JPH05281879A - 磁気印刷方法及び磁気印刷装置 - Google Patents
磁気印刷方法及び磁気印刷装置Info
- Publication number
- JPH05281879A JPH05281879A JP7730592A JP7730592A JPH05281879A JP H05281879 A JPH05281879 A JP H05281879A JP 7730592 A JP7730592 A JP 7730592A JP 7730592 A JP7730592 A JP 7730592A JP H05281879 A JPH05281879 A JP H05281879A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- latent image
- developing toner
- image developing
- magnetic latent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像部分の光学濃度が高く、非画像部分の下
地汚れがなく、しかも画像部分の光学濃度に濃淡(印字
むら)が生じない高印字品質を得ることを可能にした磁
気印刷方法及び磁気印刷装置の提供。 【構成】 保磁力が200エルステッド以上の磁性粉と
結着材とを必須成分とし、残留磁化が5emu/g 以上であ
り、好ましくは磁界配列され且つ消磁され、あるいは延
伸配向された磁気潜像現像トナー42を磁性粉の保磁力
以上の表面磁界を有する着磁用ロール43で着磁し、こ
の着磁された磁気潜像現像トナー9を用いて、磁気ドラ
ム1上の最大表面磁束密度が100ないし800ガウス
の磁気潜像を、最大表面磁束密度が100ないし800
ガウスのマグネットロール41で現像すること。
地汚れがなく、しかも画像部分の光学濃度に濃淡(印字
むら)が生じない高印字品質を得ることを可能にした磁
気印刷方法及び磁気印刷装置の提供。 【構成】 保磁力が200エルステッド以上の磁性粉と
結着材とを必須成分とし、残留磁化が5emu/g 以上であ
り、好ましくは磁界配列され且つ消磁され、あるいは延
伸配向された磁気潜像現像トナー42を磁性粉の保磁力
以上の表面磁界を有する着磁用ロール43で着磁し、こ
の着磁された磁気潜像現像トナー9を用いて、磁気ドラ
ム1上の最大表面磁束密度が100ないし800ガウス
の磁気潜像を、最大表面磁束密度が100ないし800
ガウスのマグネットロール41で現像すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録式プリンタ、
複写機など磁気潜像現像における磁気印刷方法及び磁気
印刷装置に関し、詳しくは、画像部分の光学濃度が高
く、非画像部分の下地汚れが無く、しかも画像部分の光
学濃度に濃淡(印字むら)が生じない、高印字品質を得
ることを可能とするための改良に関する。
複写機など磁気潜像現像における磁気印刷方法及び磁気
印刷装置に関し、詳しくは、画像部分の光学濃度が高
く、非画像部分の下地汚れが無く、しかも画像部分の光
学濃度に濃淡(印字むら)が生じない、高印字品質を得
ることを可能とするための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやOA機器の発展に
伴い、大量の情報をハードコピーするための出力機器と
して、各種のプリンタ、複写機が市販されている。これ
らのプリンタや複写機については、高速性、高信頼性、
高耐久性、高画質、小型化、システム化等の強い要望が
ある。
伴い、大量の情報をハードコピーするための出力機器と
して、各種のプリンタ、複写機が市販されている。これ
らのプリンタや複写機については、高速性、高信頼性、
高耐久性、高画質、小型化、システム化等の強い要望が
ある。
【0003】従来より、プリンタや複写機には電子写真
(静電記録)、感熱記録、磁気記録等、種々の方法があ
るが、そのうち磁気記録方法が高速化及び小型化が可能
であること、ドラムが長寿命であること、画質の安定性
に優れていること、メンテナンスコストが低いこと、等
の理由により見直されてきている。
(静電記録)、感熱記録、磁気記録等、種々の方法があ
るが、そのうち磁気記録方法が高速化及び小型化が可能
であること、ドラムが長寿命であること、画質の安定性
に優れていること、メンテナンスコストが低いこと、等
の理由により見直されてきている。
【0004】磁気記録における現像方法即ち、磁気潜像
現像方法の原理は特公昭50−40622号公報、特公
昭57−46795号公報等に記載されている通り周知
であり、一般には消磁、磁気潜像形成、現像、転写、定
着、クリーニングの各工程からなる。図1に示す装置構
成の概略図により各工程を説明する。 (1)消磁工程:まず、磁気記録媒体を外周に有する回
転可能な磁気ドラム1に対して、永久磁石を有する消磁
器2によって、磁気記録媒体表面に磁束が生じない状態
を形成する。 (2)磁気潜像形成工程:次に、磁気潜像形成器である
磁気ヘッド3を磁気ドラム1に近接させて、磁気ヘッド
3のギャップ部近傍から生じる磁束により、磁気記録媒
体に所望の磁気潜像を形成する。 (3)現像工程:次に、現像装置4の回転可能なマグネ
ットロール41の磁界により磁気潜像現像トナーを穂立
ち状態に形成した後、ドクターブレード10等で適切な
高さに穂を規制し、磁気ドラム1上の磁気潜像に穂を近
接させて磁気力により付着させることにより現像する。 (4)転写工程:次いで、紙等の転写材8に磁気潜像現
像トナーの画像を磁気ドラム1と転写ローラ5との圧力
によって転写する。 (5)定着工程:転写後、定着装置6によって、転写材
8上の磁気潜像現像トナー画像を加熱(又は圧力、又は
溶剤)で定着し、ハードコピーである印刷物を得る。 (6)クリーニング工程:転写工程で磁気ドラム1上に
残留した磁気潜像現像トナーをクリーニング装置7で除
去し、磁気ドラム1表面を清浄に維持した状態で、次の
印刷を待つ。
現像方法の原理は特公昭50−40622号公報、特公
昭57−46795号公報等に記載されている通り周知
であり、一般には消磁、磁気潜像形成、現像、転写、定
着、クリーニングの各工程からなる。図1に示す装置構
成の概略図により各工程を説明する。 (1)消磁工程:まず、磁気記録媒体を外周に有する回
転可能な磁気ドラム1に対して、永久磁石を有する消磁
器2によって、磁気記録媒体表面に磁束が生じない状態
を形成する。 (2)磁気潜像形成工程:次に、磁気潜像形成器である
磁気ヘッド3を磁気ドラム1に近接させて、磁気ヘッド
3のギャップ部近傍から生じる磁束により、磁気記録媒
体に所望の磁気潜像を形成する。 (3)現像工程:次に、現像装置4の回転可能なマグネ
ットロール41の磁界により磁気潜像現像トナーを穂立
ち状態に形成した後、ドクターブレード10等で適切な
高さに穂を規制し、磁気ドラム1上の磁気潜像に穂を近
接させて磁気力により付着させることにより現像する。 (4)転写工程:次いで、紙等の転写材8に磁気潜像現
像トナーの画像を磁気ドラム1と転写ローラ5との圧力
によって転写する。 (5)定着工程:転写後、定着装置6によって、転写材
8上の磁気潜像現像トナー画像を加熱(又は圧力、又は
溶剤)で定着し、ハードコピーである印刷物を得る。 (6)クリーニング工程:転写工程で磁気ドラム1上に
残留した磁気潜像現像トナーをクリーニング装置7で除
去し、磁気ドラム1表面を清浄に維持した状態で、次の
印刷を待つ。
【0005】上記説明から判るように、磁気潜像現像方
法は、今日一般に利用されている静電潜像現像方法と
は、画像形成方法において大きな差異がある。即ち、 (i)磁気潜像現像方法では、磁気記録媒体を有する磁
気ドラムに磁気潜像を形成し、磁気潜像現像トナーによ
り磁気ドラム上の磁気潜像を顕像化し、それを転写材に
転写し、転写された磁気潜像現像トナー画像を定着させ
てハードコピーを得るのに対し、 (ii)静電潜像現像方法では、光導電体からなる感光体
(ドラム)の表面に静電潜像を形成し、帯電させた静電
潜像現像トナーを感光ドラム表面上の静電潜像に静電力
によって付着させて顕像化し、それを転写材に静電気で
転写させ、転写された静電潜像現像トナー画像を定着さ
せてハードコピーを得る。 (iii) 従って、両現像方法においては、潜像の形成手
段、トナーの潜像に対する付着手段、転写手段が著しく
相違する。 (iv)そして静電潜像現像方法においては、感光ドラム
表面への画像形成に光学系を用いるため、装置が大型化
すること、感光ドラムの寿命が短いこと、等種々の問題
がある。
法は、今日一般に利用されている静電潜像現像方法と
は、画像形成方法において大きな差異がある。即ち、 (i)磁気潜像現像方法では、磁気記録媒体を有する磁
気ドラムに磁気潜像を形成し、磁気潜像現像トナーによ
り磁気ドラム上の磁気潜像を顕像化し、それを転写材に
転写し、転写された磁気潜像現像トナー画像を定着させ
てハードコピーを得るのに対し、 (ii)静電潜像現像方法では、光導電体からなる感光体
(ドラム)の表面に静電潜像を形成し、帯電させた静電
潜像現像トナーを感光ドラム表面上の静電潜像に静電力
によって付着させて顕像化し、それを転写材に静電気で
転写させ、転写された静電潜像現像トナー画像を定着さ
せてハードコピーを得る。 (iii) 従って、両現像方法においては、潜像の形成手
段、トナーの潜像に対する付着手段、転写手段が著しく
相違する。 (iv)そして静電潜像現像方法においては、感光ドラム
表面への画像形成に光学系を用いるため、装置が大型化
すること、感光ドラムの寿命が短いこと、等種々の問題
がある。
【0006】次に、磁気印刷装置に使用される磁気潜像
現像トナーであるが、従来の磁気潜像現像トナーは、結
着材として樹脂やワックス等を使用し、結着材の中に磁
性粉及び必要に応じて各種添加剤を分散させ、これを粉
砕した後に分級し、必要に応じて流動性向上剤や荷電調
整用外添剤を表面に付着させただけのものである。磁性
粉としては、マグネタイト(Fe3O4)、純鉄、ニッケル
等が適している。また、磁性粉の含有量は磁気潜像現像
トナー中、30〜80重量%程度が適当とされている。
現像トナーであるが、従来の磁気潜像現像トナーは、結
着材として樹脂やワックス等を使用し、結着材の中に磁
性粉及び必要に応じて各種添加剤を分散させ、これを粉
砕した後に分級し、必要に応じて流動性向上剤や荷電調
整用外添剤を表面に付着させただけのものである。磁性
粉としては、マグネタイト(Fe3O4)、純鉄、ニッケル
等が適している。また、磁性粉の含有量は磁気潜像現像
トナー中、30〜80重量%程度が適当とされている。
【0007】しかし、磁気潜像現像方法は、磁気ドラム
1表面近傍におけるマグネットロール41の磁界と磁気
潜像の磁界とのバランスで現像を行うものである。従
い、従来の磁性粉を単に分散させただけの磁気潜像現像
トナーは、磁性粉が磁気的に方向性を持たない状態で分
散しているため、マグネットロールの磁界による磁力線
の多くがトナーから逃げてしまい、マグネットロールの
磁力線方向に沿って長い穂立ちを形成することが難し
い。そのため、磁気潜像の磁界とマグネットロールの磁
界とのバランスが取り難くなり、磁気潜像に対して忠実
で、非画像部分に下地汚れがなく且つ画像部分の光学濃
度が高いという、高印字品質を実現するには限界があっ
た。
1表面近傍におけるマグネットロール41の磁界と磁気
潜像の磁界とのバランスで現像を行うものである。従
い、従来の磁性粉を単に分散させただけの磁気潜像現像
トナーは、磁性粉が磁気的に方向性を持たない状態で分
散しているため、マグネットロールの磁界による磁力線
の多くがトナーから逃げてしまい、マグネットロールの
磁力線方向に沿って長い穂立ちを形成することが難し
い。そのため、磁気潜像の磁界とマグネットロールの磁
界とのバランスが取り難くなり、磁気潜像に対して忠実
で、非画像部分に下地汚れがなく且つ画像部分の光学濃
度が高いという、高印字品質を実現するには限界があっ
た。
【0008】例えば、非画像部分の下地汚れをできるだ
け少なくしようとすると、画像部分の光学濃度が低くな
る傾向があり、逆に画像部分の光学濃度を高くしようと
すると、非画像部分の下地汚れが多くなる傾向があり、
両立が困難である。
け少なくしようとすると、画像部分の光学濃度が低くな
る傾向があり、逆に画像部分の光学濃度を高くしようと
すると、非画像部分の下地汚れが多くなる傾向があり、
両立が困難である。
【0009】また、マグネットロール表面の磁束密度は
マグネットロールに磁極が交互に配置されているために
強弱があり、従って、磁気潜像現像トナーの穂立ち状態
にも高低ができ、これに対応して画像部分に形成される
磁気潜像現像トナーの薄い層の密度にも粗密ができ易い
等の不都合があった。
マグネットロールに磁極が交互に配置されているために
強弱があり、従って、磁気潜像現像トナーの穂立ち状態
にも高低ができ、これに対応して画像部分に形成される
磁気潜像現像トナーの薄い層の密度にも粗密ができ易い
等の不都合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した種々
の問題点を解決するためのものであり、その目的は、画
像部分の光学濃度が高く、非画像部分の下地汚れが無
く、しかも画像部分の光学濃度に濃淡(印字むら)が生
じない、高印字品質を得ることを可能とした磁気印刷方
法及び磁気印刷装置を提供することである。
の問題点を解決するためのものであり、その目的は、画
像部分の光学濃度が高く、非画像部分の下地汚れが無
く、しかも画像部分の光学濃度に濃淡(印字むら)が生
じない、高印字品質を得ることを可能とした磁気印刷方
法及び磁気印刷装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気印刷方法
は、磁気記録媒体を有する磁気ドラムに磁気ヘッドで磁
気潜像を形成し、現像装置のマグネットロール上に磁気
潜像現像トナーを担持させ、この磁気潜像現像トナーで
磁気ドラム上の磁気潜像を顕像とし、この磁気潜像現像
トナーの像を転写材に転写し、転写した磁気潜像現像ト
ナーの像を定着させて現像を行う磁気印刷方法におい
て、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が10
0ないし800ガウスであり、マグネットロールの最大
表面磁束密度が100ないし800ガウスであり、結着
材と、保磁力が200エルステッド以上である磁性粉と
を必須成分とし、更に、残留磁化が5emu/g 以上である
磁気潜像現像トナーを使用し、現像装置のマグネットロ
ールとは別の磁気印刷装置内に設置した着磁装置によ
り、磁気潜像現像トナーを磁性粉の保磁力以上の磁界で
着磁することを特徴とするものである。
は、磁気記録媒体を有する磁気ドラムに磁気ヘッドで磁
気潜像を形成し、現像装置のマグネットロール上に磁気
潜像現像トナーを担持させ、この磁気潜像現像トナーで
磁気ドラム上の磁気潜像を顕像とし、この磁気潜像現像
トナーの像を転写材に転写し、転写した磁気潜像現像ト
ナーの像を定着させて現像を行う磁気印刷方法におい
て、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が10
0ないし800ガウスであり、マグネットロールの最大
表面磁束密度が100ないし800ガウスであり、結着
材と、保磁力が200エルステッド以上である磁性粉と
を必須成分とし、更に、残留磁化が5emu/g 以上である
磁気潜像現像トナーを使用し、現像装置のマグネットロ
ールとは別の磁気印刷装置内に設置した着磁装置によ
り、磁気潜像現像トナーを磁性粉の保磁力以上の磁界で
着磁することを特徴とするものである。
【0012】この場合、好ましくは、磁気潜像現像トナ
ーは溶融状態において磁性粉の保磁力の2倍以上の磁界
で着磁されると同時に磁性粉を配列され、冷却固化後に
消磁されたものであると良い。
ーは溶融状態において磁性粉の保磁力の2倍以上の磁界
で着磁されると同時に磁性粉を配列され、冷却固化後に
消磁されたものであると良い。
【0013】また好ましくは、磁気潜像現像トナーは、
溶融混練後の流動状態で機械的に延伸して磁性粉を配向
され、冷却固化後に粉砕、分級されたものであると良
い。
溶融混練後の流動状態で機械的に延伸して磁性粉を配向
され、冷却固化後に粉砕、分級されたものであると良
い。
【0014】一方、本発明の磁気印刷装置は、磁気記録
媒体を有する磁気ドラムに磁気ヘッドで磁気潜像を形成
し、現像装置のマグネットロール上に磁気潜像現像トナ
ーを担持させ、この磁気潜像現像トナーで磁気ドラム上
の磁気潜像を顕像とし、この磁気潜像現像トナーの像を
転写材に転写し、転写した磁気潜像現像トナーの像を定
着させて現像を行う磁気印刷装置において、磁気ドラム
上の磁気潜像の最大表面磁束密度が100ないし800
ガウスであり、マグネットロールの最大表面磁束密度が
100ないし800ガウスであり、磁気潜像現像トナー
が結着材と、保磁力が200エルステッド以上である磁
性粉とを必須成分とするものであり、更に、磁気潜像現
像トナーの残留磁化が5emu/g 以上であること、及び磁
気潜像現像トナーの磁性粉の保磁力以上の磁界を表面に
発生して磁気潜像現像トナーを着磁させる着磁装置を、
マグネットロールとは別に現像装置に備えることを特徴
とするものである。
媒体を有する磁気ドラムに磁気ヘッドで磁気潜像を形成
し、現像装置のマグネットロール上に磁気潜像現像トナ
ーを担持させ、この磁気潜像現像トナーで磁気ドラム上
の磁気潜像を顕像とし、この磁気潜像現像トナーの像を
転写材に転写し、転写した磁気潜像現像トナーの像を定
着させて現像を行う磁気印刷装置において、磁気ドラム
上の磁気潜像の最大表面磁束密度が100ないし800
ガウスであり、マグネットロールの最大表面磁束密度が
100ないし800ガウスであり、磁気潜像現像トナー
が結着材と、保磁力が200エルステッド以上である磁
性粉とを必須成分とするものであり、更に、磁気潜像現
像トナーの残留磁化が5emu/g 以上であること、及び磁
気潜像現像トナーの磁性粉の保磁力以上の磁界を表面に
発生して磁気潜像現像トナーを着磁させる着磁装置を、
マグネットロールとは別に現像装置に備えることを特徴
とするものである。
【0015】この場合、着磁装置としては、永久磁石を
用いたもの、電磁石を用いたものいずれでも良い。
用いたもの、電磁石を用いたものいずれでも良い。
【0016】また、着磁装置の表面磁界の大きさは、好
ましくは、磁性粉の保磁力の2倍以上が良い。
ましくは、磁性粉の保磁力の2倍以上が良い。
【0017】次に、本発明で使用する磁気潜像現像トナ
ーについて、詳しく説明する。まず、結着材としては、
従来から磁気潜像現像トナーに使用されている殆どのも
のを使用することができる。 (1)具体的には、スチレン及びその置換体の単独重合
体及びそれらの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)アク
リル酸エステルとの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)
アクリル酸エステルと他のビニル系モノマーとの多元共
重合体樹脂、スチレンと他のビニル系モノマーとのスチ
レン系共重合体樹脂、及び、上記各樹脂の一部を架橋し
たものが使用できる。 (2)更には、ポリメチルメタクリレート、ポリブチル
メタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル樹脂、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸樹脂、フェノー
ル樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、石油樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等が単独あるいは混合
して使用できる。 (3)上記(1),(2)の各樹脂については、磁気潜
像現像トナーの定着方式に応じて、即ち熱定着、圧力定
着、熱圧定着により使用する樹脂を適宜選択する。そし
て、熱圧定着方式においては、スチレン系樹脂に低分子
量のポリオレフィン樹脂等を適宜併用すると良く、圧力
定着方式においては、ポリアミド樹脂、低分子量ポリオ
レフィン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、高
級脂肪酸、ポリエステル樹脂等を単独または混合して使
用すると良い。 (4)上述した結着材は、磁気潜像現像トナー中、20
ないし90重量%の範囲で使用すると、良好な結果が得
られる。
ーについて、詳しく説明する。まず、結着材としては、
従来から磁気潜像現像トナーに使用されている殆どのも
のを使用することができる。 (1)具体的には、スチレン及びその置換体の単独重合
体及びそれらの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)アク
リル酸エステルとの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)
アクリル酸エステルと他のビニル系モノマーとの多元共
重合体樹脂、スチレンと他のビニル系モノマーとのスチ
レン系共重合体樹脂、及び、上記各樹脂の一部を架橋し
たものが使用できる。 (2)更には、ポリメチルメタクリレート、ポリブチル
メタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル樹脂、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹
脂、シリコーン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリ
ビニルアルコール樹脂、ポリアクリル酸樹脂、フェノー
ル樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素樹脂、石油樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂等が単独あるいは混合
して使用できる。 (3)上記(1),(2)の各樹脂については、磁気潜
像現像トナーの定着方式に応じて、即ち熱定着、圧力定
着、熱圧定着により使用する樹脂を適宜選択する。そし
て、熱圧定着方式においては、スチレン系樹脂に低分子
量のポリオレフィン樹脂等を適宜併用すると良く、圧力
定着方式においては、ポリアミド樹脂、低分子量ポリオ
レフィン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、高
級脂肪酸、ポリエステル樹脂等を単独または混合して使
用すると良い。 (4)上述した結着材は、磁気潜像現像トナー中、20
ないし90重量%の範囲で使用すると、良好な結果が得
られる。
【0018】次に、磁性粉としては、強磁性の元素及び
これらの合金や化合物など、磁性材料として知られてい
る物質のうち、保磁力が200エルステッド以上、好ま
しくは300エルステッド以上、特に好ましくは400
エルステッド以上のものであれば何でも良い。 (1)上記磁性材料としては、マグネタイト、ヘマタイ
ト、フェライト等の鉄、コバルト、ニッケル、マンガン
等の合金や化合物;その他の強磁性合金;磁性酸化物な
どがある。 (2)具体的には、保磁力及び残留磁化の高い磁性粉と
して、γ−Fe2O3 、Fe3O4 、Co−FeO2 、Cr
O2 、Fe2N、Baフェライト等があり、商品名として
は関東電化工業社製CJ−3000B(マグネタイ
ト)、Pferrox2228Hc(γ−フェライト)、Pfe
rrico 3570(Co−γフェライト)等が例示でき
る。 (3)これらの磁性粉は、平均粒径5μm以下、好まし
くは1μm以下の微粉末として磁気潜像現像トナー重量
の約10ないし80重量%、好ましくは30ないし60
重量%の割合で添加することにより良好な結果が得られ
る。
これらの合金や化合物など、磁性材料として知られてい
る物質のうち、保磁力が200エルステッド以上、好ま
しくは300エルステッド以上、特に好ましくは400
エルステッド以上のものであれば何でも良い。 (1)上記磁性材料としては、マグネタイト、ヘマタイ
ト、フェライト等の鉄、コバルト、ニッケル、マンガン
等の合金や化合物;その他の強磁性合金;磁性酸化物な
どがある。 (2)具体的には、保磁力及び残留磁化の高い磁性粉と
して、γ−Fe2O3 、Fe3O4 、Co−FeO2 、Cr
O2 、Fe2N、Baフェライト等があり、商品名として
は関東電化工業社製CJ−3000B(マグネタイ
ト)、Pferrox2228Hc(γ−フェライト)、Pfe
rrico 3570(Co−γフェライト)等が例示でき
る。 (3)これらの磁性粉は、平均粒径5μm以下、好まし
くは1μm以下の微粉末として磁気潜像現像トナー重量
の約10ないし80重量%、好ましくは30ないし60
重量%の割合で添加することにより良好な結果が得られ
る。
【0019】次に、着色剤、各種添加剤、外添剤等につ
いて説明する。 (1)着色剤としては、カーボンブラック、スピリット
ブラック、ニグロシン等の黒色染料、顔料を必要に応じ
て使用する。 (2)また、従来から使用されている荷電調整剤、定着
補助剤等を適宜併用しても良い。 (3)更に、磁気潜像現像トナーの流動性の改良、磁気
ドラム等への被膜形成防止等の目的のため、疎水性シリ
カ等の無機微粉末や、ポリフッ化ビニリデン等の有機微
粉末を適宜混合しても良い。
いて説明する。 (1)着色剤としては、カーボンブラック、スピリット
ブラック、ニグロシン等の黒色染料、顔料を必要に応じ
て使用する。 (2)また、従来から使用されている荷電調整剤、定着
補助剤等を適宜併用しても良い。 (3)更に、磁気潜像現像トナーの流動性の改良、磁気
ドラム等への被膜形成防止等の目的のため、疎水性シリ
カ等の無機微粉末や、ポリフッ化ビニリデン等の有機微
粉末を適宜混合しても良い。
【0020】磁気潜像現像トナーの粒径は、一般には2
〜100μm程度であるが、好ましくは約5ないし40
μm程度で用いると良い。
〜100μm程度であるが、好ましくは約5ないし40
μm程度で用いると良い。
【0021】磁気潜像現像トナーは、例えば、配合、前
混合、混練、冷却固化、粗砕、粉砕、分級といった順で
トナーを製造する。しかし、場合に応じて下記のように
する。即ち、結着材と磁性粉を充分予備混合(前混合)
し、混練後の溶融状態で磁性粉の保磁力の2倍以上、好
ましくは3倍以上の磁界を印加して、着磁と同時に磁性
粉を磁力線方向に配列(磁界配向)させ冷却固化後に一
旦消磁させ、これを粉砕、分級したもの、あるいは溶融
混練後の流動状態で機械的に延伸して磁性粉を配向(延
伸配向)させ、冷却固化後、粉砕、分級したものを使用
することが好ましい。このような磁界配列、延伸配向し
た磁気潜像現像トナーを本発明の磁気印刷方法及び磁気
印刷装置に適用することによって、優れた高印字品質を
得ることができる。
混合、混練、冷却固化、粗砕、粉砕、分級といった順で
トナーを製造する。しかし、場合に応じて下記のように
する。即ち、結着材と磁性粉を充分予備混合(前混合)
し、混練後の溶融状態で磁性粉の保磁力の2倍以上、好
ましくは3倍以上の磁界を印加して、着磁と同時に磁性
粉を磁力線方向に配列(磁界配向)させ冷却固化後に一
旦消磁させ、これを粉砕、分級したもの、あるいは溶融
混練後の流動状態で機械的に延伸して磁性粉を配向(延
伸配向)させ、冷却固化後、粉砕、分級したものを使用
することが好ましい。このような磁界配列、延伸配向し
た磁気潜像現像トナーを本発明の磁気印刷方法及び磁気
印刷装置に適用することによって、優れた高印字品質を
得ることができる。
【0022】上述の磁気潜像現像トナーを使用し、本発
明の着磁装置により着磁したトナーをスライドガラス上
に散在させて光学顕微鏡で観察したところ、磁気潜像現
像トナーどうしが互いの着磁による磁気吸引力で引き付
け合い、鎖状構造を形成しており、着磁されていること
が確認できた。
明の着磁装置により着磁したトナーをスライドガラス上
に散在させて光学顕微鏡で観察したところ、磁気潜像現
像トナーどうしが互いの着磁による磁気吸引力で引き付
け合い、鎖状構造を形成しており、着磁されていること
が確認できた。
【0023】着磁した磁気潜像現像トナーは、その磁性
粉の保磁力が200エルステッド以上であり、磁気潜像
現像トナー自身の残留磁化が5emu/g 以上、好ましくは
10emu/g 以上、特に好ましくは20emu/g 以上である
ことから、磁気潜像を現像する際に最大表面磁束密度を
100ないし800ガウスの範囲としたマグネットロー
ルを有する磁気ブラシ現像装置を用いることによって、
充分な長い穂立ちを形成でき、画像部分の光学濃度が均
一で高く、同じく画像部分のエッジがシャープであり、
非画像部分の下地汚れが認められない高品質な画像を得
ることができた。なお、磁気ドラム上の磁気潜像の最大
表面磁束密度は、マグネットロールの表面磁束密度と、
現像ギャップ(磁気ドラムとマグネットロール間のギャ
ップ)と、磁気潜像現像トナーの残留磁化とにより適正
な条件が決まるが、上述した条件の場合は、100ない
し800ガウスの範囲で高品質な画像を得ることができ
る。より詳しく述べると、磁気ドラム上に形成された磁
気潜像の最大表面磁束密度が100ガウス未満では、磁
気潜像現像トナーに対する磁気吸引力が小さくなるた
め、磁気ドラム上で保持されずマグネットロールの磁界
で取り去られ、画像濃度が低下してしまう傾向にある。
逆に、磁気潜像の最大表面磁束密度が800ガウスを超
えると、磁気ドラムに磁気潜像現像トナーが多く付着す
るため、この後の工程である転写、定着において、画像
部分の周辺まで磁気潜像現像トナーが広がってしまう傾
向にある。特に定着工程では、熱エネルギーで磁気潜像
現像トナーを溶融する熱定着方式が多く採用されるか
ら、この場合には溶融した磁気潜像現像トナーが画像周
辺部に移動して記録紙に浸透してしまう傾向にある。い
ずれにしても、画像品質を確保するためには、磁気ドラ
ム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が適切な範囲になく
てはならない。
粉の保磁力が200エルステッド以上であり、磁気潜像
現像トナー自身の残留磁化が5emu/g 以上、好ましくは
10emu/g 以上、特に好ましくは20emu/g 以上である
ことから、磁気潜像を現像する際に最大表面磁束密度を
100ないし800ガウスの範囲としたマグネットロー
ルを有する磁気ブラシ現像装置を用いることによって、
充分な長い穂立ちを形成でき、画像部分の光学濃度が均
一で高く、同じく画像部分のエッジがシャープであり、
非画像部分の下地汚れが認められない高品質な画像を得
ることができた。なお、磁気ドラム上の磁気潜像の最大
表面磁束密度は、マグネットロールの表面磁束密度と、
現像ギャップ(磁気ドラムとマグネットロール間のギャ
ップ)と、磁気潜像現像トナーの残留磁化とにより適正
な条件が決まるが、上述した条件の場合は、100ない
し800ガウスの範囲で高品質な画像を得ることができ
る。より詳しく述べると、磁気ドラム上に形成された磁
気潜像の最大表面磁束密度が100ガウス未満では、磁
気潜像現像トナーに対する磁気吸引力が小さくなるた
め、磁気ドラム上で保持されずマグネットロールの磁界
で取り去られ、画像濃度が低下してしまう傾向にある。
逆に、磁気潜像の最大表面磁束密度が800ガウスを超
えると、磁気ドラムに磁気潜像現像トナーが多く付着す
るため、この後の工程である転写、定着において、画像
部分の周辺まで磁気潜像現像トナーが広がってしまう傾
向にある。特に定着工程では、熱エネルギーで磁気潜像
現像トナーを溶融する熱定着方式が多く採用されるか
ら、この場合には溶融した磁気潜像現像トナーが画像周
辺部に移動して記録紙に浸透してしまう傾向にある。い
ずれにしても、画像品質を確保するためには、磁気ドラ
ム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が適切な範囲になく
てはならない。
【0024】磁性粉の保磁力が200エルステッドより
小さい磁気潜像現像トナー、及び、残留磁化が5emu/g
より小さい磁気潜像現像トナーの場合は、着磁の効果が
認められず穂立ちが短いため、良好な画像品質が得られ
ない。
小さい磁気潜像現像トナー、及び、残留磁化が5emu/g
より小さい磁気潜像現像トナーの場合は、着磁の効果が
認められず穂立ちが短いため、良好な画像品質が得られ
ない。
【0025】また、マグネットロールの最大表面磁束密
度が100ガウスより小さいと、磁気潜像現像トナーが
予め着磁されていても充分な穂立ちが形成できず、トナ
ーの飛散、下地汚れ、濃度むら等が発生する。一方、マ
グネットロールの最大表面磁束密度が800ガウスより
大きいと、画像濃度が極めて低下し、現像がうまく行わ
れない。
度が100ガウスより小さいと、磁気潜像現像トナーが
予め着磁されていても充分な穂立ちが形成できず、トナ
ーの飛散、下地汚れ、濃度むら等が発生する。一方、マ
グネットロールの最大表面磁束密度が800ガウスより
大きいと、画像濃度が極めて低下し、現像がうまく行わ
れない。
【0026】ここで、本発明の磁気印刷装置で磁気潜像
現像を行う場合、磁気潜像現像トナーは静電気の影響を
なくすため、一般には体積固有抵抗が1014Ωcm以下、
好ましくは108 Ωcm以下であるのが良い。もちろん、
転写方法等の制限がある場合は、1014Ωcm以上のもの
でも磁気潜像現像を行うことが不可能ではない。
現像を行う場合、磁気潜像現像トナーは静電気の影響を
なくすため、一般には体積固有抵抗が1014Ωcm以下、
好ましくは108 Ωcm以下であるのが良い。もちろん、
転写方法等の制限がある場合は、1014Ωcm以上のもの
でも磁気潜像現像を行うことが不可能ではない。
【0027】
【作用】上記本発明の磁気印刷方法及び磁気印刷装置を
適用することにより、即ち保磁力が200エルステッド
以上の磁性粉と結着材とを必須成分とする残留磁化が5
emu/g 以上であり、好ましくは磁気配列または延伸配向
された磁気潜像現像トナーを磁気印刷装置内の着磁装置
により磁性粉の保磁力以上、好ましくは2倍以上の磁界
で着磁し、この着磁された磁気潜像現像トナーを用い
て、磁気ドラム上の最大表面磁束密度が100ないし8
00ガウスの磁気潜像を、最大表面磁束密度が100な
いし800ガウスのマグネットロールで現像することに
より、画像部分の光学濃度が高く、非画像部分の下地汚
れがなく、しかも、画像部分の光学濃度に濃淡が生じな
く、従って、磁気潜像に対して忠実な現像である高印字
品質を得ることができる。
適用することにより、即ち保磁力が200エルステッド
以上の磁性粉と結着材とを必須成分とする残留磁化が5
emu/g 以上であり、好ましくは磁気配列または延伸配向
された磁気潜像現像トナーを磁気印刷装置内の着磁装置
により磁性粉の保磁力以上、好ましくは2倍以上の磁界
で着磁し、この着磁された磁気潜像現像トナーを用い
て、磁気ドラム上の最大表面磁束密度が100ないし8
00ガウスの磁気潜像を、最大表面磁束密度が100な
いし800ガウスのマグネットロールで現像することに
より、画像部分の光学濃度が高く、非画像部分の下地汚
れがなく、しかも、画像部分の光学濃度に濃淡が生じな
く、従って、磁気潜像に対して忠実な現像である高印字
品質を得ることができる。
【0028】ところで、特開昭54−158931号公
報には、本発明の磁気印刷装置とは異なる静電潜像現像
方法に用いるための、着磁された静電潜像現像トナーが
開示されている。しかし、この特開昭54−15893
1号公報の現像トナーは、静電潜像現像に用いるもので
あり、良好な現像を行うために、静電潜像現像トナーを
強力に攪拌して充分な帯電を保持できるように、保磁力
の大きな静電潜像現像トナーを開示している。従って、
本発明とは現像方法自体が全く異なっている。
報には、本発明の磁気印刷装置とは異なる静電潜像現像
方法に用いるための、着磁された静電潜像現像トナーが
開示されている。しかし、この特開昭54−15893
1号公報の現像トナーは、静電潜像現像に用いるもので
あり、良好な現像を行うために、静電潜像現像トナーを
強力に攪拌して充分な帯電を保持できるように、保磁力
の大きな静電潜像現像トナーを開示している。従って、
本発明とは現像方法自体が全く異なっている。
【0029】また、特公昭62−48827号公報に
は、磁気潜像現像に使用するための、着磁された磁気潜
像現像トナーが開示されている。しかし、特公昭62−
48827号公報では、光書込による磁気潜像形成方法
を対象としているため、本発明の磁気ヘッドを用いた潜
像形成方法による磁気印刷方法及び装置とは、磁気潜像
の強さ(表面磁束密度)に大きな差異があり、マグネッ
トロールに磁気潜像現像トナーを担持させて現像を行う
本発明には適用できず、充分な現像を行うことができな
い。従って、特公昭62−48827号公報の現像トナ
ーは、本発明とは磁気潜像現像といっても磁気潜像の形
成方法が異なるため、現像に及ぼす作用効果も異なる。
は、磁気潜像現像に使用するための、着磁された磁気潜
像現像トナーが開示されている。しかし、特公昭62−
48827号公報では、光書込による磁気潜像形成方法
を対象としているため、本発明の磁気ヘッドを用いた潜
像形成方法による磁気印刷方法及び装置とは、磁気潜像
の強さ(表面磁束密度)に大きな差異があり、マグネッ
トロールに磁気潜像現像トナーを担持させて現像を行う
本発明には適用できず、充分な現像を行うことができな
い。従って、特公昭62−48827号公報の現像トナ
ーは、本発明とは磁気潜像現像といっても磁気潜像の形
成方法が異なるため、現像に及ぼす作用効果も異なる。
【0030】更に、磁界配列が施された現像トナーとし
ては、特開昭53−107338号公報、特開昭54−
8536号公報あるいは特公昭56−29266号公報
に開示された静電潜像現像トナーがある。しかし、これ
らはいずれも、本発明の対象とする磁気印刷方法及び磁
気印刷装置とは異なる、静電潜像現像方法に用いるもの
であり、また、画像形成における現像処理過程時と転写
処理過程時において、静電潜像現像トナーの磁気抵抗を
磁界配列で調整することを目的としているものである。
従って、上記各公報の静電潜像現像トナーは、本発明と
は現像方法自体が異なる上、磁界配列の目的及び作用効
果を異にしたものである。
ては、特開昭53−107338号公報、特開昭54−
8536号公報あるいは特公昭56−29266号公報
に開示された静電潜像現像トナーがある。しかし、これ
らはいずれも、本発明の対象とする磁気印刷方法及び磁
気印刷装置とは異なる、静電潜像現像方法に用いるもの
であり、また、画像形成における現像処理過程時と転写
処理過程時において、静電潜像現像トナーの磁気抵抗を
磁界配列で調整することを目的としているものである。
従って、上記各公報の静電潜像現像トナーは、本発明と
は現像方法自体が異なる上、磁界配列の目的及び作用効
果を異にしたものである。
【0031】更に、特公昭60−15270号公報に
は、静電潜像の現像や磁気潜像の現像に使用される、磁
化された磁性トナーが開示されている。しかし、この磁
性トナーの目的とするところは、トナーの搬送性及び耐
凝集性の改善に関するものであり、静電潜像現像につい
ては詳しい説明が開示されているものの、磁気潜像現像
については、単に「磁気記録に使用しても問題ない」と
の記載があるだけである。従って、上記特公昭60ー1
5270号公報には、磁気記録方式において磁化された
現象トナーを用いることによって高印字品質を得るとい
う本発明の目的については、何らの記載も示唆もないの
で、結局、本発明とは目的を異にするものであるといえ
る。
は、静電潜像の現像や磁気潜像の現像に使用される、磁
化された磁性トナーが開示されている。しかし、この磁
性トナーの目的とするところは、トナーの搬送性及び耐
凝集性の改善に関するものであり、静電潜像現像につい
ては詳しい説明が開示されているものの、磁気潜像現像
については、単に「磁気記録に使用しても問題ない」と
の記載があるだけである。従って、上記特公昭60ー1
5270号公報には、磁気記録方式において磁化された
現象トナーを用いることによって高印字品質を得るとい
う本発明の目的については、何らの記載も示唆もないの
で、結局、本発明とは目的を異にするものであるといえ
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の磁気印刷方法及び磁気印刷装
置の実施例を図面に基づいて説明する。
置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0033】〔装置構成例〕図1から図5を参照して、
本発明の磁気印刷装置の例を説明する。図1は装置の断
面構造を示し、磁気潜像形成器である磁気ヘッド3が磁
気ドラム1との相対移動により磁気ドラム1上の磁気記
録媒体に磁気潜像を形成する。磁気潜像を形成された磁
気ドラム1は回転移動し、現像装置4まで移動すると、
着磁された磁気潜像現像トナー9が磁気潜像に吸着す
る。この現像装置4は未着磁の磁気潜像現像トナー42
を着磁する着磁用ロール43を備えている。以下、現像
装置4の機構を説明する。
本発明の磁気印刷装置の例を説明する。図1は装置の断
面構造を示し、磁気潜像形成器である磁気ヘッド3が磁
気ドラム1との相対移動により磁気ドラム1上の磁気記
録媒体に磁気潜像を形成する。磁気潜像を形成された磁
気ドラム1は回転移動し、現像装置4まで移動すると、
着磁された磁気潜像現像トナー9が磁気潜像に吸着す
る。この現像装置4は未着磁の磁気潜像現像トナー42
を着磁する着磁用ロール43を備えている。以下、現像
装置4の機構を説明する。
【0034】現像装置4にはトナーホッパ内で着磁前の
磁気潜像現像トナー42を磁気吸収する着磁用ロール4
3がある。この着磁用ロール43はその表面磁界の大き
さが500ガウス以上、好ましくは1000ガウス以上
のものである。この場合、未着磁の磁気潜像現像トナー
42に含有される磁性粉の保磁力は200エルステッド
以上ではあるが、最大では通常500エルステッド以下
であるため、着磁用ロール43の磁界によって未着磁の
磁気潜像現像トナー42が確実に着磁される。そこで、
着磁用ロール43は磁気潜像現像トナー42を吸引した
まま回転し、ブレード44によりかき落されたものが着
磁された磁気潜像現像トナー9となる。
磁気潜像現像トナー42を磁気吸収する着磁用ロール4
3がある。この着磁用ロール43はその表面磁界の大き
さが500ガウス以上、好ましくは1000ガウス以上
のものである。この場合、未着磁の磁気潜像現像トナー
42に含有される磁性粉の保磁力は200エルステッド
以上ではあるが、最大では通常500エルステッド以下
であるため、着磁用ロール43の磁界によって未着磁の
磁気潜像現像トナー42が確実に着磁される。そこで、
着磁用ロール43は磁気潜像現像トナー42を吸引した
まま回転し、ブレード44によりかき落されたものが着
磁された磁気潜像現像トナー9となる。
【0035】この磁気潜像現像トナー9は、マグネット
ロール41に吸引され、ドクターブレード10で長さ規
制されて磁気ブラシを形成し、このまま搬送されて磁気
ドラム1上の磁気潜像に接触、吸着して現像工程が終了
する。
ロール41に吸引され、ドクターブレード10で長さ規
制されて磁気ブラシを形成し、このまま搬送されて磁気
ドラム1上の磁気潜像に接触、吸着して現像工程が終了
する。
【0036】現像工程が終了した磁気ドラム1は更に回
転移動し、転写工程にはいる。転写工程では、転写ロー
ラ5が加圧し、転写材8に磁気潜像現像トナー9が磁気
ドラム1から移行される。移行されたトナー9は転写材
8に定着装置6で定着される。一方、転写工程が終了し
た磁気ドラム1は、回転移動を続け、残留トナーをクリ
ーニング装置7でかきおとし、消磁器2で磁気潜像を消
去する。これにより印刷工程が終了するが、同一の印刷
物を得る場合には磁気潜像を消去せず、再度直接現像工
程から開始することで可能になる。
転移動し、転写工程にはいる。転写工程では、転写ロー
ラ5が加圧し、転写材8に磁気潜像現像トナー9が磁気
ドラム1から移行される。移行されたトナー9は転写材
8に定着装置6で定着される。一方、転写工程が終了し
た磁気ドラム1は、回転移動を続け、残留トナーをクリ
ーニング装置7でかきおとし、消磁器2で磁気潜像を消
去する。これにより印刷工程が終了するが、同一の印刷
物を得る場合には磁気潜像を消去せず、再度直接現像工
程から開始することで可能になる。
【0037】図2、図3を参照して現像工程を説明す
る。図2は、着磁用ロール43で着磁された磁気潜像現
像トナー9による現像工程における作用効果を説明する
ための原理図である。
る。図2は、着磁用ロール43で着磁された磁気潜像現
像トナー9による現像工程における作用効果を説明する
ための原理図である。
【0038】図2において、磁気ドラム1は、主にアル
ミニウム等でできたドラム11と記録媒体に形成された
磁気潜像12からなる。現像工程では、磁気潜像12に
対してマグネットロール41が適当な現像ギャップだけ
離れて配置される。マグネットロール41は、主にスリ
ーブ411とマグネット412から成り、各々が独立に
回転可能である。磁気潜像現像トナー9が現像装置4の
中で供給され、マグネットロール41の表面にくると、
磁気潜像現像トナー9同志がマグネット412の磁束に
沿って連なり穂立ち状態を形成する。マグネット412
のN極からでた磁束は両隣のS極に向かって分かれてい
る。磁極の中心付近は磁束密度が高い為、磁気潜像現像
トナーの穂立ちも多く、マグネットロール41のほぼ半
径方向に伸びている。磁極の間では磁束密度も低い為、
磁気潜像現像トナー9の穂立ちも少なく、マグネットロ
ール41のほぼ円周方向に伸びている。
ミニウム等でできたドラム11と記録媒体に形成された
磁気潜像12からなる。現像工程では、磁気潜像12に
対してマグネットロール41が適当な現像ギャップだけ
離れて配置される。マグネットロール41は、主にスリ
ーブ411とマグネット412から成り、各々が独立に
回転可能である。磁気潜像現像トナー9が現像装置4の
中で供給され、マグネットロール41の表面にくると、
磁気潜像現像トナー9同志がマグネット412の磁束に
沿って連なり穂立ち状態を形成する。マグネット412
のN極からでた磁束は両隣のS極に向かって分かれてい
る。磁極の中心付近は磁束密度が高い為、磁気潜像現像
トナーの穂立ちも多く、マグネットロール41のほぼ半
径方向に伸びている。磁極の間では磁束密度も低い為、
磁気潜像現像トナー9の穂立ちも少なく、マグネットロ
ール41のほぼ円周方向に伸びている。
【0039】磁気潜像現像トナー9は、着磁用ロール4
3により着磁されている為、磁化方向に異方性を持って
いると同時に磁気的なエネルギーを持っており、穂立ち
状態を形成した時に異方性のある方向が磁束の方向に沿
う為、磁気潜像現像トナー9同士の磁気的吸引力がより
強固になる。以上のことから、マグネットロール41上
にできる磁気潜像現像トナー9の穂立ちは、着磁用ロー
ル43が無い従来のそれに比べ切れ難くなっている。
3により着磁されている為、磁化方向に異方性を持って
いると同時に磁気的なエネルギーを持っており、穂立ち
状態を形成した時に異方性のある方向が磁束の方向に沿
う為、磁気潜像現像トナー9同士の磁気的吸引力がより
強固になる。以上のことから、マグネットロール41上
にできる磁気潜像現像トナー9の穂立ちは、着磁用ロー
ル43が無い従来のそれに比べ切れ難くなっている。
【0040】一方、磁気潜像12から漏れる磁束の密度
は、隣接する磁気潜像間の境界部が最も高く、磁気潜像
12の中央部が最も低い。現象のメカニズムは、先ず磁
気潜像現像トナー9の穂立ち先端部が磁気潜像12に近
接する。次に、磁気密度の高い磁気潜像間の境界部に吸
引されるものの、磁気潜像現像トナー9同士の磁気吸引
力が強い為、穂立ちは切れずに連なったままになる。磁
気ドラム1とマグネットロール41は相対運動をしてお
り、磁気潜像12の他方の境界部の磁気的力で吸引さ
れ、磁気潜像現像トナー9同士の磁気的力より優ると穂
立ちは切れてしまい、磁気潜像12上に磁気潜像現像ト
ナー9の薄層が形成されることになる。従来の未着磁の
磁気潜像現像トナーに比べ、磁気潜像現像トナー9の連
なった状態における磁気抵抗が小さく、磁気潜像12か
らの漏れ磁束が有効に作用し、磁気潜像現像トナー9の
薄層が強固に形成され、中抜け等が起きにくく飛び散り
が少ない。更に、非画像部分で磁気潜像現像トナー9の
連なりが切れにくく、下地汚れが生じ難い。
は、隣接する磁気潜像間の境界部が最も高く、磁気潜像
12の中央部が最も低い。現象のメカニズムは、先ず磁
気潜像現像トナー9の穂立ち先端部が磁気潜像12に近
接する。次に、磁気密度の高い磁気潜像間の境界部に吸
引されるものの、磁気潜像現像トナー9同士の磁気吸引
力が強い為、穂立ちは切れずに連なったままになる。磁
気ドラム1とマグネットロール41は相対運動をしてお
り、磁気潜像12の他方の境界部の磁気的力で吸引さ
れ、磁気潜像現像トナー9同士の磁気的力より優ると穂
立ちは切れてしまい、磁気潜像12上に磁気潜像現像ト
ナー9の薄層が形成されることになる。従来の未着磁の
磁気潜像現像トナーに比べ、磁気潜像現像トナー9の連
なった状態における磁気抵抗が小さく、磁気潜像12か
らの漏れ磁束が有効に作用し、磁気潜像現像トナー9の
薄層が強固に形成され、中抜け等が起きにくく飛び散り
が少ない。更に、非画像部分で磁気潜像現像トナー9の
連なりが切れにくく、下地汚れが生じ難い。
【0041】次に、磁気潜像現像トナー9の一例につい
て、図3を参照して説明する。図3の磁気潜像現像トナ
ー9は、磁気潜像現像トナーの溶融状態に於いて磁性粉
の保磁力の2倍以上の磁界を印加して磁界配列し、冷却
固化後に消磁されたもの、あるいは、溶融混練後の流動
状態で延伸配向させ、冷却固化後に、粉砕、分級したも
のである。このように磁界配列、または延伸配向し、且
つ着磁用ロール43で着磁された磁気潜像現像トナー9
は、強い磁気異方性を有することにより、より大きな帯
磁性を示す。よって、本発明において画像部分の光学濃
度が高く、非画像部分の下地汚れがなく、しかも画像部
分の光学濃度に濃淡が生じない高品質の画像が得られ
る。92は結着材である。
て、図3を参照して説明する。図3の磁気潜像現像トナ
ー9は、磁気潜像現像トナーの溶融状態に於いて磁性粉
の保磁力の2倍以上の磁界を印加して磁界配列し、冷却
固化後に消磁されたもの、あるいは、溶融混練後の流動
状態で延伸配向させ、冷却固化後に、粉砕、分級したも
のである。このように磁界配列、または延伸配向し、且
つ着磁用ロール43で着磁された磁気潜像現像トナー9
は、強い磁気異方性を有することにより、より大きな帯
磁性を示す。よって、本発明において画像部分の光学濃
度が高く、非画像部分の下地汚れがなく、しかも画像部
分の光学濃度に濃淡が生じない高品質の画像が得られ
る。92は結着材である。
【0042】なお、説明を明確にするため、本発明にお
いては、(i)トナーの溶融(流動)状態において磁界
を印加して、磁性粉の分布に方向性をもたせたものを配
列と表現し、(ii)トナーの溶融(流動)状態において
機械的に延伸して、磁性粉の分布に方向性をもたせたも
のを配列と表現している。図3の模式図では、配列の場
合も配向の場合も同じように示しているが、磁界を印加
した配列の方が延伸配向に比べ、磁性粉が列状に分布す
る傾向にあることが予想される。
いては、(i)トナーの溶融(流動)状態において磁界
を印加して、磁性粉の分布に方向性をもたせたものを配
列と表現し、(ii)トナーの溶融(流動)状態において
機械的に延伸して、磁性粉の分布に方向性をもたせたも
のを配列と表現している。図3の模式図では、配列の場
合も配向の場合も同じように示しているが、磁界を印加
した配列の方が延伸配向に比べ、磁性粉が列状に分布す
る傾向にあることが予想される。
【0043】ここで、磁気潜像の形成方法としては、図
4(a)に示す水平(面内)磁気記録方法、図4(b)
に示す垂直磁気記録方法いずれでも良い。水平磁気記録
の場合は、例えば磁気ドラム1にはアルミニウムドラム
11上に、磁気記録媒体13としてNi−P層14、C
o−Ni−P層15及びNi−P層16が形成される。
垂直磁気記録の場合は、例えば磁気ドラム1にはアルミ
ニウムドラム11上に、磁気記録媒体13として、Ni
−P層17、Co−Ni−P層18、Fe層19が形成
される。図4中、31はコア、32はコイル、33は磁
路を示す。
4(a)に示す水平(面内)磁気記録方法、図4(b)
に示す垂直磁気記録方法いずれでも良い。水平磁気記録
の場合は、例えば磁気ドラム1にはアルミニウムドラム
11上に、磁気記録媒体13としてNi−P層14、C
o−Ni−P層15及びNi−P層16が形成される。
垂直磁気記録の場合は、例えば磁気ドラム1にはアルミ
ニウムドラム11上に、磁気記録媒体13として、Ni
−P層17、Co−Ni−P層18、Fe層19が形成
される。図4中、31はコア、32はコイル、33は磁
路を示す。
【0044】次に、着磁用ロール43としては、図5
(a)〜(d)に示すもの等、種々のものが考えられ
る。図5(a)に示す着磁用ロール43は、ロール自体
が円筒状永久磁石となったものであり、図5(b)に示
す着磁用ロール43は、金属円筒431の内部に永久磁
石432を配置したものであり、いずれの場合も永久磁
石の材質としては、フェライト,アルニコ,コバルト−
鉄系、Pr−Fe系、Sm−Co系、Nd−Fe系等種
々使用できる。一方、図5(c)に示す着磁用ロール4
3は、金属円筒433の内部に電磁石434を配置し、
金属円筒433と電磁石434を共に回転させるように
構成したものである。図5(d)に示す着磁用ロール4
3は、金属円筒435の内部に電磁石436を配置し、
金属円筒435のみを回転させ、電磁石436は固定し
た構造のものである。なお、437はコイル、438は
ヨークを示す。
(a)〜(d)に示すもの等、種々のものが考えられ
る。図5(a)に示す着磁用ロール43は、ロール自体
が円筒状永久磁石となったものであり、図5(b)に示
す着磁用ロール43は、金属円筒431の内部に永久磁
石432を配置したものであり、いずれの場合も永久磁
石の材質としては、フェライト,アルニコ,コバルト−
鉄系、Pr−Fe系、Sm−Co系、Nd−Fe系等種
々使用できる。一方、図5(c)に示す着磁用ロール4
3は、金属円筒433の内部に電磁石434を配置し、
金属円筒433と電磁石434を共に回転させるように
構成したものである。図5(d)に示す着磁用ロール4
3は、金属円筒435の内部に電磁石436を配置し、
金属円筒435のみを回転させ、電磁石436は固定し
た構造のものである。なお、437はコイル、438は
ヨークを示す。
【0045】以下、本発明を実施例とその比較例により
具体的に説明する。但し、これ等は本発明を何等限定す
るものではない。
具体的に説明する。但し、これ等は本発明を何等限定す
るものではない。
【0046】〔実施例1〕スチレンブチルアクリレート
共重合体(商品名:ハイマーUNI−3000W、三洋
化成社製)34重量部;低分子量ポリプロピレンワック
ス(商品名:ビスコール550P、三洋化成社製)2重
量部;カーボン(商品名:ケッチェンブラックEC、ケ
ッチェンブラックインターナショナル社製)4重量部;
磁性粉(商品名:CJ−3000B、関東電化工業社
製、保磁力420エルステッド)60重量部を、スーパ
ーミキサーで充分予備混合し、二軸押し出し機により溶
融混練した。冷却固化後、ジェット粉砕機により微粉砕
し、風力分級機で分級し、5〜20μm(平均粒子径1
0μm)の微粉末とした。尚、流動性向上剤として、疎
水性シリカ(アエロジルR972)を0.3重量%添加
した。得られた磁気潜像現像トナーを表面磁界が200
0エルステッドの着磁用ロール43で着磁処理を行い磁
気潜像現像トナー#1を得た。この磁気潜像現像トナー
#1の保磁力は350エルステッド、残留磁化は20em
u/g であった。この磁気潜像現像トナー#1を用いて現
像を行った。 〔現像条件〕 (1)磁気潜像の条件 記録媒体:Co−Ni−P、保磁力600エルステッ
ド、厚さ2μm 磁気ヘッド:水平記録型リング状コア、ギャップ長10
μm スペーシング:記録媒体の保護層を含め1μm (2)現像の条件 着磁用ロール:表面磁界2000エルステッド マグネットロール:最大表面磁束密度200ガウス、8
極 スリーブ回転数:250rpm マグネット回転数:200rpm 現像ギャップ:0.55mm ドクターブレードギャップ:0.50mm 〔評価〕上記現像条件での評価の結果、表1に示す如
く、画像部の光学濃度が高く、画像部のエッジがシャー
プであり、非画像部の下地汚れが認められない高品質な
画像が得られた。但し、画像評価値A〜Eは下記の通り
とする。 A:画像濃度が高く、画像部のエッジがシャープであ
り、非画像部の汚れがない高品質な画像 B:画像濃度が高く、非画像部の汚れが少ない良好な画
像 C:問題のない良い画像 D:画像濃度が低く、非画像部の汚れが多い画像 E:画像濃度が極めて低く、非画像部の汚れが多い貧弱
な画像 〔保磁力及び残留磁化の測定〕振動試料型磁化測定器
(東英工業(株)製、型格VSM−3)を用い、±50
00エルステッドの磁界で測定した。
共重合体(商品名:ハイマーUNI−3000W、三洋
化成社製)34重量部;低分子量ポリプロピレンワック
ス(商品名:ビスコール550P、三洋化成社製)2重
量部;カーボン(商品名:ケッチェンブラックEC、ケ
ッチェンブラックインターナショナル社製)4重量部;
磁性粉(商品名:CJ−3000B、関東電化工業社
製、保磁力420エルステッド)60重量部を、スーパ
ーミキサーで充分予備混合し、二軸押し出し機により溶
融混練した。冷却固化後、ジェット粉砕機により微粉砕
し、風力分級機で分級し、5〜20μm(平均粒子径1
0μm)の微粉末とした。尚、流動性向上剤として、疎
水性シリカ(アエロジルR972)を0.3重量%添加
した。得られた磁気潜像現像トナーを表面磁界が200
0エルステッドの着磁用ロール43で着磁処理を行い磁
気潜像現像トナー#1を得た。この磁気潜像現像トナー
#1の保磁力は350エルステッド、残留磁化は20em
u/g であった。この磁気潜像現像トナー#1を用いて現
像を行った。 〔現像条件〕 (1)磁気潜像の条件 記録媒体:Co−Ni−P、保磁力600エルステッ
ド、厚さ2μm 磁気ヘッド:水平記録型リング状コア、ギャップ長10
μm スペーシング:記録媒体の保護層を含め1μm (2)現像の条件 着磁用ロール:表面磁界2000エルステッド マグネットロール:最大表面磁束密度200ガウス、8
極 スリーブ回転数:250rpm マグネット回転数:200rpm 現像ギャップ:0.55mm ドクターブレードギャップ:0.50mm 〔評価〕上記現像条件での評価の結果、表1に示す如
く、画像部の光学濃度が高く、画像部のエッジがシャー
プであり、非画像部の下地汚れが認められない高品質な
画像が得られた。但し、画像評価値A〜Eは下記の通り
とする。 A:画像濃度が高く、画像部のエッジがシャープであ
り、非画像部の汚れがない高品質な画像 B:画像濃度が高く、非画像部の汚れが少ない良好な画
像 C:問題のない良い画像 D:画像濃度が低く、非画像部の汚れが多い画像 E:画像濃度が極めて低く、非画像部の汚れが多い貧弱
な画像 〔保磁力及び残留磁化の測定〕振動試料型磁化測定器
(東英工業(株)製、型格VSM−3)を用い、±50
00エルステッドの磁界で測定した。
【0047】
【表1】
【0048】〔実施例2,3〕磁性粉としてCJ−30
00Bに変えて、Pferrox 2228Hc(関東電化工業
社扱い、保磁力340エルステッド)、Pferrico357
0(関東電化工業社扱い、保磁力620エルステッド)
とした他は実施例1と同様に現像し、磁気潜像現像トナ
ー#2,#3を評価した。その結果、表1に示す如く、
画像部の光学濃度が高く非画像部の下地汚れが認められ
ない高品質な画像が得られた。 〔実施例4,5,6〕実施例1の結着材(樹脂)を64
重量部、磁性粉を30重量部とした他は実施例1〜3と
同様にした磁気潜像現像トナー#4〜#6で現像し評価
した。その結果、表1に示す如く、良好な画像が得られ
た。 〔実施例7〜12〕実施例1〜6において、表面磁界が
1000エルステッドの着磁用ロール43で磁界を印加
し着磁した場合の評価を表1に示す。 〔実施例13,14〕実施例1,2において、表面磁界
が500エルステッドの着磁用ロール43で磁界を印加
し着磁した場合の評価を表1に示す。
00Bに変えて、Pferrox 2228Hc(関東電化工業
社扱い、保磁力340エルステッド)、Pferrico357
0(関東電化工業社扱い、保磁力620エルステッド)
とした他は実施例1と同様に現像し、磁気潜像現像トナ
ー#2,#3を評価した。その結果、表1に示す如く、
画像部の光学濃度が高く非画像部の下地汚れが認められ
ない高品質な画像が得られた。 〔実施例4,5,6〕実施例1の結着材(樹脂)を64
重量部、磁性粉を30重量部とした他は実施例1〜3と
同様にした磁気潜像現像トナー#4〜#6で現像し評価
した。その結果、表1に示す如く、良好な画像が得られ
た。 〔実施例7〜12〕実施例1〜6において、表面磁界が
1000エルステッドの着磁用ロール43で磁界を印加
し着磁した場合の評価を表1に示す。 〔実施例13,14〕実施例1,2において、表面磁界
が500エルステッドの着磁用ロール43で磁界を印加
し着磁した場合の評価を表1に示す。
【0049】上記各実施例に対し、比較例として、着磁
用ロール43がなく、着磁処理を行なわずに現像した。 〔比較例1〜6〕実施例1〜6において、着磁処理を行
わなかった場合の比較トナー#1〜#6を用いた場合の
評価結果を表1に示す。
用ロール43がなく、着磁処理を行なわずに現像した。 〔比較例1〜6〕実施例1〜6において、着磁処理を行
わなかった場合の比較トナー#1〜#6を用いた場合の
評価結果を表1に示す。
【0050】〔比較例7,8〕磁性粉としてCJ−30
00Bに変えて、KBC−100(関東電化工業社製、
保磁力80エルステッド)、KBI−20V(関東電化
工業社製、保磁力170エルステッド)とした他は実施
例1と同様に着磁処理した比較トナー#7,#8で現像
し評価した。その評価結果を表2に示す。 〔比較例9,10〕磁性粉としてCJ−3000Bに変
えて、KBC−100(関東電化工業社製、保磁力80
エルステッド)、KBI−20V(関東電化工業社製、
保磁力170エルステッド)とした他は実施例4と同様
にし、比較例7,8の磁性粉量を半分にしたものの、比
較トナー#9,#10を評価した。その評価結果を表2
に示す。
00Bに変えて、KBC−100(関東電化工業社製、
保磁力80エルステッド)、KBI−20V(関東電化
工業社製、保磁力170エルステッド)とした他は実施
例1と同様に着磁処理した比較トナー#7,#8で現像
し評価した。その評価結果を表2に示す。 〔比較例9,10〕磁性粉としてCJ−3000Bに変
えて、KBC−100(関東電化工業社製、保磁力80
エルステッド)、KBI−20V(関東電化工業社製、
保磁力170エルステッド)とした他は実施例4と同様
にし、比較例7,8の磁性粉量を半分にしたものの、比
較トナー#9,#10を評価した。その評価結果を表2
に示す。
【0051】
【表2】
【0052】〔実施例15,16,17〕実施例1で得
た磁気潜像現像トナー#1をマグネットロールの最大表
面磁束密度を100ガウス、400ガウス、800ガウ
スとして評価した。その評価の結果、表3に示す如く、
良好な画像が得られた。 〔比較例11,12〕実施例1で得た磁気潜像現像トナ
ー#1をマグネットロールの最大表面磁束密度を50ガ
ウス、900ガウスとして評価した。その結果、表3に
示す如く、最大表面磁束密度50ガウスでは、磁気潜像
現像トナーの飛散、穂立ち不良、下地汚れ、温度ムラが
発生し、最大表面磁束密度900ガウスでは、画像濃度
の低い結果となった。
た磁気潜像現像トナー#1をマグネットロールの最大表
面磁束密度を100ガウス、400ガウス、800ガウ
スとして評価した。その評価の結果、表3に示す如く、
良好な画像が得られた。 〔比較例11,12〕実施例1で得た磁気潜像現像トナ
ー#1をマグネットロールの最大表面磁束密度を50ガ
ウス、900ガウスとして評価した。その結果、表3に
示す如く、最大表面磁束密度50ガウスでは、磁気潜像
現像トナーの飛散、穂立ち不良、下地汚れ、温度ムラが
発生し、最大表面磁束密度900ガウスでは、画像濃度
の低い結果となった。
【0053】
【表3】
【0054】次に、着磁だけでなく、配列させた磁気潜
像現像トナーに対する評価について記載する。但し、現
像条件、測定方法、評価方法は、前記の実施例1と同様
な方法であった。
像現像トナーに対する評価について記載する。但し、現
像条件、測定方法、評価方法は、前記の実施例1と同様
な方法であった。
【0055】〔実施例18〜21〕実施例7,8及び1
0,11と同じ材料を使用し、スーパーミキサーで充分
混合し、二軸押し出し機により溶融混練後、溶融状態で
1000エルステッドの磁界中(内径38mm、長さ10
0mm、324ターン、28A)を通して印加し着磁、配
列を行い、冷却固化した。これを従来周知の方法で消磁
した後、ジェット粉砕機により微粉砕し、風力分級機で
分級し、5〜20μm(平均粒子径10μm)の微粉末
とした。尚、流動性向上剤として、疎水性シリカ(アエ
ロジルR972)を0.3重量%添加した。得られた磁
気潜像現像トナーを表面磁界が1000エルステッドの
着磁用ロール43で着磁処理を行い磁気潜像現像トナー
#18〜#21を得た。実施例18〜21で得た磁気潜
像現像トナーについて、実施例1と同様に画像評価を行
った。この評価の結果、表には示さないが、高品質の画
像が得られた。
0,11と同じ材料を使用し、スーパーミキサーで充分
混合し、二軸押し出し機により溶融混練後、溶融状態で
1000エルステッドの磁界中(内径38mm、長さ10
0mm、324ターン、28A)を通して印加し着磁、配
列を行い、冷却固化した。これを従来周知の方法で消磁
した後、ジェット粉砕機により微粉砕し、風力分級機で
分級し、5〜20μm(平均粒子径10μm)の微粉末
とした。尚、流動性向上剤として、疎水性シリカ(アエ
ロジルR972)を0.3重量%添加した。得られた磁
気潜像現像トナーを表面磁界が1000エルステッドの
着磁用ロール43で着磁処理を行い磁気潜像現像トナー
#18〜#21を得た。実施例18〜21で得た磁気潜
像現像トナーについて、実施例1と同様に画像評価を行
った。この評価の結果、表には示さないが、高品質の画
像が得られた。
【0056】〔実施例22〕ポリアミド樹脂(商品名:
ポリマイドS−40E、三洋化成社製)40重量部、磁
性粉(商品名:CJ−3000B、関東電化工業社製、
保磁力420エルステッド)60重量部をスーパーミキ
サーで十分予備混合し、二軸押し出し機(混練物排出口
10mm)により溶融混練後、流動状態で混練物を糸状に
巻取った。この糸状混練物とスチールボールをV型ブレ
ンダーに投入し、粗砕後、目開き2mmメッシュを通過さ
せて線径2mmの針状混練物を得た。これをジェット粉砕
機により微粉砕し、風力分級機で分級し、10〜40μ
m(平均粒子径20μm)の微粉末とした。流動性向上
剤として疏水性シリカ(アエロジルR972)を0.2
重量部添加し、延伸配向したトナー#22を得た。この
トナー#22の保磁力は350エルステッド、残留磁化
は20emu/g であった。この磁気潜像現像トナー#22
について、実施例1と同様に着磁用ロール43で着磁
し、画像評価を行った。この結果、表には示さないが、
高品質の画像が得られた。
ポリマイドS−40E、三洋化成社製)40重量部、磁
性粉(商品名:CJ−3000B、関東電化工業社製、
保磁力420エルステッド)60重量部をスーパーミキ
サーで十分予備混合し、二軸押し出し機(混練物排出口
10mm)により溶融混練後、流動状態で混練物を糸状に
巻取った。この糸状混練物とスチールボールをV型ブレ
ンダーに投入し、粗砕後、目開き2mmメッシュを通過さ
せて線径2mmの針状混練物を得た。これをジェット粉砕
機により微粉砕し、風力分級機で分級し、10〜40μ
m(平均粒子径20μm)の微粉末とした。流動性向上
剤として疏水性シリカ(アエロジルR972)を0.2
重量部添加し、延伸配向したトナー#22を得た。この
トナー#22の保磁力は350エルステッド、残留磁化
は20emu/g であった。この磁気潜像現像トナー#22
について、実施例1と同様に着磁用ロール43で着磁
し、画像評価を行った。この結果、表には示さないが、
高品質の画像が得られた。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、画像部分の光学濃度が
高く、非画像部分の下地汚れがなく、更に、画像部分に
濃淡(印字むら)が少ない、磁気潜像に忠実な高印字品
質の画像が得られる。
高く、非画像部分の下地汚れがなく、更に、画像部分に
濃淡(印字むら)が少ない、磁気潜像に忠実な高印字品
質の画像が得られる。
【図1】磁気印刷装置の構成例を示す図。
【図2】本発明の磁気印刷装置による現像工程に於ける
作用効果を説明するための原理を示す図。
作用効果を説明するための原理を示す図。
【図3】磁気潜像現像トナーの断面の例を示す模式図。
【図4】磁気潜像形成用磁気ヘッドと磁気ドラムの例を
示す図。
示す図。
【図5】着磁用ロールの例を示す図。
1 磁気ドラム 2 消磁器 3 磁気ヘッド 4 現像装置 5 転写ローラ 6 定着装置 7 クリーニング装置 8 転写材 9 着磁された磁気潜像現像トナー 10 ドクターブレード 11 ドラム 12 磁気潜像 13 磁気記録媒体 41 マグネットロール 42 着磁前の磁気潜像現像トナー 43 着磁用ロール 44 ブレード 91 磁性粉 92 結着材 411 スリーブ 412 マグネット 432 永久磁石 434 電磁石 436 電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 哲司 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 本田 和夫 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 サカタインクス株式会社内 (72)発明者 石川 裕之 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 サカタインクス株式会社内 (72)発明者 荒井 清 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 サカタインクス株式会社内 (72)発明者 鈴木 博明 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目23番37号 サカタインクス株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気記録媒体を有する磁気ドラムに磁気
ヘッドで磁気潜像を形成し、現像装置のマグネットロー
ル上に磁気潜像現像トナーを担持させ、この磁気潜像現
像トナーで磁気ドラム上の磁気潜像を顕像とし、この磁
気潜像現像トナーの像を転写材に転写し、転写した磁気
潜像現像トナーの像を定着させて現像を行う磁気印刷方
法において、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密
度が100ないし800ガウスであり、マグネットロー
ルの最大表面磁束密度が100ないし800ガウスであ
り、結着材と、保磁力が200エルステッド以上である
磁性粉とを必須成分とし、更に、残留磁化が5emu/g 以
上である磁気潜像現像トナーを使用し、現像装置のマグ
ネットロールとは別の磁気印刷装置内に設置した着磁装
置により、磁気潜像現像トナーを磁性粉の保磁力以上の
磁界で着磁することを特徴とする磁気印刷方法。 - 【請求項2】 磁気潜像現像トナーは、溶融状態におい
て磁性粉の保磁力の2倍以上の磁界で着磁されると同時
に磁性粉を配列され、冷却固化後に消磁されたものであ
ることを特徴とする請求項1記載の磁気印刷方法。 - 【請求項3】 磁気潜像現像トナーは、溶融混練後の流
動状態で機械的に延伸して磁性粉を配向され、冷却固化
後に粉砕、分級されたものであることを特徴とする請求
項1記載の磁気印刷方法。 - 【請求項4】 磁気記録媒体を有する磁気ドラムに磁気
ヘッドで磁気潜像を形成し、現像装置のマグネットロー
ル上に磁気潜像現像トナーを担持させ、この磁気潜像現
像トナーで磁気ドラム上の磁気潜像を顕像とし、この磁
気潜像現像トナーの像を転写材に転写し、転写した磁気
潜像現像トナーの像を定着させて現像を行う磁気印刷装
置において、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密
度が100ないし800ガウスであり、マグネットロー
ルの最大表面磁束密度が100ないし800ガウスであ
り、磁気潜像現像トナーが結着材と、保磁力が200エ
ルステッド以上である磁性粉とを必須成分とするもので
あり、更に、磁気潜像現像トナーの残留磁化が5emu/g
以上であること、及び磁気潜像現像トナーの磁性粉の保
磁力以上の磁界を表面に発生して磁気潜像現像トナーを
着磁させる着磁装置を、マグネットロールとは別に現像
装置に備えることを特徴とする磁気印刷装置。 - 【請求項5】 着磁装置が永久磁石を有することを特徴
とする請求項4記載の磁気印刷装置。 - 【請求項6】 着磁装置が電磁石を有することを特徴と
する請求項4記載の磁気印刷装置。 - 【請求項7】 着磁装置の表面磁界が磁性粉の保磁力の
2倍以上であることを特徴とする請求項4記載の磁気印
刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7730592A JPH05281879A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気印刷方法及び磁気印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7730592A JPH05281879A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気印刷方法及び磁気印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281879A true JPH05281879A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13630203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7730592A Withdrawn JPH05281879A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気印刷方法及び磁気印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281879A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009143109A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP7730592A patent/JPH05281879A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009143109A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0352870B2 (ja) | ||
| JP2002304057A (ja) | 磁気トナー用現像装置および磁気装荷の低減されたトナー | |
| CN1119712C (zh) | 图像形成装置 | |
| US5395717A (en) | Developer for developing latent electrostatic images and method of forming images by using the developer | |
| JPH0629991B2 (ja) | 電子写真用磁性現像剤 | |
| US6134413A (en) | Carrier for magnetic developer and method of electrophotographically forming visual image | |
| JP3333260B2 (ja) | 磁性キャリヤー粒子 | |
| US5571987A (en) | Developing apparatus using magnetic developing poles having the same polarity | |
| JP3009576B2 (ja) | 二成分系現像剤およびそれを使用した画像形成方法 | |
| JPH05281880A (ja) | 磁気潜像現像方法及びそれに用いる磁気潜像現像トナー | |
| JPH064008A (ja) | 磁気印刷装置 | |
| US5547795A (en) | Magnetic carrier for developer | |
| JPS6342778B2 (ja) | ||
| JPH06258864A (ja) | 磁性トナー及びその製造方法 | |
| JPS60131545A (ja) | 現像方法 | |
| JP2962040B2 (ja) | 絶縁性磁性1成分トナーの現像方法 | |
| JPS58105166A (ja) | 乾式現像剤 | |
| JP3232903B2 (ja) | 静電潜像現像剤用キャリア | |
| JP3047073B2 (ja) | 高濃度現像方法 | |
| JPS5895748A (ja) | 転写型磁性トナ−粒子 | |
| JP3009436B2 (ja) | 現像方法 | |
| JP3047074B2 (ja) | 高濃度現像方法 | |
| JPH06149061A (ja) | 静電荷像現像方法 | |
| JPH11282213A (ja) | キャリア | |
| JPS62182761A (ja) | 反転現像方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |