、労
働災害を未然に防止できること 以上のとおりの効果を発揮するものである。
第1図は本考案に係る係止片群であつてフイラ
メントの一部を省略した要部説明図、第2図ない
し第5図はそれぞれ正面図、側面図、平面図およ
び底面図、第6図、第7図a,b、第8図および
第9図はともに本考案の説明図である。 T……係止片、1……頭部、2……フイラメン
ト、3……横棒、4……接続部、5……連結棒、
6……連結部。
メントの一部を省略した要部説明図、第2図ない
し第5図はそれぞれ正面図、側面図、平面図およ
び底面図、第6図、第7図a,b、第8図および
第9図はともに本考案の説明図である。 T……係止片、1……頭部、2……フイラメン
ト、3……横棒、4……接続部、5……連結棒、
6……連結部。
Claims (1)
- 頭部と、この頭部から伸びるフイラメントと、
このフイラメントの端部に交差し、前記頭部に並
行して接続された横棒よりなる係止片を、複数個
前記頭部の厚み方向に揃えた状態で、前記横棒よ
り前記フイラメントの反対方向に伸びる接続部を
介して連結棒に一体的に連結するとともに、前記
相隣る頭部の側面相互間を弱い捩り力により切断
可能な連結部で連結して合成樹脂で一体成形した
係止片群であつて;前記連結部の連結位置を前記
頭部の横棒と反対方向の頂部に位置させたことを
特徴とする係止片群。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4653090U JPH0528176Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4653090U JPH0528176Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141312U JPH02141312U (ja) | 1990-11-28 |
| JPH0528176Y2 true JPH0528176Y2 (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=31561691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4653090U Expired - Lifetime JPH0528176Y2 (ja) | 1990-04-27 | 1990-04-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528176Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-27 JP JP4653090U patent/JPH0528176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141312U (ja) | 1990-11-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4842571A (en) | Flexible link belt | |
| US4534464A (en) | Manufacture and use of closely spaced attachments | |
| DE69606611T2 (de) | Kabelbinder | |
| EP0101064B1 (en) | Strap guide for strap adjustment assembly | |
| JPS6024009B2 (ja) | 取付部片集合体 | |
| US4586609A (en) | Tag pin fastener assembly and method | |
| US5664294A (en) | Cable tie having enhanced locking engagement between teeth on abutment wall and ratchet teeth on tongue | |
| US4201814A (en) | Mesh structures | |
| JPH0528176Y2 (ja) | ||
| JPS6313691Y2 (ja) | ||
| KR900007979B1 (ko) | 부착부재 (파아스너) 및 그 사용방법 및 제조방법 | |
| CA2193296C (en) | Cable tie having enhanced locking engagement between pawl and ratchet teeth on tongue | |
| US20070079887A1 (en) | Plastic heddle | |
| EP0792960B1 (en) | Tape head for a gripper loom, and a method for its construction | |
| KR100439273B1 (ko) | 싱커 세그먼트 | |
| KR970008239B1 (ko) | 계지편 집합체(係止片集合體)의 제조 방법 | |
| CA1216141A (en) | Fasteners | |
| JPH0242730B2 (ja) | ||
| CN216353121U (zh) | 一种数码管排针组件及数码管 | |
| JP2538976Y2 (ja) | 連結用ピン | |
| JP3976451B2 (ja) | フィラメント部に糸条体を使用した係止片の集合体の製造方法 | |
| CA1159795A (en) | Tag pin assembly | |
| JPS58193581A (ja) | 係止片群 | |
| KR850000094Y1 (ko) | 태그핀 조립체 | |
| JPS5813909B2 (ja) | 係止片群 |