JPH05282631A - 磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構 - Google Patents
磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構Info
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- JPH05282631A JPH05282631A JP7808992A JP7808992A JPH05282631A JP H05282631 A JPH05282631 A JP H05282631A JP 7808992 A JP7808992 A JP 7808992A JP 7808992 A JP7808992 A JP 7808992A JP H05282631 A JPH05282631 A JP H05282631A
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- cleaning
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- drum
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で、クリーニング毎にクリーニン
グ部材のヘッド接触位置を変えてクリーニング効果を向
上させる。 【構成】 第1のアーム部材13と第2のアーム部材1
4から成るアーム部材を、シャーシ2上のドラム3の近
傍に支軸12を介して揺動自在に支持する。第2のアー
ム部材14の先端部14bにワンウェイクラッチを介し
てクリーニング部材17を一方向に回転自在に支持す
る。第1のアーム部材13の基端部13c側にはテープ
カセットをローディング,アンローディングさせる駆動
ギヤ35によりベースプレート11上を往復移動するス
ライド板18を連繋する。このスライド板18の往復移
動により、アーム部材を揺動させてクリーニング部材1
7がドラム3の外周面3cに接触した時に、クリーニン
グ部材17を一方向に回転させ、ドラム3の外周面3c
より突出して回転する回転ヘッド4をクリーニングす
る。
グ部材のヘッド接触位置を変えてクリーニング効果を向
上させる。 【構成】 第1のアーム部材13と第2のアーム部材1
4から成るアーム部材を、シャーシ2上のドラム3の近
傍に支軸12を介して揺動自在に支持する。第2のアー
ム部材14の先端部14bにワンウェイクラッチを介し
てクリーニング部材17を一方向に回転自在に支持す
る。第1のアーム部材13の基端部13c側にはテープ
カセットをローディング,アンローディングさせる駆動
ギヤ35によりベースプレート11上を往復移動するス
ライド板18を連繋する。このスライド板18の往復移
動により、アーム部材を揺動させてクリーニング部材1
7がドラム3の外周面3cに接触した時に、クリーニン
グ部材17を一方向に回転させ、ドラム3の外周面3c
より突出して回転する回転ヘッド4をクリーニングす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転ヘッドを用いた
VTR(ビデオテープレコーダ)等において常に良好な
記録,再生状態を得るために、上記回転ヘッドを自動的
にクリーニングするようにした磁気記録再生装置の回転
ヘッドクリーニング機構に関する。
VTR(ビデオテープレコーダ)等において常に良好な
記録,再生状態を得るために、上記回転ヘッドを自動的
にクリーニングするようにした磁気記録再生装置の回転
ヘッドクリーニング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置としてのVTRの回転
ヘッドは高速で磁気テープを走査するので、磁気テープ
の磁性粉が付着しやすく、また、磁性粉以外の汚れも着
きやすく、回転ヘッドに磁性粉等が付着すると記録,再
生に支障をきたす虞れがある。そのため、ユーザがヘッ
ドクリーニングのための特別の操作をしなくとも回転ヘ
ッドを自動的にクリーニングするようにした回転ヘッド
クリーニング機構が、例えば、実開昭60−40014
号公報に開示されている。これを、図7〜図9によって
具体的に説明すると、40は磁気記録再生装置としての
Uローディング方式のVTR(ビデオテープレコーダ)
であり、ドラム41の外周面中央に突出して回転する回
転ヘッド42を有している。また、50はその回転ヘッ
ドクリーニング機構であり、上記ドラム41の外周面近
傍のテープカセット45内に収納された磁気テープ46
が巻付けられない位置であるテープローディング用の各
テープガイド43,44間に設けられている。この回転
ヘッドクリーニング機構50は、図8,図9に示すよう
に、シャーシ51上に立設された支持部材52上に固定
の支持板53上に摺動するスライド板54と、これら支
持板53とスライド板54間に介在され、該スライド板
54をドラム41の外周面側に接近する方向に付勢する
圧縮コイルバネ55と、上記スライド板54をドラム4
1から離間する方向に移動させるソレノイドプランジャ
56と、上記スライド板54の先端下面に固定垂下され
た雄ねじ状のスピンドル57と、このスピンドル57に
螺合され上半大径部がウォームホイル部58aになって
いる円筒状の移動部材58と、この移動部材58の下半
小径部58bにベアリング59を介して回転自在に支持
された不織布等を複数層に巻付けて円筒状にしたクリー
ニング部材60と、上記スライド板54の下方に回転自
在に取付けられ上記ウォームホイル部58aに噛合する
ウォームギア61と、このウォームギア61をスライド
板54がドラム41の外周面に近接した時に一方向に回
転させるラチェットプーリ63,ラチェット爪64,引
張りコイルバネ65で成るラチェット機構62とで大略
構成されている。
ヘッドは高速で磁気テープを走査するので、磁気テープ
の磁性粉が付着しやすく、また、磁性粉以外の汚れも着
きやすく、回転ヘッドに磁性粉等が付着すると記録,再
生に支障をきたす虞れがある。そのため、ユーザがヘッ
ドクリーニングのための特別の操作をしなくとも回転ヘ
ッドを自動的にクリーニングするようにした回転ヘッド
クリーニング機構が、例えば、実開昭60−40014
号公報に開示されている。これを、図7〜図9によって
具体的に説明すると、40は磁気記録再生装置としての
Uローディング方式のVTR(ビデオテープレコーダ)
であり、ドラム41の外周面中央に突出して回転する回
転ヘッド42を有している。また、50はその回転ヘッ
ドクリーニング機構であり、上記ドラム41の外周面近
傍のテープカセット45内に収納された磁気テープ46
が巻付けられない位置であるテープローディング用の各
テープガイド43,44間に設けられている。この回転
ヘッドクリーニング機構50は、図8,図9に示すよう
に、シャーシ51上に立設された支持部材52上に固定
の支持板53上に摺動するスライド板54と、これら支
持板53とスライド板54間に介在され、該スライド板
54をドラム41の外周面側に接近する方向に付勢する
圧縮コイルバネ55と、上記スライド板54をドラム4
1から離間する方向に移動させるソレノイドプランジャ
56と、上記スライド板54の先端下面に固定垂下され
た雄ねじ状のスピンドル57と、このスピンドル57に
螺合され上半大径部がウォームホイル部58aになって
いる円筒状の移動部材58と、この移動部材58の下半
小径部58bにベアリング59を介して回転自在に支持
された不織布等を複数層に巻付けて円筒状にしたクリー
ニング部材60と、上記スライド板54の下方に回転自
在に取付けられ上記ウォームホイル部58aに噛合する
ウォームギア61と、このウォームギア61をスライド
板54がドラム41の外周面に近接した時に一方向に回
転させるラチェットプーリ63,ラチェット爪64,引
張りコイルバネ65で成るラチェット機構62とで大略
構成されている。
【0003】そして、この回転ヘッドクリーニング機構
50でドラム41の回転ヘッド42の先端に付着した磁
性粉等の付着物を除去する場合に、図8に示す状態から
ソレノイドプランジャ56を駆動させて、該ソレノイド
プランジャ56の係止部56aとスライド板54の係止
片54aとの係止状態を解除すると、図9に示すよう
に、上記スライド板54は圧縮コイルバネ55の圧縮力
によりドラム41の外周面側に移動する。このスライド
板54の移動に伴ってクリーニング部材60はドラム4
1の外周面に当接すると共に回転ヘッド42に圧接しな
がら回転する。これにより、上記回転ヘッド42に付着
した磁性粉等の付着物がクリーニングされる。このクリ
ーニング中にクリーニング部材60が回転することによ
り該クリーニング部材60の回転ヘッド42とのヘッド
接触位置は、接触する毎に該クリーニング部材60の軸
回り方向に変位する。また、上記スライド板54の移動
に伴って、クリーニング部材60はラチェット機構62
等を介して下方に徐々に移動する。そして、上記クリー
ニングを繰り返すたびに、クリーニング部材60は徐々
にその軸方向にも変位し、上記回転ヘッド42とのヘッ
ド接触位置を徐々に変位させる。
50でドラム41の回転ヘッド42の先端に付着した磁
性粉等の付着物を除去する場合に、図8に示す状態から
ソレノイドプランジャ56を駆動させて、該ソレノイド
プランジャ56の係止部56aとスライド板54の係止
片54aとの係止状態を解除すると、図9に示すよう
に、上記スライド板54は圧縮コイルバネ55の圧縮力
によりドラム41の外周面側に移動する。このスライド
板54の移動に伴ってクリーニング部材60はドラム4
1の外周面に当接すると共に回転ヘッド42に圧接しな
がら回転する。これにより、上記回転ヘッド42に付着
した磁性粉等の付着物がクリーニングされる。このクリ
ーニング中にクリーニング部材60が回転することによ
り該クリーニング部材60の回転ヘッド42とのヘッド
接触位置は、接触する毎に該クリーニング部材60の軸
回り方向に変位する。また、上記スライド板54の移動
に伴って、クリーニング部材60はラチェット機構62
等を介して下方に徐々に移動する。そして、上記クリー
ニングを繰り返すたびに、クリーニング部材60は徐々
にその軸方向にも変位し、上記回転ヘッド42とのヘッ
ド接触位置を徐々に変位させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回転ヘッドクリーニング機構50では、クリーニング部
材60が回転ヘッド42に接触したクリーニング時でな
ければ、クリーニング部材60のヘッド接触位置を軸の
回り方向に変位させることが出来ない欠点があった。ま
た、クリーニング部材60を軸方向に変位させるために
はラチェット機構62等を必要とし、さらに、クリーニ
ング部材60の駆動源としては高価なソレノイドプラン
ジャ56等が必要不可欠であるため、その分部品点数が
多くなってヘッドクリーニング機構50の全体構造が複
雑になると共にコスト高になる不利点があった。尚、回
転ヘッドクリーニング機構50の設置場所もドラム41
の磁気テープ45が巻付けられない狭い部分に限定さ
れ、設置上の制約を受ける欠点があった。
回転ヘッドクリーニング機構50では、クリーニング部
材60が回転ヘッド42に接触したクリーニング時でな
ければ、クリーニング部材60のヘッド接触位置を軸の
回り方向に変位させることが出来ない欠点があった。ま
た、クリーニング部材60を軸方向に変位させるために
はラチェット機構62等を必要とし、さらに、クリーニ
ング部材60の駆動源としては高価なソレノイドプラン
ジャ56等が必要不可欠であるため、その分部品点数が
多くなってヘッドクリーニング機構50の全体構造が複
雑になると共にコスト高になる不利点があった。尚、回
転ヘッドクリーニング機構50の設置場所もドラム41
の磁気テープ45が巻付けられない狭い部分に限定さ
れ、設置上の制約を受ける欠点があった。
【0005】そこで、この発明は、クリーニング前にク
リーニング部材のヘッド接触位置を変位させることがで
きると共に、構造が簡単で低コストで製造することがで
きる記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構を提供
するものである。
リーニング部材のヘッド接触位置を変位させることがで
きると共に、構造が簡単で低コストで製造することがで
きる記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ドラムの外周面の突出位
置に回転ヘッドを回転自在に設け、この回転ヘッドにク
リーニング部材を接触させて該回転ヘッドをクリーニン
グするようにした磁気記録再生装置の回転ヘッドクリー
ニング機構において、上記ドラムの近傍位置に揺動自在
に支持されたアーム部材と、このアーム部材の先端部側
にワンウェイクラッチを介して一方向に回転自在に支持
されたクリーニング部材と、上記アーム部材の基端部側
に連繋され、該アーム部材を揺動させて上記クリーニン
グ部材が上記ドラムの外周面に接触した時に該クリーニ
ング部材を一方向に回転させるアクチュエータとを備
え、このアクチュエータを、テープカセットを昇降動さ
せる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で構成して
ある。
置に回転ヘッドを回転自在に設け、この回転ヘッドにク
リーニング部材を接触させて該回転ヘッドをクリーニン
グするようにした磁気記録再生装置の回転ヘッドクリー
ニング機構において、上記ドラムの近傍位置に揺動自在
に支持されたアーム部材と、このアーム部材の先端部側
にワンウェイクラッチを介して一方向に回転自在に支持
されたクリーニング部材と、上記アーム部材の基端部側
に連繋され、該アーム部材を揺動させて上記クリーニン
グ部材が上記ドラムの外周面に接触した時に該クリーニ
ング部材を一方向に回転させるアクチュエータとを備
え、このアクチュエータを、テープカセットを昇降動さ
せる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で構成して
ある。
【0007】また、請求項2記載の発明の磁気記録再生
装置の回転ヘッドクリーニング機構は、ドラムの近傍位
置に揺動自在に支持された第1のアーム部材と、この第
1のアーム部材の先端部側に揺動自在に支持された第2
のアーム部材と、この第2のアーム部材の先端部側にワ
ンウェイクラッチを介して一方向に回転自在に支持され
たクリーニング部材と、上記第1のアーム部材の基端部
側に連繋され、該第1のアーム部材と第2のアーム部材
とを上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接触
するまでは同一方向に揺動させると共に、接触後は反対
方向に揺動させて上記クリーニング部材が上記ドラムの
外周面に接触した時に該クリーニング部材を一方向に回
転させるアクチュエータと、上記第1のアーム部材と第
2のアーム部材間に介在され、上記クリーニング部材を
上記ドラムの外周面に接触する方向に付勢させる弾性部
材とを備え、上記アクチュエータを、テープカセットを
昇降動させる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で
構成してある。
装置の回転ヘッドクリーニング機構は、ドラムの近傍位
置に揺動自在に支持された第1のアーム部材と、この第
1のアーム部材の先端部側に揺動自在に支持された第2
のアーム部材と、この第2のアーム部材の先端部側にワ
ンウェイクラッチを介して一方向に回転自在に支持され
たクリーニング部材と、上記第1のアーム部材の基端部
側に連繋され、該第1のアーム部材と第2のアーム部材
とを上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接触
するまでは同一方向に揺動させると共に、接触後は反対
方向に揺動させて上記クリーニング部材が上記ドラムの
外周面に接触した時に該クリーニング部材を一方向に回
転させるアクチュエータと、上記第1のアーム部材と第
2のアーム部材間に介在され、上記クリーニング部材を
上記ドラムの外周面に接触する方向に付勢させる弾性部
材とを備え、上記アクチュエータを、テープカセットを
昇降動させる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で
構成してある。
【0008】
【作用】回転ヘッドクリーニング機構を、ドラムの近傍
位置に揺動自在に支持されたアーム部材と、このアーム
部材の先端部側にワンウェイクラッチを介して一方向に
回転自在に支持されたクリーニング部材と、上記アーム
部材の基端部側に連繋され、該アーム部材を揺動させて
上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接触した
時に該クリーニング部材を一方向に回転させるアクチュ
エータとで構成したので、クリーニング前に上記クリー
ニング部材を一方向に少し回転させてクリーニング部材
のヘッド接触位置は回転ヘッドに接触する前に変位し、
クリーニング毎に上記クリーニング部材のヘッド接触位
置が変わってクリーニング効果が向上する。
位置に揺動自在に支持されたアーム部材と、このアーム
部材の先端部側にワンウェイクラッチを介して一方向に
回転自在に支持されたクリーニング部材と、上記アーム
部材の基端部側に連繋され、該アーム部材を揺動させて
上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接触した
時に該クリーニング部材を一方向に回転させるアクチュ
エータとで構成したので、クリーニング前に上記クリー
ニング部材を一方向に少し回転させてクリーニング部材
のヘッド接触位置は回転ヘッドに接触する前に変位し、
クリーニング毎に上記クリーニング部材のヘッド接触位
置が変わってクリーニング効果が向上する。
【0009】また、上記アーム部材を第1のアーム部材
と第2のアーム部材とで構成し、これら第1のアーム部
材と第2のアーム部材とを上記クリーニング部材が上記
ドラムの外周面に接触するまでは同一方向に揺動させる
と共に、接触後は反対方向に揺動させるようにしたの
で、クリーニング前に上記クリーニング部材は確実に一
方向に少し回転して該クリーニング部材のヘッド接触位
置は確実に変位し、クリーニング毎にクリーニング部材
のヘッド接触位置が変わってクリーニング効果がより一
層向上する。
と第2のアーム部材とで構成し、これら第1のアーム部
材と第2のアーム部材とを上記クリーニング部材が上記
ドラムの外周面に接触するまでは同一方向に揺動させる
と共に、接触後は反対方向に揺動させるようにしたの
で、クリーニング前に上記クリーニング部材は確実に一
方向に少し回転して該クリーニング部材のヘッド接触位
置は確実に変位し、クリーニング毎にクリーニング部材
のヘッド接触位置が変わってクリーニング効果がより一
層向上する。
【0010】さらに、クリーニング部材を一方向に回転
させるアクチュエータを、テープカセットを昇,降動
(アンローディング,ローディング)させる駆動ギヤに
より往復移動するスライド板で構成したので、従来のよ
うな高価なソレノイドプランジャ等が不要となると共
に、部品点数が大幅に削減でき、回転ヘッドクリーニン
グ機構全体の構造の簡素化及び低コスト化が図られる。
これにより、テープカセットがローディング,アンロー
ディングされる間に、回転ヘッドのクリーニング作業が
完了し、テープカセットのテープローディング,テープ
アンローディングの際に、回転ヘッドクリーニング機構
がテープガイド等に接触して破損することはない。
させるアクチュエータを、テープカセットを昇,降動
(アンローディング,ローディング)させる駆動ギヤに
より往復移動するスライド板で構成したので、従来のよ
うな高価なソレノイドプランジャ等が不要となると共
に、部品点数が大幅に削減でき、回転ヘッドクリーニン
グ機構全体の構造の簡素化及び低コスト化が図られる。
これにより、テープカセットがローディング,アンロー
ディングされる間に、回転ヘッドのクリーニング作業が
完了し、テープカセットのテープローディング,テープ
アンローディングの際に、回転ヘッドクリーニング機構
がテープガイド等に接触して破損することはない。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
する。
【0012】図1,2において、1はUローディング方
式のVTR(磁気記録再生装置)であり、そのシャーシ
2上には所謂プロペラ回転方式のドラム3が傾斜して取
付けられている。このドラム3は、固定上ドラム3a
と、固定下ドラム3bとから構成されている。この固定
上ドラム3aと固定下ドラム3bとの間には隙間が形成
され、この隙間位置にはドラム3の外周面3cに突出す
る状態で回転する回転ヘッド4が設けられている。この
回転ヘッド4は、例えば,テープローディング/テープ
アンローディング時や再生モード時等の他に、カセット
ホルダー30の昇/降動(アンローディング/ローディ
ング)によるテープカセット45の装着時(カセットダ
ウン時)やイジェクト時(カセットアップ時)にも一定
時間回転するように構成されている。また、上記シャー
シ2上のドラム3の回りには上記テープカセット45内
から磁気テープをローディングするためのテープガイド
(いずれも図示しない)が移動するガイドレール5を配
置してある。
式のVTR(磁気記録再生装置)であり、そのシャーシ
2上には所謂プロペラ回転方式のドラム3が傾斜して取
付けられている。このドラム3は、固定上ドラム3a
と、固定下ドラム3bとから構成されている。この固定
上ドラム3aと固定下ドラム3bとの間には隙間が形成
され、この隙間位置にはドラム3の外周面3cに突出す
る状態で回転する回転ヘッド4が設けられている。この
回転ヘッド4は、例えば,テープローディング/テープ
アンローディング時や再生モード時等の他に、カセット
ホルダー30の昇/降動(アンローディング/ローディ
ング)によるテープカセット45の装着時(カセットダ
ウン時)やイジェクト時(カセットアップ時)にも一定
時間回転するように構成されている。また、上記シャー
シ2上のドラム3の回りには上記テープカセット45内
から磁気テープをローディングするためのテープガイド
(いずれも図示しない)が移動するガイドレール5を配
置してある。
【0013】上記シャーシ2上のドラム3の外周面3c
の近傍には、回転ヘッドクリーニング機構10が設けら
れている。この回転ヘッドクリーニング機構10は、シ
ャーシ2の一端側に併設するように固定されたベースプ
レート11と、このベースプレート11に立設された支
軸12を中心として時計,反時計方向に揺動するように
該支軸12に基部13aが回動自在に支持された第1の
アーム部材13と、この第1のアーム部材13の先端部
13bに立設した支軸15を中心として時計,反時計方
向に揺動するように該支軸15に基部14aが回動自在
に支持された第2のアーム部材14と、この第2のアー
ム部材14の先端部14b側にワンウェイクラッチを構
成する圧縮コイルバネ16を介して一方向(図3中矢印
C方向)に回転自在に支持されたクリーニング部材17
と、上記第1のアーム部材13の基端部13cに連繋さ
れ、該第1のアーム部材13と第2のアーム部材14と
を上記クリーニング部材17が上記ドラム3の外周面3
cに接触するまでは同一方向(図3中矢印Aで示す時計
方向)に揺動させると共に、接触後は反対方向(図3中
矢印A方向と矢印B方向)にそれぞれ揺動させて上記ク
リーニング部材17が上記ドラム3の外周面3cに接触
した時に該クリーニング部材17を一方向(図3中矢印
C方向)に少し回転させるスライド板(移動部材)18
と、第1のアーム部材13の中央寄りの起立部13dと
第2のアーム部材14の基端部14cの起立部14d間
に介在され、第2のアーム部材14の基端部14cが第
1のアーム部材13上の先端外側に起立した第1係止部
13eに当接する方向(第2のアーム部材14が時計方
向に揺動する方向)に付勢させる引張りコイルバネ(弾
性部材)19と、スライド板18をカセットホルダー3
0側に戻す引張りコイルバネ(弾性部材)20とで大略
構成されている。
の近傍には、回転ヘッドクリーニング機構10が設けら
れている。この回転ヘッドクリーニング機構10は、シ
ャーシ2の一端側に併設するように固定されたベースプ
レート11と、このベースプレート11に立設された支
軸12を中心として時計,反時計方向に揺動するように
該支軸12に基部13aが回動自在に支持された第1の
アーム部材13と、この第1のアーム部材13の先端部
13bに立設した支軸15を中心として時計,反時計方
向に揺動するように該支軸15に基部14aが回動自在
に支持された第2のアーム部材14と、この第2のアー
ム部材14の先端部14b側にワンウェイクラッチを構
成する圧縮コイルバネ16を介して一方向(図3中矢印
C方向)に回転自在に支持されたクリーニング部材17
と、上記第1のアーム部材13の基端部13cに連繋さ
れ、該第1のアーム部材13と第2のアーム部材14と
を上記クリーニング部材17が上記ドラム3の外周面3
cに接触するまでは同一方向(図3中矢印Aで示す時計
方向)に揺動させると共に、接触後は反対方向(図3中
矢印A方向と矢印B方向)にそれぞれ揺動させて上記ク
リーニング部材17が上記ドラム3の外周面3cに接触
した時に該クリーニング部材17を一方向(図3中矢印
C方向)に少し回転させるスライド板(移動部材)18
と、第1のアーム部材13の中央寄りの起立部13dと
第2のアーム部材14の基端部14cの起立部14d間
に介在され、第2のアーム部材14の基端部14cが第
1のアーム部材13上の先端外側に起立した第1係止部
13eに当接する方向(第2のアーム部材14が時計方
向に揺動する方向)に付勢させる引張りコイルバネ(弾
性部材)19と、スライド板18をカセットホルダー3
0側に戻す引張りコイルバネ(弾性部材)20とで大略
構成されている。
【0014】図6に示すように、前記ベースプレート1
1は中央部が段差になって折り曲げ形成された金属板か
ら成り、シャーシ2の一端側に突出した水平ブラケット
部2aにネジ21により固定してある。このベースプレ
ート11の後部側の外端縁に折り曲げ形成された矩形の
起立片部11aには一対のピン22,22を植設してあ
る。この一対のピン22,22に前記スライド板18の
一対の長孔18a,18aを挿入することにより、該ス
ライド板18は各長孔18aの長さ分前後方向に水平移
動自在になっている。また、ベースプレート11の起立
片部11aの切起部11bとスライド板18の切起部1
8bとの間に前記引張りコイルバネ20を介在してあ
る。さらに、ベースプレート11の先端側にはストッパ
としての係止片11cを上方に折り曲げ形成して突設し
てある。この係止片11cに上記第1のアーム部材13
の基端部13cの下面側に一体突出した係止部13gが
係止することにより、上記第1のアーム部材13の時計
方向の揺動範囲が一定範囲に規制されるようになってい
る。
1は中央部が段差になって折り曲げ形成された金属板か
ら成り、シャーシ2の一端側に突出した水平ブラケット
部2aにネジ21により固定してある。このベースプレ
ート11の後部側の外端縁に折り曲げ形成された矩形の
起立片部11aには一対のピン22,22を植設してあ
る。この一対のピン22,22に前記スライド板18の
一対の長孔18a,18aを挿入することにより、該ス
ライド板18は各長孔18aの長さ分前後方向に水平移
動自在になっている。また、ベースプレート11の起立
片部11aの切起部11bとスライド板18の切起部1
8bとの間に前記引張りコイルバネ20を介在してあ
る。さらに、ベースプレート11の先端側にはストッパ
としての係止片11cを上方に折り曲げ形成して突設し
てある。この係止片11cに上記第1のアーム部材13
の基端部13cの下面側に一体突出した係止部13gが
係止することにより、上記第1のアーム部材13の時計
方向の揺動範囲が一定範囲に規制されるようになってい
る。
【0015】上記第1及び第2のアーム部材13,14
は合成樹脂によりそれぞれ形成してある。この第1のア
ーム部材13の基端部13cは上記スライド板18の先
端寄りに折り曲げ形成された係止片18cに当接,離反
自在になっている。また、第1のアーム部材13の基端
部13c上に一体突出成形された係止部13hと上記ス
ライド板18の鉤形の先端部18dとの間にはリミッタ
バネとしての引張りコイルバネ23を介装してある。こ
の引張りコイルバネ23の引張り力により第1のアーム
部材13の係止部13gがベースプレート11の係止片
11cに当たるまで該第1のアーム部材13が時計方向
に揺動するようになっている。尚、第1のアーム部材1
3上の先端内側には第2係止部13fを一体突出成形し
てある。この第2係止部13fと第1係止部13e間で
第2のアーム部材14の基端部14cが揺動するように
なっている。また、上記第1,第2のアーム部材13,
14は、支軸12,15の先端に係止されたワッシャ1
2a,15aにより抜け止めされている。
は合成樹脂によりそれぞれ形成してある。この第1のア
ーム部材13の基端部13cは上記スライド板18の先
端寄りに折り曲げ形成された係止片18cに当接,離反
自在になっている。また、第1のアーム部材13の基端
部13c上に一体突出成形された係止部13hと上記ス
ライド板18の鉤形の先端部18dとの間にはリミッタ
バネとしての引張りコイルバネ23を介装してある。こ
の引張りコイルバネ23の引張り力により第1のアーム
部材13の係止部13gがベースプレート11の係止片
11cに当たるまで該第1のアーム部材13が時計方向
に揺動するようになっている。尚、第1のアーム部材1
3上の先端内側には第2係止部13fを一体突出成形し
てある。この第2係止部13fと第1係止部13e間で
第2のアーム部材14の基端部14cが揺動するように
なっている。また、上記第1,第2のアーム部材13,
14は、支軸12,15の先端に係止されたワッシャ1
2a,15aにより抜け止めされている。
【0016】図4に示すように、第2のアーム部材14
の下面の先端側には円筒部14eを一体垂下成形してあ
り、この円筒部14eに軸24を圧入してある。この軸
24にワッシャ25を介して前記クリーニング部材17
を回転自在に支持してある。このクリーニング部材17
は、上記軸24に回転自在に支持され、上面から中途部
にかけて環凹状の溝26aを有した合成樹脂製のローラ
26と、このローラ26の外周面に嵌合されたウレタン
製のスポンジから成るクリーニング材27とで構成され
ている。そして、上記ローラ26の溝26aと上記第2
のアーム部材14の円筒部14eの外周面に前記圧縮コ
イルバネ16を介在してある。この圧縮コイルバネ16
は、上記ローラ26の溝26aに反時計方向回りに回し
ながら挿入してあると共に、その一端をローラ26の溝
26aの所定位置に、他端を上記円筒部14eの外周面
の所定位置にそれぞれ係止することによりワンウェイク
ラッチとして機能するようになっている。これにより、
上記クリーニング部材17はクリーニング前に時計方向
の一方向にのみ回転するようになっている。
の下面の先端側には円筒部14eを一体垂下成形してあ
り、この円筒部14eに軸24を圧入してある。この軸
24にワッシャ25を介して前記クリーニング部材17
を回転自在に支持してある。このクリーニング部材17
は、上記軸24に回転自在に支持され、上面から中途部
にかけて環凹状の溝26aを有した合成樹脂製のローラ
26と、このローラ26の外周面に嵌合されたウレタン
製のスポンジから成るクリーニング材27とで構成され
ている。そして、上記ローラ26の溝26aと上記第2
のアーム部材14の円筒部14eの外周面に前記圧縮コ
イルバネ16を介在してある。この圧縮コイルバネ16
は、上記ローラ26の溝26aに反時計方向回りに回し
ながら挿入してあると共に、その一端をローラ26の溝
26aの所定位置に、他端を上記円筒部14eの外周面
の所定位置にそれぞれ係止することによりワンウェイク
ラッチとして機能するようになっている。これにより、
上記クリーニング部材17はクリーニング前に時計方向
の一方向にのみ回転するようになっている。
【0017】図6に示すように、スライド板18の基端
部18eは逆く字形に折曲げ形成されており、カセット
ホルダー30をカセットイジェクト位置からシャーシ2
上のカセット装着位置まで昇/降動(アンローディング
/ローディング)させる駆動ギヤ35のリブ35aによ
り押圧自在になっている。このカセットホルダー30は
テープカセット45より一回り大きい正面略凵字形に形
成してあり、その両外側面に各一対のピン31,32を
突設してある。このカセットホルダー30の各一対のピ
ン31,32は、図5に示すように、カセットホルダー
30の両外側面に対向するようにシャーシ2上に立設さ
れた一対のガイド板33,33のL字形の各一対の溝孔
33a,33bに遊嵌されている。また、カセットホル
ダー30の一方の外側面に突出した一方のピン31は他
方のピン32より長く形成してあり、一方のガイド板3
3の一方の溝孔33aより外に突出している。この一方
のピン31は上記駆動ギヤ35の略ト字形の係合溝孔3
5bに遊嵌されている。この駆動ギヤ35は一方のガイ
ド板33に支軸34を介して回動自在に支持してあると
共に、駆動ギヤ35の歯部35cを図示しないモータ等
により回転する中間ギヤ36に噛合させている。この駆
動ギヤ35の回動により、カセットホルダー30を一対
のガイド板33,33の各一対の溝孔33a,33bに
沿って昇降動させると共に、スライド板18を前後方向
に往復移動させるようになっている。尚、上記カセット
ホルダー30と一対のガイド板33,33と駆動ギヤ3
5及び中間ギヤ36等によりテープカセット45をロー
ディング/アンローディングさせるフロントローディン
グ機構が構成されている。
部18eは逆く字形に折曲げ形成されており、カセット
ホルダー30をカセットイジェクト位置からシャーシ2
上のカセット装着位置まで昇/降動(アンローディング
/ローディング)させる駆動ギヤ35のリブ35aによ
り押圧自在になっている。このカセットホルダー30は
テープカセット45より一回り大きい正面略凵字形に形
成してあり、その両外側面に各一対のピン31,32を
突設してある。このカセットホルダー30の各一対のピ
ン31,32は、図5に示すように、カセットホルダー
30の両外側面に対向するようにシャーシ2上に立設さ
れた一対のガイド板33,33のL字形の各一対の溝孔
33a,33bに遊嵌されている。また、カセットホル
ダー30の一方の外側面に突出した一方のピン31は他
方のピン32より長く形成してあり、一方のガイド板3
3の一方の溝孔33aより外に突出している。この一方
のピン31は上記駆動ギヤ35の略ト字形の係合溝孔3
5bに遊嵌されている。この駆動ギヤ35は一方のガイ
ド板33に支軸34を介して回動自在に支持してあると
共に、駆動ギヤ35の歯部35cを図示しないモータ等
により回転する中間ギヤ36に噛合させている。この駆
動ギヤ35の回動により、カセットホルダー30を一対
のガイド板33,33の各一対の溝孔33a,33bに
沿って昇降動させると共に、スライド板18を前後方向
に往復移動させるようになっている。尚、上記カセット
ホルダー30と一対のガイド板33,33と駆動ギヤ3
5及び中間ギヤ36等によりテープカセット45をロー
ディング/アンローディングさせるフロントローディン
グ機構が構成されている。
【0018】以上実施例のVTR1の回転ヘッドクリー
ニング機構10によれば、テープカセット45のカセッ
トローディング前において、フロントローディング機構
の駆動ギヤ35のリブ35aは図5に示す“O”の位置
にある。この時、スライド板18は図5に示す実線の初
期位置にあると共に、第1のアーム部材13と第2のア
ーム部材14は図1に示す実線の初期位置にある。この
初期位置からフロントローディング機構のカセットホル
ダー30にテープカセット45を入れると、ドラム3の
外周面3cより突出している回転ヘッド4が回転すると
共に、上記駆動ギヤ35が図5中反時計方向に回転す
る。これにより、上記駆動ギヤ35のリブ35aが図5
に示す“P”の位置で上記スライド板18の基端部18
eに当たって押圧して、該スライド板18を引張りコイ
ルバネ20の引張り力に抗してスライドさせる。駆動ギ
ヤ35のリブ35aが図5に示す“Q”の位置まで回転
すると、このリブ35aによりスライド板18が前側
(ベースプレート11の係止片11cより外側)に図5
で2点鎖線に示すように往動する。このスライド板18
の往動により、引張りコイルバネ23の引張り力により
第1のアーム部材13の基端部13cがベースプレート
11の係止片11c側へ揺動されることにより上記第1
のアーム部材13の先端部13b及び第2のアーム部材
14は図1の1点鎖線に示すように共に時計方向の同一
方向(図3に示す矢印A方向)にそれぞれ揺動して、第
2のアーム部材14の先端側に設けられたクリーニング
部材17がドラム3の外周面3cに当接する。
ニング機構10によれば、テープカセット45のカセッ
トローディング前において、フロントローディング機構
の駆動ギヤ35のリブ35aは図5に示す“O”の位置
にある。この時、スライド板18は図5に示す実線の初
期位置にあると共に、第1のアーム部材13と第2のア
ーム部材14は図1に示す実線の初期位置にある。この
初期位置からフロントローディング機構のカセットホル
ダー30にテープカセット45を入れると、ドラム3の
外周面3cより突出している回転ヘッド4が回転すると
共に、上記駆動ギヤ35が図5中反時計方向に回転す
る。これにより、上記駆動ギヤ35のリブ35aが図5
に示す“P”の位置で上記スライド板18の基端部18
eに当たって押圧して、該スライド板18を引張りコイ
ルバネ20の引張り力に抗してスライドさせる。駆動ギ
ヤ35のリブ35aが図5に示す“Q”の位置まで回転
すると、このリブ35aによりスライド板18が前側
(ベースプレート11の係止片11cより外側)に図5
で2点鎖線に示すように往動する。このスライド板18
の往動により、引張りコイルバネ23の引張り力により
第1のアーム部材13の基端部13cがベースプレート
11の係止片11c側へ揺動されることにより上記第1
のアーム部材13の先端部13b及び第2のアーム部材
14は図1の1点鎖線に示すように共に時計方向の同一
方向(図3に示す矢印A方向)にそれぞれ揺動して、第
2のアーム部材14の先端側に設けられたクリーニング
部材17がドラム3の外周面3cに当接する。
【0019】この状態から更に駆動ギヤ35のリブ35
aが回転して図5の“R”の位置までくると、図1の2
点鎖線に示すように、スライド板18の往動により第1
のアーム部材13の基端部13cの係止部13gがベー
スプレート11の係止片11cに当たると共に、上記第
1のアーム部材13の先端部13bは時計方向(図3に
示す矢印A方向)に揺動する一方、第2のアーム部材1
4は支軸15を中心として反時計方向(図3に示す矢印
B方向)に揺動する。この時に、上記クリーニング部材
17はドラム3の外周面3cに沿いながら当接して時計
方向(図3に示す矢印C方向)に少し回転する。このク
リーニング部材17が少し回転した直後に、ドラム3の
外周面3cの回りを回転ヘッド4が回転する。これによ
り、回転ヘッド4がクリーニング部材17に数回接触
し、該回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付着物が上記
クリーニング部材17によって確実に取り除かれてクリ
ーニングされる。尚、回転ヘッド4の回転時に、クリー
ニング部材17は回転しないが、クリーニング部材17
はウレタン製のスポンジ等で外層が構成されているの
で、回転ヘッド4が接触するときの衝撃は緩和されると
共に、該回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付着物を確
実に取り除いてクリーニングする。
aが回転して図5の“R”の位置までくると、図1の2
点鎖線に示すように、スライド板18の往動により第1
のアーム部材13の基端部13cの係止部13gがベー
スプレート11の係止片11cに当たると共に、上記第
1のアーム部材13の先端部13bは時計方向(図3に
示す矢印A方向)に揺動する一方、第2のアーム部材1
4は支軸15を中心として反時計方向(図3に示す矢印
B方向)に揺動する。この時に、上記クリーニング部材
17はドラム3の外周面3cに沿いながら当接して時計
方向(図3に示す矢印C方向)に少し回転する。このク
リーニング部材17が少し回転した直後に、ドラム3の
外周面3cの回りを回転ヘッド4が回転する。これによ
り、回転ヘッド4がクリーニング部材17に数回接触
し、該回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付着物が上記
クリーニング部材17によって確実に取り除かれてクリ
ーニングされる。尚、回転ヘッド4の回転時に、クリー
ニング部材17は回転しないが、クリーニング部材17
はウレタン製のスポンジ等で外層が構成されているの
で、回転ヘッド4が接触するときの衝撃は緩和されると
共に、該回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付着物を確
実に取り除いてクリーニングする。
【0020】このように、上記クリーニング前、即ち回
転ヘッド4が回転する前に、クリーニング部材17はド
ラム3の外周面3cに当接して少し回転するので、クリ
ーニング部材17が回転ヘッド4に接触する都度、該ク
リーニング部材17のヘッド接触位置を変位させること
ができる。これにより、回転ヘッド4をクリーニングす
る毎にクリーニング部材17のヘッド接触位置を常に変
えることができ、回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付
着物を確実にクリーニングすることができる。従って、
クリーニング効果をより一段と上げることができ、VT
R1の記録,再生時に支障を来すことがない。
転ヘッド4が回転する前に、クリーニング部材17はド
ラム3の外周面3cに当接して少し回転するので、クリ
ーニング部材17が回転ヘッド4に接触する都度、該ク
リーニング部材17のヘッド接触位置を変位させること
ができる。これにより、回転ヘッド4をクリーニングす
る毎にクリーニング部材17のヘッド接触位置を常に変
えることができ、回転ヘッド4に付着した磁性粉等の付
着物を確実にクリーニングすることができる。従って、
クリーニング効果をより一段と上げることができ、VT
R1の記録,再生時に支障を来すことがない。
【0021】そして、上記駆動ギヤ35が更に回転して
そのリブ35aが図5の“S”の位置までくると、カセ
ットホルダー30が下降し終わってカセットローディン
グが完了するが、この時、図5に示すように、駆動ギヤ
35のリブ35aはスライド板18の基端部18eの位
置から離れる。これにより、スライド板18は引張りコ
イルバネ20の引張り力により復動して元の初期位置に
戻る。これにより、第1のアーム部材13及び第2のア
ーム部材14も元の初期位置に戻るので、クリーニング
部材17はドラム3の外周面3cより離れてカセットロ
ーディング時のクリーニング作業が完了する。尚、VT
R1のテープローディング,記録,再生時等に、駆動ギ
ヤ35のリブ35aの位置は図5に示す“S”の位置に
あるが、スライド板18は元の初期位置に戻っているの
で、第1,第2のアーム13,14は引張りコイルバネ
23の引張り力により元の初期位置に戻っており、テー
プローディング等に支障を来すことがない。従って、回
転ヘッドクリーニング機構10のVTR1への設置場所
は比較的自由に決めることができ、従来のように、ドラ
ムの磁気テープが巻き付けられない狭い部分に制限され
ることがない。
そのリブ35aが図5の“S”の位置までくると、カセ
ットホルダー30が下降し終わってカセットローディン
グが完了するが、この時、図5に示すように、駆動ギヤ
35のリブ35aはスライド板18の基端部18eの位
置から離れる。これにより、スライド板18は引張りコ
イルバネ20の引張り力により復動して元の初期位置に
戻る。これにより、第1のアーム部材13及び第2のア
ーム部材14も元の初期位置に戻るので、クリーニング
部材17はドラム3の外周面3cより離れてカセットロ
ーディング時のクリーニング作業が完了する。尚、VT
R1のテープローディング,記録,再生時等に、駆動ギ
ヤ35のリブ35aの位置は図5に示す“S”の位置に
あるが、スライド板18は元の初期位置に戻っているの
で、第1,第2のアーム13,14は引張りコイルバネ
23の引張り力により元の初期位置に戻っており、テー
プローディング等に支障を来すことがない。従って、回
転ヘッドクリーニング機構10のVTR1への設置場所
は比較的自由に決めることができ、従来のように、ドラ
ムの磁気テープが巻き付けられない狭い部分に制限され
ることがない。
【0022】また、テープカセット45をカセットアン
ローディングする場合に、図示しないイジェクト釦を押
と、回転ヘッド4が回転すると共に、駆動ギヤ35が図
5中時計方向に回転する。この駆動ギヤ35の時計方向
の回転によりそのリブ35aによりスライド板18の基
端部18eが再び押圧されて前述のカセットローディン
グと同様に第1,第2のアーム部材13,14が揺動し
てクリーニング部材17により上記回転ヘッド4をクリ
ーニングし、上記駆動ギヤ35が初期位置に戻るとクリ
ーニング部材17も元の初期位置に戻ってクリーニング
が完了する。従って、回転ヘッド4は、テープカセット
45をカセットローディングする場合とカセットアンロ
ーディングする場合の2回クリーニングされる。
ローディングする場合に、図示しないイジェクト釦を押
と、回転ヘッド4が回転すると共に、駆動ギヤ35が図
5中時計方向に回転する。この駆動ギヤ35の時計方向
の回転によりそのリブ35aによりスライド板18の基
端部18eが再び押圧されて前述のカセットローディン
グと同様に第1,第2のアーム部材13,14が揺動し
てクリーニング部材17により上記回転ヘッド4をクリ
ーニングし、上記駆動ギヤ35が初期位置に戻るとクリ
ーニング部材17も元の初期位置に戻ってクリーニング
が完了する。従って、回転ヘッド4は、テープカセット
45をカセットローディングする場合とカセットアンロ
ーディングする場合の2回クリーニングされる。
【0023】このように、回転ヘッドクリーニング機構
10は、従来のように高価なアクチュエータとしてソレ
ノイドプランジャが不要となり、スライド板18の駆動
源はカセットホルダー30を昇降動させる駆動ギヤ35
で兼用されているので、従来のものに比べて部品点数を
大幅に削減することができ、全体の構造の簡略化及び製
造の低コスト化をより一段と図ることができる。
10は、従来のように高価なアクチュエータとしてソレ
ノイドプランジャが不要となり、スライド板18の駆動
源はカセットホルダー30を昇降動させる駆動ギヤ35
で兼用されているので、従来のものに比べて部品点数を
大幅に削減することができ、全体の構造の簡略化及び製
造の低コスト化をより一段と図ることができる。
【0024】尚、前記実施例によればワンウェイクラッ
チを圧縮コイルバネで構成したが、圧縮コイルバネ以外
の部材で構成してもよい。また、クリーニング部材のク
リーニング材はウレタン製のスポンジに限られず、不織
布等の吸収性の良いものであれば何でもよい。
チを圧縮コイルバネで構成したが、圧縮コイルバネ以外
の部材で構成してもよい。また、クリーニング部材のク
リーニング材はウレタン製のスポンジに限られず、不織
布等の吸収性の良いものであれば何でもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、磁気
記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構を、ドラム
の近傍位置に揺動自在に支持されたアーム部材と、この
アーム部材の先端部側にワンウェイクラッチを介して一
方向に回転自在に支持されたクリーニング部材と、上記
アーム部材の基端部側に連繋され、該アーム部材を揺動
させて上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接
触した時に該クリーニング部材を一方向に回転させるア
クチュエータとで構成したので、簡単な構造によりクリ
ーニング前にクリーニング部材を一方向に少し回転させ
てクリーニング部材のヘッド接触位置を変位させ、クリ
ーニング効果を上げることができる。
記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構を、ドラム
の近傍位置に揺動自在に支持されたアーム部材と、この
アーム部材の先端部側にワンウェイクラッチを介して一
方向に回転自在に支持されたクリーニング部材と、上記
アーム部材の基端部側に連繋され、該アーム部材を揺動
させて上記クリーニング部材が上記ドラムの外周面に接
触した時に該クリーニング部材を一方向に回転させるア
クチュエータとで構成したので、簡単な構造によりクリ
ーニング前にクリーニング部材を一方向に少し回転させ
てクリーニング部材のヘッド接触位置を変位させ、クリ
ーニング効果を上げることができる。
【0026】また、上記アーム部材を、第1のアーム部
材と第2のアーム部材とで構成し、これら第1のアーム
部材と第2のアーム部材とを上記クリーニング部材が上
記ドラムの外周面に接触するまでは同一方向に揺動させ
ると共に、接触後は反対方向に揺動させるように構成し
たので、上記クリーニング部材を確実に一方向に少し回
転させることができて該クリーニング部材のヘッド接触
位置をクリーニング前に確実に変位させることができ
る。これにより、クリーニング毎にクリーニング部材の
ヘッド接触位置を変えてクリーニング効果をより一層向
上させることができる。
材と第2のアーム部材とで構成し、これら第1のアーム
部材と第2のアーム部材とを上記クリーニング部材が上
記ドラムの外周面に接触するまでは同一方向に揺動させ
ると共に、接触後は反対方向に揺動させるように構成し
たので、上記クリーニング部材を確実に一方向に少し回
転させることができて該クリーニング部材のヘッド接触
位置をクリーニング前に確実に変位させることができ
る。これにより、クリーニング毎にクリーニング部材の
ヘッド接触位置を変えてクリーニング効果をより一層向
上させることができる。
【0027】さらに、上記クリーニング部材を一方向に
回転させるアクチュエータを、テープカセットを昇降動
させる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で構成し
たので、従来のような高価なソレノイドプランジャ等が
不要となって部品点数を大幅に削減することができると
共に、回転ヘッドクリーニング機構全体の構造の簡素化
及び低コスト化をより一段と図ることができる。
回転させるアクチュエータを、テープカセットを昇降動
させる駆動ギヤにより往復移動するスライド板で構成し
たので、従来のような高価なソレノイドプランジャ等が
不要となって部品点数を大幅に削減することができると
共に、回転ヘッドクリーニング機構全体の構造の簡素化
及び低コスト化をより一段と図ることができる。
【図1】この発明の一実施例を示すVTRの概略平面
図。
図。
【図2】上記VTRの概略正面図。
【図3】上記VTRの回転ヘッドクリーニング機構の平
面図。
面図。
【図4】上記回転ヘッドクリーニング機構の正面図。
【図5】上記回転ヘッドクリーニング機構の側面図。
【図6】上記回転ヘッドクリーニング機構の分解斜視
図。
図。
【図7】従来例のVTRの概略平面図。
【図8】従来例のVTRのクリーニング前の状態を示す
説明図。
説明図。
【図9】従来例のVTRのクリーニング状態を示す説明
図。
図。
1…VTR(磁気記録再生装置) 3…ドラム 3c…外周面 4…回転ヘッド 10…回転ヘッドクリーニング機構 13…第1のアーム部材 13b…先端部 13c…基端部 14…第2のアーム部材 14b…先端部 16…圧縮コイルバネ(ワンウェイクラッチ) 17…クリーニング部材 18…スライド板(アクチュエータ) 19…引張りコイルバネ(弾性部材) 35…駆動ギヤ 45…テープカセット
Claims (2)
- 【請求項1】 ドラムの外周面の突出位置に回転ヘッド
を回転自在に設け、この回転ヘッドにクリーニング部材
を接触させて該回転ヘッドをクリーニングするようにし
た磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構にお
いて、 上記ドラムの近傍位置に揺動自在に支持されたアーム部
材と、このアーム部材の先端部側にワンウェイクラッチ
を介して一方向に回転自在に支持されたクリーニング部
材と、上記アーム部材の基端部側に連繋され、該アーム
部材を揺動させて上記クリーニング部材が上記ドラムの
外周面に接触した時に該クリーニング部材を一方向に回
転させるアクチュエータとを備え、このアクチュエータ
を、テープカセットを昇降動させる駆動ギヤにより往復
移動するスライド板で構成したことを特徴とする磁気記
録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構。 - 【請求項2】 ドラムの外周面の突出位置に回転ヘッド
を回転自在に設け、この回転ヘッドにクリーニング部材
を接触させて該回転ヘッドをクリーニングするようにし
た磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構にお
いて、 上記ドラムの近傍位置に揺動自在に支持された第1のア
ーム部材と、この第1のアーム部材の先端部側に揺動自
在に支持された第2のアーム部材と、この第2のアーム
部材の先端部側にワンウェイクラッチを介して一方向に
回転自在に支持されたクリーニング部材と、上記第1の
アーム部材の基端部側に連繋され、該第1のアーム部材
と第2のアーム部材とを上記クリーニング部材が上記ド
ラムの外周面に接触するまでは同一方向に揺動させると
共に接触後は反対方向に揺動させて上記クリーニング部
材が上記ドラムの外周面に接触した時に該クリーニング
部材を一方向に回転させるアクチュエータと、上記第1
のアーム部材と第2のアーム部材間に介在され、上記ク
リーニング部材を上記ドラムの外周面に接触する方向に
付勢させる弾性部材とを備え、上記アクチュエータを、
テープカセットを昇降動させる駆動ギヤにより往復移動
するスライド板で構成したことを特徴とする磁気記録再
生装置の回転ヘッドクリーニング機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7808992A JPH05282631A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7808992A JPH05282631A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05282631A true JPH05282631A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13652128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7808992A Pending JPH05282631A (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 磁気記録再生装置の回転ヘッドクリーニング機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05282631A (ja) |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP7808992A patent/JPH05282631A/ja active Pending
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