JPH0528219A - 論理シミユレータ - Google Patents

論理シミユレータ

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JPH0528219A
JPH0528219A JP3182248A JP18224891A JPH0528219A JP H0528219 A JPH0528219 A JP H0528219A JP 3182248 A JP3182248 A JP 3182248A JP 18224891 A JP18224891 A JP 18224891A JP H0528219 A JPH0528219 A JP H0528219A
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transistor strength
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Kenji Shimazaki
健二 島崎
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 論理シミュレータにおける信号強度を高速に
高圧縮し、かつ記憶領域を節約する。 【構成】 論理回路データ記憶部101に記憶された論
理回路構造を部分回路作成部102によって部分回路に
分割し、記憶する。第1のトランジスタ強度設定部10
4によって部分回路毎に第1のトランジスタ強度を設定
し記憶する。第1のトランジスタ強度を圧縮し第2のト
ランジスタ強度を設定するために、第2のトランジスタ
強度設定制御部109を用いる。第2のトランジスタ強
度初期化部108とを用いた後、衝突テーブルを満たす
ように第2のトランジスタ強度設定部110を制御す
る。第2のトランジスタ強度と論理回路データ記憶部1
01に記憶された論理回路構成と論理回路入力信号とか
ら論理シミュレーション部112によって論理回路の出
力値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号強度を備えた論理シ
ミュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の信号強度を備えた論理シミュレー
タは、アイイーイーイートランザクション オン コン
ピュータ エイディッド デザイン(IEEETRANSACTIONS
COMPUTER-AIDED DESIGN),VOL.9,NO.7,pp696-707,
JULY 1990 に掲載の"Automatic Modeling of Switch-L
evel Networks Using Partial Orders"等に掲載されて
いる。
【0003】一般的な論理シミュレータでは論理回路を
高速にシミュレートするため、以下のような処理を行な
っている。論理シミュレータにおける信号は電圧を表す
信号論理値と、電流を表す信号強度から構成される。ト
ランジスタの電流駆動能力を表すためにトランジスタ強
度を用いる。信号強度とトランジスタ強度には整数値を
与える。信号は電源から発生し、発生点では信号論理値
として発生点の論理値0または1を持ち、信号強度とし
て最大のトランジスタ強度以上の値を持つ。信号はトラ
ンジスタを通過する際に信号強度がトランジスタ強度以
上の場合にはトランジスタ強度と等しくされる。信号の
衝突がおこった場合、強い信号強度を持つ信号が残る。
異なる論理値を持つ信号同士が衝突した場合、その信号
強度と同じ値のトランジスタ強度を持つトランジスタの
コンダクタンスがあまり変わらなければ、信号論理値は
不定値Xとなる。
【0004】トランジスタ強度値の設定にはトランジス
タのコンダクタンスの大きさの順に正の整数値を与えて
いく方法が一般的であった。しかし前記文献においては
シミュレーションの高速化のためにトランジスタ強度の
最大値を縮小する方法を用いている。前記文献による方
法の例を示す。図2に示す論理回路例はノードA,B,
C,D,E,F,G,H,Iを有するとともに、これら
のノードをソースまたはドレインまたはゲートノードと
するトランジスタN1,N2,N3,N4,N5,N
6,N7,P2,P3,P4,P5,P6,P7を有す
る。
【0005】まず、図2に示す論理回路を同一信号の伝
搬する領域に分ける。トランジスタではゲートノードか
らソース・ドレインノードへの信号の伝搬は無いため、
α・β・γの3つの部分回路に分割する。
【0006】以下では部分回路αに対してトランジスタ
強度を与える例を示す。まず部分回路内で信号が衝突し
た場合の結果の信号論理値を示す衝突結果テーブルを作
成する。図14は衝突結果テーブルの例である。横軸は
信号論理値1の信号の信号強度と同じ値のトランジスタ
強度を持つトランジスタを示している。縦軸は信号論理
値0の信号の信号強度と同じ値のトランジスタ強度を持
つトランジスタを示している。表は横軸に対応する信号
と縦軸に対応する信号の衝突結果の信号論理値を示して
おり、0は論理値0、1は論理値1、Xは不定値X、−
は衝突しないことを示す。−は信号の衝突結果には影響
しないので、0・1・Xのいづれに変更しても良いこと
とする。この条件で隣接する行同士の要素が同じで、前
記行番号と同じ列番号を持つ列同士の要素が同じなら
ば、行および列をまとめる。まとめられた行に対応する
トランジスタ同士には同じトランジスタ強度を与える。
【0007】この結果N1には1、N2には2、N3と
P2には3、P3とN4には4、N5とP4には5、P
5には6のトランジスタ強度が与えられる。
【0008】図15はシミュレーションで用いる衝突結
果テーブルである。横軸は信号論理値1の信号の信号強
度であり、縦軸は信号論理値0の信号の信号強度であ
る。前記衝突結果テーブルを用いてシミュレーション中
での信号の衝突の判断を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記部
分回路にトランジスタ強度を与える場合、N1には1、
N2とN4には2、N3とP2とN5とP4には3、P
3とP5には4を与えた方がトランジスタ強度の最大値
をより小さくできる。
【0010】また、同じ行要素および列要素を持つトラ
ンジスタの組を見つけるには部分回路内のトランジスタ
数Nに対して2×(N−1)×N回の要素の比較を行わ
なければならず、時間がかかる。
【0011】さらに、前記従来例では、各部分回路に対
して前記衝突結果テーブルを持たねばならず記憶領域を
多く必要とする。
【0012】本発明の第1の目的は、トランジスタ強度
の最大値を最小化し、またシミュレーション中で衝突結
果テーブルを必要としない論理シミュレータを提供する
ことにある。
【0013】第2の目的は前記最小化のために必要とす
る時間を短縮することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の請求項1記載の論理シミュレータ
は、論理回路網を同一信号の伝搬する領域を単位とする
部分回路に分割する回路分割手段と、前記部分回路中の
トランジスタ群をコンダクタンスの大きさの順に整列
し、コンダクタンスの比が指定した割合以下であるトラ
ンジスタ同士は同じ値となるように、順に第1のトラン
ジスタ強度を与える第1のトランジスタ強度設定手段
と、前記第1のトランジスタ強度と等しい値の信号強度
を持つ信号群のうちの任意の2つの信号が前記部分回路
中で衝突するか否かを得る衝突テーブル作成手段と、前
記第1のトランジスタ強度に対応する第2のトランジス
タ強度を初期化する第2のトランジスタ強度初期化手段
と、比較元第1のトランジスタ強度と比較先第1のトラ
ンジスタ強度が与えられた時に、前記比較先第1のトラ
ンジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度が前記
比較元第1のトランジスタ強度に対応する第2のトラン
ジスタ強度よりも小さいならば前記比較先第1のトラン
ジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度を(前記
比較元第1のトランジスタ強度に対応する第2のトラン
ジスタ強度+1)とする第2のトランジスタ強度設定手
段と、前記衝突テーブル作成手段と前記第2のトランジ
スタ強度初期化手段とを行った後に、前記比較元第1の
トランジスタ強度を前記部分回路に含まれる第1のトラ
ンジスタ強度の小さい方から順に設定し、前記比較元第
1のトランジスタ強度の各値に対して前記比較先第1の
トランジスタ強度に前記比較元第1のトランジスタ強度
よりも大きい前記部分回路に含まれる第1のトランジス
タ強度を順に設定して、前記第2のトランジスタ強度設
定手段を行う第2のトランジスタ強度設定制御手段とを
有することを要旨とする。
【0015】また第2の目的を達成するために本発明の
請求項2記載の論理シミュレータは衝突テーブル作成手
段として、前記部分回路中で衝突する2つの信号の第1
の信号強度の組を、小さい方を比較元第1の信号強度と
して、大きい方を比較先の第1の信号強度として、前記
比較元第1の信号強度の小さいものから順に記憶する手
段を有し、第2のトランジスタ強度設定制御手段とし
て、前記衝突テーブル作成手段と前記第2のトランジス
タ強度初期化手段とを行った後に、前記衝突テーブルの
先頭から順に比較元第1の信号強度および比較先第1の
信号強度を取り出し前記第2のトランジスタ強度設定手
段を行なう手段を有することを要旨とする。
【0016】また同じく第2の目的を達成するために本
発明の請求項3記載の論理シミュレータは第2のトラン
ジスタ強度設定制御手段として、前記部分回路内の第1
のトランジスタ強度が全て指定した値以下であれば第1
のトランジスタ強度を第2のトランジスタ強度とする手
段を有することを要旨とする。
【0017】
【作用】本発明の請求項1記載の論理シミュレータで
は、論理回路網を、同一信号の伝搬する領域を単位とす
る部分回路に分割し、前記部分回路中のトランジスタ群
をコンダクタンスの大きさの順に整列し、コンダクタン
スの比が指定した割合以下であるトランジスタ同士は同
じ値となるように、順に第1のトランジスタ強度を与
え、前記第1のトランジスタ強度と等しい値の信号強度
を持つ信号群のうちの任意の2つの信号が前記部分回路
中で衝突するか否かを衝突テーブルとして得、前記第1
のトランジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度
を初期化し、比較元第1のトランジスタ強度を前記部分
回路に含まれる第1のトランジスタ強度の小さい方から
順に設定し、前記比較元第1のトランジスタ強度の各値
に対して比較先第1のトランジスタ強度に前記比較元第
1のトランジスタ強度よりも大きい前記部分回路に含ま
れる第1のトランジスタ強度を順に設定して、前記比較
元第1のトランジスタ強度と前記比較先第1のトランジ
スタ強度に対して、前記比較先第1のトランジスタ強度
に対応する第2のトランジスタ強度が前記比較元第1の
トランジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度よ
りも小さいならば前記比較先第1のトランジスタ強度に
対応する第2のトランジスタ強度を(前記比較元第1の
トランジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度+
1)とする。
【0018】また、本発明の請求項2記載の論理シミュ
レータでは、部分回路中で衝突する2つの信号の第1の
信号強度の組を、小さい方を比較元第1の信号強度とし
て、大きい方を比較先の第1の信号強度として、前記比
較元第1の信号強度の小さいものから順に衝突テーブル
として記憶し、前記衝突テーブルの先頭から順に比較元
第1の信号強度および比較先第1の信号強度を取り出
す。
【0019】また、本発明の請求項3記載の論理シミュ
レータでは、前記部分回路内の第1のトランジスタ強度
が全て指定した値以下であれば第1のトランジスタ強度
を第2のトランジスタ強度とする。
【0020】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の請求項1の第1の実施例に
係わる論理シミュレータの構成を示す回路ブロック図で
ある。同図に示す論理シミュレータは、論理シミュレー
ションを行おうとする論理回路の論理回路構造と論理回
路入力信号とを記憶する論理回路データ記憶部101
と、前記論理回路構造をゲートノード以外のノードで接
続関係のあるトランジスタ群から構成される部分回路に
分割する部分回路作成部102と、前記部分回路作成部
102の作成した各部分回路の部分回路構造を記憶する
部分回路データ記憶部103と、前記部分回路を構成す
る各トランジスタに、コンダクタンスの小さい順に、コ
ンダクタンスの値が近い場合には同じ値になるように、
正の整数値を第1のトランジスタ強度として与える第1
のトランジスタ強度設定部104と、前記第1のトラン
ジスタ強度を記憶する第1のトランジスタ強度記憶部1
05と、前記第1のトランジスタ強度を前記部分回路を
構成するトランジスタが持つ場合に、異なる信号強度を
持つ信号同士が衝突するか否かを衝突テーブルとして得
る衝突テーブル作成部106と、前記衝突テーブルを記
憶する衝突テーブル記憶部107と、第2のトランジス
タ強度を1に初期化する第2のトランジスタ強度初期化
部108と、前記衝突テーブル作成部106と第2のト
ランジスタ強度初期化部108に命令を出し、その後信
号強度の小さい信号から順に比較元の信号として設定
し、比較元の信号よりも信号強度の大きい各信号を比較
先の信号として設定し、第2のトランジスタ強度設定部
110に命令する第2のトランジスタ強度設定制御部1
09と、前記衝突テーブルを参照した結果比較先の信号
と比較元の信号が衝突する場合で、かつ前記第2のトラ
ンジスタ強度を参照た結果比較先のトランジスタ強度が
比較元のトランジスタ強度以下の場合は、比較先の第2
のトランジスタ強度を(比較元の第2のトランジスタ強
度+1)とする第2のトランジスタ強度設定部110
と、前記第2のトランジスタ強度を記憶する第2のトラ
ンジスタ強度記憶部111と、前記第2のトランジスタ
強度を前記論理回路構造に与え、前記論理回路入力信号
データから論理回路の出力値を求める論理シミュレーシ
ョン部112と、前記論理回路の出力値を表示する表示
装置113とからなる。
【0021】次に、一例として図2に示すような論理回
路を図1に示す論理シミュレータによって解析する場合
について説明する。前記論理回路はノードA,B,C,
D,E,F,G,H,Iを有するとともに、これらのノ
ードをソースまたはドレインまたはゲートノードとする
トランジスタN1,N2,N3,N4,N5,N6,N
7,P2,P3,P4,P5,P6,P7を有する。
【0022】前記論理回路の論理回路構成は図3に示す
ような形式として前記論理回路データ記憶部101に予
め記憶されている。
【0023】部分回路作成部102は、前記論理回路構
成をゲートノード以外のノードで接続関係のあるトラン
ジスタ群から構成される部分回路α,β,γに分割し、
各々の部分回路構成を図4に示すような形式として部分
回路データ記憶部103に記憶する。以下では部分回路
αのみ考える。
【0024】第1のトランジスタ強度設定部104は部
分回路に含まれるトランジスタに、コンダクタンスの小
さい順に、コンダクタンスの値が近い場合は同じとなる
ように、第1のトランジスタ強度を決定し、図5に示す
ような形式として第1のトランジスタ強度記憶部105
に記憶する。ここではコンダクタンスの値が近いかどう
かを判定するためにコンダクタンスの比が1.1倍以下
は近いとした。
【0025】衝突テーブル作成部106は前記部分回路
内の信号が衝突するかどうかを図6に示すような形式で
衝突テーブル記憶部107に記憶する。
【0026】第2のトランジスタ強度初期化部108は
第1のトランジスタ強度に対応する第2のトランジスタ
強度を全て1に設定し、図8に示すような形式で第2の
トランジスタ強度記憶部111に記憶する。
【0027】第2のトランジスタ強度設定制御部109
は、図7に示すようなフロチャートを有し、衝突テーブ
ル作成部106と第2のトランジスタ強度初期化部10
8と第2のトランジスタ強度設定部110を制御する。
【0028】図7に示すフロチャートの説明をする。ま
ず衝突テーブル作成部106に命令を出し、衝突テーブ
ルを作成する(ステップ701)。次に第2のトランジ
スタ強度初期化部108に命令を出し、第2のトランジ
スタ強度を初期化する(ステップ702)。比較元の第
1のトランジスタ強度iは1から順に設定し、最大の第
1のトランジスタ強度n未満である間1ずつ増大させる
(ステップ703、704、711)。比較先の第1の
トランジスタ強度jは前記比較元の第1のトランジスタ
強度よりも大きければいずれを選んでも良いが、ここで
は(i+1)から順に設定し、n以下である間1ずつ増
大させる(ステップ705、706、710)。このよ
うにiとjを変化させながら、衝突テーブルを参照し、
信号強度iの信号と信号強度jの信号が衝突するならば
第2のトランジスタ強度設定部110に比較元がi、比
較先がjである場合の第2のトランジスタ強度を設定さ
せる(ステップ707〜709)。
【0029】第2のトランジスタ強度設定部110は第
2のトランジスタ強度記憶部111に記憶されている第
2のトランジスタ強度を参照し、比較先の第2のトラン
ジスタ強度が比較元の第2のトランジスタ強度よりも小
さい場合に比較先の第2のトランジスタ強度を(比較元
の第2のトランジスタ強度+1)として第2のトランジ
スタ強度記憶部111に記憶する。
【0030】図9はステップ710を行なう直前におけ
る第2のトランジスタ強度を示している。
【0031】次に論理シミュレーション部112は前記
論理回路データ記憶部101に記憶されている論理回路
構造と論理回路入力と、前記第2のトランジスタ強度記
憶部111に記憶されている第2のトランジスタ強度か
ら論理回路の出力値を算出し、出力装置113に出す。
【0032】以上のように本実施例によれば、衝突テー
ブルに示される条件のみを制約としているため、最大の
トランジスタ強度を最小化し、また、第1の信号強度設
定手段によって信号強度の等しい信号の衝突結果は不定
値となり信号強度の異なる信号の衝突結果は信号強度の
強い方の信号の信号論理値となるので、シミュレーショ
ン中で衝突結果テーブルを必要とせず、記憶領域を節約
する論理シミュレータを提供できる。
【0033】(実施例2)図10は本発明の請求項2に
係わる衝突テーブルの一例である。前記衝突テーブルは
複数のセル1101からなり、前記セル1101は比較
元の信号強度1102と比較先の信号強度1103と次
のセルへのポインタ1104とからなる。前記ポインタ
1104は比較元の第1のトランジスタ強度1102が
より大きいセルへのポインタとなっている。
【0034】図11は図10の衝突テーブルを用いた場
合の第2のトランジスタ強度設定制御部109のフロチ
ャートの一例である。
【0035】まず衝突テーブル作成部106に命令を出
し、衝突テーブルを作成する(ステップ1201)。次
に第2のトランジスタ強度初期化部108に命令を出
し、第2のトランジスタ強度を初期化する(ステップ1
202)。前記衝突テーブルの先頭のセルから比較先の
信号強度1102と比較元の信号強度1103とを取り
出しそれぞれi、jとする(ステップ1204)。第2
のトランジスタ強度設定部110に比較元がi、比較先
がjとして命令を出す(ステップ1205)。次のセル
へのポインタ1104をもとに他のセルについても行
う。次のセルへのポインタ1104の値がヌルとなった
ら終了する(ステップ1203)。
【0036】以上のように本実施例によれば、衝突テー
ブルの要素の参照回数を最小化するため、トランジスタ
強度の設定時間を節約できる。
【0037】(実施例3)図12は本発明の請求項3に
係わる論理シミュレータの構成を示す回路ブロック図で
ある。図1に示した回路ブロック図と異なる点は、第1
のトランジスタ強度設定部1301が第1のトランジス
タ強度を第2のトランジスタ強度記憶部1302に記憶
する点と、第1のトランジスタ強度記憶部105が無い
点と、第2のトランジスタ強度設定制御部1305が前
処理として前記第2のトランジスタ強度記憶部1302
に記憶されている第1のトランジスタ強度が指定値以下
ならば衝突テーブル作成部1303と第2のトランジス
タ強度初期化部1304と第2のトランジスタ強度設定
部1306に命令を出さず、第2のトランジスタ強度記
憶部1302に記憶されている第1のトランジスタ強度
をそのまま第2のトランジスタ強度として扱う点であ
る。
【0038】図13は第2のトランジスタ強度設定制御
部1305におけるフロチャートの例である。図7と異
なる点は第1のトランジスタ強度を指定した値と比較す
るステップ1401が増えた点である。
【0039】以上のように本実施例によれば、第1のト
ランジスタ強度が指定値以下の場合、第1のトランジス
タ強度を第2のトランジスタ強度として扱うため、第2
のトランジスタ強度の設定時間を節約し、結局トランジ
スタ強度の設定時間を節約できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1は衝突テ
ーブルに示される条件のみを制約としているため、最大
のトランジスタ強度を最小化する。また、第1の信号強
度設定手段によって信号強度の等しい信号の衝突結果は
不定値となり信号強度の異なる信号の衝突結果は信号強
度の強い方の信号の信号論理値となるので、シミュレー
ション中で衝突結果テーブルを必要とせず、記憶領域を
節約する。
【0041】また、本発明の請求項2は衝突テーブルの
要素の参照回数を最小化するため、トランジスタ強度の
設定時間を節約する。
【0042】また、本発明の請求項3は第1のトランジ
スタ強度が指定値以下の場合、第1のトランジスタ強度
を第2のトランジスタ強度として扱うため、第2のトラ
ンジスタ強度の設定時間を節約し、結局トランジスタ強
度の設定時間を節約する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の一実施例に係わる論理シミ
ュレータの構成図
【図2】論理回路の一例を示した図
【図3】論理回路の構成図
【図4】部分回路の構成図
【図5】第1のトランジスタ強度の一例を示した図
【図6】衝突テーブルの一例を示した図
【図7】トランジスタ強度設定制御部におけるフロチャ
ート図
【図8】初期化した第2のトランジスタ強度の一例を示
した図
【図9】設定途中の第2のトランジスタ強度の一例を示
した図
【図10】本発明の請求項2の一実施例に係わる衝突テ
ーブルの一例を示した図
【図11】本発明の請求項2の一実施例に係わる第2の
トランジスタ強度設定制御部におけるフロチャート図
【図12】本発明の請求項3の一実施例に係わる論理シ
ミュレータの構成図
【図13】本発明の請求項3の一実施例に係わる第2の
トランジスタ強度設定制御部におけるフロチャート
【図14】従来例における衝突結果テーブルの一例を示
した図
【図15】シミュレーションで用いる衝突結果テーブル
を示した図
【符号の説明】
101 論理回路データ記憶部 102 部分回路作成部 103 部分回路データ記憶部 104 第1のトランジスタ強度設定部 105 第1のトランジスタ強度記憶部 106 衝突テーブル作成部 107 衝突テーブル記憶部 108 第2のトランジスタ強度初期化部 109 第2のトランジスタ強度設定制御部 110 第2のトランジスタ強度設定部 111 第2のトランジスタ強度記憶部 112 論理シミュレーション部 113 表示装置 1101 セル 1102 比較元信号強度 1103 比較先信号強度 1104 次のセルへのポインタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理回路網を同一信号の伝搬する領域を単
    位とする部分回路に分割する回路分割手段と、前記部分
    回路中のトランジスタ群をコンダクタンスの大きさの順
    に整列し、コンダクタンスの比が指定した割合以下であ
    るトランジスタ同士は同じ値となるように順に第1のト
    ランジスタ強度を与える第1のトランジスタ強度設定手
    段と、前記第1のトランジスタ強度と等しい値の信号強
    度を持つ信号群のうちの任意の2つの信号が前記部分回
    路中で衝突するか否かを得る衝突テーブル作成手段と、
    前記第1のトランジスタ強度に対応する第2のトランジ
    スタ強度を初期化する第2のトランジスタ強度初期化手
    段と、比較元第1のトランジスタ強度と比較先第1のト
    ランジスタ強度が与えられた時に、前記比較先第1のト
    ランジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度が前
    記比較元第1のトランジスタ強度に対応する第2のトラ
    ンジスタ強度よりも小さいならば前記比較先第1のトラ
    ンジスタ強度に対応する第2のトランジスタ強度を(前
    記比較元第1のトランジスタ強度に対応する第2のトラ
    ンジスタ強度+1)とする第2のトランジスタ強度設定
    手段と、前記衝突テーブル作成手段と前記第2のトラン
    ジスタ強度初期化手段とを行った後に、前記比較元第1
    のトランジスタ強度を前記部分回路に含まれる第1のト
    ランジスタ強度の小さい方から順に設定し、前記比較元
    第1のトランジスタ強度の各値に対して前記比較先第1
    のトランジスタ強度に、前記比較元第1のトランジスタ
    強度よりも大きい前記部分回路に含まれる第1のトラン
    ジスタ強度を順に設定して、前記第2のトランジスタ強
    度設定手段を行う第2のトランジスタ強度設定制御手段
    とを有することを特徴とする論理シミュレータ。
  2. 【請求項2】衝突テーブル作成手段として、前記部分回
    路中で衝突する2つの信号の第1の信号強度の組を、小
    さい方を比較元第1の信号強度として、大きい方を比較
    先の第1の信号強度として、前記比較元第1の信号強度
    の小さいものから順に記憶する手段を有し、第2のトラ
    ンジスタ強度設定制御手段として、前記衝突テーブル作
    成手段と前記第2のトランジスタ強度初期化手段とを行
    った後に、前記衝突テーブルの先頭から順に比較元第1
    の信号強度および比較先第1の信号強度を取り出し前記
    第2のトランジスタ強度設定手段を行なう手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の論理シミュレータ。
  3. 【請求項3】第2のトランジスタ強度設定制御手段とし
    て、前記部分回路の第1のトランジスタ強度が全て指定
    した値以下であれば第1のトランジスタ強度を第2のト
    ランジスタ強度とする手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の論理シミュレータ。
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